JP2003160330A - アルミナ中空粒子の製造方法 - Google Patents

アルミナ中空粒子の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミナ粉末同士の結合力が強く、均質で強
固な多孔質殻層を形成でき、かつ真球に近く、特に今後
需要が高まることが予想される粒径20μm以下の微細
なアルミナ中空粒子にも適した製造方法を提供する。 【解決手段】 アルミナ粉末11同士が結合して多孔質
殻層を形成して中空構造をなすアルミナ中空粒子の製造
方法において、樹脂粉末10と、樹脂粉末10よりも小
径のアルミナ粉末11とを圧接させながら混合し、アル
ミナ粉末11がその一部を埋込んだ状態で樹脂粉末10
の表面を被覆してなる前駆体を形成し、次いで前駆体を
焼成して樹脂粉末10を消失させるとともに、アルミナ
粉末11同士を結合させることを特徴とするアルミナ中
空粒子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミナ粉末同士
が結合して多孔質殻層を形成して中空構造をなすアルミ
ナ中空粒子の製造方法に関し、特にアルミナ粉末同士の
結合強度が高く、かつ真球状を呈するアルミナ中空粒子
を得るための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、材料の軽量化や強度の増強等を
目的として、金属等の母材にアルミナ粒子を分散させた
複合材料が広く使用されている。また、今日では、さら
なる軽量化のために、アルミナ粉末同士が結合して略球
状の多孔質殻層を形成し、内部を中空としたアルミナ中
空粒子も使用されるようになってきている。
【0003】このアルミナ中空粒子は、芯材となる大径
の樹脂粉末の全面を、樹脂粉末よりも小径のアルミナ粉
末からなる粉末層で被覆した前駆体を形成し、前駆体か
ら樹脂粉末を除去するとともに、アルミナ粉末同士が結
合した多孔質殻層を形成して製造するのが一般的であ
る。例えば、特開平10−258223号公報には、吸
水膨潤した高吸水性ポリマー粉末と、アルミナ粉末とを
接触させて高吸水性ポリマー粉末の全表面にアルミナ粉
末による粉末層を形成して前駆体とし、この前駆体を高
温乾燥あるいは焼成することにより高吸水性ポリマーを
除去して中空構造とするアルミナ中空粒子の製造する方
法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製造方法では、図8に模式的に示すように、前駆体は、
樹脂粉末10の表面にアルミナ粉末11が付着している
だけであるため、高温乾燥や焼成の際に、アルミナ粉末
11が樹脂粉末10から容易に剥がれ落ち、粉末層を均
一に保持し難いという問題がある。しかも、高温乾燥や
焼成により樹脂粉末10が熱膨張したり、気化したりす
るため、アルミナ粉末11が外方に向かう圧力を受けて
粉末層が崩壊し易くなる。このようなアルミナ粉末11
の剥離や粉末層の崩壊の結果、均質な多孔質殻層が形成
されず、アルミナ中空粒子の生産性を高める上で大きな
障害となっている。
【0005】また、今日では、軽量化をさらに進めるた
めに、粒径が20μm以下という微細なアルミナ中空粒
子への要望も高くなってきており、そのためにはサブミ
クロンオーダーのアルミナ微粉末の使用が余儀なくされ
る。しかし、このようなアルミナ微粉末による均一な粉
末層を維持し、良好な多孔質殻層を形成するのは、さら
に困難を極める。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、アルミナ粉末同士の結合力が強く、均質で
強固な多孔質殻層を形成でき、かつ真球に近く、特に今
後需要が高まることが予想される粒径20μm以下の微
細なアルミナ中空粒子にも適した製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アルミナ粉末同士が結合して多孔質殻層
を形成して中空構造をなすアルミナ中空粒子の製造方法
において、樹脂粉末と、樹脂粉末よりも小径のアルミナ
粉末とを圧接させながら混合し、アルミナ粉末がその一
部を埋込んだ状態で樹脂粉末の表面を被覆してなる前駆
体を形成し、次いで前駆体を焼成して樹脂粉末を焼失さ
せるとともに、アルミナ粉末同士を焼結させることを特
徴とするアルミナ中空粒子の製造方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について詳細に説明する。
【0009】本発明のアルミナ中空粒子の製造方法で
