JP2003157676A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003157676A
JP2003157676A JP2001357936A JP2001357936A JP2003157676A JP 2003157676 A JP2003157676 A JP 2003157676A JP 2001357936 A JP2001357936 A JP 2001357936A JP 2001357936 A JP2001357936 A JP 2001357936A JP 2003157676 A JP2003157676 A JP 2003157676A
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JP2001357936A
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Masahiko Nishiyama
雅彦 西山
Kinya Mitsumoto
欽哉 光本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読出しアドレスのうちメモリセルアレイのウ
ェイを選択する下位ビットが遅れて入力されるレイトセ
レクト方式を採用した半導体記憶装置において、アクセ
ス速度のさらなる向上を図ることにある。 【解決手段】 複数のウェイから読出された複数の読出
しデータと、レイトセレクト方式のためにWDレジスタ
41に保持されている書込みデータとの何れかをそれぞ
れ選択する複数のデータセレクタ31,32と、これら
データセレクタ31,32の複数の出力のうちリードサ
イクル時に入力されたウェイ選択信号SASにより指定
されるウェイのデータを選択して出力側に通過させるウ
ェイセレクタ35とを設け、リードサイクル時に入力さ
れた読出しアドレスSAとWAレジスタ13に保持され
ている書込みアドレスの対応ビットとが一致する場合
に、WAレジスタ13の書込みアドレスSAにより指定
されるウェイ側のデータセレクタに、保持されていた書
込みデータ側を選択させる信号を生成する論理回路30
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
の高速化技術に関し、例えばレイトライト方式のシンク
ロナスSRAMに適用して特に有用な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセルアレイを、互いに独立したデ
ータの入出力が可能な2個や4個のウェイに分割し、デ
ータ読出し時に全てのウェイにおいてアドレスの上位数
ビットに該当するメモリセルを選択するとともに、アド
レス信号の残りの下位ビットをウェイ選択信号として1
つのウェイを選択することで、データの読出しを高速に
行なえるようにしたマルチウェイ方式の半導体メモリが
公知である。
【0003】本発明者らは、このようなマルチウェイ方
式を採用したシンクロナスSRAMにおいて、ウェイ選
択信号にあたる読出しアドレスの下位ビットの入力を、
読出しアドレスの上位ビットの入力よりも1サイクル遅
らせてデータの読出しを行なうレイトセレクト方式につ
いて検討した。
【0004】このようなレイトセレクト方式によれば、
データ読出し時にアドレスの上位ビットが先に決定さ
れ、下位1ビットが遅れて決定されるような特殊なシス
テムに組み込んだ場合に、より高速にデータの読出しが
可能になるという利点がある。
【0005】図3は、本発明者らが発明前に検討したレ
イトセレクト方式のシンクロナスSRAMの内部構成を
示す回路図、図4はこのシンクロナスSRAMの動作を
説明するタイムチャートである。図3において、SAは
メモリセルを選択する上位18ビットのアドレス信号、
SASはアドレス信号の下位1ビットを表わすウェイ選
択信号、SWEは読出し又は書込みを示すR/W制御信
号、CLKはクロック信号、DQは36ビットの入出力
データ、20は2ウェイ方式のメモリセルアレイ、11
は読出しアドレスや書込みアドレスアを取り込むアドレ
ス入力回路、12はR/W制御信号SWEを取り込むコ
マンド入力回路である。また、67と68は0番ウェイ
と1番ウェイの各読出しデータをそれぞれクロックCL
Kに同期させて出力する出力レジスタ、69は1サイク
ル遅れて入力されるウェイ選択信号SASに応じて何れ
かのウェイの読出しデータを選択するセレクタである。
【0006】このようなSRAMによれば、図4の第3
と第4サイクルに示されるように、データ読出しの場合
には、先ず、上位18ビットのアドレスSAが入力さ
