JP2003158660A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003158660A
JP2003158660A JP2002094748A JP2002094748A JP2003158660A JP 2003158660 A JP2003158660 A JP 2003158660A JP 2002094748 A JP2002094748 A JP 2002094748A JP 2002094748 A JP2002094748 A JP 2002094748A JP 2003158660 A JP2003158660 A JP 2003158660A
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Toru Watanabe
透 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置の回路規模を縮小化する。 【解決手段】 第1及び第2のタイミング制御回路50
a、50bは、第1及び第2のCCD固体撮像素子31
a、31bに対応付けられて配置される。選択回路36
は、第1及び第2のCCD固体撮像素子31a、31b
の出力側に共通の回路として設けられる。この選択回路
36は、第1及び第2のCCD固体撮像素子31a、3
1bから出力される第1及び第2の画像信号Ya(t)、Y
b(t)を所定時間毎に交互に取り込んで画像信号Y(t)と
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複数の固体撮像
素子を用いて複数の被写体映像を撮像し、それによって
得られる複数系列の画像信号を合成する撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラ等の撮像装置にお
いて、複数の固体撮像素子を搭載し、互いに異なる被写
体を同時に撮像することが考えられている。このような
撮像装置では、複数の固体撮像装置から得られる複数系
列の画像信号を合成して、例えば、1つの表示画面上に
複数の再生画像を表示するように構成される。図10
は、複数の固体撮像素子を搭載した撮像装置の一例を示
すブロック図である。
【0003】図10に示す撮像装置は、2つの被写体映
像を撮像するために、それぞれの被写体に対応して2つ
の撮像装置20a、20bを有しており、メモリコント
ローラ9によって、それぞれの出力が制御される。
【0004】第1の撮像装置20aは、第1のCCD固
体撮像素子1a、第1の昇圧回路2a、第1のCCDド
ライバ回路3a、第1のタイミング制御回路4a、第1
のアナログ信号処理回路5a、第1のA/D変換回路6
a、第1のデジタル信号処理回路7a及び第1のメモリ
8aから構成され、第1の撮像系をなしている。第1の
CCD固体撮像素子1aは、複数の受光画素が行列配置
され、入射される第1の被写体画像に応答して発生した
情報電荷を各受光画素に蓄積する。また、第1のCCD
固体撮像素子1aは、各受光画素に発生する過剰な情報
電荷を基板側へ吸収させる、いわゆる縦型オーバーフロ
ードレイン構造を有しており、各受光画素に蓄積される
情報電荷の基板側への排出が可能になっている。
【0005】第1の昇圧回路2aは、入力される電源電
圧VD(図示せず)を昇圧して昇圧電圧を発生し、第1
のCCDドライバ回路3aへ供給する。第1のCCDド
ライバ回路3aは、第1の昇圧回路2aで生成される昇
圧電圧を用いて複数のクロックパルスを生成し、第1の
CCD固体撮像素子1aへ供給する。これら複数のクロ
ックパルスは、第1のタイミング制御回路4aから供給
される各種タイミング信号に基づいて生成される。これ
により、第1のCCD固体撮像素子1aの各受光画素に
蓄積された情報電荷の電荷量に応じた画像信号Y(t)
が、第1のCCD固体撮像素子1aから1画素単位で取
り出される。
【0006】第1のタイミング制御回路4aは、一定周
期の基準クロックCKをカウントする複数のカウンタか
らなり、基準クロックCKを分周して垂直同期信号VD
及び水平同期信号HDを生成する。そして、これら垂直
同期信号VD及び水平同期信号HDに同期するタイミン
グで、第1のCCDドライバ回路1bに供給する各種タ
イミング信号を生成する。これにより、第1のCCD固
体撮像素子1aからは、水平同期信号HDに同期するタ
イミングで1ライン毎の画像信号Y(t)が出力され、垂
直同期信号VDに同期するタイミングで1画面毎の画像
信号Y(t)が出力される。
【0007】第1のアナログ信号処理回路5aは、第1
のCCD固体撮像素子1aから出力される画像信号Ya
(t)に対して、CDS(Correlated Double Sampling:相
関二重サンプリング)、AGC(Automatic Gain Contro
l:自動利得制御)等のアナログ信号処理を施す。CD
Sでは、リセットレベルと信号レベルとを繰り返す画像
信号に対し、リセットレベルをクランプした後に信号レ
ベルを取り出すようにして、信号レベルの連続する画像
信号を生成する。AGCでは、CDSで取り出された画
像信号を1画面、或いは、1垂直走査期間単位で積分し
て、その積分データを所定の範囲内に収めるようにゲイ
ン調整を行う。第1のA/D変換器6aは、第1のアナ
ログ信号処理回路5aから出力される第1の画像信号Y
a(t)を第1のCCD固体撮像素子1aの出力タイミング
に同期して規格化し、デジタル信号の第1の画像データ
Ya(n)を出力する。
【0008】第1のデジタル信号処理回路7aは、第1
の画像データYa(n)に対して、色分離、マトリクス演算
等の処理を施し、輝度データ及び色差データを含む画像
データY'(n)を生成する。また、第1のデジタル信号処
理回路7aでは、露光制御回路及びホワイトバランス制
御回路を内蔵し、第1のCCD固体撮像素子1aの露光
状態を制御する露光制御、画像信号Y(t)のホワイトバ
ランスを調整するホワイトバランス補正処理を施す。第
1のメモリ8aはフレームメモリであり、メモリコント
ローラ9からの書き込み指示に応答して第1のデジタル
信号処理回路7aから出力される輝度データ及び色差デ
ータを1画面単位で格納する。
【0009】第2の撮像装置20bは、第2のCCD固
体撮像素子1b、第2の昇圧回路2b、第2のCCDド
ライバ回路3b、第2のタイミング制御回路4b、第2
のアナログ信号処理回路5b、第2のA/D変換回路6
b、第2のデジタル信号処理回路7b及び第2のメモリ
8bから構成され、第2の撮像系をなしている。この第
2の撮像装置20bを構成する各回路は、第1の撮像装
置20aを構成する各回路と同一の回路構成であり、第
2のCCD固体撮像素子1bから出力される第2の画像
信号に対して同等の処理を行う。
【0010】メモリコントローラ9は、第1及び第2の
メモリ8a、8bからの第1及び第2の画像データの読
み出しタイミングを制御し、第1の撮像装置20aで撮
像された撮影画像と第2の撮像装置20bで撮像された
撮影画像とが、単一の表示画面上で再生されるように制
