JP2003160050A - 拡大鏡付ショッピングカート - Google Patents
拡大鏡付ショッピングカートInfo
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- JP2003160050A JP2003160050A JP2002337240A JP2002337240A JP2003160050A JP 2003160050 A JP2003160050 A JP 2003160050A JP 2002337240 A JP2002337240 A JP 2002337240A JP 2002337240 A JP2002337240 A JP 2002337240A JP 2003160050 A JP2003160050 A JP 2003160050A
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- magnifying glass
- shopping cart
- magnifying
- shopping
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】スーパーマーケット等の商品において、老眼な
ど、目にハンディキャップがあると読めない細かい表示
が多数あり困っていた。誰もが容易に、細かく小さい文
字などの表示を読むことが出来、安心して買い物を出来
る拡大鏡付ショッピングカートを提供する。 【解決手段】ショッピングカート（買物台車）の一部
に、拡大鏡（拡大レンズ）を、使用中には、容易に外れ
ることのないように取り付けたことにより、小さく細か
い表示（添加物の内容表示、原産地表示、商品履歴表示
などの情報）を、視力にハンディキャップがあっても、
労苦なく読み取れるようにするとともに拡大鏡の紛失、
店内散乱を防止し、販売店などの設置者が実施しやすく
し、かつ、販売成果向上に寄与するものとした。
ど、目にハンディキャップがあると読めない細かい表示
が多数あり困っていた。誰もが容易に、細かく小さい文
字などの表示を読むことが出来、安心して買い物を出来
る拡大鏡付ショッピングカートを提供する。 【解決手段】ショッピングカート（買物台車）の一部
に、拡大鏡（拡大レンズ）を、使用中には、容易に外れ
ることのないように取り付けたことにより、小さく細か
い表示（添加物の内容表示、原産地表示、商品履歴表示
などの情報）を、視力にハンディキャップがあっても、
労苦なく読み取れるようにするとともに拡大鏡の紛失、
店内散乱を防止し、販売店などの設置者が実施しやすく
し、かつ、販売成果向上に寄与するものとした。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、中高年の老眼や遠
視、近眼など、目にハンディキャップのある人に優しい
機能をもつ拡大鏡を具備したショッピングカートに関す
る。
視、近眼など、目にハンディキャップのある人に優しい
機能をもつ拡大鏡を具備したショッピングカートに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】中高年の老眼や遠視あるいは近眼など、
目にハンディキャップを有する人がスーパーマーケット
などでショッピングする場合には、小さく細かく記載さ
れた消費期限の表示、原産地の表示、添加物の表示、内
容の表示、その他の表示を適切な眼鏡なしに読み取るこ
とは極めて困難であった。また、健康な視力を持つ人で
も、あまりにも細かいと完全に読み取ることは困難であ
った。
目にハンディキャップを有する人がスーパーマーケット
などでショッピングする場合には、小さく細かく記載さ
れた消費期限の表示、原産地の表示、添加物の表示、内
容の表示、その他の表示を適切な眼鏡なしに読み取るこ
とは極めて困難であった。また、健康な視力を持つ人で
も、あまりにも細かいと完全に読み取ることは困難であ
った。
【０００３】全国各地のスーパーマーケットの中から４
０店舗を選び実地調査を試みたが、その全てにおいて小
さく細かい表示が商品にあり、簡単に読めるような対応
はとられていないのが実情であった。
０店舗を選び実地調査を試みたが、その全てにおいて小
さく細かい表示が商品にあり、簡単に読めるような対応
はとられていないのが実情であった。
【０００４】消費者４０人（男２０人、女２０人）に聞
き取り調査を実施したところ、６０歳以上の高齢者では
１００％、４０歳以上６０歳未満では８９％、２０歳以
上４０歳未満では６３％の人が、小さく細かい表示を眼
鏡なしでは読み取りができないまたは非常に困難と回答
し、眼鏡をつけても読みづらいと答えた。また、小さく
細かい表示に対するこれらの傾向は、健康な視力を持つ
