JP2003158099A - エッチング方法及びエッチング装置 - Google Patents

エッチング方法及びエッチング装置

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JP2003158099A JP2001353809A JP2001353809A JP2003158099A JP 2003158099 A JP2003158099 A JP 2003158099A JP 2001353809 A JP2001353809 A JP 2001353809A JP 2001353809 A JP2001353809 A JP 2001353809A JP 2003158099 A JP2003158099 A JP 2003158099A
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Hirokuni Hiyama
浩国 檜山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理物にチャージアップやエッチング形状
異常を与えることなく、微細パターンに対して高精度の
加工とマスクや下地層に対する高選択比の加工とを両立
することができるエッチング方法及びエッチング装置を
提供する。 【解決手段】 所定のガスから、コリメートされた10
eV以上50eV以下の中性粒子ビームを生成し、該中
性粒子ビームを被処理層60に照射して、被処理層60
の表面をエッチングする第1の工程と、被処理層60の
側壁を中性粒子ビームによる侵食から保護する保護膜8
0を被処理層60の側壁に形成する第2の工程とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
等の微細加工に好適なエッチング方法及びエッチング装
置に係り、特にプラズマ中に生成した正イオン又は負イ
オンを中性化した中性粒子ビームを用いて被処理物を加
工するエッチング方法及びエッチング装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路やマイクロマシー
ンなどの分野において、その加工パターンが著しく微細
化され、高精度・高選択比の加工が要求される。また、
高アスペクト比の加工が要求される。かかる分野の加工
においては、プラズマを用いたエッチング装置が広く採
用されている。
【0003】このようなプラズマを用いたエッチング装
置としては、正イオン、ラジカル粒子等を生成するRI
E装置(リアクティブイオンエッチング装置)が知られ
ている。このような正イオン、ラジカル粒子等を被処理
物に照射することで、被処理物をエッチングすることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】RIE装置を用いたエ
ッチング加工における最大の問題は、高精度と高選択比
を両立できないこととチャージアップによるエッチング
形状異常である。ここで、選択比とは、エッチングにお
いて、マスクや下地材料に対する被加工物のエッチング
深さの比率をいう。即ち、被加工物がx(μm)削られ
るとき、被加工物を保護しているマスクがy(μm)削
られる場合には、選択比sは、 s=x/y で表される。この選択比が大きい程、マスクの損傷が少
ないので、高アスペクト比のエッチングが可能となる。
しかし、一般に選択比を高めるために、マスクや下地材
料の表面には堆積するが、被加工物はエッチングするよ
うなガスの組合せが選択され、また、ラジカルが被加工
物の側壁にも堆積して側壁保護膜も形成される。過剰に
側壁保護膜が形成されると加工断面形状がテーパ状にな
り、寸法精度が劣化してしまう。ガスとしてClにO
を添加したときのSi/SiOの選択比は、せいぜ
い100程度となっており、他の材料に比べると高い組
合せであるが、0.1μm以下のデバイスでは300以
上の高選択比と高精度化が要望されている。特に、下地
ゲート酸化膜に対する高選択比と素子分離段差部での無
残渣を同時に達成することが今後の課題とされている。
【0005】また、エッチング形状異常は、電子と正イ
オンの挙動の違いにより生じる。つまり、ノッチング
は、微細なラインとスペースパターンのストライプの外
面に面したラインの内側に発生する。低エネルギーのイ
オンでエッチングする際、微細パターン内部では、電子
は基板の負のセルフバイアス電位で減速され、レジスト
付近に捕捉されるが、イオンは加速されて下地の酸化膜
まで達し、正にチャージアップする。一方、外周囲は電
子もイオンも等量が入ってくるので中和されている。こ
のため、微細パターンの内部と外部との間に電位差が発
生し、イオンの軌道が曲がるためにノッチングが生じ
