JP2003157748A - ケース入り開閉器 - Google Patents
ケース入り開閉器Info
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- JP2003157748A JP2003157748A JP2002346906A JP2002346906A JP2003157748A JP 2003157748 A JP2003157748 A JP 2003157748A JP 2002346906 A JP2002346906 A JP 2002346906A JP 2002346906 A JP2002346906 A JP 2002346906A JP 2003157748 A JP2003157748 A JP 2003157748A
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Abstract
ディかつ容易に組み立てができるケース入り開閉器を提
供する。 【解決手段】 可動電極25と、該可動電極25に対応
する固定電極24と、前記可動電極25を前記固定電極
24に接離方向に回動させる開閉軸19と、前記開閉軸
19方向の一端側に開閉機構部30を設けてなるユニッ
ト型の開閉機構付開閉部15を形成し、該ユニット型の
開閉機構付開閉部15を、開閉器のケース2内に、前記
開閉機構部30を開閉器のケース側壁内面に固定させて
配設し、前記開閉機構部30を開閉器のケース外部に設
けた操作ハンドル13と連結させて、該操作ハンドル1
3の操作により電路の開閉を行う。
Description
圧配電線路の線路区分用として使用されるケース入り開
閉器に関する。
閉器が知られており、そのケース入り開閉器100は、
図23に示すように、所定形状例えば、箱型に形成した
ケース101に対し、その側面に相対して複数相のブッ
シング102,103を貫装し、その貫装したブッシン
グのケース内端に位置して固定電極と消弧室或いは消弧
装置104を備え付け、取り付けた固定電極に対し可動
電極を抜き差して電路の開閉が行えるようになってい
る。また、この場合開閉器は、トグル或いはリンク機構
等の開閉機構105がケース内101aに組み込まれて
おり、該開閉機構105の出力軸106が可動電極に連
結され、さらに開閉機構105の駆動軸107がケース
外の操作ハンドル109のハンドル軸108に連結され
ている。そして、開閉操作時にハンドル109を操作す
るとその操作力が開閉機構105を経て可動電極に伝達
されて電路の開閉が行えるようになっている。
っては、固定電極、可動電極、消弧室或いは消弧装置1
04等の各部材と開閉機構105の各部材を、ケース内
の各相の端子接続部やケース内の取付部に対し、順次組
み付けていく組立方式のため、組立に手間と時間を要す
るほか、寸法等、精度良く組み付けるためには組立治工
具を使用することになり、治工具の取付並びに取外しの
時間が必要である等作業性が悪いという問題があった。
て組立作業性を向上させるために提案するものである。
めに、請求項1記載の第1の発明は、可動電極と、該可
動電極に対応する固定電極と、前記可動電極を前記固定
電極に接離方向に回動させる開閉軸と、前記開閉軸方向
の一端側に開閉機構部を設けてなるユニット型の開閉機
構付き開閉部を形成し、該ユニット型の開閉機構付き開
閉部を、開閉器のケース内に、前記開閉機構部を開閉器
のケース側壁内面に固定させて配設し、前記開閉機構部
を開閉器のケース外部に設けた操作ハンドルと連結させ
て、該操作ハンドルの操作により電路の開閉を行うこと
を特徴とするものである。
と、該可動電極に対応する固定電極と、前記可動電極を
前記固定電極に接離方向に回動させる開閉軸をハウジン
グ内に設け、該ハウジングにおける前記開閉軸方向の一
端側に開閉機構部を設けてなるユニット型の開閉機構付
き開閉部を形成し、該ユニット型の開閉機構付き開閉部
を、開閉器のケース内に、前記開閉機構部を開閉器のケ
ース側壁内面に固定させて配設し、前記開閉機構部を開
閉器のケース外部に設けた操作ハンドルと連結させて、
該操作ハンドルの操作により電路の開閉を行うことを特