れ、それによりメモリセルアレイ20の2つのウェイで
1個ずつメモリセルが選択されて各読出しデータが読み
出され、出力レジスタ67,68においてクロックCL
Kに同期して出力される。そして、次のサイクルに入力
されたウェイ選択信号SASによりウェイセレクタ69
においてウェイの選択が行なわれて指定アドレスの読出
しデータが出力されるようになっている。
【0007】また、図3において、41は書込みデータ
を一時的にラッチするWDレジスタ、13は書込みアド
レスを一時的にラッチするWAレジスタ、61,62は
データ読出しの場合に読出しアドレスとWAレジスタに
ラッチされている書込みアドレスとの比較を行なう比較
器、65は比較器62の結果信号を1クロック遅らせて
出力するマッチレジスタ、70はウェイ選択信号SAS
を合わせた全ビットのアドレス比較の結果によりメモリ
セルアレイ20の読出しデータかWDレジスタ41にラ
ッチされた書込みデータの何れかを選択して出力バッフ
ァ71に出力するデータセレクタである。
【0008】レイトセレクト方式のSRAMにおいて
は、ウェイ選択信号SASの遅れに伴い読出しデータの
出力も遅れるため、書込みデータを早いタイミングに入
力するとデータの入出力ピンにおいて書込みデータと読
出しデータとが衝突する恐れがある。そこで、図4の第
1と第2サイクルの示されるように、書込みアドレス
「A1,“0”」、「A2,“1”」よりも書込みデー
タ「D1」、「D2」の入力を遅らせるとともに、書込
みアドレスおよび書込みデータを上記WAレジスタ13
とWDレジスタ41にラッチして、次のライトサイクル
の始めにメモリセルアレイ20への書き込みを行なうと
云ったタイミング制御を行う必要がある。このような書
込み方式のことをレイトライト方式と呼ぶ。
【0009】また、レイトライト方式を採用した場合、
ライトサイクルの最後に入力された書込みデータはWD
レジスタ41にラッチされ、メモリセルアレイ20へは
未だ書き込まれていないので、この状態で当該アドレス
への読出し要求があった場合には、メモリセルアレイ2
0の読出しデータではなくWDレジスタ41にラッチさ
れているデータを出力する必要がある。そのため、比較
器61,62で読出しアドレスとWAレジスタ13にラ
ッチされている書込みアドレスとの比較を行ない、例え
ば図4の第5サイクルに示されるように、両者が一致し
ている場合には、メモリセルアレイ20から読み出した
データ「QM20,QM21」ではなく、WDレジスタ
41にラッチされているデータ「QD2」が出力される
ように、データセレクタ70において選択処理がなされ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3のSRAMにおい
ては、データ読出しの際に最大の遅延を及ぼすクリティ
カルパスは、図中の点線矢印で示されるパスとなる。す
なわち、クロックCLKに同期してウェイ選択信号SA
Sを取り込んでから、ウェイ選択信号SASが比較器6
1とAND回路63を通過してセレクタ70に入力さ
れ、選択されたデータがセレクタ70と出力バッファ7
1を経て出力されるパスである。近年、半導体モジュー
ルの動作スピードは著しく高速になっており、それに伴
ってSRAM等においてもアクセス速度のさらなる向上
が望まれている。
【0011】この発明の目的は、レイトセレクトおよび
レイトライト方式を採用した半導体記憶装置においてア
クセス速度のさらなる向上を図ることにある。この発明
の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴について
は、本明細書の記述および添附図面から明らかになるで
あろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、レイトセレクトおよびレイトラ
イト方式が採用された半導体記憶装置において、複数の
ウェイから読出された複数の読出しデータと、レイトラ
イト方式のために保持されていた書込みデータとの何れ
かをそれぞれ選択する複数のデータセレクタと、当該複
数のデータセレクタの複数の出力のうちリードサイクル
時に入力されるウェイ選択ビットにより指定されたウェ
イに対応するデータを選択して出力側に通過させるウェ
イセレクタとを設け、リードサイクル時に入力される読
出しアドレスのアドレスビットとレイトライト方式のた
め保持されていた書込みアドレスの対応ビットとが一致
する場合に、レイトライト方式のため保持されていた書
込みアドレスにより指定されるウェイ側の上記データセ
レクタに、保持されていた書込みデータを選択させる信
号を生成する論理回路とを備えた構成である。上記した
