JP2003158646A - 撮像装置及び制御システム - Google Patents

撮像装置及び制御システム

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JP2003158646A JP2001356244A JP2001356244A JP2003158646A JP 2003158646 A JP2003158646 A JP 2003158646A JP 2001356244 A JP2001356244 A JP 2001356244A JP 2001356244 A JP2001356244 A JP 2001356244A JP 2003158646 A JP2003158646 A JP 2003158646A
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Katsumi Iijima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影した画像の再生時、或は記憶済みの画像
ファイルの再生時に、撮影前と撮影後のカメラが判断し
た情報と、それを比較・評価した情報の1つ以上を組合
せた情報を、表示画面上に、再生画像データと一緒に表
示することで、ユーザが画像の写り具合を容易に判断で
きるデジタルカメラ等の撮影・再生を好適にすることが
可能な撮像装置及び制御システムの提供。 【解決手段】 撮影前の撮像装置自体が判断した撮影前
情報及び/または撮影後情報及び/またはそれらを比較
・評価する解析手段により評価した情報を、記憶する記
憶手段を備え、前記各情報の内の一つ以上を組合わせた
情報を、撮影した画像データと共に表示画面上に表示す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、デジタル
カメラ等の撮像装置により撮影された画像を画像ファイ
ルとして記憶するシステムに適用され、特に、デジタル
カメラ等の一時記憶媒体であるメモリ等に記憶された画
像データを、LCD等の表示画面上に表示する手段を有
する撮像装置及び制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の発展等に伴い、撮
影した画像情報を電子的に処理するデジタルカメラが普
及してきている。撮影レンズを通過した被写体光束が固
体撮像素子(CCDなど)に到達し、被写体像を電気信
号に変換し、映像信号として出力し、更に写った撮影画
像が画像処理回路内でさまざまな変換処理を施され、最
後にメモリカードなどの記憶媒体に画像ファイルとして
保存されると同時に、デジタルカメラに内蔵の液晶モニ
タ(LCD)に画像データを表示する再生機能を有する
ものが一般的である。
【0003】画像をLCD等の表示画面上に表示する目
的には、撮影直後に撮影した画像データを確認する目的
で表示されるクイックレビュー再生と、既に撮影した画
像ファイルをユーザが選択的に操作し、その画像ファイ
ルの中の画像データを表示するプレイバック再生があ
る。クイックレビュー再生では、撮影後の上記画像処理
を経たのち、LCD等の表示画面の大きさで画像データ
全体を自動的に一定時間LCD上に表示するものが多
い。プレイバック再生では、画像ファイルを次々に選択
して、選択した画像データを再生する機能や、更に複数
のサムネール画像データをLCD上に表示する機能を有
するカメラも存在する。
【0004】また、近年のデジタルカメラは、軽量でか
つ小型化されてきていることで、ユーザが気軽に持ち運
びできるようになっており、非常に携帯性に優れてい
る。しかしその反面、画像データの再生において、撮影
画像の写り具合を確認するためのLCDの表示画面は非
常に小さくなっている(低コスト化の要因もある)。そ
のため、LCD上に通常の大きさで表示された画像を見
ると、LCD上では綺麗に写っているように見えても、
その画像ファイルをパーソナルコンピュータ上に取り込
んで確認してみると、ピントがずれていたり、手ぶれし
ていたり、輝度が暗かったり等、ユーザが意図していた
撮影画像ではなかったりすることがある。
【0005】しかし、ユーザはLCD上では綺麗に見え
たことから、再度、その被写体を取り直す等の対策はせ
ず、のちにパーソナルコンピュータ等で確認した時点
で、自分が意図していた撮影画像ではなかったことに気
づくことになる。
【0006】一方、近年のデジタルカメラの手軽さか
ら、デジタルカメラの所有者は、あまりカメラや画像等
に詳しくないユーザがその大半である。そのような一般
的なユーザにとって、シャッタースピードが遅いために
カメラから撮影前に手ぶれ警告が発せられている場合
や、被写体が動いている最中でも、あまり気にすること
無しに、またはその警告の仕方によっては気が付くこと
無しに、撮影してしまうことが多い。
【0007】しかし、プレイバック再生時には、多くの
画像ファイルにおいて、それぞれの撮影前の手ぶれ警告
や撮影の瞬間に被写体が動いた等の撮影情報を覚えてい
ることは難しい。そのため、LCD上に通常の(画像デ
ータ全体を表示する)大きさで画像ファイルの画像デー
タを再生しただけでは、何の条件が悪かったのかがよく
分らないまま、次に撮影する時にも最適な条件に設定変
更できずにいることが多い。
【0008】そのような問題点を解消するために、LC
D等の表示画面に表示された画像データの一部領域を拡
大して表示する機能を有するカメラが存在する。ユーザ
は、クイックレビュー、またはプレイバック再生時にL
CD上に通常の大きさで表示された画像データを、ボタ
ン等の操作により拡大して表示し、確認したい個所を更
にスクロール等の操作により表示させて、撮影画像の写
り具合を確認できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のように、画像データを拡大して表示することで
撮影画像の写り具合を確認できたとしても、その撮影画
像を撮影する前に、手ぶれ警告がなされていたことや被
写体が動いた等の撮影情報を確認することはできない。
また、画像データを拡大する操作や上下左右にスクロー
ルする操作は、小さいデジタルカメラに付随する少ない
ボタンでは非常に煩わしい操作であると共に、非常に電
池の消耗が激しい等の問題点が存在する。更に、一般的
なユーザには、具体的にどのように撮影時の条件を設定
