JP2003160196A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP2003160196A JP2001357244A JP2001357244A JP2003160196A JP 2003160196 A JP2003160196 A JP 2003160196A JP 2001357244 A JP2001357244 A JP 2001357244A JP 2001357244 A JP2001357244 A JP 2001357244A JP 2003160196 A JP2003160196 A JP 2003160196A
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Ko Kaneko
航 金古
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Fukiage Fuji Vending Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポストミックスバルブを使用して液体原料と
炭酸水とからなる炭酸飲料を供給する飲料供給装置に関
し、高発泡性の液体原料を使用した炭酸飲料を供給して
も、フォーミングの発生を抑え、ガスボリュームの低下
を起こさないようにしたポストミックスバルブを備えた
飲料供給装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 炭酸飲料を構成する液体原料と炭酸水と
を単一のカップ40に供給するための飲料供給装置にお
いて、炭酸水が供給される炭酸水通路11i、11j
と、炭酸水通路11i、11jの内部に設けられ、液体
原料が炭酸水と独立して供給される液体原料通路11k
と、から成るポストミックスバルブ11を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料を構成する液
体原料と希釈水や炭酸水等の希釈液を供給する飲料供給
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飲料供給装置では、飲料を構成する液体
原料と希釈水や炭酸水等の希釈液を、例えば、特開平1
1−139498号公報に示されるようなポストミック
スバルブで混合した飲料をカップに供給している。
【0003】図5は、液体原料と希釈水や炭酸水等の希
釈液とを混合した飲料を供給する飲料供給装置30を示
す構成図である。図5(イ)は正面方向から見た状態、
図5(ロ)は側面方向から見た状態を示す。飲料供給装
置30は、装置本体2と、装置本体2内に設けられた保
冷庫3と、保冷庫3の前扉4と、保冷庫3内を冷却する
保冷庫冷却コイル5と、保冷庫冷却コイル5に冷媒を送
る冷凍機6と、保冷庫冷却コイル5で冷やした冷気を保
冷庫3内に循環させる送風装置7が設けられている。
【0004】液体原料を充填した液体原料タンク8には
シロップ管路9が配設され、このシロップ管路9には液
体原料の流量を調節するフローレギュレータ10と、供
給制御部(図示せず)からの信号で飲料の供給をオン、
オフする働きをするポストミックスバルブ31が連通さ
れるとともに、ポストミックスバルブ31には後述する
希釈液管路が連通される。ポストミックスバルブ31
は、液体原料および希釈液の通過をオン、オフする2個
のバルブと、バルブをオン、オフさせるソレノイド31
cと、2個のバルブを通過した液体原料と希釈液を混合
してカップ40に飲料を供給する1個の飲料ノズル31
gとから構成されている。
【0005】冷却水槽20は冷凍機6で冷やした冷却水
21で、カーボネータ(炭酸水製造装置)22内で水に
炭酸ガスを溶かして製造した炭酸水や希釈水管路24内
の希釈水を冷やしている。カーボネータ22に連通した
炭酸水管路23および希釈水管路24の流出側には炭酸
水および希釈水それぞれの流量を調節するフローレギュ
レータ10と、その先にはポストミックスバルブ31が
連通され、ポストミックスバルブ31に液体原料と炭酸
水が供給されると飲料ノズル31gで混合されて炭酸飲
料となり、また液体原料と希釈水が供給されると無炭酸
飲料となり、飲料ノズル31gで混合された飲料がカッ
プ40に供給される。
【0006】このようにポストミックスバルブ31を備
えた飲料供給装置30は飲料ノズル31g内で液体原料
と希釈液を混合することにより、飲料の混合状態を良好
なものにしている。
【0007】図6は、ポストミックスバルブ31を示す
構成の側断面図である。ポストミックスバルブ31は、
液体原料の通過をオン、オフする液体原料バルブ31a
