JP2003162263A - 表示駆動装置及び駆動制御方法 - Google Patents

表示駆動装置及び駆動制御方法

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JP2003162263A JP2001361100A JP2001361100A JP2003162263A JP 2003162263 A JP2003162263 A JP 2003162263A JP 2001361100 A JP2001361100 A JP 2001361100A JP 2001361100 A JP2001361100 A JP 2001361100A JP 2003162263 A JP2003162263 A JP 2003162263A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示駆動装置における無駄な電力消費を排し
て、その消費電力を削減する表示モードを備えた表示駆
動装置及び駆動制御方法を提供すること。 【解決手段】 ソースドライバ1におけるプリチャージ
/ディスチャージスイッチ16のVAには液晶印加電圧
の最大電圧、VBには液晶印加電圧の最小電圧、が印加
され、省電力表示モードにおいて、全てのプリチャージ
/ディスチャージスイッチ16を、単色表示制御信号B
R、BGおよびBBによって一括して制御する。これに
より、プリチャージ/ディスチャージスイッチ16に印
加されているVAおよびVBが表示データ信号としてデ
ータ線DLに出力されて液晶表示パネル200に対して
全画面単色表示を行うことができる。この表示モードに
おいては、データレジスタ11、D/Aコンバータ12
およびオペアンプ14を用いないで表示することができ
るため、これらの動作を全て停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部入力される表
示信号に応じた表示信号電圧を、表示パネルの各データ
線に印加して、当該表示パネルの駆動を制御する表示駆
動装置、及びその表示駆動装置の駆動制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばアクティブマトリクス方式
の液晶表示パネルのソースドライバにおいては、デジタ
ル方式であれば、外部入力される表示信号のデータを一
旦、データレジスタに溜め込み、そのデータをD/A変
換することにより所定の階調数の表示を行うためのアナ
ログレベル(電位)に変換して、各データ線に印加する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな表示パネルを組み込んだ装置においては、必ずしも
常時フルカラーの表示を要求されるものではない。例え
ば、携帯電話では、待ち受け時に全画面をブルーバック
等の単色にしたり、パーシャル表示(部分表示)にした
り、8色キャラクタ表示を行ったりして、表示消費電力
を削減することが行われている。しかし、何れの表示モ
ードにおいてもデータレジスタやD/Aコンバータとい
った通常の表示経路を経て表示されるため、無駄な電力
消費があり、消費電力を十分に低減させることができな
かった。
【0004】本発明の課題は、表示駆動装置における無
駄な電力消費を排して、その消費電力を削減する表示モ
ードを備えた表示駆動装置及び駆動制御方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、マトリクス状に配列された
3原色からなる複数の表示画素と、該複数の表示画素に
接続される複数のデータ線と、複数の走査線と、を備え
る表示パネルに対して、外部入力される表示信号に応じ
た表示信号電圧を、前記表示パネルの各データ線に印加
して、当該表示パネルの駆動を制御する表示駆動装置に
おいて、所定期間中、前記表示パネルの各データ線に直
接、表示信号の最大電圧又は最小電圧を印加する直接印
加手段を備えることを特徴としている。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、所定期
間の間は、直接印加手段が直接、表示信号の最大電圧又
は最小電圧を各データ線に印加する。したがって、所定
期間においては、表示信号が外部入力されてから、各デ
ータ線に表示信号電圧を出力するまでに係る回路素子の
動作が原則不要となる。このため、これらの回路素子の
動作を停止させて、それらによる消費電力を削減するこ
とができ、表示駆動装置全体の消費電力を削減すること
ができる。
【0007】尚、所定期間とは、省電力表示を行い得る
任意の期間であって、例えば携帯電話における待ち受け
時や、パーソナルコンピュータにおける所定時間経過後
の入力待ち時のことである。直接印加手段を起動させる
ため、この所定期間の開始を示す指示信号を外部入力す
ることとしてもよい。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の表示駆動装置において、前記表示駆動装置は、前記
データ線毎に、当該データ線を表示信号の最大電圧電源
に接続する第1の接続手段と、表示信号の最小電圧電源
に接続する第2の接続手段と、を備え、前記直接印加手
段は、前記第1の接続手段と前記第2の接続手段を制御
することにより、前記各データ線に最大又は最小の表示
信号電圧を印加することを特徴としている。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、直接印
加手段は、データ線への表示信号の最大電圧又は最小電
圧の印加を、各データ線毎に設けられた第1の接続手段
と第2の接続手段の切り替えという、比較的単純な制御
によって実現することができる。
【0010】また、表示信号の最大電圧電源および表示
信号の最小電圧電源は、表示駆動装置に具備されている
従来の電源を利用することができる。即ち、例えば、デ
ジタル方式の液晶表示パネルにおいては、所定の最大電
圧と最小電圧間の電位差を分圧した電圧が、データ線に
印加されるのが一般的であり、内部的に最大電圧電源お
よび最小電圧電源を有している(これらの電源を生成す
る場合を含む。)のが通常である。また、プリチャージ
やディスチャージを行う機構を有する場合には、このプ
リチャージ及びディスチャージ用の電源を有している
(これらの電源を生成する場合を含む。)のが通常であ
る。こういった場合には、これらの従来の電源を利用す
ることで、表示信号最大電圧電源および表示信号最小電
圧電源とすることができる。
【0011】また、請求項3記載の発明のように、前記
表示駆動装置は、前記所定期間中において、前記表示パ
ネルに前記3原色の何れかを表示するための単色表示制
御信号を生成し、請求項2記載の表示駆動装置における
直接印加手段が、前記単色表示制御信号に基づいて、前
記表示パネルの前記複数のデータ線の内、同一色の表示
画素に接続される複数のデータ線に対応する前記第1の
接続手段と前記第2の接続手段とを共通に制御し、前記
単色表示制御信号に対応する色の表示画素を表示状態に
設定するように構成してもよい。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、例え
ば、表示パネルにR(赤)を表示させる単色表示制御信
号を生成して、この単色表示制御信号に基づいて、各色
毎の表示画素に接続される複数のデータ線に対応する各
接続手段を一括的に制御して、Rの表示画素を表示状態
に設定することができるため、表示駆動装置の消費電力
を削減するという効果に加えて、直接印加手段に係る回
路構成を簡単化することができる。
【0013】また、請求項4記載の発明のように、請求
項2記載の表示駆動装置における直接印加手段が、前記
所定期間中において、前記表示信号に基づく3原色のデ
