JP2003161179A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
できるフィードバック制御技術を提供する。また、パテ
ィキュレートフィルタとの組み合わせにおいても最適な
EGR制御を可能にするフィードバック制御技術を提供
する。 【解決手段】 EGR装置20等を備え、燃焼室2内に
流れ込むEGRガス及び空気の割合をEGR弁26のフ
ィードバック制御にて制御可能な内燃機関1であって、
パティキュレートフィルタ52bの通気抵抗増大時等、
排気管9内の背圧が変化するときに、吸気絞り弁13の
開度操作や、フィードバック制御上のガード値を変更す
る。
Description
より詳細には、燃焼室に取り込まれる空気量を制御しな
がらの運転を要求される内燃機関に関する。
内燃機関では、窒素酸化物(NOx)やスモークの排出
量を低減するため種々の対策が講じられている。この対
策の一つに、従来では、排気ガス(不活性ガス)の一部
をEGRガスとして燃焼室に導入し、燃焼温度を低下さ
せることで窒素酸化物(NOx)の排出量を減らす所謂
「EGR制御」が一般に行われてきた。
系に排気浄化触媒を設置し、その排気浄化触媒にて排気
ガス中の窒素酸化物(NOx)や煤の浄化を促す排気浄
化技術も盛んに採用されるつつある。
前処理としてのEGR制御による排気浄化と、後処理と
しての排気浄化触媒による排気浄化と、を組み合わせる
ことで、可能な限り排気ガス中に含まれる窒素酸化物
(NOx)や煤の排出を低減する総合的な排気浄化シス
テムが主流になりつつある。
成するための一制御として利用されることもある。すな
わち、燃焼室に取り込まれる空気量をエアフロメータの
出力から推定し、その推定した空気量と目標空気量との
差分(誤差)をEGR弁のフィードバック制御にて補正
することで、燃焼室に取り込まれる空気量を目標空気量
に収束させる空気量制御として利用されることもある。
関要求負荷や燃焼噴射量などをパラメータとする制御マ
ップ上から算出され、その時々に要求される最適な燃焼
状態を確保するために必要とされる空気量に相当する。
また、燃焼室に取り込まれる空気量と目標空気量との間
に誤差が生じる理由は、例えば、EGR弁や機関本体の
公差(製造誤差)を理由とする。
近年では、窒素酸化物(NOx)等の浄化を目的とした
三元触媒やリーンNOx触媒に替え、新たに煤等の微粒
子をも排気浄化対象とする所謂「パティキュレートフィ
ルタ」の採用が主流となりつつある。
ルフロー型に形成されたフィルタ上にNOx吸収剤を兼
ねる活性化酸素放出剤を担持してなり、フィルタ上に捕
集した微粒子を、その活性化酸素の酸化力にて強制的に
酸化燃焼せしめることで、輝炎を発することなく浄化す
る排気浄化能を有する。
によれば、上記したEGR制御とパティキュレートフィ
ルタとの組み合わせについて、種々の改善すべき点が見
出された。すなわち、本発明者等は、排気浄化触媒の設
置に伴う背圧の変化に着目し、その背圧の変化に起因し
たフィードバック制御の不具合の改善に努めた。
関係について考えれば、排気通路内の背圧は、パティキ
ュレートフィルタに対する微粒子の捕集具合に応じて変
化する。すなわち、微粒子の捕集量が多ければパティキ
ュレートフィルタの通気抵抗は増加し、以て背圧は上昇
する。また、微粒子の捕集量が減少すればパティキュレ
ートフィルタの通気抵抗も減り背圧も低下する。
のフィードバック制御では、単位時間当たりのEGR弁
の開度補正量が、機関出力への影響等を考慮し最適な値
に制限されているため、背圧の変化が大きくなるに連れ
てフィードバック制御の追従性は低下する。
の空気量Gnと目標空気量Gn.tとの差分を要求ゲイン
ΔG.tと定義すれば、背圧の変化が許容範囲とされる背
圧適合時には、現時点でのEGR弁開度に対し数回のフ
ィードバック制御で空気量Gnを目標空気量Gn.tに収
束させることができる。しかしながら、図8に示される
ように、背圧の変化が許容範囲を超える背圧不適合時に
は、相当の回数に亘るフィードバック制御が必要にな
る。
ク制御の追従性が低下することから、フィードバック制
御開始当初に設定された目標空気量そのものが、既に別
の値に変化していることもある。
制御にかかる時間を十分に確保できるが、そのフィード
バック制御の処理後におけるEGR弁の開度は、本来の
EGR弁開度から大きく外れてしまう。すなわち、EG
Rガスの導入量が大幅に変化し、燃焼状態そのものを大
きく変化させる虞もある。
フィルタの組み合わせでは、背圧の変化に起因した種々
の不具合が生じるため、相互の影響を十分に考慮しなが
らEGR制御による空気量の制御を実施する必要があ
る。
ィキュレートフィルタの設置に起因した背圧の変化に限
られず、例えば、排気絞り弁の作動や、消音器の劣化に
伴う背圧の変化に起因して生じることもある。すなわ
ち、上記した種々の問題は、背圧の変化に起因して生じ
る現象といえる。
制御の不具合を回避できるフィードバック制御技術を提
供することを課題とする。また、パティキュレートフィ
ルタとの組み合わせにおいても最適なEGR制御が可能
になるフィードバック制御技術を提供することを課題と
する。
決するため、本発明では以下の手段を採用した。すなわ
ち、本発明は、内燃機関の排気通路を流れる排気ガスの
一部をEGRガスとして燃焼室に導き入れるEGR導入
手段と、要求された燃焼状態に応じて設定され、その燃
焼状態を達成すべく燃焼室に取り込む必要のある目標空
気量を設定する目標空気量設定手段と、その燃焼状態に
おいて燃焼室に取り込まれる空気量を算出する空気量算
出手段と、前記目標空気量設定手段にて設定した目標空
気量と前記空気量算出手段にて算出した空気量とを比較
し、その差分を要求ゲインとして算出する要求ゲイン算
出手段と、前記要求ゲインに基づき、単位時間当たりに
補正すべき空気量を補正ゲインとして算出する補正ゲイ
ン算出手段と、前記補正ゲイン算出手段にて算出する補