手段によれば、データ読出しにかかる遅延時間が短縮さ
れるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の半導体記憶装
置の実施例であるシンクロナスSRAMの構成を示す回
路図である。この図において、SAは読出しアドレスや
書込みアドレスのうち全ウェイ共通にメモリセルを選択
する上位18ビット(アドレスビット)、SASは2つ
のウェイの何れかを選択する下位1ビット(ウェイ選択
ビット)であるウェイ選択信号、SWEは読出し動作と
書込み動作との切換えを行なうR/W制御信号(ロウレ
ベルで書込み動作、ハイレベルで読出し動作)、DQは
例えば36ビットの入出力データ、11は読出しアドレ
スや書込みアドレスをクロックCLKに同期させて入力
するアドレス入力回路、12はR/W制御信号SWEを
クロックCLKに同期させて入力するコマンド入力回
路、14aと14bはライトサイクル時のクロック(ラ
イトクロック)CKWを生成する論理ゲートである。
【0014】また、20は2ウェイ方式のメモリセルア
レイであり、周辺には書込み回路や読出し回路として、
各ウェイ毎に設けられたセンスアンプ21a,22bや
ライトアンプ22a,22b、並びに、両方のウェイに
共通のアドレスデコーダ23、R/W制御信号SWEに
基づきアドレスデコーダ23に供給されるアドレスを2
入力のうち1方に切り換えるマルチプレクサ24などが
備わっている。36はデータ出力制御信号DOCにより
読出しデータの出力や書込みデータの遮断を行なう出力
バッファである。
【0015】また、13はライトサイクル時に入力され
た書込みアドレスをライトクロックCKWに基づき次の
ライトサイクルまでラッチするWAレジスタ(ライトア
ドレスラッチ)、41はライトサイクル時に入力された
書込みデータをライトクロックCKWに基づき次のライ
トサイクルまでラッチするWDレジスタ(ライトデータ
ラッチ)である。
【0016】また、31,32は2つのウェイにそれぞ
れ対応して設けられ、各ウェイから出力された読出しデ
ータ、或いは、WDレジスタ41に保持されている書込
みデータの何れかを選択的に通過させるデータセレク
タ、33,34はこれらセレクタ31,32の出力をク
ロック信号CLKに同期させる出力レジスタ、35はリ
ードサイクル時に入力されたウェイ選択信号SASに基
づき指定のウェイに対応するデータを出力バッファ36
側に通過させるウェイセレクタである。
【0017】また、15はWAレジスタ13にラッチさ
れている上位18ビットの書込みアドレスSAと、入力
された上位18ビットの読出しアドレスSAとを比較す
るアドレス比較器、30はアドレス比較器15の結果信
号とWAレジスタ13にラッチされているウェイ選択信
号SASに基づきデータセレクタ31,32の選択信号
MATCH0,MATCH1を生成する論理回路であ
る。
【0018】図2には、図1のシンクロナスSRAMの
動作を説明するタイムチャートを示す。この実施例のシ
ンクロナスSRAMは、パイプライン動作によりリード
サイクルやライトサイクルは1クロックCLK毎に連続
して実行することが可能に設定されたものである。ま
た、ライトサイクルからリードサイクルへの切り換えも
ブランク期間を挟まずに1クロックで切り換えることが
出来るように設定されている。
【0019】また、このシンクロナスSRAMでは、レ
イトセレクト方式が採用され、図2の「アドレスSA」
と「ウェイ選択信号SAS」のチャートに示されるよう
に、上位18ビットアドレスSAと下位1ビットのウェ
イ選択信号SASとが、リードサイクル時に1クロック
CLKずれて入力されるようになっている。一方、ライ
トサイクル時には同時に入力される。従って、図2の場
合では、第1サイクルの書込みアドレスは同一タイミン
グに入力された「A1,“0”」となり、第3サイクル
の読出しアドレスは下位1ビットが1クロック遅れて入
力されて「A3,“0”」となる。
【0020】また、このシンクロナスSRAMでは、レ
イトライト方式が採用され、図2の「入出力データD
Q」のチャートに示されるように、書込みデータ(例え
ば「D1」)は書込みアドレスSAの入力から1クロッ
ク遅れて入力されるように設定されている。これは、読
出しデータ(例えば「QM30」)が、上位18ビット
アドレスSAの入力から2クロック後と遅れて出力され
るため、書込みデータの入力もそれに合わせて遅らせな
いと、入出力端子で書込みデータと読出しデータとが衝
突してしまうからである。リードサイクルからライトサ
イクルへの移行時にブランク期間を設けることで衝突は
避けられるが、このブランク期間もシステム高速化の妨