ジタルデータ毎の最上位ビットの値に基づいて、前記デ
ジタルデータに対応する前記表示パネルのデータ線に備
える前記第1の接続手段と前記第2の接続手段を制御す
るように構成してもよい。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、表示駆
動装置の消費電力を削減するという効果に加えて、外部
入力される表示信号に基づく3原色のデジタルデータ毎
の最上位ビットの値に従った減色表示を実現することが
できる。すなわち、RGBの3原色の表示画素の組み合
わせにより、23=8色の減色表示が可能となる。
【0015】また、請求項5記載の発明のように、請求
項2〜4の何れかに記載の表示駆動装置の直接印加手段
が、更に、前記表示パネルの走査ライン毎に、前記第1
の接続手段と前記第2の接続手段を制御するように構成
してもよい。
【0016】この請求項5記載の発明によれば、走査ラ
インの単位で、直接印加手段が制御を行えるため、例え
ば、1つの画面の内、部分的に直接印加手段による制御
を行うといったことが可能となる。
【0017】また、請求項6記載の発明は、マトリクス
状に配列された3原色からなる複数の表示画素と、該複
数の表示画素に接続される複数のデータ線と、複数の走
査線と、を備える表示パネルに対する表示駆動装置の駆
動制御方法であって、外部入力される表示信号に応じた
表示信号電圧を前記表示パネルの各データ線に印加する
駆動制御を行う第1の手順と、所定の期間において、前
記表示パネルの各データ線に直接、表示信号の最大電圧
又は最小電圧を印加する駆動制御を行う第2の手順と、
を含むことを特徴としている。
【0018】この請求項6記載の発明によれば、第1の
手順においては、表示信号が外部入力されてから、各デ
ータ線に表示信号電圧を出力するという通常の信号経路
を通じた表示が行われるが、第2の手順においては、所
定の期間において、直接印加手段が直接、表示信号の最
大電圧又は最小電圧を各データ線に印加する。このた
め、フルカラーの表示(各画素の各階調に応じた表示)
をする必要があるときには、第1の手順による駆動制御
を行い、フルカラーで表示する必要のないとき(例え
ば、待ち受け時など)には、第2の手順による駆動制御
を行うようにすることができる。
【0019】そして、第2の手順においては、通常の信
号経路に係る回路素子の駆動が原則不要となる。このた
め、第1の手順および第2の手順を含む駆動制御方法に
より、表示駆動装置における無駄な電力消費を削減する
ことができる。
【0020】また、請求項7記載の発明のように、請求
項6記載の駆動制御方法における第2の手順は、前記表
示パネルに前記3原色の何れかを表示する単色表示制御
信号に基づいて、前記表示パネルの前記複数のデータ線
の内、同一色の表示画素に接続される複数のデータ線に
対応する表示信号電圧の印加を、共通に駆動制御する手
順を含むこととしてもよい。
【0021】この請求項7記載の発明によれば、第2の
手順において、例えば、表示パネルにR(赤)を表示さ
せる単色表示制御信号に基づいて、各色毎の表示画素に
接続される複数のデータ線への表示信号電圧の印加を一
括的に制御することができるため、表示駆動装置の消費
電力を削減するという効果に加えて、駆動制御を簡単化
することができる。
【0022】また、請求項8記載の発明のように、請求
項6記載の駆動制御方法における第2の手順は、外部入
力される表示信号に基づく3原色のデジタルデータ毎の
最上位ビットの値に基づいて、前記デジタルデータに対
応する前記表示パネルのデータ線に接続される前記表示
画素への表示信号電圧の印加を駆動制御する手順を含む
こととしてもよい。
【0023】この請求項8記載の発明によれば、第2の
手順において、表示装置の消費電力を削減するという効
果に加えて、外部入力される表示信号に基づく3原色の
デジタルデータ毎の最上位ビットの値に従った、減色表
示が可能となる。すなわち、RGBの3原色の表示画素
の組み合わせにより、23=8色の減色表示が可能とな
る。
【0024】また、請求項9記載の発明のように、請求
項6〜8の何れかに記載の駆動制御方法における第2の
手順は、更に、前記表示パネルの走査ライン毎に、各デ
ータ線への表示信号電圧の印加を駆動制御するステップ
であることとしてもよい。
【0025】この請求項9記載の発明によれば、例え
ば、1つの画面を表示する際に、走査ラインの単位で、
部分的に第1の手順による駆動制御と、第2の手順によ
る駆動制御とを行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図15を参照して本
発明を適用した液晶駆動装置の、実施の形態を詳細に説
明する。尚、各実施の形態における液晶駆動装置の内部
構成の簡明化の為、図面及び以下説明においては、R、
G、Bの3つの色素(画素)に対応する信号ライン3つ
分の構成のみを示して説明するが、実際には、液晶表示
パネル200の信号ラインDLと同数の構成要素が存在
する。
【0027】〔第1の実施の形態〕図1は、液晶表示パ
ネル200に接続された、本発明を適用した液晶駆動装
置110の回路構成を示す図である。同図に示すよう
に、液晶駆動装置110は、ソースドライバ1、ゲート
ドライバ2およびRAM3を備える。ここで、ソースド
ライバ1がデジタル方式にて構成されている場合につい
て説明する。
【0028】この液晶駆動装置110は、液晶表示パネ
ル200の全面にフルカラー表示をするノーマル表示モ
ードと、液晶表示パネル200の全面を、後述する8色
のうちの何れかの色で単色表示する省電力表示モード
と、を備えているものである。
【0029】ソースドライバ1は、データレジスタ1
1、D/Aコンバータ12および出力バッファ13を備
える。ここで、データレジスタ11には6ビットの表示
データが印加されるものとする。データレジスタ11
は、ラッチ動作制御信号STBの印加に従ってRAM3
からRGBの表示データとして、各6ビットの信号DR
0’〜DR5’、DG0’〜DG5’、DB0’〜DB
5’を取り込んで保持すると共に、デジタル表示データ
としてDR0〜DR5、DG0〜DG5、DB0〜DB
5をD/Aコンバータ12に出力する。ここで、DR0
〜DR5は赤の階調データ、DG0〜DG5は緑の階調
データ、DB0〜DB5は青の階調データを示す。
【0030】D/Aコンバータ12は、データレジスタ
11からデジタル表示データを取り込んでデコードし、
表示データ値に対応する階調電圧値に変換した信号を表
示データ信号AR、AGおよびABとして出力バッファ
13に出力する。
【0031】出力バッファ13は、D/Aコンバータ1
2より表示データ信号AR、AGおよびABが入力さ
れ、イネーブル信号OE(以下、OE信号)の印加に従
って、液晶表示パネル200のデータ線DLに表示デー
タ信号を出力する。すなわち、出力バッファ13は、オ
ペアンプ141、142、143・・・(以下、包括的
にオペアンプ14と言う。)、OEスイッチ151、1
52、153・・・(以下、包括的にOEスイッチ15
と言う。)およびプリチャージ/ディスチャージスイッ
チ161、162、163・・・(以下、包括的にプリ
チャージ/ディスチャージスイッチ16と言う。)を備
え、オペアンプ141、OEスイッチ151、プリチャ
ージ/ディスチャージスイッチ161は液晶表示パネル
200のRの画素に対応する信号ラインDLに接続さ
れ、オペアンプ142、OEスイッチ152、プリチャ
ージ/ディスチャージスイッチ162は液晶表示パネル
200のGの画素に対応する信号ラインDLに接続さ
れ、オペアンプ143、OEスイッチ153、プリチャ
ージ/ディスチャージスイッチ163は液晶表示パネル
200のBの画素に対応する信号ラインDLに接続され
る。
