JP2003161504A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2003161504A
JP2003161504A JP2001359221A JP2001359221A JP2003161504A JP 2003161504 A JP2003161504 A JP 2003161504A JP 2001359221 A JP2001359221 A JP 2001359221A JP 2001359221 A JP2001359221 A JP 2001359221A JP 2003161504 A JP2003161504 A JP 2003161504A
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Japan
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weather
heating
unit
ventilation
remote controller
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English (en)
Inventor
Toshishige Momose
敏成 百瀬
Hikari Ozaki
光 尾崎
Takeshi Takeda
剛 竹田
Yuichi Murase
裕一 村瀬
Naho Ueda
奈穂 上田
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来構成を有効利用しながら天気を正確に予
測可能にすることにより、一層有効利用できる処理装置
を提供する。 【解決手段】 屋外気を内部に通風する通風手段Fが設
けられた外気通風式機器Uoと、外気通風式機器Uiと
通信手段Cにて通信可能に屋内に設置される屋内機器U
iとを備えた処理装置において、通風手段Fにて取り込
まれる屋外気に検出作用して、気象データを検出する気
象データ検出手段Sp,St,Shが設けられ、気象デ
ータ検出手段Sp,St,Shの検出気象データに基づ
いて天気を予測する天気予測演算手段Pが、気象データ
に基づいて予測した天気予測結果を通信手段Cにて屋内
機器Uiに通信するように、又は、通信手段Cにて通信
されてきた気象データに基づいて天気を予測するように
設けられ、屋内機器Uiに、天気予測演算手段Pの天気
予測結果を出力する出力手段Oが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外気を内部に通
風する通風手段が設けられた外気通風式機器と、その外
気通風式機器と通信手段にて通信可能な状態で屋内に設
置される屋内機器とを備えた処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる処理装置は、主として、一般家庭
において設置されるものであって、例えば、給湯暖房装
置やヒートポンプ式空調装置がある。給湯暖房装置は、
通風手段にて通風される屋外気を燃焼用空気として燃料
を燃焼させるバーナを備えて、そのバーナにて湯水や熱
媒を加熱して所定の供給先に供給する熱源機を外気通風
式機器として備え、その外気通風式機器としての熱源機
の運転を制御するための制御情報を通信手段にて通信す
る遠隔操作部を屋内機器として備え、更に、熱源機にて
加熱した熱媒の供給先として例えば浴室暖房乾燥機や衣
類乾燥機等を備えて構成し、これら浴室暖房乾燥機や衣
類乾燥機等も屋内機器とする場合もある。又、ヒートポ
ンプ式空調装置は、通風手段にて屋外気が熱交換用空気
として通風されるようにヒートポンプの室外用熱交換器
を設けた室外機と、ヒートポンプの室内用熱交換器を設
けた室内機と、それら室外機及び室内機の運転を制御す
るための制御情報を通信手段にて通信する遠隔操作部を
備えて構成し、このヒートポンプ式空調装置において
は、室外機が外気通風式機器に相当し、遠隔操作部が屋
内機器に相当する。
【0003】尚、外気通風式機器としては、給湯暖房装
置における屋外設置型の熱源機や空調装置における室外
機等のように、屋外に設置するものの他に、FF式給湯
暖房装置におけるFF式熱源機やFF式暖房装置におけ
るFF式暖房機本体等のように、屋内に設置するものも
ある。ちなみに、FF式熱源機やFF式暖房機本体は、
給排気筒を屋外に突出させる状態で屋内に設けるもので
あり、通風手段は、バーナに給排気筒の給気路を通じて
燃焼用空気を供給すると共に、給排気筒の排気路を通じ
て燃焼ガスを排気するように構成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば一般
家庭においては、洗濯を行うときなどにおいて天気予報
を知りたいと望まれるときがある。つまり、例えば、洗
濯物の乾燥を行うときは、天気予報を知って、曇りや雨
の予報のときは、浴室暖房乾燥機や衣類乾燥機を用いて
乾燥させ、晴れの予報のときは屋外で乾燥させようと判
断することになる。しかしながら、従来では、天気予報
を知りたいときは、新聞、テレビ、電話等にて天気予報
を知る必要があり、面倒であった。ちなみに、従来、洗
濯機や衣類乾燥機に、その設置場所の空気に検出作用す
るように気圧センサ、温度センサ、湿度センサ等の気象
データ検出センサを設けると共に、その気象データ検出
センサの検出情報に基づいて天気を予測する天気予測
部、及び、その天気予測部の予測結果を表示する表示部
を設けることが行われている。このように天気予測機能
を備えた洗濯機や衣類乾燥機では、新聞、テレビ、電話
等によることなく、表示部にて天気予測結果を知ること
ができるので、便利である。しかしながら、洗濯機や衣
類乾燥機は、通常、浴室に隣接する脱衣室、洗面室等、
屋内に設置されるが、そのような洗濯機や衣類乾燥機の
屋内の設置場所は、湿度が高い上、空調装置や換気扇の
運転状態により、温度や気圧が変化するので、洗濯機や
衣類乾燥機の設置場所の空気の状態は、屋外気の状態と
異なる。従って、天気予測機能を備えた従来の洗濯機や
衣類乾燥機では、そのように屋外気とは異なる状態の空
気の気象データを検出して、その検出データに基づいて
天気を予測することから、天気を正確に予測できないと
いう問題があった。天気を正確に予測できないという問
題を解消するために、気象データ検出センサを屋外に設
けることが想定されるが、その場合は、気象データ検出
手段が検出した気象データを屋外から屋内の洗濯機や衣
類乾燥機に通信するために、通信手段を設ける必要があ
