JP2003162138A - 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

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JP2003162138A
JP2003162138A JP2001360775A JP2001360775A JP2003162138A JP 2003162138 A JP2003162138 A JP 2003162138A JP 2001360775 A JP2001360775 A JP 2001360775A JP 2001360775 A JP2001360775 A JP 2001360775A JP 2003162138 A JP2003162138 A JP 2003162138A
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Hideki Maejima
英樹 前嶋
Jun Miyamoto
順 宮本
Takeshi Arimitsu
健 有光
Koji Miura
幸次 三浦
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 第1の光透過窓領域近傍で分散したトナー
が、第1の光透過窓を覆うのを防ぐことでき、正確なト
ナー残量検知を行うことができる現像装置、プロセスカ
ートリッジおよび画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る現像装置4、プロセスカー
トリッジ7および画像形成装置の代表的な構成は、現像
剤を収容する現像剤容器25と、現像剤容器25下方側に設
けられた第1の光透過窓26aと、現像剤容器25上方側に
設けられた第2の光透過窓26bと、現像剤容器25内の現
像剤を攪拌する第1の攪拌部材28aと、を有し、第1の
攪拌部材28aの攪拌翼79aが回転する際に、光透過方式
で現像剤容器25内の現像剤残量を検知する構成の画像形
成装置において、現像剤容器25の長手方向に対して、第
1の光透過窓26aの領域とその他の領域を仕切る仕切り
部材81を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置及びその本体に着脱可能なプロセスカートリッジに
関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファク
シミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。使用者自身によって装置本体に着脱を行うことがで
きるので装置本体のメンテナンスを容易に行うことがで
きる。
【0004】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いたプリンタ等の
画像形成装置は、像担持体である感光体ドラムを一様に
帯電させ、該感光体ドラムへの選択的な露光によって潜
像を形成し、該潜像を現像剤であるトナーで顕在化し、
該トナー像を記録媒体に転写し、更に、転写されたトナ
ー像に熱や圧力を加えることで該トナー像を記録媒体に
定着させることで画像記録を行う。
【0005】このような装置はトナー補給や各種プロセ
ス手段のメンテナンスを伴うが、このトナー補給作業や
メンテナンスを容易にする手段をとして前記感光体ドラ
ム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を枠体内
にまとめてカートリッジ化したものも実用化されてい
る。
【0006】このようなプロセスカートリッジの現像装
置は、収納されている現像剤の残量を検出するための現
像剤残量検出装置を備えている。現像剤残量検出装置に
は、さまざまな方式があるが、より安価で簡単な構成の
ものとして光透過式残量検知がある。光透過式残量検知
とは、現像剤を収納する容器内に検知光を通過させ、そ
の検知光の通過時間によって容器内に収納されている現
像剤の残量を検出する方法である。
【0007】光透過式残量検出装置の構成を、図9、図
10、図11を用いて具体的に説明すると、発光素子等の発
光部材130aから発せられた検知光Lは、光透過部材か
らなる第1のガイド部131aを通って、現像剤容器125に
設けられた光透過性を有する第1の光透過窓126aから
容器内部に入射される。また、容器内に入射された検知
光Lは、同じく容器内に設けられた透過性を有する第2
の光透過窓126bから容器外部に達し、さらに容器外部
に出た検知光Lは、光透過部材からなる第2のガイド部
131bを介して受光素子等の受光部材130bに至り、受光
部材130bが検知光Lを受光した時間の長さによって容
器内の現像剤残量を検知する構成となっている。
【0008】さらに、光透過窓126の長手方向の配置に
ついて述べる。
【0009】第1の光透過窓126aと第2の光透過窓126
bは現像剤容器125の長手方向の一方端に配置されてい
て、現像剤容器125の断面方向において、光透過の光軸
を形成している。一方端に形成するのは、画像形成装置
本体の一方側に配された電気基盤から光透過式現像剤残
量検知の発光素子や受光素子等の回路までの距離をでき
るだけ短くし、電気配線を短く形成することで、電気ノ
イズの発生を防止するためである。
【0010】図12に示すように、第1の攪拌部材128a
の回転中心の下方に配置する第1の光透過窓126aと、
第1の攪拌部材128aの回転中心の上方に配置する第2
の光透過窓126bとで現像剤残量検知の光透過の光軸を
形成する。かかる構成において、第2の攪拌部材128b
の回転領域にはトナーがなくなり、供給ローラ129の領
域部と第1の攪拌部材128aの回転領域にのみ、トナー
が残る状態になると、第1の光透過窓126aから第2の
光透過窓126bへ光が透過し、トナーの残量が検知可能
な状態になる。
【0011】また、第1の攪拌部材128aの攪拌翼179a
が第1の光透過窓126aを拭いた(通過した)後、攪拌
翼179aがトナーを供給ローラ129に排出し、さらに余っ
たトナーを搬送しつつ回転し、トナーを第1の光透過窓
126aに排出して検知光Lを遮光するという遮光手段に
おいて、現像剤容器の中のトナーが十分に少なくなった
場合、第1の攪拌部材128aが搬送するトナーは少量で
あるため、ほとんどのトナーを供給ローラ129に排出す
るので、第1の光透過窓126aを覆うトナーはわずかで