【0032】オペアンプ14は、D/Aコンバータ12
より表示データ信号AR、AGおよびABがそれぞれ入
力されてて増幅して出力する。OEスイッチ15はOE
信号に従ってオン/オフし、OEスイッチ15がオン状
態の時、オペアンプ14によって増幅された表示データ
信号が液晶表示パネル200の各データ線DLに出力さ
れる。
【0033】プリチャージ/ディスチャージスイッチ1
6のVAには液晶印加電圧の最大電圧VLCDMAXが、VB
には液晶印加電圧の最小電圧VLCDMINがそれぞれ印加さ
れ、ノーマル表示モードにおけるプリチャージ/ディス
チャージとしての機能に加え、省電力表示モードにおい
て、データ線DLに画面表示を行うための電圧を印加す
るために用いられる。ここで、VLCDMAXは図示しないオ
ペアンプ14の“Hi”レベル側の駆動電圧VSHより低
い電圧であり、VLCDMINは図示しないオペアンプ14の
“Low”レベル側の駆動電圧VSSより高い電圧であ
る。なお、これらVLCDMAXおよびVLCDMINを供給する電
源は、階調電圧設定用の電源として、従来より表示駆動
装置に具備されているものである。各プリチャージ/デ
ィスチャージスイッチ16は、SWP−R、SWP−G
およびSWP−B(以下、包括的に「SWP」と言
う。)の、VAの電圧を各データ線DLに印加するため
のスイッチと、SWN−R、SWN−GおよびSWN−
B(以下、包括的に「SWN」と言う。)の、VBの電
圧を各データ線DLに印加するためのスイッチとを備え
る。この各プリチャージ/ディスチャージスイッチ16
は、省電力表示モードにおいては、後述するソースドラ
イバ制御部17より入力される単色表示制御信号BR、
BGおよびBBにより動作制御される。
【0034】ここで、プリチャージ/ディスチャージ機
構について簡単に説明する。プリチャージ/ディスチャ
ージ機構とは、ノーマル表示モードにおいて、水平走査
期間毎にデータ線をプリチャージ又はディスチャージす
ることにより、画素への信号電圧の書き込みを速くする
ことを目的として行われる動作機構の1つであり、ソー
スドライバに組み込まれる公知技術の1つであり、従来
より、ソースドライバに備えられている構成である。本
発明の構成は、このプリチャージ/ディスチャージ機構
を利用して、後述する単色表示、または減色表示を行う
ように構成したものである。
【0035】ソースドライバ制御部17は、データレジ
スタ11に印加するラッチ回路制御信号STB、出力バ
ッファ13に対するOE信号、極性反転制御信号POL
(以下、POL信号)、クリア信号CLR(以下、CL
R信号)、単色表示制御信号BR、BGおよびBB等の
ソースドライバ1の各回路の動作制御信号を出力する。
【0036】ラッチ回路制御信号STBは、データレジ
スタ11に含まれるラッチ回路を制御するための信号で
ある。
【0037】BR信号は、プリチャージ/ディスチャー
ジスイッチ16のうち、Rの画素に対応する信号ライン
DLに接続される、SWP−R、SWN−Rのスイッチ
161を、BG信号は、SWP−G、SWN−Gのスイ
ッチ162を、BB信号は、Bの画素に対応する信号ラ
インDLに接続される、SWP−B、SWN−Bのスイ
ッチ163をそれぞれ制御するための単色表示制御信号
である。なお、詳細には示していないが、例えばBR信
号はRの画素に対応する複数の信号ラインDLに対応す
る複数のスイッチ161を共通に制御するように構成さ
れ、BG信号、BB信号も同様に複数のスイッチ16
2、163を共通に制御するように構成されている。
【0038】POL信号は、図2の液晶画素201にお
ける共通電極電位VCOMの極性反転を制御して液晶を反
転駆動するための信号であり、例えばライン反転駆動を
行う場合、1水平走査期間毎に“0”と“1”に変化す
る。ここで、POL信号が“1”の時、VCOMは“H
i”レベルとなり、POL信号が“0”の時、VCOM
“Low”レベルとなる。
【0039】CLR信号は、ノーマル表示モードにおい
ては、プリチャージ/ディスチャージスイッチ16の動
作期間を設定する信号であり、CLR信号が“1”の期
間、プリチャージ/ディスチャージスイッチ16が動作
する。
【0040】液晶表示パネル200は従来と同様のアク
ティブマトリクスTFT−LCDであり、詳細は示して
いないが、行方向に延伸された複数のゲート線GLと列
方向に延伸された複数のデータ線DLを備えるととも
に、ゲート線GLとデータ線DLの各交点近傍に図2に
示す液晶画素201を備える。図2は、TFT−LCD
における液晶画素201の等価回路を示した図であり、
TFT21のゲート電極Gがゲート線GLに接続され、
ソース電極Sがデータ線DLに接続される。そして、ド
レイン電極Dに接続された画素電極と、この画素電極に
対向する対向電極22に挟時された液晶からなる液晶画
素容量CLCと、画素電極と補助容量電極23に挟時され
た絶縁膜からなる補助容量CSによって構成され、共通
電極VCOMは各画素の対向電極22および補助容量電極
23に共通に接続される。TFT21がオン状態となっ
たときに、画素電極にはTFTを介してデータ線DLの
電圧が供給され、液晶容量CLCには共通電極VCOMに印
加される電圧とデータ線DLの電圧の差分の電圧が印加
される。なお、液晶表示パネル200はノーマリーホワ
イトモード、すなわち液晶に電圧を印加しない状態で透
過状態となるように構成されているものとする。
【0041】ゲートドライバ2は、詳細は示していない
が、シフトレジスタおよび出力バッファを備え、ゲート
信号を液晶表示パネル200の各ゲート線GLに供給す
る。これにより、各ゲート線GLに接続されたTFTが
ON状態となり、更にソースドライバ1により各データ
線DLに供給される表示データ信号が液晶画素に供給さ
れると画面表示動作が行われる。
【0042】RAM3は、外部入力される液晶表示パネ
ル200の各画素に対応する表示データ(表示信号)を
記憶する記憶領域であり、データレジスタ11にこの一
時記憶した表示データを出力する。
【0043】さて、本第1の実施の形態は、省電力表示
モードにおいて、単色表示制御信号BR、BGおよびB
Bを用いて液晶表示パネル200の全画面を単色表示す
るものである。図3は、本第1の実施の形態における、
省電力表示モードでのソースドライバ1の一例動作を示
したタイミングチャート図である。POL信号は、1水
平走査期間毎に“0”と“1”に変化し、出力バッファ
13に出力される。また、OE信号を“Low”レベル
としてOEスイッチ15を全てオフとする。
【0044】ここで、例えば、BR信号として“1”、
BGおよびBB信号として“0”がそれぞれ対応するプ
リチャージ/ディスチャージスイッチ16に出力される
場合、各プリチャージ/ディスチャージスイッチ16
1、162、163はBR、BG、BB信号、およびP
OL信号に従って動作する。
【0045】即ち、プリチャージ/ディスチャージスイ
ッチ161において、SWP−RはPOL信号が“0”
(VCOM“Low”レベル)の時にオフ、POL信号が
“1”(VCOM“Hi”レベル)の時にオンとなり、こ
の時、R画素に対応するデータ線DLに電圧VA(VLC
DMAX)が印加される。またSWN−RはPOL信号が
“0”(VCOM“Low”レベル)の時にオンとなっ
て、この時、R画素に対応するデータ線DLに電圧VB
(VLCDMIN)が印加され、POL信号が“1”(V COM
“Hi”レベル)の時はオフとなる。また、プリチャー
ジ/ディスチャージスイッチ162および163におい
ては、SWP−G、SWP−BはPOL信号が“0”の
時にオンとなって、G、B画素に対応するデータ線DL
にVA(VLCDMAX)が印加され、POL信号が“1”の
時にオフとなる。SWN−G、SWN−Bは、また、P