と、希釈液の通過をオン、オフする希釈液バルブ31b
と、2個のバルブをオン、オフさせるソレノイド31c
と、液体原料バルブ31aと連通して液体原料を吐出す
る液体原料吐出穴を有する液体原料吐出部31dと、希
釈液バルブ31bと連通して希釈液を吐出する希釈液吐
出穴(図示せず)を有する希釈液吐出部31eと、希釈
液吐出部31eに取り付けたOリング31fを介して装
着される飲料ノズル31gとから成る。
【0008】供給制御部からソレノイド31cに信号が
出力されると、液体原料バルブ31aがオン(開放)し
て液体原料タンク8から供給された液体原料が液体原料
吐出部31dから吐出する。同時に、希釈液バルブ31
bがオン(開放)して、炭酸水管路23からの炭酸水ま
たは希釈水管路24からの希釈水が希釈液吐出部31e
から吐出し、吐出した液体原料と炭酸水または希釈水は
飲料ノズル31gで混合されて炭酸飲料または無炭酸飲
料となりカップ40に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、炭酸水
と液体原料を混合した炭酸飲料は、飲料ノズル31gか
らカップに注がれる際の衝撃により飲料中に溶け込んで
いる炭酸ガスが逃げようとして発泡現象を生じる。特
に、高発泡性の液体原料を使用した炭酸飲料は過剰な発
泡現象(以後フォーミングと記載する)が生じやすい。
【0010】このような炭酸水と液体原料をポストミッ
クスバルブ31の飲料ノズル31gで混合して調理した
炭酸飲料をカップ40に噴射して供給する飲料供給装置
30では、高発泡性の液体原料を使用すると、カップ4
0に噴射したときの衝撃によってフォーミングが発生す
る。このフォーミングはカップ40から飲料をあふれさ
せて飲料を規定量注ぐことが困難になるだけでなく、炭
酸ガス含有量(以後ガスボリュームと記載する)の低下
した所謂気抜け飲料となってしまうため、これらの不都
合をなくす努力が続けられてきた。例えば、炭酸飲料の
単位時間当たりの供給量を少なくする、また、炭酸飲料
の供給を数度に分けて行うとフォーミングの発生を減少
させることができる。しかし、単位時間当たりの供給量
を少なくする、または、数度に分けて供給を行うと、高
発泡性の炭酸飲料は低発泡性の炭酸飲料に比べてカップ
に供給するのに要する時間を長く要するという課題が存
在した。
【0011】従って、本発明の目的は、ポストミックス
バルブを使用して液体原料と炭酸水とからなる炭酸飲料
を供給する飲料供給装置に関し、特に、高発泡性の液体
原料を使用した炭酸飲料を低発泡性の液体原料を使用し
た炭酸飲料と同じ時間で供給しても、フォーミングの発
生を抑え、かつガスボリュームの低下を起こさないよう
にしたポストミックスバルブを備えた飲料供給装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、炭酸飲料を構成する液体
原料と炭酸水とを単一のカップに供給するための飲料供
給装置において、炭酸水が供給される炭酸水ノズルと、
炭酸水ノズルの内部に設けられ、液体原料が炭酸水と独
立して供給される液体原料ノズルと、から成る飲料バル
ブを備えたことを特徴とするものである。
【0013】請求項2にかかる発明は、炭酸水ノズルと
液体原料ノズルは飲料バルブから着脱自在なことを特徴
とするものである。
【0014】請求項3にかかる発明は、液体原料が液体
原料ノズルを通過するときの断面積を、炭酸水が炭酸水
ノズルを通過するときの断面積より小さくしたことを特
徴とするものである。
【0015】請求項4にかかる発明は、炭酸水が炭酸水
ノズルを通過するときの断面積を、炭酸水の上流側から
下流側に向けて小さくしたことを特徴とするものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。なお、従来の構成と同一である部分につい
ては共通の引用数字を付しているので重複する説明を省
略する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
飲料を構成する液体原料と希釈水や炭酸水等の希釈液を
供給する飲料供給装置1を示す構成図である。図1
(イ)は正面方向から見た状態、図1(ロ)は側面方向
から見た状態を示す。
【0018】液体原料を充填した液体原料タンク8に配
設したシロップ管路9には液体原料の流量を調節するフ
ローレギュレータ10と、後述する供給制御部100か
らの信号で飲料の供給をオン、オフする働きをするポス
トミックスバルブ11(飲料バルブ)が連通され、この
ポストミックスバルブ11には炭酸水管路23が連通さ
れる。供給制御部100がポストミックスバルブ11の
ソレノイド31cに信号を出力すると液体原料と炭酸水