る。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、被処理物にチャージアップやエ
ッチング形状異常を与えることなく、微細パターンに対
して高精度の加工と、マスクや下地膜に対する高選択比
の加工とを両立することができるエッチング方法及びエ
ッチング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような従来技術にお
ける問題点を解決するために、本発明の一態様は、所定
のガスから、コリメートされた10eV以上50eV以
下の中性粒子ビームを生成し、該中性粒子ビームを被処
理物に照射して該被処理物の被処理層の表面をエッチン
グする第1の工程と、上記被処理層の側壁を上記中性粒
子ビームによる侵食から保護する保護膜を上記被処理層
の側壁に形成する第2の工程とを有することを特徴とす
るエッチング方法である。
【0008】本発明によれば、上記第1の工程におい
て、電荷を持たず10eV以上50eV以下の並進運動
エネルギーを持つ中性粒子ビームによって被処理層をエ
ッチングするので、被処理層表面から2次電子が放射さ
れず、チャージアップ電圧が低いエッチングが可能とな
る。また、このコリメートされた中性粒子ビームが被処
理層に照射されるため、被処理層の加工側壁に側壁保護
膜が形成されない場合であっても、高精度のエッチング
を実現することができる。具体的には、10eV以上5
0eV以下の低エネルギーの中性粒子ビームでは被処理
層はほとんどスパッタされずエッチングは中性粒子ビー
ムと被処理層との間で熱的化学反応が起きて反応生成物
が自発的に昇華することで進む。中性粒子が方向性を持
たず熱運動していると加工形状は等方的になるが、コリ
メートされたビームであるため異方性エッチングが実現
できる。更に、10eV以上50eV以下の低エネルギ
ーの中性粒子ビームでは、レジストはほとんどスパッタ
されないため、高選択比の加工を実現することができ
る。ここで、RIEにおいて低エネルギーのイオンビー
ムを照射して被処理層の加工を行った場合には、微細パ
ターン内部でのイオンと電子のチャージアンバランスに
よる電界でイオンビームが曲げられて局所的なエッチン
グ形状の異常であるノッチングが生じることがあるが、
中性粒子ビームを用いるため、ノッチングの問題が生じ
ることなく、高アスペクト比の加工を行うことが可能と
なる。
【0009】また、上記第2の工程において、被処理層
の側壁を中性粒子ビームによる侵食から保護する保護膜
を被処理層の側壁に形成することができるので、側壁の
侵食を防止して更に精度の高いエッチングを実現するこ
とが可能となる。また、反応性の高いエッチングガスを
用いてエッチングをすることができるため、高速なエッ
チングを実現することができる。このように、本発明に
よれば、微細パターンに対して高精度の加工と高選択比
の加工とを両立することが可能となる。
【0010】本発明の好ましい一態様は、上記被処理層
は遮蔽物で局所的に遮蔽されており、上記第2の工程
は、上記ガスから、コリメートされた50eV以上20
0eV以下の中性粒子ビームを生成し、該中性粒子ビー
ムによって上記遮蔽物をスパッタすることで上記被処理
層の側壁に保護膜を形成することを特徴としている。
【0011】本発明の他の好ましい一態様は、上記第2
の工程は、所定のガスから、コリメートされた中性粒子
ビームを生成し、該中性粒子ビームを被処理層に照射し
て該被処理層の側壁に保護膜を形成することを特徴とし
ている。
【0012】本発明の他の好ましい一態様は、上記被処
理層がシリコンであり、上記第1の工程において使用さ
れるガスがSFであり、上記第2の工程において使用
されるガスがフルオロカーボンであることを特徴として
いる。
【0013】本発明の他の好ましい一態様は、上記被処
理層がシリコンであり、上記被処理層の下地層がシリコ
ン酸化膜であり、上記被処理層のエッチングが完了する
直前に上記第2の工程を行い、その後再び上記第1の工
程によりエッチングを行うことを特徴としている。
【0014】このように、本発明は、上記被処理層がシ
リコンであり、上記被処理層の下地層がシリコン酸化膜
である場合、即ちゲートエッチングを行う場合に好適で
あり、高選択比で無残渣、ダメージレスのゲートエッチ
ングを実現することができる。
【0015】本発明の他の好ましい一態様は、上記第2
の工程において形成された保護膜を除去する第3の工程
を有し、上記第1の工程と上記第3の工程と上記第2の
工程とを繰り返して行うことを特徴としている。
【0016】本発明の他の一態様は、被処理物を保持す
る保持部と、真空チャンバ内にプラズマを生成するプラ
ズマ生成部と、上記被処理物と上記プラズマ生成部との
間に配置されたオリフィス電極と、上記真空チャンバ内
に上記オリフィス電極に対して上流側に配置された電極
