JP2003162001A - 投写型画像表示装置 - Google Patents

投写型画像表示装置

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JP2003162001A
JP2003162001A JP2001363928A JP2001363928A JP2003162001A JP 2003162001 A JP2003162001 A JP 2003162001A JP 2001363928 A JP2001363928 A JP 2001363928A JP 2001363928 A JP2001363928 A JP 2001363928A JP 2003162001 A JP2003162001 A JP 2003162001A
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color wheel
color
lamp
light
frequency
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JP2001363928A
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Hirokazu Taguchi
洋和 田口
Shigenori Shibue
重教 渋江
Isao Yoneoka
勲 米岡
Yoshinori Asamura
吉範 浅村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流点灯光源とカラーホイールとを使用する
投写型画像表示装置において、投写される画像の明るさ
の低下を防止すること。 【解決手段】 白色光の時分割色分離を行うことによっ
てカラー画像を投写する投写型画像表示装置において、
白色光のうち、赤、緑、青それぞれの波長成分の光を透
過させる3つのセグメントが形成されたカラーホイール
を設ける。そのカラーホイールを一定の回転周波数で回
転させるとともに、カラーホイールのセグメント境界が
白色光の光束を通過するタイミングと、ランプ駆動電流
の極性変換タイミングとが一致するようにランプ駆動電
流を発生させてランプを駆動制御する。これにより、ラ
ンプ駆動電流の極性変換による影響を解消することがで
き、かつ、ブランキング期間の回数を最小限に低減する
ができるので、投写される画像の明るさが低下すること
を防止するが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カラー映
像をスクリーン等に投写するプロジェクタ装置に適用す
るのに最適な投写型画像表示装置であって、特に、光源
から出射される白色光をカラーホイールを用いて時間的
に赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色光に分割し、
その分割した赤、緑、青の光を液晶パネルやDMD(デ
ジタル・マイクロミラー・デバイス)等の画像表示素子
によって赤、緑、青の映像光に変調してスクリーン等に
投写するようにした投写型画像表示装置の技術分野に属
するものである。
【0002】
【従来の技術】投写型画像表示装置は、画像表示素子で
生成したカラー映像をスクリーン等に投写することによ
りこの画像を表示する装置であって、画像表示素子の形
態によって透過型と反射型とに区分される。一般的にD
MD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等の鏡面
反射型光変調器を使用した単板形式の投写型画像表示装
置においては、時分割色分離合成方式を採用しており、
例えば特開2000−347130号公報に示されるよ
うな光学系が実用化されている。
【0003】図9は当該公報に開示された投写型画像表
示装置100を示す図であり、画像表示素子上の照度分
布を均一にするための手段としてロッドレンズ104を
使用するものである。ランプ101から出射する光は楕
円鏡102によって集光作用を受け、カラーホイール1
03を介してロッドレンズ104に入射する。ロッドレ
ンズ104において照度分布が均一な状態に変換された
光は、リレーレンズ105、106と凹面反射鏡107
とを介してDMD等の鏡面反射型光変調器108へと導
かれる。鏡面反射型光変調器108は、凹面反射鏡10
7において反射される反射光を入射して画像光を反射さ
せる。この画像光は、投写レンズ109を介してスクリ
ーン等の投写画面上に投写される。
【0004】このような従来の投写型画像表示装置10
0においては、カラーホイール103を回転させること
によって、ランプ101からの光を時分割で色分離を行
うように構成される。
【0005】カラーホイール103は、図10(a)に
示すように、扇形状をなす基板上に、赤、緑、青それぞ
れの波長を透過するように構成されている色フィルタ1
30、131、132を配置して、それぞれの扇形状の
色フィルタを回転保持部材140に円形に接着固定する
ことにより構成されている。良好なホワイトバランスを
得るためには、色フィルタ130、131、132のセ
グメント角はそれぞれ120°前後とするのが望まし
い。なお、図10(b)に示すように、可視光を透過で
きる白色フィルタ133を加えて、4枚のフィルタ配置
により輝度を向上させるようにしたカラーホイールもあ
るが、ホワイトバランスとしては多少劣化する傾向とな
るので、ホワイトバランスを重視するプロジェクション
テレビ等の用途には図10(a)に示すような色フィル
タ3枚構成の方が有用である。
【0006】ところで、ランプ101からの光ビームが
色フィルタのセグメント境界を横切る際(厳密には、色
フィルタのセグメント境界が光ビームを横切る際)、2
つの色フィルタによって光ビームが着色されることにな
る。光ビームが2つの色フィルタによって着色されてい
る間は、スクリーン等に投写される画像が両方のセグメ
ントからの混合色の影響を受けることとなるため、その
ような光の変調を防止することが必要になる。そこで、
一般的には、色フィルタのセグメント境界が光ビームを
横切る期間は、鏡面反射型光変調器108を動作させな
いブランキング期間として設定される。このように鏡面
反射型光変調器108にブランキング期間を設定するこ
とにより、混合色の影響を抑制することができる反面、
ブランキング期間中はランプ101から放射される光束
を捨てることになるため、スクリーンの明るさを低下さ
せる原因となる。
【0007】カラーホイール103の回転速度は、装置
を同期化させるため、従来よりビデオ信号の垂直フレー
ム速度信号(同期信号)VSYNCに位相ロックされ
る。カラーホイール103を透過した赤、緑、青の3原
色光は、鏡面反射型光変調器108に投写され、連続し
たカラー映像を観察者の目の中で一体化できるように高
速で切換えながら画面上に映し出すことによりフルカラ