正ゲインにガード値を設定し、単位時間当たりの空気量
の補正に制限を加えるガード値設定手段と、前記ガード
値内にて設定した補正ゲインに従いEGR導入手段を制
御し、燃焼室に対するEGRガスの導入量を調節するこ
とで、その燃焼室に取り込まれる空気量を目標空気量に
収束させる空気量補正手段と、吸気通路を通じて燃焼室
に流れ込む空気の流量を調節する空気流量調節手段と、
前記ガード値を超えての補正ゲインの算出要求がある場
合に、前記要求ゲインを減らすように前記空気流量調節
手段を制御する要求ゲイン補正手段と、を備えることを
特徴とする。
GR導入手段を介して燃焼室にEGRガスを取り込む。
また、目標空気量設定手段によって、その時々の燃焼状
態に必要とされる目標空気量を設定する。また、空気量
算出手段では、燃焼室に取り込まれる空気量を算出し、
要求ゲイン算出手段では、その空気量と目標空気量との
差分を要求ゲインとして算出する。
ンに基づき単位時間当たりに補正すべき空気量を補正ゲ
インとして算出する。また、ガード値設定手段では、算
出される補正ゲインにガード値を定め、単位時間当たり
における空気量の補正に制限を加える。また、空気量補
正手段では、ガード値の範囲内で設定した補正ゲインに
従いEGR導入手段を制御し、燃焼室に取り込む空気量
を目標空気量に収束させる所謂EGR制御を実施する。
の補正に伴う機関出力の変化や、EGRガスの導入量の
変化に伴う燃焼状態の変化を考慮し決定され、当該ガー
ド値内でフィードバック制御を処理すれば、機関出力の
大幅な変化(トルクショック)や、燃焼状態の大幅な変
化等を抑制できる。
じて燃焼室に流れ込む空気の流量を調節するための手段
である。すなわち、上記した空気量補正手段では、燃焼
室に取りこまれる空気とEGRガスとの割合を変えるこ
とで、空気量を間接的に制御しているが、空気流量調節
手段では、燃焼室に流れ込む空気量を直に調節すること
で、燃焼室に取りこまれる空気量を制御する手段であ
る。なお、具体的には、吸気絞り弁や可変容量式過給装
置などをその空気流量調節手段の好まし例として例示で
きる。
正ゲインの算出要求がある場合に、前記要求ゲイン補正
手段にて空気流量調節手段を制御し要求ゲインを補正す
る。すなわち、ガード値を超えての補正(フィードバッ
ク)が必要な場合には、先の従来技術に説明した種々の
不具合が発生するため、燃焼室に流れ込む空気量を予め
調節することで要求ゲインを減らし、フィードバック制
御の適正化を図る。
求ゲイン補正手段は、前記ガード値を超えての補正ゲイ
ンの算出要求があり、且つその状態で燃焼室に取り込ま
れる空気量が目標空気量に対して少ないときに、前記吸
気通路内の空気流量を増やすように前記空気流量調節手
段を制御する構成としてもよい。また、前記ガード値を
超えての補正ゲインの算出要求があり、且つその状態で
燃焼室に取り込まれる空気量が目標空気量に対して多い
ときには、前記吸気通路内の空気流量を減らすように前
記空気流量調節手段を制御する構成としてもよい。
気量が少ないときには予め吸気通路内の空気流量を増や
して要求ゲインを減らす。逆に目標空気量に対し現時点
での空気量が多いときには予め吸気通路内の空気流量を
減らして要求ゲインを減らす。
GR導入手段は、排気通路と吸気通路とを相互に接続す
るEGR通路、及びそのEGR通路中を流れるEGRガ
スの流量を調節するEGR弁を備え、前記空気量補正手
段は、前記EGR弁の開弁量を制御することで、燃焼室
に流れ込むEGRガスと空気との割合を異ならせ、その
EGRガスと共に燃焼室に取り込まれる空気量を目標空
気量に収束させる構成としてもよい。すなわち、この構
成ではEGR通路(排気再循環通路)、EGR弁を備え
るEGR装置でEGR導入手段を構成している。
記内燃機関の排気通路には、排気ガス中に含まれる微粒
子を捕集するフィルタを設けてもよい。
め、本発明では以下の手段を採用した。すなわち、本発
明は、内燃機関の排気通路を流れる排気ガスの一部をE
GRガスとして燃焼室に導き入れるEGR導入手段と、
要求された燃焼状態に応じて設定され、その燃焼状態を
達成すべく燃焼室に取り込む必要のある目標空気量を設
定する目標空気量設定手段と、その燃焼状態において燃
焼室に取り込まれる空気量を算出する空気量算出手段
と、前記目標空気量設定手段にて設定した目標空気量と
前記空気量算出手段にて算出した空気量とを比較し、そ
の差分を要求ゲインとして算出する要求ゲイン算出手段
と、前記要求ゲインに基づき、単位時間当たりに補正す
べき空気量を補正ゲインとして算出する補正ゲイン算出
手段と、前記補正ゲイン算出手段にて算出する補正ゲイ
ンにガード値を設定し、単位時間当たりの空気量の補正
に制限を加えるガード値設定手段と、前記ガード値を超
えての補正ゲインの算出要求がある場合に、前記要求ゲ
インの幅に応じてそのガード値を拡大するガード値補正
手段と、前記ガード値補正手段に従いEGR導入手段を
制御し、燃焼室に対するEGRガスの導入量を調節する
ことで、その燃焼室に取り込まれる空気量を目標空気量
に収束させる空気量補正手段と、を備えることを特徴と
する。
ード値を超えての補正ゲインの算出要求がある場合に、
そのガード値そのものを要求ゲインに応じて拡大する。
すなわち、ガード値の拡大に伴い補正ゲインも大きくな
るため、フィードバック制御にかかる処理時間の短縮が
図られる。
題を逸脱しない範囲で組み合わせ可能であり、例えば、
要求ゲイン補正手段にて要求ゲインを減らしつつ、ガー
ド値補正手段にてガード値を拡大するなど、本発明の課
題を逸脱しない範囲で上記した種々の構成(手段)は組
み合わせ可能である。
手段としてEGR装置を備えた内燃機関においてのみ適
用可能な技術ではなく、例えば、吸・排気バルブのバル
ブタイミングを変更して燃焼室内のEGR率すなわち空
気量とEGRガスの割合を制御する装置構成を備えた内
燃機関等においも有用である。すなわち、本発明でEG