OL信号が“0”の時にオフ、POL信号が“1”の時
にオンとなってVB(VLCDMIN)が印加される。これに
より、R画素に対応するデータ線DLに接続される画素
の液晶容量CLCに印加される電圧は最小となってR画素
は透過状態となり、G、B画素に対応するデータ線DL
に接続される画素の液晶容量CLCに印加される電圧は最
大となってG、B画素は遮光状態となり、全画面が赤色
に表示される。
【0046】この時の各スイッチの動作は、各制御信号
に対して次式で表される。 SWP_R= ̄(BR^POL) SWP_G= ̄(BG^POL) SWP_B= ̄(BB^POL) SWN_R=(BR^POL) SWN_G=(BG^POL) SWN_B=(BB^POL) 但し記号 ̄は反転を意味し、記号^は排他的論理和を意
味する。
【0047】また前述したように、ノーマル表示モード
においては、通常、CLR信号がプリチャージ/ディス
チャージスイッチ16の各スイッチの動作制御に用いら
れており、この構成を利用する場合、省電力表示モード
におけるプリチャージ/ディスチャージスイッチ16の
各スイッチの動作制御においても、CLR信号を用いる
ようにしてもよい。この場合、各スイッチの動作は、各
制御信号に対して、次の式のような関係で表される。 SWP_R= ̄(BR^POL)*CLR SWP_G= ̄(BG^POL)*CLR SWP_B= ̄(BB^POL)*CLR SWN_R=(BR^POL)*CLR SWN_G=(BG^POL)*CLR SWN_B=(BB^POL)*CLR
【0048】但し記号*は論理積を意味する。CLR信
号は、ノーマル表示モードにおいては、水平走査期間の
切り替わりタイミングの短い期間に印加されるパルス信
号であるが、省電力表示モードにおいて、上記のように
各スイッチの制御に用いる場合には、必要な表示期間に
おいて“1”となるようにタイミングを変更制御する。
【0049】図4は、図3で示したタイミングチャート
図の動作を行った時の液晶表示パネル200の表示状態
を示した図である。図3では、一例として、単色表示制
御信号BRを“1”、BG、BBを“0”としたことに
より、R画素のみが表示されるため、液晶表示パネル2
00には全面に赤色が表示される場合としたが、BR、
BGおよびBB信号の出力値の組み合わせによって、表
示色は赤、緑、青の3色の合成による8色から選択でき
る。
【0050】以上のように、本第1の実施の形態によれ
ば、省電力表示モードにおいて、液晶表示パネル200
に対して全画面に単色表示を行う場合、全てのプリチャ
ージ/ディスチャージスイッチ16を、BR、BGおよ
びBB信号によって一括して制御する。これにより、プ
リチャージ/ディスチャージスイッチ16に印加されて
いるVAおよびVBが表示データ信号としてデータ線D
Lに出力されるため、データレジスタ11、D/Aコン
バータ12およびオペアンプ14を用いないで表示する
ことができる。それ故、単色表示モード期間中、これら
データレジスタ11、D/Aコンバータ12、オペアン
プ14への電力供給を停止して、その動作を全て停止さ
せることができ、これらによる消費電力を削減して、液
晶駆動装置110の消費電力を低減させることができ
る。
【0051】〔第2の実施の形態〕図5は、第2の実施
の形態における液晶駆動装置120の回路構成を示す図
である。概略構成は第1の実施の形態における液晶駆動
装置110と同様であるため、第1の実施の形態と同等
の構成については、同一の符号を付して、その説明を簡
略化または省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0052】主に異なる部分は、省電力表示モードにお
いて、出力バッファ13に対して、データレジスタ11
から出力されるデジタル表示データのMSB(Most Sig
nificant Bit:最上位ビット)、即ち、DR5、DG5
およびDB5がDR、DGおよびDB信号として入力さ
れ、対応するプリチャージ/ディスチャージスイッチ1
6の動作制御信号として用いられる点である。これによ
り、液晶表示パネル200の全画面を減色(8色)表示
する。
【0053】図6は、第2の実施の形態におけるソース
ドライバ1の一例動作を示したタイミングチャート図で
ある。POL信号は、1水平走査期間毎に“0”と
“1”に変化し、出力バッファ13に出力される。ま
た、OE信号を“Low”レベルとしてOEスイッチ1
5を全てオフとする。
【0054】そして、例えば、DRおよびDG信号とし
て“1”、DB信号として“0”が出力バッファ13に
入力される場合、プリチャージ/ディスチャージスイッ
チ161、162、163はDR、DG、DB信号、お
よびPOL信号に従って動作する。
【0055】即ち、プリチャージ/ディスチャージスイ
ッチ161および162において、SWP−RおよびS
WP−GはPOL信号が“0”の時にオフ、POL信号
が“1”の時にオンとなって、この時それぞれR画素お
よびG画素に対応するデータ線DLに電圧VAが印加さ
れる。またSWN−RおよびSWN−GはPOL信号が
“0”の時にオンとなって、R画素およびG画素に対応
するデータ線に電圧VBに印加され、POL信号が
“1”の時はオフとなる。また、SWP−BはPOL信
号が“0”の時にオンとなって、B画素に対応するデー
タ線DLにVAが印加され、POL信号が“1”の時に
オフとなる。SWN−Bは、POL信号が“0”の時に
オフ、POL信号が“1”の時にオンとなってVBが印
加される。これにより、R画素およびG画素が表示状態
となり、B画素は非表示状態になり、全画面が黄色に表
示される。
【0056】この時の各スイッチの動作は、各制御信号
に対して次式で表される。 SWP_R= ̄(DR5^POL) SWP_G= ̄(DG5^POL) SWP_B= ̄(DB5^POL) SWN_R=(DR5^POL) SWN_G=(DG5^POL) SWN_B=(DB5^POL)但し記号 ̄は反転を意
味し、記号^は排他的論理和を意味する。
【0057】また、第1の実施形態と同様に、上記各ス
イッチの制御にCLR信号を用いるようにしてもよい。
この場合、次の式のようなスイッチ動作式によって、S
WPおよびSWNのオンの状態を調整することができ
る。 SWP_R= ̄(DR5^POL)*CLR SWP_G= ̄(DG5^POL)*CLR SWP_B= ̄(DB5^POL)*CLR SWN_R=(DR5^POL)*CLR SWN_G=(DG5^POL)*CLR SWN_B=(DB5^POL)*CLR 但し記号*は論理積を意味する。
【0058】図7は、図6で示したタイミングチャート
図の動作を行った時の液晶表示パネル200の表示状態
を示した図である。図6では、一例として、デジタル表
示データのMSB、即ち、DR5、DG5を“1”、D
B5を“0”としたことにより、R画素およびG画素が
表示されて、液晶表示パネル200は全面に黄色が表示
される場合としたが、DR、DG、DB信号の出力値の
組み合わせによって、表示色は赤、緑、青の3色の合成
による8色から選択できる。また、本第2の実施の形態
においては、前記第1の実施の形態と同様に、液晶表示
パネル200の各行に対しては一括して制御されるが、
デジタル表示データのMSBを用いるものであるため、
図6では全面を同一色とした場合を示したが、行内の各
画素に対する表示データを異ならせることにより、列毎
の表示色を上記8色のうちから選択して設定することが
できる。
【0059】以上のように、本第2の実施の形態によれ
ば、省電力表示モードにおいて、液晶表示パネル200
に対して全画面に減色表示を行う場合、全てのプリチャ
ージ/ディスチャージスイッチ16を、デジタル表示デ
ータのMSBによって制御する。これにより、プリチャ