すれば、今表示されている画像よりも良い画像が撮影で
きるのかがよく分らないという問題も存在する。
【0010】本発明は、上述の事情に鑑みて成されたも
ので、デジタルカメラ等の撮像装置の画像を記憶するシ
ステムにおいて、撮影した画像の再生時、或は記憶済み
の画像ファイルの再生時に、撮影前と撮影後のカメラが
判断した情報と、それを比較・評価した情報の1つ以上
を組合せた情報を、表示画面上に、再生画像データと一
緒に表示することで、ユーザが画像の写り具合を容易に
判断できるデジタルカメラ等の撮影・再生を好適にする
ことが可能な撮像装置及び制御システムを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0012】(1)一時記憶媒体等のメモリに記憶され
た画像データを表示画面上に表示する表示手段を備えた
撮像装置であって、撮影前の撮像装置自体が判断した撮
影前情報を記憶する記憶手段と、該記憶した撮影前情報
を、撮影した画像データと共に表示画面上に表示する表
示手段と、を備えた撮像装置。
【0013】(2)一時記憶媒体等のメモリに記憶され
た画像データを表示画面上に表示する表示手段を備えた
撮像装置であって、撮影後の撮像装置自体が判断した撮
影後情報を記憶する記憶手段と、該記憶した撮影後情報
を、撮影した画像データと共に表示画面上に表示する表
示手段と、を備えた撮像装置。
【0014】(3)一時記憶媒体等のメモリに記憶され
た画像データを表示画面上に表示する表示手段を備えた
撮像装置であって、撮影前情報と撮影後情報を、比較し
評価する第1の解析手段と、該第1の解析手段により評
価した情報(撮影前後情報)を記憶する記憶手段と、前
記記憶した撮影前後情報を、撮影した画像データと共に
表示画面上に表示する表示手段と、を備えた撮像装置。
【0015】(4)前項(1)乃至(3)のいずれかに
記載の撮像装置において、前記撮影前情報と前記撮影後
情報と前記撮影前後情報の内の1つ以上選択的に組み合
わせた情報を、撮影した画像データと共に表示画面上に
表示する表示手段を備えた撮像装置。
【0016】(5)前項(1)乃至(4)のいずれかに
記載の撮像装置において、前記撮影前情報と前記撮影後
情報と前記撮影前後情報の内の1つ以上選択的に組み合
わせた情報を、撮影した画像データと共に画像ファイル
内の情報として記憶する記憶手段と、該記憶した画像フ
ァイルから、前記撮影前情報と前記撮影後情報と前記撮
影前後情報を解析する第2の解析手段と、を備えた撮像
装置。
【0017】(6)前項(1)乃至(5)のいずれかに
記載の撮像装置において、前記撮影前情報と前記撮影後
情報と前記撮影前後情報の内の1つ以上選択的に組み合
わせた情報を表示するモードを、ユーザが選択的に切替
え可能な入力手段を備えた撮像装置。
【0018】(7)前項(3)または(5)に記載の撮
像装置において、第1の解析手段と第2の解析手段は、
互いに機能を共有し、一つの解析手段とした撮像装置。
【0019】(8)各種情報を記憶できる記憶手段を有
する撮像装置の制御システムであって、撮影した画像の
再生時、または記憶済みの画像ファイルの中の画像デー
タ再生時に、撮像装置が判断した撮影前情報を記憶し、
記憶した撮影前情報と、撮影後情報を記憶し、記憶した
撮影後情報と、また撮影前情報と撮影後情報を比較し評
価する第1の解析手段と、該第1の解析手段により評価
した撮影前後情報を記憶する記憶手段と、前記記憶した
撮影前後情報と、前記撮影前情報と前記撮影後情報と撮
影前後情報の内の1つ以上選択的に組合せた情報を、撮
影した画像データと共に表示する表示手段を備え、前記
撮影前情報と前記撮影後情報と前記撮影前後情報の内の
1つ以上選択的に組み合わせた情報を、撮影した画像デ
ータと共に画像ファイル内の情報として記憶し、該記憶
した画像ファイルから、前記撮影前情報と前記撮影後情
報と前記撮影前後情報を解析する第2の解析手段を備
え、更に前記撮影前情報と前記撮影後情報と前記撮影前
後情報の内の1つ以上選択的に組み合わせた情報を表示
するモードを、ユーザが選択的に切替え可能な入力手段
を設けた撮像装置の制御システム。
【0020】(9)前項(8)に記載の撮像装置の制御
システムにおいて、第1の解析手段と第2の解析手段
は、互いに機能を共有し、一つの解析手段とした撮像装
置の制御システム。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る撮像装置及び
制御システムの実施の形態を説明する。
【0022】図1は、実施例1における撮影前情報を撮
影した画像と共に表示画面上に再生した表示例を示す説
明図、図2は、本発明に係る撮像装置としてのデジタル
カメラのシステムの一構成例を示すブロック図、図3
は、実施例1におけるクイックレビュー再生の処理手順
例を示すフローチャート、図4は、実施例1における撮
影準備の処理手順例を示すフローチャート、図5は、実
施例2における撮影前後情報または撮影後情報を撮影し
た画像と共に表示画面上に再生した表示例を示す説明
図、図6は、実施例2における撮影後処理の手順例を示
すフローチャート、図7は、実施例3におけるプレイバ
ック再生の処理手順例を示すフローチャート、図8は、
実施例5における撮影前後情報を撮影した画像と共に表
示画面上に再生した表示例を示す説明図、図9は、実施
例6における撮影前後情報とその詳細情報(撮影前後詳
細情報)を撮影した画像と共に表示画面上に再生した表
示例を示す説明図である。
【0023】以下、添付図面を参照して本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。
【0024】図2は、本発明に係る撮像装置としてのデ
ジタルカメラのシステムの一構成例を示すブロック図で
ある。
【0025】同図中、201は図示していない被写体像
を結像するレンズ、202はレンズ201からの入射光
量を調節する絞り機構、203はレンズ201から絞り
機構202を通って入射した光信号を電気信号に変換す
る撮像素子、204は撮像素子203により光電変換さ
れた信号をサンプリングしてゲインコントロールするC
DS,AGC回路、205はCDS,AGC回路204
から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する
アナログ/デジタル変換器(以降、A/D変換器と記述
する)、210はA/D変換器205によりA/D変換
