JP2003155065A - 緩衝用包装材およびその製造方法 - Google Patents

緩衝用包装材およびその製造方法

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JP2003155065A JP2001353894A JP2001353894A JP2003155065A JP 2003155065 A JP2003155065 A JP 2003155065A JP 2001353894 A JP2001353894 A JP 2001353894A JP 2001353894 A JP2001353894 A JP 2001353894A JP 2003155065 A JP2003155065 A JP 2003155065A
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昌博 野崎
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敏真 竹内
Sayuri Nakada
早百合 中田
Toshimitsu Tsuji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被包装物に対する側方からの衝撃に対して優れ
た緩衝効果を発揮し、コストダウンを図る。 【解決手段】被包装物の胴部を包む緩衝用包装材であっ
て、上下方向に向き横方向に連続して多数の区画された
密封袋4に空気が充填されて各密封袋4がそれぞれ独立
して密封状態を保持するように構成された合成樹脂フィ
ルム製シートにより構成され、前記緩衝用包装材は外面
のフィルム層11と内面のフィルム層12とを接合して
なる外側の2層構造のシート13と、外面のフィルム層
14と中間のフィルム層15と内面のフィルム層16と
を接合してなる3層構造のシート17を用いて構成さ
れ、緩衝用包装材を前記2層構造のシート13が外側に
向くように筒状に丸めて空気が溜まらない密封袋からな
る両端の偏平部18を合掌状態で合わせた状態で互いに
接する3層構造のシート17の外面のフィルム層14同
士を熱融着により接合させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば全自動洗濯機
や冷蔵庫などの大型重量物の包装に適した緩衝用包装材
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大型重量物として例えば全自動洗
濯機を包装する場合、全自動洗濯機の下端および上端に
発泡スチロールからなる緩衝材を当てた状態で段ボール
板からなる底蓋および上蓋を被せ、かかる状態で上下方
向全長に亘って段ボール板からなる角筒状のスリーブを
被せて上下方向にバンドを掛けることによって行なわれ
ている。
【0003】しかしながら、このような包装状態におい
て、下方もしくは上方からの衝撃に対しては前記発泡ス
チロールからなる緩衝材によって全自動洗濯機が保護さ
れているので損傷を防止することができるが、側部は段
ボール板からなる角筒状のスリーブで包まれているだけ
であるので、側方からの衝撃によりスリーブが破損して
全自動洗濯機のボディに傷が付くなどの問題があった。
また、全自動洗濯機を上下方向全長に亘って覆う角筒状
のスリーブは大きな段ボール板を必要とし、コストアッ
プに繋がるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、全自動洗濯機や冷蔵庫などの被包
装物に対する側方からの衝撃に対して優れた緩衝効果を
発揮し、また前記大きな段ボール板からなる角筒状のス
リーブを使用していた従来例に比べてコストダウンを図
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、被包装物の胴部を包む緩衝用包装材であっ
て、上下方向に向き横方向に連続して多数の区画された
密封袋に空気が充填されて各密封袋がそれぞれ独立して
密封状態を保持するように構成された合成樹脂フィルム
製シートにより構成され、前記緩衝用包装材は外面のフ
ィルム層と内面のフィルム層とを接合してなる外側の2
層構造のシートと、外面のフィルム層と中間のフィルム
層と内面のフィルム層とを接合してなる3層構造のシー
トを用いて構成され、前記2層構造のシートの内面のフ
ィルム層と3層構造のシートの外面および内面のフィル
ム層は熱融着可能な低融点の材料からなり、緩衝用包装
材の長さ方向両端に位置する密封袋に空気が溜まらない
ように形成し、多数の区画された密封袋に空気を供給す
ることにより緩衝用包装材の長さ方向両端に位置する密
封袋を除く全ての密封袋が膨らむように構成し、緩衝用
包装材を前記2層構造のシートが外側に向くように筒状
に丸めて前記空気が溜まらない密封袋からなる両端の偏
平部を合掌状態で合わせた状態で互いに接する前記3層
構造のシートの外面のフィルム層同士を熱融着により接
合させることにより緩衝用包装材は筒状を保持して被包