が飲料ノズル11hからカップ40に供給される。
【0019】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
ポストミックスバルブ11を示す構成の側断面図であ
る。ポストミックスバルブ11は、液体原料バルブ31
aと希釈液バルブ31bとソレノイド31cと液体原料
吐出部31dと希釈液吐出部31eとOリング31f
と、Oリング31fを介して希釈液吐出部31eに着脱
自在に装着される飲料ノズル11hとから成り、また、
飲料ノズル11hにはOリング11mが取り付けられ、
このOリング11mを介して液体原料吐出部31dに装
着される。このポストミックスバルブ11は、ポストミ
ックスバルブ31の飲料ノズル31gを取り外して、O
リング11mを取り付けた飲料ノズル11hを装着した
ものである。
【0020】この飲料ノズル11hは、液体原料吐出部
31dが吐出した液体原料をカップ40に供給するため
の液体原料通路11k(液体原料ノズル)と、希釈液吐
出部31eが吐出した炭酸水をカップ40に供給するた
めの炭酸水通路11i、11j(炭酸水ノズル)と、液
体原料が流れる通路と炭酸水が流れる通路の2つの独立
した通路を有し、液体原料吐出部31dが吐出した液体
原料と希釈液吐出部31eが吐出した炭酸水はそれぞれ
の通路からカップ40に供給されるので、液体原料と炭
酸水はカップ40に供給されるまで混合することがな
く、また、液体原料と炭酸水がカップ40に供給される
位置が離れているので、従来の液体原料と炭酸水を飲料
ノズル31g内で混合した炭酸飲料をカップ40に供給
するのに比べてフォーミングの発生を少なくすることが
できる。
【0021】飲料供給装置1で供給する飲料の単位時間
当たり供給量は、飲料供給操作が行ないやすいように、
また供給された飲料が周囲に飛び散らないように、例え
ば、40ml/sから60ml/sの供給量になるよう
に作られている。また飲料供給装置1で使用する液体原
料は、飲料の味、香り、風味を生かし、そして液体原料
の輸送や保管が行ないやすいように、液体原料の量1に
対して希釈液の量を3から6の比率で希釈して使用する
ように調整して製造されている。
【0022】このような液体原料を使用する飲料供給装
置1では、液体原料通路11kから吐出する液体原料は
6ml/s〜15ml/sとなるので、液体原料通路1
1kの断面積を約100平方mmとすると液体原料が液
体原料通路11kから流れ落ちるときに流れが乱れて周
囲に飛散しないことが実験結果から確認されている。ま
た、炭酸水通路11i、11jから吐出する炭酸水は3
0ml/s〜52ml/sとなるので、炭酸水通路11
iの断面積を約1600平方mmとし炭酸水通路11j
の断面積を約400平方mmとなるように炭酸水通路1
1iから炭酸水通路11jへの断面積を絞ると炭酸水通
路11jから炭酸水が流れ落ちるときに流れが乱れて周
囲に飛散したりガスボリュームの低下を生じさせないこ
とが実験結果から確認されている。
【0023】このように、液体原料を供給する液体原料
通路11kと炭酸水を供給する炭酸水通路11i、11
jとを独立して設け、各々の通路から液体原料と炭酸水
をカップ40に供給すると、液体原料と炭酸水はカップ
40に供給されるまで混合することがなく、また、液体
原料と炭酸水がカップ40に供給される位置が離れてい
るので、従来の液体原料と炭酸水を飲料ノズル31g内
で混合した炭酸飲料をカップ40に供給するのに比べ
て、カップ40に直接炭酸飲料が噴射されたときの衝撃
によって発生するフォーミングがなくなるので、高発泡
性の液体原料を使用した炭酸飲料を低発泡性の液体原料
を使用した炭酸飲料と同じ時間で供給しても、フォーミ
ングの発生を抑え、ガスボリュームの低下を起こさない
ようにできる。また液体原料通路11kの断面積を約1
00平方mmとすると、液体原料の供給量に適した内径
とすることができるので、液体原料通路11kから液体
原料が流れ落ちるときの流れの乱れによる周囲への飛散
を防ぐことができ、炭酸水通路11iの断面積を約16
00平方mmとし炭酸水通路11jの断面積を約400
平方mmとなるように炭酸水通路11iから炭酸水通路
11jへの断面積を絞ると炭酸水通路11jから炭酸水
が流れ落ちるときに流れが乱れて周囲に飛散したり流れ
の乱れによるガスボリュームの低下を防ぐことができ
る。
【0024】図3は、本発明の飲料供給装置1の制御ブ
ロック図を示し、飲料供給装置1の起動信号を出力する
起動スイッチ50、飲料の選択信号を出力する飲料選択
ボタン60、飲料を供給するための制御を行う供給制御
部100と、供給制御部100が出力する信号で動作