ー映像が生成されるが、カラーホイール回転速度が遅い
と観察者には赤、緑、青の3原色に色割れした映像とし
て認識され、フルカラー映像とはならない。そのため、
一般にカラーホイール回転速度は、ビデオ信号の垂直フ
レーム速度信号VSYNCの2倍速以上に設定されるの
が適当であるとされている。
【0008】また、ランプ101としてメタルハライド
ランプやUHPランプのような交流点灯ランプを用いる
場合、陽極と陰極とが極性変換する瞬間には、ランプ1
01の光出力に変動が生じる。鏡面反射型光変調器10
8はPWM(パルス幅変調)駆動により階調を表現する
ため、ランプ101の出力変動をビデオ信号の垂直フレ
ーム速度信号VSYNCに同期させていないときには、
ランプ101の出力変動はスクリーン上に垂直方向に非
同期な画面の明るさ変動として現れ、また、ランプ10
1の出力変動をビデオ信号の垂直フレーム速度信号VS
YNCに同期させているときには、投写される画像にお
いて階調表現の不連続性を引き起こす可能性がある。
【0009】これらの問題を回避する方法としては、ラ
ンプ101の駆動電流周波数とカラーホイール回転速度
とを同期させること、即ち、ランプ101の駆動電流周
波数及びカラーホイール回転速度をビデオ信号の垂直フ
レーム速度信号VSYNCとの間で同期をとることによ
って、カラーホイール103のブランキング期間にラン
プ101の極性変換タイミングが来るようにランプ10
1の駆動電流周波数の位相を調整するのが一般的であ
る。また、交流点灯光源の駆動電流周波数として、70
〜135Hz対応のランプが良く知られているため、ラ
ンプ101の駆動電流周波数は70〜135Hzに設定
されるのが一般的である。
【0010】従来は、ランプ101の駆動電流周波数と
カラーホイール103の回転速度とを同期させるため
に、ランプ101の駆動電流周波数とカラーホイール1
03の回転速度との両者の関係が1対1となるように設
定されている。例えば、ランプ101の駆動電流周波数
が120Hzとすると、カラーホイール103の回転速
度も120Hzとしている。この場合、カラーホイール
103が1回転、即ち360°回転する間に、交流点灯
光源であるランプ101には陽極と陰極とが極性変換す
るタイミングが0°及び180°のそれぞれの位置で2
回あり、カラーホイール103が0°及び180°の回
転位置となる瞬間にランプ101の光出力に変動が生じ
ることになる。この出力変動による影響を防止するため
に、カラーホイール3のブランキング期間にランプ10
1の極性変換タイミングが来るように設計するのが一般
的であるので、上述した従来の同期をとる方法では、カ
ラーホイール3には少なくとも0°と180°の位置に
カラーホイール103を構成する色フィルタのセグメン
ト境界が必要になる。
【0011】また、良好なホワイトバランスを得るため
には、前述のようにカラーホイール103は可視光を透
過できる白色フィルタを備えず、赤、緑、青それぞれの
波長を透過する3種類の色フィルタで構成するように
し、さらに各色の波長を透過させる領域がカラーホイー
ル1回転分の領域に対してほぼ均等なサイズとなるよう
に、即ち各色の波長を透過させるセグメントのセグメン
ト角が120°前後となるように形成されることが望ま
れる。
【0012】そのため、従来は上記2つの要求を同時に
満足させる手段として、図11に示すように、例えば赤
の波長を透過する色フィルタ130を2分割し、色フィ
ルタを3種類4枚構成としたカラーホイール103aを
用いたり、図12に示すように赤、緑、青それぞれの波
長を透過する3種類の色フィルタ130,131,13
2を全て2分割し、色フィルタを3種類6枚構成とした
カラーホイール103bを用いることにより、0°と1
80°の位置に色フィルタのセグメント境界を設け、ブ
ランキング期間とランプ101の極性変換タイミングと
が一致するように設定されている。
【0013】図13は、カラーホイール103として、
図11に示す赤の波長を透過する色フィルタ130を2
分割し、色フィルタ3種類4枚構成としたものを用いる
場合のカラーホイール103aおよび交流点灯ランプ1
01のタイミングチャートである。ただし、図13にお
いては、ビデオ信号の垂直フレーム速度信号VSYNC
はNTSC(National Television System Committee)
方式の60Hzを想定し、カラーホイール回転速度をそ
の2倍速の120Hzとしている。ランプの駆動電流周
波数は、カラーホイール回転速度と等倍の120Hzに
設定される。図13に示すように、図11のカラーホイ
ール103aを用いることにより、カラーホイール10
3aが0°及び180°の回転位置のときに発生するラ
ンプ駆動電流の極性変換のタイミングがブランキング期
間と一致するため、ランプ駆動電流の極性変換による出
力変動の影響は解消されることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の装置の場合、図13のように、ブランキング期
間はカラーホイール1回転あたり4回発生することとな
るため、スクリーン等に投写される画像の明るさの低下
を招いていることになる。
【0015】また、カラーホイール103として、図1
2に示すような、赤、緑、青それぞれの波長を透過する
3種類の色フィルタ130,131,132を全て2分
割し、色フィルタ3種類6枚構成としたカラーホイール
103bを用いる場合、ブランキング期間はカラーホイ
ール1回転あたり6回発生することとなるため、スクリ
ーン等に投写される画像の明るさがさらに低下すること
になる。
【0016】カラーホイール103が1回転する間にお
けるブランキング期間の増加は、ランプ101が発生す
る光の利用効率を低下させることとなり、スクリーンの
明るさを低下させる要因となる。赤、緑、青それぞれの
波長を透過する3種類の色フィルタを備えたカラーホイ
ールを用いる場合、交流点灯ランプ101の駆動電流周
波数をカラーホイール103の回転速度と等倍とする従
来の例では、ブランキング期間にランプ101の極性変
換タイミングが来るようにするためには、カラーホイー
ル103における色フィルタのセグメント境界を必ず4
つ以上設けなければならず、それに伴うブランキング期
間もカラーホイール1回転あたり4回以上となり、画像
の明るさが低下するという問題を発生させている。
【0017】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、ランプ駆動電流の極性変換による
影響を受けることなく、かつ、ブランキング期間の回数
を減らすことで、明るさを向上させ、コントラストの改
善を図った投写型画像表示装置を提供するを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、白色光の時分割色分離を
