JP2003158090A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JP2003158090A JP2001355580A JP2001355580A JP2003158090A JP 2003158090 A JP2003158090 A JP 2003158090A JP 2001355580 A JP2001355580 A JP 2001355580A JP 2001355580 A JP2001355580 A JP 2001355580A JP 2003158090 A JP2003158090 A JP 2003158090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路装置の製造方法において、設
計寸法のさらなる微細化に確実に対応できるようにす
る。 【解決手段】 本発明の半導体集積回路装置の製造方法
は、半導体ウエハ上に絶縁膜を成膜し、成膜した絶縁膜
の上に機能素子又は配線を含むマスクパターンを形成す
る。絶縁膜の成膜時に該絶縁膜の膜厚又は誘電率に生じ
るプロセス変動量に応じて、マスクパターンのマスク寸
法を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、さらなる微細化に
対応可能な半導体集積回路装置及びその設計方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、1つのチップ上に複数の機能ブロ
ックが形成される場合であって、例えば、複数のデジタ
ル機能回路ブロックにそれぞれ含まれるMOSトランジ
スタに対して、互いのゲート長の寸法を変えたり、ゲー
ト酸化膜の膜厚を変えたりすることは行なわれていな
い。
【0003】また、従来から、アナログ回路や、静電ダ
メージ(ESD)によるラッチアップ又は破壊耐圧を考
慮する必要がある回路のI/Oパッド部に設けるトラン
ジスタのデザインルール値を、ロジック部のデザインル
ール値と変えることは行なわれているが、これは適用さ
れる電源電圧値が両者間で異なっていることによる。
【0004】一方、1つのデジタル機能ブロック内又は
1つのアナログ機能ブロック内でプロセス設計に用いる
デザインルール値を変えることはない。
【0005】また、1つのウエハ内で、互いに異なるマ
スクによりチップを形成したり、互いに異なるチップサ
イズとしたり、互いに異なる機能を組み込んだり、互い
に異なる性能を目標として設計した種々のチップを同一
ウエハにより製造することはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】年々、設計寸法が微細
化し、1つのチップに1つのデザインルールを適用して
行なうチップ設計には、以下に示すような問題が生じ
る。
【0007】すなわち、2001年に0.13μmであ
るデザインルールが2005年には0.10μmとなる
予定である。この0.10μmのデザインルールにより
設計を行なおうとすると、製造時におけるプロセスの加
工精度は、数十nmレベルの精度が必要となる。
【0008】この場合に、ウエハの主面の領域(部位)
に依存したプロセスの加工精度のばらつき、すなわちプ
ロセス変動量を、1つのチップ上での領域(部位)及び
レイアウトの疎密の関係等をすべて考慮して、その場合
の加工精度のばらつきを数十nmに制御することは大き
な困難となることが予想される。
【0009】加工精度のばらつきをも考慮したデザイン
ルールを適用すると、設計マージンが劇的に減少するた
め、歩留まりが大きく低下する。このため、微細化を図
ることにより、チップの製造コストが急激に上昇するこ
とになる。
【0010】本発明は、前記のような予測される問題に
鑑み、設計寸法のさらなる微細化に確実に対応できるよ
うにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る半導体集積回路装置の製造方法は、半
導体ウエハ上に絶縁膜を形成する第1の工程と、絶縁膜
の上に、機能素子又は配線を含むマスクパターンを形成
し、形成したマスクパターンを用いて絶縁膜をパターニ
ングする第2の工程とを備え、第2の工程において、少
なくとも第1の工程により絶縁膜の膜厚又は誘電率に生
じるプロセス変動量に応じて、マスクパターンのマスク
寸法を変更することを特徴とする。