あり、検知光Lは遮光されることはない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トナー
は他の物質に比べて、分散度が高いという性質を持って
いる。このため、図13、14に示したように、第1の
光透過窓領域近傍にあるトナーが、第1の攪拌部材の攪
拌翼179aから落下した際、現像剤容器125との接触によ
り、トナーの分散が生じる。この現象により、攪拌翼に
溜まったトナーが長手方向に均一に落下したとしても、
第1の光透過窓上に落ちるトナー以外に、光透過窓領域
近傍において落下したトナーが分散することで、本来よ
りも多くのトナーが第1の光透過窓26aを覆い検知光L
を遮光してしまう。これにより、トナー残量検知を正確
に行うことができなくなっているという問題点があっ
た。
【0013】そこで本発明は、第1の光透過窓領域近傍
で分散したトナーが、第1の光透過窓を覆うのを防ぐこ
とでき、正確なトナー残量検知を行うことができる現像
装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジおよび
画像形成装置の代表的な構成は、現像剤を収容する現像
剤容器と、該現像剤容器下方側に設けられた第1の光透
過窓と、前記現像剤容器上方側に設けられた第2の光透
過窓と、前記現像剤容器内の現像剤を攪拌する攪拌部材
と、を有し、該攪拌部材の攪拌翼が回転する際に、光透
過方式で前記現像剤容器内の現像剤残量を検知する構成
の画像形成装置において、前記現像剤容器の長手方向に
対して、第1の光透過窓の領域とその他の領域を仕切る
仕切り部材を設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る現像装置、プロセス
カートリッジおよび画像形成装置の実施形態について、
図を用いて説明する。図1は発明に係る多色画像形成装
置の実施例を示す断面図、図2は画像形成装置に対する
プロセスカートリッジの着脱構成を示す断面図、図3は
画像形成装置の係合部を示す斜視図、図4は現像装置の
外観を示す斜視図、図5は検知光の経路を示す図、図6
はプロセスカートリッジの断面図、図7は攪拌部材と光
透過窓の構成図、図8は攪拌部材と光透過窓の断面図で
ある。
【0016】(多色画像形成装置の全体構成)まず多色
画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要
説明する。なお、図1は多色画像形成装置の一態様であ
るフルカラーレーザービームプリンタ50の全体構成を示
す縦断面図である。
【0017】図1に示すように、多色画像形成装置50
は、垂直方向に並設された4個の電子写真感光体である
感光ドラム1a、1b、1c、1dを備えている。感光
体ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、同図中、
反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲に
は、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を
均一に帯電する帯電手段である帯電装置2(2a、2
b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザービーム
を照射し感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャ
ナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像に
トナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4
(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナ
ー像を転写材Sに転写させる静電転写装置5、転写後の
感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するク
リーニング手段であるクリーニング装置6(6a、6
b、6c、6d)等が配設されている。
【0018】ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、現
像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ
化されプロセスカートリッジ7を形成している。
【0019】以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
【0020】感光体ドラム1は、例えば直径30mmの
アルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光
体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1
は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持され
ており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動
力が伝達されることにより、反時計周りに回転駆動され
る。
【0021】帯電装置2としては、接触帯電方式のもの
を使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成
された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム
1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイア
ス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一
様に帯電させるものである。
【0022】スキャナユニット3は、感光ドラム1の略
水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)に
よって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター
(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9
(9a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミ
ラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10
b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ドラム1表
面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成し
ている。
【0023】現像装置4a、4b、4c、4dはそれぞ
れイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナ
ーを夫々収納した現像器から構成される。
【0024】すべての感光体ドラム1a、1b、1c、
1dに対向し、接するように循環移動する静電転写ベル
ト11が配設される。静電転写ベルト11は1011〜1014
Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約150μmの
フィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11
は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外
周面に転写材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に転
写材Sを接触させるべく循環移動する。これにより、転
写材Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送さ
れ、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。
【0025】この静電転写ベルト11の内側に当接し、4
個の感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向した位
置に転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)が並設さ
れる。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写
ベルト11を介して転写材Sに印可され、この電荷による
電界により、感光体ドラム1に接触中の転写材Sに、感
光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。
【0026】静電転写ベルト11は周長約700mm、厚
み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ロー
ラ14a、14b、テンションローラ15の4本のローラによ
り掛け渡され、図の矢印方向に回転する。これにより、
上述した静電転写ベルト11が循環移動して転写材Sが従
動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にト
ナー像を転写される。
【0027】給送部16は、画像形成部に転写材Sを給送
搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給送カセット
17に収納されている。画像形成時には給送ローラ18(半
月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動作に応じ
て駆動回転し、給送カセット17内の転写材Sを1枚毎分
離給送するとともに、転写材S先端はレジストローラ対
19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転
写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レ
ジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給送さ
れていく。
【0028】定着部20は、転写材Sに転写された複数色
のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ロ
ーラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を与
える加圧ローラ21bとからなる。
【0029】すなわち、感光体ドラム1上のトナー像を
転写した転写材Sは定着部20を通過する際に定着ローラ
対21で搬送されるとともに、定着ローラ対21によって熱
及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像
が転写材S表面に定着される。
【0030】画像形成の動作としては、プロセスカート
リッジ7a、7b、7c、7dが、記録タイミングに合
わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1
a、1b、1c、1dが、反時計回り方向に回転駆動さ
れる。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応す
るスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動によ
り、帯電ローラ2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷
を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1
周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周
面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ローラ
は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ド
ラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
【0031】最上流の感光体ドラム1周面上のトナー像
の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送され
てくるタイミングで、その対向点に転写材Sの記録開始
位置が一致するように、レジローラ対19が回転を開始し
て転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
【0032】転写材Sは静電吸着ローラ22と静電転写ベ
ルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11
の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電吸着ロー
ラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である
転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起
し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着するよ
うに構成している。これにより、転写材Sは静電転写ベ
ルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送さ
れる。
【0033】このように搬送されながら転写材Sは、各
感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界
によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写され
る。
【0034】4色のトナー像を転写された転写材Sは、
ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から
曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材Sは、定
着部20で上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対
23によって、排出部24から画像面を下にした状態で本体
外に排出される。
【0035】(画像形成装置本体に対するプロセスカー
トリッジに着脱方法)次に、画像形成装置50に対するプ
ロセスカートリッジ7の着脱方法を図2を用いて説明す
る。図2に示すように、プロセスカートリッジ7は画像
形成装置50に対して、着脱可能であり、その際プロセス
カートリッジ7は画像形成装置50の前扉32が開いた状態
において、水平方向に抜き差しされる構成となってい
る。
【0036】さらに、図3に示すように、画像形成装置
50内において、プロセスカートリッジ7は、画像形成装
置50内に設けられているガイドレール部33と、プロセス
カートリッジ7に設けられた挿入ガイド部が係合するこ
とにより、着脱される構成となっておいる。プロセスカ
ートリッジ7が画像形成装置50に挿入される際は、前扉
32が開いた状態からガイドレール部33に沿って奥側まで
差し込まれ、プロセスカートリッジ7の現像位置にて停
止する。また、脱着される際は、前記現像位置より、ガ
イドレール部33に沿って前扉32側に向かって引き出され
ることによりプロセスカートリッジ7は画像形成装置50
の外に取り出される。
【0037】(光透過式トナー残量検知方法)次に本発
明の特徴部分である光透過式トナー残量検知方法につい
て図4、図5、図6を用いて述べる。トナーを収容する
プロセスカートリッジ7の現像剤容器25には、光透過窓
26aと光透過窓26bが設けられている。また、現像剤容
器25内には現像ローラ27に近い側から第1の攪拌部材28
aと第2の攪拌部材28bが設けられていて、それぞれの
攪拌部材が回転することで、供給ローラ29にトナーTを
搬送している。第1の攪拌部材28aは、トナーを搬送す
る以外にも光透過窓26aと光透過窓26bに付着したトナ
ーTを除去する拭き取り機能も持っている。
【0038】さらに、現像剤容器25の側面には、図4に
示すように画像形成装置本体側に設けられた発光部材30
aと受光部材30bが配置されている。発光部材30aから
出射された検知光Lは、現像剤容器25の長手に渡って配
設された第1のガイド部31aを通って光透過窓26aから
現像剤容器25内部に入射される。そして、現像剤容器25
内部に入射された検知光Lは、光透過窓26bから現像剤
容器25外部に通過する。現像剤容器25外部に達した検知
光Lは、同じく現像剤容器25の長手に渡って配設された
第2のガイド部31bを介して受光部材30bに至り、そこ
で受光部材30bがどれだけの時間、検知光Lを受光した
かによって現像剤容器25内に収納されているトナーTの
残量を検知する構成となっている。
【0039】このような構成にすることで、受光部材30
bが検知光Lを受光する時間の長さの変化によって現像
剤容器25内に収容されているトナーTの残量を逐次に検
知することが可能であり、また現像剤容器25にトナーT
が無くなりかけていることを、ユーザーに報知するよう
になっている。
【0040】ここで、受光部材30bが検知光Lを受光す
る時間の長さは、検知光LがトナーTにより遮光されて
から、次に遮光されるまでの時間の間隔であり、第1の
光透過窓26aをトナーTにより遮光することにより検知
できる。
【0041】第1の光透過窓26aをトナーで遮光するた
めには、第1の攪拌翼79aがトナーを供給したが足りて
いて、トナーを排出せず、そのままトナーを現像剤容器
25側に持ち帰り、そして第1の光透過窓26aにトナーを
排出し、検知光Lを遮光する。
【0042】しかしながら、第1の攪拌部材28aの攪拌
翼79aが第1の光透過窓26aを拭いた(通過した)後、
攪拌翼79aがトナーを供給ローラ29に排出し、さらに余
ったトナーを搬送しつつ回転し、トナーを第1の光透過
窓26aに排出して検知光Lを遮光するという遮光手段に
おいて、現像剤容器の中のトナーが十分に少なくなった
場合、第1の攪拌部材28aがかきとるトナーが少量であ
るため、供給ローラ29にほとんどのトナーを排出するの
で、第1の光透過窓26aを覆うトナーはわずかであり、
検知光は遮光されることはない。
【0043】しかし、トナーは他の物質に比べて、分散
度が高いという性質を持っている。このため、図13に
示す従来例と同様に、第1の光透過窓の領域近傍にある
トナーが第1の攪拌部材の攪拌翼から落下した際、現像
剤容器との接触により、トナーの分散が生じる。攪拌翼
に溜まったトナーが長手方向に均一に落下した際、第1
の光透過窓上に落ちるトナー以外に、光透過窓領域以外
において落下したトナーが分散し、本来よりも多くのト
ナーが第1の光透過窓を覆うことで検知光Lを遮光して
しまう。
【0044】そこで、本実施形態では、図7、図8に示
すように、現像剤容器25の長手方向において、第1の光
透過窓部26aとその他の領域に仕切る仕切り部材81を設
けている。