御する。例えば、図11(a)に示すように、単一の表
示画面で垂直方向に分割された2つの領域に、第1の撮
像装置20aで撮像された第1の撮影画像Aと第2の撮
像装置20bで撮像された第2の撮像画像Bとをそれぞ
れ表示する場合、第1及び第2のメモリ8a、8bから
第1の撮影画像Aに対応する第1の画像データYa(n)と
第2の撮影画像Bに対応する第2の画像データYb(n)と
を取り出すようにする。その後、表示画面上での表示形
態に合うように2つの画像データを合成する。また、図
11(b)に示すように、表示画面上に主として第1の
撮像画像Aを表示し、表示画面の左下の1/4の領域に
第2の撮像画像Bを縮小表示する場合、第1のメモリ8
aから表示画面の上半分に相当する第1の画像データY
a(n)を読み出し、その後、第1及び第2のメモリ8a、
8bから表示画面の下半分の領域に相当する第1の画像
データYa(n)と第2の画像データYb(n)とを読み出す。
このとき、第2の撮影画像Bが表示画面上に割り当てら
れた領域で1画面分を表示するために、第2のメモリ8
から読み出される1画面分の画像データを1/4のデー
タに圧縮する。そして、第1の画像データYa(n)と圧縮
された第2の画像データYb(n)とを合成して、第1の撮
影画像Aと1/4に縮小された第2の撮影画像Bとを1
つの表示画面上に同時に表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のような複数の被
写体映像を複数の固体撮像素子を用いて撮像し、単一の
表示画面上に複数の撮影画像を合成して表示する撮像装
置は、固体撮像素子、駆動回路、タイミング制御回路及
び信号処理回路がそれぞれ複数組搭載されており、回路
規模が大きくなると共に、消費電力も大きくなるという
不都合があった。このため、固体撮像素子以外の回路を
共有化して撮像装置の回路規模を小型化することが考え
られるが、撮像装置に含まれる回路のどこを共通にする
かは多数の選択肢があり、これらの選択肢のうちから単
純に共有化する回路を選択すると、機能低下等の弊害を
招いてしまう。例えば、駆動系を共有化した場合、複数
の固体撮像素子を同時駆動することができず、それぞれ
の固体撮像素子のフレームレートが低下してしまう。
【0012】そこで、本願発明は、複数の固体撮像素子
を用いた撮像装置において、個別に設ける回路と共通に
する回路との最適な組み合わせを見出し、回路規模の縮
小を実現すると共に、効率的な動作を可能とする撮像装
置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上述の課題
を解決するために成されたもので、その特徴とするとこ
ろは、複数の受光画素が行列配置され、第1の被写体映
像に応答して発生する情報電荷を各受光画素に蓄積する
第1の固体撮像素子と、複数の受光画素が行列配置さ
れ、第2の被写体映像に応答して発生する情報電荷を各
受光画素に蓄積する第2の固体撮像素子と、前記第1の
固体撮像素子の各受光画素に蓄積された情報電荷を転送
出力して第1の画像信号を得る第1の駆動回路と、前記
第2の固体撮像素子の各受光画素に蓄積された情報電荷
を転送出力して第2の画像信号を得る第2の駆動回路
と、一定周期の基準クロックに基づいて前記第1の固体
撮像素子の垂直走査及び水平走査のタイミングを決定す
る第1のタイミング制御回路と、前記基準クロックに基
づいて前記第2の固体撮像素子の垂直走査及び水平走査
のタイミングを決定する第2のタイミング制御回路と、
前記第1及び第2の固体撮像素子の動作タイミングに同
期して前記第1及び第2の画像信号の何れか一方を選択
的に出力する選択回路と、前記選択回路からの出力を受
けて所定の画像信号を生成する信号処理回路と、を備
え、前記選択回路は、所定の時間毎に交互に前記第1及
び第2の画像信号を選択することを特徴とする。
【0014】本願発明によれば、第1及び第2の画像信
号が第1及び第2の固体撮像素子から選択回路に取り込
まれ、これら第1及び第2の画像信号が選択回路で所定
の時間毎に交互に選択されて出力される。この結果、選
択回路の出力側で実質的に第1及び第2の画像信号が合
成される。このため、選択回路以降の信号処理回路を第
1及び第2の固体撮像素子で共有化することができる。
これに加え、タイミング制御回路を各固体撮像素子に対
応付けて設けるため、互いに駆動条件の異なる複数の固
体撮像素子を1つの撮像装置に組み込むことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の撮像装置の第
1の実施形態の構成を示すブロック図である。この撮像
装置は、2つの固体撮像装置を備えたものであり、第1
及び第2のCCD固体撮像素子31a、31b、第1及
び第2の昇圧回路32a、33b、第1及び第2のCC
Dドライバ回路33a、33b、タイミング制御回路3
4、第1及び第2のクランプ回路35a、35b、選択
回路36、アナログ信号処理回路37、A/D変換回路
38及びデジタル信号処理回路39で構成される。
【0016】第1のCCD固体撮像素子31aは、例え
ば、図2に示すようなフレームトランスファ型の固体撮
像素子であり、撮像部から蓄積部まで連続する複数の垂
直シフトレジスタ1v、これら複数の垂直シフトレジス
タ1vの出力側に配置される水平シフトレジスタ1h及
びこの水平シフトレジスタ1hの出力側に配置される出
力部1dより構成される。撮像部では、垂直シフトレジ
スタ1vが電気的に分離されて複数の受光画素が形成さ
れ、第1の被写体画像を受けて発生する情報電荷が各受
光画素に蓄積される。また、撮像部では、複数の垂直シ
フトレジスタの一部の列が遮光されて所謂OPB(Opti
cal Black)領域と称される領域に設定されている。撮
像部の各受光画素に蓄積された情報電荷は、フレーム転
送クロックφa(f)及び垂直転送クロックφa(v)によって
蓄積部に高速で転送される。蓄積部に出力された情報電
荷は、蓄積部で一時的に蓄積され、垂直転送クロックφ
a(v)によって水平シフトレジスタ1hに1ライン単位で
転送され、水平転送クロックφhによって水平シフトレ
ジスタ1hから出力部1d側へ1画素単位で転送され
る。出力部1dへ出力された情報電荷は、1画素毎に容
量に蓄積されることで、電荷量に応じた電圧値に変換さ
れ、画像信号Ya(t)として出力される。このとき、出力
部1dでは、水平転送クロックφhに同期するリセット
クロックφrに応答して容量に蓄積された情報電荷がド
レインへ排出される。また、第1のCCD固体撮像素子
1aは、撮像部に発生する過剰な電荷を基板側へ吸収さ
せる所謂縦型オーバーフロードレイン構造を有してお
り、撮像部に蓄積される情報電荷を基板クロックφa(b)
によって基板側へ排出することが可能になっている。第
2のCCD固体撮像素子31bは、第1のCCD固体撮
像素子31aと同様に複数の受光画素が行列配置され、
第2の被写体映像に応答して発生する情報電荷を各受光
画素に蓄積し、この蓄積した情報電荷に応じた第2の画
像信号Yb(t)を出力する。この第2のCCD固体撮像素
