JP2003159409A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003159409A
JP2003159409A JP2002356954A JP2002356954A JP2003159409A JP 2003159409 A JP2003159409 A JP 2003159409A JP 2002356954 A JP2002356954 A JP 2002356954A JP 2002356954 A JP2002356954 A JP 2002356954A JP 2003159409 A JP2003159409 A JP 2003159409A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変表示装置の表示状態が狂ったとしてもそ
の旨の確認を行なって狂ったときの対処が可能な弾球遊
技機を提供する。 【解決手段】 複数種類の図柄が描かれた回転ドラムを
ステッピングモータで回転させ、回転ドラムが所定の回
転基準位置に達したときにステッピングモータのコイル
の励磁状態が励磁基準パターンであるモータ基準パター
ンとなるように設定し、回転ドラムの回転量が前回の回
転基準位置から次の回転基準位置に達しているはずであ
るにもかかわらず回転基準位置を検出するモータセンサ
がONになっていないときにS94およびS99により
NOの判断がなされて警告フラグ(モータエラー)がS
100によりセットされる。またモータセンサがONに
なる毎に1図柄中ステップ数と現在図柄NO.とが初期
値0にリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機等で代表される弾球遊技機に関し、詳しく
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置
を有し、該可変表示装置の停止時の表示結果が予め定め
られた特定の識別情報になったときに所定の遊技価値を
付与可能な状態になる弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、打ち玉が始動
入賞領域に入賞する等の所定の条件が成立することに基
づいて可変表示装置が可変表示され、所定時間の経過ま
たは所定時間の経過以前におけるストップスイッチの押
圧操作等の予め定められた停止条件が成立したことに基
づいて可変表示装置が停止制御され、その停止した可変
表示装置の表示結果が予め定められた特定の識別情報に
なったときに可変入賞球装置を遊技者にとって有利な第
1の状態に駆動するなどの所定の遊技価値を付与可能な
状態にするものがあった。そして、この可変表示装置に
より停止時の表示結果がいかなる識別情報になるかとい
う期待感を遊技者に与えようとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この可変表示装置を制
御する方法として、可変表示装置の停止時の表示結果を
前記特定の識別情報にするか否かや可変表示装置の停止
時の識別情報自体等の可変表示装置の停止時の表示結果
に関連する内容を停止時以前において予め決定しておく
ための事前決定手段を設け、その事前決定手段により決
定された内容にしたがった表示結果になるように可変表
示を制御することが考えられる。そして、前記事前決定
手段による決定内容が前記特定の識別情報となる内容で
あったときには、可変入賞球装置を開成させたり所定個
数の賞品球を払い出したり等の所定の遊技価値を付与可
能な状態にすることが考えられる。
【0004】しかし、このように構成した弾球遊技機に
おいて、可変表示装置の表示制御手段等が狂って前記事
前決定手段の決定内容とは食い違った表示結果になった
ときには、前記事前決定手段の決定内容に基づいて遊技
価値を付与可能な状態にするか否かの制御が行なわれる
ために、実際の可変表示装置の停止時の表示結果と遊技
価値を付与可能な状態にするか否かの遊技制御とが食い
違ってしまうときがある。特に、事前決定手段の決定内
容が特定の識別情報に相当しない内容であったにもかか
わらず可変表示装置の表示状態が狂ってたまたま停止時
の表示結果が予め定められた特定の識別情報になってし
まったときには、遊技者は表示結果を見て遊技価値を付
与可能な状態に遊技制御されるであろうと期待している
にもかかわらず実際には遊技価値を付与可能な状態には
遊技制御されないのであり、このようなときには遊技者
の期待を裏切ってしまい遊技者と遊技場との間でのトラ
ブルの原因となってしまう欠点がある。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑み、前記可変表
示装置の表示状態が狂ったとしてもその旨の確認を行な
って狂ったときの対処が可能な弾球遊技機を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置
を有し、該可変表示装置の停止時の表示結果が予め定め
られた特定の識別情報になったときに所定の遊技価値を
付与可能な状態になる弾球遊技機であって、前記可変表
示装置の停止時の表示結果に関連する内容を予め決定し
ておくための事前決定手段と、所定の可変開始条件の成
立に基づいて前記可変表示装置を可変表示させるととも
に、所定の停止条件の成立に基づいて前記可変表示装置
を停止制御し、停止時の識別情報が前記事前決定手段に
より決定された内容に従ったものになるように表示制御
する可変表示制御手段と、該可変表示制御手段によって
制御されている前記可変表示装置の表示状態が適正か否
かを確認する確認手段とを含み、前記可変表示装置は、
前記複数種類の識別情報が描かれた回転部材と、該回転
部材を回転させるステッピングモータと、前記回転部材
の回転位置を割出すための予め定められた基準位置に前
記回転部材の回転位置が実際に達したことを検出する基
準位置検出手段とを含み、前記可変表示制御手段は、前
記ステッピングモータのコイルの励磁パターンを変化さ
せることにより、前記回転部材の回転制御を行ない、回
転中の前記ステッピングモータのステップ数を計数して
該計数値が前記識別情報1つ分の可変表示に相当する1
識別情報対応ステップ数に達したときに計数値を初期値
に戻してから再度計数する動作を繰返し行なう1識別情
報中ステップ数計数手段と、該1識別情報中ステップ数
計数手段が前記1識別情報対応ステップ数に達した回数
を計数して該計数値が可変表示される全識別情報の数に
相当する値に達したときに計数値を初期値に戻してから
再度計数する動作を繰返し行なう現在識別情報番号計数
手段と、前記基準位置に前記回転部材の回転位置が実際
に達したことが前記基準位置検出手段により検出された
ことに基づいて前記1識別情報中ステップ数計数手段の
計数値と前記現在識別情報番号計数手段の計数値とを初
期値に戻すリセット手段とを含み、前記励磁パターン
は、前記回転部材を前記基準位置まで回転制御したとき
の励磁パターンと同じ状態である基準励磁パターンを含
み、前記確認手段は、前回の前記基準位置の検出から次
の前記基準位置の検出まで前記回転部材を回転制御する
だけの回数の基準励磁パターンの励磁を既に行なってお
り、かつ未だ前記基準位置検出手段により前記回転部材
の回転位置が前記基準位置へ到達したことが検出されて
いないときに、異常状態が発生した旨を判定する異常判
定手段を含み、該異常判定手段による異常判定が行なわ
れたときに、エラー処理を行なうことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明は、複数種類の識
別情報を可変表示可能な可変表示装置を有し、該可変表
示装置の停止時の表示結果が予め定められた特定の識別
情報になったときに所定の遊技価値を付与可能な状態に
なる弾球遊技機であって、前記可変表示装置の停止時の
表示結果に関連する内容を予め決定しておくための事前
決定手段と、所定の可変開始条件の成立に基づいて前記
可変表示装置を可変表示させるとともに、所定の停止条
件の成立に基づいて前記可変表示装置を停止制御し、停
止時の識別情報が前記事前決定手段により決定された内
容に従ったものになるように表示制御する可変表示制御
手段と、該可変表示制御手段によって制御されている前
記可変表示装置の表示状態が適正か否かを確認する確認
手段とを含み、前記可変表示装置は、前記複数種類の識
別情報が描かれた回転部材と、該回転部材を回転させる
ステッピングモータと、前記回転部材の回転位置を割出
すための予め定められた基準位置に前記回転部材の回転
位置が実際に達したことを検出する基準位置検出手段と
を含み、前記可変表示制御手段は、前記ステッピングモ
ータのコイルの励磁パターンを変化させることにより、
前記回転部材の回転制御を行ない、回転中の前記ステッ
ピングモータのステップ数を計数して該計数値が前記識
別情報1つ分の可変表示に相当する1識別情報対応ステ
ップ数に達したときに計数値を初期値に戻してから再度
計数する動作を繰返し行なう1識別情報中ステップ数計
数手段と、該1識別情報中ステップ数計数手段が前記1
識別情報対応ステップ数に達した回数を計数して該計数
値が可変表示される全識別情報の数に相当する値に達し
たときに計数値を初期値に戻してから再度計数する動作
を繰返し行なう現在識別情報番号計数手段と、前記基準
位置に前記回転部材の回転位置が実際に達したことが前
記基準位置検出手段により検出されたことに基づいて前
記1識別情報中ステップ数計数手段の計数値と前記現在
識別情報番号計数手段の計数値とを初期値に戻すリセッ
ト手段とを含み、前記励磁パターンは、前記回転部材を
前記基準位置まで回転制御したときの励磁パターンと同
じ状態である基準励磁パターンを含み、前記確認手段
は、前回の前記基準位置の検出から次の前記基準位置の
検出まで前記回転部材を回転制御するだけの回数の基準
励磁パターンの励磁を行なっておらず、かつ前記基準位
置検出手段により前記回転部材の回転位置が前記基準位
置へ到達したことが検出されたときに、異常状態が発生
した旨を判定する異常判定手段を含み、該異常判定手段
による異常判定が行なわれたときに、エラー処理を行な
うことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の本発明は、複数種類の識
別情報を可変表示可能な可変表示装置を有し、該可変表
示装置の停止時の表示結果が予め定められた特定の識別
情報になったときに所定の遊技価値を付与可能な状態と
なる弾球遊技機であって、前記可変表示装置の停止時の
表示結果に関連する内容を予め決定しておくための事前
決定手段と、所定の可変開始条件の成立に基づいて前記
可変表示装置を可変表示させるとともに、所定の停止条
件の成立に基づいて前記可変表示装置を停止制御し、停
止時の識別情報が前記事前決定手段により決定された内
容に従ったものになるように表示制御する可変表示制御
手段と、該可変表示制御手段によって制御されている前
記可変表示装置の表示状態が適正か否かを確認する確認
手段とを含み、前記可変表示装置は、前記複数種類の識
別情報が描かれた回転部材と、該回転部材を回転させる
ステッピングモータと、前記回転部材の回転位置を割出
すための予め定められた基準位置に前記回転部材の回転
位置が実際に達したことを検出する基準位置検出手段と
を含み、前記可変表示制御手段は、前記ステッピングモ
ータのコイルの励磁パターンを変化させることにより、
前記回転部材の回転制御を行ない、回転中の前記ステッ
ピングモータのステップ数を計数して該計数値が前記識
別情報1つ分の可変表示に相当する1識別情報対応ステ
ップ数に達したときに計数値を初期値に戻してから再度
計数する動作を繰返し行なう1識別情報中ステップ数計
数手段と、該1識別情報中ステップ数計数手段が前記1
識別情報対応ステップ数に達した回数を計数して該計数
値が可変表示される全識別情報の数に相当する値に達し
たときに計数値を初期値に戻してから再度計数する動作
を繰返し行なう現在識別情報番号計数手段と、前記基準
位置に前記回転部材の回転位置が実際に達したことが前
記基準位置検出手段により検出されたことに基づいて前
記1識別情報中ステップ数計数手段の計数値と前記現在
識別情報番号計数手段の計数値とを初期値に戻すリセッ
ト手段とを含み、前記確認手段は、前回の前記基準位置
の検出から次の前記基準位置の検出までの間に前記基準