と自認する人にも共通する悩みでもあった。
き取り調査を実施したところ、６０歳以上の高齢者では
１００％、４０歳以上６０歳未満では８９％、２０歳以
上４０歳未満では６３％の人が、小さく細かい表示を眼
鏡なしでは読み取りができないまたは非常に困難と回答
し、眼鏡をつけても読みづらいと答えた。また、小さく
細かい表示に対するこれらの傾向は、健康な視力を持つ
と自認する人にも共通する悩みでもあった。
【０００５】ショッピングカートにおいて、対応技術の
有無を当業界で調査、特許検索を行ったが、関係する技
術を見出すことは出来なかった。
有無を当業界で調査、特許検索を行ったが、関係する技
術を見出すことは出来なかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】近時、狂牛病、産地の
偽り、不許可農薬の不正使用、消費期限の偽りなど多く
の問題が社会的な問題となっているが、スーパーマーケ
ットなどでは表示を明確に消費者に示すことが出来ない
ような細かく小さい記載が目立ち、特に中高年の老眼や
遠視、近視などのハンディキャップを持つ人々は表示を
充分に読み取ることも出来ず不安なショッピングを余儀
なくされてきた。
偽り、不許可農薬の不正使用、消費期限の偽りなど多く
の問題が社会的な問題となっているが、スーパーマーケ
ットなどでは表示を明確に消費者に示すことが出来ない
ような細かく小さい記載が目立ち、特に中高年の老眼や
遠視、近視などのハンディキャップを持つ人々は表示を
充分に読み取ることも出来ず不安なショッピングを余儀
なくされてきた。
【０００７】本発明者は、かかる弱者の現状に鑑み、誰
もが買い物を安心して、安全に納得して行えるようにし
ようと考えた。
もが買い物を安心して、安全に納得して行えるようにし
ようと考えた。
【０００８】そこで、ショッピングカートに買い物対象
物の記載文字が大きく見え、かつ、販売店に負担が少な
く営業的にも効果的な方法を付与する手段はないかと考
えるに至った。
物の記載文字が大きく見え、かつ、販売店に負担が少な
く営業的にも効果的な方法を付与する手段はないかと考
えるに至った。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明はその課題を解決
するため、ショッピングカート（買物台車）に拡大鏡
（拡大レンズ）を使用時に於いて容易に外れないように
取り付ける事により問題点を解決できることを見出し
た。
するため、ショッピングカート（買物台車）に拡大鏡
（拡大レンズ）を使用時に於いて容易に外れないように
取り付ける事により問題点を解決できることを見出し
た。
【００１０】最初、拡大鏡を店舗の一部に於いて貸し出
しサービスを行う又は買い物カゴに予め入れておく、さ
らには、ショッピングカートに拡大鏡ホルダーを設け、
拡大鏡をそのホルダー内に収容しておくなどを考えた
が、何れの場合も、買い物客が拡大鏡を所定のところに
戻すような事はなく、拡大鏡が店内に散乱又は紛失する
ことが判明し、これでは販売店の負担が大きく産業上利
用することは不可能であることが判った。
しサービスを行う又は買い物カゴに予め入れておく、さ
らには、ショッピングカートに拡大鏡ホルダーを設け、
拡大鏡をそのホルダー内に収容しておくなどを考えた
が、何れの場合も、買い物客が拡大鏡を所定のところに
戻すような事はなく、拡大鏡が店内に散乱又は紛失する
ことが判明し、これでは販売店の負担が大きく産業上利
用することは不可能であることが判った。
【００１１】本発明は、ショッピングカートに拡大鏡を
容易には取り外せないように固定することで課題を克服
した。即ち、ショッピングに於いて、買い物客の動行調
査を実施したところ、そのほとんどが、買おうとする品
物を手に取り、消費期限表示や内容説明表示などを眺め
ることが判った。したがって、店側、消費者両者に効果
的な拡大鏡の設置位置はショッピングカートに近接して
いることが重要であることを見出した。店側にとって
は、消費者が手にした商品をそのままカゴに入れてもら
いやすく、混雑する商品棚の近くでなくとも、消費者は
手にした商品の安全確認をすばやく充分に出来るととも
に納得してカゴに収めることが出来るので産業上きわめ
て有効に利用できることが確認された。
容易には取り外せないように固定することで課題を克服
した。即ち、ショッピングに於いて、買い物客の動行調
査を実施したところ、そのほとんどが、買おうとする品
物を手に取り、消費期限表示や内容説明表示などを眺め
ることが判った。したがって、店側、消費者両者に効果
的な拡大鏡の設置位置はショッピングカートに近接して
いることが重要であることを見出した。店側にとって