された信号に対して、所定の処理を施すカメラ信号処理
回路、230はカメラ信号処理回路210などの装置か
ら出力されたデジタル信号をメモリ212などの他の装
置へ転送するためのデータバス、211は本デジタルカ
メラ全体を制御するマイクロコンピュータ(以下、CP
Uと記述する)、231はCPU211から出力される
制御信号を伝達するCPUバス、212はデータバス2
30から送られる画像データなどのデジタル信号等を一
時的に記憶する記憶装置(以降、メモリと記述する)、
209はAF(オートフォーカス)制御のために所定の
処理を行うAF用信号処理回路、208はAF用信号処
理回路209から出力される信号に基づいてAF制御を
行うAF制御回路、207はレンズ201を駆動するフ
ォーカスレンズ駆動回路、206はレンズ201の駆動
源であるフォーカスレンズモータ、213はAF等の制
御エリアを設定するための制御エリア設定回路、215
はカメラ信号処理回路210やメモリ212などから出
力された画像データの一部を拡大する画像拡大処理回
路、216はメモリ212上に一時的に保存されている
画像データを画像ファイルの形で保存するメモリカード
やディスクなどの2次記憶装置、217はカメラ信号処
理回路210から出力した生の画像データをJPEGな
どの圧縮アルゴリズムを用いて圧縮、また、その逆の伸
長を行う画像圧縮・伸長装置、218は圧縮された画像
データに様々なヘッダ情報を付加して画像ファイルを作
成する手段と、画像ファイルからヘッダ情報と画像デー
タを取り出す手段を備えた画像ファイル作成・読出し装
置、222はLCD表示装置224に出力する映像信号
を保持するVRAM、223はVRAM222から出力
されたデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル
/アナログ変換器(以降、D/A変換器と記述する)、
224はD/A変換器223から出力されるアナログ映
像信号をユーザに対して表示するLCD表示装置、22
1は撮影時にカメラ信号処理回路210やメモリ212
などから出力された、また再生時に画像ファイル作成・
読出し装置218により読出されたヘッダ情報内にある
撮影前や撮影後のカメラが判断した情報や撮影前後を比
較して評価した情報を解析する撮影前後情報解析装置、
214は撮影前後情報解析装置221により解析された
情報をLCD表示装置224等の表示装置上に表示する
処理を行う撮影前後情報表示装置。
【0026】219は撮影前後情報表示装置214に表
示する項目の情報量を、クイックレビュー再生時やプレ
イバック再生時のデフォルトの再生モードとして撮影者
が予め入力するためのパラメータ設定入力装置、220
は撮影前後情報表示装置214に表示する項目の情報量
を、撮影中や撮影中のクイックレビュー再生中、または
プレイバック再生中に撮影者が手動で切替えたい場合に
指示信号を入力するための撮影前後情報表示スイッチで
ある。
【0027】このように構成されたデジタルカメラにお
いて、被写体からの光はレンズ201及び絞り機構20
2を通して撮像素子203に結像し、電気信号に変換さ
れて出力される。該出力された電気信号はCDS,AG
C回路204に入力されてサンプリングされ、且つゲイ
ンコントロールされた後、A/D変換器205に入力さ
れてデジタル信号に変換される。該変換されたデジタル
信号は、カメラ信号処理回路210に入力されて所定の
処理が施された後、D/A変換器223に入力される。
そして、このD/A変換器223にてアナログ信号に変
換された信号は、LCD表示装置224等に出力され
る。この信号の流れはEVF(電子ビューファインダ)
を構成する一般的なものである。
【0028】次に、撮影した画像に様々な画像処理を行
いJPEGなどの画像ファイルとして記録メディアに保
存する流れについての一例を説明する。
【0029】カメラ信号処理回路210から出力された
デジタルデータは、データバス230を介してメモリ2
12に保存された後、画像圧縮・伸長装置217により
圧縮処理等の画像処理がなされ、撮影情報(Tv値、A
v値、選択された測距枠)などの属性値と共に、撮影前
後情報解析装置221から出力された撮影前や撮影後の
情報や、撮影前後の情報を比較して評価した情報の属性
が付加した画像ファイルが画像ファイル作成・読出し装
置218により生成される。その後、再びデータバス2
30を介して画像ファイルはメモリカードやハードディ
スクなどの2次記憶装置216に送られ記憶される。
【0030】次に、記録メディアに保存された画像ファ
イルから画像処理を行い、画像データを表示装置などに
表示する流れについての一例を説明する。
【0031】2次記憶装置216に保存されている画像
ファイルは、画像圧縮・伸張装置217により伸張処理
等の画像処理がなされ、最終的にVRAM222に転送
され、LCD表示装置224に表示される。また、前記
画像ファイルは画像ファイル作成・読出し装置218に
より画像ファイル内にあるヘッダ情報が抽出され、更に
抽出したヘッダ情報から撮影前後情報解析装置221に
より撮影前や撮影後の情報や撮影前後情報を比較して評
価した情報が抽出される。
【0032】これら画像ファイルの画像データやヘッダ
情報の各情報が各装置に処理される際は、データバス2
30を介してメモリ212上に配置されることを幾度か
繰り返す。また、撮影前後情報表示装置214は、CP
U211よりCPUバス231を介してパラメータ設定
入力装置219や撮影前後情報表示スイッチ220によ
り撮影前後情報解析装置221が抽出した情報を表示す
るかどうかのパラメータや指示を取得し、その指示に従
った情報を、先に説明した画像データが転送されている
VRAM222上に転送し、画像データと共にLCD表
示装置224に表示する。但し、撮影前後情報表示装置
214が表示する情報は、ユーザが見て、その時点でL
CD表示装置224に表示されている画像データとの対
応がつけば、必ずしも画像データと一緒に表示する必要
はない。
【0033】なお、本デジタルカメラにおける撮影時と
再生時のデータの流れや制御の流れなどの詳細な動作は
先に説明した通りであるので、これ以降での説明におい
ては省略する。
【0034】また、これ以降の説明においてのフローチ
ャートによる処理手順は、説明した例に限定されるもの
ではなく、本発明の結果を満たす限りいかなる手順の組