位置検出手段による検出の有無の確認を複数回行ない、
前記基準位置検出手段による前記回転部材の回転位置の
前記基準位置への到達の検出が所定回数連続して行なわ
れたときに、異常状態が発生した旨を判定する異常判定
手段を含み、該異常判定手段による異常判定が行なわれ
たときに、エラー処理を行なうことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、事前決定手
段の働きにより、可変表示装置の停止時の表示結果に関
連する内容が予め決定される。また、可変表示装置の停
止時の識別情報が前記事前決定手段により決定された内
容に従ったものになるように表示制御する可変表示制御
手段が設けられており、その可変表示制御手段により表
示制御される前記可変表示装置の表示状態が適正か否か
の確認が確認手段によりなされる。可変表示装置には、
複数種類の識別情報が描かれた回転部材と、その回転部
材を回転させるステッピングモータと、前記回転部材の
回転位置を割出すための予め定められた基準位置に前記
回転部材の回転位置が実際に達したことを検出する基準
位置検出手段とが備えられている。
【0010】前記可変表示制御手段は、前記ステッピン
グモータのコイルの励磁パターンを変化させることによ
り前記回転部材の回転制御を行なう。1識別情報中ステ
ップ数計数手段の働きにより、回転中の前記ステッピン
グモータのステップ数が計数されて該計数値が前記識別
情報1つ分の可変表示に相当する1識別情報対応ステッ
プ数に達したときに計数値を初期値に戻してから再度計
数する動作が繰返し行なわれる。現在識別情報番号計数
手段の働きにより、前記1識別情報中ステップ数計数手
段が前記1識別情報対応ステップ数に達した回数を計数
して該計数値が可変表示される全識別情報の数に相当す
る値に達したときに計数値を初期値に戻してから再度計
数する動作が繰返し行なわれる。リセット手段の働きに
より、前記基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に
達したことが前記基準位置検出手段により検出されたこ
とに基づいて前記1識別情報中ステップ数計数手段の計
数値と前記現在識別情報番号計数手段の計数値とが初期
値に戻される。
【0011】前記励磁パターンは、前記回転部材を前記
基準位置まで回転制御したときの励磁パターンと同じ状
態にある基準励磁パターンを含んでおり、前記確認手段
に含まれる異常判定手段の働きにより、前回の前記基準
位置の検出から次の前記基準位置の検出まで回転部材を
回転制御するだけの回数の基準励磁パターンの励磁を既
に行なっており、かつ未だ前記基準位置検出手段により
前記回転部材の回転位置が前記基準位置へ到達したこと
が検出されていないときに、異常状態が発生した旨が判
定される。その異常判定手段による異常判定が行なわれ
たときに、エラー処理が行なわれる。
【0012】請求項2に記載の本発明によれば、事前決
定手段の働きにより、可変表示装置の停止時の表示結果
に関連する内容が予め決定される。また、可変表示装置
の停止時の識別情報が前記事前決定手段により決定され
た内容に従ったものになるように表示制御する可変表示
制御手段が設けられており、その可変表示制御手段によ
り表示制御される前記可変表示装置の表示状態が適正か
否かの確認が確認手段によりなされる。前記可変表示装
置は、前記複数種類の識別情報が描かれた回転部材と、
その回転部材を回転させるステッピングモータと、前記
回転部材の回転位置を割出すための予め定められた基準
位置に前記回転部材の回転位置が実際に達したことを検
出する基準位置検出手段とが備えられている。
【0013】前記可変表示制御手段は、前記ステッピン
グモータのコイルの励磁パターンを変化させることによ
り、前記回転部材の回転制御を行なう。1識別情報中ス
テップ数計数手段の働きにより、回転中の前記ステッピ
ングモータのステップ数が計数されて該計数値が前記識
別情報1つ分の可変表示に相当する1識別情報対応ステ
ップ数に達したときに計数値を初期値に戻してから再度
計数する動作が繰返し行なわれる。現在識別情報番号計
数手段の働きにより、前記1識別情報中ステップ数計数
手段が前記1識別情報対応ステップ数に達した回数を計
数して該計数値が可変表示される全識別情報の数に相当
する値に達したときに計数値を初期値に戻してから再度
計数する動作が繰返し行なわれる。リセット手段の働き
により、前記基準位置に前記回転部材の回転位置が実際
に達したことが前記基準位置検出手段により検出された
ことに基づいて前記1識別情報中ステップ数計数手段の
計数値と前記現在識別情報番号計数手段の計数値とが初
期値に戻される。
【0014】前記励磁パターンは、前記回転部材を前記
基準位置まで回転制御したときの励磁パターンと同じ状
態にある基準励磁パターンを含んでいる。前記確認手段
に含まれる異常判定手段の働きにより、前回の前記基準
位置の検出から次の前記基準位置の検出まで前記回転部
材を回転制御するだけの回数の基準励磁パターンの励磁
を行なっておらず、かつ前記基準位置検出手段により前
記回転部材の回転位置が前記基準位置へ到達したことが
検出されたときに、異常状態が発生した旨が判定され
る。その異常判定手段による異常判定が行なわれたとき
に、エラー処理が行なわれる。
【0015】請求項3に記載の本発明によれば、事前決
定手段の働きにより、可変表示装置の停止時の表示結果
に関連する内容が予め決定される。また、可変表示装置
の停止時の識別情報が前記事前決定手段により決定され
た内容に従ったものになるように表示制御する可変表示
制御手段が設けられており、その可変表示制御手段によ
り表示制御される前記可変表示装置の表示状態が適正か
否かの確認が確認手段によりなされる。前記可変表示装
置は、前記複数種類の識別情報が描かれた回転部材と、
その回転部材を回転させるステッピングモータと、前記
回転部材の回転位置を割出すための予め定められた基準
位置に前記回転部材の回転位置が実際に達したことを検
出する基準位置検出手段とが備えられている。
【0016】前記可変表示制御手段は、前記ステッピン
グモータのコイルの励磁パターンを変化させることによ
り、前記回転部材の回転制御を行なう。1識別情報中ス
テップ数計数手段の働きにより、回転中の前記ステッピ
ングモータのステップ数が計数されて該計数値が前記識
別情報1つ分の可変表示に相当する1識別情報対応ステ
ップ数に達したときに計数値を初期値に戻してから再度
計数する動作が繰返し行なわれる。現在識別情報番号計
数手段の働きにより、前記1識別情報中ステップ数計数
手段が前記1識別情報対応ステップ数に達した回数を計
数して該計数値が可変表示される全識別情報の数に相当
する値に達したときに計数値を初期値に戻してから再度
計数する動作が繰返し行なわれる。リセット手段の働き
により、前記基準位置に前記回転部材の回転位置が実際
に達したことが前記基準位置検出手段により検出された
ことに基づいて前記1識別情報中ステップ数計数手段の
計数値と前記現在識別情報番号計数手段の計数値とが初
期値に戻される。
【0017】前記確認手段に含まれている異常判定手段
の働きにより、前回の前記基準位置の検出から次の前記
基準位置の検出までの間に前記基準位置検出手段による
検出の有無の確認を複数回行ない、前記基準位置検出手
段による前記回転部材の回転位置の前記基準位置への到
達の検出が所定回数連続して行なわれたときに、異常状
態が発生した旨が判定される。その異常判定手段による
異常判定が行なわれたときに、エラー処理が行なわれ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】なお、本実施の形態では、遊技機の一例の
パチンコ遊技機を取り上げて説明するが、本発明はこれ
に限らず、コイン遊技機やスロットマシン等であっても
よく、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装
置を有する遊技機であればすべて含まれる。
【0020】図1は、弾球遊技機の一例のパチンコ遊技
機の遊技盤10の全体正面図である。パチンコ遊技機の
遊技盤10の前面には、パチンコ玉が打ち込まれる遊技
領域1が形成されている。この遊技領域1には、複数種
類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置14が設け
られているとともに、その下方に可変入賞球装置4が設
けられている。可変表示装置14には、複数種類の識別
情報を可変表示できる識別情報表示部15a,15b,
15cが設けられている。そして遊技領域1に形成され
ている始動入賞口3a,3b,3cのいずれかにパチン
コ玉が入賞することにより最大4個まで始動入賞記憶が
行なわれ、始動入賞記憶のあることに基づいて、識別情
報表示部15a,15b,15cが可変表示を開始し、
所定時間の経過または所定時間の経過以前における遊技
者の停止操作ボタン(図示せず)の押圧操作に基づいて
前記識別情報表示部15a,15b,15cが順次停止
制御されるように構成されている。なお、可変表示が1
回行なわれる毎に前記始動入賞記憶が1ずつ減算され
る。そして停止したときの可変表示装置10による表示
結果が予め定める特定の組合せ(特定の識別情報)にな
れば、大当りとなり可変入賞球装置4の開閉板5が開成
して遊技者にとって有利な第1の状態に駆動制御され
る。なお、前記可変表示装置14の表示結果が前記特定
の識別情報になり、所定数の賞品玉や得点をただちに遊
技者に与えるようにしてもよい。なお、前記可変表示装
置14は、常時可変表示されパチンコ玉の始動入賞を条
件としてその後所定時間の経過または遊技者の停止操作
ボタンの押圧操作に基づいて停止制御されるものであっ
てもよい。この場合には、始動入賞に伴って可変表示の
速さや明るさ等を切換えて可変表示態様を切換えて可変
開始を報知することが望ましい。なお、前記遊技者の停
止操作ボタンは設けなくてもよく、その場合には所定時
間の経過のみで停止制御される。
【0021】可変入賞球装置4の内部には、特定入賞口
6が設けられており、前記第1の状態になっている可変
入賞球装置に進入したパチンコ玉がこの特定入賞口6に
入賞すれば、繰り返し条件が成立して可変入賞球装置4
の第1の状態の制御が終了した後再度可変入賞球装置4
を第1の状態に繰返し制御する繰返し継続制御が行なわ
れる。この繰返し継続制御の上限回数は16回と定めら
れている。この繰返し継続制御の現在の回数が開成回数
表示器7などにより表示される。また、始動入賞口3
a,3b,3cに入賞したことによって記憶される始動
入賞記憶個数が始動入賞記憶表示器8により表示され
る。また、可変入賞球装置4に入賞した入賞玉の個数が
入賞玉個数表示器18により表示される。また、図中1
1は通常の入賞口であり、9はアウト玉を回収するアウ
ト口である。
【0022】図中、19a〜19iは当りライン表示器
であり、可変表示装置14の停止時の表示結果が特定の
識別情報の組合せ(たとえば777)になる当りライン
(組合せ有効列)を点灯表示するものである。また、6
3は飾りランプ、64は風車ランプ、65はサイドラン
プおよびアタッカーランプ、66はV表示LEDであ
る。
【0023】図2は、遊技盤の裏面に設けられている各
種機器を示す背面図である。遊技盤10の裏面には、入
賞玉を所定の箇所に誘導するための入賞玉集合カバー体
20a,20bが設けられている。この入賞玉集合カバ
ー体20a,20bは分割可能な構造となっており、一
方の分割体を取換えるのみで異なった機種に対応できる
ように構成されている。始動入賞口3aに入賞した入賞
玉は入賞玉集合カバー体20bにより誘導されてマイク
ロスイッチからなる始動入賞玉検出器20aにより検出
される。一方、始動入賞口3b,3cに入賞したそれぞ
れの入賞玉は、それぞれマイクロスイッチからなる始動
入賞玉検出器21b、21cにより検出される。一方、
可変入賞球装置4内に進入したパチンコ玉が特定入賞口
6に入賞すれば、特定入賞玉検出器22により検出され
る。また、可変入賞球装置4内に進入したパチンコ玉が
特定入賞口6以外の通常の入賞口に入賞すれば、近接ス
イッチからなる10カウント検出器23により検出され
る。なお、図中9はアウト口である。また、前記可変表
示装置14は、3つのドラムが3つのステッピングモー