ると共に、その通信手段を構成する信号線を屋外と屋内
とにわたって配線する面倒があり、実用的なものではな
い。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、本来構成を有効利用しながら天
気を正確に予測可能にすることにより、一層有効利用で
きる処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1記載の発明〕
請求項1に記載の特徴構成は、前記通風手段にて取り込
まれる屋外気に検出作用して、天気予測用の気象データ
を検出する気象データ検出手段が設けられ、その気象デ
ータ検出手段が検出した気象データに基づいて天気を予
測する天気予測演算手段が、前記気象データに基づいて
予測した天気予測結果を前記通信手段にて前記屋内機器
に通信するように、又は、前記通信手段にて通信されて
きた前記気象データに基づいて天気を予測するように設
けられ、前記屋内機器に、前記天気予測演算手段の天気
予測結果を出力する出力手段が設けられていることにあ
る。請求項1に記載の特徴構成によれば、気象データ検
出手段は、通風手段にて取り込まれる屋外気に検出作用
して、天気予測用の気象データを検出することになり、
天気予測演算手段は、気象データに基づいて予測した天
気予測結果を通信手段にて屋内機器に通信する、又は、
通信手段にて通信されてきた気象データに基づいて天気
を予測することになる。そして、天気予測演算手段にて
予測された天気予測結果が出力手段にて出力される。つ
まり、天気予測演算手段が外気通風式機器に設けられる
場合は、天気予測演算手段は、気象データ検出手段が検
出した気象データに基づいて天気を予測して、その天気
予測結果を通信手段にて屋内機器に通信し、そのように
通信されてきた天気予測結果が出力手段にて出力される
ことになり、天気予測演算手段が屋内機器に設けられる
場合は、天気予測演算手段は、気象データ検出手段にて
検出されて通信手段にて屋内機器に通信されてきた気象
データに基づいて天気を予測し、そのように予測された
天気予測結果が出力手段にて出力されることになる。天
気予測結果を出力する出力手段としては、天気予測結果
を画像や音声等により出力するものや、天気予測結果を
他の機器(例えば、洗濯機や冷蔵庫等)に送信すること
により出力するものがある。ちなみに、天気予測結果を
出力手段にて他の機器に送信する場合は、他の機器にて
出力手段から送信されてくる天気予測結果を表示出力し
たり音声にて出力したりするように構成することにな
る。そして、気象データ検出手段を、通風手段にて取り
込まれる屋外気に検出作用するように設けることによ
り、屋外気の気象データを検出可能なようにして、その
ように検出した屋外気の気象データに基づいて天気を予
測することから、天気を正確に予測することができる。
要するに、外気通風式機器に通風手段が屋外気を内部に
通風するように元々設けられていることから、その通風
手段にて取り込まれる屋外気に検出作用するように、気
象データ検出手段を設け、又、元々設けられている通信
手段を利用して、外気通風式機器から屋内機器に天気予
測結果又は気象データを通信するようにすることによ
り、本来の構成を有効利用しながら天気を正確に予測し
てその予測結果を出力することが可能となり、もって、
正確な天気予報を知ることができて一層有効利用できる
処理装置を提供することができるようになった。
【0007】〔請求項2記載の発明〕請求項2に記載の
特徴構成は、前記天気予測演算手段が、前記通風手段の
作動中において前記気象データ検出手段が検出した気象
データに基づいて、天気を予測するように構成されてい
ることにある。請求項2に記載の特徴構成によれば、気
象データ検出手段は、通風手段の作動中に気象データを
検出し、天気予測演算手段は、そのように通風手段の作
動中において気象データ検出手段が検出した気象データ
に基づいて、天気を予測する。つまり、処理装置が例え
ばヒートポンプ式空調装置の場合、ヒートポンプ式空調
装置は、通常、長時間連続して運転されるものである
が、通風手段にて屋外気をヒートポンプの室外用熱交換
器に広範囲にわたって通風させることから、通風手段に
て通風される屋外気の風速が比較的遅く、実際の屋外気
と通風手段にて通風される屋外気との気圧の差は小さい
ので、通風手段の作動中に気象データ検出手段にて気象
データを検出しても、実際の屋外気と略同様又は差があ
ったとしても小さい気象データを検出することが可能と
なる。これに対して、通風手段の作動停止中に気象デー
タ検出手段にて気象データを検出しようとしても、ヒー
トポンプ式空調装置は長時間連続して運転されるので、
通風手段が停止するときがほとんど無いか有っても少な
いので、天気を正確に予測するための屋外気の気象デー
タを適切に検出し難い。従って、処理装置が例えばヒー
トポンプ式空調装置である場合のように、長時間連続し
て運転されるような処理装置において、屋外気の気象デ
ータを一段と適切に検出して、天気を一段と正確に予測
して出力することが可能になった。
【0008】〔請求項3記載の発明〕請求項3に記載の
特徴構成は、前記天気予測演算手段が、前記通風手段の
作動後の停止中において前記気象データ検出手段が検出
した気象データに基づいて、天気を予測するように構成
されていることにある。請求項3に記載の特徴構成によ
れば、気象データ検出手段は、通風手段の作動後の停止
中に気象データを検出し、天気予測演算手段は、そのよ
うに通風手段の作動後の停止中において気象データ検出
手段が検出した気象データに基づいて、天気を予測す
る。つまり、処理装置が例えば給湯暖房装置の場合のよ
うに、通風手段が屋外気をバーナの燃焼用空気として通
風させるように用いられる場合、給湯暖房装置の運転中
の通風手段の作動中はもとより、給湯暖房装置の停止直
後の通風手段の停止中も、通風手段の通風経路内にバー
ナの燃焼ガスが残留していると共に、外気通風式機器内
の温度が上昇しているので、屋外気の気象データを正確
に検出し難い。そこで、通風手段を一旦作動させた後に
停止させて、そのような通風手段の作動後の停止中にお
いて、気象データ検出手段にて気象データを検出するよ
うにすることにより、通風手段の通風経路中に残留して
いるバーナの燃焼ガスを経路外に排出して屋外気と置換
すると共に、屋外気の通風により外気通風式機器内の温
度を降温させた後に、通風手段にて取り込まれてその通
風経路中に残留している屋外気の気象データを検出する
ことが可能となり、屋外気の気象データを適切に検出す
