JP2003160280A - ホース巻き取りリール - Google Patents

ホース巻き取りリール

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JP2003160280A
JP2003160280A JP2001361128A JP2001361128A JP2003160280A JP 2003160280 A JP2003160280 A JP 2003160280A JP 2001361128 A JP2001361128 A JP 2001361128A JP 2001361128 A JP2001361128 A JP 2001361128A JP 2003160280 A JP2003160280 A JP 2003160280A
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hose
core
bobbin
side joint
peripheral surface
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Akira Morikawa
彰 森川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホース巻き始め部の折れを防止しながらホー
スを平らな外周面に沿って巻き付ける。 【解決手段】 凹溝1a内から中芯1の外周へ引き出さ
れたホース巻き始め部H2を、断面円弧状のホース案内
通路1cに係合させて巻き付けることにより、該ホース
案内通路1cに沿ってホース巻き始め部H2が全体的に
緩やかに湾曲し、その一部分が折れ曲がらないと共に、
中芯1の外周面1bに沿って突出することなく巻き付け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホースボビ
ンに巻かれたホースを交換できるホース巻き取りリール
に関する。詳しくは、フレームに対して外形状が円柱状
の中芯と、その両側に突設された円盤状鍔部とからなる
ホースボビンを回転自在に支持し、この中芯の外周面に
沿ってホースが巻き付けられるホース巻き取りリールに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホース巻き取りリールと
して、例えば実公平7−2530号公報に開示される如
く、ホースボビン(巻取りドラム)の中芯(ドラム胴
部)を中空状に形成し、その内部に、略L字形に屈曲し
た給水連絡管が設けられると共に、その一端側を中芯の
外周に開設された貫通孔から突出させて、その突出端に
略V字形に屈曲したボビン側継手(ホース接続口)を着
脱可能に嵌着し、このボビン側継手にホースを接続した
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
な従来のホース巻き取りリールでは、ボビン側継手が中
芯の外周から突出して配備されるため、これが邪魔にな
ってホースの巻き取り形状が乱れると共に、ホースの巻
き取り長さにも影響を及ぼして、実質的に巻き取れる長
さが短くなるという問題がある。更に、貫通孔から突出
するボビン側継手の上にホースが巻かれるため、この箇
所でホースが折れたり、ホースに折れ癖が付くという問
題もある。そこで、中芯にホースの出し入れが可能な空
間部を形成し、この空間部内でホースを接続することに
より、きれいに巻き付けることが考えられる。このもの
の場合には、中芯の空間部内で接続されたホースを、こ
の空間部内から中芯の外周へ引き出してから中芯の外周
面に沿って巻き付け始めるが、これら空間部の内側面と
中芯の外周面との間に形成される折り返し部が鋭角にな
るため、該鋭角な折り返し部と対向するホースが集中的
に折れ曲がって通水面積が確保できず、通水不良となる
恐れがあるという問題がある。これを防止するには、例
えばホースの内面や外面に折れ防止用コイルなどを別部
品として設けることが考えられるが、この場合には別部
品が必要となるため、構造が複雑化するだけでなく製造
コストが高価になるという問題がある。