タによりそれぞれ回転してドラム外周面に形成された識
別情報を可変表示するいわゆるドラム式のものである。
しかし、本発明はこれに限らず、液晶やセグメントLE
Dを用いたデジタル表示のものであってもよく、また、
リーフ式あるいはエレクトロルミネセンスさらにはドッ
トマトリックス表示であってもよい。さらに、複数のラ
ンプやLEDを配設して、ランプ用LEDを循環させて
走行点灯させながら可変表示を行なういわゆるルーレッ
ト式のものであってもよい。また、円板型の複数のディ
スクにそれぞれ複数種類の識別情報が書き込まれ、それ
ぞれのディスクの1か所の識別情報を表示するようにし
たディスク式のものであってもよい。さらに、ドラム型
やデジタル式を組合わせるなど、前記種々の可変表示部
材を2つ以上組合わせたものであってもよい。なお、本
実施の形態では、表示部の数を3個としたが、1個また
は2個もしくは4個以上であってもよい。なお、図示し
ないが入賞玉集合カバー体20bには、可変入賞球装置
4を駆動するためのソレノイドが取付けられる。
【0024】図3(a)は、可変表示装置14の内部構
造を示す斜視図である。ドラム機構収納部35内には、
回転ドラム49a,49b,49cが設けられている。
この回転ドラム49a、49b,49cは、それぞれ
に、ステッピングモータ48a,48b,48cにより
回転されるように構成されている。前記ステッピングモ
ータ48a〜48cは、それぞれにモータ取付板47a
〜47cに取付けられている。また、回転ドラム49a
〜49cには、ドラム位置を検出するための無反射部分
31a〜31cがそれぞれに形成されている。ドラム機
構収納ボックス35の前記無反射部分31a〜31cに
対応する位置には、透孔51a〜51cがそれぞれ形成
され、その透孔51a〜51cに、反射型ホトセンサか
らなるドラムセンサ30a〜30cがそれぞれ挿入され
る。このドラムセンサ30a〜30Cは、中継端子板5
4に固定される回路基板52に設けられている。そし
て、前記ドラムセンサ30a〜30cによりそれぞれの
無反射部分31a〜31cを検出することにより、それ
ぞれの回転ドラム49a〜49cの基準位置からの回転
角度が制御可能となる。
【0025】図3(b)は、可変表示装置の各表示部を
構成する回転ドラムの外周に描かれた図形とステップカ
ウンタのカウント値との対応を説明するための説明図で
ある。
【0026】回転ドラム49a〜49cは図示反時計方
向に回転する。そして、図示左側に情報表示部が形成さ
れ、遊技者が視認可能に構成されている。図中、円で囲
まれた0〜17は、18種類の図柄に対応する数字であ
る。また、図中、0〜240は、図柄中心に対応するス
テップカウンタのカウント値であり、後述する制御に用
いられる。また、図中30a,30b,30cはドラム
センサであり、各ドラム49a,49b,49cの所定
箇所に設けられている無反射部分31a,31b,31
cの通過を検出するためのものであり、その検出信号が
後述する制御に用いられる。
【0027】このドラム49a〜49cの回転制御方法
の概略を次に説明する。可変表示装置の可変開始時に目
的とする停止図柄すなわち停止時の識別情報の組合わせ
は確定しており、その停止図柄になるように停止制御さ
れる。このドラム回転制御は、基本時間におけるドラム
制御テーブル(後述のマイクロコンピュータに予め記憶
されている)に従った制御と、引き続き行なわれる10
msec/ステップ(約27.78回転/分)一定速の
ドラム停止制御に大別される。この可変表示装置は、左
図柄用ドラム49a,中図柄用ドラム49b,右図柄用
ドラム49cの順で停止制御されるのであり、左図柄用
ドラム49aと中図柄用ドラム49bとの予定停止図柄
が大当り条件を満たしている場合、リーチ状態の場合、
またすべての停止図柄用ドラムの予定停止図柄が大当り
条件を満たしている場合、右図柄用ドラム49cについ
ては、基本時間を経過した時点で変動開始時の図柄ポジ
ションに戻るように制御され、引き続き10msec/
ステップ(約27.78回転/分)一定速で固定40図
柄(ドラム約2.2回転)を送り、さらに引き続き10
msec/ステップ一定速の停止制御に移行して右図柄
用ドラム49cのドラムポジションが停止図柄に一致し
た時点で停止制御される。したがって、右図柄用ドラム
の変動開始から停止までの時間経過を、変動開始時の図
柄ポジションと停止図柄ポジションとの関係により以下
のように18段階への変化をする。
【0028】 5.100秒(2.700秒)+ 4.800秒+ 0〜2.040秒 (基本時間) (固定40図柄)0.120秒(1図柄送 り時間)ごとに18段階 このリーチ状態または大当り時の右図柄用ドラム49c
の変動方式により、遊技者が図柄停止タイミングから右
図柄用ドラム49cの停止図柄を予測することが不可能
になる。
【0029】前記ドラム制御テーブルは、その基本時間
(ドラム制御テーブルによるドラム変動時間)を標準モ
ード用:5.100秒、短縮モード用:2.700秒と
し、その基本時間が経過した時点で変動開始時の図柄ポ
ジションより正確に0〜17図柄が送られた位置関係に
達するように18種類のテーブルになっている。各々の
テーブルは、その機能によりトータルの送りステップ数
が決定されており、テーブル内の図柄送り数および時間
調整部において、ドラム回転速度の時間的配分によりト
ータルの所用時間(基本時間)が5.100秒(2.7
00)秒になるように構成されている。したがって、ど
のテーブルが選択されてもドラム制御テーブルによる変
動時間は5.100秒(2.700秒)で目的の位置に
達することになる。このドラム制御テーブルによる基本
時間が経過した時点で、左図柄用ドラム49aは目的と
する停止図柄より1図柄手前に、中図柄用ドラム49b
は6図柄手前に、右図柄用ドラム49cは11図柄手前
に達するようにテーブルを選択して変動を開始し、基本
時間が経過した時点より引き続き10msce/ステッ
プ(約27.78回転/分)一定速の停止制御に移りド
ラムポジションが目的とする停止図柄ポジションに一致
した時点でそれぞれのドラムを停止させる。したがっ
て、停止順序は、まず左図柄用ドラム49aが停止し、
その後0.6002秒経過した後に右図柄用ドラム49
bが停止し、その後0.602秒経過した後に右図柄用
ドラム49cが停止することになる(ただしリーチ状
態,大当り停止予定時の右図柄用ドラム49cの変動に
関してはこの限りではない)。
【0030】また、具体的な制御テーブルの選択方法
は、まず、目的とする停止図柄ポジションNO.より現
在の図柄のポジションNO.(変動開始時の図柄ポジシ
ョンNO.)を減算し、さらに停止順を決定するための
各ドラム49a,49b,49c固有の固定送り図柄数
を減算することにより各図柄ごとの移動図柄数(0〜1
7)を算出し、その数値に対応するドラム制御テーブル
を選択する。以上の演算により、基本時間が経過した時
点で各図柄用ドラム49a,49b,49cはそれぞれ
前述の位置に達することになる。この移動図柄数の演算
は以下のように表すことができる。
【0031】 − 1:ドラム49aの場合 移動図柄数=停止図柄NO.−現在図柄NO.− 6:ドラム49bの場合 −11:ドラム49cの場合 図4は、可変表示装置のそれぞれの回転ドラムの外周に
描かれた図形を展開した状態を示す展開図を含む説明図
である。
【0032】各回転ドラムの外周には、図示するよう
に、18種類の図柄が付されている。この図柄のうち、
7,ベル,サクランボ,オレンジ,BAR,スイカの各
図柄が大当りとなる図柄である。そして、可変表示装置
14では、各ドラムによって表示される図柄のうち、連
続する3図柄が各識別情報表示部15a,15b,15
cにより表示される。そして、可変表示装置の停止時
に、或る組合せ有効列上において、たとえば「777」
のように、大当りとなる図柄のうちの同じ種類の図柄が
揃えば、大当り状態が発生する。なお、図4に示す図柄
が各回転ドラム外周に描かれている場合には、たとえ
ば、上段の横一列の組合せ有効列上に7からなる図柄の
組合せが成立し、下段の横一列の組合せ有効列上にベル
のマークからなる図柄の組合せが成立する場合があり、
このようなダブル大当り表示になったときには、可変表
示装置の特定の組合せが1回成立したものとみなして1
回の大当り状態を発生させるように制御する。
【0033】図4における図柄NO.は、後述するマイ
クロコンピュータによって事前に決定される図柄番号で
あり、可変表示装置14の可変表示が停止する以前にお
いてマイクロコンピュータによりランダムに決定され、
可変表示装置14の停止時の中央横一列の表示結果がそ
の事前決定された図柄NO.に対応する図柄になるよう
に表示制御する。たとえば、マイクロコンピュータによ
って、左図柄の図柄NO.が「8」,中図柄の図柄N
O.が「7」,右図柄の図柄NO.が「6」と決定され
た場合には、可変表示装置14の停止時の表示結果は中
央横一列の当りライン上に「777」が揃う。また、マ
イクロコンピュータによって、左,中,右の各図柄の図
柄NO.が13,14,15に事前決定された場合に
は、可変表示装置14の停止時の表示結果は、BARの
マークが斜め右下がりの当りライン上に揃うように表示
制御される。
【0034】図5は、パチンコ遊技機に使用される制御
回路を示すブロック図である。基本回路61,アドレス
デコード回路69,初期リセット回路66ならびにクロ
ック用リセットパルス発生回路68によりマイクロコン
ピュータが構成されている。基本回路61には、MPU
とMPUの動作プログラムを格納するROMと必要なデ
ータの書込および読出ができるRAMとが含まれてい
る。
【0035】さらに、基本回路61には、入力信号を受
けてMPUに入力データを与えるとともにMPUからの
出力データを受けて外部に出力する入出力回路と、MP
Uから音データを受けるサウンドジェネレータが含まれ
ている。初期リセット回路66は、電源投入時にMPU
にリセットパルスを与えるものである。クロック用リセ
ットパルス発生回路68は、MPUにクロック信号を与
えるクロック発生回路を含み、そのクロック発生回路か
らのクロック信号を分周してリセットパルスを定期的
(たとえば2msec毎)にMPUに与える。アドレス
デコード回路69は、MPUからのアドレスデータをデ
コードするものである。
【0036】アドレスデコード回路69は、MPUから
のアドレスデータをデコードし、ROM,RAM,入出
力回路,サウンドジェネレータにそれぞれチップセレク
ト信号を与える。
【0037】基本回路61内に含まれているROMは、
その内容の書換え、すなわち、必要が生じた場合には、
その中に格納されたMPUのためのプログラムデータを
変更することができるようにプログラマブルROMが用
いられる。そして、MPUがこのROM内に格納された
プログラムデータにしたがって、以下に述べる各制御信
号の出力に応答して、種々の機器に対し制御信号を与え
る。
【0038】基本回路61には、入力信号として、次の
ような信号が与えられる。まず、パチンコ玉の始動入賞
に伴って始動入賞玉検出器21a,21b,21cがO
Nしたことに応答して、スイッチ・センサ入力回路71
から始動入賞玉検出信号が基本回路61に与えられる。
パチンコ玉が特定入賞口6(図1参照)に入賞したこと
に伴って特定入賞玉検出器22がONになり、それに応
答してスイッチ・センサ入力回路71から特定入賞玉検
出信号が基本回路61に与えられる。パチンコ玉が可変
入賞球装置内の入賞個数検出器23により検出されれば
その入賞個数検出器23がONになりそれに応答してス
イッチ・センサ入力回路71から入賞玉検出信号が基本
回路61に与えられる。各ドラムセンサ30a,30
b,30cが各ドラムの無反射部分31a,31b,3
1cを検出することに伴って、スイッチ・センサ入力回
路からそれぞれの検出信号が基本回路61に入力され
る。
【0039】次に、基本回路61は以下の回路および装
置に制御信号を与える。サウンドジェネレータから音回
路80を介してスピーカ7に音発生用制御信号を与え
る。セグメント・LED回路78を介して、開放回数表
示器17に可変入賞球装置4の開放回数を表示するため
の表示制御信号を与え、入賞個数表示器18に可変入賞
球装置4へのパチンコ玉の入賞個数を表示するための制