徴とするものである。
内に、可動電極と、該可動電極に対応する固定電極と、
前記可動電極を前記固定電極に接離方向に回動させるよ
うに前記可動電極と直交する方向に配置した開閉軸とを
設け、前記ハウジングにおける前記開閉軸方向の一端側
に前記開閉軸を回転する開閉機構部を設けてユニット型
の開閉機構付き開閉部を形成し、該ユニット型の開閉機
構付き開閉部をブッシング、ハンドル軸を貫装させた開
閉器のケース内に、前記開閉機構部を開閉器のケース側
壁内面に固定させて配設し、前記ブッシングを介して、
前記固定電極を電路に電気的に接続させ、前記ハンドル
軸を介して、前記開閉機構部を前記開閉器のケース外部
に設けた操作ハンドルと連結させて、電路の開閉を行う
ことを特徴とするものである。
ケース外で組み立てられたユニット型の開閉機構付き開
閉部を、ケース側壁に相対して貫装した電源側及び負荷
側のブッシング間に位置してケース内に収納配置し、そ
して、該収納配置した開閉機構付き開閉部の開閉機構部
の開閉軸とハンドル軸とを機械的に連結するとともに開
閉機構部をケースの側壁に固定する。更に、前記開閉機
構付き開閉部の電源側及び負荷側の接続端子とケース側
の端子接続部間に可撓導体を取り付ける。
づいて本発明の実施の形態について説明する。
は特別高圧或いは高圧配電線路の区分用開閉器として使
用される。
からなる箱型のケースであり、これには電源側の側壁2
u1 ,2v1 ,2w1 と負荷側の側壁2u2 ,2v2 ,
2w 2 とが対向して形成されている。更に、中央に位置
する側壁2v1 ,2v2 に対し、その両側に隣接する側
壁2u1 ,2w1 及び2u2 ,2w2 は、夫々150度
の内角で傾斜して形成されている。
には電源側のブッシング4u1 ,4v1 ,4w1 が貫装
され、負荷側の側壁2u2 ,2v2 ,2w2 には負荷側
のブッシング4u2 ,4v2 ,4w2 が貫装されてい
る。また、中央に位置するブッシング4v1 ,4v2 を
V相のブッシングとし、その一方の側部に隣接するブッ
シング4u1 ,4u2 をU相のブッシングとし、他方の
側部に隣接するブッシング4w1 ,4w2 をW相のブッ
シングとしている。
び2u2 ,2w2 が中央の側壁2v 1 ,2v2 に対して
傾斜していることにより、V相のブッシング4v1 ,4
v2に対して両側に配置したU相、W相のブッシングが
図1のように傾斜して配置され、各相のブッシングの外
部先端に設けた電線接続端子3u1 ,3v1 ,3w1及
び3u2 ,3v2 ,3w2 の相互の離間間隔が、ケース
2の貫装部側に比較して大きくなっている。
4u2 ,4v2 ,4w2 は、これに設けたフランジ6を
取付ネジ7により各前記側壁部に固着してケース2に固
定されている。
2 ,5w2 は端子接続部で、ブッシング4u1 ,4
v1 ,4w1 及び4u2 ,4v2 ,4w2 に挿通固定し
た中心導体(図示せず)のケース内側端に固設されてい
る。
グ4v1 ,4v2 の軸芯と直交する方向の一方の側壁2
aに設けた保護装置の安全弁で、破裂板9、ガイド刃1
0、保護キャップ11、取付ネジ11aで構成され、常
時は破裂板9によってケース2の放圧口2cを塞いでお
り、雷等の異常電圧の侵入によりケース内部で短絡が生
じ、ケース内圧が急激に上昇した場合にその圧力により
破裂板9が外方へ押されてガイド刃10で破裂し、その
圧力をケース外へ速やかに放圧して、ケースの爆裂を防
止するようになっている。
b部には、前記V相のブッシング4v1 ,4v2 の軸芯
と直交する方向に軸芯を有する軸受穴2dが形成されて
いるとともに軸受12が固設されており、該軸受穴2
d、軸受12にハンドル軸14が回転可能に貫通して備
えられている。そして、該ハンドル軸14のケース外の
端には、該ハンドル軸14と直交する方向に配置された
開閉用操作ハンドル13が固設され、該ハンドル軸14
のケース内側の端には端面側が開口するU溝からなる連
結機構14aが形成されている。
で、開閉部16と開閉機構部30が同軸上で一体的に組
み付けられて構成されており、ケース2に組み付ける以
前においてケース外で開閉部16と開閉機構部30を予