み合わせも、複数処理を纏めることも、処理を細分化す
ることも可能であり、また、各処理を個々に切り出し
て、ひとつの機能要素として単体として機能し、示して
いる処理以外の処理と組み合わせて使用することも可能
である。
【0035】(実施例1)以下、本発明の請求項1の実
施例を図面およびフローチャートを参照して説明する。
【0036】図1は、本発明の第1の実施例で実現され
る撮像装置の表示例を示しており、撮影時でのクイック
レビュー再生を行っているか、もしくは再生時のプレイ
バック再生を行っている状態である。
【0037】図1において、101は、LCD全体画面
を示したものであり、102は主被写体である。103
に示す内容は、撮影前のカメラが判断した情報を、ユー
ザが理解しやすいように簡略化して表示している。この
撮影前情報103の例では、撮影前にカメラが露出や明
るさを測定するセンサー等の測定結果により決定したシ
ャッタースピードが遅いために、手ぶれを起こす可能性
が高いことをカメラに付随するLED表示等によりユー
ザに警告をしていたが、そのまま撮影が続行された場合
の例であり、クイックレビュー再生やプレイバック再生
時に、撮影された画像は手ぶれ警告がなされたまま撮影
されたという情報をユーザに通知している。但し、図1
の撮影前情報103の内容は、ユーザがその内容を認識
できるものであれば何でも良く、例えば絵のアイコンを
表示したり、「手ぶれした可能性があります」等の説明
の文章を表示してもよい。
【0038】図3は、レリーズスイッチが押されてか
ら、AE,AFなどの撮影準備を行い、実際の撮影を行
った後に、クイックレビュー再生を表示するまでの概略
の流れを示したフローチャートである。また、実際のカ
メラでは、撮影までのAE,AFなどの撮影準備の処理
と、実際の撮影の処理とをレリーズスイッチの半押しと
全押し等により分けていることが多いが、この例では一
緒にしている。
【0039】ステップS301では、クイックレビュー
再生の設定がされている状態で、ユーザによりレリーズ
スイッチが押されると、このフローが開始される。ステ
ップS302では、LCD表示がONの場合はそれをO
FFにする。
【0040】ステップS303では、AEやAF、測距
枠の選択などの、撮影を行うのに必要となる準備(以
降、撮影準備と呼ぶ)を行う。なお、撮影準備(ステッ
プS303)に関しては、本発明での撮影前にカメラが
判断した情報となり、本実施例中での次に詳しく説明す
る。
【0041】ステップS304では、撮影準備(ステッ
プS303)が完了すると実際の撮影を行う。
【0042】ステップS317では、撮影(ステップS
304)が完了すると撮影準備で得た値との変化を確か
めるための後処理(以降、撮影後処理と呼ぶ)を行う。
なお、撮影後処理(ステップS317)に関しては、本
発明での撮影後にカメラが判断した情報となり、実施例
2の説明で詳しく説明する。
【0043】ステップS305では、撮影(ステップS
304)での画像に対して画像処理を行い、その画像に
対する情報をヘッダ(付帯)情報を付加したJPEGな
どの画像ファイルを作成する。
【0044】ステップS306では、作成した画像ファ
イルを記録メディアなどに保存する。
【0045】ステップS307では、クイックレビュー
機能が有効な設定になっているかを確認し、クイックレ
ビューを行わない設定では本撮影シーケンスを終了し
(ステップS317)、クイックレビューを行う設定で
はステップS308へ進む。
【0046】ステップS308では、撮影前後情報の表
示機能が有効な設定になっているかを確認し、有効な設
定ではステップS309に進み、無効な設定ではステッ
プS311へ進む。
【0047】ステップS309では、撮影準備(ステッ
プS303)と撮影後処理(ステップS317)の処理
中に収集された撮影前情報と撮影後情報を解析する。ス
テップS309で解析する情報は、図1で示した撮影前
情報103の例では、撮影準備(ステップS303)時
に得られたシャッタースピード、または、そのシャッタ
ースピードから判断すると手ぶれした可能性があるとい
う情報、または、手ぶれ警告をユーザに通知していた
が、そのままレリーズボタンが押されたという情報等で
ある。
【0048】ステップS318では、撮影前後情報の詳
細表示機能が有効な設定になっているかを確認し、有効
な設定ではステップS310へ進み、無効な設定ではス
テップS311へ進む。
【0049】ステップS310では、撮影前後情報解析
(ステップS309)での情報に、各処理内で得ている
その他の撮影情報を加えて、更に詳細に評価した情報
(以下、撮影前後詳細情報と呼ぶ)を生成する。
【0050】ステップS311では、撮影画像データと
共に、撮影前後情報解析(ステップS309)と撮影前
後情報詳細解析(ステップS310)で得られた情報を
LCD画面上に表示する処理(ファインダ表示)を行
う。
【0051】ステップS308において、撮影前後情報
表示機能が無効の場合、ステップS309、ステップS
310は実行せずに、ステップS311を実行する。す
なわち、撮影した画像のみを、そのままファインダ表示
する。
【0052】ステップS312では、ファインダ表示
(ステップS311)が開始された後、クイックレビュ
ータイマが起動される。これは、クイックレビューによ
るファインダ表示を一定時間だけ行うために用いられる
仕組みである。
【0053】ステップS313では、クイックレビュー
を中止するような命令(電源OFF、SW1 ONな
ど)が届いたかどうかの確認を行う。中止命令が届いて
いない場合はステップS314に進み、届いている場合
はステップS315へ進む。
【0054】ステップS314では、起動したクイック
レビュータイマ(ステップS312)が終了したかどう
かの確認を行う。タイマが終了していない場合は、ステ
ップS313に戻り、以下同様なステップを繰り返す。
クイックレビュータイマが終了した場合は、ステップS
315に進む。
【0055】ステップS315では、LCD表示をOF
Fにして、このシーケンスを終了する。
【0056】なお、画像処理(ステップS305)で作
成され、保存処理(ステップS306)で保存する画像
ファイルのファイルフォーマットは、画像データと共に
その画像に関する情報としてヘッダ(付帯)情報を保存
でき、本発明で定義している情報をヘッダ情報の一部と
して扱えるものであれば、ファイルフォーマットの種類