行うことによってカラー画像を投写する投写型画像表示
装置であって、白色光を発生させる交流点灯光源と、前
記白色光の光路中に介挿され、前記白色光のうち、赤、
緑、青それぞれの波長成分の光を透過させる3つのセグ
メントが形成されたカラーホイールと、前記カラーホイ
ールを一定の回転周波数で回転駆動する回転駆動手段
と、前記カラーホイールのセグメント境界が前記白色光
の光束を通過するタイミングと、前記交流点灯光源を発
光させるための駆動電流の極性変換タイミングとが一致
するように前記駆動電流を発生させて前記交流点灯光源
に与える光源駆動手段と、前記カラーホイールからの
赤、緑、青の各光に対応した画像を表示して、投写すべ
き画像光を生成する画像表示素子と、を備えて構成され
る。
【0019】請求項2にかかる発明は、請求項1に記載
の投写型画像表示装置において、入力するビデオ信号に
含まれる同期信号に基づいて、前記カラーホイールの回
転周波数及び前記駆動電流の周波数を設定し、前記回転
駆動手段と前記光源駆動手段とを制御する制御手段、を
さらに備えて構成される。
【0020】請求項3にかかる発明は、請求項2に記載
の投写型画像表示装置において、前記制御手段が、前記
カラーホイールの回転周波数を、前記同期信号の周波数
の2倍以上3倍以下の値に設定することを特徴としてい
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0022】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態にかかる投写型画像表示装置1を示す図である。この
投写型画像表示装置1は、画像を投写するための光学系
10と、光学系を制御する制御系20とを備えて構成さ
れる。
【0023】光学系10は、照明光学系と結像光学系と
を備えており、そのうち照明光学系は、交流電流によっ
て駆動され、白色光を放射する交流点灯ランプ11(以
下、単にランプ11と称する。)と、ランプ11からの
光をその第2焦点に集光させるための楕円鏡12と、ラ
ンプ11と楕円鏡12とからなる光源部から入射された
光に対して時分割での色分離を行うカラーホイール13
と、光の分布状態を均一にするためのロッドレンズ14
と、ロッドレンズ14から出射する光を効率良く鏡面反
射型光変調器18に伝えるためのリレーレンズ15,1
6とを備えている。また結像光学系は、リレーレンズ1
6からの出射光を鏡面反射型光変調器18に向けて反射
させるとともに、投写レンズ19の入射瞳に効率よく光
を集光させる作用を有する凹面反射鏡17と、凹面反射
鏡17からの反射光を入射してスクリーン等への投写画
像に寄与する光成分を投写レンズ19に向けて反射させ
る鏡面反射型光変調器18と、鏡面反射型光変調器18
で生成された画像光をスクリーン等の投写画面上に投写
するための投写レンズ19とを備えている。
【0024】ランプ11から出射される光は楕円鏡12
によって集光作用を受け、カラーホイール13を介して
ロッドレンズ14に入射する。
【0025】カラーホイール13は、赤、緑、青の3原
色の色フィルタが配置され、赤色の波長成分の光を透過
させるセグメント領域、緑色の波長成分の光を透過させ
るセグメント領域、及び、青色の波長成分の光を透過さ
せるセグメント領域、の3つのセグメント領域を有する
ように形成される。このため、カラーホイール13のセ
グメント境界は、カラーホイール1回転当たり3個とな
る。
【0026】また、カラーホイール13は、ランプ11
から出射される光の光路中の光束幅の比較的狭い位置に
設置される。これにより、カラーホイール13における
色フィルタのセグメント境界が光ビーム(光束)を通過
するのに要する移行時間を最小にすることができ、鏡面
反射型光変調器8の光効率を最大にすることができる。
【0027】ロッドレンズ14において照度分布が均一
な状態に変換された光は、リレーレンズ15,16と凹
面反射鏡17とを介して、画像表示素子として機能する
鏡面反射型光変調器18へと導かれる。鏡面反射型光変
調器18は、凹面反射鏡17において反射される反射光
を入射して画像光を反射させる。この画像光は、投写レ
ンズ19を介してスクリーン等の投写画面上に投写され
る。なお、鏡面反射型光変調器18に対してブランキン
グ信号が与えられる間は、鏡面反射型光変調器18の画
像光生成機能が停止し、凹面反射鏡17から入射する光
の全ては投写レンズ19に向けて反射されない状態とな
る。
【0028】このような投写型画像表示装置1において
は、カラーホイール13を回転させることによって、ラ
ンプ11からの光を時分割で色分離を行うように構成さ
れる。
【0029】そして上記のような光学系10を制御する
制御系20として、ビデオ信号を入力してビデオ信号に
含まれる画像信号と垂直フレーム速度信号(以下、同期
信号という。)VSYNCとを分離する信号分離器2
1、同期信号VSYNCを入力して、ランプ駆動周波
数、カラーホイール13の回転周波数、及び、鏡面反射
型光変調器18に対するブランキング信号を発生させる
制御部22、制御部22から得られるランプ駆動周波数
に基づいてランプ駆動電流を発生させ、ランプ11に与
えるランプ駆動部23、制御部22から得られる回転周
波数に基づいてカラーホイール13を回転させるモータ
25を駆動するための回転駆動部24、並びに、信号分
離器21から得られる画像信号に基づいて鏡面反射型光
変調器18を駆動することによって画像光を生成させる
とともに、制御部22から得られるブランキング信号に
基づいて鏡面反射型光変調器18の機能を一時的に停止
させる画像制御部26を備えて構成される。
【0030】信号分離器21は、入力するビデオ信号か
ら赤(R)、緑(G)、青(B)の各色成分ごとの画像
信号を取り出し、各色成分ごとの画像信号を画像制御部
26に順次与えるとともに、ビデオ信号から分離した同
期信号VSYNCは制御部22に与える。
【0031】制御部22は信号分離器21から入力する
同期信号VSYNCを解析し、同期信号VSYNCの周
波数を特定する。例えば、ビデオ信号の同期信号VSY
NCは、NTSC方式の場合は60Hzであり、またP
AL(Phase Alternation byLine)方式の場合は50H
zである。制御部22は同期信号VSYNCの周波数に
応じて、ランプ駆動周波数、回転周波数、及びブランキ
ング信号の発生タイミングを決定する。このとき、制御
部22はカラーホイール13のセグメント境界が白色光
の光束を通過するタイミングと、ランプ11を発光させ
るためのランプ駆動電流の極性変換タイミングとが一致
するようにランプ駆動周波数及び回転周波数を決定す
る。そして、制御部22はその決定された値に基づいて
ランプ駆動部23、回転駆動部24及び画像制御部26
のそれぞれに駆動指令を与えることで、光学系10の各
部における動作を同期させるような制御を行う。