【0012】第1の半導体集積回路装置の製造方法によ
ると、第2の工程において、少なくとも第1の工程によ
り絶縁膜の膜厚又は誘電率に生じるプロセス変動量に応
じて、機能素子又は配線を含むマスクパターンのマスク
寸法を変更するため、形成した絶縁膜の膜厚又は誘電率
にばらつきが生じたとしても、所望の電気的特性を有す
る機能素子又は配線を形成することができる。その結
果、半導体ウエハ上におけるプロセス変動量を実質的に
抑制することができるので、素子等の微細化に対応する
ことができる。
【0013】第1の半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、絶縁膜がトランジスタ用のゲート絶縁膜であるこ
とが好ましい。
【0014】また、第1の半導体集積回路装置の製造方
法において、絶縁膜が互いに異なる配線層同士の間に設
けられる層間絶縁膜であることが好ましい。
【0015】第1の半導体集積回路装置の製造方法は、
半導体ウエハを、複数のチップ形成領域に区画する工程
をさらに備え、第2の工程が、各チップ形成領域ごと
に、絶縁膜の膜厚又は誘電率を測定する工程を含むこと
が好ましい。
【0016】第1の半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、マスクパターンがトランジスタ形成用のゲートパ
ターンであり、第2の工程においてゲートパターンのゲ
ート長寸法を変更することが好ましい。
【0017】また、第1の半導体集積回路装置の製造方
法において、マスクパターンが複数の遅延回路同士が互
いに接続される配線パターンであり、第2の工程におい
て配線パターンを変更することが好ましい。
【0018】第1の半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、第2の工程が、絶縁膜の膜厚又は誘電率をモニタ
可能とするモニタパターンを形成する工程を含むことが
好ましい。
【0019】本発明に係る第2の半導体集積回路装置の
製造方法は、それぞれが所定枚数の半導体ウエハを含む
複数のロットを用意する第1の工程と、各半導体ウエハ
上に絶縁膜を形成する第2の工程と、各半導体ウエハの
絶縁膜上に機能素子又は配線を含むマスクパターンを形
成し、形成したマスクパターンを用いて絶縁膜ごとにパ
ターニングする第3の工程とを備え、第3の工程におい
て、第2の工程により絶縁膜の膜厚又は誘電率に生じる
プロセス変動量に応じてロットごとにマスクパターンの
マスク寸法を変更する。
【0020】第2の半導体集積回路装置の製造方法によ
ると、第3の工程において、第2の工程により絶縁膜の
膜厚又は誘電率に生じるプロセス変動量に応じてロット
ごとにマスクパターンのマスク寸法を変更するため、本
発明の第1の半導体集積回路装置の製造方法と同様の効
果を得られる上に、ロット単位で半導体ウエハ上におけ
るプロセス変動量を抑制することができる。
【0021】第2の半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、第3の工程が、半導体ウエハごとに絶縁膜の膜厚
又は誘電率を測定する工程を含むことが好ましい。
【0022】第2の半導体集積回路装置の製造方法は、
各半導体ウエハを複数のチップ形成領域に区画する工程
をさらに備え、第3の工程が、半導体ウエハの各チップ
形成領域ごとに、絶縁膜の膜厚又は誘電率を測定する工
程を含むことが好ましい。
【0023】本発明に係る第3の半導体集積回路装置の
製造方法は、多面体状を有する基体の各面上に絶縁膜を
形成する第1の工程と、絶縁膜の上に機能素子又は配線
を含むマスクパターンを形成し、形成したマスクパター
ンを用いて絶縁膜をパターニングする第2の工程とを備
え、第2の工程は、基体の各面ごとに絶縁膜の膜厚又は
誘電率を測定し、各面ごとにマスクパターンのマスク寸
法を変更する。
【0024】第3の半導体集積回路装置の製造方法によ
ると、通常用いられる板状の半導体基板に限らず、多面
体の基体であっても、本発明の第1の半導体集積回路装
置の製造方法と同様の効果を得ることができる。
【0025】本発明に係る第4の半導体集積回路装置の
製造方法は、半導体ウエハ上に互いに大きさが異なるチ
ップ形成領域を形成する。
【0026】第4の半導体集積回路装置の製造方法によ
ると、ウエハ上において成膜される膜の膜厚にプロセス