御信号を与え、始動入賞記憶表示器8に始動入賞の記憶
値を表示するための制御信号を与える。さらに、セグメ
ント・LED回路78を介して、V表示LED66に、
V入賞した旨の表示用制御信号を与えるとともに、飾り
LED67に大当りが発生した旨の表示制御信号等を与
える。基本回路61は、ドラムランプ回路77を介し
て、可変入賞球装置14の停止時に大当りとなる特定の
図柄の組合せが成立した当りラインを表示させるための
信号を当りライン表示器19a〜19iに与える。基本
回路61は、ランプ・ソレノイド・大当り情報回路76
を介して、可変入賞球装置4の開閉板5(図1参照)を
開閉駆動させるためのソレノイド36にソレノイドを励
磁用制御信号を与える。さらに、ランプ・ソレノイド・
大当り情報回路76を介して、ワークランプ62,レー
ル飾りランプ63,風車ランプ64,サイドアタッカー
ランプ64の各種ランプに大当りの発生を報知するため
のランプ点灯用制御信号を与える。また、大当り発生時
には、信号線82と接続される外部機器(たとえばホー
ル用管理用コンピュータ)に大当り情報が与えられる。
基本回路61は、モータドライブ回路75を介して、ス
テッピングモータ48a〜48cにモータ駆動用制御信
号を与える。なお、前記各種機器および制御回路には電
源回路81から所定の直流電流が供給される。
【0040】図6ないし図39は、図5に示した制御回
路の動作を説明するためのフローチャートである。
【0041】このフローチャートの概略をまず説明す
る。乱数を発生させるためのランダムカウンタは、大当
りにするか否かを決定するためのランダム1カウンタと
大当りと決定された場合の当り表示用の図柄を決定する
ためのランダム2カウンタと外れと決定された場合の外
れ表示用図柄を決定するためのランダム3カウンタとの
3種類が設けられている。ランダム1カウンタは0〜2
22の数値をカウントアップするものであり、ランダム
2カウンタは0〜27の数値をカウントアップするもの
であり、両者ともに2msec毎に1回プログラムが実
行されるごとに「1」ずつカウントアップされ、最大値
に達したときには再度「0」からカウントアップしなお
す。一方、ランダム3カウンタは、2msecの時間内
に制御用プログラムが実行された後の残り時間すなわち
リセット待ち時間を利用してカウントアップされるもの
である。そして、始動入賞時のランダム1カウンタのカ
ウント値がピックアップされてそのピックアップされた
乱数が「3」であった場合にのみ大当りと決定される。
一方、ランダム2カウンタによる当り図柄の決定とラン
ダム3カウンタによるはずれ図柄の決定は、可変表示装
置の可変表示開始時の値すなわち左図柄用ドラム49a
の回転開始時の値がピックアップされ、その値によって
決定される。
【0042】図柄表示用の各ドラム49a,49b,4
9c(図3参照)の回動は、ステッピングモータによる
ものであり、図3に示したように、ステッピングモータ
の216ステップで各ドラム49a〜49cが回転する
のであり、前述したソフト上のドラム制御テーブルに従
って、1ステップ当り、10msec間隔(27.77
8回転/分),8msec間隔(34.722回転/
分),6msec間隔(46.296回転/分),4m
sec間隔(69.444回転/分)の4種類の速度の
組合せで変動する。変動開始時は、1ステップ当り8m
sec間隔より加速し、その後4msec間隔または6
msec間隔で回転を行なう。なお、各図柄の停止は、
1ステップ当り10msec間隔まで減速を行ない、目
的とする停止図柄までの送り制御が行なわれる。また、
この可変表示装置14は1つのドラムにより3図柄が表
示されるが、表示した図柄の中央ポジションがソフト上
の図柄データに一致する。そして、基本時間は、始動入
賞記憶がない場合に5.100秒に設定されており、始
動入賞記憶がある場合すなわち短縮の場合には2.70
0秒に設定され、この基本時間経過の後、定速にて左図
柄用ドラム49aは0.120秒間(1図柄変動)、中
図柄用ドラム49bは0.720秒間(6図柄変動)、
右図柄用ドラム49cは1.320秒間(11図柄変
動)回転して停止する。なお、前述したように左図柄用
ドラム49aと中図柄用ドラム49bが大当り条件を満
たしている場合すなわちリーチ状態と実際に大当りに決
定されている場合は、右図柄用ドラム49cは基本時間
(5.100秒間)に5回転;90図柄変動(短縮の場
合にあっては、基本時間2.700秒間に2回転;36
図柄変動)した後、定速にて4.800〜6.840秒
間(40〜57図柄変動)して停止する。
【0043】ランダム3カウンタの値に従って外れ図柄
を決定する方法としては、抽出したランダム3カウンタ
の値にさらに各図柄用ドラムの変動直前の位置に対応し
た数値を加算した値が停止用図柄の数値に決定される。
すなわち、左図柄用ドラム49aの停止図柄は、ランダ
ム3カウンタの1桁目の抽出値に変動直前の数値を加算
した値となり、中図柄用ドラム49bの停止図柄は、ラ
ンダム3カウンタの2桁目の抽出値に変動直前の数値を
加算した値となり、右図柄用ドラム49cの停止図柄
は、ランダム3カウンタの3桁目の抽出値に変動直前の
数値を加算した値となる。
【0044】図6ないし図8は、メインプログラムを示
すフローチャートである。まずステップS(以下単にS
という)1により、スタックポインターアドレス指定が
行なわれる。このスタックポインターアドレス指定は、
2msec毎にリセットされたときのスタックの値を所
定の値にセットするためのものである。次にS2に進
み、RAMが正常か否かの判断がなされ、正常でない場
合にはS8によるシステムイニシャルすなわち初期デー
タのセットが行なわれる。このS8のシステムイニシャ
ルの具体的処理は、図11に示すサブルーチンプログラ
ムで実行される。図11に示すように、6段階に分けて
初期化する理由は、2msecの時間内にすべてを初期
化するには時間的に短すぎるため、6段階に分けて6回
このS8が実行されてすべての初期化が完了するように
構成されている。S4に示す警告フラグとは、スイッチ
やモータ等に異常が生じた場合にセットされるフラグで
あり、たとえば後述するように、ステッピングモータの
エラー(S100参照),10カウントスイッチが不正
に引き抜かれたりずらされたりした場合等のずらし警告
(S122参照),10カウントスイッチがショートし
た場合の警告(S150参照),特定入賞玉検出器がシ
ョートした場合の警告(S154参照),故障等で停止
させていたステッピングモータを復旧させるための警告
フラグ(S166参照)などがある。
【0045】S7ではランダムカウンタの更新処理が行
なわれる。ここでいうランダムカウンタとは、ランダム
1カウンタとランダム2カウンタのことである。
【0046】図7に示すS9の表示タイマとは、ランプ
やLEDの点灯表示制御を行なう場合の基準になる時間
を計時するタイマである。次にS10によりリセット回
数が偶数か否かの判断が行なわれる。このリセット回数
とは、2msec毎にパルス分周回路68から出力され
てくるリセット信号の回数であり、リセット信号が出力
される毎にプログラムがS1から再度実行されることに
なる。このリセット回数が偶数のときにはS11に進
み、LEDデータのセット/出力処理が行なわれた後S
13に進むが、リセット回数が奇数の場合にはS12に
進み、ランプデータセット/出力,音コード選択,音デ
ータ出力の各処理が行なわれた後S13に進む。S13
では、入賞記憶エリア格納処理が行なわれる。この入賞
記憶エリア格納処理の詳細は後述する。
【0047】図8は、ランダム3カウンタをリセット待
ち時間を利用してカウントアップするためのプログラム
を示すフローチャートである。2msecから前述した
S1〜S13までの処理時間を減算した残り時間すなわ
ちリセット待ち時間を利用してS14〜S22の処理が
繰返し実行される。S14〜S22により、ランダム3
カウンタの2桁目,1桁目等に「1」ずつ加算され、ラ
ンダム3カウンタの値が最大値(たとえば5831)よ
り大きくなれば再度ランダムカウンタを0からカウント
アップしなおすように構成されている。なお、本実施の
形態では、始動入賞時に価値内容を(当たりはずれ)を
決定し、可変開始時に具体的な表示内容を決定するよう
にしたが、可変表示装置が停止される直前までに表示内
容を決定するものであればどのような時点で決定するも
のであってもよい。また、始動入賞時等に直接具体的な
表示内容を決定するようにしてもよい。図9は、図6に
示したメインプログラムのS7の具体的制御内容を示す
サブルーチンプログラムである。このS31の「最大
値」は、222であり、ランダム1カウンタの値が22
2よりも大きくなればS32によりランダム1カウンタ
の値が「0」となり、「0」から再度カウントアップし
始める。S34による「図柄数」は、当り図柄の数のこ
とであり本実施の形態の場合には当り図柄の種類が0〜
27の28種類あるために、この図柄数は「27」とな
る。ランダム2カウンタの値が「27」よりも大きくな
った場合にはS35によりランダム2カウンタの値が
「0」となり、再度「0」からカウントアップし直す。
【0048】図10はモータI/Oの出力を示すサブル
ーチンプログラムである。図12は、図7に示したメイ
ンプログラムのS13の具体的内容を示すサブルーチン
プログラムである。この図12に示す処理は、後述する
図30に示されているS158において入賞記憶数(始
動口入賞数)の加算(図30の処理は図7のS6の具体
的内容の一部であり、図12の処理よりも先に行なわれ
る)が行なわれる場合に、その始動入賞に関しての当た
りはずれを決定するための処理である。この入賞記憶数
(始動口入賞数)は図30の処理からもわかるように、
0〜3までの値を取り得る。なお、S41に示す入賞記
憶エリア格納とは、その回のプログラム処理におけるラ
ンダム1カウンタの値を始動入賞数に応じた入賞記憶エ
リアに格納する処理であり、入賞記憶数(始動口入賞
数)が2以上である場合すなわち、2個以上の始動入賞
が同時に発生した場合には同じ値が始動入賞数に応じた
入賞記憶エリアに格納されることとなる。
【0049】図13は、図6に示したメインプログラム
のS5から分岐されるサブルーチンプログラムを示すフ
ローチャートである。
【0050】S43では、ランダム1格納エリアのデー
タが読出される。始動入賞のタイミングに合わせてラン
ダム1カウンタの値が読出され、その読出されたデータ
が始動入賞回数に対応してランダム1格納エリアに予め
格納されているのであり、その格納されているデータが
このS43Aにより読出される。次にS43Bに進み、
読出されたデータが大当りに相当するものであるか否か
の判断が行なわれ、大当りに相当するものの場合にはS
50Aに進み、ランダム2カウンタの値が読出される。
次にS50Bにより、読出された値に対応する大当り図
柄データテーブルのアドレスが計算される。この大当り
図柄データテーブルは、前述した大当りの図柄に相当す
る図柄NO.がアドレスごとに記憶されており、S50
Aによって読出された値に対応する大当りの図柄が記憶
されているアドレスがこのS50Bにより計算される。
次にS50Cにより、S50Bの計算結果に対応するア
ドレスの左,中,右大当り図柄NO.が読出され、左,
中,右停止図柄NO.としてセットされる。次にS51
により、大当りフラグを大当りにセットし、当り列ラン
プデータがセットされてS49に進む。この大当りフラ
グのセットにより後述する大当り制御が行なわれ、当り
列ランプデータのセットにより後述する当りラインを表
示するための当りライン表示器の点灯制御が行なわれ
る。このように、始動入賞のタイミングに合わせてピッ
クアップされたランダム1カウンタの値が大当りであっ
た場合には、大当り用の図柄を決定するためのランダム
2カウンタの値が読出されてその値に基づいて大当り用
の図柄がランダムに選択決定され、後述するように、可
変表示装置の停止時の表示結果がその決定された図柄に
なるように表示制御される。
【0051】一方、S43Aにより読出されたランダム
1格納エリアのデータが大当りでなかった場合すなわち
外れであった場合にはS44Aに進み、ランダム3カウ
ンタの値が読出される。そしてS44Bにより、前記読
出された値に相当する左図柄NO.と左現在図柄NO.