装物の胴部に被せるように構成したことを要旨とするも
のである。また本発明は、緩衝用包装材は、外面のナイ
ロンフィルム層と内面のポリエチレンフィルム層とを接
合してなる外側の2層構造のシートと、外面のポリエチ
レンフィルム層と中間のナイロンフィルム層と内面のポ
リエチレンフィルム層とを接合してなる3層構造のシー
トを用いて構成されてなることを要旨とするものであ
る。また本発明は、緩衝用包装材は、多数の区画された
密封袋に上端または下端における長さ方向一端側に形成
されている空気注入路の一端の空気注入口から空気を供
給できるとともに、密封袋に供給された空気は密封袋か
ら抜け出ないように密封袋の上端に逆止弁が設けられ、
何れかの密封袋が破損しても空気の流出はその破損した
密封袋からだけとなるように構成されていることを要旨
とするものである。さらに本発明は、上記緩衝用包装材
の製造方法であって、2層構造のシートが外側に向くよ
うに筒状に丸めて前記空気が溜まらない密封袋からなる
両端の偏平部を合掌状態で合わせた状態で互いに接する
前記3層構造のシートの外面のフィルム層同士を押さえ
熱融着により接合させることを要旨とするものである。
【0006】この構成により、全自動洗濯機や冷蔵庫な
どの被包装物の胴部は空気が充填されることにより膨ら
まされた多数の密封袋からなる緩衝用包装材により覆わ
れるので、被包装物に対する側方からの衝撃に対して優
れた緩衝効果を発揮し、また緩衝用包装材は、多数の区
画された密封袋に空気が充填されて各密封袋がそれぞれ
独立して密封状態を保持するように構成されているの
で、たとえ何れかの密封袋が破損して割れても残りの密
封袋で被包装物を保護することができ、しかもこの緩衝
用包装材は前記大きな段ボール板からなる角筒状のスリ
ーブを使用していた従来例に比べて安価であり、コスト
ダウンを図ることができる。また、緩衝用包装材は2層
構造の合成樹脂フィルム製シートと3層構造の合成樹脂
フィルム製シートからなり、両端の偏平部を合掌状態で
合わせた状態で互いに接する前記3層構造のシートの外
面のフィルム層同士を押さえ熱融着により接合させるこ
とにより被包装物の胴部を包む筒状を保持するようにな
っており、例えば両端の偏平部を封筒貼り状態で合わせ
て熱融着により接合させる場合であると前記2枚のシー
トは共に外面および内面のフィルム層が熱融着可能な低
融点の材料からなる3層構造とする必要があるが、本発
明によれば一方のシートは2層構造のもので良く、材料
費の削減を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、図1〜図10に示
す第1の実施の形態について説明すると、1は例えば全
自動洗濯機や冷蔵庫などの大型の被包装物であり、この
被包装物1の下端に発泡スチロールからなる下部緩衝材
2を当てた状態で段ボール板からなる底蓋3が被せられ
るとともに、被包装物1の胴部に内部に空気が充填され
て膨らまされた合成樹脂フィルム製シートからなる密封
袋4により構成された緩衝用包装材(以下、胴部緩衝材
と称す)5を巻き付けるように被せ、被包装物1の上端
に発泡スチロールからなる上部緩衝材6を当てた状態で
段ボール板からなる上蓋7を被せられ、かかる状態で上
下方向にバンド8を掛けることによって被包装物1の包
装が完了する。なお、被包装物1の下端に当てられる下
部緩衝材2は4つ用いられて被包装物1の下端コーナー
に当てられ、被包装物1の上端に当てられる上部緩衝材
6は2つのコーナーに跨る大きさのものが2つ用いられ
て被包装物1の上端コーナーに当てられるものであり、
下端の4つの緩衝材2は予め底蓋3のコーナーに貼り付
けられて位置ずれが防止されている。さらに、被包装物
1の下端に当てられる下部緩衝材2および被包装物1の
上端に当てられる上部緩衝材6の高さは底蓋3および上
蓋7の高さよりも若干低く作られており、下部緩衝材2
の下から被せられた底蓋3の上端は下部緩衝材2の上端
よりも僅か上方に位置し、また上部緩衝材6の上から被
せられた上蓋7の下端は上部緩衝材6の下端よりも僅か
下方に位置するようになる。
【0008】以上のように本実施の形態では被包装物1
の胴部を前記従来の角筒状のスリーブに代えて内部に空
気が詰め込まれて膨らまされた合成樹脂製フィルムから
なる密封袋4により構成された胴部緩衝材5により包ん
でいる点に特徴を有するものである。
【0009】ところで、前記胴部緩衝材5は、多数の区
画された密封袋4の全てに胴部緩衝材5の上端における
長さ方向一端側に形成されている空気注入路9の一端の
空気注入口9aから空気を充填できるとともに、密封袋
4に充填された空気は密封袋4から抜け出ないように各
密封袋4の上端に逆止弁10(詳細説明は省略する)が
設けられ、何れかの密封袋4が破損しても空気の流出は
その破損した密封袋4からだけとなるように構成されて
いる。さらに詳しくは、図5に示すように前記胴部緩衝
材5は、外面のナイロンフィルム層11と内面のポリエ
チレンフィルム層12とを接合してなる2層構造のシー