ージ/ディスチャージスイッチ16に印加されているV
AおよびVBが表示データ信号としてデータ線DLに出
力されるため、MSB以外のデータレジスタ11、D/
Aコンバータ12およびオペアンプ14を用いないで表
示することができる。それ故、MSB以外のデータレジ
スタ11、D/Aコンバータ12およびオペアンプ14
の動作を全て停止させることができ、これらによる消費
電力を削減して、液晶駆動装置110の消費電力を低減
させることができる。
【0060】また、DR、DGおよびDB信号は、従来
より、通常表示(フルカラー表示)時におけるプリチャ
ージ/ディスチャージスイッチ16のオン/オフの判別
動作の選択に用いられているため、本第2の実施の形態
を実現するために新たに配線を施す必要はなく、既存の
回路配線によって実現することができる。
【0061】〔第3の実施の形態〕図8は、第3実施の
形態における液晶駆動装置130の回路構成を示す図で
ある。概略構成は第1の実施の形態における液晶駆動装
置110と同様であるため、第1の実施の形態と同等の
構成については、同一の符号を付して、その説明を簡略
化または省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0062】本第3の実施の形態の液晶駆動装置130
は、ソースドライバ制御部17から単色表示期間設定信
号MSEL(以下、MSEL信号)が出力され、このM
SEL信号によって液晶表示パネル200の行毎に単色
/フルカラー表示制御を行うものである。
【0063】ソースドライバ制御部17は、MSEL信
号をデータレジスタ11および出力バッファ13に出力
するとともに、CLR信号を出力バッファ13に出力す
る。
【0064】MSEL信号は、行毎に、単色表示を行う
か否か、つまり省電力表示モードとするか、ノーマル表
示モードにするか、を選択する信号であり、MSEL信
号が“1”の時、省電力表示モードとなり、第1の実施
形態と同様に、単色表示制御信号BR、BGおよびBB
に従って、プリチャージ/ディスチャージスイッチ16
がオン/オフし、VAあるいはVBの電圧がデータ線D
Lへ印加される。MSEL信号が“0”の時は、ノーマ
ル表示モードとなり、データレジスタ11から出力され
るデジタル表示データに基づいた表示データ信号がデー
タ線DLへ出力される。
【0065】CLR信号は、前述のように、プリチャー
ジ/ディスチャージスイッチ16の動作期間を設定する
信号であり、CLR信号が“1”の時、設定されたプリ
チャージ/ディスチャージスイッチ16が動作し、
“0”の時は動作を停止する。
【0066】図9は、本第3の実施の形態におけるソー
スドライバ1の一例動作を示したタイミングチャート図
である。POL信号は、1水平動作期間毎に“0”と
“1”に変化し、出力バッファ13に出力される。
【0067】そして、MSEL信号が“1”の時、B
R、BG、BB信号およびCLR信号に基づいて動作す
るプリチャージ/ディスチャージスイッチ16によって
VAあるいはVBがデータ線DLに印加される。一方、
MSEL信号が“0”の時は、データレジスタ11から
出力されるデジタル表示データに基づいた表示データ信
号が、D/Aコンバータ12およびオペアンプ14を介
してデータ線DLへ出力される。即ち、MSEL信号が
“1”の時にゲートドライバ2によって走査される行
(走査ライン)は単色に表示され、MSEL信号が
“0”の時に走査されている行(走査ライン)は通常の
フルカラー表示が行われる。
【0068】例えば、図9のように、BR信号として
“1”、BGおよびBB信号として“0”が対応するプ
リチャージ/ディスチャージスイッチ16に入力される
場合、水平走査期間t31およびt32ではMSEL信
号が“1”であるため、POL信号およびCLR信号に
従ってプリチャージ/ディスチャージスイッチ161、
162、163が動作する。即ち、SWP−Rは、PO
L信号が“0”且つCLR信号が“1”の期間はオフ、
POL信号が“1”且つCLR信号が“1”の期間はオ
ンとなり、この期間にR画素に対応するデータ線DLに
電圧VAが印加される。また、SWN−Rは、POL信
号が“0”且つCLR信号が“1”の期間はオンとな
り、この期間にR画素に対応するデータ線DLに電圧V
Bが印加され、POL信号が“1”且つCLR信号が
“1”の期間はオフとなる。また、SWP−G、SWP
−BはPOL信号が“0”且つCLR信号が“1”の期
間にオンとなって、G、B画素に対応するデータ線DL
にVAが印加され、POL信号が“1”且つCLR信号
が“1”の期間にオフとなる。SWN−G、SWN−B
は、POL信号が“0”の時にオフ、POL信号が
“1”且つCLR信号が“1”の期間にオンとなって、
G、B画素に対応するデータ線DLにVBが印加され
る。これにより、MSEL信号が“1”且つCLR信号
が“1”の期間においてR画素は表示状態、G画素およ
びB画素は非表示状態になり、対応する行が赤色に表示
される。
【0069】続いて水平走査期間t33およびt34で
は、MSEL信号が“0”であるため通常のフルカラー
表示となる。従って、POL信号が“0”且つCLR信
号が“1”の期間、例えば各SWPがオンとなりプリチ
ャージ動作が行われ、POL信号が“1”且つCLR信
号が“1”の期間、例えば各SWNがオンとなりディス
チャージ動作が行われる。これにより、データ線DLが
プリチャージ/ディスチャージされた後、データレジス
タ11から出力されるデジタル表示データに基づいた表
示データ信号がデータ線DLに出力され、対応する行が
フルカラー表示される。
【0070】尚、フルカラー表示時のプリチャージ/デ
ィスチャージスイッチ16の動作において、SWPとS
WNのどちらのスイッチをオン/オフするかは、表示デ
ータ信号の値によって判別される。このため、図9の水
平走査期間t33およびt34におけるSWPおよびS
WNの動作は、あくまで一例である。
【0071】図9の動作時における、各スイッチの動作
は、各制御信号に対して次式で表される。 SWP_R= ̄(BR^POL)*MSEL*CLR SWP_G= ̄(BG^POL)*MSEL*CLR SWP_B= ̄(BB^POL)*MSEL*CLR SWN_R=(BR^POL)*MSEL*CLR SWN_G=(BG^POL)*MSEL*CLR SWN_B=(BB^POL)*MSEL*CLR 但し記号 ̄は反転を意味し、記号^は排他的論理和を意
味し、記号*は論理積を意味する。
【0072】図10は、図9で示したタイミングチャー
ト図の動作を行った時の液晶表示パネル200の表示状
態の一例を示した図である。エリア81、83および8
5は省電力表示モードとして単色表示がなされ、エリア
82、84はノーマル表示モードとしてフルカラー表示
がなされている場合を示している。
【0073】即ち、エリア81、83および85におけ
るゲート線GLがゲートドライバ2によって選択された
時、図9における水平走査期間t31およびt32のよ
うに、MSEL信号が“1”に設定されて単色表示期間
に設定されるため、エリア81、83および85は、例
えば赤色の単色表示となる。但し、その色は、BR、B
GおよびBB信号の出力の組み合わせによって、表示色
は赤、緑、青の3色の合成により8色から選択できる。
【0074】また、エリア82および84におけるゲー
ト線GLがゲートドライバ2によって選択された時、図
9における水平走査期間t33およびt34のように、
MSEL信号が“0”に設定されてフルカラー表示期間
に設定されるため、エリア82および84は通常のフル
カラー表示となる。
【0075】以上のように、本第3の実施の形態によれ
ば、液晶表示パネル200に対して行(走査ライン;ゲ
ート線GL)毎に単色/フルカラー表示を行う場合、M