子1bにおいても、縦型オーバーフロードレイン構造を
有しており、基板側への情報電荷の排出が可能になって
いる。
【0017】第1の昇圧回路32aは、第1のCCD固
体撮像素子31aに対応して配置され、入力される電源
電圧VD(図示せず)を昇圧して昇圧し、第1のCCD
ドライバ回路33aへ供給する。第2の昇圧回路33b
は、第2のCCD固体撮像素子31bに対応して配置さ
れ、第1の昇圧回路32aと同様に、電源電圧VDを昇
圧して得られる昇圧電圧を第2のCCDドライバ回路3
3bへ供給する。
【0018】第1のCCDドライバ回路33aは、タイ
ミング制御回路34から供給されるタイミング信号に基
づいて第1のフレーム転送クロックφa(f)、第1の垂直
転送クロックφa(v)、第1の水平転送クロックφa(h)、
第1のリセットクロックφa(r)及び第1の基板クロック
φa(b)を生成し、第1のCCD固体撮像素子31aへ供
給する。第2のCCDドライバ回路33bは、タイミン
グ制御回路34から供給されるタイミング信号に基づい
て第2のフレーム転送クロックφb(f)、第2の垂直転送
クロックφb(v)、第2の水平転送クロックφb(h)、第2
のリセットクロックφb(r)及び第2の基板クロックφb
(b)を生成し、第2のCCD固体撮像素子33bへ供給
する。これら第1及び第2のCCDドライバ回路33
a、33bは、第1及び第2のCCD固体撮像素子31
a、31bのそれぞれに対応して配置されており、この
ため、第1及び第2の固体撮像素子31a、31bの同
時駆動が可能となっている。
【0019】タイミング制御回路34は、一定周期の基
準クロックCKをカウントする複数のカウンタ34a
と、このカウンタの出力をデコードするデコーダ34b
からなり、デコーダ34bの設定値を変更することで様
々なタイミング信号を複数生成することができる。この
タイミング制御回路34は、第1及び第2のCCDドラ
イバ回路33a、33bに対して共通に配置される。
【0020】また、タイミング制御回路34では、例え
ば、図3のように設定される複数の表示モードのそれぞ
れに対応する複数の設定データのうちから1つを後述す
るレジスタ40から受け、これに応じてデコーダ34b
の設定値が変更される。これにより、各クロックパルス
の供給開始タイミングや立ち上がりタイミングが変更さ
れる。例えば、図3(b)の場合、これに対応する設定デ
ータがデコーダ34bに与えられ、第1のCCDドライ
バ回路33aに供給するクロックパルスの位相と第2の
CCDドライバ回路33bに供給するクロックパルスの
位相とがずれるように各クロックパルスが生成される。
そして、これらのクロックパルスが第1及び第2のCC
D固体撮像素子31a、31bへ供給され、第1の画像
信号Ya(t)と第2の画像信号Yb(t)とが時分割で出力さ
れるように制御される。
【0021】レジスタ40は、複数の表示モードのそれ
ぞれに対応付けられた複数の設定データを格納してお
り、外部から与えられる表示モード切り替え信号MOD
Eを受けて、これによって指定される表示モードに対応
した設定データをタイミング制御回路34に出力する。
これにより、各クロックパルスの供給開始のタイミング
や、或いは、立ち上がりのタイミングが指定された表示
モードに合わせて変更される。
【0022】第1のクランプ回路35aは、第1のCC
D固体撮像素子31aに対応して配置され、第1の画像
信号Ya(t)をクランプして選択回路36に供給し、第2
のクランプ回路35bは、第2のCCD固体撮像素子3
1bに対応して配置され、第2の画像信号Yb(t)をクラ
ンプして選択回路36に供給する。これら第1及び第2
のクランプ回路35a、35bは、互いに同一のクラン
プレベルを有しており、第1及び第2の画像信号Ya
(t)、Yb(t)の互いの黒レベルを同じ電圧レベルに固定
した後に出力するようにしている。
【0023】選択回路36は、2つの入力端子36a、
36bと1つの出力端子36cとを備えて構成され、第
1及び第2のクランプ回路35a、35bから出力され
る第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)を取り込ん
で、これらの信号の何れか一方を選択して画像信号Y
(t)として出力する。選択回路36は、タイミング制御
回路34から供給されるタイミング信号に従って動作
し、第1のCCD固体撮像素子31aから第1の画像信
号Ya(t)が出力されている期間で入力端子36aと出力
端子36cを接続し、第2のCCD固体撮像素子31b
から第2の画像信号Yb(t)が出力されている期間で入力
端子36bと出力端子36cを接続する。即ち、選択回
路36は、第1及び第2のCCD固体撮像素子31a、
31bから時分割で出力される2系列の画像信号をこれ
らの出力タイミングに応じて選択的に取り込んで出力す
ることで、その出力側で実質的に1系列の画像信号に合
成している。
【0024】アナログ信号処理回路37は、選択回路3
6から出力される画像信号Y(t)を取り込み、CDS、
AGC等の信号処理を施して画像信号Y'(t)を出力す
る。A/D変換回路38は、アナログ信号処理の施され
た画像信号Y'(t)をデジタル信号に変換し、画像データ
Y(n)として出力する。デジタル信号処理回路39は、
画像データY(n)に対して、色分離、マトリクス演算等
の処理を施し、輝度データ及び色差データを含む画像デ
ータを生成する。更に、デジタル信号処理回路39は、
露光制御回路、ホワイトバランス制御回路、積分回路を
内蔵しており、画像データを所定の期間単位で積分し
て、その積分値に基づいて露光制御、ホワイトバランス
補正を行う。尚、アナログ信号処理回路37、A/D変
換回路38及びデジタル信号処理回路39では、タイミ
ング制御回路34の制御によって、第1及び第2の画像
信号Ya(t)、Yb(t)のそれぞれに対する信号処理が時分
割で別々に行われる。
【0025】以上のように、第1及び第2のCCD固体
撮像素子31a、31bに対して第1及び第2のCCD
ドライバ回路33a、33b、第1及び第2のクランプ
回路35a、35bを個別に設け、アナログ信号処理回
路37、A/D変換回路38及びデジタル信号処理回路
39を共有化することで、機能低下を防止しながら撮像
装置としての回路規模の縮小化を可能としている。即
ち、2つのCCD固体撮像素子31a、31bを同時駆
動させながら第1及び第2の画像信号の出力タイミング
を時分割に設定し、その出力タイミングに合わせて選択
回路36を動作させることで、2つの画像信号の切り換
え動作を効率良く行っている。そして、選択回路36以
降のアナログ信号処理回路37、A/D変換回路38及
びデジタル信号処理回路39を共有化することで、撮像
装置としての回路規模の縮小化を効果的に実現してい
る。更に、第1及び第2のCCD固体撮像素子31a、
31bに対してタイミング制御回路34を共通に設けて
おり、回路規模の更なる小型化を可能としている。
【0026】また、本願発明の撮像装置では、2つのC
CD固体撮像素子31a、31bに対して2つのクラン