変動によるばらつきが生じたとしても、半導体ウエハ上
に互いに大きさが異なるチップ形成領域を形成するた
め、半導体ウエハ上におけるばらつきの程度が小さい領
域に相対的に面積が大きいチップ形成領域を区画する一
方、ばらつきの程度が小さい領域に相対的に面積が小さ
いチップ形成領域を区画すると、プロセス変動量を実質
的に抑制することができる。その結果、素子等の微細化
に対応することができる。
【0027】本発明に係る第5の半導体集積回路装置の
製造方法は、複数のチップ形成領域を有する半導体ウエ
ハ上に、機能素子又は配線を構成する膜状部材を形成す
る第1の工程と、所定形状を持つマスクパターンを用い
て、膜状部材をパターニングする第2の工程とを備え、
第2の工程において、チップ形成領域ごとにマスクパタ
ーンのマスク寸法が異なる。
【0028】第5の半導体集積回路装置の製造方法によ
ると、第2の工程においてチップ形成領域ごとにマスク
パターンのマスク寸法が異なるため、膜状部材のパター
ニング時に、第1の工程で膜状部材に生じたプロセス変
動量を実質的に抑制することができるので、素子等の微
細化に対応することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明の第1
の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0030】前述したように、従来は、半導体集積回路
装置の製造時において、リソグラフィ工程に用いられる
マスクは、1つの半導体ウエハに対して1種類である。
このため、半導体ウエハ上に成膜された絶縁膜の膜厚又
は誘電率の値のプロセスに起因するプロセス変動量が、
半導体ウエハ上に形成されるトランジスタの電流特性又
は配線容量の変動量に対して及ぼす影響が無視できなく
なってきている。
【0031】(第1実施例)第1実施例は、絶縁膜の一
例として、ゲート絶縁膜を挙げる。
【0032】電界効果型トランジスタの電流能力Ids
は、[数1]に示すようにゲート絶縁膜の厚さToxとゲ
ート長Lgとの関数となっている。
【0033】
【数1】
【0034】ここで、Wgはゲート幅を表わし、Lgは
ゲート長を表わし、εは絶縁膜の誘電率を表わし、Tox
はゲート絶縁膜の膜厚を表わし、Vgsはゲート・ソース
間電位を表わし、Vdsはドレイン・ソース間電位を表わ
している。また、βは定数である。
【0035】一例として、図1に示すように、ロット#
1において、ゲート絶縁膜の膜厚Toxが所定値よりも大
きい場合にはゲート長Lgを小さくし、逆に、ロット#
2のように、ゲート絶縁膜の膜厚Toxが所定値よりも小
さい場合にはゲート長Lgを大きくすると、[数1]か
らプロセス変動量を抑制できることが分かる。さらに、
[数1]からトランジスタのゲート幅Wgの値を調整す
ることによっても、Idsのばらつきを抑制できることが
分かる。
【0036】このように、トランジスタのゲート長Lg
及びゲート幅Wgは、マスクパターンのパターン寸法に
より修正することができる。このため、種々のパターン
寸法を持つマスクを用意しておき、トランジスタの電気
的特性が最適化されるマスクを選択することにより、ゲ
ート絶縁膜の膜厚のToxのプロセス変動量及びウエハ上
におけるばらつきを実質的に抑制することができる。
【0037】(第2実施例)次に、絶縁膜の他の例とし
て、多層配線における層間絶縁膜を挙げる。
【0038】図2は、第1の配線層11とその上の第2
の配線層12との間に形成された、例えば酸化シリコン
からなる層間絶縁膜10の断面構成を示している。図2
に示すように、各配線層11、12の間の配線容量は層
間絶縁膜10の膜厚t0 に依存する。この配線容量は、
各信号の配線遅延量を変動させるため、結果的に信号伝
送遅延量を変動させる。このため、図3に示すように、
各遅延回路13A、13B、13C同士の接続数、すな
わち段数を変更することにより、信号電送遅延量の変動
を抑制することができる。
【0039】例えば、図3(a)は3段の遅延回路13
A〜13Cのうちの第1の遅延回路13Aのみを接続す
る第1の配線接続パターン14Aであり、図3(b)は
第1の遅延回路13A及び第2の遅延回路13Bを接続
する第2の配線接続パターン14Bであり、図3(c)
は第1の遅延回路13A、第2の遅延回路13B及び第
3の遅延回路13Cのすべてを接続する第3の配線接続