は、消費者が手にした商品をそのままカゴに入れてもら
いやすく、混雑する商品棚の近くでなくとも、消費者は
手にした商品の安全確認をすばやく充分に出来るととも
に納得してカゴに収めることが出来るので産業上きわめ
て有効に利用できることが確認された。
【００１２】ところが、拡大鏡をショッピングカートに
おいておくだけでは、使用済みの拡大鏡はどこに放置さ
れるか全く不明で散乱し、その整理には多大の労力が必
要となることも判り、また、紛失も多く見られた。かく
して課題を解決するには、ショッピングカートに拡大鏡
を使用に際し容易に取り外せないように具備させること
が必須であると結論した。
おいておくだけでは、使用済みの拡大鏡はどこに放置さ
れるか全く不明で散乱し、その整理には多大の労力が必
要となることも判り、また、紛失も多く見られた。かく
して課題を解決するには、ショッピングカートに拡大鏡
を使用に際し容易に取り外せないように具備させること
が必須であると結論した。
【００１３】拡大鏡を容易に外れないように取り付ける
手段としては多くの方法があり、どのような方法でも本
発明の技術思想から逸脱するものではないが、一般的に
は、固定する部分をビス止め、締め付け金具止め、チャ
ック止め、バンド締め、成形品勘合止め、キー止めなど
の方法がある。これらの固定方法は取り付け取り外し可
能とする事が出来る。使用中容易に外れないように取り
付けるとは常識的な外力では簡単に外れないとするもの
で、強固固着を意味するものではない。
手段としては多くの方法があり、どのような方法でも本
発明の技術思想から逸脱するものではないが、一般的に
は、固定する部分をビス止め、締め付け金具止め、チャ
ック止め、バンド締め、成形品勘合止め、キー止めなど
の方法がある。これらの固定方法は取り付け取り外し可
能とする事が出来る。使用中容易に外れないように取り
付けるとは常識的な外力では簡単に外れないとするもの
で、強固固着を意味するものではない。
【００１４】拡大鏡については、硝子製拡大レンズ、プ
ラスチック製拡大レンズいずれもが採用できるが、安全
性の面からプラスチック製が推奨される。プラスチック
レンズにはポリカーボネート、ポリスチロール、エポキ
シ、シリコン、ポリエステル、ポリエチレン等の合成樹
脂が適宣に利用され、倍率については少なくとも２倍以
上の倍率が好ましい。また、１００倍以上の倍率は不要
かつ振動ぶれがあるので好ましくない。
ラスチック製拡大レンズいずれもが採用できるが、安全
性の面からプラスチック製が推奨される。プラスチック
レンズにはポリカーボネート、ポリスチロール、エポキ
シ、シリコン、ポリエステル、ポリエチレン等の合成樹
脂が適宣に利用され、倍率については少なくとも２倍以
上の倍率が好ましい。また、１００倍以上の倍率は不要
かつ振動ぶれがあるので好ましくない。
【００１５】また、拡大鏡（拡大レンズ）はショッピン
グカートに一体して取り付けてもよく、形状記憶合金、
形状記憶プラスチック、バネ性材料などを介して取り付
けることが出来るほか、取り付け部分を回転自在に工夫
することも可能である。
グカートに一体して取り付けてもよく、形状記憶合金、
形状記憶プラスチック、バネ性材料などを介して取り付
けることが出来るほか、取り付け部分を回転自在に工夫
することも可能である。
【００１６】
【発明の実施の形態】市販ショッピングカートに後付け
及び任意に拡大鏡を取り付け（取り外し）可能にし、消
費者が、小さく細かい各種の表示を労苦なく読み取る事
が出来る様にするとともに納得の出来る買い物を可能に
し、かつ、販売店にあっては販売成果を上がるようにし
た。
及び任意に拡大鏡を取り付け（取り外し）可能にし、消
費者が、小さく細かい各種の表示を労苦なく読み取る事
が出来る様にするとともに納得の出来る買い物を可能に
し、かつ、販売店にあっては販売成果を上がるようにし
た。
【００１７】
【実施例１】図１は、本発明の１実施例における側面図
で、図２は正面図、図３は平面図,、図４は使用状態を
説明する拡大図である。
で、図２は正面図、図３は平面図,、図４は使用状態を
説明する拡大図である。
【００１８】買い物カゴ３を具備したショッピングカー
ト１の上部に構成されたハンドル部２に拡大鏡４を取り
付けたもので、４’は拡大鏡の縁であり、５は拡大鏡を
取り付けている治具である。６は該ショッピングカート
の車輪である。また、７は使用状態に於ける人の手、８
は拡大された文字例である。
ト１の上部に構成されたハンドル部２に拡大鏡４を取り
付けたもので、４’は拡大鏡の縁であり、５は拡大鏡を
取り付けている治具である。６は該ショッピングカート
の車輪である。また、７は使用状態に於ける人の手、８
は拡大された文字例である。
