JP2003153877A - 画像診断支援システムおよび画像処理方法 - Google Patents

画像診断支援システムおよび画像処理方法

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JP2003153877A
JP2003153877A JP2001358114A JP2001358114A JP2003153877A JP 2003153877 A JP2003153877 A JP 2003153877A JP 2001358114 A JP2001358114 A JP 2001358114A JP 2001358114 A JP2001358114 A JP 2001358114A JP 2003153877 A JP2003153877 A JP 2003153877A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MRI装置と超音波撮像装置の画像情報から真
に有用な合成画像をリアルタイムに得ることが可能な画
像診断支援システムおよび画像処理方法を提供する。 【解決手段】超音波撮像装置3によりリアルタイムに得
られるUS画像信号S3を受けて、超音波撮像装置3に
よる被検部位の超音波画像データ(ドップラ画像)から
US画像の少なくとも特定的な特徴部、たとえば血流像
を含む血管領域を抽出し、事前に取得され記憶装置41
に保持されたMR画像を読み出し、読み出したMR画像
の特定的な特徴部に対してUS画像の対応する特徴部を
位置合わせし、特定的な特徴部のUS画像を重ね合わせ
てMR画像を補正し、補正MR画像を表示装置5に表示
する画像合成装置4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴撮像(M
RI:Magnetic Resonance Imaging)装置による画像
(以下、MR画像という)、および超音波撮像装置によ
る画像(以下、US画像という)を合成して、医師の診
断を支援する画像診断支援システムおよびその合成のた
めの画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MRI装置では、静磁場空間に被検体を
収容し、磁気共鳴を利用して被検体の被検部位を撮像す
る。具体的には、励起パルスで被検体内のスピン(sp
in)を励起し、それによって生じる磁気共鳴信号を、
たとえばスピンエコー(spinecho)またはグラ
ディエントエコー(gradientecho)として
2次元フーリエ空間に収集する。磁気共鳴信号には、い
わゆるビュー(view)毎に異なる位相エンコードを
付与し、2次元フーリエ空間において位相軸上の位置が
異なる複数のビューのエコーデータをそれぞれ収集す
る。そして、収集した全ビューのエコーデータを2次元
逆フーリエ変換することにより、画像を再構成し、再構
成画像を表示装置に表示する。
【0003】また、超音波撮像装置では、超音波プロー
ブを被検体の被検部位に当接させて被検体に超音波を送
波し、たとえば被検体内での非線形効果による高調波エ
コーに基づいて画像を生成し、表示装置に表示する。
【0004】これらのMRI装置および超音波撮像装置
は、同じ電磁波シールド内で使用可能であるが、それぞ
れに装置が独立に画像を収集して表示するような形態で
利用され、それぞれの画像は個別に医師等の検査時や手
術中の診断の判定に用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
利用形態では、検査中や手術中に個別に装置を使い分け
る必要があり、操作が煩雑であることから、MRI装置
の撮影断層像に応じた超音波撮影断面を容易に収集し、
両画像を合成表示して診断に有用な画像を得ることが可
能な超音波およびMRI複合診断装置が提案されている
(たとえば、特開平9−24034号公報、特開平9−
24035号公報 参照)。
【0006】この超音波およびMRI複合診断装置は、
MR画像とUS画像を合成表示するのであるが、MR画
像とUS画像には、以下に示すような長所と短所を有す
ることから、両画像を単に合成するだけでは、両者の画
像情報の矛盾等から真に有用な画像をリアルタイムに得
ることは困難である。
【0007】すなわち、MRI装置は、一般に軟部組織
のコントラスト分解能に優れており、高空間分解能画像
を得ることができるが、撮像時間が超音波診断装置に比
べて長いという欠点がある。超音波診断装置は、リアル
タイムイメージングが可能であるが、MR画像に比べて
画像が粗いという欠点がある。
【0008】また、上記提案された超音波およびMRI
複合診断装置において、たとえばMRI装置で形態的な
情報を取得し、超音波撮像装置のドップラモードの画像