プ回路35a、35bを個別に設けている。このため、
2つのCCD固体撮像素子31a、31bの製造ばらつ
き等によって第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)の
黒レベルにレベル差が生じたとしても、このレベル差を
補正した後に選択回路36へ供給することができる。こ
れにより、2つのCCD固体撮像素子31a、31bの
それぞれから得られる2つの撮像画像のコントラストの
ばらつきを抑制し、2つの撮像画像で画質が相違するの
を防止することができる。
【0027】図4は、図1の動作を説明するタイミング
図である。ここでは、図3に示す複数の表示モードのう
ちから、主として第1の撮像画像Aを表示し、左下の1
/4の領域に第2の撮像画像Bを表示する場合(図3
(a))を例にあげて説明する。尚、以下の説明におい
て、第1及び第2のCCD固体撮像素子31a、31b
の撮像部が12ラインで構成されるものとする。
【0028】タイミングt0〜t1において、垂直同期
信号VDのブランキング期間内で第1のフレーム転送ク
ロックφa(f)及び第1の垂直転送クロックφa(v)がクロ
ッキングされて、第1のCCD固体撮像素子31aの撮
像部に蓄積される1画面分の情報電荷が蓄積部に転送出
力される。続くタイミングt1〜t2において、第2の
フレーム転送クロックφb(f)及び第2の垂直転送クロッ
クφb(v)がクロッキングされて、第2のCCD固体撮像
素子31bの撮像部に蓄積される1画面分の情報電荷が
蓄積部に転送出力される。ここで、第1のCCD固体撮
像素子31aと第2のCCD固体撮像素子31bとでフ
レームシフトタイミングをずらすのは、フレームシフト
開始時の突入電流のピーク値を低減させるためである。
即ち、フレームシフトは、撮像部に蓄積された情報電荷
を高速で蓄積部に転送出力するため、フレームシフト開
始時には過大な突入電流が流れる。そこで、2つのCC
D固体撮像素子で同時にフレームシフトを開始しないこ
とで、突入電流のピーク値を低く抑えている。
【0029】続いて、タイミングt3において、水平同
期信号HDに同期するタイミングで第1の垂直転送クロ
ックφa(v)がクロッキングされ始め、第1のCCD固体
撮像素子31aの蓄積部に出力された1画面分の情報電
荷が1ライン単位で順次水平転送部に転送出力され、水
平転送部に出力された情報電荷が順次画像信号Ya(t)と
して出力される。これは、タイミングt5まで継続さ
れ、1画面分の上半分の領域に相当する6ライン分の画
像信号が出力される。尚、この期間では、第2のCCD
ドライバ回路33bへの電力供給が停止され、第2の垂
直転送クロックφb(v)がローレベルに固定されている。
これにより、第2のCCD固体撮像素子31bから第2
の画像信号Yb(t)の出力がなされないようにしている。
【0030】タイミングt4において、第1の基板クロ
ックφa(b)が立ち上げられて、第1のCCD固体撮像素
子31aの撮像部に蓄積された情報電荷が基板側に排出
される。そして、次のフレームシフトタイミングまでの
期間Laで撮像部に情報電荷が蓄積される。また、タイ
ミングt6において、第2の基板クロックφb(b)が立ち
上げられて、次のフレームシフトタイミングまでの期間
Lbで第2のCCD固体撮像素子31bの撮像部に情報
電荷が蓄積される。
【0031】タイミングt5において、第1のCCD固
体撮像素子31aからの6ライン分の画像信号の出力が
完了すると、第1の垂直転送クロックφa(v)の周期が2
倍に変更され、それと同じ周期で第2の垂直転送クロッ
クφb(v)のクロッキングが開始される。第1及び第2の
垂直転送クロックφa(v)、φb(v)は、タイミングt5〜
t7にわたってクロッキングされ、第1のCCD固体撮
像素子31aから第2の画像信号Yb(b)が出力される。
この期間では、図4に示すように、第1及び第2の垂直
転送クロックφa(v)、φb(v)が交互に立ち上がるように
設定され、この結果、第1及び第2のCCD固体撮像素
子31a、31bからは第1及び第2の画像信号Ya
(t)、Yb(t)が1ライン単位で交互に出力される。この
とき、第2の画像信号Yb(t)は、表示領域が垂直方向の
1/2の領域に設定されているため、12ラインで構成
される1画面分が1ラインおきに間引かれて6ラインで
出力される。また、タイミングt5〜t7においては、
第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)の出力タイミン
グに応答して、選択回路36でそれぞれの画像信号が選
択的に取り出され、画像信号Y(t)として出力される。
このように、第1及び第2の画像信号Y(t)の出力タイ
ミングを制御し、その出力タイミングに合わせて選択回
路36を動作させることで、指定された表示モードに合
わせた順序で画像信号を取り出すことができる。
【0032】図5は、図4に示すタイミングで第1及び
第2のCCD固体撮像素子31a、31bから出力され
る第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)と、選択回路
36から出力される画像信号Y(t)と、デジタル信号処
理回路39から出力される画像データD(n)との状態を
示すタイミング図である。
【0033】第1の画像信号Ya(t)は、図4で説明した
ように、6ライン目までは、順次1ライン単位で連続し
て出力される。その後、7ライン目からは、第2の画像
信号Yb(t)と互いに異なるタイミングで交互に出力され
る。第2の画像信号Yb(t)は、第1の画像信号Ya(t)が
6ライン分の出力が完了した後に出力が開始される。
【0034】選択回路36から出力される画像信号Y
(t)は、6ライン目までが第1の画像信号Ya(t)の6ラ
インとなり、7ライン目以降が第1の画像信号Ya(t)と
第2の画像信号Yb(t)とが1ライン単位で交互に割り当
てられる。即ち、第1の画像信号Ya(t)が6ライン目ま
で出力されるまでの期間では、選択回路36で第1のC
CD固体撮像素子31a側が選択されており、第1の画
像信号Ya(t)の6ライン目までがそのまま選択されて画
像信号Y(t)として出力される。それ以降の期間では、
選択回路36で第1のCCD固体撮像素子31a側と第
2のCCD固体撮像素子31b側とが交互に選択され、
第2の画像信号Yb(t)の1ライン目の信号に続いて第1
の画像信号Ya(t)の7ライン目の信号、それに続いて第
2の画像信号Yb(t)の3ライン目の信号という具合に、
第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)が交互に割り当
てられて画像信号Y(t)として出力される。この結果、
画像信号Y(t)の7ライン目以降は、実質的に第1の画
像信号Ya(t)と第2の画像信号Yb(t)とが合成された状
態となる。
【0035】デジタル信号処理回路39から出力される
画像データD(n)は、第1の画像信号Ya(t)の6ライン
目までに相当する画像信号Y(t)の6ライン目までが順