【0004】本発明のうち請求項1記載の発明は、ホー
ス巻き始め部の折れを防止しながらホースを平らな外周
面に沿って巻き付けることを目的としたものである。請
求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加
えて、ホースの巻き始めをホースボビンの端部に確実に
配置することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、中芯1に
ホース接続用の凹溝1aを凹設し、この凹溝1a内から
中芯1の外周面1bへ向けて、ホースHの巻き始め部H
2と係合するホース案内通路1cを断面円弧状に凹設し
たことを特徴とするものである。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の構成に、前記中芯1の軸方向
一端にホース案内通路1cを、一方の円盤状鍔部2に沿
って凹設した構成を加えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の発明は、凹溝1a内から中芯1の外
周へ引き出されたホース巻き始め部H2を、断面円弧状
のホース案内通路1cに係合させて巻き付けることによ
り、該ホース案内通路1cに沿ってホース巻き始め部H
2が全体的に緩やかに湾曲し、その一部分が折れ曲がら
ないと共に、中芯1の外周面1bに沿って突出すること
なく巻き付けられるものである。請求項2の発明は、請
求項1記載の構成に対して、前記中芯1の軸方向一端に
ホース案内通路1cを、一方の円盤状鍔部2に沿って凹
設した構成を追加したので、ホース巻き始め部H2が一
方の円盤状鍔部2に沿って巻き付けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。この実施例は、図3に示す如く、円柱
状の中芯1とその左右両側に突設された円盤状鍔部2と
からなるホースボビンBの左右外側中心に、円筒部B
1,B2が夫々突出するように合成樹脂で一体成形し、
これら円筒部B1,B2と、合成樹脂製のフレームAに
一体成形された支持筒部A1,A2とを夫々遊嵌させる
ことにより、該ホースボビンBが回転自在に支持された
場合を示すものである。
【0008】上記中芯1は、図1〜図4に示す如く、そ
の軸方向全長に亘って凹溝1aを凹設することにより、
円盤状鍔部2の中心を囲むように形成され、この凹溝1
aと、円盤状鍔部2の中心に開穿された中心孔2a,2
bとを連通させる。本実施例の場合には、図3に示す如
く凹溝1aの形状を断面略U字形にしている。
【0009】上記ホースボビンBに巻き付けるホースH
の基端部H1を接続するため、本実施例の場合には、一
方の円盤状鍔部2の中心に開穿された中心孔2aと、そ
れに連通するフレームAの支持筒部A1に亘って、後述
するホース継手3のフレーム側継手3aを挿通し、フレ
ームAに対して移動不能及び回転不能に取り付けると共
に、このフレーム側継手3aに対して着脱自在に連結さ
れるボビン側継手3bを、上記中芯1のU字形凹溝1a
内に収納配備している。
【0010】また、他方の円盤状鍔部2の中心に開穿さ
れた中心孔2b側に配置された中芯1の端部には、図1
及び図2に示す如く、上記U字形凹溝1a内から該中芯
1の外周面1bへ向けて、ホースHの巻き始め部H2と
係合するホース案内通路1cを凹設する。
【0011】このホース案内通路1cは、上記他方の円
盤状鍔部2と対向する側面部1c1を図2に示す如く、中
芯1の軸方向と直交する方向へ断面円弧状に湾曲させる
と共に、図1に示す如く、中芯1の外周面1bと連続す
る外側の底面コーナー部1c2を断面円弧状に湾曲させ、
更に図示せぬが必要に応じて外側の底面コーナー部1c2
と同様に内側の底面コーナー部1c3を断面円弧状に湾曲
させても良い。
【0012】なお、図示例の場合には、このホース案内
通路1cと隣り合う中芯1の外周面1bには、例えば注
意書きなどの表示を刻設するか又は表示ラベルを貼着す
るための平面部1dを凹設しているが、これに限定され
ず、平面部1dを凹設せずに円柱状に成形しても良い。