パターン14Cである。これにより、各配線接続パター
ン14A、14B、14Cのうちのいずれを選択するか
により、プロセス変動による層間絶縁膜10の膜厚t0
のばらつきを実質的に抑制することができる。
【0040】その結果、層間絶縁膜10の膜厚t0 が所
定値を超える場合には、配線容量が相対的に大きくなっ
て、信号伝送遅延量が増大するため、例えば第1の配線
接続パターン14Aを適用する。逆に、膜厚t0 が所定
値よりも小さい場合には、配線容量が相対的に小さくな
って、信号伝送遅延量が減少するため、例えば第3の配
線接続パターン14Bを適用する。
【0041】このように、第1の実施形態においては、
マスクを1種類ではなく、プロセス変動量の分布に応じ
て、パターン寸法がそれぞれ異なる複数のマスクを使い
分けることにより、トランジスタの電流特性又は配線容
量の変動量を抑制することができる。
【0042】従って、同一パターンのマスクであって
も、複数のマスクを余分に用意しなければならないた
め、製造コストが上昇することにもなるが、プロセス変
動量を抑制することによって、チップの歩留まりが向上
するので、コストの面ではほとんど問題とはならない。
【0043】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0044】第2の実施形態は、例えば25枚の半導体
ウエハを含むロットごとに、半導体ウエハ上に成膜した
ゲート絶縁膜の膜厚又は誘電率を測定し、測定した値の
平均値を、各ロットごとに、後工程であるゲート絶縁膜
のマスクパターンのサイズの選択に用いる。ここで、ゲ
ート絶縁膜の膜厚は、エリプソメータ又は光干渉式膜厚
測定装置等により測定することができる。
【0045】図4(a)は、8ロット分(#0〜#7)
のゲート絶縁膜の膜厚Toxの平均値を表わしている。図
4(a)に示すように、ロット#1、#4、#7に含ま
れるゲート絶縁膜の平均値は、第1の所定値T1 よりも
小さく、ロット#2、#5に含まれるゲート絶縁膜の平
均値は、第1の所定値T1 と第2の所定値T2 と間にあ
り、残りのロット#0、#3、#6に含まれるゲート絶
縁膜の平均値は第2の所定値T2 よりも大きい。
【0046】ここで、図4(b)に示すように、ロット
#1、#4、#7に含まれる半導体ウエハ群を第1グル
ープ20Aとし、ロット#2、#5に含まれる半導体ウ
エハ群を第2グループ20Bとし、ロット#0、#3、
#6に含まれる半導体ウエハ群を第3グループ20Cと
する。
【0047】さらに、第1グループ20Aに対しては、
第1のレティクル(マスク)21Aを用いてパターニン
グし、第2グループ20Bに対しては、第2のレティク
ル(マスク)21Bを用いてパターニングし、第3グル
ープ20Cに対しては、第3のレティクル(マスク)2
1Cを用いてパターニングする。なお、各レティクルに
記した”F”は、口径比の逆数を表わす値を示す。
【0048】これら3種類のレティクル21A、21
B、21Cを、第1の実施形態で説明したように、トラ
ンジスタのゲート長Lg又はゲート幅Wgにそれぞれ異
なる値を設定してトランジスタの駆動能力を調整するこ
とにより、ゲート絶縁膜の膜厚のプロセス変動量を抑制
することができる。
【0049】さらに、層間絶縁膜の膜厚のプロセス変動
をも考慮して、一例として、3種類のゲート長と3種類
の遅延回路用の配線接続パターンとを用意すると、併せ
て9通りの変動パターンを持つマスクを適用することが
できる。
【0050】なお、ゲート絶縁膜の膜厚Toxは、前述し
たような光学的な測定方法に限らず、電気的に容量を測
定し、ゲート絶縁膜を構成する材料の誘電率から換算し
ても得ることができる。
【0051】また、第1グループ20A等のグループ分
けは、ロット単位で行なっているが、ロット間にまたが
るグループ分けを行なっても良い。
【0052】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0053】第3の実施形態は、ロット単位ではなく、
各半導体ウエハごとにゲート絶縁膜の膜厚又は誘電率を
測定し、測定した値を各半導体ウエハごとにゲート絶縁
膜のマスクパターンのサイズの選択に用いる。ここで
も、ゲート絶縁膜の膜厚はエリプソメータ等によって測
定する。
【0054】図5(a)は、8枚分(#0〜#7)の半
導体ウエハの各ゲート絶縁膜の膜厚Toxを表わしてい