【００１９】実施例１は、図１、２、３のように拡大鏡
４とショッピングカートは、治具５を介してほぼ水平に
ショッピングカートの上部に取り付けられている。使用
した拡大鏡４は、幅１２センチ×長さ２５センチのポリ
カーボネート製凸レンズ、倍率は８倍であった。
４とショッピングカートは、治具５を介してほぼ水平に
ショッピングカートの上部に取り付けられている。使用
した拡大鏡４は、幅１２センチ×長さ２５センチのポリ
カーボネート製凸レンズ、倍率は８倍であった。
【００２０】５８歳、女性、老眼に使用させたところ、
食肉売り場にあった和牛スライスパックに記載された微
小表示の品質保持期限文字を老眼鏡なしで楽に読み取る
ことが出来、無事購入出来た。この女性はファッション
志向から老眼であるにもかかわらず普段買い物には適切
な眼鏡はかけないので、常に不安な買い物をしてきたが
それらを解決できた。
食肉売り場にあった和牛スライスパックに記載された微
小表示の品質保持期限文字を老眼鏡なしで楽に読み取る
ことが出来、無事購入出来た。この女性はファッション
志向から老眼であるにもかかわらず普段買い物には適切
な眼鏡はかけないので、常に不安な買い物をしてきたが
それらを解決できた。
【００２１】
【実施例２】図５は、異なる１実施例に於ける部分拡大
の斜視図で、図６は拡大鏡４の取り付け部分の拡大図
（部分断面あり）である。
の斜視図で、図６は拡大鏡４の取り付け部分の拡大図
（部分断面あり）である。
【００２２】図５及び６において、円形状の拡大鏡４は
角パイプからなるショッピングカート１の上部にガイド
付ホルダー９を介し、拡大鏡の縁４’に構成されている
柄１２に取り付けられたゴム弾性形状記憶合金コイル１
１（約３０センチコイル）の他方端部を螺子１０により
取り付けたものである。拡大鏡４はガラス製、１０セン
チ径、倍率４倍を採用した。
角パイプからなるショッピングカート１の上部にガイド
付ホルダー９を介し、拡大鏡の縁４’に構成されている
柄１２に取り付けられたゴム弾性形状記憶合金コイル１
１（約３０センチコイル）の他方端部を螺子１０により
取り付けたものである。拡大鏡４はガラス製、１０セン
チ径、倍率４倍を採用した。
【００２３】使用に際し、ガイド付ホルダー９から柄１
２を掴んで拡大鏡４を取り出した。ゴム弾性形状記憶合
金コイル１１は全長１０５センチに伸び、手にした加工
食品のパック裏面に細かく記載された添加物表示欄を大
きく拡大、容易な読み取りをすることが出来た。
２を掴んで拡大鏡４を取り出した。ゴム弾性形状記憶合
金コイル１１は全長１０５センチに伸び、手にした加工
食品のパック裏面に細かく記載された添加物表示欄を大
きく拡大、容易な読み取りをすることが出来た。
【００２４】使用後、拡大鏡４の柄１２を放すとゴム弾
性形状記憶合金コイル１１はガイド付ホルダー９に元通
りに収容された。
性形状記憶合金コイル１１はガイド付ホルダー９に元通
りに収容された。
【００２５】同様の操作を、６２歳の男性において実施
したところ、同様に問題なく行われた。
したところ、同様に問題なく行われた。
【００２６】
【実施例３】図７と図８は、異なる１実施例に於ける斜
視図である。また、図９、１０はショッピングカート１
と拡大鏡４の取り付け部分拡大図である。また、図１１
は図１０のａ−ａ断面図である。
視図である。また、図９、１０はショッピングカート１
と拡大鏡４の取り付け部分拡大図である。また、図１１
は図１０のａ−ａ断面図である。
【００２７】図７に於いて、ショッピングカート１の上
部ハンドル部２には、拡大鏡４（幅１０センチ×長さ２
０センチ、アクリル樹脂製、倍率２５倍）が取り付け治
具５を介し回転自在に取り付けられおり、未使用時は拡
大鏡４は下方向にぶら下っている。
部ハンドル部２には、拡大鏡４（幅１０センチ×長さ２
０センチ、アクリル樹脂製、倍率２５倍）が取り付け治
具５を介し回転自在に取り付けられおり、未使用時は拡
大鏡４は下方向にぶら下っている。
【００２８】図８に於いて、使用に際し、拡大鏡４はハ
ンドル部２の外側をとおり、図示する角度の位置に止ま
るように移動できる。これは、図９、図１０、図１１に
その機構を明らかにするとおり、回転可能にした拡大鏡
４の取り付け治具５に付属する回転するストッパー１５
と位置決め固定ストッパー１６により達成している。使
用において、拡大鏡４に角度がついているので、見たい
商品を観察しやすく使いやすい構造であるほか、ショッ
ピングカート同士を重ね収容する際には、拡大鏡４が抵
抗なく移動するので大変好都合である。
ンドル部２の外側をとおり、図示する角度の位置に止ま
るように移動できる。これは、図９、図１０、図１１に
その機構を明らかにするとおり、回転可能にした拡大鏡