【0032】なお、投写型画像表示装置1において投写
される画像が色割れしたカラー映像となることを防止す
るために、カラーホイール13の回転周波数はビデオ信
号の同期信号VSYNCの2倍以上として設定される。
【0033】図2は本実施の形態1におけるカラーホイ
ール13の回転動作及びランプ駆動電流のタイミングチ
ャートである。ただし図2では、ビデオ信号の同期信号
VSYNCとしてNTSC方式の60Hzを想定し、カ
ラーホイール回転速度をその2倍速の120Hzとして
いる。ランプ11の駆動電流周波数はカラーホイール回
転周波数の3/4倍、即ち90Hzに設定している。こ
のランプ駆動電流周波数の値は、一般に良く知られてい
る対応周波数70〜135Hzを満足している。
【0034】また、図3は本実施の形態1に用いられる
カラーホイール13aを示す図であり、カラーホイール
13aは、図3に示すように、扇形状をなす透明基板上
に、赤、緑、青それぞれの波長成分の光を透過するよう
に構成されている3枚の色フィルタ30、31、32を
配置して、それぞれの扇形状の色フィルタ30,31,
32を回転保持部材40に円形に接着固定することによ
り構成されている。したがって、カラーホイール13a
には、ランプ11から放射される白色光のうち、赤、
緑、青それぞれの波長成分の光を透過させる3つのセグ
メント領域が形成される。また、カラーホイール13a
における各色フィルタ30,31,32のセグメント領
域は全て均等な状態に設定され、セグメント角度は12
0°とされる。
【0035】制御部22は、同期信号VSYNCが60
Hzであることを検出すると、カラーホイール13の回
転周波数を同期信号VSYNCの2倍値である120H
zに設定するとともに、ランプ11の駆動電流周波数を
カラーホイール回転周波数の3/4倍である90Hzに
設定する。そして制御部22は、図2に示すようにカラ
ーホイール13が120Hzで回転動作するように回転
駆動部24を制御するとともに、90Hzで極性変動す
るランプ駆動電流を発生させるようにランプ駆動部23
を制御する。また、制御部22は、カラーホイール13
aのセグメント分布に応じてセグメント境界が光路中を
横切るタイミングを検出し、そのタイミングで所定パル
ス幅のブランキング信号を発生させる。
【0036】このように投写型画像表示装置1を構成す
るとともに、上記のような制御動作を行うことによっ
て、カラーホイール13aを構成する3枚の色フィルタ
30,31,32のセグメント境界によって定められる
ブランキング期間と、ランプ11の極性変換に伴う光出
力変動のタイミングとを一致させることが可能になる。
つまり、本実施の形態1では、ランプ11の駆動電流周
波数をカラーホイール回転周波数の3/4倍として設定
することにより、各色成分の光を透過させる3つのセグ
メント領域が均等な状態で配置されたカラーホイール1
3aを用いる場合に、ランプ駆動電流の極性変換タイミ
ングが必ずブランキング期間に一致することになるので
ある。そのため、ランプ駆動電流の極性変換時に発生す
る光出力変動の影響を防止することが可能である。
【0037】また、ブランキング期間は、カラーホイー
ル13を赤、緑、青それぞれの波長を透過する3枚の色
フィルタで構成する以上、必ず必要となる3つのセグメ
ント境界に伴うブランキング期間のみとすることがで
き、それ以上のブランキング期間は必要としない。すな
わち、ブランキング期間はカラーホイール1回転あたり
3回のみとなり、スクリーン等に投写される画像の明る
さが低下することを最小限に抑制することができるの
で、コントラストの改善も図ることが可能になる。
【0038】よって本実施の形態1によれば、ランプ駆
動電流の極性変換による影響を受けることがなく、か
つ、ブランキング期間の回数を最小限まで減らすことの
可能な投写型画像表示装置1を実現することができるの
である。
【0039】さらに、ランプ11に対していわゆるフリ
ッカーフリー対応のランプ駆動電流を供給する場合、ラ
ンプ駆動電流の極性が変化する直前に定常時よりも大き
な電流ピークを示すこともあるが、図2に示すように、
ランプ駆動電流の極性変化点が必ずカラーホイール13
aのセグメント境界に伴うブランキング期間に一致する
ように制御されるため、階調表現の不連続性といった問
題等が発生することも防止することができる。
【0040】なお、図2はビデオ信号の同期信号VSY
NCとしてNTSC方式の60Hzを想定したが、ビデ
オ信号の同期信号VSYNCがPAL方式の50Hzを
示す場合であっても、カラーホイール回転周波数を同期
信号VSYNCの2倍値である100Hz、ランプの駆
動電流周波数をカラーホイール回転周波数の3/4倍で
ある75Hzに設定すれば、同様の効果が得られる。す
なわち、制御部22は、同期信号VSYNCが50Hz
であることを検出すると、カラーホイール13の回転周
波数を同期信号VSYNCの2倍値である100Hzに
設定するとともに、ランプ11の駆動電流周波数をカラ
ーホイール回転周波数の3/4倍である75Hzに設定
するのである。この場合も、ランプ駆動電流周波数の値
は、一般に良く知られている対応周波数70〜135H
zを満足することになる。
【0041】実施の形態2.次に、実施の形態2につい
て説明する。ただし、本実施の形態2においても投写型
画像表示装置の具体的構成については実施の形態1に示
したものと同様である。
【0042】図4は本実施の形態2におけるカラーホイ
ール13の回転動作及びランプ駆動電流のタイミングチ
ャートである。本実施の形態2では、カラーホイール1
3の回転速度を同期信号VSYNCの2.5倍速とする
場合について説明する。
【0043】図4では、ビデオ信号の同期信号VSYN
CとしてNTSC方式の60Hzを想定し、カラーホイ
ール回転速度をその2.5倍速の150Hzとしてい
る。ランプ11の駆動電流周波数はカラーホイール回転
周波数の3/4倍、即ち112.5Hzに設定してい
る。このランプ駆動電流周波数の値も、一般に良く知ら
れている対応周波数70〜135Hzを満足している。
【0044】また、カラーホイール13については、実
施の形態1と同様、図3に示すように、赤、緑、青それ
ぞれの波長を透過する3枚の色フィルタ30、31、3
2で構成され、各色フィルタによって構成される各色透
過セグメント領域のセグメント角度は全て120°とし
ているカラーホイール13aを用いる。
【0045】制御部22は、同期信号VSYNCが60
Hzであることを検出すると、カラーホイール13の回
転周波数を同期信号VSYNCの2.5倍値である15
0Hzに設定するとともに、ランプ11の駆動電流周波
数をカラーホイール回転周波数の3/4倍である11
2.5Hzに設定する。そして制御部22は、図4に示
すようにカラーホイール13が150Hzで回転動作す
るように回転駆動部24を制御するとともに、112.