め組み付けておき、この組み付け状態でケース内2eへ
取り付けるようになっている。
及び図15に示すように円筒状のハウジング18で構成
されている。該ハウジング18は、例えば透明のアクリ
ル樹脂等の電気絶縁性を有する合成樹脂で形成され、か
つ横断面において2分割された樋状の分割体18c,1
8dを分割可能に連結して構成されている。
って開閉軸19が配置され、かつ該開閉軸19は図15
に示すように、ハウジング18の両端側区画板181 ,
18 4 に回転可能に嵌挿支持されている。該開閉軸19
は、表面にシリコン樹脂等のコート剤を塗布したパイプ
状のFRP等の強化樹脂で形成されている。
9との空間は、図15に示すように、ハウジング18の
軸方向に略等間隔に設けた区画壁181 ,182 ,18
3 ,184 によって軸方向に3分割され、U相消弧室1
8u1 ,18u2 とV相消弧室18v1 ,18v2 とW
相消弧室18w1 ,18w2 の3室に区割形成され、更
に、前記各相の消弧室は図10に示すような、周方向
(開閉軸19の回転方向)に2分割するような径方向の
2枚の区画壁20,20により区画されており、U相消
弧室が電源側消弧室18u1 と負荷側消弧室18u2 に
区画され、V相消弧室が電源側消弧室18v1 と負荷側
消弧室18v2 に区画され、W相消弧室が電源側消弧室
18w1 と負荷側消弧室18w2 に区画されている。前
記各区画壁181 ,182 ,183 ,184 及び20は
電気絶縁性の合成樹脂で形成されている。
に示すように電源側絶縁端子取付台211 が固設され、
負荷側外面には負荷側絶縁端子取付台212 が固設され
ている。
相接続端子23u1 とV相接続端子23v1 とW相接続
端子23w1 がネジ22により取り付けられており、該
各接続端子23u1 ,23v1 ,23w1 の内端はハウ
ジング18を貫通して前記電源側の消弧室内に突入して
いる。更に、負荷側絶縁端子取付台212 には、U相接
続端子23u2 とV相接続端子23v2 とW相接続端子
23w2 がネジ22により取り付けられており、該各接
続端子23u2 ,23v2 ,23w2 の内端はハウジン
グ18を貫通して前記負荷側の消弧室内に突入してい
る。
w1 及び23u2 ,23v2 ,23w3 の内端には各々
クリップ形の固定電極24u1 ,24v1 ,24w1 及
び24u2 ,24v2 ,24w2 (これらを総称して固
定電極24ともいう)が固設されている(図10〜図1
2及び図15参照)。
前記U相、V相、W相の固定電極24u1 ,24v1 ,
24w1 及び24u2 ,24v2 ,24w2 に対応する
3箇所の位置において、ブレート形の可動電極25が、
開閉軸19と直交する方向に貫通して固定されており、
開閉軸19を図10において反時計方向に回動するとそ
の可動電極25も一体に同方向へ回動し、その可動電極
25の両端の接触部25a,25bが前記電源側固定電
極24u1 ,24v1 ,24w1 と、負荷側固定電極2
4u2 ,24v2 ,24w2 から離間して電路を開き、
逆に開閉軸19を時計方向に回動すると電路を閉じるよ
うになっている。
セタール樹脂等の電気絶縁性の合成樹脂からなるノズル
ガイド27,27が固設されている。
に示すように、その中央に支持穴27aが貫通形成され
ており、該支持穴27aを前記可動電極25の先端側に
嵌合するとともにその接触部25a,25bの先端部を
少し覗かせた状態で可動電極25にピン或いはピンと接
着剤等により固設されている。
時に、該ノズルガイド27が回動することにより、各消
弧室18u1 ,18u2 ,18v1 ,18v2 ,18w
1 ,18w2 内の可動電極より前方にあるSF6 ガス
(消弧性ガス)26を可動電極25部に集めるように前
方に向って拡開したガイド部27b,27bと、該ガイ
ド部27bで集めたSF6 ガス26が可動電極25の発
弧部付近において流速並びに流量を増すようにするため
に前記ガイド部27b,27bの後方で絞った絞り部2
7dと、その後方に向って僅かにラッパ状に拡開した放
出部27eが一連に形成され、更に、底面27fは後方
が径方向の外側へ傾斜している。すなわち、図18に示