は、先ず、樹脂粉末と、アルミナ粉末とを、両者が互い
に押し合うようにして、即ち圧接させながら混合する。
この圧接混合により、図1に模式的に示すように、樹脂
粉末10の表面を、アルミナ粉末11がその一部を埋込
んだ状態で被覆した前駆体が得られる。このような被覆
状態をとることにより、その後の焼成の際にアルミナ粉
体11が剥れ落ちることがなく、被覆状態を良好に維持
したままアルミナ粉末同士が結合し、アルミナ粉末11
からなる均質で強固な多孔質殻層を形成することができ
る。
【0010】上記圧接混合を実施するための装置として
は、例えば図2に模式的に示す装置を例示することがで
きる。この圧接混合装置1は、回転自在でドラム状を呈
するチャンバ2の中心軸に、インナー3とスクレーバー
4とを所定距離おいて配設して概略構成されている。イ
ンナー3は、混合粉体5の取り入れ及び送り出しを円滑
に行えるように、チャンバ3の内壁と対向する側の面が
断面略半円状を呈しており、またチャンバ2の内壁との
間で僅かな隙間を形成している。また、このような構成
の圧接混合装置1として、例えばメカノフュージョンシ
ステム(ホソカワミクロン(株)製AM−15F)が知ら
れている。
【0011】圧接混合に際して、先ず、チャンバ2に樹
脂粉末10とアルミナ粉末11との混合粉末5を投入
し、チャンバ2を高速で矢印方向に回転させる。この回
転に伴い、遠心力により混合粉末5はチャンバ2の内壁
に押し付けられる。次いで、混合粉末5がインナー3と
チャンバ2の内壁との隙間を通過する際に、剪断力によ
り樹脂粉末10とアルミナ粉末11とが相互に押し付け
合い、アルミナ粉末11の一部が樹脂粉末10の表面に
埋め込まれる。そして、インナー3を通過した混合粉末
5はスクレーバー4により削り取られ、同様のプロセス
が繰り返し行われ、最終的に、図1に示したように、樹
脂粉末10の全表面を覆うようにアルミナ粉末11の一
部が埋め込まれる。このときのアルミナ粉末11の樹脂
粉末10への埋込量としては、高温乾燥や焼成の際の剥
離防止をより確実にするために粉末体積の50〜80%
程度が好ましく、処理時間やチャンバ2の内壁とインナ
ー3との隙間を適宜調整する。
【0012】尚、圧接混合に際してチャンバ2を加熱し
てもよい。加熱により樹脂粉末10が軟化し、アルミナ
粉末11が埋込み易くなる。但し、インナー3による押
圧作用により若干発熱するため、特に時間の短縮等の必
要がない場合には、常温で行うことができる。
【0013】また、樹脂粉末10とアルミナ粉末11と
の混合比は特に制限されるものではなく、それぞれの粒
径にもよるが、例えば樹脂粉末10とアルミナ粉末11
とを重量比で等量ずつ投入すればよい。
【0014】次いで、得られた前駆体を焼成して、樹脂
粉末10をガス化して消失させるとともに、アルミナ粉
末11同士を結合させる。焼成条件は、樹脂粉末10が
完全に消失させるのに十分な温度、時間を、樹脂の種類
に応じて適宜設定する。
【0015】上記の前駆体の焼成工程において、前駆体
を電気炉等に入れ、室温から徐々に昇温してガス化及び
焼成する温度プロセスを採用してもよいし、樹脂粉末1
0が完全にガス化する温度に加熱された電気炉に前駆体
を入れて処理した後、アルミナ粉末11同士が結合する
温度に昇温する温度プロセスを採用してもよい。特に、
後者の温度プロセスを採用することにより、樹脂粉末1
1が瞬時にガス化して消失するため、より真球に近いア
ルミナ中空粒子が得られる。また、後者の温度プロセス
における前駆体の処理温度は、樹脂粉末10の種類にも
よるが、700〜800℃が適当である。
【0016】上記焼成により本発明のアルミナ中空粒子
が得られるが、焼成に際してアルミナ粉末11が樹脂粉
末10から剥がれ落ちることがないことから、均質で強
固な多孔質殻層が形成される。
【0017】尚、本発明において、樹脂粉末10の種類
には制限がないが、アルミナ粉末11を埋め込むことが
できるように、軟質の樹脂であることが好ましい。例え
ば、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等からなる粉末を好適に使用す
ることができる。中でも、図3に示差熱分析の結果を示
すように、ポリメチルメタクリレート(PMMA)はポ
リスチレン(PS)やポリエチレン(PE)に比べて、
より低温側で急激に分解して約350℃で略完全に残存
物も無くなるため好ましい。このポリメチルメタクリレ
ート粉末を使用することにより、後述される実施例にも
示すように、より真球に近いアルミナ中空粒子が得られ
る。
【0018】また、樹脂粉末10の粒径は、目的とする