ト13と、外面のポリエチレンフィルム層14と中間の
ナイロンフィルム層15と内面のポリエチレンフィルム
層16とを接合してなる3層構造のシート17を用いて
構成され、両シート13,17をヒートシール部4aに
よって接合させることによって多数の区画された密封袋
4が横方向に連続して多数並設されている(図2参
照)。また、密封袋4を形成するため、胴部緩衝材5は
上下端にヒートシール部5a,5bが形成され、各密封
袋4と空気注入路9との境目は逆止弁10の流入路を除
きヒートシール部5cが形成されている。
【0010】前記胴部緩衝材5は前述のように多数の区
画された密封袋4が横方向に連続して多数並設されてな
るもので、連続状態で作られたものを被包装物1の胴部
の周囲の大きさに合わせて必要な長さにカットして使用
され、多数の区画された密封袋4の全てに空気注入口9
aから空気を供給することにより胴部緩衝材5の長さ方
向両端に位置する密封袋4を除く全ての密封袋4が膨ら
む。そして、胴部緩衝材5の長さ方向両端に位置する密
封袋4bに傷をつけて孔をあけて空気を抜くことによ
り、図3に示すように、その孔があけられた胴部緩衝材
5の長さ方向両端に位置する密封袋4bは偏平部18を
形成する。このように構成された胴部緩衝材5を前記2
層構造のシート13が外側に向くように筒状に丸め、両
端の偏平部18を合掌状態で合わせた状態で互いに接す
る3層構造のシート17の外面のポリエチレンフィルム
層14同士を熱融着により接合させることにより胴部緩
衝材5は筒状を保持し、これを被包装物1の胴部に巻き
付けるように上から被せる。
【0011】以上のように構成された胴部緩衝材5は空
気が充填されることにより膨らまされた上下方向に向く
密封袋4が横方向に連続して多数並設されてあって、胴
部緩衝材5を被包装物1の胴部に被せることにより被包
装物1の胴部の周りが多数の密封袋4で覆われることに
なる。
【0012】前記下部緩衝材2,上部緩衝材6、底蓋3
および上蓋7、胴部緩衝材5によって包装された被包装
物1に対し、側方から胴部に衝撃が加わったとき、被包
装物1の胴部は空気が充填されることにより膨らまされ
た密封袋4により覆われているので、衝撃に強く、たと
え何れかの密封袋4が破損して割れても残りの密封袋4
で被包装物1を保護することができ、優れた緩衝効果を
発揮することになる。
【0013】ところで、上記説明では、全ての密封袋4
に空気を充填した後、胴部緩衝材5の長さ方向両端に位
置する密封袋4bの空気を抜いて偏平部18を形成し、
胴部緩衝材5を筒状に丸めて両端の偏平部18を合掌状
態で合わせた状態で熱融着により接合させているが、胴
部緩衝材5の長さ方向両端に位置する密封袋4bを偏平
のままとするために、図10に示す第2の実施の形態の
ように密封袋4bに存在する逆止弁10の内端位置で密
封袋4を熱融着部4cにより閉じて空気が入らないよう
にしても良い。また、上記実施の形態では密封袋4に充
填された空気は密封袋4から抜け出ないように各密封袋
4の上端に逆止弁10が設けられ、各密封袋4がそれぞ
れ独立して密封状態を保持するように構成されている
が、逆止弁を設けずに、多数の区画された密封袋に空気
注入路の一端から空気を充填した後、密封袋の上端を融
着により閉じるようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、全自動洗
濯機や冷蔵庫などの被包装物の胴部は空気が充填される
ことにより膨らまされた多数の密封袋からなる緩衝用包
装材により覆われるので、被包装物に対する側方からの
衝撃に対して優れた緩衝効果を発揮し、また緩衝用包装
材は、多数の区画された密封袋に空気が充填されて各密
封袋がそれぞれ独立して密封状態を保持するように構成
されているので、たとえ何れかの密封袋が破損して割れ
ても残りの密封袋で被包装物を保護することができ、し
かもこの緩衝用包装材は前記大きな段ボール板からなる
角筒状のスリーブを使用していた従来例に比べて安価で
あり、コストダウンを図ることができる。また、緩衝用
包装材は2層構造の合成樹脂フィルム製シートと3層構
造の合成樹脂フィルム製シートからなり、両端の偏平部
を合掌状態で合わせた状態で互いに接する前記3層構造
のシートの外面のフィルム層同士を押さえ熱融着により
接合させることにより被包装物の胴部を包む筒状を保持
するようになっており、例えば両端の偏平部を封筒貼り
状態で合わせて熱融着により接合させる場合であると前
記2枚のシートは共に外面および内面のフィルム層が熱
融着可能な低融点の材料からなる3層構造とする必要が
あるが、本発明によれば一方のシートは2層構造のもの
で良く、材料費の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における包装構造の
分解斜視図である。
【図2】同被包装物の包装に用いられる胴部緩衝材の展
開図である。
【図3】同展開状態の胴部緩衝材に空気が充填された状
態を示す斜視図である。