は何でもよい。例えば、現在最も多くのデジタルカメラ
で採用し普及しているExif規格に準拠するJPEG
ファイルフォーマットや、TIFFファイルフォーマッ
トやFlashPixファイルフォーマットやCIFF
ファイルフォーマット、また独自のファイルフォーマッ
トなど、その他、多くのファイルフォーマットがデジタ
ルカメラで採用されている。
【0057】また、今後も新しいファイルフォーマット
をデジタルカメラは扱うことになることが予想される。
しかし、これらのファイルフォーマットでは、一般的に
画像ファイルの中に、画像データと共にその画像に対す
るヘッダ(付帯)情報を一緒に格納することができると
いう共通性を持つ。更に、ほとんどのファイルフォーマ
ットにおいて、このヘッダ情報には、そのファイルフォ
ーマットで定義された情報の他に独自に情報を定義する
ことができるように規定されている。例えば、Exif
規格の仕様で定義されているヘッダ(付帯)情報として
は、撮影日時や画像サイズ等の画像関連の情報と、露出
時間やシャッタースピード等のカメラに特化した情報等
があり、また独自に情報を定義することができる領域と
してメーカーノートという規定がされている。
【0058】本発明で定義している撮影前情報、撮影後
情報、撮影前後情報(本文中の撮影前後詳細情報を含
む)は、ファイルフォーマットのヘッダ(付帯)情報と
して画像データと共に画像ファイルに保存される。但
し、本発明で定義している情報は、先に述べたファイル
フォーマットの仕様で定義されている情報を格納する領
域でも、ファイルフォーマットの仕様で独自に定義して
も差し支えない領域へ情報を格納しても構わない。
【0059】図4は、図3の撮影準備(S303)の流
れを詳細に説明したフローチャートである。
【0060】ステップS401で撮影準備が開始される
と、ステップS402では、測光を行う。ステップS4
03では、測光(ステップS402)での測光値を基に
露出演算を行う。ステップS404では、自動測距枠の
選択モードが有効かどうかの判断を行い、有効な場合に
はステップS405へ進み、無効な場合にはステップS
406へ進む。
【0061】ステップS405では、最近焦点位置検出
を行った後、ステップS408へ進む。これは、最も近
い位置にある被写体の焦点位置を検出するものである。
【0062】ステップS406では、視線検出モードが
有効かどうかの判断を行い、有効な場合にはステップS
407へ進み、無効な場合には、予めユーザが選択した
AF測距枠が選択され、ステップ408へ進む。
【0063】ステップS407では、視線位置検出を行
い、ユーザの視線による測距枠の選択を行う。
【0064】但し、ステップS406、S407は視線
検出による、AF測距枠選択機能を有するカメラの手順
を表したもので、該機能を持たないカメラは省略され
る。
【0065】ステップS408では、ステップS405
での自動選択、ステップS407での視線選択、それ以
外でのユーザ設定のいずれかの方法で選択されたAF測
距枠を使ってAF動作を行わせるために、AF制御エリ
ア設定を行う。
【0066】ステップS409では、設定されたエリア
を用いて焦点検出を行う。
【0067】ステップS410では、焦点検出に成功し
たかどうかの判定を行い、成功した場合には、ステップ
S411へ進み、失敗した場合にはこのシーケンスを終
了する。
【0068】ステップS411では、フォーカスレンズ
を合焦位置まで駆動させる。
【0069】ステップS412では、本撮影準備での各
処理で得られた測定データや設定データや、それらデー
タを基に算出された値や判断がなされた結果を、撮影前
情報としてメモリに記憶し保存する。
【0070】これら撮影準備で得られる情報の例は幾通
りも考えられる。その具体例として、図1の例では、ス
テップS402とステップS403の結果、決定された
シャッタースピードの情報を、または、決定されたシャ
ッタースピードが遅いためにユーザに手ぶれ警告をした
という情報を、ステップS412で保存しておき、のち
に(図3のフローチャートの処理で)、その情報を利用
した結果を示したものである。
【0071】その他、ユーザからの入力として選択され
た視線位置やAF測距枠やフラッシュ発光設定の有無や
撮影モード等、また各処理による判断や算出された結果
としてAF制御エリアや焦点検出したときの測定値やレ
ンズ駆動量に換算されたデフォーカス量や被写体との距
離やフラッシュの発光強度等、各種撮影情報を撮影前情
報として保存しておく。
【0072】以上のように、請求項1に記載の撮像装置
によれば、撮影前のカメラが判断した情報として、シャ
ッタースピードが遅く設定されたユーザに手ぶれ警告を
通知していた、等の撮影前の情報を記録する手段と、撮
影後のクイックレビュー再生時に撮影画像と共に、手ぶ
れ警告があった画像である等の記録した撮影前の情報を
表示する手段を有することにより、撮影後にLCD画面
上では綺麗に見えている撮影画像は、手ぶれ警告がされ
たまま撮影された画像で、実際には手ぶれしている可能
性がある等の状況をユーザは容易に判断することができ
る。
【0073】(実施例2)以下、本発明の請求項3の実
施例を図面およびフローチャートを参照して説明する。
また、請求項2についても本実施例において説明可能で
あるので、同時に説明する。
【0074】図5は、本発明の第2の実施例で実現され
る撮像装置を示しており、撮影時でのクイックレビュー
再生を行っているか、もしくは再生時のプレイバック再
生を行っている状態であることは実施例1と同じであ
る。
【0075】図5において、501は、LCD全体画面
を示したものであり、502は主被写体である。503
に示す内容は、撮影前のカメラが判断した情報を基に撮
影後のカメラが判断した情報と比較して評価した結果
を、ユーザが理解しやすいように簡略化して表示してい
る。この撮影前後情報503の例では、撮影準備(ステ
ップS303)の時点での焦点検出で得た値と、撮影後
にカメラが撮影準備時と同じ条件で再度焦点検出を行っ
て得た値を比較した結果、ある基準以上の差が撮影前と
撮影後の値にあり、総合的に判断すると撮影の瞬間に被
写体が動いていた可能性が高いという例であり、クイッ
クレビュー再生やプレイバック再生時に、撮影された画
像は撮影の瞬間に被写体が動いた可能性が高いという情
報をユーザに通知している。但し、図5の撮影前後情報