R導入手段とは、EGR弁やEGR通路を備えたEGR
装置に限定されるものではない。
関し、その好適な実施形態について説明する。なお、以
下に示す内燃機関の構造は、あくまでも本発明の一実施
形態にすぎず、その詳細は、特許請求の範囲を逸脱しな
い範囲で変更可能である。
焼式内燃機関の一種である車両用ディーゼル機関であ
り、図1に示されるように4つの燃焼室2(気筒)の
他、燃料供給系、吸気系、排気系、制御系などをその主
要構成要素として備えている。
ル(蓄圧室)4、燃料供給管5、燃料ポンプ6、などを
備え、各気筒2に対して燃料供給を行っている。燃料噴
射弁3は、各気筒2に対して夫々設けられる電磁駆動式
の開閉弁であり、各燃料噴射弁3は、燃料の分配管とな
るコモンレール4に接続されている。また、コモンレー
ル4は、燃料供給管5を介して燃料ポンプ6に連結され
ている。燃料ポンプ6は、内燃機関1の出力軸たるクラ
ンクシャフト1aの回転を駆動源として回転駆動されて
いる。
ず、燃料ポンプ6によって燃料タンク(図示略)内の燃
料が汲み上げられる。汲み上げられた燃料は、燃料供給
管5を介してコモンレール4に供給される。コモンレー
ル4に供給された燃料は、コモンレール4内にて所定燃
圧まで高められ、各燃料噴射弁3に分配される。そし
て、燃料噴射弁3に駆動電圧が印可され燃料噴射弁3が
開弁すると、その燃料は、燃料噴射弁3を介して各燃焼
室2内に噴射される。
3、吸気枝管8、エアクリーナボックス10、インター
クーラ16などを備え、各気筒2に対して空気を供給す
る吸気通路を形成している。
介して吸入される空気を吸気枝管8に導く通路を形成し
ている。吸気枝管8は、吸気管9を経て流入する空気を
各気筒2に分配する通路を形成している。また、吸気管
9とエアクリーナボックス10との連結部分近傍には、
吸入空気の温度を測定する吸気温センサ12を備えてい
る。
絞り弁13に至る吸気管9には、吸入した空気を圧縮す
るターボチャージャ15のコンプレッサハウジング15
a、及びコンプレッサハウジング15a内にて圧縮した
空気を冷却するインタークーラ16を備え、さらに、タ
ーボチャージャ15のコンプレッサハウジング15aの
上流には、吸気管9を通じて燃焼室2に流れ込む空気の
流量を計測するエアフロメータ11を備えている。
を通じて各気筒2に流れ込む空気量を加減するために吸
気絞り弁13(空気流量調節手段)が設けられ、吸気絞
り弁13の開度は、ステッパモータなどにて構成された
アクチュエータ14によって制御されている。また、吸
気絞り弁13の直下流には、吸気枝管8内の温度を測定
する吸気温センサ7、及び吸気枝管8内の管内圧力を測
定する吸気圧センサ17が設けられている。
機関運転に伴う負圧の発生により各燃焼室2に供給され
るべき空気がエアクリーナボックス10内に流入する。
エアクリーナボックス10内に流入した空気は、エアク
リーナボックス10内にて塵や埃を除去された後、吸気
管9を経てターボチャージャ15のコンプレッサハウジ
ング15aに流入する。コンプレッサハウジング15a
に流入した空気は、コンプレッサホイール(図示略)に
て圧縮された後、インタークーラ16によって冷却され
る。そして、必要に応じて吸気絞り弁13での流量調節
を受けた後、吸気枝管8内に流入する。吸気枝管8に流
入した空気は、各枝管を介して各気筒2に分配され、燃
料噴射弁3から噴射供給された燃料と共に燃焼される。
尚、エアフロメータ11および吸気圧センサ17等の出
力は、後述の電子制御ユニット30に入力されており、
例えば、電子制御ユニット30にて処理されるEGR弁
26のフィードバック制御等に利用される。
は、双方向性バス31によって互いに接続されたROM
(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセ
スメモリ)33、CPU(中央制御装置)34、入力ポ
ート35、出力ポート36を備えた、いわゆる電子制御
ユニット30(ECU)である。
の出力信号の他、アクセルペダル40の踏込み量を検出
する負荷センサ41、クランクシャフト1aの回転数を
検知するクランク角センサ42、車速を測定する車速セ
ンサ43等が対応したA/D変換器37を介して、又は
直接入力されている。一方、出力ポート36には、対応
する駆動回路38を介して燃料噴射弁3、還元剤添加弁
61、吸気絞り弁駆動用のアクチュエータ14、EGR
弁26、などが接続されている。
ログラム、及びそのプログラムの処理時に参照される制
御マップ等が記録されている。また、RAM33では、
入力ポート35に入力された各種センサの出力信号、及
び出力ポート36に出力された制御信号などを内燃機関
の運転履歴として記録している。CPU34では、RA
M33上に記録された各種センサの出力信号およびRO
M32上に展開された制御マップを所望のプログラム上
にて比較し、その処理過程で出力された各種制御信号を
前記の出力ポート36を介して対応する装置に出力し、
各種装置を集中管理する。
え、各気筒2から排出される排気ガスを機関本体外部に
排出する排気通路を形成している。また、触媒コンバー
タ52、還元剤添加装置60、EGR装置20、などを
備え、排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)や微
粒子(例えば、煤)を浄化せしめる排気浄化装置として
の機能を有している。
られた排気ポート18aに接続すると共にその排気ポー
ト18aから排出された排気ガスを集合してターボチャ
ージャ15のタービンハウジング15bに導く通路を形
成している。また、排気管19は、タービンハウジング
15bから図示しない消音器までの通路を形成してい
る。なお、図中59は、周知の酸化触媒コンバータであ
る。
及びそのケーシング53内に設けられる各種排気浄化触
媒52a,52bを備え、機関本体1から排出される排
気ガス中の有害物質を浄化せしめる排気浄化作用を有す
る。