との値が加算される。この左現在図柄NO.とは、可変
表示装置の前回の可変表示の後に停止した左図柄に相当
する図柄NO.のことである。そして、S44Cによ
り、その加算した値が最大値より大きいか否かの判断が
行なわれ、最大値すなわち「17」以下である場合には
S44Eに進むが、最大値「17」よりも大きい場合に
はS44Dに進み、加算結果から最大値「17」を減算
した後にS44Eに進む。S44Eでは、S44Bの加
算結果またはS44Dの減算結果を左停止図柄NO.と
してセットする処理が行なわれる。このS44A〜S4
4Eの処理と同じ処理が、S44F〜S44Jにより中
停止図柄に関して行なわれるとともにS44K〜S44
Oにより右停止図柄に関して行なわれる。
【0052】次にS45では、左,中の停止図柄NO.
が大当り図柄の組合せか否かの判断が行なわれる。大当
り図柄の組合せでないと判断された場合にはそのままS
49に進む。一方、大当り図柄の組合せと判断された場
合にはS46に進み、大当りフラグをリーチにセット
し、当り列ランプデータをセットする処理が行なわれ
る。つまり、左,中停止図柄が大当り図柄の組合せにな
れば、右の回転ドラムの停止したときの停止図柄次第で
大当りが発生するかもしれないという期待感を遊技者が
抱く状態となるのであり、そのようなリーチ状態が発生
する場合に大当りフラグを「リーチ」にセットして後述
のリーチ状態の制御を行なうとともに、大当りの図柄の
組合せの成立の期待が持たれる当りラインを当りライン
表示器により表示させるものである。次にS47によ
り、左,中,右停止図柄NO.が大当り図柄の組合せで
あるか否かの判断が行なわれ、大当り図柄の組合せでな
いと判断された場合にはS49に進むが、大当り図柄で
あると判断された場合にはS48Aに進み、右停止図柄
NO.を「1」加算する処理が行なわれる。つまり、前
述したS43Bにより外れであると判断されたにもかか
わらず、ランダム3カウンタの値に基づいて停止図柄を
決定した結果偶然にも大当り図柄の組合せになった場合
には、前記S43Bの判定に従うべく右停止図柄NO.
に「1」を加算して右停止図柄NO.を1図柄分ずらし
て強制的に外れの図柄の組合せにするのである。次にS
48Bにより右停止図柄NO.に「1」を加算した結
果、その図柄NO.が最大値より大きくなったか否かの
判断が行なわれ、最大値より大きくなったと判断された
場合にはS48Cにより右停止図柄NO.を「0」にす
る。次にS48Dにより、S48A〜S48Cの演算結
果を右停止図柄NO.としてセットした後にS49に進
む。S49では、入賞記憶数を「1」減算しランダム1
格納エリアを1つシフトする処理が行なわれる。つま
り、1回の始動入賞に基づいて可変表示装置が1回可変
表示されて停止制御されるのであるが、その1回の始動
入賞に基づく可変表示装置の表示制御に必要な当り外れ
の決定に基づいた停止図柄の決定が終了したために、こ
のS49により、その始動入賞記憶数を「1」減算する
とともにランダム1格納エリアに記憶されている当り外
れ決定内容を1つシフトさせるのである。
【0053】前述したS14〜S22により、前記可変
表示装置の停止時の表示結果に関する内容を事前に決定
するのに用いられる決定用データを発生可能な決定用デ
ータ発生手段が構成されている。なお、この決定用デー
タはランダム3カウンタのカウント値であり、このラン
ダム3カウンタは、前述したようにリセット待ち時間を
利用してカウントアップするものである。その結果、遊
技状態に応じて遊技制御用プログラムの実行時間が異な
って来るためにその残り時間であるリセット待ち時間も
異なり、ランダム3カウンタのカウントアップ数もまち
まちとなり、ランダム3カウンタの値すなわち決定用デ
ータがランダムなデータとなる。前記S44B〜S44
D,S44G〜S44I,S44L〜S44Nにより、
少なくとも前記決定用データ発生手段により発せられた
発生データを用いて所定の演算を行なう演算手段が構成
されている。なお、この演算手段は本実施の形態では図
柄NO.の値の加算を行なう加算演算を行なうものを示
したが、それに代えて、減算演算を行なうもの、掛算を
行なうもの、割算を行なうもの、それらの組合せによっ
て複雑な演算を行なうもの、さらには所定の関数f
(x,y)に読出されたランダム3カウンタの値に相当
する図柄NO.の値と現在図柄NO.の値とを代入して
答を算出するものであってもよい。前記S44E,S4
4J,S44O,S47〜S48Dにより、前記演算手
段の演算結果に基づいて前記可変表示装置の停止時の表
示結果に関連する内容を事前に決定する事前決定手段が
構成されている。
【0054】なお、本実施の形態では外れと判断された
場合の外れ用の停止図柄を演算手段による演算結果を利
用して事前決定するものを示したが、当りと判断された
場合の当り図柄を演算手段の演算結果を利用して事前決
定するものでもよく、さらに、当り外れの決定自体を演
算手段の演算結果を用いて事前決定するようにしてもよ
い。さらに、可変表示装置の可変表示開始時に前記事前
決定手段による事前決定が行なわれるものを示したが、
それに代えて、始動入賞時あるいは可変表示装置の可変
表示が行なわれている前述した基本時間の終了時に事前
決定手段による事前決定を行なってもよい。さらに、前
記基本時間の終了時に左図柄を事前決定し、左回転ドラ
ムの停止時に中図柄を事前決定し、中回転ドラムの停止
時に右図柄を事前決定するようにしてもよく、要する
に、可変表示装置の停止時以前においてその可変表示装
置の停止時の図柄を事前決定するものであれば何でもよ
い。
【0055】また、演算手段による演算処理に用いられ
るデータは、今回の始動入賞に伴って発生したランダム
3カウンタの値からなる発生データ(決定用ランダムデ
ータ)と前回の始動入賞に伴って決定された現在図柄N
O.に限らず、今回の発生データと前回に決定された図
柄NO.と前々回に決定された図柄NO.を用いて演算
処理してもよく、さらに、今回読出されたランダム3カ
ウンタの値からなる発生データと前回の始動入賞に伴っ
て読出されたランダム3カウンタの値からなる発生デー
タとを用いて演算手段による演算処理を行なってもよ
く、さらに、今回の始動入賞に伴って発生したランダム
3カウンタの値からなる発生データのみを用いて演算処
理してもよい。さらに、この演算手段による演算処理を
始動入賞時に行なって、その始動入賞に対応する停止図
柄NO.を直接決めるようにしてもよい。なお、複数の
データを演算手段による演算処理に用いた場合には、た
またま一方のデータがランダム性の乏しいものであって
も他方のランダム性を有するデータのおかげで演算結果
がランダム性を有するものになるのであり、ランダム性
の乏しいデータの影響が直接演算結果に及んでくること
を防止できる。
【0056】図14は、可変表示装置を可変表示させる
ための準備を行なうプログラムを示すフローチャートで
ある。S57により、入賞記憶がある場合には次回での
制御テーブルの短縮が選択され入賞記憶がない場合には
標準が選択される。
【0057】図15は、図14に示したプログラムによ
り可変表示の準備が終了した後、実際に何図柄ステッピ
ングモータを回転させて図柄を送ればよいかを演算する
ためのプログラムを示すフローチャートである。
【0058】図16は、可変表示装置の回転停止制御を
行なうプログラムを示すフローチャートである。この図
16のS59の具体的処理内容が図17のサブルーチン
プログラムに示されている。図17のS72によるモー
タ定速中であるか否かの判断は定速中のフラグがセット
されているか否かで判断される。そしてモータ定速中で
あると判断された場合にはS74によりモータ定速の制
御が行なわれ、定速中でなければS73に進み、モータ
を加速制御または減速制御する。
【0059】図18は図17のS73に示したプログラ
ムの具体的内容を示すサブルーチンプログラムである。
S75に示した「1ステップタイマ」とは、ステッピン
グモータを1ステップ回転させるのに要する時間を計時
するためのタイマでありS78によりセットされる。そ
してS80により制御テーブルによる制御が終了したと
判断された場合には、S83によりリーチ動作があるか
否かの判断がなされ、前述したリーチ状態でない場合に
はモータ制御フラグに「定速」がセットされるのである
が、リーチ状態である場合にはS84によりステップ数
=リーチ回転数と定められて前述したリーチ状態のとき
のステッピングモータの回転制御が行なわれる。なお、
S85のイニシアルチェックとは、初期動作チェックで
図柄ポジションを電源投入時の状態にセットすることで
ある。
【0060】図19は、図17のS74に示したプログ
ラムの具体的内容を示すフローチャートである。そして
この図19のS87の具体的内容が図20のサブルーチ
ンプログラムに示されている。この図20のS93に示
されている「モータ基準パターン」は、ステッピングモ
ータのコイルを励磁する励磁基準パターンであり、本実
施の形態のステッピングモータは1,2層励磁であるた
め、励磁パターンは基準パターンを含め8通りのパター
ンがある。そして、ドラムの1回転がステッピングモー
タの216ステップに相当するため、ドラムの1回転の
間の基準励磁パターン回数は216/8=27回とな
り、ドラムの1回転の間にS93により27回YESの
判断がなされる。S93によりYESの判断がなされれ
ばS94に進み、モータセンサがONか否かの判断が行
なわれる。このモータセンサは、図3にも示したよう
に、ドラムの無反射部分31a〜31cを検出するもの
であり、ドラムが1回転する度に1回ONと判定され
る。そして、モータセンサがONと判定された場合に
は、ドラムが基準位置に達しているためにS95に示す
ように1図柄中ステップNO.を0にするとともに現在
図柄NO.を0にする処理が行なわれる。1図柄中ステ
ップNO.と現在図柄NO.との関係を簡単に説明する
と、1図柄に対応するステップ数は12ステップである
から1図柄中ステップNO.は0〜11の値を取り得
る。また、ドラムに描かれている図柄数は18であるか
ら現在図柄NO.は0〜17の値を取り得る。そして1
図柄中ステップNO.の値が12に達した場合には、現
在図柄NO.の値に1が加算されるとともに1図柄中ス
テップNO.の値が0にされ、加算された結果現在図柄
NO.の値が18に達した場合には、現在図柄NO.の
値も0にされる。これらの処理は図21で示すモータ出
力データセット処理の詳細において行なわれるが、モー
タ基準パターンになったときにモータセンサをONの判
断がなされた場合には、モータ出力データセット処理の
状態に関係なくS95においてともに0にされることに
なる。
【0061】次にS96AによりセンサONカウンタの
値が「0」以上であるか否かの判断を行なう。このセン
サONカウンタの初期値は「−20」に設定される。こ
れは、「0」に設定すると電源投入時や復旧時にS97
Bでエラー判定される場合があるためである。なお、初
期設定値はS97Bの設定値よりも小さければ「−2
0」以外の値であってもよい。センサONカウンタは、
電源投入時や復旧時には初期設定値「−20」からS9
4におけるモータセンサのOFF判定毎にS98によっ
てカウントダウンされる。また、可変表示中において
は、S94においてON判定された時のセンサONカウ
ンタの値は正常時は「−26」となる。ゆえに、正常に
動作している限りは、電源投入時や復旧時を含めてS9
6A,S97BともにNOの判断がなされてS97Cに
おいてセンサONカウンタの値が「0」に更新されるこ
ととなる。
【0062】一方、S97BにおいてセンサONカウン
タが「−13」以上であればS100に進み、警告フラ
グ(モータエラー)がセットされる。つまり、ドラムが
半回転しないうちにモータセンサがONと判断された場
合にS100によりモータエラーのセットを行なう。こ
のエラーの原因は、たとえば、ドラムにごみが付着した
り図柄が描かれてドラム外周に貼着されている図柄シー
ルが剥がれている場合等が考えられる。なお、S97B