ることが可能となる。従って、処理装置が例えば給湯暖
房装置の場合のように、通風手段が屋外気をバーナの燃
焼用空気として通風させるように用いられる場合におい
て、屋外気の気象データを一段と適切に検出して、天気
を一段と正確に予測して出力することが可能となった。
【0009】〔請求項4記載の発明〕請求項4に記載の
特徴構成は、前記屋内機器が、前記外気通風式機器の運
転を制御するための制御情報を指令する遠隔操作部にて
構成され、その遠隔操作部に備えられた表示手段が、前
記出力手段に兼用されるように構成されていることにあ
る。請求項4に記載の特徴構成によれば、屋内機器が外
気通風式機器の運転を制御するための制御情報を指令す
る遠隔操作部にて構成され、その遠隔操作部に備えられ
た表示手段が出力手段に兼用されるように構成されて、
天気予測結果が遠隔操作部の表示手段に表示出力され
る。つまり、元々遠隔操作部に設けられている表示手段
を天気予測結果を出力するための出力手段に兼用するこ
とにより、価格アップを抑制することが可能となる。
又、遠隔操作部は、使用者の取り扱いが容易となる場所
に設置するので、そのように使用者の取り扱いが容易と
なる場所に設置される遠隔操作部の表示手段に天気予測
結果を表示させることにより、天気予測結果を容易に見
ることができて一層便利なものとなる。従って、価格ア
ップを抑制することが可能となると共に、天気予測結果
を一段と見易くすることができるようになった。
【0010】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図面に基
づいて、本発明の第1実施形態を説明する。この第1実
施形態は、本発明を処理装置の具体例である給湯暖房装
置に適用した場合についての実施の形態である。図1に
示すように、給湯暖房装置は、屋外に設置される外気通
風式機器Uoとしての熱源機Gと、浴室BRの天井に設
置される浴室暖房乾燥機Dと、台所等の屋内に設置され
て通信手段Cにて熱源機Gと通信可能な屋内機器Uiと
してのメインリモコン(遠隔操作部に相当する)Rm
と、浴室BRの入口近く等の屋内に設置されて通信手段
Cにて浴室暖房乾燥機Dと通信可能であると共にその浴
室暖房乾燥機Dを介して熱源機Gと通信可能な屋内機器
Uiとしての暖房リモコン(遠隔操作部に相当する)R
wを備えて構成してある。
【0011】そして、熱源機Gにより、給湯栓11(図
2参照)に湯水を供給し、又、浴室暖房乾燥機Dに熱媒
を循環供給するように構成してある。又、浴室暖房乾燥
機Dは、浴室BR内を暖房する暖房運転、浴室BR内を
乾燥する乾燥運転、浴室BR内の空気を循環通風させる
涼風運転、浴室BR内を換気する換気運転が行えるよう
に構成してある。
【0012】詳細は後述するが、図2ないし図4に示す
ように、外気通風式機器Uoとしての熱源機Gには、屋
外気を内部に通風する通風手段Fとして暖房用送風機6
を設けてある。そして、第1実施形態においては、暖房
用送風機6にて取り込まれる屋外気に検出作用して、天
気予測用の気象データを検出する気象データ検出手段と
して、気圧を検出する気圧センサSp、温度を検出する
温度センサSt、湿度を検出する湿度センサShを設
け、それら気圧センサSp、温度センサSt及び湿度セ
ンサShそれぞれの検出データに基づいて天気を予測す
る天気予測演算手段Pを、気圧センサSp、温度センサ
St及び湿度センサShそれぞれの検出データに基づい
て予測した天気予測結果を通信手段Cにて屋内機器Ui
としてのメインリモコンRm及び暖房リモコンRwそれ
ぞれに通信するように設け、メインリモコンRm及び暖
房リモコンRwそれぞれに、天気予測演算手段Pの天気
予測結果を出力する出力部Oを設けてある。
【0013】熱源機Gは、図2に示すように、給湯用熱
交換器1と、その給湯用熱交換器1を加熱する給湯用バ
ーナ2と、屋外気を内部に取り込んで燃焼用空気として
給湯用バーナ2に供給する給湯用送風機3と、暖房用熱
交換器4と、その暖房用熱交換器4を加熱する暖房用バ
ーナ5と、屋外気を内部に取り込んで燃焼用空気として
暖房用バーナ2に供給する暖房用送風機6と、熱源機G
の運転を制御する熱源機制御部7と、メインリモコンR
m及び浴室暖房乾燥機Dとの通信を制御する熱源機側通
信制御部8等を備えて構成してある。
【0014】給湯用熱交換器1の入口に、一端側が水道
に接続された給水路9を接続すると共に、給湯用熱交換
器1の出口に給湯路10を接続し、その給湯路10の先
端には給湯栓11を接続し、給水路9と給湯路10とを
給水バイパス路12にて接続してある。
【0015】給水路9には、供給される湯水の温度を検
出する給水温度センサ13、供給される湯水の流量を検
出する給水量センサ14を設け、給湯路10には、上流
側から順に、給湯用熱交換器1からの湯水と給水バイパ
ス路12からの水との混合比を調整するミキシング弁1
5、湯水の量を調整する水比例弁16と、ミキシング弁
15にて混合された湯水の温度を検出する給湯温度セン
サ17を設けてある。
【0016】暖房用熱交換器4の入口には、暖房用復路
18を接続し、暖房用熱交換器4の出口には、暖房用往
路19を接続し、暖房用復路18には、膨張タンク20
と、熱媒を循環させる暖房用循環ポンプ21を設け、暖
房用往路19には、それを流れる熱媒の温度を検出する
暖房用温度センサ22を設けてある。
【0017】給湯用バーナ2には、給湯用ガス供給路2
3を接続し、その給湯用ガス供給路23には、ガス供給
を断続する給湯用ガス断続弁24、及び、ガス供給量を
調整する給湯用ガス比例弁25を設け、暖房用バーナ5
には、暖房用ガス供給路26を接続し、その暖房用ガス
供給路26には、ガス供給を断続する暖房用ガス断続弁
27、及び、ガス供給量を調整する暖房用ガス比例弁2
8を設けてある。
【0018】図2及び図4に示すように、給湯用熱交換
器1及び給湯用バーナ2は、その給湯用バーナ2の燃焼
室を形成する給湯用筒胴29内に設け、暖房用熱交換器
4及び暖房用バーナ5は、その暖房用バーナ5の燃焼室
を形成する暖房用筒胴30内に設けてある。そして、熱
源機Gを構成する上述した各構成要素をケーシング31
内に組み付けてある。
【0019】ケーシング31内には、通風手段Fとして
の暖房用送風機6の通風経路中における暖房用送風機6
の吸気口付近に位置させて、気象データ検出手段として
の気圧センサSp及び湿度センサShを設け、それら気
圧センサSp、温度センサSt及び湿度センサShを、
暖房用送風機6にて取り込まれる屋外気に検出作用させ
て、天気予測用の気象データとして、気圧、温度及び湿