る。図5(a)に示すように、ウエハ#1、#4、#7
に含まれるゲート絶縁膜の値は、第1の所定値T1 より
も小さく、ウエハ#2、#5に含まれるゲート絶縁膜の
値は、第1の所定値T1 と第2の所定値T2 と間にあ
り、残りのウエハ#0、#3、#6に含まれるゲート絶
縁膜の値は第2の所定値T 2 よりも大きい。
【0055】ここで、図5(b)に示すように、ウエハ
#1、#4、#7を第1グループ22Aとし、ウエハ#
2、#5を第2グループ22Bとし、ウエハ#0、#
3、#6を第3グループ22Cとする。
【0056】さらに、第1グループ22Aに対しては、
第1のレティクル(マスク)23Aを用いてパターニン
グし、第2グループ22Bに対しては、第2のレティク
ル(マスク)23Bを用いてパターニングし、第3グル
ープ22Cに対しては、第3のレティクル(マスク)2
3Cを用いてパターニングする。
【0057】これら3種類のレティクル23A、23
B、23Cを、第1の実施形態で説明したように、トラ
ンジスタのゲート長Lg又はゲート幅Wgにそれぞれ異
なる値を設定してトランジスタの駆動能力を調整するこ
とにより、ゲート絶縁膜の膜厚のプロセス変動量を抑制
することができる。
【0058】さらに、層間絶縁膜の膜厚のプロセス変動
をも考慮して、一例として、3種類のゲート長と3種類
の遅延回路用の配線接続パターンとを用意すると、併せ
て9通りの変動パターンを持つマスクを適用することが
できる。
【0059】なお、ゲート絶縁膜の膜厚Toxは、前述し
たような光学的な測定方法に限らず、電気的に誘電率を
測定しても得ることができる。
【0060】また、第1グループ22A等のグループ分
けは、同一ロットを想定したが、ロット間にまたがるグ
ループ分けを行なっても良い。
【0061】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態について説明する。
【0062】第4の実施形態は、1つの半導体ウエハの
チップ形成領域又は所定領域に、ゲート絶縁膜の膜厚又
は誘電率を測定するモニタパターンを形成し、モニタパ
ターンの測定値をゲート絶縁膜のマスクパターンのサイ
ズの選択に用いる。
【0063】(第1実施例)第1実施例は、1つの半導
体ウエハ上の各チップ形成領域ごとに、又は複数のチッ
プ形成領域に対して数か所、例えば5つのチップ形成領
域に対して5か所に、ゲート絶縁膜の膜厚を測定するた
めの、該ゲート絶縁膜と同一の工程で成膜された同一の
絶縁膜からなり、例えば20μm×20μmの方形状の
モニタパターンを形成する。
【0064】モニタパターンの膜厚を測定するには、エ
リプソメータ等で用いても良く、容量を電気的に測定し
て、誘電率から換算しても良い。
【0065】これにより、適用するマスクパターンに、
トランジスタのゲート長Lg又はゲート幅Wgにそれぞ
れ異なる値を設定してトランジスタの駆動能力を調整す
ることにより、ゲート絶縁膜の膜厚のプロセス変動量及
び信号電送遅延量を抑制することができる。
【0066】また、堆積する絶縁膜は、ゲート絶縁膜に
限らず、層間絶縁膜でも良く、この場合には、多段の遅
延回路の配線接続パターンにそれぞれ異なるパターンを
設定すれば良い。
【0067】(第2実施例)第2実施例は、半導体ウエ
ハのチップ形成領域に限定されずに、半導体ウエハの主
面をマトリクス状の仮想領域に区画しておき、該仮想領
域ごとにゲート絶縁膜の膜厚又は誘電率を測定し、測定
した値をゲート絶縁膜のマスクパターンのサイズの選択
に用いる。
【0068】例えば、図6(a)に示すように、半導体
ウエハ25の周縁部25bにおけるゲート絶縁膜の膜厚
は、その中央部25aの膜厚よりも大きいとする。
【0069】この場合に、図6(b)に示すように、半
導体ウエハ25の主面をマトリクス状の仮想領域26に
区画する。
【0070】さらに、層間絶縁膜の膜厚のプロセス変動
をも考慮して、この各仮想領域26に対し、マスクパタ
ーンとして、例えば、3種類のゲート長と3種類の遅延
回路用の配線接続パターンとを用意すると、併せて9通
りの変動パターンを持つマスクを適用することができ
る。これにより、ゲート絶縁膜の膜厚及び信号電送遅延
量のプロセス変動量を抑制することができる。
【0071】(第5の実施形態)以下、本発明の第5の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0072】第5の実施形態は、図7(a)〜図7