を重ね合わせる場合を想定すると、生体を撮像対象とす
ることから、呼吸や突発的な運動により相互の位置ずれ
が起きる可能性が容易に推察できる。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、MRI装置と超音波撮像装置の
画像情報から真に有用な合成画像をリアルタイムに得る
ことが可能な画像診断支援システムおよび画像処理方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点は、異なる撮像装置で撮像され
た被検体の被検部位の複数の画像データを合成処理する
画像診断支援システムであって、静磁場空間に被検体を
収容し、磁気共鳴信号を得るパルスシーケンスでデータ
を収集し、収集したデータに基づいて画像を生成する磁
気共鳴撮像装置と、被検体に超音波を送波し画像を生成
する超音波撮像装置と、上記超音波撮像装置による被検
部位の超音波画像データを用いて、少なくとも上記超音
波画像の特定的な特徴部を抽出し、上記磁気共鳴撮像装
置で事前に取得された磁気共鳴画像の上記特定的な特徴
部に対して上記超音波画像の対応する特徴部を位置合わ
せし、超音波画像を重ね合わせた磁気共鳴画像を生成す
る画像合成装置とを有する。
【0011】第1の観点では、上記画像合成装置は、上
記超音波撮像装置による被検部位の超音波画像データを
受けて、上記超音波画像の特徴を抽出し、当該特徴情報
と整合させるように、上記磁気共鳴撮像装置で事前に取
得された磁気共鳴画像を変形させて、磁気共鳴画像を補
正する。
【0012】また、第1の観点では、上記画像合成装置
により補正された磁気共鳴画像を表示する表示装置を有
する。
【0013】また、第1の観点では、上記画像合成装置
は、上記磁気共鳴撮像装置で事前に取得された磁気共鳴
画像データを記憶する記憶装置を有し、上記画像合成装
置は、上記記憶装置から読み出した磁気共鳴画像に対し
て上記位置合わせおよび重ね合わせ処理を行う。
【0014】また、第1の観点では、上記画像合成装置
は、上記磁気共鳴撮像装置で事前に取得された磁気共鳴
画像データを記憶する記憶装置と、上記超音波撮像装置
による被検部位の超音波画像データから超音波画像の少
なくとも特定的な特徴部を抽出する特徴抽出部と、事前
に取得され上記記憶装置に保持された磁気共鳴画像を読
み出し、読み出した磁気共鳴画像の上記特定的な特徴部
に対して上記超音波画像の対応する特徴部を位置合わせ
し、当該特定的な特徴部の超音波画像を重ね合わせて磁
気共鳴画像を補正する磁気共鳴画像補正部とを有する。
【0015】また、第1の観点では、上記磁気共鳴撮像
装置は、励起パルスで被検体内のスピンを励起すること
によって生じる磁気共鳴信号を、エコーデータとして2
次元フーリエ空間に収集し、収集したエコーデータを2
次元逆フーリエ変換することにより、画像を再構成して
上記画像合成装置に出力する。
【0016】また、第1の観点では、上記超音波撮像装
置は、超音波プローブを通して得られたエコー受信信号
のドップラシフトに基づいた超音波画像をリアルタイム
に生成して上記画像合成装置に出力する。
【0017】本発明の第2の観点は、異なる撮像装置で
撮像された被検体の被検部位の複数の画像データを合成
処理する画像処理方法であって、磁気共鳴撮像装置にお
ける静磁場空間に被検体を収容し、磁気共鳴信号を得る
パルスシーケンスでデータを収集し、収集したデータに
基づいて画像を生成することにより磁気共鳴画像データ
を事前に取得しておき、超音波撮像装置により、被検体
に超音波を送波して超音波画像データをリアルタイムに
生成し、生成された超音波画像の少なくとも特定的な特
徴部を抽出し、上記磁気共鳴撮像装置で事前に取得され
た磁気共鳴画像の上記特定的な特徴部に対して上記超音
波画像の対応する特徴部を位置合わせし、超音波画像を
重ね合わせた磁気共鳴画像を生成する。
【0018】第2の観点では、上記超音波画像の特徴を
抽出し、上記抽出した特徴情報と整合させるように、事
前に取得された磁気共鳴画像を変形させて、磁気共鳴画
像を補正する。
【0019】また、第2の観点では、上記補正された磁
気共鳴画像を表示する。
【0020】また、第2の観点では、上記磁気共鳴画像
データは、励起パルスで被検体内のスピンを励起するこ
とによって生じる磁気共鳴信号を、エコーデータとして
2次元フーリエ空間に収集し、収集したエコーデータを
2次元逆フーリエ変換することにより、画像を再構成し
て生成する。
【0021】また、第2の観点では、上記超音波画像デ
ータは、超音波プローブを通して得られたエコー受信信
号のドップラシフトに基づいた超音波画像をリアルタイ
ムに形成して生成する。
【0022】本発明によれば、まず、磁気共鳴撮像装置
において、静磁場空間に被検体が収容され、励起パルス