度を検出するように構成してある。
【0020】浴室暖房乾燥機Dは、図2に示すように、
吸い込み口41i、吹き出し口41o及び排気口41e
を備えたケーシング41内に、吸い込み口41iと吹き
出し口41oとに接続した通風路42と、その通風路4
2に通風作用する循環用送風機43と、通風路42を通
風する空気に対して加熱作用する加熱用熱交換器44
と、その加熱用熱交換器44に対する熱媒の供給を断続
する熱動弁45と、通風路42に対して吸気作用して吸
い込んだ空気を排気口41eに向けて通風する排気用送
風機46と、浴室暖房乾燥機Dの運転を制御する暖房機
制御部47と、暖房リモコンRw及び熱源機Gとの通信
を制御する暖房機側通信制御部48等を設けて構成して
ある。加熱用熱交換器44には、暖房用復路18及び暖
房用往路19を接続し、熱動弁45を暖房用往路19に
設けて、加熱用熱交換器44に対して、熱源機Gから熱
媒を循環供給するように構成してある。
【0021】図2及び図3に示すように、メインリモコ
ンRmには、熱源機Gを給湯運転が可能な状態にする熱
源機運転スイッチ51と、給湯目標温度を設定する温度
設定部52と、各種情報を表示する表示部53と、天気
予測運転の開始及び停止を指令する天気予測運転スイッ
チ54A、天気予測結果を表示部53に表示することを
指令する天気予測結果表示スイッチ54Bと、メインリ
モコンRmの作動を制御するリモコン制御部55と、熱
源機Gとの通信を制御するリモコン側通信制御部56等
を設けてある。又、暖房リモコンRwには、浴室暖房機
Dの運転の開始及び停止を指令する暖房機運転スイッチ
57と、暖房運転、乾燥運転、涼風運転及び換気運転の
いずれかに切り換える運転切換スイッチ58と、各種情
報を表示する表示部59と、天気予測結果を表示部59
に表示することを指令する天気予測結果表示スイッチ6
0と、暖房リモコンRwの作動を制御するリモコン制御
部61と、暖房乾燥機Dとの通信を制御するリモコン側
通信制御部62等を設けてある。
【0022】熱源機側通信制御部8とメインリモコンR
mのリモコン側通信制御部56とを信号線63にて接続
し、暖房機側通信制御部48と暖房リモコンRwのリモ
コン側通信制御部62とを信号線64にて接続し、熱源
機側通信制御部8と暖房機側通信制御部48とを信号線
65にて接続してある。そして、熱源機制御部7とメイ
ンリモコンRmのリモコン制御部55とを、熱源機側通
信制御部8及びリモコン側通信制御部56にて双方向に
通信可能なように構成し、暖房機制御部47と暖房リモ
コンRwのリモコン制御部61とを、暖房機側通信制御
部48及びリモコン側通信制御部62にて双方向に通信
可能なように構成し、熱源機制御部7と暖房機制御部4
7とを、熱源機側通信制御部8及び暖房機側通信制御部
48にて双方向に通信可能なように構成し、並びに、熱
源機制御部7と暖房リモコンRwのリモコン制御部61
とを、熱源機側通信制御部8、暖房機側通信制御部48
及びリモコン側通信制御部62にて双方向に通信可能な
ように構成してある。つまり、熱源機側通信制御部8、
暖房機側通信制御部48、両リモコン側通信制御部5
6,62、及び、それらを接続する信号線63,64,
65を用いて、熱源機GとメインリモコンRm及び暖房
リモコンRwそれぞれとの間で双方向に通信する通信手
段Cを構成してある。
【0023】次に、熱源制御部7、メインリモコンRm
のリモコン制御部55及び暖房リモコンRwのリモコン
制御部61の制御動作について説明する。熱源制御部7
による給湯制御は周知であるので、詳細な説明及び図示
は省略するが、メインリモコンRmの熱源機運転スイッ
チ51がオンの状態で、給湯栓11が開かれて、給水量
センサ14の検出湯水流量が設定量以上になると、給湯
用送風機3を作動させ且つ給湯用バーナ2を燃焼させ、
メインリモコンRmの温度設定部52にて設定された給
湯目標温度、給水温度センサ13の検出温度及び給水量
センサ14の検出給水量に基づいて、給湯用熱交換器1
から流出する湯水の温度が給湯目標温度になるように、
給湯用ガス比例弁25の開度及びミキシング弁15の開
度を調節するフィードフォワード制御を実行し、且つ、
給湯温度センサ17の検出温度と前記給湯目標温度との
偏差に基づいて給湯用ガス比例弁25の開度を微調整す
るフィードバック制御を実行する。給湯栓11が閉栓さ
れて、給水量センサ14の検出湯水流量が設定量よりも
少なくなると、給湯用バーナ2の燃焼を停止し、その燃
焼停止後、アフターパージ用設定時間が経過すると給湯
用送風機3を停止させる。
【0024】又、暖房リモコンRwの暖房機運転スイッ
チ57から暖房運転又は乾燥運転での運転開始が指令さ
れると、熱源制御部7は、暖房用循環ポンプ21を作動
させ、暖房用送風機6を作動させ且つ暖房用バーナ5を
燃焼させ、暖房用温度センサ22の検出温度が暖房用設
定温度になるように、暖房用比例弁28の開度を調節す
る。暖房リモコンRwの暖房機運転スイッチ57から暖
房運転又は乾燥運転での運転停止が指令されると、暖房
用バーナ5の燃焼を停止させ、且つ、暖房用循環ポンプ
21を停止させ、暖房用バーナ5の燃焼停止後、アフタ
ーパージ用設定時間が経過すると暖房用送風機6を停止
させる。
【0025】以下、天気予測制御について説明する。図
3に示すように、熱源機制御部7は、気圧センサSp、
温度センサSt及び湿度センサShそれぞれの検出デー
タが入力され、それら入力データに基づいて天気を予測
し、その天気予測結果を、熱源機側通信制御部8によ
り、メインリモコンRmのリモコン制御部55に対し
て、信号線63及びリモコン側通信制御部56を介して
通信したり、暖房リモコンRwのリモコン制御部61に
対して、信号線65、暖房機側通信制御部48、信号線
64及びリモコン側通信制御部62を介して通信するよ
うに構成してある。メインリモコンRmのリモコン制御
部55は、熱源機制御部7から通信されてくる天気予測
結果を表示部53に表示するように構成し、暖房リモコ
ンRwのリモコン制御部61は、熱源機制御部7から通
信されてくる天気予測結果を表示部59に表示するよう
に構成してある。
【0026】説明を加えると、メインリモコンRmの天
気予測運転スイッチ54Aから天気予測運転の開始が指
令されると、以下のように天気予測制御を実行し、天気
予測運転の停止が指令されると、天気予測制御を停止す
る。尚、メインリモコンRmの熱源機運転スイッチ51
がオフの状態でも、天気予測運転スイッチ54Aから天
気予測運転の開始が指令されると、天気予測制御を実行