503の内容は、ユーザがその内容を認識できるもので
あれば何でも良く、例えば絵のアイコンを表示するか、
または「被写体が動いた可能性があります」等の説明の
文章を表示してもよい。
【0076】レリーズスイッチが押されてからの処理に
ついては実施例1での図3の説明と同じである。但し、
ステップS309で解析する情報は、図5で示した撮影
前後情報503の例では、撮影準備(ステップS30
3)と撮影後処理(ステップS317)の処理中での焦
点検出で得た値、またはそれを加工した値である。
【0077】図6は、図3の撮影後処理(ステップS3
17)の流れを詳細に説明したフローチャートである。
撮影後処理が開始されると(ステップS601)、撮影
準備(ステップS303)で行われた処理とは別に、ス
テップS602では、再度、測光を行う。ステップS6
03では、測光(ステップS602)での測光値を基に
露出演算を行う。
【0078】ステップS604では、ステップS412
で保存されている撮影前情報であるAF測距枠、または
AF制御エリアの情報を使って、同じ条件で再度焦点検
出を行う。
【0079】ステップS605では、本撮影後処理での
各処理で得られ測定データや、それらデータを基に算出
された値や判断がなされた結果を、撮影後情報としてメ
モリに記憶する。
【0080】これら撮影後処理で得られる情報の例は幾
通りも考えられる。その具体例として図4の例では、ス
テップS604の結果、被写体との距離等の情報をステ
ップS605で保存しておき、のちに(図3のフローチ
ャートの処理で)、その情報を利用した結果を示したも
のである。但し、ステップS605で保存される撮影後
情報は、ステップS412にて保存した撮影前情報と変
化が見られない場合には、撮影前情報と撮影後情報が同
じだと判断して保存しなくてもよいし、または、情報と
しては同じだが、取得したタイミングが違うことから保
存してもよい。
【0081】以上のように、請求項3に記載の撮像装置
によれば、撮影前にカメラが判断した情報である被写体
との距離と、撮影後にカメラが判断した情報である被写
体との距離が、ある設定されている基準と違っていると
いう解析をする手段(第1の解析手段)と、その情報を
記憶する手段と、撮影後のクイックレビュー時に撮影画
像と共に解析した結果の被写体が動いた可能性があった
画像だということを表示する手段を有することにより、
撮影後にLCD画面上では綺麗に見えている撮影画像
は、撮影の瞬間に被写体が動いて撮影された画像で、実
際には被写体がぶれて写っている可能性があることをユ
ーザは容易に確認することができる。
【0082】また請求項2に記載の撮像装置によれば、
撮影後情報だけの情報で判断し、撮影前情報は、全く保
存していない場合を想定する。例えば、撮影後に算出し
たシャッタースピードは遅いため、撮影前に設定された
シャッタースピードも遅かった可能性があり手ぶれもし
ている可能性がある、または撮影後に焦点検出を数回し
た結果、被写体との距離が変化し続けているので、撮影
した瞬間も動いていた可能性がある等、撮影後にカメラ
が判断した情報を保存する手段と、その情報を表示する
手段を有することにより、撮影後にLCD画面上では綺
麗に見えている撮影画像は、撮影者が意図しない画像で
あるかもしれないということを、ユーザに容易に通知す
ることができる。
【0083】(実施例3)以下、本発明の請求項5(請
求項4を含む)の実施例を説明する。
【0084】本発明の実施例1と実施例2で示した事項
に加え、図3における保存処理(ステップS306)に
おいて、画像ファイル生成・読出し装置218を用い、
撮影準備(ステップS303)内で得た撮影前情報(ス
テップS412)と撮影後処理(ステップS317)内
で得た撮影後情報(ステップS605)と、それら情報
を撮影前後情報解析(第1の解析手段、ステップS30
9)、もしくは撮影前後情報詳細解析(第2の解析手
段、ステップS310)にて得た情報を画像ファイル内
のヘッダ情報として保存する。
【0085】図7は、実施例1のクイックレビュー再生
時の拡大表示に対して、撮影後のプレイバック再生時に
画像ファイル内のヘッダ情報から撮影前情報と撮影後情
報を解析して表示を行う手順を示したものである。
【0086】なお、図7のフローチャートは記録メディ
アの保存されている1つの画像ファイルを何らかの方法
で選択して表示する手順を示したものである。
【0087】ステップS702では、LCD表示がON
される。ステップS703では、記録メディアから表示
対象となる画像ファイルを選択する。ステップS704
では、選択された画像ファイルのヘッダ情報を読み出
す。
【0088】ステップS705では、該ファイルの画像
データを読出し、伸長処理を行う。
【0089】ステップS706では、撮影前後情報表示
機能が有効な設定になっているかを確認し、有効な設定
では、ステップS707に進み、無効な設定ではステッ
プS710へ進む。
【0090】ステップS707では、ヘッダ情報読み出
し(ステップS704)から撮影前情報と撮影後情報を
抽出し解析する。
【0091】ステップS708では、撮影前後情報の詳
細表示機能が有効な設定になっているかを確認し、有効
な設定ではステップS709へ進み、無効な設定ではス
テップS710へ進む。
【0092】ステップS709では、撮影前後情報解析
(ステップS707)での情報に、ヘッダ情報読み出し
(ステップS704)で得ているその他の撮影情報を加
えて、更に、第2の解析手段で詳細に評価した情報(以
下、撮影前後詳細情報と呼ぶ)を生成する。
【0093】ステップS710では、撮影画像データと
共に、撮影前後情報解析(ステップS707)と撮影前
後情報詳細解析(ステップS709)で得られた情報を
LCD画面上に表示する処理(ファインダ表示)を行
う。
【0094】ステップS708において、撮影前後情報
表示機能が無効の場合、ステップS707、ステップS
708は実行せずに、ステップS710を実行する。す
なわち、撮影した画像のみを、そのままファインダ表示
する。
【0095】以上のように、請求項5に記載の撮像装置
によれば、記録メディアの保存された画像ファイルをプ
レイバック再生する場合に、画像ファイルに保存されて
いる撮影前情報と撮影後情報と撮影前後情報を解析する
手段と、それら情報の1つ以上の組合わせた情報をLC
D画面上の画像データと共に表示する手段を有すること