と、上記オリフィス電極と上記電極との間に電圧を印加
することで、上記プラズマ生成部により生成されたプラ
ズマからイオンを加速して上記オリフィス電極に形成さ
れたオリフィスを通過させる電圧印加部とを備え、イオ
ンを加速するエネルギーを50eV以上200eV以下
にして上記オリフィス及び/又は上記被処理物の上に局
所的に配置した遮蔽物をスパッタすることで、上記被処
理層の側壁を上記中性粒子ビームによる侵食から保護す
る保護膜を上記被処理層の側壁に形成することを特徴と
するエッチング装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエッチング装
置の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
なお、図1乃至図5において、同一又は相当する構成要
素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施形態における
エッチング装置の全体構成を示す図である。図1に示す
ように、エッチング装置は、中性粒子ビームを生成する
ビーム生成室1と、半導体基板、ガラス、有機物、セラ
ミックなどの被処理物Xが配置される処理室2とを有す
る円筒状の真空チャンバ3を備えている。この真空チャ
ンバ3は、ビーム生成室1側が石英ガラス又はセラミッ
クなどにより構成され、処理室2側が金属製のメタルチ
ャンバなどにより構成されている。
【0019】ビーム生成室1の外周には誘導結合型のコ
イル10が配置されている。このコイル10は、例えば
水冷パイプのコイルであり、8mmφ程度の外径を有す
るコイルが2ターン程度ビーム生成室1に巻回されてい
る。このコイル10は高周波電源20に接続されてお
り、例えば、13.56MHzの高周波電圧がコイル1
0に印加される。これらのコイル10と高周波電源20
とによってプラズマ生成部が構成されている。コイル1
0に高周波電流を流すことでプラズマ生成室1に誘導磁
界が生じ、磁界の時間変化が電界を誘導し、その電界で
電子が加速されてプラズマ30が生成される。
【0020】ビーム生成室1の上部には、ガスを導入す
るガス導入ポート11が設けられており、このガス導入
ポート11はガス供給配管12を介してガス供給源13
に接続されている。このガス供給源13からはSF
CHF,CF,Cl,Ar,O,N,C
,CFI,Cなどのガスが真空チャンバ3内
に供給される。
【0021】処理室2には、被処理物Xを保持する保持
部21が配置されており、この保持部21の上面に被処
理物Xが載置されている。処理室2にはガスを排出する
ためのガス排出ポート22が設けられており、このガス
排出ポート22はガス排出配管23を介して真空ポンプ
24に接続されている。この真空ポンプ24によって処
理室2は所定の圧力に維持される。また、処理室2内に
は、エッチング状態を計測してエッチング終点を検出す
る終点検出部40が配置されている。この終点検出部4
0としては、例えば四重極質量分析器を用いることがで
き、この他にもレーザ干渉、エリプソメトリなどを利用
することもできる。
【0022】ビーム生成室1の下端には、グラファイト
などの導電体で形成されたオリフィス板(オリフィス電
極)4が配置されており、このオリフィス電極4は直流
電源25に接続されている。図2(a)は、オリフィス
電極4の斜視図、図2(b)は部分縦断面図である。図
2(a)に示すように、オリフィス電極4には多数のオ
リフィス4aが形成されている。典型的なオリフィス電
極4は、オリフィス径1mm、オリフィス長10mm、
ピッチ1.4mm間隔で多数のオリフィス4aを配列し
ている。このように、オリフィス電極4によってビーム
生成室1と処理室2とを仕切ることができるので、真空
ポンプ24によって処理室2の圧力をビーム生成室1の
圧力よりも低くすることが可能となる。
【0023】また、ビーム生成室1の上端には、同様に
導電体で形成された電極5が配置されている。この電極
5は直流電源26に接続されている。なお、電極5は穴
のない金属やシリコン、グラファイトでできた板であっ
てもよく、あるいは板に穴を多数設けて、ガスが均一に
ビーム生成室1に導入されるようにしてもよい。上述し
た直流電源25と直流電源26とによって、オリフィス
電極4と電極5との間に電圧を印加する電圧印加部が構
成されている。
【0024】次に、本実施形態におけるエッチング装置
の動作について説明する。本実施形態では、一例として
半導体基板のシリコン酸化膜上に形成されたPolyシ
リコンをエッチング(ゲートエッチング)する場合を例
に説明する。
【0025】まず、真空ポンプ24を作動させることに
より、真空チャンバ3内を真空排気した後に、ガス供給
源13から例えばSFなどのガスをビーム生成室1の
内部に導入する。この時、例えばビーム生成室1の圧力