【0013】そして、上記ホース継手3は、円筒状に成
形されたフレーム側継手3a及びボビン側継手3bから
構成され、このフレーム側継手3aの軸方向へボビン側
継手3bを嵌挿させることにより連結されると共に、こ
れら両者に亘ってその嵌挿方向と交差する方向へ往復動
自在なロック手段3cを設け、その挿入時に係合させて
両者の連結状態を保持する構造である。
【0014】上記フレーム側継手3aは、例えば水栓な
どの給水源や給気源などと連通する補助ホースH′を接
続するための基端筒部3a1と、前記円盤状鍔部2の中心
孔2aを貫通する先端筒部3a2とから構成され、この先
端筒部3a2を前記U字形凹溝1a内へ突出させる。
【0015】ボビン側継手3bは、上記フレーム側継手
3aの先端筒部3a2に嵌挿される基端筒部3b1と、ホー
スHの基端部H1を接続するための先端筒部3b2とから
構成される。
【0016】図示例の場合には図2及び図3に示す如
く、この基端筒部3b1の内径を上記フレーム側継手3a
の先端筒部3a2より大径に形成し、この先端筒部3a2の
外側に環状パッキン3a3を介して水密状に嵌挿させ、上
記ボビン側継手3bの先端筒部3b2の外周には、ホース
Hの基端部H1を嵌挿して、その外側から従来周知構造
の接続ナット3b4でスリーブを介して締め付けることに
より接続され、前記補助ホースH′も同様に接続されて
いる。尚、これと逆にボビン側継手3bの基端筒部3b1
の外径をフレーム側継手3aの先端筒部3a2の内径より
小径に形成して、これら両者を嵌挿するようにしても良
い。
【0017】更に、上記ボビン側継手3bの基端筒部3
b1には、後述するロック手段3cが挿通される貫通孔部
3b5を、前記フレーム側継手3aの先端筒部3a2との嵌
挿方向と交差する方向へ開設する。この貫通孔部3b5
は、上記ボビン側継手3bの軸方向へ対向する前後一対
の開口面3b6,3b6と、上記フレーム側継手3aの先端
筒部3a2を挟み込むように対向する左右一対の開口側面
3b7,3b7とで囲まれ、その外形状を図4に示す如く、
該貫通孔部3b5の貫通方向へ対称形状で、しかも貫通方
向の外幅寸法D1がそれと直交する開口側面3b7,3b7
の外幅寸法D2より長い小判型に形成している。
【0018】前記ロック手段3cは、本実施例の場合、
帯板状に成形されたシャツター板であり、その先端側
は、上記ボビン側継手3bの基端筒部3b1に形成された
貫通孔部3b5に対して上記嵌挿方向と交差する方向へ往
復動自在に支持され、その先端には、上記フレーム側継
手3aの先端筒部3a2に周設した環状凹溝3a4と軸方向
へ移動不能に係合する係止爪3c1が形成される。図示例
では、この係止爪3c1が図4に示す如く、環状凹溝3a4
の周方向へ略等間隔毎に3点で係合するような形状とな
っている。
【0019】また、上記シャツター板3cの操作側は、
前記中芯1のU字形凹溝1aから突出しない範囲で延長
され、その基端には係止凸部3c2を突設して、作業者の
指が引っ掛かり易い構造となっている。
【0020】そして、前記中芯1のU字形凹溝1aの表
面には、上記フレーム側継手3aの先端筒部3a2及びそ
れに挿通されるボビン側継手3bの基端筒部3b1と対向
して、ボビン側継手3bの嵌挿に伴ってフレーム側継手
3aへ誘導しながら位置規制するガイド手段4を形成す
る。本実施例の場合には、ボビン側継手3bをフレーム
側継手3aへ誘導するためのガイドリブ4aが、U字形
凹溝1aの底面に突設されると共に、ボビン側継手3b
の回転を規制するためのガイドリブ4b,4bが、U字
形凹溝1aの両側面に突設される。
【0021】このU字形凹溝1aの底面に突設されたガ
イドリブ4aは図3に示す如く、中芯1の軸方向中間位
置から上記円盤状鍔部2の中心孔2aへ向かうのに従っ
てフレーム側継手3aの先端筒部3a2と徐々に接近する
ように傾斜させている。
【0022】更に、U字形凹溝1aの両側面に突設され
たガイドリブ4b,4bは、図2及び図4に示す如く、
フレーム側継手3aの先端筒部3a2及びそれに嵌挿され
るボビン側継手3bの基端筒部3b1を挟んで左右方向へ
対向するように一対ずつ配置され、これら両者の間隔を