次信号処理が施されて出力される。7ライン目以降は、
第2の画像信号Yb(t)の1ライン分に対応する画像デー
タが、デジタル信号処理回路39に内蔵される圧縮回路
で1ラインの半分のデータに圧縮される。これに加え、
7ライン目以降では、第1の画像信号Ya(t)の1ライン
分に対応する画像データから表示領域には当たらない1
ラインの前半のデータが取り除かれる。そして、圧縮さ
れた画像データと1ラインの後半のみが取り出されたデ
ータとが合成されて1ライン分の画像データD(n)とさ
れる。例えば、画像データD(n)の7ライン目のデータ
は、第2の画像信号Yb(t)の1ライン目から生成された
画像データが1ラインの半分に圧縮されたデータと第1
の画像信号Ya(t)の7ライン目から生成された画像デー
タの1ラインの後半が取り出されたデータとが合成され
て生成されている。これにより、表示画面には、第1の
CCD固体撮像素子31aで撮像した第1の撮影画像A
の左下側1/4の領域に第2のCCD固体撮像素子31
bで撮像した第2の撮影画像Bが縮小表示され、2つの
撮像画像が同時に表示される。
【0036】このように、第1の画像信号Ya(t)と第2
の画像信号Yb(t)との出力を切り換え、それに合わせた
圧縮処理や合成処理を行うことで、表示画面上での再生
画像の表示形態を切り換えることができる。即ち、それ
ぞれの表示領域に合わせて第1及び第2の画像信号Ya
(t)、Yb(t)の各画像信号の出力を制御することで、フ
レームメモリを用いずとも、指定される表示モードに応
じた画像データを生成することができる。例えば、図3
(b)に示すように表示画面の垂直方向に1/2に分割
された領域のそれぞれに第1及び第2の撮像画像A、B
を表示するには、第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb
(t)を交互に出力するように第1及び第2のCCD31
a、31bを駆動すれば良い。また、図3(c)、
(d)に示すように第1の撮影画像A、或いは、第2の
撮影画像Bの何れか一方のみを表示する場合には、表示
を所望する画像に合わせて第1のCCD固体撮像素子3
1a、または、第2のCCD固体撮像素子31bの何れ
か一方を駆動させるようにすれば良い。
【0037】図6は、デジタル信号処理回路39の構成
を示すブロック図である。デジタル信号処理回路39
は、ラインメモリ41、第1及び第2の積分回路42、
43、露光制御回路44、RGBプロセス回路45、第
3及び第4の積分回路46、47及びホワイトバランス
制御回路48で構成される。
【0038】ラインメモリ41は、A/D変換回路38
から出力される画像データY(n)を1ライン単位で適数
行を格納し、1水平走査期間で保持した後に第1及び第
2の積分回路42、43に出力する。第1及び第2の積
分回路42は、ラインメモリ41から出力される画像デ
ータY(n)を取り込み、例えば、1画面のうちの中央領
域に相当する期間で積分する。これら第1及び第2の積
分回路42、43は、タイミング制御回路34から供給
される第1及び第2の積分制御信号W1、W2を受けて動
作し、これら第1及び第2の積分制御信号W1、W2に
よって積分期間が制御される。第1及び第2の積分制御
信号W1、W2は、第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb
(t)の出力タイミング、或いは、出力順序に応じて生成
され、例えば、ラインメモリ41から出力されるデータ
が第1の画像信号Ya(t)から生成されたデータである場
合、図7に示すように、そのデータが出力される期間に
対応して第1の積分制御信号W1がハイレベルに立ち上
げられる。これにより、第1の積分制御信号W1を受け
る第1の積分回路42では、第1の画像信号Ya(t)から
生成された画像データの積分処理が行われる。逆に、ラ
インメモリ41から出力されるデータが第2の画像信号
Yb(t)から生成されたデータである場合、そのデータが
出力される期間に対応して第2の積分制御信号W2がハ
イレベルに立ち上げられ、第2の積分回路43で第2の
画像信号Yb(t)から生成された画像データの積分処理が
行われる。つまり、第1及び第2の積分回路42、43
は、第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)のそれぞれ
に対応しており、第1の画像信号Ya(t)に対応する画像
データの積分と第2の画像信号Yb(t)に対応する画像デ
ータの積分とを独立して行うことができる。
【0039】露光制御回路44は、第1及び第2の積分
回路42、43に対して共通に配置され、これら2つの
積分回路42、43からの出力に基づいて第1及び第2
のCCD固体撮像素子31a、31bの露光状態の制御
をそれぞれ独立して時分割で行う。即ち、第1の積分回
路42から出力される積分データに基づいて第1のCC
D31aの蓄積時間を伸縮制御し、第2の積分回路43
から出力される積分データに基づいて第2のCCD固体
撮像素子31bの蓄積時間を伸縮制御する。例えば、第
1のCCD固体撮像素子31aの露光状態を制御する場
合、第1の画像信号Ya(t)から生成された画像データの
積分値が適正範囲より大きくなると、第1のCCD固体
撮像素子31aの蓄積時間を短くするようにタイミング
制御回路33へ指示を与える。逆に、積分値が適正範囲
より小さくなると、蓄積時間を長くするように指示を与
え、常に第1のCCD固体撮像素子31aの露光状態が
適当となるようにフィードバック制御する。
【0040】RGBプロセス回路45は、画像データY
(n)に対して、色分離、マトリクス演算等の処理を施
し、輝度データ及び色差データを含む画像データD(n)
を生成する。例えば、色分離処理においては、第1及び
第2のCCD31a、31bの撮像部に装着されるカラ
ーフィルタの色配列に従って画像データY(n)を振り分
け、複数の色成分データR(n)、G(n)、B(n)を生成す
る。また、マトリクス演算処理においては、振り分けた
各色成分データを合成して輝度データを生成すると共
に、各色成分データから輝度データを差し引いて色差デ
ータを生成する。また、RGBプロセス回路45には、
圧縮回路、合成回路が内蔵され、必要に応じて特定の画
像データに対する圧縮処理を行うと共に、第1のCCD
固体撮像素子31aから得られる画像データと第2のC
CD固体撮像素子31bから得られる画像データとを合
成する。
【0041】第3及び第4の積分回路46、47は、R
GBプロセス回路45から出力される色成分データR
(n)、G(n)、B(n)を取り込み、例えば、1画面単位か
ら数画面単位で各色成分データ毎に積分する。これら第
3及び第4の積分回路46、47は、第1及び第2の画
像信号Ya(t)、Yb(t)の出力タイミング、或いは、出力
順序に対応して生成される第3及び第4の積分制御信号
W3、W4を受けて動作し、第1の画像信号Ya(t)から生
成された色成分データR(n)、G(n)、B(n)の積分と第
2の画像信号Yb(t)から生成された色成分データR