アルミナ中空粒子の粒径に応じて適宜選択される。本発
明においては、粒径20μm以下のアルミナ中空粒子を
生成することを目的の一つとしており、その際に樹脂粉
末10として粒径20μm以下に分級されたものを使用
する。
【0019】更に、アルミナ粉末11と、アルミナ粉末
11よりも小径のシリカ粉末とを混合し、上記の樹脂粉
末10との圧接混合を行うことが好ましい。それによ
り、樹脂粉末10との圧接混合の際に、大径のアルミナ
粉末11の隙間に小径のシリカ粉末が入り込み、より緻
密な多孔質殻層を形成することができる。尚、シリカ粉
末の量は、アルミナ粉末11とシリカ粉末との混合物に
おいて50重量%未満であり、生成アルミナ中空粒子の
強度の点からは3〜20重量%の範囲とすることが好ま
しい。
【0020】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
【0021】(実施例1)メカノフュージョンシステム
(ホソカワミクロン(株)製AM−15F;図2参照)
に、平均粒径20μmに分級されたポリメチルメタクリ
レート粉末、平均粒径0.2μmに分級されたアルミナ
粉末及び平均粒径0.011μmに分級されたシリカ粉
末を表1に示す配合にて投入し、チャンバを2500r
pmで、30分間回転させ、前駆体を得た。尚、インナ
ーとチャンバとの隙間を1mmとした。
【0022】
【表1】
【0023】そして、得られた前駆体を電気炉に入れ、
空気中で、先ず250〜400℃の温度範囲にて0.1
℃/分の昇温速度で加熱してポリメチルメタクリレート
をガス化させ、引き続き400〜1600℃まで約5℃
/分の昇温速度で昇温した後、1600℃にて3時間保
持して焼成し、次いで5℃/分の降温速度で室温まで冷
却した。
【0024】電気炉から取り出した直後の状態を撮影し
た電子顕微鏡写真を図4に示す。同図(a)はアルミナ
粉末のみ、(b)はシリカ粉末を5重量%配合した場
合、(c)はシリカ粉末を10重量%配合した場合であ
るが、シリカ粉末を配合した(b)及び(c)では、ア
ルミナ中空粒子が球形を良好に維持し、またアルミナ中
空粒子同士の凝着も少なくなっている。
【0025】また、図5(a)にシリカ粉末5重量%配
合のアルミナ中空粒子の表面を、同図(b)にその断面
をそれぞれ撮影した電子顕微鏡写真を示すが、ほぼ完全
な球状で、かつ厚肉で均質な多孔質殻層からなる中空体
であることがわかる。
【0026】また、得られた各アルミナ中空粒子の粒径
を測定し、その粒度累積分布を求めた結果を図6に示
す。比較のために、使用したポリメチルメタクリレート
粉末の粒度累積分布曲線を併記したが、各アルミナ中空
粒子の粒度累積分布曲線は何れもポリメチルメタクリレ
ート粉末の粒度累積分布曲線を大径側に平行移動させた
形を採っており、このことから、用いる樹脂粉末の粒径
により生成アルミナ中空粒子の粒径を制御できることが
わかる。更に、シリカ粉末を配合することにより、大径
粒子が減り、粒径の揃ったアルミナ中空粒子が得られる
ことがわかる。
【0027】(実施例2)メカノフュージョンシステム
(ホソカワミクロン(株)製AM−15F;図2参照)
に、平均粒径10μmに分級されたポリメチルメタクリ
レート粉末とともに、平均粒径0.2μmに分級された
アルミナ粉末と平均粒径0.011μmに分級されたシ
リカ粉末との混合物(シリカ粉末5重量%)を投入し、
チャンバを1000rpmで、30分間回転させ、前駆
体を得た。尚、インナーとチャンバとの隙間を1mmと
した。
【0028】得られた前駆体を、先ず700℃に加熱さ
れた電気炉に入れて瞬時にポリメチルメタクリレートを
ガス化させた後、引き続き約5℃/分の昇温速度で16
00℃に昇温し、1600℃にて3時間保持して焼成
し、次いで5℃/分の降温速度で室温まで冷却した。
【0029】電気炉から取り出した直後の状態を撮影し
た電子顕微鏡写真を図7に示す。同図(a)は表面を、
同図(b)は断面をそれぞれ示すが、実施例1のアルミ
ナ中空粒子(図5参照)に比べてもより真球に近く、か
つ厚肉で均質な多孔質殻層からなる中空体であることが
わかる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アルミナ粉末同士の結合力が強く、均質で強固な多孔質
殻層を有し、真球に近いセラミック中空粒子を製造する
ことができる。また、本発明の製造方法は、今後需要が
高まることが予想される粒径20μm以下の微細なアル
ミナ中空粒子の製造にも適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルミナ中空粒子の製造方法を説明す