は0.1Paで処理室2の圧力は1Paである。そし
て、例えば13.56MHzの高周波電圧を高周波電源
20によって50μ秒間コイル10に印加する。この高
周波電圧の印加によってビーム生成室1内には高周波電
界が形成される。真空チャンバ3内に導入されたガス
は、この高周波電界によって加速された電子により電離
され、ビーム生成室1内に高密度プラズマ30が生成さ
れる。このときに形成されるプラズマ30は、主として
正イオンと加熱された電子とからなるプラズマである。
【0026】そして、高周波電源20による高周波電圧
の印加を50μ秒間停止する。すると電子は非弾性衝突
を経て電子温度が低下し、残留している処理ガスに付着
して負イオンを生成する。高周波電源20による高周波
電圧の印加の停止後は、再び高周波電源20による50
μ秒間の高周波電圧の印加によってビーム生成室1内に
おいてプラズマ中の電子が加熱され、上述したサイクル
が繰り返される。即ち、高周波電圧の印加(50μ秒
間)と印加の停止(50μ秒間)を交互に繰り返す。こ
の高周波電圧の印加停止時間(50μ秒間)は、プラズ
マ30中の電子が、残留している処理ガスに付着して、
負イオンが生成されるのに要する時間よりも十分に長
く、且つプラズマ30中の電子密度が低下してプラズマ
が消滅するよりも十分に短い時間であり、高周波電圧の
印加時間(50μ秒間)は、この高周波電圧の印加を停
止している間に低下したプラズマ30中の電子のエネル
ギーを回復させるのに十分な時間である。
【0027】即ち、通常のプラズマは正イオンと電子と
からなる場合が多いが、正イオンと共に負イオンが共存
した状態のプラズマを効率的に形成することができる。
なお、ここでは、高周波電圧の印加停止時間を50μ秒
に設定する例について述べたが、50μ秒乃至100μ
秒に設定することで、プラズマ中に正イオンのみならず
負イオンを多量に生成することができる。
【0028】ここで、直流電源25により−50Vの電
圧をオリフィス板4に印加すると共に、直流電源26に
より−100Vの電圧を電極5に印加する。これによっ
て、オリフィス電極4と電極5との間に電位差が生じ
る。従って、ビーム生成室1内の負イオン6(図2
(b)参照)は、この電位差によってオリフィス電極4
に向けて加速され、オリフィス電極4に形成されたオリ
フィス4aに入っていく。このとき、オリフィス電極4
のオリフィス4aの内部を通過する負イオンは、主とし
て、オリフィス4aの周壁の固体表面近傍において中性
化され、あるいは、オリフィス4aの内部に残留してい
るガスとの電荷交換によって中性化され、中性粒子(フ
ッ素原子)ビーム7となる。
【0029】ここで、上述したオリフィス電極を用いる
ことによって、イオンを中性化することができるだけで
はなく、中性粒子ビームをコリメートすることができ、
更にビーム生成室1と処理室2とを仕切ることが可能と
なる。中性粒子ビームをコリメートすることで、高精度
の加工を実現することができる。また、ビーム生成室1
と処理室2とを仕切ることで、処理室2の圧力をビーム
生成室1の圧力よりも低圧にして高精度の加工を実現す
ることができる。また、プラズマから発生する放射光が
被処理物に照射されるのを防止することもできる。即
ち、プラズマが生成されるビーム生成室1と被処理物X
とはオリフィス電極4によって遮断されているので、プ
ラズマから発生する放射光は被処理物Xに照射されず、
被処理物Xに損傷を与えるような紫外線などの被処理物
Xへの影響を低減することができる。
【0030】上述のように、オリフィス4aの通過中に
中性化された負イオンは、低エネルギーのエネルギービ
ーム(フッ素原子)として処理室2の内部に放射され
る。このフッ素原子7は、処理室2の内部を直進して保
持部21に載置された被処理物(半導体基板)Xに照射
される。照射されたフッ素原子は、被処理物Xの被処理
層(Polyシリコン層)60において、 Si+4F→SiF↑ という熱的化学反応により、図3(a)に示すように、
SiFとして自発的に昇華する。このようにしてマス
ク50で覆われていないPolyシリコン層60のエッ
チングが進行する。ここで、マスク50は有機物から構
成されたレジストであるが、ビームのエネルギーが低い
ため、スパッタされることはない。
【0031】このエッチングプロセスにおいては、終点
検出部40によってエッチングの終点の検出を行ってい
る。終点検出部40により終点(シリコン酸化膜70が
露出する直前又は直後)が検出された場合には、直流電
源25によりオリフィス板4に印加される電圧を−50
Vから、例えば+100Vに変える。これによって、処
理室2の内部に放射されるビームのエネルギーが高まる
ので、図3(b)に示すように、有機物で構成されたマ
スク50がスパッタされ、Polyシリコン層60の側