(c)に示すように、多面体状の半導体からなる基体の
上面、底面及び側面ごとに、絶縁膜の膜厚又は誘電率を
測定し、各面ごとに測定した値を、後工程である絶縁膜
のマスクパターンのサイズの選択に用いる。
【0073】従来、半導体集積回路装置を形成する半導
体ウエハは、スライスされた板状(101)であり、平
坦な主面のみを用いている。
【0074】しかしながら。ウエハの大口径化は、今
後、プロセス装置の大面積化に対する均一性の点で行き
詰まる虞があるため、基体の形状も、球体状の基体が既
に用いられていることをも考慮すると、直方体状(10
2)又は円柱状(103)等の、種々の多面体状の基体
が近いうちに登場してくる可能性がある。
【0075】このとき、等方性のプロセス処理がなされ
たしても、図7(d)及び図7(e)に示すように、多
面体の各面における焦点深度及びエッチング速度は一様
ではない。従って、成膜処理及び加工処理等のプロセス
を均一に行なえる可能性は小さい。
【0076】そこで、第5の実施形態のように、マスク
のパターンを、多面体の各面ごとにグループ分けするこ
とにより、多面体からなる半導体基体の各面におけるプ
ロセス変動量に依存するばらつきを抑制することが可能
となる。
【0077】(第6の実施形態)以下、本発明の第6の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0078】第6の実施形態は、図8に示すように、1
つの半導体ウエハ上に互いに異なるチップサイズのチッ
プ形成領域形成されていることを特徴とする。
【0079】例えば、図8(a)に示すように、半導体
ウエハ25の周縁部25bにおけるゲート絶縁膜の膜厚
は、その中央部25aの膜厚よりも大きいとする。
【0080】この場合に、第6の実施形態においては、
図8(b)に示すように、半導体ウエハ25の中央部2
5aには、チップ面積が相対的に大きい第1のチップ形
成領域27を区画し、周縁部25bには、チップ面積が
相対的に小さい第2のチップ形成領域28を区画する。
【0081】例えば、第1のチップ形成領域27は、配
線長が相対的に長くなるため、チップごとのプロセス変
動量に対する動作マージンが敏感に、すなわち小さくな
る。
【0082】従って、図8(a)に示すように、半導体
ウエハ25のプロセス変動量が大きい周辺部25bに
は、配線長の影響が小さい第2のチップ形成領域28を
配置する。逆に、プロセス変動量が小さい中央部25a
には、配線長の影響が現われ易いチップサイズを持つ第
1のチップ形成領域27を配置している。
【0083】このように、半導体ウエハ25上において
プロセス変動量が大きい周辺部25bには、相対的にチ
ップ面積が小さいことによりその動作マージンが大きい
第2のチップ形成領域28を配置している。
【0084】このため、プロセス変動量が大きい周辺部
25bから形成される第2のチップ形成領域28に形成
される半導体集積回路装置であっても、所望の動作特性
を確実に達成することができる。その結果、1つの半導
体ウエハ25において、プロセス変動量による絶縁膜の
膜厚のばらつきが抑制されることになる。
【0085】なお、逆に、半導体ウエハ25の中央部2
5aの方が、その周縁部25bよりもプロセス変動量が
大きい場合には、中央部25aに相対的に面積が小さい
第2のチップ形成領域28を配置し、周縁部25bに相
対的に面積が大きい第1のチップ形成領域27を配置す
れば良い。
【0086】また、半導体ウエハ25の上に形成する膜
は、ゲート絶縁膜に限られず、成膜時にプロセス変動を
受ける膜であれば良く、例えば、層間絶縁膜又は配線形
成用の導体膜であっても良い。
【0087】
【発明の効果】本発明に係る半導体集積回路装置の製造
方法によると、プロセス変動量に応じてマスクパターン
のマスク寸法を変更するため、形成した絶縁膜の膜厚又
は誘電率にばらつきが生じたとしても、所望の電気的特
性を得ることができる。その結果、半導体ウエハ上にお
けるプロセス変動量を実質的に抑制することができるの
で、素子等の微細化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の第1実施例に係る半
導体集積回路装置の製造方法であって、ゲート絶縁膜に
生じるプロセス変動量を、適用(加工)するゲート長に