SEL信号によって単色表示期間とフルカラー表示期間
を設定する。MSEL信号によって単色表示が設定され
ている期間は、BR、BGおよびBB信号と、CLR信
号とに基づいて、プリチャージ/ディスチャージスイッ
チ16が動作される。一方、MSEL信号によってフル
カラー表示が設定されている期間は、プリチャージ/デ
ィスチャージスイッチ16はデータ線DLをプリチャー
ジ/ディスチャージする通常の動作を行い、デジタル表
示データに基づいた表示データ信号がデータ線DLに出
力される。
【0076】これにより、単色表示が設定されている期
間においては、プリチャージ/ディスチャージスイッチ
16に印加されているVAおよびVBが表示データ信号
としてデータ線DLに出力されるため、当該期間におい
て、データレジスタ11、D/Aコンバータ12および
オペアンプ14の動作を停止させることができ、これら
による消費電力を削減して、液晶駆動装置110の消費
電力を低減させることができる。
【0077】〔第4の実施の形態〕図11は、第4の実
施の形態における液晶駆動装置140の回路構成を示す
図である。概略構成は第2の実施の形態における液晶駆
動装置120と同様であるため、第2の実施の形態と同
等の構成については、同一の符号を付して、その説明を
簡略化または省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0078】本第4の実施の形態の液晶駆動装置140
は、ソースドライバ制御部17から減色表示期間設定信
号CL8A(以下、CL8A信号)が出力され、このC
L8A信号によって液晶表示パネル200の行毎に減色
/フルカラー表示制御を行うものである。
【0079】ソースドライバ制御部17は、減色表示期
間設定信号CL8A信号をデータレジスタ11および出
力バッファ13に出力する。減色表示期間設定信号CL
8A信号は減色表示を行うか否か、つまり省電力表示モ
ードとするか、ノーマル表示モードにするか、を選択す
る信号であり、CL8A信号が“1”の時、省電力表示
モードとなり、第2の実施形態と同様に、デジタル表示
データのMSBであるDR、DGおよびDBに従って、
プリチャージ/ディスチャージスイッチ16がオン/オ
フし、VAあるいはVBの電圧がデータ線DLへ印加さ
れる。CL8A信号が“0”の時は、ノーマル表示モー
ドとなり、データレジスタ11から出力されるデジタル
表示データに基づいた表示データ信号がデータ線DLへ
出力される。
【0080】また、第2の実施の形態と同様、出力バッ
ファ13に対して、データレジスタ11から出力される
デジタル表示データのMSBがDR、DGおよびDB信
号として入力される。
【0081】図12は、第4の実施の形態におけるソー
スドライバ1の一例動作を示したタイミングチャート図
である。POL信号は、1水平動作期間毎に“0”と
“1”に変化し、出力バッファ13に出力される。
【0082】そして、CL8A信号が“1”の時、D
R、DGおよびDB信号に基づいて動作するプリチャー
ジ/ディスチャージスイッチ16によってVAあるいは
VBがデータ線DLに印加される。一方、CL8A信号
が“0”の時は、データレジスタ11から出力されるデ
ジタル表示データに基づいた表示データ信号がデータ線
DLへ出力される。即ち、CL8A信号が“1”の時に
ゲートドライバ2によって走査されている行は減色表示
が行われ、CL8A信号が“0”の時に走査されている
行は通常のフルカラー表示が行われる。
【0083】例えば、図12のように、DRおよびDG
信号が“1”、DB信号が“0”の信号がそれぞれ対応
するプリチャージ/ディスチャージスイッチ16にそれ
ぞれ入力される場合、水平走査期間t41およびt42
ではCL8A信号が“1”であるため、POL信号およ
びCLR信号に従ってプリチャージ/ディスチャージス
イッチ161、162、163が動作する。即ち、SW
P−RおよびSWP−Gは、POL信号が“0” 且つ
CLR信号が“1”の期間はオフ、POL信号が“1”
且つCLR信号が“1”の期間はオンとなり、この期間
にR、G画素に対応するデータ線DLに電圧VAが印加
される。また、SWN−RおよびSWN―Gは、POL
信号が“0”且つCLR信号が“1”の期間はオンとな
り、この期間にR、G画素に対応するデータ線DLに電
圧VBが印加され、POL信号が“1”且つCLR信号
が“1”の期間はオフとなる。また、SWP−BはPO
L信号が“0”且つCLR信号が“1”の期間にオンと
なって、G、B画素に対応するデータ線DLにVAが印
加され、POL信号が“1”且つCLR信号が“1”の
期間にオフとなる。SWN−Bは、POL信号が“0”
且つCLR信号が“1”の期間にオフ、POL信号が
“1”且つCLR信号が“1”の時にオンとなって、B
画素に対応するデータ線DLにVBが印加される。これ
により、CL8A信号が“1”且つCLR信号が“1”
の期間においてR、G画素は表示状態、B画素は非表示
状態になり、対応する行が黄色に表示される。
【0084】続いて水平走査期間t43およびt44で
は、CL8A信号が“0”であるため通常のフルカラー
表示となる。従って、POL信号が“0”且つCLR信
号が“1”の期間、例えばSWPがオンとなりプリチャ
ージ動作が青子なわれ、POL信号が“1”且つCLR
信号が“1”の期間、SWNがオンとなりディスチャー
ジ動作が行われる。これにより、データ線DLがプリチ
ャージ/ディスチャージされた後、データレジスタ11
から出力されるデジタル表示データに基づいた表示デー
タ信号がデータ線DLに出力され、対応する行がフルカ
ラー表示される。
【0085】ここで、減色表示時は、液晶表示パネル2
00の各画素に対応する記憶領域を持つRAM3からデ
ジタル表示データのMSBを読み出し、表示データ信号
として各データ線DLへ出力するため、DR、DGおよ
びDB信号の組み合わせによって各行の画素毎に8色の
うちの何れかの色を設定することができる。これによ
り、液晶表示パネル200の減色表示が行われているエ
リアに例えばキャラクタ等を表示させることができる。
【0086】尚、フルカラー表示時のプリチャージ/デ
ィスチャージスイッチ16の動作において、SWPとS
WNのどちらのスイッチをオン/オフするかは、表示デ
ータ信号の値によって判別される。このため、図12の
水平走査期間t43およびt44におけるSWPおよび
SWNの動作は、一例を示しているに過ぎないものであ
る。
【0087】図12の動作時における、各スイッチの動
作は、各制御信号に対して次式で表される。 SWP_R= ̄(BR^POL)*CL8A*CLR SWP_G= ̄(BG^POL)*CL8A*CLR SWP_B= ̄(BB^POL)*CL8A*CLR SWN_R=(BR^POL)*CL8A*CLR SWN_G=(BG^POL)*CL8A*CLR SWN_B=(BB^POL)*CL8A*CLR 但し記号 ̄は反転を意味し、記号^は排他的論理和を意
味し、記号*は論理積を意味する。
【0088】図13は、図12で示したタイミングチャ
ート図の動作を行った時の液晶表示パネル200の表示
状態の一例を示した図である。エリア101および10
3は省電力表示モードとして減色表示がなされ、図形や
キャラクタが表示された場合を示し、エリア102はノ
ーマル表示モードとしてフルカラー表示がなされている
場合を示している。
【0089】即ち、エリア101および103における
ゲート線GLがゲートドライバ2によって選択された
時、図12における水平走査期間t41およびt42の
ように、CL8A信号が“1”に設定されて減色表示期
間に設定されると、エリア101および103は、例え
ば黄色の減色表示となる。但し、減色表示の色は、B
R、BGおよびBB信号の出力の組み合わせによって、