げとなるので短くする必要がある。上記書込みデータの
入力には、ライトクロックCKWがタイミング信号とし
て用いられるが、ライトクロックCKWは論理ゲート1
4a,14bによりライトサイクルの始まりからマスタ
クロックCLKで1クロック後に1パルス生成されるよ
うに設定されている。
【0021】また、上記のレイトライト方式では、書込
みデータが遅れて入力されるためこの書込みデータをメ
モリセルアレイ20に書き込むタイミングも遅くなる。
しかしながら、データ読出し時には読出しアドレスSA
の入力後すぐにメモリセルアレイ20における読出し動
作が開始されるので、ライトサイクルの後にリードサイ
クルが続く場合には、メモリセルアレイ20での読出し
動作と書込み動作がかち合わないようにする必要があ
る。そのため、この実施例のシンクロナスSRAMで
は、図2の「WAレジスタOUT」と「WDレジスタO
UT」の信号に示されるように、ライトサイクル後にリ
ードサイクルが続く場合には、書込みアドレスと書込み
データをレジスタ13,41に一旦保持するとともに、
リードサイクル時に読出し動作を先に行なってしまい、
リードサイクルが終わって次にライトサイクルになった
ときに、レジスタ13,41に保持した書込みアドレス
と書込みデータを用いてメモリセルアレイ20へデータ
書込みを行なうようになっている。
【0022】すなわち、この実施例のシンクロナスSR
AMにおいては、アドレスSAの入力から読出しデータ
DQが出力されるまでを表わすリードサイクルは2クロ
ックCLKで完了されるが、アドレスSAの入力から書
込みデータがメモリセルに書き込まれるまでを表わすラ
イトサイクルは、ライトサイクルが連続する場合には2
クロックCLKで完了するが、ライトサイクルが続かな
い場合には途中のリードサイクルをまたいで次のライト
サイクルの1クロックCLK目で完了とされる。
【0023】また、上記のようなレイトライト方式で
は、ライトサイクルからリードサイクルへと移行された
場合に、最後のライトサイクルの書込みデータは、メモ
リセルアレイ20には未だ書き込まれてなく、その書込
み先アドレスや書込みデータはWAレジスタ13やWD
レジスタ41に保持された状態にある。従って、このア
ドレスのデータ読出しが要求された場合には、メモリセ
ルアレイ20から読み出すのではなく、WDレジスタ4
1のデータを出力する必要がある。
【0024】そこで、この実施例のシンクロナスSRA
Mでは、リードサイクルのときに、先ずアドレス比較器
15で、入力された上位18ビットの読出しアドレスS
AとWAレジスタ13の出力とが比較され、この比較結
果の信号が論理回路30に供給される。論理回路30
は、比較結果の信号が不一致の場合には、データセレク
タ31,32においてメモリセルアレイ20側の出力が
選択されるように、共にロウレベルの選択信号MATC
H0,MATCH1を出力する。一方、比較結果の信号
が一致を示す場合には、WAレジスタ13に保持されて
いる下位1ビットのアドレス(ウェイ選択信号SAS)
と論理演算をして、このウェイ選択信号SASに対応す
るウェイ側のデータセレクタ31或いは32に、WDレ
ジスタ41側の出力が選択されるようにハイレベルの選
択信号を出力する。
【0025】図2の例では、第4サイクルにおいて上
位18ビットのアドレスが一致となり、そのときにWA
レジスタ13に保持されているウェイ選択信号SASは
「“1”」なので、1番ウェイ側のデータセレクタ32
に出力される選択信号MATCH1がWDレジスタ41
側を選択させる信号(「WDデータ選択」)にされてい
る。上記データセレクタ31,32をそれぞれ通過した
各ウェイに対応するデータは、その後、出力レジスタ3
3,34でクロックCLKに同期されてウェイセレクタ
35に送られる。また、ほぼ同時に、リードサイクルの
開始から1クロックCLK遅れて入力されたウェイ選択
信号SASが、ウェイセレクタ35に入力され、それに
より選択されたウェイ側のデータがウェイセレクタ35
を通過して出力バッファ36を経て出力される。
【0026】図2の例に示すように、データセレクタ3
2でWDレジスタ41側が選択された場合には、1番ウ
ェイ側の出力レジスタ34にWDレジスタ41に保持さ
れていた書込みデータ「QD2」が入力され、0番ウェ
イ側の出力レジスタ33にはメモリセルアレイ20から
の読出しデータ「QM20」が入力される。そして、こ
れらのデータがウェイセレクタ35に出力され、読出し
アドレスのウェイ選択信号SASにより何れかが選択出
力される。図2の例では、ウェイ選択信号SASは1番
ウェイ側を示しているので、WDレジスタ41に保持さ
