JPH023481Y2 - - Google Patents

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JPH023481Y2
JPH023481Y2 JP1985052397U JP5239785U JPH023481Y2 JP H023481 Y2 JPH023481 Y2 JP H023481Y2 JP 1985052397 U JP1985052397 U JP 1985052397U JP 5239785 U JP5239785 U JP 5239785U JP H023481 Y2 JPH023481 Y2 JP H023481Y2
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drum
frame
elbow
sleeve
hose
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、園芸用の散水ホース等に用いるホ
ースリールに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、園芸用のホースリールとして、ホースを
巻き取つたまま、任意長さを引出して散水できる
ようにしたものがある。
第4図は、この種の従来の金属製ホースリール
に見られる引つかけ爪型の水回路部を示す。この
例は、フレーム30にスリーブ31をビス32で
止めるとともに、このビス32の先端が、スリー
ブ31内のエルボ33の外周のリング状溝34に
嵌り込んで、水圧がかかつたときのスリーブ31
とエルボ33との分離を止めようとするものであ
る。エルボ33はドラム35にビス固定してあ
る。
第5図は、従来の合成樹脂製のホースリールで
あり、バランス型の水回路部としてある。すなわ
ち、フレーム40に固定されるスリーブ41に2
個のOリング42,43を離して取付け、その外
側にドラム44のホース接続口となるエルボ45
を嵌合し、両Oリング42,43の間で、スリー
ブ41に設けた出口46′から水を取り出そうと
するものである。スリーブ41には一端にホース
接続口部材46が、他端にねじキヤンプ47がそ
れぞれ取付けてある。
この構成であると、水圧は両側のOリング4
2,43にバランスしてかかるので、スリーブ4
1とエルボ45とが水圧によつて分離することが
ない。
〈考案が解決しようとする問題点〉 第4図の例では、フレーム30とスリーブ31
とを固定するビス32に、水圧により横方向の力
が加わるので、金属製の場合はあまり問題となら
ないがフレーム30が合成樹脂製であると、ビス
32による固定が不確実になり易いという問題が
ある。
そのため、合成樹脂製のものでは、第5図のよ
うにバランス型としたものが多い。しかし、この
場合、スリーブ41に外嵌するエルボ45の水回
路の出口47′が、Oリング42とOリング43
との中央に設けられるため、エルボ45の肉厚も
変化し、そのため合成樹脂からなるエルボ45
に、Oリング42,43との接触部分で真円度を
保つことが難しく、水漏れの原因となつている。
また、Oリング42,43がドラム44の内部に
位置するため、Oリング42,43の交換がほと
んど不可能な状態となつている。
この考案の目的は、水もれの恐れがなく、かつ
シール材の交換が容易に行なえ、しかも合成樹脂
製のフレームを用いながら、水圧によるスリーブ
とエルボとの離脱防止およびスリーブのフレーム
への固定の確実を図れるホースリールを提供する
ことである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案が上記目的を達成するために講じた技術
的手段は次の通りである。
合成樹脂製のフレーム6にホース巻取用のドラ
ム1の両端を回転自在に支持したホースリールに
おいて、 前記フレーム6のドラム1一端側に、ドラム1
軸心と同心状の被嵌合部11aを設け、水回路の
入口となるホース接続口9aと、前記被嵌合部1
1aにドラム1軸心外方から嵌合する外側円筒部
9bと、ホース接続口9aに連通し且つ外側円筒
部9bと同心状の内側円筒部9dと、フレーム6
にドラム1軸心外方から当接する当接部9cとを
一体に有するスリーブ9をフレーム6に着脱自在
に取付け、内側円筒部9dにシール材10を介し
て内嵌支持されるエルボ2をドラム1一端にその
嵌合部2aを突出させて固定し、エルボ2の外周
面にリング状の係合溝13を設け、この係合溝1
3に嵌まる爪部14を前記フレーム6に一体に形
成した点にある。
〈作用〉 この構成によると、スリーブとエルボとがシー
ル材を介して嵌合する部分において、前記従来例
のように水出口を設けていないため、これらスリ
ーブとエルボの肉厚が変化せず、スリーブとエル
ボの真円度を保ち易い。このため、水漏れのおそ
れをなくすことができる。また、エルボのドラム
から突出した部分にシール材を設けてスリーブと
嵌合させているので、スリーブを取外してシール
材を簡単に交換することができる。水圧によるス
リーブとエルボとの離脱は、フレームの爪部とエ
ルボの係合溝との係合により、確実に阻止され
る。スリーブのフレームへの固定は、爪部とは別
の箇所で行なえるので、確実な固定が行なえる。
〈実施例〉 以下この考案を図面に示す実施例について説明
する。第1図ないし第3図において、ホース巻取
用のドラム1は、円筒形の筒部1aの両端にフラ
ンジ1bを設け、かつエルボ貫通壁1cとハンド
ル装着部1dとを設けたものであり、合成樹脂で
一体に成形してある。ドラム1の一端には水回路
となるエルボ2の一端を、軸心部に嵌合部2aと
して突出させて固定し、かつエルボ2の他端のホ
ース接続口3を周面の凹部4(第2図)から突出
させてある。ドラム1の筒部1aの外周には、ホ
ース接続口3を起点とするらせん状の波形の溝5
が右ねじ状に設けられている。この溝5のピツチ
は、ホースの外径の約1.1倍のピツチとしてある。
ドラム1のハンドル装着部1dは、門形のフレー
ム6の軸受部7に回転自在に支持され、ハンドル
8が装着されている。
フレーム6のドラム1一端側に、ドラム1の軸
心と同心状に凹設された被嵌合部11aを有する
スリーブ受部11が設けられている。
9はスリーブで、水回路の入口となるホース接
続口9aと、前記被嵌合部11aにドラム1軸心
外方から嵌合する外側円筒部9bと、ホース接続
口9aに連通し且つ外側円筒部9bと同心状の内
側円筒部9dと、フレーム6にドラム1軸心外方
から当接する当接部9cとを一体に有し、当接部