の下流にケーシング53が配置され、ケーシング53内
には、上流側から吸蔵還元型NOx触媒52a、パティ
キュレートフィルタ52bの順に排気浄化触媒が設けら
れて触媒コンバータ52が構成されている。なお、以下
の説明では、吸蔵還元型NOx触媒52aを単にリーン
NOx触媒52aと称することもある。
媒52aは、排気ガス中の窒素酸化物(NOx)を主と
して浄化せしめる排気浄化作用を有している。より詳し
くは、リーンNOx触媒52aに流れ込む排気ガスの酸
素濃度が高いときにその排気ガス中の窒素酸化物(NO
x)を吸収し、排気ガス中の酸素濃度が低いとき、すな
わちリーンNOx触媒52aに流れ込む排気ガスの空燃
比が低いときにその吸収していた窒素酸化物(NOx)
を二酸化窒素(NO2)や一酸化窒素(NO)の形で排
気ガス中に還元・放出し、同時にその二酸化窒素(NO
2)や一酸化窒素(NO)を排気ガス中に含まれている
未燃燃料成分(CO、HC)と酸化反応せしめることで
無害な水蒸気(H2O)及び二酸化炭素(CO2)に浄化
する排気浄化能を有する。
2O3)を担体として、この担体上にカリウム(K)、ナ
トリウム(Na)、リチウム(Li)、セシウム(C
s)等のアルカリ金属、若しくはバリウム(Ba)、カ
ルシウム(Ca)等のアルカリ土類、又はランタン(L
a)、イットリウム(Y)等の希土類から選ばれた少な
くとも一つと、白金(Pt)のような貴金属とを担持し
てなる。
うと、本実施の形態に示す希薄燃焼式内燃機関では、通
常、酸素過剰雰囲気下で燃焼が行われている。このため
燃焼に伴い排出される排気ガス中の酸素濃度は、上記の
還元・放出作用を促す迄に低下することは殆どなく、ま
た、排気ガス中に含まれる未燃燃焼成分(CO,HC)
の量も極僅かである。
関燃料(HC)を排気ガス中に噴射供給することで、酸
素濃度の低下を促すと共にその未燃燃焼成分たる炭化水
素(HC)等を補い、排気浄化作用を促進させている。
なお、還元剤の噴射供給は、後述の還元剤添加装置60
によって行われている。また、その詳細は後に説明す
る。
は、排気ガス中に含まれる煤などの微粒子を酸化燃焼せ
しめる排気浄化作用を有している。より詳しくは、活性
化酸素放出剤を担持したフィルタ58を備え、そのフィ
ルタ58上に捕集した微粒子を活性化酸素にて酸化燃焼
せしめることで除去(浄化)する排気浄化作用を備えて
いる。
にコージライトのような多孔質材料から形成されたハニ
カム形状をなし、互いに平行をなして延びる複数個の流
路55,56を具備している。より具体的には、下流端
が栓55aにより閉塞された排気ガス流入通路55と、
上流端が栓56aにより閉塞された排気ガス流出通路5
6と、を備え、各排気ガス流入通路55及び排気ガス流
出通路56は薄肉の隔壁57を介して該フィルタ58に
おける縦方向及び横方向に並んで配置されている。
は、アルミナ(Al2O3)等によって形成された担体の
層が設けられており、その担体上には、白金(Pt)等
の貴金属触媒の他、周囲に過剰酸素が存在するとその過
剰酸素を吸蔵し、逆に酸素濃度が低下すると、その吸蔵
した酸素を活性酸素の形で放出する活性酸素放出剤が担
持されている。
(K)、ナトリウム(Na)、リチウム(Li)、セシ
ウム(Cs)、ルビジウム(Rb)のようなアルカリ金
属、バリウム(Ba)、カルシウム(Ca)、ストロン
チウム(Sr)のようなアルカリ土類金属、ランタン
(La)、イットリウム(Y)のような希土類、および
セリウム(Ce)、錫(Sn)のような遷移金属から選
ばれた少なくとも一つを用いることができる。
りもイオン化傾向の高いアルカリ金属又はアルカリ土類
金属、即ちカリウム(K)、リチウム(Li)、セシウ
ム(Cs)、ルビジウム(Rb)、バリウム(Ba)、
ストロンチウム(Sr)などを用いるとよい。
ィルタ52bでは、まず、排気ガス流入通路55→隔壁
57→排気ガス流出通路56の順に排気ガスが流れ(図
2矢印a)、排気ガス中に含まれる煤などの微粒子は、
その隔壁57を通過する過程で、その隔壁57の表面及
び内部に捕集される。そして、隔壁57に捕集された微
粒子は、隔壁57(フィルタ)に流れ込む排気ガスの酸
素濃度を複数回に亘り変化させることで増加する活性化
酸素によって酸化せしめられ、ついには輝炎を発するこ
となく燃え尽きてフィルタ58上から除去される。
吸蔵還元型NOx触媒52aおよびパティキュレートフ
ィルタ52bを配置することで排気ガス中に含まれるN
Oxおよび煤などの微粒子を浄化している。
吸蔵還元型NOx触媒52aとパティキュレートフィル
タ52bとを直列に配置している。この理由としては、
吸蔵還元型NOx触媒52aでの酸化・還元反応に伴う
反応熱を利用してパティキュレートフィルタ52bを昇
温させる、および吸蔵還元型NOx触媒52aにおける
酸化・還元反応に起因して放出される吸蔵還元型NOx
触媒52aからの活性化酸素をパティキュレートフィル
タ52bの排気浄化作用に利用する、などの理由に基づ
く。なお、吸蔵還元型NOx触媒52aは、上記でも明
らかなように、活性化酸素放出剤と略同様の物質を担持
してなる。したがって、吸蔵還元型NOx触媒52a
は、活性化酸素放出剤としての機能を有すると言える。
1、還元剤供給路62、燃圧制御バルブ64、燃圧セン
サ63、緊急遮断弁66、などを備え、必要に応じて適
切量の還元剤(機関燃料)を触媒コンバータ52上流の
排気通路内に添加している。
部分に設けられ、所定電圧が印可されたときに開弁する
電気式の開閉弁である。還元剤供給路62は、前記燃料
ポンプ6によって汲み上げられた燃料の一部を還元剤添
加弁61に導く通路を形成している。燃圧制御バルブ6
4は、還元剤供給路62の経路途中に配置され、還元剤
供給路62内の燃圧を所定燃圧に維持している。燃圧セ
ンサ63は、還元剤供給路62内の燃圧を検出してい
る。緊急遮断弁66は、還元剤供給路62内の圧力に異
常が生じたとき、その還元剤供給路62内への燃料供給
を停止する。