5Hzで極性変動するランプ駆動電流を発生させるよう
にランプ駆動部23を制御する。また、制御部22は、
カラーホイール13aのセグメント分布に応じてセグメ
ント境界が光路中を横切るタイミングを検出し、そのタ
イミングで所定パルス幅のブランキング信号を発生させ
る。
【0046】このように投写型画像表示装置1を構成す
るとともに、上記のような制御動作を行うことによっ
て、カラーホイール13aを構成する3枚の色フィルタ
30,31,32のセグメント境界によって定められる
ブランキング期間と、ランプ11の極性変換に伴う光出
力変動のタイミングとを一致させることが可能になる。
つまり、本実施の形態2でも、ランプ11の駆動電流周
波数をカラーホイール回転周波数の3/4倍として設定
することにより、各色成分の光を透過させる3つのセグ
メント領域が均等な状態で配置されたカラーホイール1
3aを用いる場合に、ランプ駆動電流の極性変換タイミ
ングが必ずブランキング期間に一致することになるので
ある。したがって、ランプ駆動電流の極性変換時に発生
する光出力変動の影響を防止することが可能である。
【0047】また、ブランキング期間は、カラーホイー
ル13を赤、緑、青それぞれの波長を透過する3枚の色
フィルタで構成する以上、必ず必要となる3つのセグメ
ント境界に伴うブランキング期間のみとすることがで
き、それ以上のブランキング期間は必要としない。すな
わち、ブランキング期間はカラーホイール1回転あたり
3回のみとなり、スクリーン等に投写される画像の明る
さが低下することを最小限に抑制することができるの
で、コントラストの改善も図ることが可能になる。
【0048】このように本実施の形態2でも、ランプ駆
動電流の極性変換による影響を受けることがなく、か
つ、ブランキング期間の回数を最小限まで減らすことの
可能な投写型画像表示装置1を実現することができるの
である。
【0049】さらに、ランプ11に対していわゆるフリ
ッカーフリー対応のランプ駆動電流を供給する場合で
も、図4に示すように、ランプ駆動電流の極性変化点が
必ずカラーホイール13aのセグメント境界に伴うブラ
ンキング期間に一致するように制御されるため、階調表
現の不連続性といった問題等が発生することも防止する
ことができる。
【0050】なお、図4はビデオ信号の同期信号VSY
NCとしてNTSC方式の60Hzを想定したが、ビデ
オ信号の同期信号VSYNCがPAL方式の50Hzを
示す場合であっても、カラーホイール回転周波数を同期
信号VSYNCの2.5倍値である125Hz、ランプ
の駆動電流周波数をカラーホイール回転周波数の3/4
倍である93.75Hzに設定すれば、同様の効果が得
られる。すなわち、制御部22は、同期信号VSYNC
が50Hzであることを検出すると、カラーホイール1
3の回転周波数を同期信号VSYNCの2.5倍値であ
る125Hzに設定するとともに、ランプ11の駆動電
流周波数をカラーホイール回転周波数の3/4倍である
93.75Hzに設定するのである。この場合も、ラン
プ駆動電流周波数の値は、一般に良く知られている対応
周波数70〜135Hzを満足することになる。
【0051】実施の形態3.次に、実施の形態3につい
て説明する。ただし、本実施の形態3においても投写型
画像表示装置の具体的構成については実施の形態1に示
したものと同様である。
【0052】図5は本実施の形態3におけるカラーホイ
ール13の回転動作及びランプ駆動電流のタイミングチ
ャートである。本実施の形態3では、カラーホイール1
3の回転速度を同期信号VSYNCの2.5倍速とし、
ランプの駆動電流周波数をカラーホイール回転周波数の
1/2倍とする場合について説明する。
【0053】図5では、ビデオ信号の同期信号VSYN
CとしてNTSC方式の60Hzを想定し、カラーホイ
ール回転速度をその2.5倍速の150Hzとしてい
る。ランプ11の駆動電流周波数はカラーホイール回転
周波数の1/2倍、即ち75Hzに設定している。この
ランプ駆動電流周波数の値も、一般に良く知られている
対応周波数70〜135Hzを満足している。
【0054】図6は本実施の形態3に用いられるカラー
ホイール13bを示す図であり、カラーホイール13b
は、上述したカラーホイール13aと同様に、扇形状を
なす透明基板上に、赤、緑、青それぞれの波長成分の光
を透過するように構成されている3枚の色フィルタ3
0、31、32を配置して、それぞれの扇形状の色フィ
ルタ30,31,32を回転保持部材40に円形に接着
固定することにより構成されている。したがって、カラ
ーホイール13bにおいても、ランプ11から放射され
る白色光のうち、赤、緑、青それぞれの波長成分の光を
透過させる3つのセグメント領域が形成されている。
【0055】ここで、交流点灯光源としてUHPランプ
を想定すると、UHPランプから放射される赤色の発光
スペクトルが他の色成分(緑、青)の発光スペクトルに
比べて弱いという特性がある。そのため、カラーホイー
ル13bは、1回転当たりの赤色の選択時間(透過時
間)が他の色成分の選択時間に比べて長くなるように、
赤色の波長成分を透過させるセグメント領域が他の色の
波長成分を透過させるセグメント領域よりも大きくなる
ように設定される。例えば、図6の例では、赤色の波長
を透過する色フィルタ30のセグメント角度を130
°、緑色の波長を透過する色フィルタ31のセグメント
角度を115°、青色の波長を透過する色フィルタ32
のセグメント角度を115°としている。
【0056】制御部22は、同期信号VSYNCが60
Hzであることを検出すると、カラーホイール13bの
回転周波数を同期信号VSYNCの2.5倍値である1
50Hzに設定するとともに、ランプ11の駆動電流周
波数をカラーホイール回転周波数の1/2倍である75
Hzに設定する。そして制御部22は、図5に示すよう
にカラーホイール13bが150Hzで回転動作するよ
うに回転駆動部24を制御するとともに、75Hzで極
性変動するランプ駆動電流を発生させるようにランプ駆
動部23を制御する。また、制御部22は、カラーホイ
ール13bのセグメント分布に応じてセグメント境界が
光路中を横切るタイミングを検出し、そのタイミングで
所定パルス幅のブランキング信号を発生させる。
【0057】このように投写型画像表示装置1を構成す
るとともに、上記のような制御動作を行うことによっ
て、ランプ11の極性変換に伴う光出力変動が起きるタ
イミングを、カラーホイール13b上の1点に常時固定
することができるようになる。つまり、本実施の形態3
では、ランプ11の駆動電流周波数をカラーホイール回
転周波数の1/2倍として設定することにより、カラー
ホイール13bが1回転するときの一定の位置でランプ
駆動電流の極性変換タイミングを発生させることができ
るのである。この極性変換タイミングを例えば図5に示
すように0°の回転位置に合わせることで、青から赤に
変化する際のブランキング期間中にランプ駆動電流の極
性変換を生じさせることが可能になる。
【0058】換言すれば、極性変化時に生じる光出力変
動のタイミングを、カラーホイール13bを構成する3
枚の色フィルタ30,31,32のセグメント境界によ