４の取り付け治具５に付属する回転するストッパー１５
と位置決め固定ストッパー１６により達成している。使
用において、拡大鏡４に角度がついているので、見たい
商品を観察しやすく使いやすい構造であるほか、ショッ
ピングカート同士を重ね収容する際には、拡大鏡４が抵
抗なく移動するので大変好都合である。
【００２９】即ち、図９に示す拡大鏡４の取り付け治具
５は、ハンドル部２に取り付ける部分に於いて、突起物
様の回転するストッパー１５を持つ、それに対応するよ
うに、図１０に示す位置決め固定ストッパー１６をもつ
固定治具１７が配置されている。拡大鏡４の取り付け治
具５は、固定冶具１７に構成されたスライド溝１８の表
面を摺動するように回転移動が出来るようにしてある。
かくして、図１１に示す位置で拡大鏡４は使用角度に止
まる。
５は、ハンドル部２に取り付ける部分に於いて、突起物
様の回転するストッパー１５を持つ、それに対応するよ
うに、図１０に示す位置決め固定ストッパー１６をもつ
固定治具１７が配置されている。拡大鏡４の取り付け治
具５は、固定冶具１７に構成されたスライド溝１８の表
面を摺動するように回転移動が出来るようにしてある。
かくして、図１１に示す位置で拡大鏡４は使用角度に止
まる。
【００３０】取り付け治具５と固定治具１７は分割でき
る構造（１４及び２０）となっており、一般市販のショ
ッピングカートのハンドル部２にも取り付け取り外しが
可能にしてある。また、固定治具１７には固定用螺子１
９を具備させており、拡大鏡４を任意の角度に止められ
るようにしてある。
る構造（１４及び２０）となっており、一般市販のショ
ッピングカートのハンドル部２にも取り付け取り外しが
可能にしてある。また、固定治具１７には固定用螺子１
９を具備させており、拡大鏡４を任意の角度に止められ
るようにしてある。
【００３１】上記実施例に於いて、拡大鏡４の倍率は２
倍以上有れば目的を達成することが出来るが、より好ま
しくは３倍以上であると実地テストの結果から判断され
る。また、５０倍以上の倍率は実用として必要はなくコ
ストも上昇するほか手ぶれ現象も生じるので推奨するも
のではないが、使用限界は１００倍未満である。また、
拡大鏡４は部分的に倍率を変えたもの、例えば、２倍率
の拡大鏡の中に一部分を１０倍率とするなどとして倍率
を変化させておいて使いやすくなる場合もある。
倍以上有れば目的を達成することが出来るが、より好ま
しくは３倍以上であると実地テストの結果から判断され
る。また、５０倍以上の倍率は実用として必要はなくコ
ストも上昇するほか手ぶれ現象も生じるので推奨するも
のではないが、使用限界は１００倍未満である。また、
拡大鏡４は部分的に倍率を変えたもの、例えば、２倍率
の拡大鏡の中に一部分を１０倍率とするなどとして倍率
を変化させておいて使いやすくなる場合もある。
【００３２】尚、拡大鏡４の取り付け位置はショッピン
グカートの高さ方向の上部に位置するほうが使用しやす
い。
グカートの高さ方向の上部に位置するほうが使用しやす
い。
【００３３】
【発明の効果】以上のように、本発明は老眼、近眼、遠
視を患う人々のみならず正常な視力を有する人々にあっ
ても、細かい文字などを容易に読み取ることが出来るシ
ョッピングカートを提供することが出来た。このこと
は、近年の社会情勢、健康志向のためにきわめて効果の
高い有益なものである。また、販売店に於いては、設備
投資額が少なくてイメージアップと記載事項を充分に出
来るほか、消費者が納得して購入するなど販売力の向上
が望める。また、拡大鏡が散乱したり紛失することもな
い。
視を患う人々のみならず正常な視力を有する人々にあっ
ても、細かい文字などを容易に読み取ることが出来るシ
ョッピングカートを提供することが出来た。このこと
は、近年の社会情勢、健康志向のためにきわめて効果の
高い有益なものである。また、販売店に於いては、設備
投資額が少なくてイメージアップと記載事項を充分に出
来るほか、消費者が納得して購入するなど販売力の向上
が望める。また、拡大鏡が散乱したり紛失することもな
い。
【図１】本発明の基本的な説明をする側面図である。
（実施例１）
（実施例１）
【図２】本発明の基本的な説明をする正面図である。
（実施例１）
（実施例１）
【図３】本発明の基本的な説明をする平面図である。
（実施例１）
（実施例１）
【図４】本発明の使用状況を説明する部分拡大図であ
る。（実施例１）
る。（実施例１）
【図５】本発明の異なる実施例を説明する部分拡大斜視
図である。（実施例２）
図である。（実施例２）
【図６】本発明の異なる実施例に於ける、拡大鏡の取り
付け部分を拡大した一部断面図である。（実施例２）
付け部分を拡大した一部断面図である。（実施例２）