【図4】同空気が充填され筒状に丸められた胴部緩衝材
の概略水平断面図である。
【図5】図4の要部拡大断面図である。
【図6】同被包装物の包装作業途中の状態を示す斜視図
である。
【図7】同被包装物の包装完了状態を示す斜視図であ
る。
【図8】同被包装物の包装完了状態を示す縦断面図であ
る。
【図9】同被包装物の包装完了状態を示す水平断面図で
ある。
【図10】本発明の第2の実施の形態における包装構造に
用いられる胴部緩衝材の展開図である。
【符号の説明】
1 被包装物 2 下部緩衝材 3 底蓋 4a ヒートシール部 4,4b 密封袋 4c 熱融着部 5 胴部緩衝材 5a,5b,5c ヒートシール部 6 上部緩衝材 7 上蓋 8 バンド 9 空気注入路 9a 空気注入口 10 逆止弁 11 ナイロンフィルム層 12 ポリエチレンフィルム層 13 2層構造のシート 14 ポリエチレンフィルム層 15 ナイロンフィルム層 16 ポリエチレンフィルム層 17 3層構造のシート 18 偏平部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 敏真 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中田 早百合 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 辻 敏満 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3E037 AA13 BB03 BC01 CA05 3E066 AA52 CA01 GA05 HA01 JA08 NA04 NA06 4F100 AK04B AK04C AK46A BA02 BA03 BA06 BA10B BA10C GB15 JK11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物の胴部を包む緩衝用包装材であっ
    て、上下方向に向き横方向に連続して多数の区画された
    密封袋に空気が充填されて各密封袋がそれぞれ独立して
    密封状態を保持するように構成された合成樹脂フィルム
    製シートにより構成され、前記緩衝用包装材は外面のフ
    ィルム層と内面のフィルム層とを接合してなる外側の2
    層構造のシートと、外面のフィルム層と中間のフィルム
    層と内面のフィルム層とを接合してなる3層構造のシー
    トを用いて構成され、前記2層構造のシートの内面のフ
    ィルム層と3層構造のシートの外面および内面のフィル
    ム層は熱融着可能な低融点の材料からなり、緩衝用包装
    材の長さ方向両端に位置する密封袋に空気が溜まらない
    ように形成し、多数の区画された密封袋に空気を供給す
    ることにより緩衝用包装材の長さ方向両端に位置する密
    封袋を除く全ての密封袋が膨らむように構成し、緩衝用
    包装材を前記2層構造のシートが外側に向くように筒状
    に丸めて前記空気が溜まらない密封袋からなる両端の偏
    平部を合掌状態で合わせた状態で互いに接する前記3層
    構造のシートの外面のフィルム層同士を熱融着により接
    合させることにより緩衝用包装材は筒状を保持して被包
    装物の胴部に被せるように構成したことを特徴とする緩
    衝用包装材。
  2. 【請求項2】 緩衝用包装材は、外面のナイロンフィルム
    層と内面のポリエチレンフィルム層とを接合してなる外
    側の2層構造のシートと、外面のポリエチレンフィルム
    層と中間のナイロンフィルム層と内面のポリエチレンフ
    ィルム層とを接合してなる3層構造のシートを用いて構
    成されてなることを特徴とする請求項1記載の緩衝用包
    装材。
  3. 【請求項3】 緩衝用包装材は、多数の区画された密封袋
    に上端または下端における長さ方向一端側に形成されて
    いる空気注入路の一端の空気注入口から空気を供給でき
    るとともに、密封袋に供給された空気は密封袋から抜け
    出ないように密封袋の上端に逆止弁が設けられ、何れか
    の密封袋が破損しても空気の流出はその破損した密封袋
    からだけとなるように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の緩衝用包装材。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の緩衝用包装材の製造方法で
    あって、2層構造のシートが外側に向くように筒状に丸
    めて前記空気が溜まらない密封袋からなる両端の偏平部
    を合掌状態で合わせた状態で互いに接する前記3層構造
    のシートの外面のフィルム層同士を押さえ熱融着により
    接合させることを特徴とする緩衝用包装材の製造方法。
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