赤、緑、青の3色の合成により8色から選択できる。ま
た、行毎および画素毎に任意の色を設定できるため、キ
ャラクタ等の表示が可能である。
【0090】またエリア102におけるゲート線GLが
ゲートドライバ2によって選択された時、図12におけ
る水平走査期間t43およびt44のように、CL8A
信号が“0”に設定されてフルカラー表示期間に設定さ
れると、エリア102は通常のフルカラー表示となる。
【0091】以上のように、本第4の実施の形態によれ
ば、液晶表示パネル200に対して行(走査ライン;ゲ
ート線GL)毎に減色/フルカラー表示を行う場合、C
L8A信号によって減色表示期間とフルカラー表示期間
を設定する。CL8A信号によって減色表示が設定され
ている期間は、デジタル表示データのMSBであるD
R、DGおよびDB信号とCLR信号に基づいて、プリ
チャージ/ディスチャージスイッチ16が動作される。
一方、CL8A信号によってフルカラー表示が設定され
ている期間は、プリチャージ/ディスチャージスイッチ
16はデータ線DLをプリチャージ/ディスチャージす
る通常の動作を行い、デジタル表示データに基づいた表
示データ信号がデータ線DLに出力される。
【0092】これにより、行(走査ライン)単位でプリ
チャージ/ディスチャージスイッチ16に印加されてい
るVAおよびVBが表示データ信号としてデータ線DL
に出力されるため、MSB以外のデータレジスタ11、
D/Aコンバータ12およびオペアンプ14の動作を停
止させることができ、これらによる消費電力を削減し
て、消費電力を低減させることができる。
【0093】〔第5の実施の形態〕第3および4の実施
の形態の液晶駆動装置130、140は、MSEL信号
あるいはCL8A信号によって液晶表示パネル200の
行毎に単色/フルカラー表示制御あるいは減色/フルカ
ラー表示制御を行うものであったが、本第5の実施の形
態の液晶駆動装置150は、MSEL信号およびCL8
A信号の両信号を用いて、液晶表示パネル200の行毎
に単色/減色/フルカラー表示制御を行うものである。
【0094】図14は、本第5の実施の形態における液
晶駆動装置150の回路構成を示す図である。液晶駆動
装置150は、第3および第4の実施の形態における液
晶駆動装置130、140を組み合わせた回路構成とな
っている。第3、第4の実施の形態と同等の構成につい
ては、同一の符号を付して、その説明を簡略化または省
略し、異なる部分を中心に説明する。
【0095】即ち、ソースドライバ制御部17より、M
SEL信号およびCL8A信号がデータレジスタ11お
よび出力バッファ13にそれぞれ入力される。そして出
力バッファ13に対して、データレジスタ11から出力
されるデジタル表示データのMSBがDR、DGおよび
DB信号として入力されるとともに、ソースドライバ制
御部17より単色表示制御信号BR、BGおよびBBが
入力される。したがって、第5の実施の形態における出
力バッファ13の動作は、図9および図12のタイミン
グチャートを組み合わせた動作となる。即ち、MSEL
信号が“1”に設定されて、単色表示に設定されている
行における動作は図9に示すものとなり、CL8A信号
が“1”に設定されて、減色表示に設定されている行に
おける動作は図12に示すものとなる。
【0096】本実施の形態における、各スイッチの動作
は、各制御信号に対して次式で表される。 SWP_R= ̄(BR^POL)*MSEL*CLR ・・・単色表示時 SWP_R= ̄(BR^POL)*CL8A*CLR ・・・減色表示時 SWP_G= ̄(BG^POL)*MSEL*CLR ・・・単色表示時 SWP_G= ̄(BG^POL)*CL8A*CLR ・・・減色表示時 SWP_B= ̄(BB^POL)*MSEL*CLR ・・・単色表示時 SWP_B= ̄(BB^POL)*CL8A*CLR ・・・減色表示時 SWN_R=(BR^POL)*MSEL*CLR ・・・単色表示時 SWN_R=(BR^POL)*CL8A*CLR ・・・減色表示時 SWN_G=(BG^POL)*MSEL*CLR ・・・単色表示時 SWN_G=(BG^POL)*CL8A*CLR ・・・減色表示時 SWN_B=(BB^POL)*MSEL*CLR ・・・単色表示時 SWN_B=(BB^POL)*CL8A*CLR ・・・減色表示時 但し記号 ̄は反転を意味し、記号^は排他的論理和を意
味し、記号*は論理積を意味する。
【0097】図15は、第5の実施の形態における液晶
表示パネル200の表示状態の一例を示した図である。
エリア111、114および117は単色表示がなさ
れ、エリア113および115は減色表示がなされてキ
ャラクタが表示され、エリア112および116はフル
カラー表示がなされている場合を示している。
【0098】即ち、エリア111、114および117
におけるゲート線GLがゲートドライバ2によって選択
された時、MSEL信号を“1”に設定して単色表示期
間に設定すると、エリア111、114および117
は、BR、BGおよびBB信号の出力の組み合わせによ
る単色表示となる。また、エリア113および115に
おけるゲート線GLがゲートドライバ2によって選択さ
れた時、CL8A信号を“1”に設定して減色表示期間
に設定すると、エリア113および115は、DR、D
GおよびDB信号の組み合わせによる減色表示となる。
尚、単色表示および減色表示の色は、R、G、Bの3色
の組み合わせにより8色から選択でき、更に減色表示の
エリアは画素毎に任意の色を設定できるため、キャラク
タ等の表示が可能である。
【0099】そしてエリア112および116における
ゲート線GLがゲートドライバ2によって選択されたと
き、MSEL信号およびCL8A信号を“0”としてフ
ルカラー表示期間に設定すると、エリア112および1
16は通常のフルカラー表示となる。
【0100】これにより、行(走査ライン)単位でプリ
チャージ/ディスチャージスイッチ16に印加されてい
るVAおよびVBが表示データ信号としてデータ線DL
に出力されるため、単色表示設定の期間は、全てのデー
タレジスタ11、D/Aコンバータ12およびオペアン
プ14の動作を停止させることができ、減色表示設定の
期間は、MSB以外のデータレジスタ11、D/Aコン
バータ12およびオペアンプ14の動作を停止させるこ
とができる。従って、これらによる消費電力を削減し
て、液晶表示装置150の消費電力を低減させることが
できる。
【0101】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、所定期間
においては、表示信号が外部入力されてから、各データ
線に表示信号電圧を出力するまでに係る回路素子の動作
が原則不要となる。このため、これらの回路素子の動作
を停止させて、それらによる消費電力を削減することが
でき、表示駆動装置全体の消費電力を削減することがで
きる。
【0102】請求項2記載の発明によれば、直接印加手
段は、データ線への表示信号の最大電圧又は最小電圧の
印加を、各データ線毎に設けられた第1の接続手段と第
2の接続手段の切り替えという、比較的単純な制御によ
って実現することができる。
【0103】請求項3記載の発明によれば、例えば、表
示パネルにR(赤)を表示させる単色表示制御信号を生
成して、この単色表示制御信号に基づいて、各色毎の表
示画素に接続される複数のデータ線に対応する各接続手
段を一括的に制御して、Rの表示画素を表示状態に設定
することができるため、直接印加手段に係る回路構成を
簡単化することができる。
【0104】請求項4記載の発明によれば、外部入力さ
れる表示信号に基づく3原色のデジタルデータ毎の最上
位ビットの値に従った減色表示を実現することができ
る。
【0105】請求項5記載の発明によれば、走査ライン
の単位で、直接印加手段が制御を行えるため、例えば、