るための図であり、樹脂粉末とアルミナ粉末とからなる
前駆体を模式的に示した図である。
【図2】本発明のアルミナ中空粒子の製造方法に使用さ
れる好適な製造装置の構成を説明する模式図である。
【図3】本発明で使用可能な樹脂粉末の示差熱分析結果
を示す図である。
【図4】実施例1で得られたアルミナ中空粒子の焼結直
後の状態を撮影した電子顕微鏡写真であり、(a)はア
ルミナ粉末のみ、(b)はシリカ粉末5重量%配合、
(c)はシリカ粉末10重量%配合した場合を示す。
【図5】実施例1で得られたアルミナ中空粒子(5重量
%シリカ配合)単体の表面(a)及び断面(b)を撮影
した電子顕微鏡写真である。
【図6】実施例1で得られた各アルミナ中空粒子の粒度
累積分布を示すグラフである。
【図7】実施例2で得られたアルミナ中空粒子(5重量
%シリカ配合)単体の表面(a)及び断面(b)を撮影
した電子顕微鏡写真である。
【図8】従来のアルミナ中空粒子の製造方法を説明する
ための図であり、樹脂粉末とアルミナ粉末とからなる前
駆体を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1 圧接混合装置 2 チャンバ 3 インナー 4 スクレーバー 5 混合粉末 10 樹脂粉末 11 アルミナ粉末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵頭 健生 長崎県長崎市文教町1−14 長崎大学内 Fターム(参考) 4G076 AA02 AB02 AC07 CA03 CA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナ粉末同士が結合して多孔質殻層
    を形成して中空構造をなすアルミナ中空粒子の製造方法
    において、 樹脂粉末と、樹脂粉末よりも小径のアルミナ粉末とを圧
    接させながら混合し、アルミナ粉末がその一部を埋込ん
    だ状態で樹脂粉末の表面を被覆してなる前駆体を形成
    し、次いで前駆体を焼成して樹脂粉末を焼失させるとと
    もに、アルミナ粉末同士を焼結させることを特徴とする
    アルミナ中空粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】 アルミナ粉末と、アルミナ粉末よりも小
    径のシリカ粉末との混合物を、樹脂粉末と圧接させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のアルミナ中空粒子の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 アルミナ粉末とシリカ粉末との混合物に
    おいて、シリカ粉末が50重量%未満であることを特徴
    とする請求項2記載のアルミナ中空粒子の製造方法。
  4. 【請求項4】 樹脂粉末として、粒径20μm以下に分
    級されたポリメチルメタクリレート粉末を使用すること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のアルミ
    ナ中空粒子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前駆体を700〜800℃にて処理した
    後、アルミナの焼成温度にて焼結することを特徴とする
    請求項1〜4の何れか1項に記載のアルミナ中空粒子の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083150A1 (ja) * 2003-03-20 2004-09-30 Yazaki Corporation セラミックス中空粒子、セラミックス中空粒子含有複合材料及び摺動部材
CN1299993C (zh) * 2005-01-26 2007-02-14 中国科学院上海硅酸盐研究所 一种以湿化学法为基础的氧化铝空心球的制备方法
WO2011046122A1 (ja) 2009-10-13 2011-04-21 曙ブレーキ工業株式会社 ビーズ状中空粒子およびその製造方法ならびにこのビーズ状中空粒子を用いた摩擦材
JP2017039616A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 曙ブレーキ工業株式会社 中空粒子、該中空粒子の製造方法及び該中空粒子を含む摩擦材

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