では、燃料ポンプ6から吐出された燃料が、燃圧制御バ
ルブ64によって所定燃圧に維持された後、還元剤供給
路62を通じて還元剤添加弁61に供給される。そし
て、還元剤添加弁61に所定電圧が印可され開弁状態に
なると、その還元剤供給路62内の燃料は還元剤添加弁
61を通じて排気枝管18内に噴射供給される。排気枝
管18に供給された燃料(還元剤)は、タービンハウジ
ング15b内にて撹拌された後、排気管19を経て触媒
コンバータ52に流入する。よって、触媒コンバータ5
2には、酸素濃度が低く、また、未燃燃焼成分たる炭化
水素(HC)混じりの排気ガスが流れ込むこととなり、
その結果、上記の排気浄化作用が促進されることとな
る。
る。EGR装置20は、本発明で言うEGR導入手段に
相当し、EGR通路25、EGR弁26、EGR装置2
0用の酸化触媒28、EGRクーラ27等を備える。
管8とを接続する通路を形成している。EGR弁26
は、EGR通路25と吸気枝管8との接続部分に設けら
れた電気式の開閉弁であり、電子制御ユニット30内に
て処理されるEGR制御等に基づき、EGR通路25内
を流れる排気ガス(EGRガス)量の調節を行ってい
る。EGR装置20用の酸化触媒28は、排気枝管18
とEGRクーラ27とを接続するEGR通路25中に配
置され、排気枝管18から周り込むEGRガスたる排気
ガス中の未燃燃料成分の浄化する。EGRクーラ27
は、機関冷却水を熱媒体として、EGR通路25内を流
れる排気ガスの冷却を行っている。なお、以下の説明で
は、EGR通路25を流れる排気ガスをEGRガスと称
することもある。
れば、排気枝管18内を流れる排気ガスの一部が、EG
R弁26の開弁量に即した流量でEGR通路25内に流
入する。また、EGR通路25内に流入したEGRガス
(排気ガス)は、EGR装置20用の酸化触媒28を経
てEGRクーラ27に流入する。EGRクーラ27に流
入したEGRガスは、EGRクーラ27を通過する際に
冷却されて吸気枝管8に流れ込む。そして、吸気枝管8
内に流入したEGRガスは、吸気枝管8上流から流れ込
む空気と混ざり合いつつ各燃焼室2に流れ込み、燃料噴
射弁3から噴射された機関燃料と共に燃焼される。
水蒸気(H2O)や二酸化炭素(CO2)などの不活性ガ
スが含まれている。このためその不活性ガスたる排気ガ
スが燃焼室2内に流入すると、その排気ガスの混入に起
因して燃焼温度は低下し、窒素酸化物(NOx)の生成
が抑制される。また、EGRガスの導入に伴い、燃焼室
2内の酸素量は減少するため、この点においても窒素酸
化物(NOx)と酸素(O2)との結びつきが抑制さ
れ、窒素酸化物(NOx)の排出抑制に寄与する。
要求出力を満たすため、また、安定した燃焼状態を確保
するなど、その時々に要求される燃焼状態を達成するた
めに目標空気量が設定される。この目標空気量は、例え
ば、機関要求負荷や燃料噴射量などをパラメータとする
制御マップ上から算出され、この例では目標空気量に相
当する空気量(吸気量)と適切量の燃焼噴射とがあっ
て、その機関要求負荷を満たす燃焼状態が成立する。な
お、ここで説明した目標空気量の設定は、あくまでも一
例であり、例えば、触媒コンバータ52を急速に昇温さ
せる所謂「低温燃焼」時においても、目標空気量の設定
は実施される。
み、EGRガスの導入量と、燃焼室2内に取り込まれる
空気量とは、そのそれぞれが相互に混合した状態で燃焼
室2内に流れ込むため相関関係にある。換言すれば、E
GRガスの導入量を調節することで、燃焼室2に流れ込
む空気量を制御できる。また、EGRガスの導入量は、
EGR弁26の開度に略比例するため、EGR制御にて
EGR弁26の開度制御を行えば燃焼室2内に流れ込む
空気量を制御できる。
6の開度と目標空気量とをパラメータにする空気量制御
マップを準備し、その空気量制御マップから読み出した
EGR弁開度に従いEGR弁26を制御し目標空気量に
相当する空気を各燃焼室2に取り込んでいる。
響を受けるため、上記の空気量制御マップのみでは対応
できないのが現状である。なお、ここで公差とは、機関
本体1やターボチャージャ15、及びEGR弁26の製
造時期や製造工場などの違いによって生じる製造誤差を
意味する。
込まれた空気量と目標空気量との差分に基づきEGR弁
26のフィードバック制御を実施することで、その空気
量の誤差(差分)の吸収に努めている。すなわち、EG
R弁26の開度を補正し、燃焼室2に取り込まれる空気
量を目標空気量に収束させる空気量制御としてのEGR
制御を実施する。
軸にEGR弁開度をとるGn−EGR弁開度特性図であ
る。また、図中の曲線I,II,IIIは、その時々におけ
るEGR弁26の開度に対応した空気量Gnを示すGn
−EGR弁開度曲線であり、上から、I:理論上のGn
−EGR弁開度曲線、II:公差影響時のGn−EGR弁
開度曲線、III:背圧上昇時のGn−EGR弁開度曲線
になっている。なお、IIIに示す背圧上昇時のGn−E
GR弁開度曲線については、後に詳述する。
について説明すれば、縦軸上に目標空気量Gn.tを設定
し、その目標空気量Gn.tとGn−EGR弁開度曲線と
の交点を辿ることで、目標空気量Gn.tの確保に必要と
されるEGR弁開度を算出できる。また、逆を言えば、
EGR弁26の開度を定め、そのEGR弁開度とGn−
EGR弁開度曲線との交点を辿れば、EGR弁26の開
度に対応した現時点での空気量を推定できる。なお、G
n−EGR弁開度曲線は、各種予備実験等にて把握可能
である。
GR弁開度曲線を曲線I、公差影響時のGn−EGR弁
開度曲線を曲線II、背圧上昇時のGn−EGR弁開度曲
線を曲線IIIと称することもある。
は、EGR弁開度の設定変更のみで目標空気量Gn.tに
相当する空気量を確保できる状態であり、この状態で
は、EGR弁26のフィードバック制御を実施すること
なく、目標空気量Gn.tに相当する空気量が得られる。
n.tを設定すれば、EGR弁開度E1で目標空気量Gn.