により、LCD画面上では綺麗に見えている画像ファイ
ルは、撮影者が意図しない画像であるかもしれないとい
うことを、ユーザに容易に通知することができる。
【0096】(実施例4)本発明の実施例1、2では、
撮影した画像または、記録メディアから選択した画像の
撮影前後情報を表示する機能を自動的に呼び出す方法を
実現した実施例であり、具体的にはカメラのデフォルト
の設定であったり、図1におけるパラメータ設定入力装
置219により、ユーザが事前に撮影前後情報を表示す
る情報量を設定していた例である。
【0097】本実施例4では、撮影前後情報を表示する
機能を呼び出す方法を、いつでもユーザの指示により行
える様にしたものであり、具体的には図2における、撮
影前後情報表示スイッチ220をユーザがONした場合
にのみ該機能を呼び出す様にしたものである。ユーザ
は、撮影中、撮影中のクイックレビュー再生中、プレイ
バック再生中など、いつでも撮影前後情報を表示する機
能を呼び出すことができる。
【0098】撮影前後情報表示スイッチ220の例とし
ては、複数のスイッチでも1つのスイッチでもよく、複
数のスイッチの場合は1つ以上のスイッチが押された組
合わせや、1つのスイッチの場合は押された回数による
撮影前後情報の表示する情報量を切替えていくことが可
能である。例えば、1つのスイッチの場合で、OFFの
状態から1回押すと撮影前情報を表示し、もう一度押す
と撮影後情報の表示に切り替わり、もう一度押すと撮影
前後情報、もう一度押すと撮影前後情報の詳細な内容
(撮影前後詳細情報)、もう一度押すと撮影前後情報の
表示機能がOFFになる等の実現が可能である。
【0099】(実施例5)本発明の実施例1、2におい
て、図1の撮影前情報103と、図5の撮影前後情報5
03とで、同じ表示形態で表示されており、ユーザにと
って何の情報を基に表示されているのかが判断しにくか
ったが、撮影前情報と撮影後情報と撮影前後情報の表示
形態を変化させることで、ユーザが容易に何の情報を基
に表示されている情報なのか判断することできる。
【0100】例えば、図8の撮影前情報803の表示形
態(図1の例では四角)と、撮影前後情報804の表示
形態を円形(図5の例では四角)として区別し、ユーザ
に対して撮影前の警告の情報なのか、撮影前と撮影後の
評価した結果の情報なのかを視覚的にわかりやすく表示
することも可能である。
【0101】(実施例6)本発明の実施例1、2、3、
4において、図3の撮影前後情報詳細解析(S31
0)、図7の撮影前後情報詳細解析(S709)などで
説明した、撮影前情報と撮影後情報を比較して評価した
結果に対し、その他の撮影情報を加えて、更に詳細に評
価した情報を表示する例を説明する。
【0102】図9の撮影前後詳細情報905(正確には
撮影前のみの詳細情報)は、撮影前情報901を詳細に
示すために、実際のシャッタースピードの値やストロボ
を使用したかどうかの情報を画像ファイルのヘッダ情報
から取得し、それをユーザが容易に判断できるような説
明文章を更に追加表示した例である。撮影前後詳細情報
906は、撮影前後情報904を詳細に示すために、撮
影前情報である撮影前の被写体との距離と、撮影後情報
である撮影後の被写体との距離を画像ファイルのヘッダ
情報から取得し、ユーザが容易に判断できるような説明
文章を追加表示した例である。こうすることで、ユーザ
は容易に、LCD画面に表示されている画像が手ぶれし
ている可能性や被写体が動いたことによりピントが合っ
ていない可能性があることを判断できると共に、何故手
ぶれしてしまった可能性があるのか、どの程度被写体が
動いてピントがボケてしまった可能性があるのか、その
理由を知ることができる。
【0103】また、クイックレビュー再生時なら、ユー
ザは、これら撮影前後情報の903、904、905、
906を見ることによって、今撮影した画像が意図する
画像でないのであれば、撮影前後詳細情報905、90
6に表示された説明から新たな撮影条件を判断し、その
新たな撮影条件で次に撮影を試みる等の対策を即座に実
行することが可能になる。
【0104】尚、解析手段を第1の解析手段と第2の解
析手段と、分けて説明したが、特に分けずに、一つの解
析手段を使用しても、機能的に問題なければ良いことは
勿論である。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、撮像装置の例とし
てのデジタルカメラ等の画像を記録するシステムにおい
て、撮影前のカメラが判断した各種情報や撮影後のカメ
ラが判断した各種情報を記憶する手段と、撮影前と撮影
後の情報を比較して評価する手段と、撮影前の情報と撮
影後の情報と比較して評価した情報の内の1つ以上を組
合わせた情報をLCD等の表示画面上に、撮影した画像
データと一緒に表示させる手段を設けることにより、ユ
ーザは、撮影した画像の写り具合を容易に確認すること
ができ、撮影中のクイックレビュー再生においては、写
り具合が意図する画像でないのであれば、ユーザは新た
な設定で撮り直す等の対策をとることができる。また、
画像ファイルをプレイバック再生しながら写り具合の良
い画像ファイルだけプリント設定を行う等の画像ファイ
ルを選択する目的においても、画像ファイルを1枚づつ
再生していく最中に、それぞれの画像の写り具合を確認
するために、わざわざその画像の拡大操作やスクロール
操作をすることなしに、ユーザは手ぶれ警告がなされた
まま、撮影された画像ファイルは自分が意図する画像で
はないのでプリント設定をしない等の判断が容易にでき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における撮影前情報を撮影した画像
と共に表示画面上に再生した表示例を示す説明図
【図2】 本発明に係る撮像装置としてのデジタルカメ
ラのシステムの一構成例を示すブロック図
【図3】 実施例1におけるクイックレビュー再生の処
理手順例を示すフローチャート
【図4】 実施例1における撮影準備の処理手順例を示
すフローチャート
【図5】 実施例2における撮影前後情報または撮影後
情報を撮影した画像と共に表示画面上に再生した表示例
を示す説明図
【図6】 実施例2における撮影後処理の手順例を示す
フローチャート
【図7】 実施例3におけるプレイバック再生の処理手
順例を示すフローチャート
【図8】 実施例5における撮影前後情報を撮影した画
像と共に表示画面上に再生した表示例を示す説明図