よって抑制する方法を説明したグラフである。
【図2】本発明の第1の実施形態の第2実施例に係る半
導体集積回路装置の製造方法であって、多層配線層にお
ける配線容量を示す模式的な構成断面図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明の第1の実施形態の第
2実施例に係る半導体集積回路装置の製造方法であっ
て、多段の遅延回路の接続段数を変更する配線接続パタ
ーンを模式的に示した回路図である。
【図4】(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に
係る半導体集積回路装置の製造方法を示し、(a)はロ
ットごとのゲート絶縁膜の膜厚を示すグラフであり、
(b)はゲート絶縁膜の膜厚に応じて適用するレティク
ルを変更する様子を模式的に表わす図である。
【図5】(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に
係る半導体集積回路装置の製造方法を示し、(a)はウ
エハごとのゲート絶縁膜の膜厚を示すグラフであり、
(b)はゲート絶縁膜の膜厚に応じて適用するレティク
ルを変更する様子を模式的に表わす図である。
【図6】(a)及び(b)は本発明の第4の実施形態の
第2実施例に係る半導体集積回路装置の製造方法を示
し、(a)は半導体ウエハ上に形成されるゲート絶縁膜
の膜厚分布を示す平面図及び断面図であり、(b)は半
導体ウエハの主面を仮想領域に区画した平面図である。
【図7】(a)〜(c)は本発明の第5の実施形態に係
る半導体集積回路装置の製造方法に用いる半導体からな
る基体を示す斜視図であり、(d)はリソグラフィ工程
における焦点深度の基体表面の形状依存性を示すグラフ
であり、(e)はエッチング工程におけるエッチング速
度の基体表面の形状依存性を示すグラフである。
【図8】(a)及び(b)は本発明の第6の実施形態に
係る半導体集積回路装置の製造方法を示し、(a)は半
導体ウエハ上に形成されるゲート絶縁膜の膜厚分布を示
す平面図及び断面図であり、(b)は半導体ウエハの主
面を互いに面積が異なるチップ形成領域に区画した平面
図である。
【符号の説明】
10 層間絶縁膜 11 第1の配線層 12 第2の配線層 13A 第1の遅延回路 13B 第2の遅延回路 13C 第3の遅延回路 14A 第1の配線接続パターン(配線パターン) 14B 第2の配線接続パターン(配線パターン) 14C 第3の配線接続パターン(配線パターン) 20A 第1グループ 20B 第2グループ 20C 第3グループ 21A 第1のレティクル 21B 第2のレティクル 21C 第3のレティクル 22A 第1グループ 22B 第2グループ 22C 第3グループ 23A 第1のレティクル 23B 第2のレティクル 23C 第3のレティクル 25 半導体ウエハ 25a 中央部 25b 周縁部 26 仮想領域 27 第1のチップ形成領域 28 第2のチップ形成領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/088 Fターム(参考) 4M104 CC05 DD62 GG09 GG10 GG14 HH14 5F033 HH00 QQ01 VV06 XX03 XX37 5F038 CD09 CD13 CD20 DF01 DT12 EZ20 5F048 AC01 AC10 BA01 BB03 BB16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハ上に絶縁膜を形成する第1
    の工程と、 前記絶縁膜の上に、機能素子又は配線を含むマスクパタ
    ーンを形成し、形成したマスクパターンを用いて前記絶
    縁膜をパターニングする第2の工程とを備え、 前記第2の工程において、少なくとも前記第1の工程に
    より前記絶縁膜の膜厚又は誘電率に生じるプロセス変動
    量に応じて、前記マスクパターンのマスク寸法を変更す
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜は、トランジスタ用のゲート
    絶縁膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記絶縁膜は、互いに異なる配線層同士