し、液体原料バルブ31aと希釈液バルブ31bを同時
にオン、オフするソレノイド31c、保冷庫冷却コイル
5と冷却水槽20内の冷却水を冷やす冷凍機6、保冷庫
冷却コイル5で冷やした冷気を保冷庫3内に循環させる
働きをする送風装置7、飲料供給装置1各部の制御デー
タを格納するメモリ102と、基準クロック発生部(図
示せず)で発生するクロックをカウントして時間を計測
するタイマー103を有する。
【0025】以上、本発明の液体原料タンクに充填され
た液体原料と希釈水や炭酸水等の希釈液とを供給する飲
料供給装置1の構成について説明したが、次にその作用
について説明する。
【0026】先ず、冷凍機6により冷却水槽20内の冷
却水21を冷やすと共に、保冷庫3に設けた保冷庫冷却
コイル5に冷媒を循環し、保冷庫冷却コイル5により冷
やされた冷気を送風装置7で保冷庫3内に循環送風し、
保冷庫3を冷却する。
【0027】かかる状態で、飲料供給装置1にカップ4
0をセットし、例えば炭酸飲料を選択する飲料選択ボタ
ン60を押すと、供給制御部100が飲料選択ボタン6
0の選択飲料に対応したソレノイド31cに信号を出力
する。ソレノイド31cが動作すると、液体原料バルブ
31aと希釈液バルブ31bがオン(開放)し、飲料選
択ボタン60の選択飲料に対応した液体原料タンク8に
収納している液体原料が液体原料通路11kから供給さ
れ、カーボネータ22内の炭酸水が炭酸水通路11jか
ら供給されて、飲料選択ボタン60の選択飲料に対応し
た液体原料と炭酸水がカップ40内で混合されて炭酸飲
料となる。
【0028】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
ポストミックスバルブ12を示す構成の側断面図であ
る。このポストミックスバルブ12(飲料バルブ)は、
液体原料と炭酸水をカップ40に供給する飲料ノズル1
2pの形態が第1の実施の形態の飲料ノズル11hと異
なり、その他の構成については第1の実施の形態で説明
したポストミックスバルブ11と同一であるので重複す
る説明を省略する。
【0029】飲料ノズル12pは、液体原料吐出部31
dが吐出した液体原料をカップ40に供給するための液
体原料通路12s(液体原料ノズル)を、希釈液吐出部
31eが吐出した炭酸水をカップ40に供給するための
炭酸水通路12q、12r(炭酸水ノズル)の中に独立
して設けている。
【0030】このように、液体原料を供給する液体原料
通路12sを炭酸水を供給する炭酸水通路12q、12
rの中に設けて、液体原料吐出部31dが吐出した液体
原料と希釈液吐出部31eが吐出した炭酸水をそれぞれ
の通路からカップ40に供給されるようにすると、飲料
ノズル内で液体原料と炭酸水が混合することが無くな
り、カップ40内で液体原料と炭酸水が混合され炭酸飲
料となるので、カップ40に炭酸飲料が噴射されたとき
の衝撃によって発生するフォーミングがなくなる。ま
た、液体原料と炭酸水がカップ40内に供給された時点
で直ちに混合されるので、液体原料と炭酸水の混合状態
を良好にした炭酸飲料を製造することができる。このよ
うに高発泡性、かつ高粘性の液体原料を使用した炭酸飲
料を低発泡性の液体原料を使用した炭酸飲料と同じ時間
で供給しても、フォーミングの発生を抑え、ガスボリュ
ームの低下を起こさないようにすることができると共
に、カップ40内で液体原料と炭酸水の混合状態を良好
にした炭酸飲料を製造することができる。
【0031】以上説明したように、炭酸飲料を構成する
液体原料と炭酸水とを単一のカップ40に供給するため
の飲料供給装置において、炭酸水が供給される炭酸水通
路11i、11jと、炭酸水通路11i、11jの内部
に設けられ、液体原料が炭酸水と独立して供給される液
体原料通路11kと、から成るポストミックスバルブ1
1を備えたことにより、液体原料と炭酸水はカップ40
に供給されるまで混合することがなくなり、従来の液体
原料と炭酸水を飲料ノズル31g内で混合した炭酸飲料
をカップ40に供給するのに比べて、カップ40に直接
炭酸飲料が噴射されたときの衝撃によって発生するフォ
ーミングがなくなるので、高発泡性の液体原料を使用し
た炭酸飲料を低発泡性の液体原料を使用した炭酸飲料と
同じ時間で供給しても、フォーミングの発生を抑え、ガ
スボリュームの低下を起こさないようにしたポストミッ
クスバルブを備えた飲料供給装置を提供することが可能
になる。
【0032】飲料ノズルをポストミックスバルブから着
脱自在にすることにより、高発泡性の液体原料を使用し
た炭酸飲料を供給する際には飲料ノズル11hを装着し
てフォーミングの発生を抑え、ガスボリュームの低下を
起こさないようにして、高発泡性、かつ高粘性の液体原