【0045】ここで、攪拌翼79aは、長手方向において
分離溝80により、第1の攪拌部材28aの攪拌翼79aが第
1の光透過窓26aを拭く(通過する)際に第1の攪拌部
材28aに対向する光透過窓領域Xとそれ以外の領域Yと
に分離されている。
【0046】仕切り部材81は、分離溝80と対向する位置
に配置され、第1の攪拌部材28aが回転してトナーを攪
拌する際に、分離溝80のスペースを通過するよう構成さ
れている。
【0047】これにより、攪拌翼79aの領域Yから落下
するトナーが第1の光透過窓26a側に入ることを確実に
防止することができる。すなわち、長手方向において、
第1の光透過窓領域近傍において分散したトナーをが、
第1の光透過窓26aを覆うことを防ぐことができ、正確
なトナー残量検知を行うことができる。
【0048】これにより、ユーザーにトナー残量の信号
を的確に提供することができ、ユーザーは、自分のプリ
ントボリュームに応じてプロセスカートリッジ7の寿命
を予測してプロセスカートリッジ7を購入することがで
きる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、第1の光透過窓部
とその他の領域に仕切りを設けることにより、長手方向
において、第1の光透過窓領域近傍で分散したトナー
が、第1の光透過窓を覆うのを防ぐことが可能になり、
正確なトナー残量検知を行うことができる。
【0050】これにより、ユーザーにトナー残量の信号
を的確に提供することができ、ユーザーは、自分のプリ
ントボリュームに応じてプロセスカートリッジの寿命を
予測してプロセスカートリッジを購入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係る多色画像形成装置の実施例を示す断
面図である。
【図2】画像形成装置に対するプロセスカートリッジの
着脱構成を示す断面図である。
【図3】画像形成装置の係合部を示す斜視図である。
【図4】現像装置の外観を示す斜視図である。
【図5】検知光の経路を示す図である。
【図6】プロセスカートリッジの断面図である。
【図7】攪拌部材と光透過窓の構成図である。
【図8】攪拌部材と光透過窓の断面図である。
【図9】従来の現像装置の外観を示す斜視図である。
【図10】従来の検知光の経路を示す図である。
【図11】従来のプロセスカートリッジの断面図であ
る。
【図12】従来の光残量検知の概要を示す図である。
【図13】従来の攪拌部材と光透過窓の構成図である。
【図14】従来の攪拌部材と光透過窓の断面図である。
【符号の説明】
L …検知光 S …転写材 X …光透過窓領域 Y …領域 1 …感光体ドラム 1a …感光ドラム 1d …感光ドラム 2 …帯電装置 3 …スキャナユニット 4 …現像装置 5 …静電転写装置 6 …クリーニング装置 7 …プロセスカートリッジ 9 …ポリゴンミラー 10 …結像レンズ 11 …静電転写ベルト 12 …転写ローラ 13 …駆動ローラ 14a …従動ローラ 16 …給送部 17 …給送カセット 18 …給送ローラ 19 …レジストローラ対 20 …定着部 21a …加熱ローラ 21b …加圧ローラ 22 …静電吸着ローラ 23 …排出ローラ対 24 …排出部 25 …現像剤容器 26a …第1の光透過窓 26b …第2の光透過窓 27 …現像ローラ 28a …第1の攪拌部材 28b …第2の攪拌部材 28c …攪拌部材 29 …供給ローラ 30a …発光部材 30b …受光部材 31a …第1のガイド部 31b …第2のガイド部 32 …前扉 33 …ガイドレール部 50 …多色画像形成装置 78a …攪拌軸 79a …攪拌翼 79c …攪拌翼 80 …分離溝 81 …仕切り部材
フロントページの続き (72)発明者 有光 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三浦 幸次 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AB03 AB14 AB18 AC04 AD02 AD06 DA15 DA42 DA64 DA93 EA11 GA04 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤容器と、 該現像剤容器下方側に設けられた第1の光透過窓と、 前記現像剤容器上方側に設けられた第2の光透過窓と、 前記現像剤容器内の現像剤を攪拌する攪拌部材と、を有
    し、 該攪拌部材の攪拌翼が回転する際に、光透過方式で前記
    現像剤容器内の現像剤残量を検知する構成の画像形成装
    置において、 前記現像剤容器の長手方向に対して、第1の光透過窓の
    領域とその他の領域を仕切る仕切り部材を設けたことを
    特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記仕切り部材は前記現像剤容器と一体
    に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の光透過窓は前記現像剤容器の
    長手方向に対し、前記現像剤容器の側面と前記仕切り部
    材との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃
    至2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 電子写真感光体と、 該電子写真感光体に作用するクリーニング手段と、 電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、 請求項1乃至3に記載の現像装置と、を具備したことを
    特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 電子写真感光体と、 該電子写真感光体に作用するクリーニング手段と、 電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、 請求項1乃至3に記載の現像装置と、を具備したことを
    特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のプロセスカートリッジ
    を着脱自在としたことを特徴とする画像形成装置。
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