する。即ち、熱源制御部7は、測定用設定時間間隔(例
え10分)毎に、給湯用バーナ2及び暖房用バーナ5両
方の燃焼が停止している条件で、暖房用送風機6を外気
入れ換え用設定時間(例えば1分間)作動させて停止さ
せた後、気圧センサSp、温度センサSt及び湿度セン
サShそれぞれの検出データを読み込んで、内蔵の記憶
部7mに、最も古いデータを消去して最も新しいデータ
を新たに記憶する状態で、読み込みデータを時系列に記
憶するように構成してある。
【0027】ちなみに、外気入れ換え用設定時間は、給
湯用バーナ2や暖房用バーナ5の燃焼の停止直後であっ
ても、暖房用送風機6による通風により、暖房用送風機
6の通風経路中に残留している燃焼ガスを経路外に排出
して屋外気と置換できると共に、ケーシング31内の温
度が略屋外気の温度にまでに低下させることが可能な時
間に設定する。又、記憶部7mに記憶するデータの数
は、少なくとも天気を予測するのに必要な数以上に設定
してある。例えば、予測時点以前の8時間の間の1時間
毎のデータに基づいて天気を予測する場合は、少なくと
も42個以上のデータを時系列に記憶することになる。
【0028】尚、気圧センサSp、温度センサSt及び
湿度センサShそれぞれの検出データを読み込むタイミ
ング(以下、データ読み込みタイミングと略称する場合
がある)に達した時点で、給湯用バーナ2及び暖房用バ
ーナ5のうちの少なくとも一方が燃焼しているときは、
データの読み込みを中止し、次のデータ読み込みタイミ
ングになるのを待つ。又、暖房用送風機6が暖房用バー
ナ5の燃焼停止後のアフターパージの実行中に、データ
読み込みタイミングになったときは、その時点から外気
入れ換え用設定時間の間、暖房用送風機6の運転を継続
した後、暖房用送風機6を停止させて、検出データを読
み込む。
【0029】又、検出データの読み込み中に、給湯栓1
1が開栓されて給湯用バーナ2の燃焼が開始したとき
は、データの読み込みを中止し、次のデータ読み込みタ
イミングになるのを待つ。又、検出データの読み込み中
に、暖房リモコンRwの運転スイッチ57から暖房運転
又は乾燥運転での運転開始が指令されたときは、検出デ
ータの読み込みが終了するのを待って、検出データの読
み込みが終了してから、暖房用バーナ5を燃焼させる。
【0030】メインリモコンRmの天気予測結果表示ス
イッチ54Bにより天気予測結果の表示が指令される
と、リモコン制御部55は、その天気予測結果表示指令
を、リモコン側通信制御部56により、熱源機側通信制
御部8に通信し、熱源機制御部7は、熱源機側通信制御
部8が天気予測結果表示指令を受信すると、記憶部7m
の記憶情報に基づいて、天気を予測し、その天気予測結
果を、熱源機側通信制御部8により、リモコン側通信制
御部56に通信し、リモコン制御部55は、リモコン側
通信制御部56にて受信した天気予測結果を表示部53
に表示する。
【0031】又、暖房リモコンRwの天気予測結果表示
スイッチ60により天気予測結果の表示が指令される
と、リモコン制御部61は、その天気予測結果表示指令
を、リモコン側通信制御部62により、暖房機側通信制
御部48を介して熱源機側通信制御部8に通信し、熱源
機制御部7は、熱源機側通信制御部8が天気予測結果表
示指令を受信すると、記憶部7mの記憶情報に基づい
て、天気を予測し、その天気予測結果を、熱源機側通信
制御部8により、暖房機側通信制御部48を介してリモ
コン側通信制御部62に通信し、リモコン制御部61
は、リモコン側通信制御部62にて受信した天気予測結
果を表示部59に表示する。
【0032】熱源機制御部7が、気圧センサSp、温度
センサSt及び湿度センサShそれぞれの検出データに
基づいて、天気を予測する演算方法は、周知の各種の演
算方法を用いることが可能であるので、詳細な説明を省
略するが、例えば、記憶部7mに記憶している気圧、温
度、湿度の変化のパターンから、設定時間後(例えば3
時間後)の天気(例えば、晴れ、曇り及び雨)を予測す
る。
【0033】つまり、熱源機制御部7を用いて、気圧セ
ンサSp、温度センサSt及び湿度センサShそれぞれ
の検出データに基づいて天気を予測する天気予測演算手
段Pを構成してある。又、その天気予測演算手段Pは、
通風手段Fとしての暖房用送風機6の作動後の停止中に
おいて気圧センサSp、温度センサSt及び湿度センサ
Shそれぞれの検出データに基づいて、天気を予測する
ように構成してある。又、屋内機器Uiは、熱源機Uo
の運転を制御するための制御情報を指令するメインリモ
コンRm及び暖房リモコンRwそれぞれにて構成し、そ
れらメインリモコンRm及び暖房リモコンRwそれぞれ
に設けた表示部53,59のそれぞれを、出力部Oとし
て兼用するように構成してある。
【0034】暖房機制御部47の制御動作は周知である
ので、詳細な説明及び図示は省略するが、暖房運転が指
令されると、排気用送風機46を停止させた状態で、循
環用送風機43を作動させると共に、熱動弁45を開弁
する。つまり、吸い込み口41iを通じて吸い込まれた
空気が加熱用熱交換器44にて加熱されて、吹き出し口
41oから浴室BR内に吹き出されて、浴室BRが暖房
される。又、乾燥運転が指令されると、循環用送風機4
3及び排気用送風機46を作動させると共に、熱動弁4
5を開弁する。つまり、吸い込み口41iを通じて吸い
込まれた空気が加熱用熱交換器44にて加熱されて、吹
き出し口41oから浴室BR内に吹き出されると共に、
吸い込み口41iを通じて吸い込まれた空気の一部が排
気口41eから排気されて、浴室BRが乾燥される。涼
風運転が指令されると、熱動弁45を閉弁し且つ排気用
送風機46の作動を停止させた状態で、循環用送風機4
3を作動させ、換気運転が指令されると、熱動弁45を
閉弁し且つ循環用送風機43の作動を停止させた状態
で、排気用送風機46を作動させる。。
【0035】〔第2実施形態〕以下、図面に基づいて、
本発明の第2実施形態を説明する。この第2実施形態
は、本発明を処理装置の具体例であるヒートポンプ式空
調装置に適用した場合についての実施の形態である。図
5に示すように、ヒートポンプ式空調装置は、屋外に設
置される外気通風式機器Uoとしての室外機Moと、屋
内に設置される室内機Miと、屋内に設置されて通信手
段Cにて室外機Mo及び室内機Miと通信可能な屋内機
器Uiとしての空調リモコン(遠隔操作部に相当する)
Ra等を備えて構成してある。
【0036】詳細は後述するが、図5ないし図7に示す
ように、外気通風式機器Uoとしての室外機Moには、