壁がCH系の有機膜80で覆われる。この有機膜
80は、Polyシリコン層60の側壁をフッ素による
侵食から保護する保護膜として機能する。なお、このと
きのビームのエネルギーは50eV以上200eV以下
とすることが好ましい。
【0032】一定の厚さの有機膜80をPolyシリコ
ン層60の側壁に堆積させた後、オリフィス板4に印加
される電圧を−50Vに戻す。これにより、処理室2の
内部には再び反応性の高い低エネルギービームが放射さ
れるが、Polyシリコン層60の側壁には保護膜80
が堆積しているため、側壁が侵食されることなく、精度
の高いエッチングを実現することが可能となる。また、
本実施形態では、ClやBrよりも反応性の高いFラジ
カルを用いることができるため、高速なエッチングを実
現することができる。
【0033】ここで、図4(a)に示すように、下地シ
リコン酸化膜100上に形成されたPolyシリコン層
110をコリメートされた10eV以上50eV以下の
フッ素の中性粒子ビームを用いてエッチング(ゲートエ
ッチング)する場合には、上述したように、 Si+4F→SiF↑ という反応により垂直にエッチングが進行する。エッチ
ングが進行してシリコン酸化膜100が露出しても、シ
リコン酸化膜100はフッ素と反応しないため、シリコ
ン酸化膜100はエッチングされず、Si/SiO
選択比が高いエッチングが実現できる。しかし、図4
(b)に示すように、シリコン酸化膜100上で反射し
たフッ素が側壁のPolyシリコン層110を侵食して
しまい、形状異常が生じてしまう。本実施形態によれ
ば、図3(b)に示すように、マスク50をスパッタし
てPolyシリコン層60の側壁にフッ素による侵食か
ら保護する保護膜80を形成することができるので、こ
のような形状異常を防止することができる。
【0034】本実施形態では、マスク50をスパッタし
てPolyシリコン層60の側壁に保護膜80を形成し
た例を説明したが、被処理層を局所的に遮蔽する他の遮
蔽物を利用してもよい。例えば、グラファイト製のオリ
フィス電極4をスパッタしてCFビームを生成して、
上記保護膜を形成することができる。あるいは、有機物
からなるメッシュ状の遮蔽板をオリフィス電極4と被処
理物Xの間に挿入して、これをスパッタすることにより
保護膜を形成してもよい。
【0035】図5は、本発明の第2の実施形態における
エッチング装置の全体構成を示す図である。図5に示す
ように、本実施形態においては、ガス導入ポート11
は、2つに分岐したガス供給配管12a,12bを介し
てガス供給源13a,13bに接続されている。例え
ば、ガス供給源13aからはSF、ガス供給源13b
からはC,CHF,Cなどのフルオロカ
ーボンガスが真空チャンバ3内に供給される。
【0036】本実施形態におけるエッチングプロセスで
は、まず、ガス供給配管12bのバルブ15bを閉じ、
ガス供給配管12aのバルブ15aを開け、SFなど
のエッチングガスをビーム生成室1の内部に導入する。
そして、第1の実施形態と同様にして、ビーム生成室1
の内部に生成されたプラズマ30から中性粒子(フッ素
原子)ビームが処理室2の内部に放射される。この低エ
ネルギーの中性粒子ビームによって、マスクで覆われて
いないPolyシリコン層がエッチングされる。
【0037】そして、終点検出部40により終点が検出
された場合には、ガス供給配管12aのバルブ15aを
閉じ、ガス供給配管12bのバルブ15bを開け、C
,CHF,Cなどのガスをビーム生成室1
の内部に導入する。これによって、ビーム生成室1の内
部に生成されたプラズマ30から正イオン(CF
例えばCF ,CF,CF など)が生成され、
これが加速、中性化されて中性粒子ビームとして処理室
2の内部に放射される。この中性粒子ビームによってP
olyシリコン層の側壁がCF系の重合膜で覆われる。
この重合膜は、第1の実施形態における有機膜80と同
様に、Polyシリコン層の側壁をフッ素による侵食か
ら保護する保護膜として機能する。
【0038】一定の厚さの保護膜をPolyシリコン層
の側壁に堆積させた後、再びガス供給配管12bのバル
ブ15bを閉じ、ガス供給配管12aのバルブ15aを
開け、エッチングガスをビーム生成室1の内部に導入す
る。これにより、処理室2の内部には再び中性粒子(フ
ッ素原子)ビームが放射されるが、Polyシリコン層
の側壁にはCF系の側壁保護膜が堆積しているため、側
壁が侵食されることなく、精度の高いエッチングを実現
することが可能となる。
【0039】上述した第1及び第2の実施形態におい
て、被処理層をエッチングする工程と側壁保護膜を形成
する工程とを繰り返して行ってもよい。この場合には、
すべての側壁保護膜がエッチング工程によって除去され
るとは限らず、工程を繰り返すうちに、残った側壁保護