の設定値は「−13」に限らず−1〜−25の任意の値
でよいが、−13〜−25の間の値に設定するのが望ま
しい。
【0063】次に、S94によりYESと判断されてか
つセンサONカウンタの値が「0」以上であった場合に
は、S96BによりセンサONカウンタが「1」インク
リメントされ、S97AによりセンサONカウンタが
「5」未満か否かの判断が行なわれる。そして、「5」
以上であった場合にはS100に進み、警告フラグ(モ
ータエラー)がセットされる。つまり、基準パターン5
回を越えてドラムセンサのON状態が続いた場合は、ド
ラムセンサが故障しているかまたはドラムセンサのコネ
クタが外れている場合等が考えられるため、S100に
よりモータエラーのセットが行なわれるのである。な
お、S97Aの設定値は「5」に限らず「1」以上の任
意の値でよい。
【0064】モータ基準パターンになったときにモータ
センサがONと判断されない場合にはS98によりセン
サONカウンタが「1」ディクリメントされる。つま
り、モータセンサがOFFに切替わってから次にONに
切替わるまでの間何回モータ基準パターンになったかが
S98によりカウントダウンされる。正常時にはモータ
基準パターンが27回生ずればドラムが1回転している
ために、このセンサONカウンタは0〜26の値を取る
ことになる。そして、S99により、センサONカウン
タの値が「−55」以下であると判断された場合すなわ
ちドラムが2回転を越えて回転しても無反射部分が検出
されない場合はS100に進み、警告フラグ(モータエ
ラー)のセットが行なわれる。この場合のモータエラー
は故障や外力による強制停止によってステッピングモー
タが回転しない場合が考えられる。S99の設定値を
「−27」以下の任意の値にしてドラムが1回転を越え
て回転した段階で無反射部分が検出されない場合にS1
00のエラー処理を行なうようにしなかった理由は、電
源投入時や復旧時に無反射部分がドラムセンサの所にあ
ると検出されない場合があり、その場合にはセンサON
カウンタの初期値が「−20」に設定されている関係上
S99の設定値を「−55」に設定し、ドラムが1回転
もしない段階でS100によるエラー処理が行なわれる
不都合を防止するためである。なお、S99の設定値
は、初期設定値を考慮することを条件として「−27」
以下の任意の値でよい。このS93〜99により、前記
可変表示制御手段によって制御されている前記可変表示
装置の表示状態が適正か否かを確認する確認手段が構成
されている。
【0065】図21は、ステッピングモータの回転に伴
ってステッピングモータのステップNO.(ステップ
数)や1図柄ステップNO.や現在図柄NO.を更新す
るためのプログラムを示すフローチャートである。S1
02による「モータ出力データ」は、前述したステッピ
ングモータの励磁パターンデータのことである。このモ
ータ出力データがセットされることにより実際にステッ
ピングモータのコイルが励磁されてステッピングモータ
が回転する。図22は、基本時間が終了してステッピン
グモータが停止制御された後に大当りであるか否かを判
断するためのプログラムを示すフローチャートである。
そして大当りでなかった場合にはプロセスフラグを「通
常時」に戻す処理が行なわれ、大当りであった場合には
可変入賞球装置を開成制御するべく、可変入賞球装置の
第1の状態を繰返し継続制御する回数すなわち開放回数
のカウンタを「1」にするとともに、開放回数LED
(開成回数表示器)も「1」にし、大入賞口すなわち可
変入賞球装置を開放させるための時間をセットするとと
もにプロセスフラグが「大入賞口開放中」にセットされ
る。なお、S105における大当りのチェックは、前述
した図13のS46やS51においてセットされる大当
りフラグが大当りにセットされているかどうかをチェッ
クし、大当りにセットされている場合にはS107に進
み、大当りフラグがセットされていない場合やリーチに
セットされている場合にはS106に進むことになる。
また、S103の基本時間とは、図15のS64,S6
6においてセットされる外れ待ち時間または初回開放前
時間のことである。前述したS36,S56〜S62,
S70〜S104により、前記可変表示装置の停止時の
表示結果が前記事前決定手段によって事前決定された内
容に従ったものになるように前記可変表示装置を表示制
御する可変表示制御手段が構成されている。
【0066】図23は、可変入賞球装置を開成制御する
ためのプログラムを示すフローチャートである。なお、
S112の具体的な個数は「10」であり、S113の
基本時間とは図21のS107においてセットされる大
入賞口開放時間のことである。
【0067】図24は、可変入賞球装置を閉成制御する
ためのプログラムを示すフローチャートである。可変入
賞球装置が開成している最中にV入賞があった場合に
は、開放回数が最大に達していない場合にはS121に
より繰返し可変入賞球装置を第1の状態にする繰返し継
続制御が行なわれ、V入賞がなかった場合またはV入賞
があったとしても開放回数が最大に達している場合には
S123に進み、繰返し継続制御は行なわれない。な
お、S117の基本時間とは図22のS114において
セットされるV受付時間のことである。
【0068】図25は、大当り制御に伴って可変入賞球
装置が第1の状態になっている期間中にパチンコ玉が1
つもV入賞しなかった場合や繰返し継続回数すなわち開
放回数が最大にまで達した場合に大当り制御を終了させ
るべくインターバル期間(S123参照)が設けられて
いるので、このインターバル期間を計時するためのプロ
グラムを示すフローチャートである。図24に示すよう
に、基本時間(S123でセットされる開放後時間)が
終了しない間はS125の処理が行なわれないために、
開放回数LED(開放回数表示器)等が点灯表示された
ままとなり、遊技者の確認が可能となる。
【0069】図26は、S116によるVスイッチのチ
ェックの具体的内容を示すサブルーチンプログラムであ
る。この図26に示すように、Vスイッチとか10カウ
ントスイッチはチャタリングのチェックが行なわれてお
り、この図26に示すチェックプログラムがたとえば2
回実行されて2回ともスイッチがONになっている場合
のみ実際にパチンコ玉が入賞したと判断するように制御
されており、ノイズ等に起因した瞬間的なスイッチのO
N状態は無視するように制御されている。
【0070】図27は図26のS130,S135のV
スイッチおよび10カウントスイッチのチェックの具体
的内容を示すサブルーチンプログラムである。
【0071】図28は入賞記憶エリアをシフトさせるた
めの制御を示すサブルーチンプログラムである。
【0072】図29および図30はスイッチ関係の状態
をチェックするためのサブルーチンプログラムを示すフ
ローチャートである。
【0073】S148とS149により、一定の警告時
間継続して10カウント検出スイッチがONになり続け
た場合には10カウント検出スイッチがショートしてい
る場合が考えられるため、S150により10カウント
検出スイッチショートの警告フラグがセットされる。同
様に、一定の警告時間継続してV検出スイッチがONに
なり続けた場合にはS154によりVスイッチショート
の警告フラグがセットされる。一方、図30において
は、始動入賞玉検出スイッチのチェックを行なってい
る。この始動入賞玉検出スイッチは合計3個設けられて
おり、その1つ1つについてS156ないしS159の
処理が行なわれる。始動入賞口にパチンコ玉が入賞する
と一定の期間にわたって始動入賞玉検出スイッチから検
出パルスが導出されるのであり、その検出パルスが導出
されている期間中にこの図30に示すプログラムが複数
回実行されるのであり、その複数回実行される毎に始動
入賞玉検出スイッチがONとなったと判断されてそのた
びにS158による処理を行なったのではパチンコ玉の
1個の入賞に付きS158の処理を複数回行なってしま
うことになるために、それを防止するべくS157のス
テップを挿入し、始動入賞検出スイッチの検出パルスの
1回の導出に伴って1回S158の処理を行なうように
制御されている。
【0074】図31〜図33は、警告フラグがセットさ
れている場合の復旧制御を行なうサブルーチンプログラ
ムのフローチャートである。
【0075】まず、図31により、V検出スイッチに関
し警告フラグがセットされている場合の復旧制御を説明
する。S161により警告フラグに異常があるか否かの
判断を行ない、異常がある場合すなわち何らかの警告フ
ラグがセットされている場合には、S162によりその
警告フラグがV検出スイッチのショートか否かのチェッ
クが行なわれ、V検出スイッチのショートの場合にはS
163に進む。V検出スイッチのショートの場合にはV
検出スイッチが継続してONの状態になるのであり、遊
技場の係員がV検出スイッチのショートの修理を完了し
た段階で初めてV検出スイッチがOFFとなりS163
によりYESの判断がなされる。ゆえに、S164によ
りVショートの警告フラグがクリアされる。次に、S1
65によりプロセスフラグがドラム回転中になっている
か否かの判断が行なわれる。ドラムが回転中の時にVシ
ョートの警告フラグがセットされればドラムは停止して
しまうのであり、(S77参照)、もしドラムが回転中
にVショートの警告フラグがセットされた場合にはS1
66に進み、V検出スイッチのショートが復旧されたこ
とに伴ってドラム回転用のステッピングモータの復旧フ
ラグをセットする。
【0076】次に、図32により、10カウント検出ス
イッチに関し警告フラグがセットされている場合の復旧
制御を説明する。
【0077】まず、S167により10カウント検出ス
イッチがOFFか否かの判断がなされる。この10カウ
ント検出スイッチの場合は、10カウント検出スイッチ
がショートした場合と不正に引き抜かれたり位置をずら
されたりした場合との2種類の警告フラグがあり、10
カウント検出スイッチがONの場合には警告フラグ(ブ
ラシ)の復旧制御を行ない、10カウント検出スイッチ
がOFFの場合にはショートの場合の復旧制御を行な
う。まず、10カウント検出スイッチがずらされている
場合には、遊技場の係員がその10カウント検出スイッ
チをもとどおりにセットした後にパチンコ玉を1個可変
入賞球装置内に投入して10カウント検出スイッチによ
り検出させる。すると、S167によりNOの判断がな
されて、前記S157と同様の理由でS168により1
0カウント検出スイッチのONタイミングが否かが判断
され、ONタイミングのときはS169により警告フラ
グ(ズラシ)がセットされているか否かの判断がなさ
れ、セットされている場合にはS170によりその警告
フラグがクリアされる。一方、ドラムを回転させるため
のステッピングモータのエラーに関する警告フラグがセ
ットされている場合はS173によりその警告フラグが
クリアされた後にS174によりステッピングモータの
復旧のフラグがセットされる。
【0078】次に、10カウント検出スイッチのショー
トの場合には10カウント検出スイッチが継続してON
になっているのであり、遊技場の係員による10カウン
ト検出スイッチの修理が完了して初めてOFFになるの
であり、その段階でS167によりYESの判断がなさ
れてS175によりYESの判断がなされ、S176に
より10カウント検出スイッチのショートの警告フラグ
がクリアされる。次に、プロセスフラグがドラム回転中
になっている場合にはS174に進み、ステッピングモ
ータの復旧のフラグがセットされる。
【0079】次に、図33のS180により、モータ復
旧フラグを除くいずれかの警告フラグがセットされてい
る場合にはS181によりステッピングモータの復旧の
フラグがクリアされる。一方、モータ復旧フラグを含む
いずれかの警告フラグがセットされているか否かの判断
がS182により行なわれ、セットされている警告フラ
グがモータ復旧フラグである場合にはS184によりモ
ータセンサが初期化される。そして次回のプログラム処
理において図6のS5に含まれる判断ステップにおいて