【図７】本発明の異なる実施例の使用前状態を説明する
全体の斜視図である。（実施例３）
全体の斜視図である。（実施例３）
【図８】本発明の異なる実施例の使用中状態を説明する
全体の斜視図である。（実施例３）
全体の斜視図である。（実施例３）
【図９】本発明の異なる実施例に於ける、拡大鏡の取り
付け部分の正面傾斜図である。（実施例３）
付け部分の正面傾斜図である。（実施例３）
【図１０】本発明の異なる実施例に於ける、拡大鏡とシ
ョッピングカートの取り付け方法を説明する正面傾斜図
である。（実施例３）
ョッピングカートの取り付け方法を説明する正面傾斜図
である。（実施例３）
【図１１】本発明の異なる実施例に於ける、作動状態を
説明する図１０のａ−ａ断面図である。（実施例３）
説明する図１０のａ−ａ断面図である。（実施例３）
１ ショッピングカート本体
２ ショッピングカートのハンドル部
３ 買い物カゴ
４ 拡大鏡（拡大レンズ）
４’ 拡大鏡の縁
５ 拡大鏡取り付け冶具
６ ショッピングカートの車輪
７ 使用状態に於ける人の手
８ 使用状態に於ける拡大された文字例
９ ガイド付ホルダー
１０ 固定用螺子
１１ ゴム弾性形状記憶合金コイル
１２ 拡大鏡の柄
１３ 商品
１４ 分割部分
１５ 回転するストッパー
１６ 位置決め固定ストッパー
１７ 固定冶具
１８ スライド溝
１９ 固定用螺子
２０ 固定冶具側分割部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１５年２月６日（２００３．２．６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１３】拡大鏡を容易に外れないように取り付ける
手段としては多くの方法があり、どのような方法でも本
発明の技術思想から逸脱するものではないが、一般的に
は、固定する部分をビス止め、締め付け金具止め、チャ
ック止め、バンド締め、成形品勘合止め、キー止めなど
の方法がある。これらの固定方法は、修理などのメンテ
ナンス時には、取り付け取り外し可能とする事が出来
る。また、使用に際し容易に外れないように取り付ける
とは常識的な外力では簡単に外れないとするもので、強
固固着を意味するものではない。
手段としては多くの方法があり、どのような方法でも本
発明の技術思想から逸脱するものではないが、一般的に
は、固定する部分をビス止め、締め付け金具止め、チャ
ック止め、バンド締め、成形品勘合止め、キー止めなど
の方法がある。これらの固定方法は、修理などのメンテ
ナンス時には、取り付け取り外し可能とする事が出来
る。また、使用に際し容易に外れないように取り付ける
とは常識的な外力では簡単に外れないとするもので、強
固固着を意味するものではない。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】拡大鏡については、硝子製拡大レンズ、プ
ラスチック製拡大レンズいずれもが採用できるが、安全
性の面からプラスチック製が推奨される。プラスチック
レンズにはポリカーボネート、ポリスチロール、エポキ
シ、シリコン、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等の合成樹脂が適宣に利用される。
ラスチック製拡大レンズいずれもが採用できるが、安全
性の面からプラスチック製が推奨される。プラスチック
レンズにはポリカーボネート、ポリスチロール、エポキ
シ、シリコン、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等の合成樹脂が適宣に利用される。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】また、拡大鏡はショッピングカートに形状
記憶合金、形状記憶プラスチック、バネ性材料などを介
して取り付けることが出来るほか、取り付け部分を回転
自在に工夫することも可能である。
記憶合金、形状記憶プラスチック、バネ性材料などを介
して取り付けることが出来るほか、取り付け部分を回転
自在に工夫することも可能である。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】
【発明の実施の形態】スーパーマーケットなどに於いて
使用されるショッピングカートの上部一部分に、拡大鏡
を、使用に際し、容易に外れることのないように取り付
けた拡大鏡付ショッピングカートを提供することで、消
費者が小さく細かい各種の表示を苦労なく読み取れるよ
うにするとともに、納得の出来る買い物を可能にして販
売店の販売成果を上がるようにした。また、拡大鏡が店
内に散乱、紛失することを防ぐことで、産業上有益に利
用できるようにした。