って定められる3つのブランキング期間のうちの1つに
合わせることにより、他の2つのブランキング期間の位
置は任意に設定することができる。このため、より最適
なホワイトバランスが得られるように、赤、緑、青それ
ぞれの波長を透過する各色フィルタ30、31、32の
セグメント角度を120°以外の均等でない状態に設定
することができるようになる。その結果、ランプ11の
発光特性(特に、発光スペクトル特性等)を考慮して最
適なホワイトバランスが実現されるように赤、緑、青そ
れぞれの波長を透過する各セグメント領域を任意の状態
に設定することが可能になるので、投写型画像表示装置
1における色の再現性が向上することになる。
【0059】また、ブランキング期間は、カラーホイー
ル13を赤、緑、青それぞれの波長を透過する3枚の色
フィルタで構成する以上、必ず必要となる3つのセグメ
ント境界に伴うブランキング期間のみとすることがで
き、それ以上のブランキング期間は必要としない。すな
わち、ブランキング期間はカラーホイール1回転あたり
3回のみとなり、スクリーン等に投写される画像の明る
さが低下することを最小限に抑制することができるの
で、コントラストの改善も図ることが可能になる。
【0060】このように本実施の形態3においても、ラ
ンプ駆動電流の極性変換による影響を受けることがな
く、かつ、ブランキング期間の回数を最小限まで減らす
ことの可能な投写型画像表示装置1を実現することがで
きるのである。そしてさらに、本実施の形態3では、投
写型画像表示装置1における色の再現性をも向上させる
ことができるのである。
【0061】さらに、ランプ11に対していわゆるフリ
ッカーフリー対応のランプ駆動電流を供給する場合で
も、図5に示すように、ランプ駆動電流の極性変化点が
必ず一定のブランキング期間に一致するように制御され
るため、階調表現の不連続性といった問題等が発生する
ことも防止することができる。
【0062】なお、上記説明においては、交流点灯光源
であるランプ11として赤色のスペクトル強度の弱いU
HPランプを想定して説明したが、赤、緑、青のスペク
トル強度が異なるランプを用いた場合には、カラーホイ
ール3のスペクトルの弱い色に対応する色フィルタのセ
グメント角度を大きくすることで、同様の効果が得られ
る。例えば、ハロゲンランプを用いた場合は、UHPラ
ンプとは異なり、赤の光が強く、青の光が弱いため、青
の波長を透過する色フィルタ32のセグメント角度を他
の色フィルタのセグメント角度よりも大きくすればよ
い。
【0063】実施の形態4.次に、実施の形態4につい
て説明する。ただし、本実施の形態4においても投写型
画像表示装置の具体的構成については実施の形態1に示
したものと同様である。
【0064】図7は本実施の形態4におけるカラーホイ
ール13の回転動作及びランプ駆動電流のタイミングチ
ャートである。本実施の形態4では、カラーホイール1
3の回転速度をビデオ信号の同期信号VSYNCの3倍
速とする場合について説明する。
【0065】図7では、ビデオ信号の同期信号VSYN
CとしてNTSC方式の60Hzを想定し、カラーホイ
ール回転速度をその3倍速の180Hzとしている。ラ
ンプ11の駆動電流周波数はカラーホイール回転周波数
の3/4倍、即ち135Hzに設定している。このラン
プ駆動電流周波数の値も、一般に良く知られている対応
周波数70〜135Hzを満足している。
【0066】また、カラーホイール13については、実
施の形態1と同様、図3に示すように、赤、緑、青それ
ぞれの波長を透過する3枚の色フィルタ30、31、3
2で構成され、各色フィルタによって構成される各色透
過セグメント領域のセグメント角度は全て120°とし
ているカラーホイール13aを用いる。
【0067】制御部22は、同期信号VSYNCが60
Hzであることを検出すると、カラーホイール13の回
転周波数を同期信号VSYNCの3倍値である180H
zに設定するとともに、ランプ11の駆動電流周波数を
カラーホイール回転周波数の3/4倍である135Hz
に設定する。そして制御部22は、図7に示すようにカ
ラーホイール13が180Hzで回転動作するように回
転駆動部24を制御するとともに、135Hzで極性変
動するランプ駆動電流を発生させるようにランプ駆動部
23を制御する。また、制御部22は、カラーホイール
13aのセグメント分布に応じてセグメント境界が光路
中を横切るタイミングを検出し、そのタイミングで所定
パルス幅のブランキング信号を発生させる。
【0068】このように投写型画像表示装置1を構成す
るとともに、上記のような制御動作を行うことによっ
て、カラーホイール13aを構成する3枚の色フィルタ
30,31,32のセグメント境界によって定められる
ブランキング期間と、ランプ11の極性変換に伴う光出
力変動のタイミングとを一致させることが可能になる。
つまり、本実施の形態4でも、ランプ11の駆動電流周
波数をカラーホイール回転周波数の3/4倍として設定
することにより、各色成分の光を透過させる3つのセグ
メント領域が均等な状態で配置されたカラーホイール1
3aを用いる場合に、ランプ駆動電流の極性変換タイミ
ングが必ずブランキング期間に一致することになるので
ある。したがって、ランプ駆動電流の極性変換時に発生
する光出力変動の影響を防止することが可能である。
【0069】また、ブランキング期間は、カラーホイー
ル13を赤、緑、青それぞれの波長を透過する3枚の色
フィルタで構成する以上、必ず必要となる3つのセグメ
ント境界に伴うブランキング期間のみとすることがで
き、それ以上のブランキング期間は必要としない。すな
わち、ブランキング期間はカラーホイール1回転あたり
3回のみとなり、スクリーン等に投写される画像の明る
さが低下することを最小限に抑制することができるの
で、コントラストの改善も図ることが可能になる。
【0070】このように本実施の形態4でも、ランプ駆
動電流の極性変換による影響を受けることがなく、か
つ、ブランキング期間の回数を最小限まで減らすことの
可能な投写型画像表示装置1を実現することができるの
である。
【0071】さらに、ランプ11に対していわゆるフリ
ッカーフリー対応のランプ駆動電流を供給する場合で
も、図7に示すように、ランプ駆動電流の極性変化点が
必ずカラーホイール13aのセグメント境界に伴うブラ
ンキング期間に一致するように制御されるため、階調表
現の不連続性といった問題等が発生することも防止する
ことができる。
【0072】なお、図7はビデオ信号の同期信号VSY
NCとしてNTSC方式の60Hzを想定したが、ビデ
オ信号の同期信号VSYNCがPAL方式の50Hzを
示す場合であっても、カラーホイール回転周波数を同期
信号VSYNCの3倍値である150Hz、ランプの駆
動電流周波数をカラーホイール回転周波数の3/4倍で
ある112.5Hzに設定すれば、同様の効果が得られ
る。すなわち、制御部22は、同期信号VSYNCが5
0Hzであることを検出すると、カラーホイール13の
回転周波数を同期信号VSYNCの3倍値である150
Hzに設定するとともに、ランプ11の駆動電流周波数
をカラーホイール回転周波数の3/4倍である112.