モータ復旧フラグがセットされていると判断されるた
め、再度図13の処理を行なって改めて可変表示を開始
させる。ただし、警告フラグがモータエラーフラグセッ
トの状態から復旧した場合には、復旧時の現在図柄を確
認できないので、モータを初期化して図柄の基準位置を
確認した後に図13の処理を行なうこととなる。なおモ
ータエラーフラグがセットされている場合、実際にモー
タやモータセンサが故障していることも考えられるの
で、一旦電源をOFFにして修理や交換した後電源をO
Nにして初めて遊技可能な状態となるようにしてもよ
い。
【0080】図34はLEDを制御するためのLEDデ
ータをセットするサブルーチンプログラムを示すフロー
チャートであり、図35はドラムランプを点灯表示させ
るためのドラムランプデータをセットするサブルーチン
プログラムを示すフローチャートであり、図36はラン
プを点灯表示させるためのサブルーチンプログラムを示
すフローチャートであり、図37はスピーカーから音を
発生させるための音コードをセットするためのサブルー
チンプログラムを示すフローチャートであり、図38
は、そのセットされた音コードに従って実際にスピーカ
から音を流すためのサブルーチンプログラムを示すフロ
ーチャートであり、図39はアドレスを変換させるため
の処理を示すフローチャートである。
【0081】なお、本実施の形態では、ドラムが1回転
して無反射部分が検出される毎に図柄NO.をリセット
して「0」にし(S95参照)、ドラムの回転の最終回
の時の図柄NO.が停止図柄に一致したときにドラムを
停止させるものを示したが、それに代えて、電源投入時
の初期化処理においてのみ無反射部分を検出するように
し、遊技中においては、可変開始前の図柄から何図柄分
回転させた状態で停止させるかを予め決定しておき、そ
の決定された図柄分ドラムが回転した状態で停止するよ
うに制御して、ドラム1回転ごとにはリセットしないよ
うにしてもよい。たとえば、ドラムを5回転と10図柄
分回転させたい場合は、18×5+10=100の10
0図柄分回転させて停止させる。また、本実施の形態で
は、ドラム回転中のドラムセンサの検出状態をチェック
することにより、表示状態が事前決定内容に適応してい
るか否かを確認するようにしたが、ドラムが停止したと
きの表示状態が事前決定内容に適応しているか否かを確
認するようにしてもよい。その場合において適応してな
い場合には遊技禁止状態にするとともにエラー報知を行
うようにしてもよいし、また、エラー報知のみを行なう
ようにして遊技禁止状態にはしないようにしてもよい。
【0082】前述したように、前記可変表示制御手段
は、前記ステッピングモータのコイルの励磁パターンを
変化させることにより、前記回転部材の回転制御を行な
う(図17,図18のサブルーチンプログラム)。前述
したS101と1図柄中ステップNOとにより、回転中
の前記ステッピングモータのステップ数を計数して該計
数値が前記識別情報1つ分の可変表示に相当する1識別
情報対応ステップ数に達したときに計数値を初期値に戻
してから再度計数する動作を繰返し行なう1識別情報中
ステップ数計数手段が構成されている。前述したS10
1と現在図柄NOとにより、前記1識別情報中ステップ
数計数手段が前記1識別情報対応ステップ数に達した回
数を計数して該計数値が可変表示される全識別情報の数
に相当する値に達したときに計数値を初期値に戻してか
ら再度計数する動作を繰返し行なう現在識別情報番号計
数手段が構成されている。前述したS95により、前記
基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に達したこと
が前記基準位置検出手段により検出されたことに基づい
て前記1識別情報中ステップ数計数手段の計数値と前記
現在識別情報番号計数手段の計数値とを初期値に戻すリ
セット手段が構成されている。
【0083】前記励磁パターンは、前記回転部材を前記
基準位置まで回転制御したときの励磁パターンと同じ状
態である基準励磁パターンを含んでいる。前記確認手段
は、前回の前記基準位置の検出から次の前記基準位置の
検出まで前記回転部材を回転制御するだけの回数(27
回)の基準励磁パターンの励磁を既に行なっており(セ
ンサONカウンタが−55(−27以下の任意の値でも
よい)以下になっており)、かつ未だ前記基準位置検出
手段により前記回転部材の回転位置が前記基準位置へ到
達したことが検出されていないときに(S94によりY
ESの判断がなされていないときに)、異常状態が発生
した旨を判定する異常判定手段(S99)を含んでい
る。この異常判定手段による異常判定が行なわれたとき
に、エラー処理が行なわれる(S100)。
【0084】前記確認手段は、前回の前記基準位置の検
出から次の前記基準位置の検出まで前記回転部材を回転
制御するだけの回数(27回)の基準励磁パターンの励
磁を行なっておらず(センサONカウンタが−13以上
(−1〜−25の任意の値でもよい)であり)、かつ前
記基準位置検出手段により前記回転部材の回転位置が前
記基準位置へ到達したことが検出されたときに(S94
によりYESの判断がなされたときに)、異常状態が発
生した旨を判定する異常判定手段(S97B)を含んで
いる。この異常判定手段による異常判定が行なわれたと
きに、エラー処理が行なわれる(S100)。
【0085】前記確認手段は、前回の前記基準位置の検
出から次の前記基準位置までの間に前記基準位置検出手
段による検出の有無の確認を複数回(27回)行ない、
前記基準位置検出手段による前記回転部材の回転位置の
前記基準位置への到達の検出が所定回数(S97Aの
「5」または「1」以上の任意の値)連続して行なわれ
たときに(センサONカウンタが連続してONになった
ときに)、異常状態が発生した旨を判定する異常判定手
段(S97A)を含んでいる。この異常判定手段による
異常判定が行なわれたときに、エラー処理が行なわれる
(S100)。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、前回
の基準位置の検出から次の基準位置の検出まで回転部材
を回転制御するだけの回数の基準励磁パターンの励磁を
既に行なっており、かつ未だ基準位置検出手段により回
転部材の回転位置が基準位置へ到達したことが検出され
ていないときに、異常状態が発生した旨が判定されてエ
ラー処理が行なわれるために、外力により回転部材を強
制的に停止させる等の何らかの異常原因で回転部材が回
転しないかあるいは基準位置検出手段の故障等の異常を
発見できる。しかも、基準位置に回転部材の回転位置が
実際に達したことが基準位置検出手段により検出された
ことに基づいて1識別情報中ステップ数計数手段の計数
値と現在識別情報番号計数手段の計数値とが初期値に戻
されるために、回転部材の回転位置が実際に基準位置に
達したという回転位置の実測による確かな事実に基づい
てそれら計数値の初期化がなされることとなり、それら
計数値が上限値に達したという内部判定のみにより初期
化するときに比べて実際の回転位置と初期化タイミング
とが食い違ってしまう不都合を極力防止できる。
【0087】請求項2に記載の本発明によれば、前回の
基準位置の検出から次の基準位置の検出まで回転部材を
回転制御するだけの回数の基準励磁パターンの励磁を行
なっておらず、かつ基準位置検出手段により回転部材の
回転位置が基準位置へ到達したことが検出されたとき
に、異常状態が発生した旨が判定されてエラー処理が行
なわれるために、基準位置検出手段が誤検出を行なうと
いう異常状態を発見できる。しかも、基準位置に回転部
材の回転位置が実際に達したことが基準位置検出手段に
より検出されたことに基づいて1識別情報中ステップ数
計数手段の計数値と現在識別情報番号計数手段の計数値
とが初期値に戻されるために、回転部材の回転位置が実
際に基準位置に達したという回転位置の実測による確か
な事実に基づいてそれら計数値の初期化がなされること
となり、それら計数値が上限値に達したという内部判定
のみにより初期化するときに比べて実際の回転位置と初
期化タイミングとが食い違ってしまう不都合を極力防止
できる。
【0088】請求項3に記載の本発明によれば、前回の
基準位置の検出から次の基準位置の検出までの間に基準
位置検出手段による検出の有無の確認を複数回行ない、
基準位置検出手段による回転部材の回転位置の基準位置
への到達の検出が所定回数連続して行なわれたときに、
異常状態が発生した旨が判定されてエラー処理が行なわ
れるために、基準位置検出手段が基準位置でないにも関
わらず連続的に検出出力を導出するという異常を発見す
ることができる。しかも、基準位置に回転部材の回転位
置が実際に達したことが基準位置検出手段により検出さ
れたことに基づいて1識別情報中ステップ数計数手段の
計数値と現在識別情報番号計数手段の計数値とが初期値
に戻されるために、回転部材の回転位置が実際に基準位
置に達したという回転位置の実測による確かな事実に基
づいてそれら計数値の初期化がなされることとなり、そ
れら計数値が上限値に達したという内部判定のみにより
初期化するときに比べて実際の回転位置と初期化タイミ
ングとが食い違ってしまう不都合を極力防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる弾球遊技機の一例のパチンコ遊
技機の遊技領域およびその遊技領域に設けられている各
種機器を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の遊技盤の裏面構造を示す背面
図である。
【図3】可変表示装置の動作を説明するための図であ
り、(a)は可変表示装置の分解斜視図であり、(b)
は回転ドラムの図柄に対応するステップカウンタのカウ
ント値を示す説明図である。
【図4】可変表示装置によって可変表示される複数種類
の図柄を展開した展開図を含む説明図である。
【図5】パチンコ遊技機の制御回路を示すブロック図で
ある。
【図6】図5に示した制御回路の動作を説明するための
メインルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図7】図5に示した制御回路の動作を説明するための
メインルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図8】図5に示した制御回路の動作を説明するための
メインルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図9】サブルーチンプログラムを示すフローチャート
である。