(n)、G(n)、B(n)の積分とをそれぞれ独立して行う。
【0042】ホワイトバランス制御回路48は、第3及
び第4の積分回路46、47に対して共通に配置され、
これら2つの積分回路46、47から出力される積分デ
ータに基づいて第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)
から生成された画像データのホワイトバランスの補正を
それぞれ独立して時分割で行う。このホワイトバランス
の補正においては、例えば、第1の画像信号Ya(t)から
生成された画像データのホワイトバランスを補正する場
合、第3の積分回路46から出力される色成分データR
(n)、G(n)、B(n)の各積分値を比較し、これらの積分
値が一致するように色成分信号R(n)、B(n)に固有の係
数を乗算する。
【0043】このように、第1及び第2の画像信号Ya
(t)、Yb(t)のそれぞれに対応して複数の積分回路を設
け、第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)の出力タイ
ミングに応じて各積分回路で積分処理を行うことで、第
1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)から生成される画
像データの積分をそれぞれ独立して行うことができる。
更には、これらの積分回路に対して露光制御回路44、
或いは、ホワイトバランス制御回路48を共通に設ける
構成としたことで、デジタル信号処理回路39の回路規
模の大型化を最小限に抑えている。
【0044】また、この第1の実施形態においては、タ
イミング制御回路34を第1及び第2のCCD固体撮像
素子に対して共通としているため、2つのCCD固体撮
像素子の駆動条件が等しく設定されるが、これら2つの
CCD固体撮像素子が全くの同一構成である必要はな
い。例えば、駆動条件が同一であれば、カラー撮像用や
モノクロ撮像用のCCD固体撮像素子を組み合わせて用
いても良いし、デバイス構造の異なるCCD固体撮像素
子を用いても良い。ただし、カラー撮像とモノクロ撮像
のCCD固体撮像素子を組み合わせて用いる場合、カラ
ー撮像用とモノクロ撮像用の両者に対応できる信号処理
回路が適用される。
【0045】続いて、本願発明の第2の実施形態を説明
する。図8は、本願発明の第2の実施形態を示すブロッ
ク図である。この第2の実施形態において、第1の実施
形態と異なる点は、タイミング制御回路を第1及び第2
のCCD固体撮像素子31a、31bに対して各別に設
けた点にある。
【0046】第1及び第2のタイミング制御回路50
a、50bは、第1及び第2のCCD固体撮像素子31
a、31bのそれぞれに対応して各別に設けられ、それ
ぞれが独立して動作する。これら第1及び第2のタイミ
ング制御回路50a、50bは、同一構成の回路であ
り、一定周期の基準クロックCKをカウントするカウン
タ及びこのカウンタの出力をデコードするデコーダとを
備えて構成される。第1及び第2のタイミング制御回路
50a、50bでは、デコーダの設定値を変更すること
で様々なタイミング信号を複数生成することができる。
【0047】このような構成において、例えば、第1の
CCD固体撮像素子31aを駆動させる場合、第1のタ
イミング制御回路50aにて生成されるタイミング信号
が第1のCCDドライバ回路31aに供給され、このタ
イミング信号に基づいて第1のフレーム転送クロックφ
a(f)、第1の垂直転送クロックφa(v)、第1の水平転送
クロックφa(h)及び第1のリセットクロックφa(r)が生
成される。そして、第1のCCD固体撮像素子31aが
駆動し、第1の画像信号Y(t)が第1のクランプ回路5
aに取り込まれる。このとき、第2のタイミング制御回
路50bは、タイミング信号の出力を停止しており、こ
れにより、第2のCCDドライバ回路32b及び第2の
CCD固体撮像素子31bの駆動が停止されている。
【0048】このように、第1及び第2のCCD固体撮
像素子31a、31bのそれぞれに対応付けて別々にタ
イミング制御回路を設けることで、各CCD固体撮像素
子の仕様に合わせて別々のクロックパルスを生成するこ
とが可能となる。したがって、第1及び第2のCCD固
体撮像素子31a、31bが互いに周波数の異なるクロ
ックパルスで動作する固体撮像素子であったとしても、
第1の実施形態と同様の動作を行うことができる。ま
た、この第2の実施形態では、第1及び第2の昇圧回路
33a、33bが第1及び第2のCCD固体撮像素子3
1a、31bのそれぞれに対応して各別に設けられるた
め、2つのCCD固体撮像素子の動作電圧が相違してい
ても、何ら問題はなく、2つのCCD固体撮像素子の効
率的な動作が可能である。尚、アナログ信号処理回路3
7やデジタル信号処理回路39等の動作制御は、動作中
のタイミング制御回路からのタイミング信号によって行
われる。
【0049】続いて、本願発明の第3の実施形態を説明
する。図9は、本願発明の第3の実施形態の構成を示す
ブロック図である。この第3の実施形態において、第1
の実施形態と異なる点は、第2の実施形態と同様の第1
及び第2のタイミング制御回路50a、50bを設けた
うえで、第1のCCD固体撮像素子31a用と第2のC
CD固体撮像素子31b用とで昇圧回路61を共有化す
ると共に、クランプ回路35の前段に選択回路62を配
置してクランプ回路35以降の信号処理系列を一本化し
たことにある。
【0050】昇圧回路61は、昇圧部61a及び出力選
択部61bからなり、昇圧部61aは、入力される電源
電圧を昇圧して昇圧電圧を生成し、出力選択部61b
は、昇圧部61bの出力の供給先を第1のCCD固体撮
像素子31a、第2のCCD固体撮像素子33aの動作
タイミングに合わせて切り換える。そして、第1のCC
D固体撮像素子31aを駆動させるとき、昇圧回路61
は、昇圧部61aにて生成した昇圧電圧を第1のCCD
固体撮像素子31a及び第1のCCDドライバ回路32
aに出力し、第2のCCD固体撮像素子31bを駆動さ
せるとき、昇圧電圧を第2のCCD固体撮像素子33a
及び第2のCCDドライバ回路32bに出力する。尚、
出力選択部61bによる切換動作は、第1及び第2のC
CD固体撮像素子31a、31bの切換動作と同期して
行われる。
【0051】選択回路62は、第1及び第2のトランジ
スタ62a、62b、抵抗素子62cからなる。第1及
び第2のトランジスタ62a、62bは、それぞれ第1
のCCD固体撮像素子31a、第2のCCD固体撮像素
子31bに対応して設けられ、電源電圧VDと接地点と
の間に抵抗素子62cと直列接続される。これら第1及
び第2のトランジスタ62a、62bは、例えば、バイ
ポーラトランジスタから構成され、ベース端子に第1及
び第2のCCD固体撮像素子31a、31bの出力をそ
れぞれ受ける。したがって、選択回路62では、第1及
び第2のCCD固体撮像素子31a、31bのうち、動
作中のCCD固体撮像素子からの画像信号をインピーダ
ンス変換して次段のクランプ回路35へ画像信号Y(t)