5Hzに設定するのである。この場合も、ランプ駆動電
流周波数の値は、一般に良く知られている対応周波数7
0〜135Hzを満足することになる。
【0073】実施の形態5.次に、実施の形態5につい
て説明する。ただし、本実施の形態5においても投写型
画像表示装置の具体的構成については実施の形態1に示
したものと同様である。
【0074】図8は本実施の形態5におけるカラーホイ
ール13の回転動作及びランプ駆動電流のタイミングチ
ャートである。本実施の形態5では、カラーホイール1
3の回転速度を同期信号VSYNCの3倍速とし、ラン
プの駆動電流周波数をカラーホイール回転周波数の1/
2倍とする場合について説明する。
【0075】図8では、ビデオ信号の同期信号VSYN
CとしてNTSC方式の60Hzを想定し、カラーホイ
ール回転速度をその3倍速の180Hzとしている。ラ
ンプ11の駆動電流周波数はカラーホイール回転周波数
の1/2倍、即ち90Hzに設定している。このランプ
駆動電流周波数の値も、一般に良く知られている対応周
波数70〜135Hzを満足している。
【0076】本実施の形態5では、実施の形態3と同
様、交流点灯光源として赤色のスペクトル強度の弱いU
HPランプを想定した場合、図6に示すように、赤、
緑、青それぞれの波長を透過する3枚の色フィルタ3
0、31、32で構成され、赤色の選択時間が他の色の
選択時間に比べて長くなるように、色赤の波長を透過す
る色フィルタ30を130°、緑の波長を透過する色フ
ィルタ31を115°、青の波長を透過する色フィルタ
32を115°としたカラーホイール13bを用いるこ
とができる。
【0077】制御部22は、同期信号VSYNCが60
Hzであることを検出すると、カラーホイール13bの
回転周波数を同期信号VSYNCの3倍値である180
Hzに設定するとともに、ランプ11の駆動電流周波数
をカラーホイール回転周波数の1/2倍である90Hz
に設定する。そして制御部22は、図8に示すようにカ
ラーホイール13bが180Hzで回転動作するように
回転駆動部24を制御するとともに、90Hzで極性変
動するランプ駆動電流を発生させるようにランプ駆動部
23を制御する。また、制御部22は、カラーホイール
13bのセグメント分布に応じてセグメント境界が光路
中を横切るタイミングを検出し、そのタイミングで所定
パルス幅のブランキング信号を発生させる。
【0078】このように投写型画像表示装置1を構成す
るとともに、上記のような制御動作を行うことによっ
て、ランプ11の極性変換に伴う光出力変動が起きるタ
イミングを、カラーホイール13b上の1点に常時固定
することができるようになる。つまり、本実施の形態5
では、実施の形態3と同様に、ランプ11の駆動電流周
波数をカラーホイール回転周波数の1/2倍として設定
することにより、カラーホイール13bが1回転すると
きの一定の位置でランプ駆動電流の極性変換タイミング
を発生させることができるのである。この極性変換タイ
ミングを例えば図8に示すように0°の回転位置に合わ
せることで、青から赤に変化する際のブランキング期間
中にランプ駆動電流の極性変換を生じさせることが可能
になる。
【0079】換言すれば、極性変化時に生じる光出力変
動のタイミングを、カラーホイール13bを構成する3
枚の色フィルタ30,31,32のセグメント境界によ
って定められる3つのブランキング期間のうちの1つに
合わせることにより、他の2つのブランキング期間の位
置は任意に設定することができる。このため、より最適
なホワイトバランスが得られるように、赤、緑、青それ
ぞれの波長を透過する各色フィルタ30、31、32の
セグメント角度を120°以外の均等でない状態に設定
することができるようになる。その結果、ランプ11の
発光特性等を考慮して最適なホワイトバランスが実現さ
れるように赤、緑、青それぞれの波長を透過する各セグ
メント領域を任意の状態に設定することが可能になるの
で、投写型画像表示装置1における色の再現性が向上す
ることになる。
【0080】また、ブランキング期間は、カラーホイー
ル13bを赤、緑、青それぞれの波長を透過する3枚の
色フィルタで構成する以上、必ず必要となる3つのセグ
メント境界に伴うブランキング期間のみとすることがで
き、それ以上のブランキング期間は必要としない。すな
わち、ブランキング期間はカラーホイール1回転あたり
3回のみとなり、スクリーン等に投写される画像の明る
さが低下することを最小限に抑制することができるの
で、コントラストの改善も図ることが可能になる。
【0081】このように本実施の形態5においても、ラ
ンプ駆動電流の極性変換による影響を受けることがな
く、かつ、ブランキング期間の回数を最小限まで減らす
ことの可能な投写型画像表示装置1を実現することがで
きるのである。そしてさらに、本実施の形態5では、投
写型画像表示装置1における色の再現性をも向上させる
ことができるのである。
【0082】さらに、ランプ11に対していわゆるフリ
ッカーフリー対応のランプ駆動電流を供給する場合で
も、図8に示すように、ランプ駆動電流の極性変化点が
必ず一定のブランキング期間に一致するように制御され
るため、階調表現の不連続性といった問題等が発生する
ことも防止することができる。
【0083】なお、図8はビデオ信号の同期信号VSY
NCとしてNTSC方式の60Hzを想定したが、ビデ
オ信号の同期信号VSYNCがPAL方式の50Hzを
示す場合であっても、カラーホイール回転周波数を同期
信号VSYNCの3倍値である150Hz、ランプの駆
動電流周波数をカラーホイール回転周波数の1/2倍で
ある75Hzに設定すれば、同様の効果が得られる。す
なわち、制御部22は、同期信号VSYNCが50Hz
であることを検出すると、カラーホイール13の回転周
波数を同期信号VSYNCの3倍値である150Hzに
設定するとともに、ランプ11の駆動電流周波数をカラ
ーホイール回転周波数の1/2倍である75Hzに設定
するのである。この場合も、ランプ駆動電流周波数の値
は、一般に良く知られている対応周波数70〜135H
zを満足することになる。
【0084】また、上記説明においては、交流点灯光源
であるランプ11として赤色のスペクトル強度の弱いU
HPランプを想定して説明したが、赤、緑、青のスペク
トル強度が異なるランプを用いた場合には、カラーホイ
ール3のスペクトルの弱い色に対応する色フィルタのセ
グメント角度を大きくすることで、同様の効果が得られ
る。例えば、ハロゲンランプを用いた場合は、UHPラ
ンプとは異なり、赤の光が強く、青の光が弱いため、青
の波長を透過する色フィルタ32のセグメント角度を他
の色フィルタのセグメント角度よりも大きくすればよ
い。
【0085】変形例.以上、本発明の実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述した内容のものに限定され
るものではない。
【0086】例えば、カラーホイール13の回転周波数
(回転速度)に関しては、色割れしたカラー映像が投写
されることを防止するために、ビデオ信号の同期信号V
SYNCの2倍速以上であればよく、上述した値に特に
限定されるものでない。ただし、カラーホイール13を
回転させるためのモータ25の寿命は、一般に回転速度
に比例して短くなるため3倍速以下とするのが望まし
い。したがって、カラーホイール13の回転周波数は、
ビデオ信号の同期信号VSYNCの2倍速以上、3倍速
以下に設定することがより好ましい設定である。