    の間に設けられる層間絶縁膜であることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体ウエハを、複数のチップ形成
    領域に区画する工程をさらに備え、 前記第2の工程は、前記各チップ形成領域ごとに、前記
    絶縁膜の膜厚又は誘電率を測定する工程を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記マスクパターンは、トランジスタ形
    成用のゲートパターンであり、 前記第2の工程において、前記ゲートパターンのゲート
    長寸法を変更することを特徴とする請求項1に記載の半
    導体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記マスクパターンは、複数の遅延回路
    同士が互いに接続される配線パターンであり、 前記第2の工程において、前記配線パターンを変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の工程は、前記絶縁膜の膜厚又
    は誘電率をモニタ可能とするモニタパターンを形成する
    工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体集
    積回路装置の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 それぞれが所定枚数の半導体ウエハを含
    む複数のロットを用意する第1の工程と、 前記各半導体ウエハ上に絶縁膜を形成する第2の工程
    と、 前記各半導体ウエハの絶縁膜上に、機能素子又は配線を
    含むマスクパターンを形成し、形成したマスクパターン
    を用いて前記絶縁膜ごとにパターニングする第3の工程
    とを備え、 前記第3の工程において、前記第2の工程により前記絶
    縁膜の膜厚又は誘電率に生じるプロセス変動量に応じ
    て、前記ロットごとに、前記マスクパターンのマスク寸
    法を変更することを特徴とする半導体集積回路装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記第3の工程は、前記半導体ウエハご
    とに、前記絶縁膜の膜厚又は誘電率を測定する工程を含
    むことを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路装
    置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記各半導体ウエハを複数のチップ形
    成領域に区画する工程をさらに備え、 前記第3の工程は、前記半導体ウエハの各チップ形成領
    域ごとに、前記絶縁膜の膜厚又は誘電率を測定する工程
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回
    路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 多面体状を有する基体の各面上に絶縁
    膜を形成する第1の工程と、 前記絶縁膜の上に、機能素子又は配線を含むマスクパタ
    ーンを形成し、形成したマスクパターンを用いて前記絶
    縁膜をパターニングする第2の工程とを備え、 前記第2の工程は、前記基体の各面ごとに前記絶縁膜の
    膜厚又は誘電率を測定し、前記各面ごとに、前記マスク
    パターンのマスク寸法を変更することを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 半導体ウエハ上に、互いに大きさが異
    なるチップ形成領域を形成する工程を備えていることを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 複数のチップ形成領域を有する半導体
    ウエハ上に、機能素子又は配線を構成する膜状部材を形
    成する第1の工程と、 所定形状を持つマスクパターンを用いて、前記膜状部材
    をパターニングする第2の工程とを備え、 前記第2の工程において、前記チップ形成領域ごとに、
    前記マスクパターンのマスク寸法が異なることを特徴と
    する半導体集積回路装置の製造方法。
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