図4に示す如く、前記貫通孔部3b5の貫通方向の外幅寸
法D1より短いが、それと直交する開口側面3b7,3b7
の外幅寸法D2より若干長くして、これら開口側面3b
7,3b7とガイドリブ4b,4bとを回転不能に係合さ
せている。
【0023】なお、他方の円盤状鍔部2の中心に開穿さ
れた中心孔2bには、操作ハンドルCを嵌挿して回転不
能に取り付けられている。
【0024】次に、斯かるホース巻き取りリールのホー
スの交換又は取り付け方法について説明する。先ず、作
業者は、フレーム側継手3aから分離したボビン側継手
3bの先端筒部3b2に、交換又は取り付けるホースHの
基端部H1を嵌挿して接続する。
【0025】このボビン側継手3bを手に持ち、図2及
び図3に示す如く、中芯1のU字形凹溝1a内に入れ
て、フレーム側継手3aの先端筒部3a2に対し、その軸
方向延長位置から該ボビン側継手3bの基端筒部3b1を
嵌挿する作業が行われる。
【0026】その際、ボビン側継手3bの基端筒部3b1
に開設した貫通孔部3b5は、図4に示す如く貫通方向へ
対称な側面小判型であると共に、U字形凹溝1aの両側
面に突設されたガイドリブ4b,4bの間隔が、貫通孔
部3b5の貫通方向への外幅寸法D1より短くて、それと
直交する開口側面3b7,3b7の外幅寸法D2より若干長
いため、貫通孔部3b5の向きが規制される。
【0027】即ち、図4に示す如く、貫通孔部3b5の開
口面3b6,3b6を上下方向にした場合は、ガイドリブ4
b,4bの間に挿入可能で、しかもこの状態で 180度反
転させても挿入可能であるが、それ以外の方向へ貫通方
向を傾けた場合には挿入不能となる。
【0028】更に、フレーム側継手3aの先端筒部3a2
へ向けてボビン側継手3bの基端筒部3b1を嵌挿する
と、U字形凹溝1aの底面に突設されたガイドリブ4a
に沿って上方向へ誘導され、それによりフレーム側継手
3aの先端筒部3a2へスムーズに導かれると共に、基端
筒部3b1の開口側面3b7,3b7がガイドリブ4b,4b
と係合して、ボビン側継手3bの回転が規制され、それ
により正確に位置決めされる。
【0029】その結果、図1及び図2に示す如く、フレ
ームAに固定されたフレーム側継手3aに対してボビン
側継手3bを介してホースHの基端部H1が接続され、
この接続状態でホースHの巻き始め部H2を、U字形凹
溝1a内から中芯1の外周へ引き出して巻き付ける。
【0030】この際、図5に示す上記ホース案内通路1
cを凹設しない場合には、U字形凹溝1a′の内側面と
中芯1′の外周面1b′との間に形成される折り返し部
1c′が鋭角になるため、この鋭角な折り返し部1c′
に沿ってホースH′を巻き付けると、鋭角な折り返し部
1c′と対向するホース巻き始め部H2′が集中的に折
れ曲がってしまい、その通水面積が確保できない。
【0031】これに対して本発明は、図1に示す如くホ
ース巻き始め部H2を、ホース案内通路1cの断面円弧
状に湾曲した側面部1c1と外側の底面コーナー部1c2及
び必要に応じ内側の底面コーナー部1c3に係合させて巻
き付けると、これら側面部1c1、外側の底面コーナー部
1c2及び内側の底面コーナー部1c3に沿ってホース巻き
始め部H2が全体的に緩やかに湾曲し、その一部分が折
れ曲がらないと共に、中芯1の外周面1bに沿って突出
することなく巻き付けられる。従って、ホース巻き始め
部H2の折れを防止しながらホースを平らな外周面に沿
って巻き付けることができると共に、ホースボビンBの
端部に確実に配置できる。
【0032】特に中芯1のU字形凹溝1aは、その対向
する両側面で挟まれた狭い空間であるため、ホースHの
接続作業中に、作業者の手元が狂ってボビン側継手3b
を接続し損ねた場合には、ボビン側継手3bやロック手
段3cを落とし易いが、もし落としてもU字形凹溝1a
の底面部で支えられてホースボビンBより下方へ落下し
ないので、簡単に拾い上げてホース接続作業を続行で
き、作業性に優れる。
【0033】ホースHの交換時には、ロック手段3cの
係止凸部3c2に指を引っ掛けて引き抜くだけで、フレー
ム側継手3aとボビン側継手3bの係合が解除されて分