膜によってエッチング形状がテーパ状になる場合があ
る。このような場合には、被処理層をエッチングする工
程と側壁保護膜を形成する工程との間に、側壁保護膜を
除去する工程を行うこととしてもよい。例えば、マスク
にTEOS膜を用いてOを処理室2内に導入して酸素
ラジカルによって側壁保護膜を灰化することで、マスク
や被処理層をエッチングすることはなく側壁保護膜を除
去することができる。
【0040】なお、一部の荷電粒子もオリフィス電極4
のオリフィス4aを通過する場合があるが、このような
荷電粒子が被処理物Xに照射されることを防止するため
に、オリフィス電極4の下流側にディフレクタや電子ト
ラップを設けることとしてもよい。ディフレクタは、ビ
ーム進行方向と垂直に電圧を印加することによって荷電
粒子の進行方向を変化させて、荷電粒子の被処理物Xへ
の照射を防止するものである。また、電子トラップは、
ビーム進行方向と垂直に100ガウス程度の磁界を形成
することによって電子の進行方向を変化させて、電子の
被処理物Xへの照射を防止するものである。
【0041】ガラスやセラミック材料等の絶縁物の加工
に際しては、表面にチャージアップという問題が生じる
が、上述したように中性化された中性粒子を照射するこ
とによりチャージアップ電圧を低く保ちながら、高精度
のエッチングや成膜加工が可能となる。なお、被処理物
の処理の内容に応じてガスの種類を使い分ければよく、
ドライエッチングでは被処理物の違いに応じて酸素やハ
ロゲンガスなどを使い分けることができる。
【0042】なお、上述した実施形態においては、IC
P型コイルを用いてプラズマを生成した例を説明した
が、ECR(Electron Cyclotron Resonance)、ヘリコ
ン波プラズマ用コイル、マイクロ波等を用いてプラズマ
を生成することとしてもよい。また、高周波の周波数領
域も、13.56MHzに限られるものではなく、1M
Hz〜20GHzの領域を用いてもよい。オリフィス電
極4や電極5に印加する電圧も上述のものに限られるも
のではない。
【0043】これまで本発明の一実施形態について説明
したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技
術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施され
てよいことは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、上記
第1の工程において、電荷を持たず大きな並進運動エネ
ルギーを持つコリメートされた中性粒子ビームによって
被処理層を加工することが可能となるので、チャージア
ップ電圧を低く保ちつつ高精度のエッチングが可能とな
る。また、このコリメートされた中性粒子ビームが被処
理層に照射されるため、被処理層の表面に側壁保護膜が
形成されない場合であっても、高精度の加工を実現する
ことができる。更に、10eV以上50eV以下の低エ
ネルギーの中性粒子ビームでは、レジストはほとんどス
パッタされないため、高選択比の加工を実現することが
できる。ここで、RIEにおいて低エネルギーのイオン
ビームを照射して被処理層の加工を行った場合には、局
所的なエッチング形状の異常であるノッチングが生じる
ことがあるが、中性粒子ビームを用いるため、ノッチン
グの問題が生じることなく、高アスペクト比の加工を行
うことが可能となる。
【0045】また、上記第2の工程において、被処理層
の側壁を中性粒子ビームによる侵食から保護する保護膜
を被処理層の側壁に形成することができるので、側壁の
侵食を防止して精度の高いエッチングを実現することが
可能となる。これは特に中性粒子ビームではエッチング
されない下地層が露出した場合に有効である。また、反
応性の高いエッチングガスを用いてエッチングをするこ
とができるため、高速なエッチングを実現することがで
きる。このように、本発明によれば、微細パターンに対
して高精度の加工と高選択比の加工とを両立することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるエッチング装
置の全体構成を示す図である。
【図2】図1に示すオリフィス電極を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるエッチング工
程を示す模式図である。
【図4】従来のエッチング工程を示す模式図である。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるエッチング装
置の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