すように、電路開放時の回転前方側となるSF6 ガスの
入口幅aが広く、支持穴27aの後端部、すなわち、可
動電極25の発弧部付近でのSF6ガスの通過路27c
の幅gが狭く形成され、該ノズルガイド27の回動によ
って、前記通過路27cでのSF6 ガスの流速並びに流
量が増すようになっている。
〜12及び図15に示すように、1つ(1相)の可動電
極に対し、電源側のノズルガイド27と負荷側のノズル
ガイド27の2つが、上下逆向きの位置関係で取り付け
られている。
15に示すように、前記ハウジング18の消弧室18u
1 ,18u2 ,18v1 ,18v2 ,18w1 ,18w
2 の幅bいっぱいに形成されており、電路開閉時におい
てノズルガイド27が回動した場合に、ガイド部27
b,27bと区画壁181 〜184 との隙間からのSF
6 ガスの漏れを極めて少なくし、消弧室内のSF6 ガス
を圧縮して効率的に通過路27cに集中して流通させる
ようになっている。
弧室18u1 ,18v1 ,18w1毎に、かつ、電源側
固定電極24u1 ,24v1 ,24w1 の位置より可動
電極25の開放側方向と反対側において、電源側流通口
18aが形成されている。同様に、前記各負荷側の消弧
室18u2 ,18v2 ,18w2 毎にも、負荷側固定電
極24u2 ,24v2 ,24w2 の位置より可動電極2
5の開放側方向と反対側において、負荷側流通口18b
が形成されている。
22に示すように、前記開閉部16の軸方向(長手方
向)の一端部に一体的に備えられえており、図22に示
すように、前記開閉部16側のハウジング18のフラン
ジ部18dを開閉機構部30側の取付用フレーム38に
ネジ45により固着して備えられている。
開閉機構部30側の端部には連結ピン39が横断状に架
設固着されている。開閉機構部30側の取付用フレーム
38内には電極直結駆動レバー31が回転可能に備えら
れており、その筒状部31bには、内端側が開口したU
状の連結溝31cが形成され、該連結溝31cに前記連
結ピン39を嵌合することにより開閉軸19と電極直結
駆動レバー31とが直結して両者が周方向に一体的に回
転するようになっている。
bの内周側には筒状のハンドル直結駆動レバー32の一
部32cが回動可能に遊嵌されており、該ハンドル直結
駆動レバー32に連結ピン40が横断状に架設固着され
ている。該筒状のハンドル直結駆動レバー32内には前
記操作ハンドル13のハンドル軸14が嵌入するように
なっており、該ハンドル軸14の内端にはU状の連結溝
14aが形成され、該連結溝14a内に前記連結ピン4
0を嵌合することにより、ハンドル軸14とハンドル直
結駆動レバー32とが直結して両者が周方向に一体的に
回転するようになっている。
及び図22に示すように、掛り止め部31aが一体形成
され、前記ハンドル直結駆動レバー32には掛り止め部
32aが一体形成されている。
32dの外周には合成樹脂製の鍔付きカラー41が嵌装
され、該カラー41の外周にはコイルバネからなる蓄力
バネ33が巻装され、図21に示すように、その一端3
3aが電極直結駆動レバー31の掛り止め部31aとハ
ンドル直結駆動レバー32の掛り止め部32aの開放方
向側端に係止し、他端33bが電極直結駆動レバー31
の掛り止め部31aとハンドル直結駆動レバー32の掛
り止め部32aの投入方向側端に係止するようになって
おり、電極直結駆動レバー31をロックして停止させた
状態でハンドル直結駆動レバー32の掛り止め部32a
を開放方向(矢印方向)へ回動した場合に蓄力バネ33
に、その他方の掛り止め部31aを開放方向(矢印方
向)へ移動させる力が蓄積され、また、電極直結駆動レ
バー31をロックして停止させた状態でハンドル直結駆
動レバー32の掛り止め部32aを投入方向へ回動した
場合に、蓄力バネ33に、その他方の掛り止め部31a
を投入方向へ移動させる力が蓄積されるように設定され
ている。すなわち、蓄力バネ33の両端33a,33b
は、両掛り止め部31a,32aに対し、回動方向の相
反する側に夫々係止されてる。
ように、開放側ラッチ34と、投入側ラッチ35が夫々
支軸34a,35aにより回動可能に備えられており、