tに相当する空気量Gn1が得られる。なお、曲線Iとの
関係で言えばEGR弁開度E1と曲線Iとの交点aから
目標空気量Gn.tに相当する空気量Gn1が導かれる。
響を受けるため、事実上、曲線II上でGn−EGR弁開
度曲線が成り立つ。すなわち、公差の影響を受けた場
合、空気量Gnは、同EGR弁開度E1において目標空
気量Gn.tに対して小さい値、若しくは大きい値にな
る。
に対して空気量Gnが少なく方向に公差の影響が生じた
場合を想定したものであり、EGR弁開度E1において
の空気量は、図3に示すように空気量Gn2になる(G
n.t>Gn2)。なお、曲線IIとの関係で言えばEGR
弁開度E1と曲線IIとの交点bから空気量Gn2が導かれ
る。
GR弁26のフィードバック制御を実施し、空気量Gn
2を目標空気量Gn.tに収束させている。すなわち、E
GR弁開度E1をEGR弁開度E2に補正し(図中矢印
F)、空気量Gn2を目標空気量Gn.tに持ち上げる。
なお、図3との対応で言えば、図中C点がフィードバッ
ク制御後の空気量Gnに相当する。
バック制御において処理される処理ルーチンを示してい
る。また、図4に示す処理ルーチンは、電子制御ユニッ
ト30内にて処理され、本発明でいう目標空気量設定手
段、空気量算出手段、要求ゲイン算出手段、補正ゲイン
算出手段、空気量補正手段の制御系を構成している。す
なわち、上記した種々の手段は、図4に示す処理ルーチ
ンを処理するための制御プログラム、また、その制御プ
ログラムを処理する上で必要とされる各種ハード構成か
ら成り立っている。
えながら曲線II上で処理されるEGR弁26の基本フィ
ードバック制御について説明する。
関の始動を受け(ステップ101)、EGRガスを導入
すべき燃焼状態か否かを判定する(ステップ102)。
なお、ステップ102での判定基準について一例を示す
と、電子制御ユニット30では、比較的酸素濃度が高く
EGRガスの導入に起因したスモークの発生量が少ない
中負荷運転領域や、先に説明した低温燃焼の要求時など
にEGRガスを導入すべき燃焼状態と判定している。な
お、ここで例示した判定基準は、勿論、一例である。
された燃焼状態を達成すべく燃焼室2に取り込む目標空
気量Gn.tを設定し(ステップ103)、その設定した
目標空気量Gn.tに対応する開度でEGR弁26を開弁
する(ステップ104)。すなわち、ステップ103で
本発明に係る目標空気量設定手段が構成されている。ま
た、目標空気量Gn.tに対応したEGR弁26の開度
は、図3に示すEGR弁開度と目標空気量Gn.tとの相
関関係をマップ化したEGR弁開度算出マップ等にて算
出可能である。
フロメータ11の出力を読み込み、その出力から現時点
でのEGR弁開度に対応した空気量Gnを算出する(ス
テップ105)。続いて、上記ステップ103にて設定
した目標空気量Gn.tと上記ステップ105にて算出し
た空気量Gnとを比較し、その差分(目標空気量Gn.t
−空気量Gn)を、要求ゲインΔG.tとして算出する
(ステップ106)。すなわち、ステップ105で本発
明に係る空気量算出手段が構成され、ステップ106
で、要求ゲイン算出手段が構成される。
1の如く、前記ステップ106にて算出した要求ゲイン
ΔG.tに基づき、単位時間当たりに補正すべき補正ゲイ
ンΔGを算出する(ステップ107)。
の開度補正に伴うオーバーシュート特性やアンダーシュ
ート特性を考慮し、適切な値で設定されている。
幅な変化に起因した機関出力の変動(トルクショック)
を回避するため、補正ゲインΔGにガード値ΔG.limit
を設定している。なお、ガード値ΔG.limitは、各種予
備実験などにて求められる数値であり、電子制御ユニッ
ト30では、当該ガード値ΔG.limitの範囲内で空気量
Gnの補正ゲインΔGを決定する(補正ゲインΔG<ガ
ード値ΔG.limit)。また、ステップ107で本発明に
係る補正ゲイン算出手段およびガード値設定手段を構成
している。
ップ107にて算出した補正ゲインΔGに従いEGR弁
26の開度補正を行い、空気量Gnを目標空気量Gn.t
に近づける(ステップ108)。また、ステップ108
の処理後、未だ目標空気量Gn.tに到達していないと判
断したときには(ステップ109)、再度ステップ10
5からステップ108に至る処理ルーチンを繰り替え
し、最終的に空気量Gnを目標空気量Gn.tに収束させ
る。すなわち、EGR弁26のフィードバック制御を実
施し、目標空気量Gn.tに対する空気量Gnの誤差を吸
収している。また、ステップ108、ステップ109、
及びEGR弁26で本発明に係る空気量補正手段が構成
される。
は、その排気系にパティキュレートフィルタ52bを備
えている。したがって、パティキュレートフィルタ52
bに対する微粒子の捕集量(付着量)に応じて排気管1
9(排気通路)内の背圧は大きく変化する。また、パテ
ィキュレートフィルタ52bの設置に起因した背圧の変
化は、上記した公差の影響に対して遙かに大きい影響を
EGR制御に及ぼす。したがって、本実施の形態に示す
内燃機関では、図3に示されるように曲線Iから大きく
ズレた位置にGn−EGR弁開度曲線(曲線III)が成
立し、このような状況では、大幅なEGR弁26の開度
補正が必要になる。
圧の上昇時には、図中交点dで導かれるようにEGR弁
開度E1において空気量Gn3になる(Gn.t>Gn2>
Gn3)。したがって、空気量Gn3を目標空気量Gn.t
に補正するには、EGR弁26の開度を大幅に減らして
空気量を増やす必要がある(図3中矢印F'参照)。
フィードバック制御では、ガード値ΔG.limitの範囲内
にて補正ゲインΔGを設定するため、要求ゲインΔG.t
が広がるに連れてフィードバック制御の追従性も低くな
る(図7及び図8参照)。また、EGR弁26の大幅な
開度補正に伴い、EGRガスと空気の割合が変化し、燃
焼状態(燃焼形態)そのものを変える虞もある。すなわ
ち、EGR弁26のフィードバック制御にて処理可能な
空気量の補正には限界がある。
において、機関出力の変動や、燃焼状態の変化が許容さ
れるEGR弁26の開度補正領域は、図3中領域Xとな
る。また、図3中領域Xの幅は各種予備実験にて把握可
能であり、電子制御ユニット30では、領域Xに相当す
る要求ゲインを最大許容要求ゲインΔG.maxとして記録
している。
慮し、以下に示すフィードバック制御補正プログラム
(以下、単に、補正プログラムと称す)を上記フィード
バック制御と共に処理することで、フィードバック制御
の適性化を図っている。
正プログラムで処理する処理ルーチンの一例である。
テップ107の処理後、そのステップ107にて本来算
出すべき補正ゲインΔGが、ガード値ΔG.limitを超え
ての補正ゲインであるか否かを判定する(ステップ20
1)。すなわち、ガード値ΔG.limitを超えての補正要
求であるか否かを判定する。
ド値ΔG.limitを超えての補正要求であると判断したと
きには、上記ステップ108に従いガード値ΔG.limit
内での開度補正を処理する。なお、ここでいうEGR弁
26の開度補正は、図4に示す処理ルーチン上にて処理
するため、本処理ルーチンでは、ステップ108の処理
に要する時間(所定時間)をカウントした後(ステップ
202)、次なるステップ203に移行する。また、ス
テップ201にて否定判定したときには、基本のフィー
ドバック制御にて空気量Gnの補正が可能と判断し、本
処理ルーチンを一旦終了する。
の開度補正後に出力されたエアフロメータ11の出力か
ら開度補正後の空気量Gn'を算出し、当該空気量Gn'
と目標空気量Gn.tとを比較して要求ゲインΔG.t'を
算出する(ステップ203)。なお、本ステップ203
では、要求ゲインΔG.t'の大きさのみの判定で足り、
絶対値にて要求ゲインΔG.t'を把握している(|目標空
気量Gn.t−空気量Gn'|=要求ゲインΔG.t')。
した最大許容要求ゲインΔG.maxと、ステップ203に
て算出した要求ゲインΔG.t'とを比較し(ステップ2
04)、要求ゲインΔG.t'が最大許容要求ゲインΔG.