【0087】また、上述したカラーホイール13を構成
する各色フィルタ30,31,32の配列順序は単なる
一例であるため、上述した内容に特に限定されるもので
はない。
【0088】また、上記説明においては、画像表示素子
としてDMD等の鏡面反射型光変調器18を用いる場合
を例示したが、それに限定されるものでもなく、液晶パ
ネル等を使用した透過型光変調器を用いて画像表示素子
を構成してもよい。
【0089】また、カラーホイール13が光路中に介挿
される位置も図1に示す位置に限定されるものではな
く、ランプ11から放射される光の光路中において任意
の位置にカラーホイール13を介挿することが可能であ
る。ただし、個々のブランキング期間を短くするため
に、カラーホイール13を光路幅の最も狭い位置又は比
較的狭い位置に介挿することが望まれる。
【0090】さらに、上記説明においては、交流点灯光
源として一般的な対応周波数70〜135Hzのランプ
を用いる場合を例示したが、それに限定されるものでも
なく、70Hz〜135Hz以外の周波数に対応するラ
ンプを使用してもよい。その場合は、ランプ駆動電流の
周波数は70〜135Hz以外の値に設定されることに
なる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる投写型画像表示装置は、交流点灯光源からの白色
光のうち、赤、緑、青それぞれの波長成分の光を透過さ
せる3つのセグメントが形成されたカラーホイールを、
一定の回転周波数で回転させ、カラーホイールのセグメ
ント境界が白色光の光束を通過するタイミングと、交流
点灯光源を発光させるための駆動電流の極性変換タイミ
ングとが一致するように、駆動電流が交流点灯光源に与
えられるため、交流点灯光源の駆動電流における極性変
換の影響を受けることがなく、かつ、ブランキング期間
の回数を最小限に抑えることができるので、投写される
画像の明るさを向上させ、コントラストの改善を図るこ
とが可能になる。
【0092】請求項2の発明にかかる投写型画像表示装
置は、入力するビデオ信号に含まれる同期信号に基づい
て、カラーホイールの回転周波数及び駆動電流の周波数
を設定して制御動作を行うように構成されるため、カラ
ーホイールの回転動作と交流点灯光源の発光動作とを適
切に同期させることができ、カラーホイールのセグメン
ト境界が白色光の光束を通過するタイミングと、交流点
灯光源を発光させるための駆動電流の極性変換タイミン
グとを良好に一致させることが可能になる。
【0093】請求項3の発明にかかる投写型画像表示装
置は、カラーホイールの回転周波数を、同期信号の周波
数の2倍以上3倍以下の値に設定するため、投写型画像
表示装置としての寿命低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる投写型画像表示
装置を示す図である。
【図2】 実施の形態1におけるカラーホイールの回転
動作及びランプ駆動電流のタイミングチャートである。
【図3】 実施の形態1等に用いられるカラーホイール
の一例を示す図である。
【図4】 実施の形態2におけるカラーホイールの回転
動作及びランプ駆動電流のタイミングチャートである。
【図5】 実施の形態3におけるカラーホイールの回転
動作及びランプ駆動電流のタイミングチャートである。
【図6】 実施の形態3等に用いられるカラーホイール
の一例を示す図である。
【図7】 実施の形態4におけるカラーホイールの回転
動作及びランプ駆動電流のタイミングチャートである。
【図8】 実施の形態5におけるカラーホイールの回転
動作及びランプ駆動電流のタイミングチャートである。
【図9】 従来の投写型画像表示装置を示す図である。
【図10】 従来のカラーホイールを示す図である。
【図11】 極性変換による影響を解消するために形成
された従来のカラーホイールの一例を示す図である。
【図12】 極性変換による影響を解消するために形成
された従来のカラーホイールの一例を示す図である。
【図13】 従来の投写型画像表示装置におけるカラー
ホイールの回転動作及びランプ駆動電流のタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 投写型画像表示装置、10 光学系、11 ランプ
(光源)、13 カラーホイール、18 鏡面反射型光
変調器(画像表示素子)、20 制御系、12信号分離
器、22 制御部、23 ランプ駆動部、24 回転駆
動部、25モータ、26 画像制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/14 G03B 21/14 Z 33/12 33/12 H04N 9/31 H04N 9/31 C (72)発明者 米岡 勲 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 浅村 吉範 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H041 AC01 AZ01 AZ05 2H048 AA01 AA19 AA22 AA24 AA26 2H088 EA12 EA16 HA06 HA12 HA21 HA24 HA28 MA02 2H093 NA31 NA51 NA61 NC06 NC16 NC42 ND04 ND08 ND10 ND17 ND34 ND47 NE06 NG02 NH16 5C060 GA01 HC01 HC17 HC19 HD02 JA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色光の時分割色分離を行うことによっ
    てカラー画像を投写する投写型画像表示装置であって、 白色光を発生させる交流点灯光源と、 前記白色光の光路中に介挿され、前記白色光のうち、
    赤、緑、青それぞれの波長成分の光を透過させる3つの
    セグメントが形成されたカラーホイールと、 前記カラーホイールを一定の回転周波数で回転駆動する
    回転駆動手段と、 前記カラーホイールのセグメント境界が前記白色光の光
    束を通過するタイミングと、前記交流点灯光源を発光さ
    せるための駆動電流の極性変換タイミングとが一致する
    ように前記駆動電流を発生させて前記交流点灯光源に与
    える光源駆動手段と、 前記カラーホイールからの赤、緑、青の各光に対応した
    画像を表示して、投写すべき画像光を生成する画像表示
    素子と、を備える投写型画像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の投写型画像表示装置に
    おいて、 入力するビデオ信号に含まれる同期信号に基づいて、前
    記カラーホイールの回転周波数及び前記駆動電流の周波
    数を設定し、前記回転駆動手段と前記光源駆動手段とを
    制御する制御手段、をさらに備える投写型画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の投写型画像表示装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記カラーホイールの回転周波数を、
    前記同期信号の周波数の2倍以上3倍以下の値に設定す
    ることを特徴とする投写型画像表示装置。
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