【図9】 実施例6における撮影前後情報とその詳細情
報(撮影前後詳細情報)を撮影した画像と共に表示画面
上に再生した表示例を示す説明図
【符号の説明】
101 LCD画面 102 主被写体 103 撮影前情報(撮影前後情報) 201 撮影レンズ 202 絞り装置 203 撮像素子 204 CDS,AGC回路 205 A/D変換器 206 フォーカスレンズモータ 207 フォーカスレンズ駆動回路 208 AF制御回路 209 AF用信号処理回路 210 カメラ信号処理回路 211 CPU 212 メモリ 213 制御エリア設定回路 214 撮影前後情報表示装置 215 画像拡大処理回路 216 2次記憶装置 217 画像圧縮・伸長装置 218 画像ファイル作成・読出し装置 219 パラメータ設定入力装置 220 撮影前後情報表示スイッチ 221 撮影前後情報解析装置 222 VRAM 223 D/A変換器 224 LCD表示装置 230 データバス 231 CPUバス
フロントページの続き Fターム(参考) 2H102 AA71 5B057 AA20 BA02 BA26 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CE08 DA07 DA15 DA16 DB02 DB09 DC32 5C022 AB02 AB15 AB20 AB22 AB55 AC03 AC42 AC74 5C053 FA08 GB36 JA30 KA04 KA24 KA25 LA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一時記憶媒体等のメモリに記憶された画
    像データを表示画面上に表示する表示手段を備えた撮像
    装置であって、 撮影前の撮像装置自体が判断した撮影前情報を記憶する
    記憶手段と、 該記憶した撮影前情報を、撮影した画像データと共に表
    示画面上に表示する表示手段と、を備えたことを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 一時記憶媒体等のメモリに記憶された画
    像データを表示画面上に表示する表示手段を備えた撮像
    装置であって、 撮影後の撮像装置自体が判断した撮影後情報を記憶する
    記憶手段と、 該記憶した撮影後情報を、撮影した画像データと共に表
    示画面上に表示する表示手段と、を備えたことを特徴と
    する撮像装置。
  3. 【請求項3】 一時記憶媒体等のメモリに記憶された画
    像データを表示画面上に表示する表示手段を備えた撮像
    装置であって、 撮影前情報と撮影後情報を、比較し評価する第1の解析
    手段と、 該第1の解析手段により評価した情報(撮影前後情報)
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶した撮影前後情報を、撮影した画像データと共
    に表示画面上に表示する表示手段と、を備えたことを特
    徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像
    装置において、前記撮影前情報と前記撮影後情報と前記
    撮影前後情報の内の1つ以上選択的に組み合わせた情報
    を、撮影した画像データと共に表示画面上に表示する表
    示手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像
    装置において、前記撮影前情報と前記撮影後情報と前記
    撮影前後情報の内の1つ以上選択的に組み合わせた情報
    を、撮影した画像データと共に画像ファイル内の情報と
    して記憶する記憶手段と、 該記憶した画像ファイルから、前記撮影前情報と前記撮
    影後情報と前記撮影前後情報を解析する第2の解析手段
    と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像
    装置において、前記撮影前情報と前記撮影後情報と前記
    撮影前後情報の内の1つ以上選択的に組み合わせた情報
    を表示するモードを、ユーザが選択的に切替え可能な入
    力手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項3または5に記載の撮像装置にお
    いて、第1の解析手段と第2の解析手段は、互いに機能
    を共有し、一つの解析手段としたことを特徴とする撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 各種情報を記憶できる記憶手段を有する
    撮像装置の制御システムであって、撮影した画像の再生
    時、または記憶済みの画像ファイルの中の画像データ再
    生時に、 撮像装置が判断した撮影前情報を記憶し、記憶した撮影
    前情報と、 撮影後情報を記憶し、記憶した撮影後情報と、 また撮影前情報と撮影後情報を比較し評価する第1の解
    析手段と、該第1の解析手段により評価した撮影前後情
    報を記憶する記憶手段と、前記記憶した撮影前後情報
    と、 前記撮影前情報と前記撮影後情報と撮影前後情報の内の
    1つ以上選択的に組合せた情報を、撮影した画像データ
    と共に表示する表示手段を備え、 前記撮影前情報と前記撮影後情報と前記撮影前後情報の
    内の1つ以上選択的に組み合わせた情報を、撮影した画
    像データと共に画像ファイル内の情報として記憶し、該
    記憶した画像ファイルから、前記撮影前情報と前記撮影
    後情報と前記撮影前後情報を解析する第2の解析手段を
    備え、 更に前記撮影前情報と前記撮影後情報と前記撮影前後情
    報の内の1つ以上選択的に組み合わせた情報を表示する
    モードを、ユーザが選択的に切替え可能な入力手段を設
    けたことを特徴とする撮像装置の制御システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の撮像装置の制御システ
    ムにおいて、第1の解析手段と第2の解析手段は、互い
    に機能を共有し、一つの解析手段としたことを特徴とす
    る撮像装置の制御システム。
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