夫々係合部34b,35bが常時内側へ付勢されてい
る。
止部31bが形成され、図21(a)に示すように、該
係止部31bに開放側ラッチ34が係止すると該電極直
結駆動レバー31の開放方向への回動がロックされるよ
うになっている。更に、該電極直結駆動レバー31には
他方の係止部31eが形成され、図21(d)に示すよ
うに、該係止部31eに投入側ラッチ35が係止すると
該電極直結駆動レバー31の投入方向への回動がロック
されるようになっている。
斜状に形成された開放側押圧部32dと投入側押圧部3
2fが、夫々電極直結駆動レバー31の外周面より径方
向に突出するように形成されており、ハンドル直結駆動
レバー32が図21(c)に示すように開放終了近くま
で回動するとその開放側押圧部32dが開放側ラッチ3
4を一方の係止部31bから外し、また、ハンドル直結
駆動レバー32が図1(a)に示すように投入終了近く
まで回動すると、その投入側押圧部32fが投入側ラッ
チ35を他方の係止部31eから外すようになってい
る。
フレームで、前記ハンドル直結駆動レバー32の筒状部
32dの端部32eを回転自在に支持するとともに、鍔
付カラー41が脱落しないようにするもので、取付用フ
レーム38にネジにより固着されている。図22におい
て、43は両レバー31,32間に介在した軸受メタ
ル、44は電極直結駆動レバー31と取付用フレーム3
8間に介在した軸受メタルを示す。
軸14は図3に示すように、ケース2の側面2bに対し
てメタル56を介して貫通し、ケース2に固着された軸
受12に対してOリング55及びメタル56を介して貫
通し、ケースに対し気密的に貫通している。該ハンドル
軸14は、ケース2に対し挿通した後、その外周に平ワ
ッシャ或いは鍔付カラー46を嵌挿して抜け止めされて
いる。更に、該鍔付きカラー46とハンドル軸14はノ
ックピン或いは割りピン等のピン47で止着されてい
る。
1 ,4v1 ,4w2 の各相の端子接続部5u1 ,5
v1 ,5w1 と前記開閉部16の電源側の接続端子23
u1 ,23v1 ,23w1 間は可撓導体50u1 50v
1 ,50w1 で電気的に接続されている。
v2 ,4w2 の各相の端子接続部5u2 ,5v2 ,5w
2 と前記開閉部16の負荷側の接続端子23u2 ,23
v2,23w2 間は可撓導体50u2 ,50v2 ,50
w2 で電気的に接続されている。
2 ,50u2 ,50v2 ,50w2は図4及び図5に示
すようにボルト52及びナット53で電気的に接続され
ている。更に、該可撓導体としては、図6に示すよう
に、両端に取付穴50aを形成した薄板状の導電板を所
定の通電容量が確保できるように複数枚重ねたものや、
平編線や細線からなる撚線等を使用したり、更にはなま
し銅板を用いることができる。更に、図7に示すように
両端に長穴或いはバカ穴54a等のような前記ボルト5
2が遊嵌する取付位置が調整可能な取付穴54aを形成
したものでもよい。図7に示すものは、このような接続
調節可能な取付穴54aを形成したなまし銅板からなる
導電板54を示す。
の状態において、ハンドル軸14をケース2の側面2b
の軸受12に挿通し、そのケース内側で平ワッシャやカ
ラー46及びピン47で抜け止めし、操作ハンドル13
をケース2に回転可能に組み付ける。
u1 ,2v1 ,2w1 と2u2 ,2v2,2w2 に対
し、U,V,Wの各相のブッシング4u1 ,4v1 ,4
w1 と4u 2 ,4v2 ,4w2 を貫装し、取付ネジ7で
組み付ける。
したユニット型の開閉機構付き開閉部15を、その開閉
機構部30が開閉用操作ハンドル13側に向くように
し、かつ前記電源側並びに負荷側の各ブッシングの内端
の端子接続部5u1 ,5v1 ,5w1 及び5u2 ,5v
2 ,5w2 間に配置して、開閉機構部30の取付用フレ
ーム38をケース2の側壁2bに当てる。このとき、ハ
ンドル直結駆動レバー32に一体的に設けた連結ピン4
0をハンドル軸14の連結溝14aに嵌合し、ハンドル
直結駆動レバー32とハンドル軸14とを回転方向に一
体的に連結させる。これにより、ハンドル軸14と開閉