maxを超えていると判定したときには、本補正プログラ
ムによるフィードバック制御の適性化が必要であると判
断し、補正要求フラグを成立させる(ステップ20
5)。また、最大許容要求ゲインΔG.maxに達していな
いと判定したときには、通常のフィードバック制御の継
続にて要求ゲインΔG.t'の補正が可能と判断し、本処
理ルーチンを一旦終了する。
ンク角センサの出力や単位時間あたりの燃料噴射量を読
み込み、現在の運転状態が定常運転にあるか否かを判定
する(ステップ206)。そして、定常運転である判断
したときには、フィードバック制御の適正化を図るべく
吸気絞り弁13の開度制御を開始する。すなわちフィー
ドバック制御の補正を開始する。
電子制御ユニット30では、ステップ206の処理後、
要求ゲインΔG.t'に基づき吸気絞り弁13の制御方向
を決定する(ステップ207)。なお、制御方向の決定
とは、吸気絞り弁13を開弁させる方向に制御するか、
逆に閉弁する方向に制御するかを決定するものであり、
要求ゲインΔG.t'の正負を判定することで、その制御
方向が決定される。
中央値(標準値)に対して現時点での背圧がどのように
変化しているかを要求ゲインΔG.t'の正負から判定し
(要求ゲインΔG.t'>0)、その判定結果に応じて吸
気絞り弁13の制御方向を決定する。
ップ207の処理において、目標空気量Gn.tに対して
空気量Gn'が少なすぎると判定したときには(要求ゲ
インΔG.t>0)、吸気絞り弁13の開弁し、吸気管9
(吸気通路)内を流れる空気の流量を予め増大させるこ
とで要求ゲインΔG.t'を減らす(ステップ208)。
また、ステップ207の処理において、目標空気量G
n.tに対して実際の空気量Gnが多すぎると判定したと
きには(要求ゲインΔG.t<0)、吸気絞り弁13を閉
弁し、吸気管9内を流れる空気の流量を予め減らしてお
くことで要求ゲインΔG.t'を減らす(ステップ20
9)。そして、電子制御ユニット30では、前記ステッ
プ108以降の処理ルーチンにてフィードバック制御を
継続させる。
常運転時等に学習された単位開度操作量当たりの空気変
化量から算出されている。すなわち、要求ゲインΔG.
t'が最大許容要求ゲインΔG.max以下になるように吸気
絞り弁13の開度操作量を設定し、その設定した開度操
作量に基づき吸気絞り弁13の開度操作を行う。つま
り、ステップ207以降の処理ルーチンでは、要求ゲイ
ンΔG.t'が最大許容要求ゲインΔG.max以下となるよ
うに吸気絞り弁13(空気流量調節手段)を制御する。
り弁13の開度を操作し、燃焼室2に流れ込む空気の絶
対量を予め変化させておくことで、要求ゲインΔG.t’
を減らし、フィードバック制御の追従性を高めている。
また、このように本補正プログラム、及び補正プログラ
ムを処理するために必要なハード構成で本発明に係る要
求ゲイン補正手段が構成される。
プログラムの処理後には、曲線IIIが、吸気絞り弁13
の開弁により全体的にかさ上げされるため、曲線II及び
曲線Iに寄る。また、曲線IIが、曲線IIや曲線Iの上方
に成立する場合には、吸気絞り弁13の閉弁により曲線
IIIが全体的に下がるため曲線IIや曲線Iに寄る。
にてフィードバック制御が処理されるため、以て、EG
R弁26のフィードバック制御に伴う機関出力の変動や
燃焼状態の変化等が抑制される。
一実施形態であり、その詳細は所望に応じて変更可能で
ある。例えば、補正要求フラグの成立条件の一つに要求
ゲインΔG.t'が最大許容要求ゲインΔG.maxを超える
ことを挙げているが(ステップ204参照)、前記ステ
ップ204に替え、再度、補正ゲインΔGを算出し、そ
の補正ゲインΔGがガード値ΔG.limitを超える要求で
あるときにおいても補正要求フラグの成立要件を満たす
ことができる。
ード値ΔG.limitを超えての補正ゲインΔGの算出要求
があったことのみを条件として補正要求フラグを成立さ
せることも可能である。また、先のステップ106にて
算出した要求ゲインΔG.tが最大許容要求ゲインΔG.m
axを超えたことを条件として補正要求フラグを成立させ
ることも可能である。
208及びステップ209の処理後、要求ゲインΔG.