で被検体内のスピンを励起することによって生じる磁気
共鳴信号が、エコーデータとして2次元フーリエ空間に
収集される。そして、収集したエコーデータが2次元逆
フーリエ変換され、これにより、画像が再構成されて画
像合成装置に出力される。画像合成装置では、磁気共鳴
撮像装置による高分解能、高コントラスト分解能の磁気
共鳴画像データがたとえば記憶装置に一端記憶される。
次に、超音波撮像装置の超音波プローブを通して得られ
たエコー受信信号のドップラシフトに基づいた超音波画
像がリアルタイムに形成され、生成されたたとえば血流
像である超音波画像データが画像合成装置に出力され
る。画像合成装置では、超音波撮像装置によりリアルタ
イムに得られる超音波画像データを受けて、特徴抽出部
により超音波画像から、たとえば被検部位の臓器の境界
や血管などの特徴部が抽出され、磁気共鳴画像補正部に
出力される。磁気共鳴画像補正部では、超音波画像の特
徴から、その情報と整合させるように記憶装置に格納さ
れている事前に取得された磁気共鳴画像が変形されて、
超音波画像と矛盾をなくした補正磁気共鳴画像が生成さ
れる。これと並行してさらに、磁気共鳴画像補正部で
は、読み出した磁気共鳴画像の特定的な特徴部、たとえ
ば血管等に対して超音波画像の対応する特徴部である血
管部を位置合わせし、当該特定的な特徴部、たとえば血
管領域の超音波画像(血流像)が重ね合わされて磁気共
鳴画像が生成される。この補正され、リアルタイムに生
成された超音波画像と整合され、両画像間に矛盾がな
く、しかも高分解能、高コントラスト分解能の磁気共鳴
画像が表示装置に表示される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る画
像診断支援システムについて図面に関連付けて説明す
る。
【0024】図1は、本発明に係る画像診断支援システ
ムの一実施形態を示す構成図である。本画像診断支援シ
ステム1は、図1に示すように、MRI装置2、超音波
撮像装置3、画像合成装置4、および表示装置5を有し
ている。なお、本実施形態では、超音波撮像装置3は、
被検体内での非線形効果による高調波エコーに基づいて
画像を生成する装置を例に説明するが、本発明は他の超
音波撮像装置にも適用することができる。
【0025】MRI装置2は、静磁場空間に被検体を収
容し、磁気共鳴を利用して被検体の被検部位に、励起パ
ルスで被検体内のスピン(spin)を励起し、それに
よって生じる磁気共鳴信号を、たとえばスピンエコー
(spinecho)またはグラディエントエコー(g
radientecho)として2次元フーリエ空間に
収集し、収集した全ビューのエコーデータを2次元逆フ
ーリエ変換することにより、画像を再構成し、再構成画
像データを信号S2として画像合成装置4に供給すると
ともに、表示部に表示する。
【0026】図2は、本実施形態に係るMRI装置2の
構成例を示す図である。
【0027】本実施形態に係るMRI装置2は、図2に
示すように、マグネットからの放射電磁波の洩漏や外乱
電磁波の進入を防止する閉空間を形成した図示しないス
キャンルームに配設される本体装置2A、およびたとえ
ばスキャンルームに隣接して設けられた操作ルーム内の
オペレータOPが操作等するオペレータコンソール2B
を主構成要素として有している。
【0028】本体装置2Aは、図2に示すように、マグ
ネットシステム21、RF駆動部22、勾配駆動部2
3、データ収集部24、制御部25、およびクレードル
26を有している。
【0029】マグネットシステム21は、図2に示すよ
うに、上下の磁石に挟まれた内部空間(ギャップ:ga
p)211を有し、ギャップ211内には、クッション
を介して被検体6を載せたクレードル26が図示しない
搬送部によって搬入される。
【0030】マグネットシステム21内には、図2に示
すように、ギャップ211内のマグネットセンタ(走査
する中心位置)の周囲に、主磁場マグネット部212
a,212b、勾配コイル部213a,213b、およ
びRFコイル部214a,214bが配置されている。
【0031】主磁場マグネット部212a,212b、
勾配コイル部213a,213b、およびRFコイル部
214a,214bのそれぞれは、検査時に被検体6が
位置するギャップ211内の空間を挟んで対向する1対
のコイルからなる。
【0032】主磁場マグネット部212a,212b
は、ギャップ211内に静磁場を形成する。静磁場の方
向は、たとえば概ね被検体6の体軸方向と直交する方向
である。すなわち、垂直磁場を形成する。主磁場マグネ
ット部212a,212bを構成する一対の主磁場マグ
ネットは、たとえば永久磁石などを用いて構成される。
【0033】勾配コイル部213a,213bは、RF
コイル部214a,214bが受信する磁気共鳴信号に