9cに連通されたタツピングねじ12でスリーブ
受部11に着脱自在に取付けられている。そし
て、前記内側円筒部9dにエルボ2の嵌合部2a
が、シール材となるOリング10を介して回転自
在に内嵌支持されている。エルボ2は、外周にリ
ング状の係合溝13を有し、この係合溝13に嵌
り込む爪部14が、フレーム6に一体に成形され
ている。エルボ2とスリーブ9は、合成樹脂の成
形品からなる。
なお、第2図のように、フレーム6の上部には
ガイド溝15を架設し、ホースを通すホースガイ
ド16を、移動自在に取付けてある。
この構成によると、エルボ2に設けた係合溝1
3に、フレーム6の爪部14を係合させてあるの
で、水圧がかかつたときに、スリーブ9とエルボ
2とが軸方向に相対的に移動して離脱することが
防止される。スリーブ9のフレーム6への固定
は、爪部14とは別の箇所でタツピングねじ12
によつて行なつているので、合成樹脂のフレーム
6でありながら、確実な固定が行なえる。また、
合成樹脂のフレーム6であるため、さびないとい
う利点がある。
さらに、スリーブ9とエルボ2とでOリング1
0を介して嵌合する部分において、水出口を設け
ていないため、これらスリーブ9とエルボ2の肉
厚が変化せず、スリーブ9とエルボ2の真円度を
保ち易い。このため、水漏れのおそれをなくすこ
とができる。また、エルボ2のドラム1から突出
した部分にOリング10を設けてスリーブ9を嵌
合させているので、スリーブ9を取外してOリン
グ10を簡単に交換することができる。
また、ドラム1の筒部1aにらせん状の溝5を
形成したため、ホースが溝5に沿つて整列して巻
かれ、巻き易い。また、このように整列して巻か
れるので、ホースがつぶれた状態に巻かれること
がなく、円滑な通水が維持できる。特に、リング
状の溝を設けたものと異なり、ホースが溝5間の
突壁部分を乗り超えることがないので、最内周の
ホースがつぶれることを防止できる。
〈考案の効果〉 この考案のホースリールは、水もれのおそれが
なく、かつシール材の交換が容易に行なえ、しか
も合成樹脂製のフレームを用いながら、水圧によ
るスリーブとエルボとの離脱防止およびスリーブ
のフレームへの固定の確実を図ることができると
いう効果がある。更に、スリーブは、水回路の入
口となるホース接続口と、被嵌合部にドラム軸心
外方から嵌合する外側円筒部と、ホース接続口に
連通し且つ外側円筒部と同心状の内側円筒部と、
フレームにドラム軸心外方から当接する当接部と
を一体に有するので、スリーブをフレームから取
外してシール材を交換する際に、取外した部材の
部品点数を最少にでき、その部品を粉失するおそ
れも少なくなる。しかも、外側円筒部をフレーム
の被嵌合部にドラム軸心外方から嵌合することに
より、スリーブをフレームに対してドラム軸心方
向及び径方向に容易に位置決めでき、このフレー
ムの内側円筒部に内嵌されるエルボの嵌合部を所
定の位置に確実に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の破断正面図、第
2図はその斜視図、第3図は同じくその部分拡大
断面図、第4図および第5図はそれぞれ従来のホ
ースリールの断面図である。 1……ドラム、1a……筒部、2……エルボ、
3……ホース接続口、5……溝、6……フレー
ム、9……スリーブ、10……Oリング(シール
材)、13……係合溝、14……爪部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製のフレーム6にホース巻取用のドラ
    ム1の両端を回転自在に支持したホースリールに
    おいて、 前記フレーム6のドラム1一端側に、ドラム1
    軸心と同心状の被嵌合部11aを設け、水回路の
    入口となるホース接続口9aと、前記被嵌合部1
    1aにドラム1軸心外方から嵌合する外側円筒部
    9bと、ホース接続口9aに連通し且つ外側円筒
    部9bと同心状の内側円筒部9dと、フレーム6
    にドラム1軸心外方から当接する当接部9cとを
    一体に有するスリーブ9をフレーム6に着脱自在
    に取付け、内側円筒部9dにシール材10を介し
    て内嵌支持されるエルボ2をドラム1一端にその
    嵌合部2aを突出させて固定し、エルボ2の外周
    面にリング状の係合溝13を設け、この係合溝1
    3に嵌まる爪部14を前記フレーム6に一体に形
    成したことを特徴とするホースリール。
JP1985052397U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH023481Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985052397U JPH023481Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JP1985052397U JPH023481Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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Publication Number Publication Date
JPS61168074U JPS61168074U (ja) 1986-10-18
JPH023481Y2 true JPH023481Y2 (ja) 1990-01-26

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ID=30572316

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JP1985052397U Expired JPH023481Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63242870A (ja) * 1987-03-26 1988-10-07 Toshio Takagi ホ−ス巻取器
JPH0729734B2 (ja) * 1991-08-27 1995-04-05 株式会社トヨックス ホース巻取リール
JPH072529Y2 (ja) * 1991-08-27 1995-01-25 株式会社トヨックス ホース巻取リール

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