料を使用した炭酸飲料を供給する際には飲料ノズル12
pを装着してフォーミングの発生を抑え、ガスボリュー
ムの低下を起こさないようにすると共に、液体原料と炭
酸水の混合状態が良好な炭酸飲料を供給することが可能
になる。
【0033】液体原料が液体原料通路11kを通過する
ときの断面積を、炭酸水が炭酸水通路11i、11jを
通過するときの断面積より小さくしたことにより、液体
原料の供給量に適した液体原料通路11kの寸法とする
ことができるので、液体原料が流れ落ちるときに流れが
乱れて周囲に飛散することを防ぐことが可能になる。
【0034】炭酸水が炭酸水通路11i、11jを通過
するときの断面積を、炭酸水の上流側の炭酸水通路11
iから下流側の炭酸水通路11jに向けて小さくしたこ
とにより、炭酸水が流れ落ちるときに流れが乱れて周囲
に飛散したり流れの乱れによるガスボリュームの低下を
防ぐことが可能になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
ストミックスバルブを使用して液体原料と炭酸水とから
なる炭酸飲料を供給する飲料供給装置に関し、特に、高
発泡性の液体原料を使用した炭酸飲料を低発泡性の液体
原料を使用した炭酸飲料と同じ時間で供給しても、フォ
ーミングの発生を抑え、かつガスボリュームの低下を起
こさないようにしたポストミックスバルブを備えた飲料
供給装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る飲料供給装置
を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る飲料供給装置
のポストミックスバルブを示す構成の側断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る飲料供給装置の制御
ブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る飲料供給装置
のポストミックスバルブを示す構成の側断面図である。
【図5】従来における飲料供給装置を示す構成図であ
る。
【図6】従来における飲料供給装置のポストミックスバ
ルブを示す構成の側断面図である。
【符号の説明】
1 飲料供給装置 11 ポストミックスバルブ 11h 飲料ノズル 11i 炭酸水通路 11j 炭酸水通路 11k 液体原料通路 11m Oリング 12 ポストミックスバルブ 12p 飲料ノズル 12q 炭酸水通路 12r 炭酸水通路 12s 液体原料通路 31a 液体原料バルブ 31b 希釈液バルブ 31c ソレノイド 31d 液体原料吐出部 31e 希釈液吐出部 31f Oリング 31g 飲料ノズル 60 飲料選択ボタン 100 供給制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E047 AA01 BA02 DC08 EB01 EB03 FA04 3E082 AA02 AA04 BB02 CC04 CC10 EE02 FF03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸飲料を構成する液体原料と炭酸水と
    を単一のカップに供給するための飲料供給装置におい
    て、 前記炭酸水が供給される炭酸水ノズルと、前記炭酸水ノ
    ズルの内部に設けられ、前記液体原料が前記炭酸水と独
    立して供給される液体原料ノズルと、から成る飲料バル
    ブを備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記炭酸水ノズルと前記液体原料ノズル
    は前記飲料バルブから着脱自在なことを特徴とする請求
    項1記載の飲料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記液体原料が前記液体原料ノズルを通
    過するときの断面積を、前記炭酸水が前記炭酸水ノズル
    を通過するときの断面積より小さくしたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の飲料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記炭酸水が前記炭酸水ノズルを通過す
    るときの断面積を、前記炭酸水の上流側から下流側に向
    けて小さくしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載の飲料供給装置。
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