3次元の位置情報を持たせるために、主磁場マグネット
部212a,212bが形成した静磁場の強度に勾配を
付加する勾配磁場を発生する。勾配コイル部213a,
213bが発生する勾配磁場は、スライス(slic
e)勾配磁場、リードアウト(read out)勾配
磁場およびフェーズエンコード(phase enco
de)勾配磁場の3種類であり、これら3種類の勾配磁
場に対応して勾配コイル部213は3系統の勾配コイル
を有する。
【0034】RFコイル部214a,214bは、主磁
場マグネット部212が形成した静磁場空間内で被検体
6の体内にスピンを励起するための高周波磁場を形成す
る。ここで、高周波磁場を形成することをRF励起信号
の送信という。RFコイル部214は、被検体6の体内
に励起されたスピンが生じる電磁波を磁気共鳴信号とし
て受信する。RFコイル部214は、図示しない送信用
コイルおよび受信用コイルを有する。送信用コイルおよ
び受信用コイルは、同じコイルを兼用するかあるいはそ
れぞれ専用のコイルを用いる。
【0035】なお、本実施形態の場合、RFコイル部2
14a,214bは、RF駆動部22によるプロトコル
対応の駆動信号DR1を受けて高周波磁場を形成する。
磁気共鳴撮影処理においては、1繰り返し時間(TR;
repetitiontime)毎に用いるパルスシー
ケンス(スキャンシーケンス)の数は、被検部位毎に対
応して設定されたプロトコルによって異なる。たとえば
頭部等の被検部位に応じたプロトコル毎に、それぞれ異
なる回数、たとえば64回〜512回繰り返されて、6
4ビューから512ビューのビューデータが得られる。
【0036】RF駆動部22は、制御部25の指示に基
づいたプロトコル対応の駆動信号DR1をRFコイル部
214a,214bに与えてRF励起信号を発生させ
て、被検体6の体内のスピンを励起する。
【0037】勾配駆動部23は、制御部25の指示に基
づいたプロトコル対応の駆動信号DR2を勾配コイル部
213a,213bに与えて勾配磁場を発生させる。勾
配駆動部23は、勾配コイル部213の3系統の勾配コ
イルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有す
る。
【0038】データ収集部24は、RFコイル部214
a,214bが受信した受信信号を取り込み、それをビ
ューデータ(view data)として収集して、オ
ペレータコンソール2Bのデータ処理部27に出力す
る。
【0039】制御部25は、オペレータコンソール2B
のデータ処理部27から送られてくる被検体6の被検部
位に対応した実行すべきプロトコルに即して、あらかじ
め決められた繰り返し時間TR内において所定のパルス
シーケンスが所定回数繰り返される駆動信号DR1をR
Fコイル部214に印加するようにRF駆動部22を制
御する。同様に、制御部25は、実行すべきプロトコル
に即して、1TR内に、所定のパターンのパルス信号を
勾配コイル213a,213bに印加するように勾配駆
動部23を制御する。また、制御部25は、RFコイル
部214a,214bが受信した受信信号を取り込み、
それをビューデータ(view data)として収集
して、オペレータコンソール2Bのデータ処理部27に
出力するように、データ収集部24を制御する。
【0040】この磁気共鳴撮像用パルスシーケンスは、
いわゆるスピンエコー(SE:Spin Echo)
法、グラディエントエコー(GRE:GRadient
Echo)法、ファーストスピンエコー(FSE:F
ast Spin Echo)法、ファーストリカバリ
SE(Fast Recovery Spin Ech
o)法、エコープラナー・イメージング(EPI:Ec
ho Planar Imaging)法等、各撮像方
法によって異なる。
【0041】ここで、各撮像方法のパルスシーケンスの
うち、SE法のパルスシーケンスについて、図3に関連
付けて説明する。図3(a)はSE法におけるRF励起
用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンスで
あり、RF駆動部22がRFコイル部214に印加する
駆動信号DR1に相当する。図3(b)、(c)、
(d)、および(e)は、それぞれスライス勾配Gs、
リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配Gp、
およびスピンエコーMRのシーケンスであり、スライス
勾配Gs、リードアウト勾配Gr、およびフェーズエン
コード勾配Gpのパルスは、勾配駆動部23が勾配コイ
ル部213に印加する駆動信号DR2に相当する。
【0042】図3(a)に示すように、RF駆動部22
によりRFコイル部214a,214bに対して90°