として出力する。
【0052】このような構成において、例えば、第1の
CCD固体撮像素子31aを駆動させる場合、第1のタ
イミング制御回路60aにて生成されるタイミング信号
が第1のCCDドライバ回路32aへ供給されると共
に、出力選択部61bで第1のCCDドライバ回路32
a側が選択されて昇圧電圧が第1のCCDドライバ回路
32aへ供給される。これにより、第1のCCD固体撮
像素子31aが駆動し、第1の画像信号Ya(t)が選択回
路62中の第1のトランジスタ62aに取り込まれる。
そして、第1のトランジスタ62aが活性化し、第1の
画像信号Ya(t)が画像信号Y(t)として出力される。
【0053】この第3の実施形態によれば、昇圧回路5
1が共通となっているため、2つのCCD固体撮像素子
を同時駆動することができないといった制約を受けるこ
とになるが、第1及び第2の実施形態よりも回路構成を
簡略化することができ、従来構成に対してシステム規模
の大幅な縮小化を図ることができる。また、この第3の
実施形態では、2つのCCD固体撮像素子の駆動に対し
て1つの昇圧回路を動作させるのみとなるため、消費電
力を低減化することが可能となり、バッテリ駆動するよ
うな撮像装置に対して特に有効となる。
【0054】以上第1乃至第3の実施形態を例示して本
願発明を説明した。本願発明の撮像装置によれば、効率
的な動作を可能としながら、システム規模の縮小化を図
ることができる。また、第2及び第3の実施形態のよう
に、タイミング制御回路をそれぞれのCCD固体撮像素
子に対応して設けることで、互いに駆動条件の異なるC
CD固体撮像素子であっても、効率的な動作とシステム
規模の縮小化との両立を図ることができる。このような
撮像装置は、汎用性が高く、各実施形態を選択的に採用
することで、様々なアプリケーションに適用させること
が可能である。以下に、その適用形態の一例を説明す
る。
【0055】監視カメラシステムで用いられるCCD固
体撮像素子には、一般に、非常に広いダイナミックレン
ジと高い受光感度との両立が望まれ、これを1つのCC
D固体撮像素子で実現するには、夜間等の暗い場所での
撮像に合わせて受光感度の高いCCD固体撮像素子及び
赤外照明を採用すると共に、昼間等の明るい場所での撮
像に合わせて赤外カットフィルタをCCDの受光面側に
セットするといった構成が考えられる。これらの構成に
加えて、赤外照明の制御や赤外カットフィルタの開閉制
御等を行う機構が必要となり、システム全体としての機
構が複雑となる。このため、CCD固体撮像素子が1つ
であるにも拘わらず、結果的にカメラシステムの規模の
増大やコストの増大を招いてしまう。
【0056】そこで、第1及び第2のCCD固体撮像素
子のうち、第2のCCD固体撮像素子を赤外感度の高い
固体撮像素子に設定し、第1のCCD固体撮像素子がそ
れよりも赤外感度の低い、一般的な固体撮像素子に設定
する。昼間等の明るい場所での撮像では、第1のCCD
固体撮像素子だけを駆動し、逆に、夜間等の暗い場所で
の撮像では、第2のCCD固体撮像素子だけを駆動す
る。この際、第1及び第2のCCD固体撮像素子の駆動
の切換は、被写体照度に応じて自動的に行われるのが望
ましい。即ち、露光制御の際に測光センサで測定される
照度や信号処理回路で算出される画像信号の積分値を利
用して行うことが可能である。
【0057】このように本願発明を適用すれば、CCD
固体撮像素子が1つの場合と比べると、2つのCCD固
体撮像素子やCCDドライバ回路が配置されることとな
るが、赤外照明や赤外カットフィルタ及びこれらを制御
する機構が不要となる。このため、実質的にシステム規
模を縮小することができ、これに伴って、コストの削減
を図ることができる。また、2つのCCD固体撮像素子
が配置されるため、それぞれの撮像条件に適したレンズ
を各固体撮像素子に別々に設定することが可能となる。
【0058】次に、別の適用形態を説明する。従来よ
り、携帯電話機等の携帯機器にカメラ機能を内蔵し、携
行先で簡易なデジタルカメラとして使用可能なものがあ
る。このような携帯電話機では、携行先で撮像した画像
をインターネット回線を通じて送信することができる機
能が含まれていることが多く、この機能を利用するに
は、ユーザーが携帯電話機の操作キーを用いて画像の送
信先を指定するアドレスを入力する必要がある。そし
て、近年では、アドレス入力の煩わしさを解消するため
に、アドレスをバーコード表示し、このバーコードをセ
ンサで読み取って一括的にアドレス入力を完了させると
いった機能を盛り込むことが考えられている。
【0059】そこで、第2のCCD固体撮像素子に第1
のCCD固体撮像素子よりも受光画素数の多いCCD固
体撮像素子を適用する。そして、一般に高い解像度が要
求されるバーコード読み取り等の画像認識の際には、解
像度の高い第2のCCD固体撮像素子を駆動し、一方、
通常の撮像を行う場合には、第1のCCD固体撮像素子
を駆動する。このような構成は、バーコード読み取り機
能だけでなく、例えば、セキュリティのための指紋セン
サ等と通常の撮像を両立させる場合にも適用することが
できる。
【0060】ここで、説明した監視カメラシステム、バ
ーコード読み取りシステム及び指紋センサシステムは、
本願発明の適用形態としての一部である。即ち、互いに
撮像条件の異なる複数の撮像を1つのシステムで両立さ
せるような場合には、本願発明は、十分に適用可能であ
る。
【0061】以上の実施形態においては、第1及び第2
のCCD固体撮像素子がフレームトランスファ型である
場合を例にあげて説明したが、本願発明は、これに限ら
れるものではなく、1画面分の情報電荷を一時的に保持
することのできる蓄積部を備えるフレームインターライ
ン型の固体撮像素子を用いた撮像装置にも適している。
【0062】また、デジタル信号処理の露光制御、ホワ
イトバランス制御において、2つのCCD固体撮像素子
に対応付けて複数の積分回路を設ける構成を例示してい
るが、本願発明は、これに限られるものではない。例え
ば、1ライン単位や1画面単位で第1及び第2のCCD
固体撮像素子を交互に駆動させるといった2つのCCD
固体撮像素子の動作切り換えを頻繁に行う場合には、積
分回路を各CCD固体撮像素子に対応付けて別々に設け
るのが望ましいが、複数画面単位で2つのCCD固体撮
像素子の動作を切り換えるような場合には、積分回路を
2つのCCD固体撮像素子で共有化しても良い。
【0063】
【発明の効果】本願発明によれば、2つのCCD固体撮
像素子からの画像信号の出力タイミングを時分割に設定
し、その出力タイミングに合わせて選択回路を動作させ
ている。これにより、2つの画像信号の切り換え動作を
効率良く行うことができ、機能低下の弊害を防止するこ
とができる。更に、選択回路を信号処理回路の前段に配
置して以降の回路を共有化する構成としたことで、撮像
装置としての回路規模を最大限に縮小化することを可能
としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の撮像装置の第1の実施形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】固体撮像素子の構成を示す平面図である。