X 被処理物 1 ビーム生成室 2 処理室 3 真空チャンバ 4 オリフィス板(オリフィス電極) 5 電極 10 コイル 11 ガス導入ポート 12 ガス供給配管 13 ガス供給源 20 高周波電源 21 保持部 22 ガス排出ポート 23 ガス排出配管 24 真空ポンプ 25,26 直流電源 30 プラズマ 40 終点検出部 50 マスク 60 Polyシリコン層 70 シリコン酸化膜 80 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 和雄 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 檜山 浩国 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 寒川 誠二 宮城県仙台市青葉区片平2丁目1番1号 東北大学内 Fターム(参考) 4M104 BB01 CC05 DD67 5F004 AA06 BA04 BA14 BA20 BB12 DA18 DB01 DB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のガスから、コリメートされた10
    eV以上50eV以下の中性粒子ビームを生成し、該中
    性粒子ビームを被処理物に照射して該被処理物の被処理
    層の表面をエッチングする第1の工程と、 前記被処理層の側壁を前記中性粒子ビームによる侵食か
    ら保護する保護膜を前記被処理層の側壁に形成する第2
    の工程とを有することを特徴とするエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記被処理層は遮蔽物で局所的に遮蔽さ
    れており、 前記第2の工程は、前記ガスから、コリメートされた5
    0eV以上200eV以下の中性粒子ビームを生成し、
    該中性粒子ビームによって前記遮蔽物をスパッタするこ
    とで前記被処理層の側壁に保護膜を形成することを特徴
    とする請求項1に記載のエッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程は、所定のガスから、コ
    リメートされた中性粒子ビームを生成し、該中性粒子ビ
    ームを被処理層に照射して該被処理層の側壁に保護膜を
    形成することを特徴とする請求項1に記載のエッチング
    方法。
  4. 【請求項4】 前記被処理層がシリコンであり、 前記第1の工程において使用されるガスがSFであ
    り、 前記第2の工程において使用されるガスがフルオロカー
    ボンであることを特徴とする請求項3に記載のエッチン
    グ方法。
  5. 【請求項5】 前記被処理層がシリコンであり、 前記被処理層の下地層がシリコン酸化膜であり、 前記被処理層のエッチングが完了する直前に前記第2の
    工程を行い、 その後再び前記第1の工程によりエッチングを行うこと
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエ
    ッチング方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の工程において形成された保護
    膜を除去する第3の工程を有し、 前記第1の工程と前記第3の工程と前記第2の工程とを
    繰り返して行うことを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか一項に記載のエッチング方法。
  7. 【請求項7】 被処理物を保持する保持部と、 真空チャンバ内にプラズマを生成するプラズマ生成部
    と、 前記被処理物と前記プラズマ生成部との間に配置された
    オリフィス電極と、 前記真空チャンバ内に前記オリフィス電極に対して上流
    側に配置された電極と、 前記オリフィス電極と前記電極との間に電圧を印加する
    ことで、前記プラズマ生成部により生成されたプラズマ
    からイオンを加速して前記オリフィス電極に形成された
    オリフィスを通過させる電圧印加部とを備え、 前記オリフィスを通過して生成されたコリメートされた
    中性粒子ビームのエネルギーを10eV以上50eV以
    下にして、該中性粒子ビームを前記被処理物の被処理層
    に照射して該被処理層の表面をエッチングし、 イオンを加速するエネルギーを50eV以上200eV
    以下にして前記オリフィス及び/又は前記被処理物の上
    に局所的に配置した遮蔽物をスパッタすることで、前記
    被処理層の側壁を前記中性粒子ビームによる侵食から保
    護する保護膜を前記被処理層の側壁に形成することを特
    徴とするエッチング装置。
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