【図10】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図11】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図12】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図13】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図14】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図15】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図16】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図17】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図18】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図19】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図20】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図21】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図22】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図23】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図24】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図25】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図26】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図27】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図28】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図29】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図30】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図31】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図32】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図33】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図34】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図35】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図36】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図37】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図38】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【図39】サブルーチンプログラムを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
14 可変表示装置 4 可変入賞球装置 3a,3b,3c 始動入賞口 6 特定入賞口 30a,30b,30c ドラムセンサ 31a,31b,31c 無反射部分 60 マイクロコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
    変表示装置を有し、該可変表示装置の停止時の表示結果
    が予め定められた特定の識別情報になったときに所定の
    遊技価値を付与可能な状態になる弾球遊技機であって、 前記可変表示装置の停止時の表示結果に関連する内容を
    予め決定しておくための事前決定手段と、 所定の可変開始条件の成立に基づいて前記可変表示装置
    を可変表示させるとともに、所定の停止条件の成立に基
    づいて前記可変表示装置を停止制御し、停止時の識別情
    報が前記事前決定手段により決定された内容に従ったも
    のになるように表示制御する可変表示制御手段と、 該可変表示制御手段によって制御されている前記可変表
    示装置の表示状態が適正か否かを確認する確認手段とを
    含み、 前記可変表示装置は、前記複数種類の識別情報が描かれ
    た回転部材と、該回転部材を回転させるステッピングモ
    ータと、前記回転部材の回転位置を割出すための予め定
    められた基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に達
    したことを検出する基準位置検出手段とを含み、 前記可変表示制御手段は、 前記ステッピングモータのコイルの励磁パターンを変化
    させることにより、前記回転部材の回転制御を行ない、 回転中の前記ステッピングモータのステップ数を計数し
    て該計数値が前記識別情報1つ分の可変表示に相当する
    1識別情報対応ステップ数に達したときに計数値を初期
    値に戻してから再度計数する動作を繰返し行なう1識別
    情報中ステップ数計数手段と、 該1識別情報中ステップ数計数手段が前記1識別情報対
    応ステップ数に達した回数を計数して該計数値が可変表
    示される全識別情報の数に相当する値に達したときに計
    数値を初期値に戻してから再度計数する動作を繰返し行
    なう現在識別情報番号計数手段と、 前記基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に達した
    ことが前記基準位置検出手段により検出されたことに基
    づいて前記1識別情報中ステップ数計数手段の計数値と
    前記現在識別情報番号計数手段の計数値とを初期値に戻
    すリセット手段とを含み、 前記励磁パターンは、前記回転部材を前記基準位置まで
    回転制御したときの励磁パターンと同じ状態である基準
    励磁パターンを含み、 前記確認手段は、前回の前記基準位置の検出から次の前
    記基準位置の検出まで前記回転部材を回転制御するだけ
    の回数の基準励磁パターンの励磁を既に行なっており、
    かつ未だ前記基準位置検出手段により前記回転部材の回
    転位置が前記基準位置へ到達したことが検出されていな
    いときに、異常状態が発生した旨を判定する異常判定手
    段を含み、 該異常判定手段による異常判定が行なわれたときに、エ
    ラー処理を行なうことを特徴とする、弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
    変表示装置を有し、該可変表示装置の停止時の表示結果
    が予め定められた特定の識別情報になったときに所定の
    遊技価値を付与可能な状態になる弾球遊技機であって、 前記可変表示装置の停止時の表示結果に関連する内容を
    予め決定しておくための事前決定手段と、 所定の可変開始条件の成立に基づいて前記可変表示装置
    を可変表示させるとともに、所定の停止条件の成立に基
    づいて前記可変表示装置を停止制御し、停止時の識別情
    報が前記事前決定手段により決定された内容に従ったも
    のになるように表示制御する可変表示制御手段と、 該可変表示制御手段によって制御されている前記可変表
    示装置の表示状態が適正か否かを確認する確認手段とを
    含み、 前記可変表示装置は、前記複数種類の識別情報が描かれ
    た回転部材と、該回転部材を回転させるステッピングモ
    ータと、前記回転部材の回転位置を割出すための予め定
    められた基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に達
    したことを検出する基準位置検出手段とを含み、 前記可変表示制御手段は、 前記ステッピングモータのコイルの励磁パターンを変化
    させることにより、前記回転部材の回転制御を行ない、 回転中の前記ステッピングモータのステップ数を計数し
    て該計数値が前記識別情報1つ分の可変表示に相当する
    1識別情報対応ステップ数に達したときに計数値を初期
    値に戻してから再度計数する動作を繰返し行なう1識別
    情報中ステップ数計数手段と、 該1識別情報中ステップ数計数手段が前記1識別情報対
    応ステップ数に達した回数を計数して該計数値が可変表
    示される全識別情報の数に相当する値に達したときに計
    数値を初期値に戻してから再度計数する動作を繰返し行
    なう現在識別情報番号計数手段と、 前記基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に達した
    ことが前記基準位置検出手段により検出されたことに基
    づいて前記1識別情報中ステップ数計数手段の計数値と
    前記現在識別情報番号計数手段の計数値とを初期値に戻
    すリセット手段とを含み、 前記励磁パターンは、前記回転部材を前記基準位置まで
    回転制御したときの励磁パターンと同じ状態である基準
    励磁パターンを含み、 前記確認手段は、前回の前記基準位置の検出から次の前
    記基準位置の検出まで前記回転部材を回転制御するだけ
    の回数の基準励磁パターンの励磁を行なっておらず、か
    つ前記基準位置検出手段により前記回転部材の回転位置
    が前記基準位置へ到達したことが検出されたときに、異
    常状態が発生した旨を判定する異常判定手段を含み、 該異常判定手段による異常判定が行なわれたときに、エ
    ラー処理を行なうことを特徴とする、弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
    変表示装置を有し、該可変表示装置の停止時の表示結果
    が予め定められた特定の識別情報になったときに所定の
    遊技価値を付与可能な状態となる弾球遊技機であって、 前記可変表示装置の停止時の表示結果に関連する内容を
    予め決定しておくための事前決定手段と、 所定の可変開始条件の成立に基づいて前記可変表示装置
    を可変表示させるとともに、所定の停止条件の成立に基
    づいて前記可変表示装置を停止制御し、停止時の識別情
    報が前記事前決定手段により決定された内容に従ったも
    のになるように表示制御する可変表示制御手段と、 該可変表示制御手段によって制御されている前記可変表
    示装置の表示状態が適正か否かを確認する確認手段とを
    含み、 前記可変表示装置は、前記複数種類の識別情報が描かれ
    た回転部材と、該回転部材を回転させるステッピングモ
    ータと、前記回転部材の回転位置を割出すための予め定
    められた基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に達
    したことを検出する基準位置検出手段とを含み、 前記可変表示制御手段は、 前記ステッピングモータのコイルの励磁パターンを変化
    させることにより、前記回転部材の回転制御を行ない、 回転中の前記ステッピングモータのステップ数を計数し
    て該計数値が前記識別情報1つ分の可変表示に相当する
    1識別情報対応ステップ数に達したときに計数値を初期
    値に戻してから再度計数する動作を繰返し行なう1識別
    情報中ステップ数計数手段と、 該1識別情報中ステップ数計数手段が前記1識別情報対
    応ステップ数に達した回数を計数して該計数値が可変表
    示される全識別情報の数に相当する値に達したときに計
    数値を初期値に戻してから再度計数する動作を繰返し行
    なう現在識別情報番号計数手段と、 前記基準位置に前記回転部材の回転位置が実際に達した
    ことが前記基準位置検出手段により検出されたことに基
    づいて前記1識別情報中ステップ数計数手段の計数値と
    前記現在識別情報番号計数手段の計数値とを初期値に戻
    すリセット手段とを含み、 前記確認手段は、前回の前記基準位置の検出から次の前
    記基準位置の検出までの間に前記基準位置検出手段によ
    る検出の有無の確認を複数回行ない、前記基準位置検出
    手段による前記回転部材の回転位置の前記基準位置への
    到達の検出が所定回数連続して行なわれたときに、異常
    状態が発生した旨を判定する異常判定手段を含み、 該異常判定手段による異常判定が行なわれたときに、エ
    ラー処理を行なうことを特徴とする、弾球遊技機。
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