軸19とが一体的に回転するように、開閉機構部30を
介して機械的に連結される。
ム38を、その取付穴38bをケース2の内側面に突設
したボルト47に挿入してネジ37によりケース2の側
面2bに固定する。
グにおける端子接続部5u1 ,5v 1 ,5w1 及び5u
2 ,5v2 ,5w2 と前記のようにケース2内に固定し
た開閉機構付き開閉部15の各相の接続端子23u1 ,
23v1 ,23w1 及び23u2 ,23v2 ,23w2
との間を可撓導体50u1 ,50v1 ,50w1 及び5
0u2 ,50v2 ,50w2 で、ボルト52及びナット
53によって電気的に接続する。
引きした後、消弧性ガスのSF6 ガス26を所定量或い
は所定圧力に達するまでケース2内に充填し、吸着剤を
セットし、ケース2を気密処理して組み付けを完了す
る。この組付完了状態の外観を図8及び図9に示す。
て説明する。
を示す。
ハンドル13を開放操作してハンドル直結駆動レバー3
2を反時計方向に回動すると、そのハンドル直結駆動レ
バー32の掛り止め部32aが蓄力バネ33の一端33
aを図の反時計方向に押し回動する。このとき、電極直
結駆動レバー31は開放側ラッチ34により反時計方向
への回動が阻止されてロックされているため、蓄力バネ
33の他端33bは電極直結駆動レバー31の掛り止め
部31aに係止して動かない。そのため、蓄力バネ33
は巻き締めされて蓄力される。
が反時計方向に回動してその開放側押圧部32dが図2
1(c)に示すように開放側ラッチ34の係合部34b
に達すると、該係合部34bは開放側押圧部32dによ
り外側へ押し移動されて係止部31bから外側へ外れ、
電極直結駆動レバー31のロックが解除される。このよ
うにロックが解除されると、蓄力バネ33に蓄力された
バネ力により電極直結駆動レバー31が一挙に図の反時
計方向に回動する。このように回動すると、該レバー3
1に直結した開閉軸19も一挙に開放方向に回動し、図
10の投入状態から可動電極25が固定電極24より離
間し、図11の状態を経て図12の開放状態になり、電
路が開放する。
(d)に示すように、電極直結駆動レバー31は、その
一方へ係止部31bがストッパー36に係止されて過度
の回動が阻止され、また、他方の係止部31eに投入側
ラッチ35が係止してロックされる。
は蓄力動作中、(c)は開放動作中、(d)は開放状態
を示す。
路)する場合について説明する。
13を前記とは逆の投入方向へ回動して投入操作する。
この投入(閉路)操作により、ハンドル軸14と直結す
るハンドル直結駆動レバー32が前記開放時とは逆に時
計方向に回動する。この回動により、ハンドル直結駆動
レバー32の掛り止め部32aが蓄力バネ33の他端3
3bを図の時計方向へ押し回動する。このとき、電極直
結駆動レバー31は投入側ラッチ35により時計方向へ
の回動が阻止されてロックされているため、蓄力バネ3
3の一端33aは電極直結駆動レバー31の掛り止め部
31aに係止されて動かない。そのため、蓄力バネ33
には巻き締めされて蓄力される。
2が時計方向に回動してその投入側押圧部32fが投入
側ラッチ35の係合部35bに達すると、該係合部35
bは投入側押圧部32fにより外側へ押し移動されて係
止部31eから外側へ外れ、電極直結駆動レバー31の
ロックが解除される。このようにロックが解除される
と、蓄力バネ33に蓄力されたバネ力により電極直結駆
動レバー31が一挙に図の時計方向に回動する。このよ
うに回動すると、該レバー31に直結した開閉軸19も
一挙に投入方向に回動し、図12の開放状態から可動電
極25が一挙に図11を経て図10に示すように固定電
極24に投入され、電路が閉路される。
(a)に示すように、電極直結駆動レバー31は、その
他方の係止部31eがストッパー36に係止されて過度
の回動が阻止され、また、一方の係止部31bに開放側
ラッチ34が係止されてロックされる。
いて説明する。
のように開放操作して可動電極25を図10の投入状態
から矢印方向へ回動して固定電極24から一挙に離間さ
せて電路を開放すると、その可動電極25の固定電極2
4からの離間時に、これら両電極24,25との間でア
ーク放電が起こる。