屋外気を内部に通風する通風手段Fとして室外用送風機
82を設けてある。そして、第2実施形態においては、
室外用送風機82にて取り込まれる屋外気に検出作用し
て、天気予測用の気象データを検出する気象データ検出
手段として、気圧を検出する気圧センサSp、温度を検
出する温度センサSt、湿度を検出する湿度センサSh
を設け、それら気圧センサSp、温度センサSt及び湿
度センサShそれぞれの検出データに基づいて天気を予
測する天気予測演算手段Pを、通信手段Cにて通信され
てきた気圧センサSp、温度センサSt及び湿度センサ
Shそれぞれの検出データに基づいて天気を予測するよ
うに屋内機器Uiとしての空調リモコンRaに設け、空
調リモコンRaに、天気予測演算手段Pの天気予測結果
を出力する出力部Oを設けてある。
【0037】図5に示すように、室内機Miには、冷媒
流れ方向の切り換えにより、冷房運転時には蒸発器とし
て、暖房運転時には凝縮器として機能する室内用熱交換
器71、膨張弁72、空気を室内から吸い込んで室内用
熱交換器71を通過させて室内に送出するように通風す
る室内用送風機73、室内機Miの運転を制御する室内
機制御部74、空調リモコンRa及び室外機Moとの通
信を制御する室内機側通信制御部75等を設けてある。
【0038】室外機Moは、ケーシング76内に、冷房
運転時及び暖房運転時の夫々で室内用熱交換器71とは
逆の機能をする室外用熱交換器77、圧縮機78、その
圧縮器を駆動するガスエンジン79、アキュムレータ8
0、四方弁81、屋外気を吸気して室外用熱交換器77
に対して通風する室外用送風機82、室外機Moの運転
を制御する室外機制御部83、室内機Miとの通信を制
御する室外機側通信制御部84等を設けて構成してあ
る。
【0039】図7にも示すように、室外機Moのケーシ
ング76内には、室外用送風機82の吸い込み側に位置
させて、気象データ検出手段としての気圧センサSp及
び湿度センサShを設け、それら気圧センサSp、温度
センサSt及び湿度センサShを、室外用送風機82に
て取り込まれる屋外気に検出作用させて、天気予測用の
気象データとして、気圧、温度及び湿度を検出するよう
に構成してある。
【0040】所定の経路で冷媒を循環させるように、圧
縮機78、四方弁81、室外用熱交換器77、膨張弁7
2、室内用熱交換器71及びアキュムレータ80を冷媒
配管85にて接続して、ヒートポンプを構成してある。
【0041】図5及び図6に示すように、空調リモコン
Raには、空調装置の運転開始及び停止を指令する空調
運転スイッチ86と、冷房運転と暖房運転とに切り換え
る切換スイッチ87と、各種情報を表示する表示部88
と、天気予測運転の開始及び停止を指令する天気予測運
転スイッチ89Aと、天気予測結果を表示部88に表示
することを指令する天気予測結果表示スイッチ89B
と、空調リモコンRaの作動を制御するリモコン制御部
90と、室内機Mi及び室外機Moとの通信を制御する
リモコン側通信制御部91等を設けてある。
【0042】室内機制御部74とリモコン制御部90と
を、室内機側通信制御部75及びリモコン側通信制御部
91にて無線にて双方向に通信可能なように構成し、室
内機側通信制御部75と室外機側通信制御部84とを信
号線92にて接続して、室内機制御部74と室外機制御
部83とを、室内機側通信制御部75及び室外機側通信
制御部84にて信号線92を介して双方向に通信可能な
ように構成し、並びに、リモコン制御部90と室外機制
御部83とを、リモコン側通信制御部91、室内機側通
信制御部75及び室外機側通信制御部84にて双方向に
通信可能なように構成してある。つまり、リモコン側通
信制御部91、室内機側通信制御部75、室外機側通信
制御部84及び信号線92を用いて、室外機Moと空調
リモコンRaとの間で双方向に通信する通信手段Cを構
成してある。
【0043】次に、室内機制御部74、室外機制御部8
3及びリモコン制御部90の制御動作について説明す
る。冷房運転及び暖房運転における制御動作は周知であ
るので、詳細な説明及び図示は省略するが、空調リモコ
ンRaの空調運転スイッチ86にて、冷房運転又は暖房
運転の開始が指令されると、冷房運転又は暖房運転に対
応する経路で冷媒が流れるように四方弁81を切り換え
て、室内機用送風機73及び室外機用送風機82を作動
させると共に、ガスエンジン79を作動させて圧縮機7
8を駆動させ、空調リモコンRaの空調運転スイッチ8
6にて、冷房運転又は暖房運転の停止が指令されると、
室内機用送風機73及び室外機用送風機82を停止させ
ると共に、ガスエンジン79を停止させて圧縮機78の
駆動を停止する。
【0044】以下、天気予測制御について説明する。図
6に示すように、室外機制御部83は、気圧センサS
p、温度センサSt及び湿度センサShそれぞれの検出
データが入力されて、入力検出データを室外機側通信制
御部84、室内機側通信制御部75及びリモコン側通信
制御部91にて、リモコン制御部90に通信するように
構成してある。リモコン制御部90は、リモコン側通信
制御部91が受信した気圧センサSp、温度センサSt
及び湿度センサShそれぞれの検出データに基づいて、
天気を予測し、その天気予測結果を表示部88に表示す
るように構成してある。
【0045】説明を加えると、空調リモコンRaの天気
予測運転スイッチ89Aから天気予測運転の開始が指令
されると、以下のように天気予測制御を実行し、天気予
測運転の停止が指令されると、天気予測制御を停止す
る。尚、空調リモコンRaの空調運転スイッチ51がオ
フの状態でも、天気予測運転スイッチ89Aから天気予
測運転の開始が指令されると、天気予測制御を実行す
る。即ち、室外機制御部83は、測定用設定時間間隔
(例えば1時間)毎に、室外機用送風機82が作動して
いる条件で、気圧センサSp、温度センサSt及び湿度
センサShそれぞれの検出データを読み込んで、室外機
側通信制御部84、室内機側通信制御部75及びリモコ
ン側通信制御部91にて、リモコン制御部90に通信す
るように構成してある。つまり、空調リモコンRaの空
調運転スイッチ86にて空調装置の運転が指令されて、
室内機用送風機73及び室外機用送風機82が作動させ
ているときは、そのままの状態で、気圧センサSp、温
度センサSt及び湿度センサShそれぞれの検出データ
を読み込むが、空調リモコンRaの空調運転スイッチ8
6にて空調装置の停止が指令されて、室内機用送風機7
3及び室外機用送風機82が停止中のときは、室外機用
送風機82を作動させて、気圧センサSp、温度センサ