【図3】表示モードの一例を示す模式図である。
【図4】図1の動作を説明するタイミング図である。
【図5】第1及び第2の画像信号Ya(t)、Yb(t)、画像
信号Y(t)、画像データD(n)の状態を示すタイミング図
である。
【図6】デジタル信号処理回路の構成を示すブロック図
である。
【図7】第1及び第2の積分制御信号を説明するタイミ
ング図である。
【図8】本願発明の第2の実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】本願発明の第3の実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】従来の撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】表示モードの一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1a、31a:第1のCCD固体撮像素子 1b、31b:第2のCCD固体撮像素子 2a、32a:第1の昇圧回路 2b、33b:第2の昇圧回路 3a、33a:第1のCCDドライバ回路 3b、33b:第2のCCDドライバ回路 4a:第1のタイミング制御回路 4b:第2のタイミング制御回路 5a:第1のアナログ信号処理回路 5b:第2のアナログ信号処理回路 6a:第1のA/D変換器 6b:第2のA/D変換器 7a:第1のデジタル信号処理回路 7b:第2のデジタル信号処理回路 8a:第1のメモリ 8b:第2のメモリ 9:メモリコントローラ 34:タイミング制御回路 35a:第1のクランプ回路 35b:第2のクランプ回路 36:選択回路 37:アナログ信号処理回路 38:A/D変換回路 39:デジタル信号処理回路 41:ラインメモリ 42:第1の積分回路 43:第2の積分回路 44:露光制御回路 45:RGBプロセス回路 46:第3の積分回路 47:第4の積分回路 48:ホワイトバランス制御回路 50a:第1のタイミング制御回路 50b:第2のタイミング制御回路 61:昇圧回路 61a:昇圧部 61b:出力選択部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光画素が行列配置され、第1の
    被写体映像に応答して発生する情報電荷を各受光画素に
    蓄積する第1の固体撮像素子と、 複数の受光画素が行列配置され、第2の被写体映像に応
    答して発生する情報電荷を各受光画素に蓄積する第2の
    固体撮像素子と、 前記第1の固体撮像素子の各受光画素に蓄積された情報
    電荷を転送出力して第1の画像信号を得る第1の駆動回
    路と、 前記第2の固体撮像素子の各受光画素に蓄積された情報
    電荷を転送出力して第2の画像信号を得る第2の駆動回
    路と、 一定周期の基準クロックに基づいて前記第1の固体撮像
    素子の垂直走査及び水平走査のタイミングを決定する第
    1のタイミング制御回路と、 前記基準クロックに基づいて前記第2の固体撮像素子の
    垂直走査及び水平走査のタイミングを決定する第2のタ
    イミング制御回路と、 前記第1及び第2の固体撮像素子の動作タイミングに同
    期して前記第1及び第2の画像信号の何れか一方を選択
    的に出力する選択回路と、 前記選択回路からの出力を受けて所定の画像信号を生成
    する信号処理回路と、を備え、 前記選択回路は、所定の時間毎に交互に前記第1及び第
    2の画像信号を選択することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記第1の画像信号をクランプして前記選択回路に供給
    する第1のクランプ回路と、 前記第2の画像信号をクランプして前記選択回路に供給
    する第2のクランプ回路と、を更に備え、 前記第1及び第2のクランプ回路は、同一のクランプレ
    ベルを有することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記選択回路の出力をクランプして前記信号処理回路へ
    出力するクランプ回路を更に備えたことを特徴とする撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    撮像装置において、 入力される電圧を昇圧して生成する第1の昇圧電圧を前
    記第1の駆動回路へ供給する第1の昇圧回路と、 入力される電圧を昇圧して生成する第2の昇圧電圧を前
    記第2の駆動回路へ供給する第2の昇圧回路と、を更に
    備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    撮像装置において、 入力される電圧を昇圧して昇圧電圧を生成する昇圧回路
    を更に備え、 前記昇圧回路は、前記昇圧電圧を生成する昇圧部と、前
    記昇圧電圧を前記第1及び第2の固体撮像素子の動作タ
    イミングに同期して前記第1及び第2の駆動回路の何れ
    か一方に選択的に出力する出力選択部と、を含むことを
    特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記信号処理回路は、前記第1及び第2の画像信号をそ
    れぞれ取り込み、所定の期間単位で積分する第1及び第
    2の積分回路と、 前記第1及び第2の積分回路の各出力に基づいて、前記
    第1及び第2の固体撮像素子の露光状態をそれぞれ独立
    して制御する露光制御回路と、を含むことを特徴とする
    撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の撮像装置において、 前記信号処理回路は、前記第1及び第2の画像信号をそ
    れぞれ取り込み、所定の期間単位で積分する第3及び第
    4の積分回路と、 前記第3及び第4の積分回路の各出力に基づいて、前記
    第1及び第2の画像信号のホワイトバランスをそれぞれ
    独立して補正するホワイトバランス制御回路と、を更に
    含むことを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記第1及び第2の固体撮像素子は、互いに駆動条件が
    異なることを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の撮像装置において、 前記第2の固体撮像素子は、前記第1の固体撮像素子よ
    りも赤外感度が高く設定されることを特徴とする撮像装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の撮像装置において、 前記第1及び第2の固体撮像素子は、受光画素数が互い
    に異なることを特徴とする撮像装置。
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