使用されるショッピングカートの上部一部分に、拡大鏡
を、使用に際し、容易に外れることのないように取り付
けた拡大鏡付ショッピングカートを提供することで、消
費者が小さく細かい各種の表示を苦労なく読み取れるよ
うにするとともに、納得の出来る買い物を可能にして販
売店の販売成果を上がるようにした。また、拡大鏡が店
内に散乱、紛失することを防ぐことで、産業上有益に利
用できるようにした。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２７】図７に於いて、ショッピングカート１の上
部ハンドル部２には、拡大鏡４（幅１０センチ×長さ２
０センチ、アクリル樹脂製）が取り付け治具５を介し回
転自在に取り付けられおり、未使用時は拡大鏡４は下方
向にぶら下っている。
部ハンドル部２には、拡大鏡４（幅１０センチ×長さ２
０センチ、アクリル樹脂製）が取り付け治具５を介し回
転自在に取り付けられおり、未使用時は拡大鏡４は下方
向にぶら下っている。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３１】上記各実施例に於いて、拡大鏡４の倍率は
２倍程度有れば目的を達成することが出来るが、５０倍
以上の倍率は実用として必要はなくコストも上昇するほ
か手ぶれ現象も生じるので推奨できない。また、拡大鏡
４は部分的に倍率を変えたもの、例えば、２倍率の拡大
鏡の中に一部分を１０倍率とするなどとして倍率を変化
させておいて使いやすくなる場合もある。
２倍程度有れば目的を達成することが出来るが、５０倍
以上の倍率は実用として必要はなくコストも上昇するほ
か手ぶれ現象も生じるので推奨できない。また、拡大鏡
４は部分的に倍率を変えたもの、例えば、２倍率の拡大
鏡の中に一部分を１０倍率とするなどとして倍率を変化
させておいて使いやすくなる場合もある。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３３】以上のように、本発明は老眼、近眼、遠視
を患う人々のみならず正常な視力を有する人々にあって
も、細かい文字などを容易に読み取ることが出来るショ
ッピングカートを提供することが出来た。このことは、
近年の社会情勢、健康志向のためにきわめて効果の高い
有益なものである。また、販売店に於いては、設備投資
額が少なくてイメージアップと記載事項を充分に出来る
ほか、消費者が納得して購入するなど販売力の向上が望
める。また、拡大鏡が散乱したり紛失することもないの
で、産業上利用できる極めて有益な拡大鏡付ショッピン
グカートを提供することが出来た。
を患う人々のみならず正常な視力を有する人々にあって
も、細かい文字などを容易に読み取ることが出来るショ
ッピングカートを提供することが出来た。このことは、
近年の社会情勢、健康志向のためにきわめて効果の高い
有益なものである。また、販売店に於いては、設備投資
額が少なくてイメージアップと記載事項を充分に出来る
ほか、消費者が納得して購入するなど販売力の向上が望
める。また、拡大鏡が散乱したり紛失することもないの
で、産業上利用できる極めて有益な拡大鏡付ショッピン
グカートを提供することが出来た。
【手続補正書】
【提出日】平成１５年２月６日（２００３．２．６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３３】
【発明の効果】以上のように、本発明は老眼、近眼、遠
視を患う人々のみならず正常な視力を有する人々にあっ
ても、細かい文字などを容易に読み取ることが出来るシ
ョッピングカートを提供することが出来た。このこと
は、近年の社会情勢、健康志向のためにきわめて効果の
高い有益なものである。また、販売店に於いては、設備
投資額が少なくてイメージアップと記載事項を充分に出
来るほか、消費者が納得して購入するなど販売力の向上
が望める。また、拡大鏡が散乱したり紛失することもな
いので、産業上利用できる極めて有益な拡大鏡付ショッ
ピングカートを提供することが出来た。
視を患う人々のみならず正常な視力を有する人々にあっ
ても、細かい文字などを容易に読み取ることが出来るシ
ョッピングカートを提供することが出来た。このこと
は、近年の社会情勢、健康志向のためにきわめて効果の
高い有益なものである。また、販売店に於いては、設備
投資額が少なくてイメージアップと記載事項を充分に出
来るほか、消費者が納得して購入するなど販売力の向上
が望める。また、拡大鏡が散乱したり紛失することもな
いので、産業上利用できる極めて有益な拡大鏡付ショッ
ピングカートを提供することが出来た。
Claims (4)
- 【請求項１】 所謂、スーパーマーケットなどに於いて
使用されるショッピングカートの上部一部分に、拡大鏡