St及び湿度センサShそれぞれの検出データを読み込
んだ後、室外機用送風機82を停止させることになる。
【0046】リモコン制御部90は、リモコン側通信制
御部91が受信したデータを、内蔵の記憶部90mに、
最も古いデータを消去して最も新しいデータを新たに記
憶する状態で、読み込みデータを時系列に記憶するよう
に構成してある。ちなみに、記憶部90mに記憶するデ
ータの数は、少なくとも天気を予測するのに必要な数以
上に設定してある。例えば、予測時点以前の8時間の間
の1時間毎のデータに基づいて天気を予測する場合は、
少なくとも8個以上のデータを時系列に記憶することに
なる。
【0047】そして、空調リモコンRaの天気予測結果
表示スイッチ89Bにより天気予測結果の表示が指令さ
れると、リモコン制御部90は、記憶部7mの記憶情報
に基づいて、天気を予測し、その天気予測結果を表示部
88に表示する。リモコン制御部90が、気圧センサS
p、温度センサSt及び湿度センサShそれぞれの検出
データに基づいて、天気を予測する演算方法は、第1実
施形態と同様であるので説明を省略する。
【0048】つまり、リモコン制御部90を用いて、気
圧センサSp、温度センサSt及び湿度センサShそれ
ぞれの検出データに基づいて天気を予測する天気予測演
算手段Pを構成してある。又、その天気予測演算手段P
は、通風手段Fとしての室外機用82の作動中において
気圧センサSp、温度センサSt及び湿度センサShそ
れぞれの検出データに基づいて、天気を予測するように
構成してある。又、屋内機器Uiは、室外機Moの運転
を制御するための制御情報を指令する空調リモコンRa
にて構成し、その空調リモコンRaに設けた表示部88
を、出力部Oとして兼用するように構成してある。
【0049】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上記の実施形態においては、天気予測用の気象
データを検出する気象データ検出手段として、気圧セン
サSp、温度センサSt及び湿度センサShを設ける場
合について例示したが、気象データ検出手段は、天気予
測のために必要なものを設置すれば良く、例えば、気圧
のみで天気を予測する場合は、気圧センサSpのみを設
ければ良い。
【0050】(ロ) 天気予測演算手段Pにて、晴れ、
曇り、雨等の天気に加えて、又は、晴れ、曇り、雨等の
天気に代えて、設定時間後(例えば3時間後)の降水確
率を予測するように構成しても良い。又、天気予測演算
手段Pにて、天気以外に、設定時間後(例えば3時間
後)の温度、湿度を予測するように構成しても良い。
【0051】(ハ) 上記の第1実施形態においては、
通信手段Cは信号線63,64,65を用いて有線にて
双方向に通信するように構成する場合について例示した
が、無線にて双方向に通信するように構成しても良い。
又、第2実施形態おいて、室内機制御部74とリモコン
制御部90とを、室内機側通信制御部75及びリモコン
側通信制御部91により有線にて双方向に通信可能なよ
うに構成しても良い。
【0052】(ニ) 上記の第1実施形態においては、
熱源機制御部7を用いて天気予測演算手段Pを構成する
ことにより、天気予測演算手段Pを外気通風式機器Uo
に設けて、天気予測演算手段Pを、気圧センサSp、温
度センサSt及び湿度センサShそれぞれの検出データ
に基づいて予測した天気予測結果を通信手段Cにて屋内
機器Uiに通信するように設ける場合について例示した
が、これに代えて、メインリモコンRmのリモコン制御
部55を用いて天気予測演算手段Pを構成することによ
り、天気予測演算手段Pを屋内機器Uiに設けて、天気
予測演算手段Pを、通信手段Cにて通信されてきた気圧
センサSp、温度センサSt及び湿度センサShそれぞ
れの検出データに基づいて天気を予測するように設けて
も良い。又、第2実施形態においては、空調リモコンR
aのリモコン制御部90を用いて天気予測演算手段Pを
構成することにより、天気予測演算手段Pを屋内機器U
iに設けて、天気予測演算手段Pを、通信手段Cにて通
信されてきた気圧センサSp、温度センサSt及び湿度
センサShそれぞれの検出データに基づいて天気を予測
するように設ける場合について例示したが、これに代え
て、室外機制御部83を用いて天気予測演算手段Pを構
成することにより、天気予測演算手段Pを外気通風式機
器Uoに設けて、天気予測演算手段Pを、気圧センサS
p、温度センサSt及び湿度センサShそれぞれの検出
データに基づいて予測した天気予測結果を通信手段Cに
て屋内機器Uiに通信するように設けても良い。
【0053】(ホ) 上記の各実施形態において、出力
手段Oの具体構成は、表示部に限定されるものではな
く、例えば、天気予測結果を合成音声を出力するスピー
カや、表示部及びスピーカの両方を用いて構成しても良
い。
【0054】(ヘ) 上記の第1実施形態において、メ
インリモコンRmのリモコン側通信制御部56を、天気
予測結果を洗濯機や冷蔵庫等の他の機器に送信するよう
に構成して、リモコン側通信制御部56を出力手段Oと
して機能させるように構成しても良い。又、暖房リモコ
ンRwのリモコン側通信制御部62を、天気予測結果を
洗濯機や冷蔵庫等の他の機器に送信するように構成し
て、リモコン側通信制御部62を出力手段Oとして機能
させるように構成しても良い。これらの場合、他の機器
に、リモコン側通信制御部56,62から送信されてき
た天気予測結果を表示出力する表示装置や、音声出力す
るスピーカを設ける。
【0055】(ト) 上記の第1実施形態において、浴
室暖房乾燥機Dを屋内機器Uiとして備えるように構成
して、浴室暖房乾燥機Dに天気予測結果を出力する出力
手段Oを設けても良い。この場合の出力手段Oとして
は、天気予測結果を表示出力する表示装置や音声出力す
るスピーカを設けても良い。あるいは、浴室暖房乾燥機
Dの暖房機側通信制御部48を、天気予測結果を他の機
器に送信するように構成して、暖房機側通信制御部48
を出力手段Oとして機能させるようにしても良い。
【0056】(チ) 上記の第2実施形態と同様の構成
のヒートポンプ式空調装置において、室内機Miの室内
機制御部74を用いて天気予測演算手段Pを構成すると
共に、各種情報を表示する表示部と、天気予測運転の開
始及び停止を指令する天気予測運転スイッチ、天気予測
結果を前記表示部に表示することを指令する天気予測結
果表示スイッチBを室内機Miに設けることにより、屋
内機器Uiを室内機Miにて構成しても良い。
【0057】(リ) 気圧センサSp、温度センサSt