8u1 ,18v1 ,18w1 及び18u2 ,18v2 ,
18w2 内のSF6 ガス26は、可動電極25とともに
回動するノズルガイド27における前方に向ってラッパ
状に拡開したガイド部27bにより圧縮されながら集め
られ、更に絞り部27dにより絞られた通過路27cに
おいてそのSF6 ガス26の流速及び流量を増し、この
流速及び流量を増したガス流が可動電極25の発弧部2
5c付近で発生したアークに一挙に吹き付けられ、その
アークを吹き消し、その後、後方に緩やかにラッパ状に
拡開した放出部27eから放出されて消弧する。アーク
を吹き消したSF6 ガスは、その後流通口18a,18
bよりハウジング18外(ケース2内)へ排出される。
作ハンドル13を前記のように投入操作して可動電極2
5を図12から時計方向に一挙に回動して投入すると、
電源側及び負荷側の各消弧室18u1 ,18v1 ,18
w1 及び18u2 ,18v2,18w2 内は、可動電極
25の急速な時計方向回動によって擬似真空(減圧)状
態になり、ケース2内のSF6 ガス26は流通口18
a,18bから各消弧室に入り、かつ、ノズルガイド2
7を経て両電極24,25間で発生するアークに吹き付
けられ、該アークが消弧される。なお、この投入(閉
路)時、両電極24,25間で先行放電が発生するが、
可動電極25は固定電極24に直ぐに投入されるため、
この先行放電の時間が極めて短くなり、ほとんど影響を
受けることはなく、可動電極25は固定電極24に投入
される。
ば、可動電極、固定電極、開閉機構部等を予め一体的に
構成してなるユニット型の開閉機構付き開閉部をケース
内にセットするのみで、これらの部材を1度にケース内
に配置できるため、前記従来のようにケース内において
固定電極、可動電極、開閉機構部等を個々に順次組み付
けていくものに比べて、組付作業が極めて容易になる。
前のケース入り開閉器の組立状態を示す平面図。
を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)での底
面図。
示す一部断面図。
から見た側面図。
入(閉路)状態を示す断面図。
図。
けした状態を示す平面図。
斜視図。
であり、(a)は投入状態、(b)は蓄力状態、(c)
は開放動作中、(d)は開放状態を各々示す。
続端子 23u2 ,23v2 ,23w2 開閉部の負荷側の接
続端子 4u1 ,4v1 ,4w1 電源側のブッシング 4u2 ,4v2 ,4w2 負荷側のブッシング 5u1 ,5v1 ,5w1 電源側のブッシング
の端子接続部 5u2 ,5v2 ,5w2 負荷側のブッシング
の端子接続部 13 開閉用操作ハンドル 14 ハンドル軸 15 開閉機構付き開閉部 16 開閉部 18 ハウジング 19 開閉軸 24 固定電極 25 可動電極 30 開閉機構部 50 可撓導体 50u1 ,50v1 ,50w1 可撓導体 50u2 ,50v2 ,50w2 可撓導体 54 導電板 50a,54a 取付穴
Claims (3)
- 【請求項1】 可動電極と、該可動電極に対応する固定
電極と、前記可動電極を前記固定電極に接離方向に回動
させる開閉軸と、前記開閉軸方向の一端側に開閉機構部
を設けてなるユニット型の開閉機構付き開閉部を形成
し、該ユニット型の開閉機構付き開閉部を、開閉器のケ
ース内に、前記開閉機構部を開閉器のケース側壁内面に
固定させて配設し、前記開閉機構部を開閉器のケース外
部に設けた操作ハンドルと連結させて、該操作ハンドル
の操作により電路の開閉を行うことを特徴とするケース
入り開閉器。 - 【請求項2】 可動電極と、該可動電極に対応する固定
電極と、前記可動電極を前記固定電極に接離方向に回動
させる開閉軸をハウジング内に設け、該ハウジングにお
ける前記開閉軸方向の一端側に開閉機構部を設けてなる
ユニット型の開閉機構付き開閉部を形成し、該ユニット
型の開閉機構付き開閉部を、開閉器のケース内に、前記
開閉機構部を開閉器のケース側壁内面に固定させて配設
し、前記開閉機構部を開閉器のケース外部に設けた操作
ハンドルと連結させて、該操作ハンドルの操作により電