れていた書込みデータ「QD2」が出力されている。
【0027】すなわち、上記のウェイセレクタ35の選
択により、読出しアドレスのウェイ選択信号SASと、
WAレジスタ13に保持されているウェイ選択信号SA
Sとの比較を行うことなく、これらが一致している場合
のみWDレジスタ41のデータ「QD2」を出力させる
ことが可能になっている。
【0028】以上説明してきたシンクロナスSRAMに
おいて、リードアクセスの際に最大の遅延を及ぼすクリ
ティカルパスは、図1中の点線矢印で示されるパスとな
る。すなわち、クロックCLKに同期してウェイ選択信
号SASが入力されてから、ウェイ選択信号SASがセ
レクタ70に入力され、選択されたデータがセレクタ7
0と出力バッファ71を経て出力されるパスである。
【0029】本発明前に検討した図3のSRAMと比較
した場合、最大遅延を及ぼす信号パスに比較器61やA
ND回路63がない分、本実施例のSRAMのほうがデ
ータ読出しにかかる遅延時間が短縮されているのが判
る。従って、本実施例のシンクロナスSRAMによれ
ば、図3のSRAMと比較してより高速な動作に対応す
ることが出来るという効果が得られる。
【0030】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上
記実施例では、2ウェイ方式のメモリセルアレイの場合
を説明したが、4ウェイ方式のメモリセルアレイの場合
であっても、ウェイ選択信号を2ビットにするととも
に、データセレクタや出力レジスタを各ウェイに対応さ
せて4つずつ設けることで、本発明を同様に適用するこ
とが出来る。
【0031】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシンク
ロナスSRAMについて説明したがこの発明はそれに限
定されるものでなく、レイトセレクトおよびレイトライ
ト方式が採用された半導体記憶装置に広く利用すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、本発明に従うと、レイトセ
レクトおよびレイトライト方式が採用された半導体記憶
装置において、データ読出しにかかる遅延時間を短縮
し、半導体記憶装置をより高速な動作に対応させること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の実施例であるシンク
ロナスSRAMの構成を示す回路図である。
【図2】図1のシンクロナスSRAMの動作を説明する
タイムチャートである。
【図3】本発明者らが発明前に検討したレイトセレクト
方式のシンクロナスSRAMの構成を示す回路図であ
る。
【図4】図3のシンクロナスSRAMの動作を説明する
タイムチャートである。
【符号の説明】
11 アドレス入力回路 12 コマンド入力回路 13 書込みアドレスレジスタ 14a,14b ライトクロック生成用の論理ゲート 15 アドレス比較器 20 メモリセルアレイ 21a,21b センスアンプ 22a,22b ライトアンプ 31,32 データセレクタ 33,34 出力レジスタ 35 ウェイセレクタ 36 出力バッファ 41 WDレジスタ CLK クロック CKW ライトクロック DQ 入出力データ SAS 上位18ビットのアドレス SA ウェイ選択信号 SWE R/W制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ21 KB09 KB43 KB52 KB84 KB89 MM10 NN03 5B060 CA12 CB08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウェイを有し、アドレス指定が複
    数のウェイで共通になされ読出しデータが各ウェイから
    それぞれ出力されるように構成された複数ウェイ方式の
    メモリセルアレイと、 任意のライトサイクルで入力された書込みアドレスと書
    込みデータを、次のライトサイクルまで保持するライト
    アドレスラッチおよびライトデータラッチと、 上記次のライトサイクルにおいて上記ライトデータラッ
    チに保持された書込みデータを上記ライトアドレスラッ
    チに保持された書込みアドレスのメモリセルに書き込む
    書込み回路と、 読出しアドレスのうち上記複数のウェイのメモリセルを
    共通に指定するアドレスビットに基づき複数のウェイか
    ら指定アドレスの読出しデータをそれぞれ読み出す読出
    し回路と、 任意のリードサイクルで入力された読出しアドレスのう
    ち複数のウェイの何れかを指定するウェイ選択ビットに