及び湿度センサSh等の気象データ検出手段の設置場所
は、通風手段Fにて取り込まれる屋外気に検出作用可能
な場所であれば、どのような場所でも良い。例えば、第
1実施形態においては、暖房用送風機6のケーシング
内、筒胴30内、暖房用バーナ5の燃焼ガスを排出する
排気経路内等、種々の場所に設けることができる。
【0058】(ヌ) 本発明を適用することができる処
理装置の具体例は、上記の実施形態において例示した給
湯暖房装置及びヒートポンプ式空調装置に限定されるも
のではない。例えば、熱媒供給先として、衣類乾燥機、
洗濯乾燥機又は床暖房機を備えた給湯暖房装置でも良
い。又、給湯栓に給湯する機能のみを備えた給湯装置で
も良い。又、上記の第1実施形態において説明した給湯
暖房装置の構成に加えて、風呂追焚用熱交換器を給湯用
熱交換器1と共に給湯用バーナ2にて加熱されるように
設けると共に、前記風呂追焚用熱交換器と浴槽とを浴槽
水を循環させる追焚用循環路にて接続することにより、
風呂追焚機能も備えた給湯暖房装置でも良い。又、FF
式熱源機を外気通風式機器Uoとして備え、そのFF式
熱源機の運転を制御するための制御情報を指令するリモ
コンを屋内機器Uiとして備えたFF式給湯暖房装置で
も良い。又、FF式暖房機本体を外気通風式機器Uoと
して備え、前記FF式暖房機本体の運転を制御するため
の制御情報を指令するリモコンを屋内機器Uiとして備
えたFF式暖房装置でも良い。ちなみに、FF式熱源機
やFF式暖房機本体は、給排気筒を屋外気に接する壁を
貫通させて屋外に突出させる状態で、屋内に設けるもの
であり、通風手段Fは、バーナに給排気筒の給気路を通
じて燃焼用空気を供給すると共に、給排気筒の排気路を
通じて燃焼ガスを排気するように設ける。これらのFF
式給湯暖房装置やFF式暖房装置においては、気象デー
タ検出手段は、給排気筒の給気路内に設けることにな
り、天気予測演算手段Pは、上記の第1実施形態と同様
に、通風手段Fの作動後の停止中において気象データ検
出手段が検出した気象データに基づいて、天気を予測す
るように構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る処理装置の全体概略構成を
示す斜視図
【図2】第1実施形態に係る処理装置の全体構成を示す
ブロック図
【図3】第1実施形態に係る処理装置の天気予測制御構
成を示すブロック図
【図4】第1実施形態に係る処理装置の外気通風式機器
の斜視図
【図5】第2実施形態に係る処理装置の全体構成を示す
ブロック図
【図6】第2実施形態に係る処理装置の天気予測制御構
成を示すブロック図
【図7】第2実施形態に係る処理装置の外気通風式機器
の斜視図
【符号の説明】
53,59,88 表示手段 C 通信手段 F 通風手段 O 出力手段 P 天気予測演算手段 Ra,Rm,Rw 遠隔操作部 Sp,St,Sh 気象データ検出手段 Ui 屋内機器 Uo 外気通風式機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24H 1/00 F24H 1/00 H J G01W 1/10 G01W 1/10 U (72)発明者 竹田 剛 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 村瀬 裕一 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 上田 奈穂 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA08 CC03 CC06 CC09 CC14 DD05 DD06 EE01 3L061 BA03 BB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外気を内部に通風する通風手段が設け
    られた外気通風式機器と、 その外気通風式機器と通信手段にて通信可能な状態で屋
    内に設置される屋内機器とを備えた処理装置であって、 前記通風手段にて取り込まれる屋外気に検出作用して、
    天気予測用の気象データを検出する気象データ検出手段
    が設けられ、 その気象データ検出手段が検出した気象データに基づい
    て天気を予測する天気予測演算手段が、前記気象データ
    に基づいて予測した天気予測結果を前記通信手段にて前
    記屋内機器に通信するように、又は、前記通信手段にて
    通信されてきた前記気象データに基づいて天気を予測す
    るように設けられ、 前記屋内機器に、前記天気予測演算手段の天気予測結果
    を出力する出力手段が設けられている処理装置。
  2. 【請求項2】 前記天気予測演算手段が、前記通風手段
    の作動中において前記気象データ検出手段が検出した気
    象データに基づいて、天気を予測するように構成されて
    いる請求項1記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記天気予測演算手段が、前記通風手段
    の作動後の停止中において前記気象データ検出手段が検
    出した気象データに基づいて、天気を予測するように構
    成されている請求項1記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記屋内機器が、前記外気通風式機器の
    運転を制御するための制御情報を指令する遠隔操作部に
    て構成され、 その遠隔操作部に備えられた表示手段が、前記出力手段
    に兼用されるように構成されている請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の処理装置。
JP2001359221A 2001-11-26 2001-11-26 処理装置 Pending JP2003161504A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013040950A (ja) * 2007-01-30 2013-02-28 Boeing Co:The 航空機内で測定した大気中の水分量を使用して天気を予報する方法及びシステム
JP2021025939A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 気象観測所選択装置、予測システム、空調システム、気象観測所選択方法およびプログラム

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