t'が最大許容要求ゲインΔG.maxより少なくなったこと
を確認して、本処理ルーチンを終了させるようにしても
よい。この場合、未だ要求ゲインΔG.t'が最大許容要
求ゲインΔG.maxに至らない時には、引き続きステップ
208若しくはステップ209を処理し、要求ゲインΔ
G.t'を最大許容要求ゲインΔG.maxに抑えるようにす
る。
絞り弁13の開度操作でフィードバック制御の適性化を
図るが、以下に示す補正制御においてもフィードバック
制御の適性化を図れる。以下、図6を参照し、そのフィ
ードバック制御の適性化について説明する。
求フラグの成立後(ステップ205)、要求ゲインΔ
G.t'の幅に応じてガード値ΔG.limitを拡大し(ステ
ップ301)、その拡大したガード値ΔG.limit'内で
補正ゲインΔG’を算出する(ステップ302)。そし
て、電子制御ユニット30では、補正ゲインΔG'に従
い、ステップ108以降のEGR弁26のフィードバッ
ク制御を処理させる(ステップ303)。
itを超えての補正ゲインΔGの算出要求がある場合に、
ガード値ΔG.limitを拡大し、その拡大したガード値Δ
G.limit'内にて補正ゲインΔG'を算出するため、算出
した補正ゲインΔG'は先の補正ゲインΔGに対して大
きくなる(ΔG’>ΔG)。なお、ガード値ΔG.limit
の拡大は、その数値そのもを大きくする他、上記した数
式1において補正定数Kを大きくすることによっても達
成される。
G'に従い空気量Gnを補正すれば、単位時間当たりの
空気量変化は大きくなり、空気量Gnを早期に目標空気
量Gn.tに収束させることができる。また、ガード値Δ
G.limit'は、要求ゲインΔG.t'の幅(広さ)に応じて
拡大されるため、フィードバック制御上のオーバーシュ
ート(過応答)も回避される。
そのフィードバック制御期間中における機関出力の変化
量は大きくなるが、例えば、急加速時など、目標空気量
Gn,tの確保が優先されるような状況では、制御上の数
値変更のみでフィードバック制御の適性化を図れる本制
御が有用である。したがって、上記した吸気絞り弁13
の開度制御を処理する補正プログラムと、ガード値Δ
G.limitを拡大する補正プログラムの双方を準備してお
き、その時々に要求される運転条件に応じて補正プログ
ラムを切り換えれば、さらに最適なフィードバック制御
が実施され、以て、ドライバビィリティーの向上、及び
排気浄化率の向上等が図られる。
種々のフィードバック制御補正プログラムを有するた
め、背圧の変化に伴うEGR制御(フィードバック制
御)の不具合を回避できる。また、背圧の変化に伴うE
GR制御の不具合を回避できるため、パティキュレート
フィルタとの組み合わせにおいても最適なEGR制御が
可能になる。
タの断面構造を示す図。
度曲線図。
ック制御を説明するためのフローチャート。
グラムの一実施例を説明するためのフローチャート。
の変更例を示すフローチャート。
の経時変化を示す図。
量の経時変化を示す図。
Claims (6)
- 【請求項1】内燃機関の排気通路を流れる排気ガスの一
部をEGRガスとして燃焼室に導き入れるEGR導入手
段と、 要求された燃焼状態に応じて設定され、その燃焼状態を
達成すべく燃焼室に取り込む必要のある目標空気量を設
定する目標空気量設定手段と、 その燃焼状態において燃焼室に取り込まれる空気量を算
出する空気量算出手段と、 前記目標空気量設定手段にて設定した目標空気量と前記
空気量算出手段にて算出した空気量とを比較し、その差
分を要求ゲインとして算出する要求ゲイン算出手段と、 前記要求ゲインに基づき、単位時間当たりに補正すべき
空気量を補正ゲインとして算出する補正ゲイン算出手段
と、 前記補正ゲイン算出手段にて算出する補正ゲインにガー
ド値を設定し、単位時間当たりの空気量の補正に制限を
加えるガード値設定手段と、 前記ガード値内にて設定した補正ゲインに従いEGR導
入手段を制御し、燃焼室に対するEGRガスの導入量を
調節することで、その燃焼室に取り込まれる空気量を目
標空気量に収束させる空気量補正手段と、 吸気通路を通じて燃焼室に流れ込む空気の流量を調節す
る空気流量調節手段と、 前記ガード値を超えての補正ゲインの算出要求がある場
合に、前記要求ゲインを減らすように前記空気流量調節
手段を制御する要求ゲイン補正手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関。 - 【請求項2】前記要求ゲイン補正手段は、前記ガード値
を超えての補正ゲインの算出要求があり、且つその状態
で燃焼室に取り込まれる空気量が目標空気量に対して少
ないときに、前記吸気通路内の空気流量を増やすように
前記空気流量調節手段を制御することを特徴とする請求
項1に記載の内燃機関。 - 【請求項3】前記要求ゲイン補正手段は、前記ガード値
を超えての補正ゲインの算出要求があり、且つその状態
で燃焼室に取り込まれる空気量が目標空気量に対して多
いときに、前記吸気通路内の空気流量を減らすように前
記空気流量調節手段を制御することを特徴とする請求項
1又は2に記載の内燃機関。 - 【請求項4】前記EGR導入手段は、排気通路と吸気通
路とを相互に接続するEGR通路、及びそのEGR通路
中を流れるEGRガスの流量を調節するEGR弁を備
え、 前記空気量補正手段は、前記EGR弁の開弁量を制御す
ることで、燃焼室に流れ込むEGRガスと空気との割合
を異ならせ、そのEGRガスと共に燃焼室に取り込まれ
る空気量を目標空気量に収束させることを特徴とする請
求項1から3の何れかに記載の内燃機関。 - 【請求項5】前記内燃機関の排気通路には、排気ガス中
に含まれる微粒子を捕集するフィルタが設けられている
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の内燃
機関。 - 【請求項6】内燃機関の排気通路を流れる排気ガスの一
部をEGRガスとして燃焼室に導き入れるEGR導入手
段と、 要求された燃焼状態に応じて設定され、その燃焼状態を
達成すべく燃焼室に取り込む必要のある目標空気量を設
定する目標空気量設定手段と、 その燃焼状態において燃焼室に取り込まれる空気量を算
出する空気量算出手段と、 前記目標空気量設定手段にて設定した目標空気量と前記
空気量算出手段にて算出した空気量とを比較し、その差
分を要求ゲインとして算出する要求ゲイン算出手段と、 前記要求ゲインに基づき、単位時間当たりに補正すべき
空気量を補正ゲインとして算出する補正ゲイン算出手段
と、 前記補正ゲイン算出手段にて算出する補正ゲインにガー
ド値を設定し、単位時間当たりの空気量の補正に制限を
加えるガード値設定手段と、 前記ガード値を超えての補正ゲインの算出要求がある場
合に、前記要求ゲインの幅に応じてそのガード値を拡大
するガード値補正手段と、 前記ガード値補正手段に従いEGR導入手段を制御し、
燃焼室に対するEGRガスの導入量を調節することで、
その燃焼室に取り込まれる空気量を目標空気量に収束さ
せる空気量補正手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関。
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