    基づき上記複数のウェイからそれぞれ読み出された読出
    しデータのうち指定されたウェイの読出しデータを選択
    して通過させるウェイセレクタと、 上記複数のウェイにそれぞれ対応して設けられ、対応す
    る1つのウェイから読み出された読出しデータに代えて
    上記ライトデータラッチに保持されている書込みデータ
    を上記ウェイセレクタ側に通過させることが可能な複数
    のデータセレクタと、 上記アドレスビットと、上記ライトアドレスラッチに保
    持されている書込みアドレスの対応ビットとを比較する
    アドレス比較器と、 該アドレス比較器による比較結果が一致の場合、上記複
    数のデータセレクタのうち上記ライトアドレスラッチに
    保持されている書込みアドレスにより指定されるウェイ
    に対応したデータセレクタに、上記保持されている書込
    みデータの方を選択させる選択信号を出力する論理回路
    と、 を備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のウェイを有し、アドレス指定が複
    数のウェイで共通になされ読出しデータが各ウェイから
    それぞれ出力されるように構成された複数ウェイ方式の
    メモリセルアレイと、 データ入出力端子から入力される書込みデータを一時的
    に保持するライトデータラッチと、 メモリセルアレイの各ウェイに対応して設けられ、対応
    するウェイから読み出された読出しデータと上記ライト
    データラッチに保持されている書込みデータとの何れか
    を選択して出力する複数のデータセレクタと、 上記複数のデータセレクタの出力データをそれぞれ受け
    るとともにアドレス端子から入力される読出しアドレス
    のうち上記複数のウェイの何れかを指定するウェイ選択
    ビットに基づき指定されたウェイに対応するデータセレ
    クタの出力データを選択して通過させるウェイセレクタ
    と、 アドレス端子から入力される書込みアドレスを一時的に
    保持するライトアドレスラッチと、 アドレス端子から入力された読出しアドレスのうち上記
    複数のウェイのメモリセルを共通に指定するアドレスビ
    ットと上記ライトアドレスラッチに保持された書込みア
    ドレスの対応ビットとを比較するアドレス比較器と、 上記アドレス比較器の比較結果を示す信号と、上記ライ
    トアドレスラッチに保持された書込みアドレスのうちウ
    ェイを選択するウェイ選択ビットに基づき、上記比較結
    果が一致の場合に上記ウェイ選択ビットの指定ウェイに
    対応する上記データセレクタを上記保持された書込みデ
    ータを通過させる側に切り換えさせる選択信号を出力す
    る論理回路と、 を備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記読出しアドレスのウェイ選択ビット
    はアドレスビットより1クロック遅れて入力されるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記複数のデータセレクタと上記ウェイ
    セレクタの間にそれぞれ設けられ、データセレクタから
    ウェイセレクタ側に送られるデータをクロックに同期さ
    せる複数の出力バッファが設けられていることを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記ライトアドレスラッチとライトデー
    タラッチには、外部入力され書込み動作を指示するライ
    ト制御信号に基づきライトサイクル毎に生成されるライ
    トクロックがデータ取込みタイミング信号として入力さ
    れるように構成されていることを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載の半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006012374A (ja) * 2004-05-26 2006-01-12 Nec Electronics Corp 半導体記憶装置

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JP2006012374A (ja) * 2004-05-26 2006-01-12 Nec Electronics Corp 半導体記憶装置

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