路の開閉を行うことを特徴とするケース入り開閉器。 - 【請求項3】 ハウジング内に、可動電極と、該可動電
極に対応する固定電極と、前記可動電極を前記固定電極
に接離方向に回動させるように前記可動電極と直交する
方向に配置した開閉軸とを設け、前記ハウジングにおけ
る前記開閉軸方向の一端側に前記開閉軸を回転する開閉
機構部を設けてユニット型の開閉機構付き開閉部を形成
し、該ユニット型の開閉機構付き開閉部をブッシング、
ハンドル軸を貫装させた開閉器のケース内に、前記開閉
機構部を開閉器のケース側壁内面に固定させて配設し、
前記ブッシングを介して、前記固定電極を電路に電気的
に接続させ、前記ハンドル軸を介して、前記開閉機構部
を前記開閉器のケース外部に設けた操作ハンドルと連結
させて、電路の開閉を行うことを特徴とするケース入り
開閉器。
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---|---|---|---|
JP2002346906A JP4409822B2 (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | ケース入り開閉器 |
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JP2002346906A JP4409822B2 (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | ケース入り開閉器 |
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JP2000085849A Division JP4409708B2 (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | ケース入り開閉器の製造方法 |
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JP2003157748A true JP2003157748A (ja) | 2003-05-30 |
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Family
ID=19197854
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JP2002346906A Expired - Lifetime JP4409822B2 (ja) | 2002-11-29 | 2002-11-29 | ケース入り開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020529707A (ja) * | 2017-08-01 | 2020-10-08 | ヴァルター クラウス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングWalter Kraus GmbH | 残留負荷遮断器 |
-
2002
- 2002-11-29 JP JP2002346906A patent/JP4409822B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2020529707A (ja) * | 2017-08-01 | 2020-10-08 | ヴァルター クラウス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングWalter Kraus GmbH | 残留負荷遮断器 |
JP7222975B2 (ja) | 2017-08-01 | 2023-02-15 | ヴァルター クラウス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 残留負荷遮断器 |
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JP4409822B2 (ja) | 2010-02-03 |
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