1つの画面の内、部分的に直接印加手段による制御を行
うといったことが可能となる。
【0106】請求項6記載の発明によれば、フルカラー
の表示(各画素の各階調に応じた表示)をする必要があ
るときには第1の手順による駆動制御を行い、フルカラ
ーで表示する必要のないとき(例えば、待ち受け時な
ど)には第2の手順による駆動制御を行うことができ
る。そして、第2の手順においては、通常の信号経路に
係る回路素子の駆動が原則不要となる。このため、本発
明の駆動制御方法により、表示装置全体の消費電力を削
減することができる。
【0107】請求項7記載の発明によれば、第2の手順
において、例えば、表示パネルにR(赤)を表示させる
単色表示制御信号に基づいて、各色毎の表示画素に接続
される複数のデータ線への表示信号電圧の印加を一括的
に制御することができるため、駆動制御を簡単化するこ
とができる。
【0108】請求項8記載の発明によれば、第2の手順
において、外部入力される表示信号に基づく3原色のデ
ジタルデータ毎の最上位ビットの値に従った減色表示が
可能となる。
【0109】請求項9記載の発明によれば、例えば、1
つの画面を表示する際に、走査ラインの単位で、部分的
に第1ステップによる駆動制御と、第2ステップによる
駆動制御とを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における液晶駆動装置を示し
たブロック図。
【図2】TFT−LCDにおける液晶画素の等価回路。
【図3】第1の実施の形態におけるソースドライバの一
例動作を示したタイミングチャート図。
【図4】第1の実施の形態における液晶表示パネルの表
示状態の一例を示した図。
【図5】第2の実施の形態における液晶駆動装置を示し
たブロック図。
【図6】第2の実施の形態におけるソースドライバの一
例動作を示したタイミングチャート図。
【図7】第2の実施の形態における液晶表示パネルの表
示状態の一例を示した図。
【図8】第3の実施の形態における液晶駆動装置を示し
たブロック図。
【図9】第3の実施の形態におけるソースドライバの一
例動作を示したタイミングチャート図。
【図10】第3の実施の形態における液晶表示パネルの
表示状態の一例を示した図。
【図11】第4の実施の形態における液晶駆動装置を示
したブロック図。
【図12】第4の実施の形態におけるソースドライバの
一例動作を示したタイミングチャート図。
【図13】第4の実施の形態における液晶表示パネルの
表示状態の一例を示した図。
【図14】第5の実施の形態における液晶駆動装置を示
したブロック図。
【図15】第5の実施の形態における液晶表示パネルの
表示状態の一例を示した図。
【符号の説明】
110 液晶駆動装置 1 ソースドライバ 11 データレジスタ 12 D/Aコンバータ 13 出力バッファ 14 オペアンプ 15 OEスイッチ 16 プリチャージ/ディスチャージスイッチ 17 ソースドライバ制御回路 2 ゲートドライバ 3 RAM 200 液晶表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 612 G09G 3/20 612G 623 623B 650 650M Fターム(参考) 2H093 NA64 NB07 NB29 NC03 NC12 NC14 NC24 ND39 5C006 AA21 AB05 AC21 AF82 AF85 BB16 BC12 BC16 BF24 BF25 FA47 5C080 AA10 BB05 CC03 DD26 EE26 EE28 FF11 JJ01 JJ02 JJ04 KK47

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配列された3原色からなる
    複数の表示画素と、該複数の表示画素に接続される複数
    のデータ線と、複数の走査線と、を備える表示パネルに
    対して、外部入力される表示信号に応じた表示信号電圧
    を、前記表示パネルの各データ線に印加して、当該表示
    パネルの駆動を制御する表示駆動装置において、 所定期間中、前記表示パネルの各データ線に直接、表示
    信号の最大電圧又は最小電圧を印加する直接印加手段を
    備えることを特徴とする表示駆動装置。
  2. 【請求項2】前記表示駆動装置は、前記データ線毎に、
    当該データ線を表示信号の最大電圧電源に接続する第1
    の接続手段と、表示信号の最小電圧電源に接続する第2
    の接続手段と、を備え、 前記直接印加手段は、前記第1の接続手段と前記第2の
    接続手段を制御することにより、前記各データ線に最大
    又は最小の表示信号電圧を印加することを特徴とする請
    求項1記載の表示駆動装置。
  3. 【請求項3】前記表示駆動装置は、前記所定期間中にお
    いて、前記表示パネルに前記3原色の何れかを表示する
    ための単色表示制御信号を生成し、前記直接印加手段
    は、前記単色表示制御信号に基づいて、前記表示パネル
    の前記複数のデータ線の内、同一色の表示画素に接続さ
    れる複数のデータ線に対応する前記第1の接続手段と前
    記第2の接続手段とを共通に制御し、前記単色表示制御
    信号に対応する色の表示画素を表示状態に設定すること
    を特徴とする請求項2記載の表示駆動装置。
  4. 【請求項4】前記直接印加手段は、前記所定期間中にお
    いて、前記表示信号に基づく3原色のデジタルデータ毎
    の最上位ビットの値に基づいて、前記デジタルデータに
    対応する前記表示パネルのデータ線に備える前記第1の
    接続手段と前記第2の接続手段を制御することを特徴と
    する請求項2記載の表示駆動装置。
  5. 【請求項5】前記直接印加手段は、更に、前記表示パネ
    ルの走査ライン毎に、前記第1の接続手段と前記第2の
    接続手段を制御することを特徴とする請求項2〜4の何
    れかに記載の表示駆動装置。
  6. 【請求項6】マトリクス状に配列された3原色からなる
    複数の表示画素と、該複数の表示画素に接続される複数
    のデータ線と、複数の走査線と、を備える表示パネルに
    対する表示駆動装置の駆動制御方法であって、 外部入力される表示信号に応じた表示信号電圧を前記表
    示パネルの各データ線に印加する駆動制御を行う第1の
    手順と、 所定の期間において、前記表示パネルの各データ線に直
    接、表示信号の最大電圧又は最小電圧を印加する駆動制
    御を行う第2の手順と、 を含むことを特徴とする駆動制御方法。
  7. 【請求項7】前記第2の手順は、前記表示パネルに前記
    3原色の何れかを表示する単色表示制御信号に基づい
    て、前記表示パネルの前記複数のデータ線の内、同一色
    の表示画素に接続される複数のデータ線に対応する表示
    信号電圧の印加を、共通に駆動制御する手順を含むこと
    を特徴とする請求項6記載の駆動制御方法。
  8. 【請求項8】前記第2の手順は、前記表示信号に基づく
    3原色のデジタルデータ毎の最上位ビットの値に基づい
    て、前記デジタルデータに対応する前記表示パネルのデ
    ータ線に接続される前記表示画素への前記表示信号電圧
    の印加を駆動制御する手順を含むことを特徴とする請求
    項6記載の駆動制御方法。
  9. 【請求項9】前記第2の手順は、更に、前記表示パネル
    の走査ライン毎に、各データ線への前記表示信号電圧の
    印加を駆動制御する手順を含むことを特徴とする請求項
    6〜8の何れかに記載の駆動制御方法。
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