離可能になる。一方、接続する場合には、ボビン側継手
3bの基端筒部3b1に開設した貫通孔部3b5に、ロック
手段3cを挿入して、その先端の係止爪3c1を、フレー
ム側継手3aの先端筒部3a2に周設した環状凹溝3a4に
対して係合させれば、フレーム側継手3aがフレームA
に固定されているので、これら両者は軸方向へ移動不能
となって外れなくなる。
【0034】尚、前示実施例では、ホースボビンBの左
右外側中心に円筒部B1,B2を夫々突出させて一体成
形し、これら円筒部B1,B2と、フレームAに開設さ
れた支持部A1,A2とを夫々遊嵌させることにより、
該ホースボビンBが回転自在に支持したが、これに限定
されず、他の構造でホースボビンBを回転自在に支持し
ても良い。更に、前記中芯1に凹設した凹溝1aの形状
は、断面略U字形に限定されず、ホース継手3のフレー
ム側継手3aとボビン側継手3bを着脱自在に収納配備
できれば、断面略コの字形など、任意の形状でも良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、凹溝1a内から中芯1の外周へ引き
出されたホース巻き始め部H2を、断面円弧状のホース
案内通路1cに係合させて巻き付けることにより、該ホ
ース案内通路1cに沿ってホース巻き始め部H2が全体
的に緩やかに湾曲し、その一部分が折れ曲がらないと共
に、中芯1の外周面1bに沿って突出することなく巻き
付けられるので、ホース巻き始め部の折れを防止しなが
らホースを平らな外周面に沿って巻き付けることができ
る。従って、ホースの巻き始め部が鋭角な折り返し部に
沿って巻き付けられるものに比べ、通水面積を確保でき
て通水不良とならないと共に、これを防止するために例
えばホースの内面や外面に折れ防止用コイルなどを別部
品として設けるものに比べ、その構造が複雑化せず、製
造コストを低減できる。更に、中芯の外周面に沿って何
も突出せず邪魔とならないので、ホースをきれいに巻く
ことができると共に、従来のように貫通孔からボビン側
継手しないので、ホースが折れたり、ホースに折れ癖が
付くことがなく、しかもホースの巻き取り長さを実質的
に長くすることができる。
【0036】請求項2の発明は、請求項1の発明の効果
に加えて、ホース巻き始め部H2が一方の円盤状鍔部2
に沿って巻き付けられるので、ホースの巻き始めをホー
スボビンの端部に確実に配置できる。従って、きれいな
螺旋状に巻き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すホース巻き取りリー
ルの縦断側面図である。
【図2】 部分的に拡大して示す一部切欠平面図であ
る。である。
【図3】 同縦断正面図である。
【図4】 図3の(4)−(4)線に沿える部分拡大し
た縦断側面図である。
【図5】 ホース案内通路を凹設しない場合の縦断側面
図である。
【符号の説明】
A フレーム B ホースボビン H ホース H2 ホース巻き
始め部 1 中芯 1a 凹溝 1b 外周面 1c ホース案内
通路 2 円盤状鍔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(A)に対して外形状が円柱状
    の中芯(1)と、その両側に突設された円盤状鍔部
    (2)とからなるホースボビン(B)を回転自在に支持
    し、この中芯(1)の外周面(1b)に沿ってホース
    (H)が巻き付けられるホース巻き取りリールにおい
    て、 前記中芯(1)にホース接続用の凹溝(1a)を凹設
    し、この凹溝(1a)内から中芯(1)の外周面(1
    b)へ向けて、ホース(H)の巻き始め部(H2)と係
    合するホース案内通路(1c)を断面円弧状に凹設した
    ことを特徴とするホース巻き取りリール。
  2. 【請求項2】 前記中芯(1)の軸方向一端にホース案
    内通路(1c)を、一方の円盤状鍔部(2)に沿って凹
    設した請求項1記載のホース巻き取りリール。
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