を、使用中容易に外れることのないように取り付けたこ
とを特徴とする拡大鏡付ショッピングカート。 - 【請求項２】 該ショッピングカートに取り付ける拡大
鏡の倍率が少なくとも２倍以上１００倍未満であること
を特徴とする請求項１に記載する拡大鏡付ショッピング
カート。 - 【請求項３】 請求項１及び２の拡大鏡がプラスチック
レンズからなることを特徴とする請求項１及び２に記載
する拡大鏡付ショッピングカート。 - 【請求項４】 該ショッピングカートと拡大鏡を取り付
け、取り外し可能な構造とすることを特徴とする請求項
１及び２に記載する拡大鏡付ショッピングカート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002337240A JP2003160050A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 拡大鏡付ショッピングカート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002337240A JP2003160050A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 拡大鏡付ショッピングカート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003160050A true JP2003160050A (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=19197761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002337240A Pending JP2003160050A (ja) | 2002-11-20 | 2002-11-20 | 拡大鏡付ショッピングカート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003160050A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102307772A (zh) * | 2009-02-04 | 2012-01-04 | 弗朗茨·维特 | 具有放大镜的购物推车 |
| CN108482461A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-09-04 | 张小云 | 一种汽车玻璃加工用转运车 |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH02114631U (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-13 | ||
| JPH02274657A (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-08 | Kazunori Okada | 買物情報提供カート |
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| JPH068921U (ja) * | 1992-01-23 | 1994-02-04 | 純一 段 | 地面被捜索物発見用作業車 |
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| JPH08210589A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-20 | Junichiro Kuze | マグネットを利用した傘立て具 |
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-
2002
- 2002-11-20 JP JP2002337240A patent/JP2003160050A/ja active Pending
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| CN108482461A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-09-04 | 张小云 | 一种汽车玻璃加工用转运车 |
| CN108482461B (zh) * | 2018-05-09 | 2020-11-27 | 安徽维嵩生产力促进有限公司 | 一种汽车玻璃加工用转运车 |
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