パルスが印加され、スピンの90°励起が行われる。こ
のとき、図3(b)に示すように、勾配駆動部23によ
り勾配コイル部213a,213bに対してスライス勾
配パルスGsが印加され、所定のスライスについて選択
励起が行われる。図3(a)に示すように、90°励起
から所定の時間後に、RF駆動部22によりRFコイル
部214a,214bに対して180°パルスが印加さ
れ、180°励起、すなわちスピン反転が行われる。こ
のときも、図3(b)に示すように、勾配駆動部23に
より勾配コイル部213a,213bに対してスライス
勾配パルスGsが印加され、同じスライスについて選択
的な反転が行われる。
【0043】図3(c)および(d)に示すように、9
0°励起とスピン反転の間の期間に、勾配駆動部23に
より勾配コイル部213a,213bに対してリードア
ウト勾配パルスGr、およびフェーズエンコード勾配パ
ルスGpが印加される。そして、リードアウト勾配パル
スGrによりスピンのディフェーズが行われ、フェーズ
エンコード勾配パルスGpによりスピンのフェーズエン
コードが行われる。
【0044】スピン反転後、図3(c)に示すように、
勾配駆動部23により勾配コイル部213a,213b
に対してリードアウト勾配パルスGrが印加されて、リ
フェーズされて、図3(e)に示すように、スピンエコ
ーMRが発生される。このスピンエコーMRは、データ
収集部24によりビューデータとして収集される。
【0045】制御部25は、このようなパルスシーケン
スで、実行プロトコルに応じて、周期TRでたとえば6
4〜512回繰り返すように、RF駆動部22、勾配駆
動部23、およびデータ収集部24を制御する。また、
制御部25は、繰り返しのたびに、フェーズエンコード
勾配パルスGpを変更し、毎回異なるフェーズエンコー
ドを行うように、制御を行う。
【0046】オペレータコンソール2Bは、図2に示す
ように、データ処理部27、操作部28、および表示部
29を有している。
【0047】データ処理部27は、データ収集部24か
ら取り込んだデータをメモリに記憶する。メモリ内には
データ空間が形成される。メモリに形成されるデータ空
間は、2次元フーリエ空間を構成する。データ処理部2
7は、これら2次元フーリエ空間のデータを2次元逆フ
ーリエ変換、すなわちフーリエ周波数空間から実空間へ
の変換を行って、被検体6の画像を生成(再構成)す
る。そして、データ処理部27は、再構成画像を信号S
2として画像合成装置4に供給する。なお、2次元フー
リエ空間をkスペースともいう。
【0048】データ処理部27には、制御部25が接続
されており、制御部25の上位にあってそれを統括す
る。データ処理27には、また、操作部28、および表
示部29が接続されている。
【0049】操作部28は、ポインティングデバイスを
備えたキーボードやマウス等により構成され、オペレー
タOPの操作に応じた操作信号をデータ処理部27に出
力する。また。操作部28からは、たとえば上述した実
行すべきプロトコルの入力が行われる。データ処理部2
7は、操作部28から入力されたプロトコルに関する情
報(プロトコル番号等)を制御部25に供給する。
【0050】表示部29は、グラフィックディスプレイ
等により構成され、操作部28からの操作信号に応じ
て、本体装置2Aの動作状態に応じた所定の情報を表示
する。
【0051】超音波撮像装置3は、超音波プローブを被
検体の被検部位に当接させて被検体に超音波を送波し、
被検体内での非線形効果による高調波エコーに基づいて
画像を生成し、生成した画像データを信号S3として画
像合成装置4に供給するとともに、表示部に表示する。
【0052】図4は、本実施形態に係る超音波撮像装置
3の構成例を示す図である。
【0053】超音波撮像装置3は、図4に示すように、
超音波プローブ31、送受信部32、Bモード処理部3
3、ドップラ処理部34、画像処理部35、表示部3
6、制御部37、および操作部38を有している。
【0054】超音波プローブ31は、被検体6に当接さ
れて超音波の送受波に使用される。超音波プローブ31
は、図示しない超音波トランスデューサアレイ(transdu
cerarray)を有する。超音波トランスデューサアレイ
は、複数の超音波トランスデューサをアレイ状に配列し
て構成される。個々の超音波トランスデューサは、たと
えばPZT(チタン(Ti)酸ジルコン(Zr)酸鉛)セラミッ
クス(ceramics)等の圧電材料で構成される。超音波プロ
ーブ31は、ケーブル39により送受信部32に接続さ
れている。
【0055】送受信部32は、超音波ブローブ31に駆
動信号を与えて、超音波を送波させ、また、超音波プロ
ーブ31が受波したエコーを受信する。
【0056】図5は、図4の送受信部32の構成例を示
す図である。送受信部32は、図5に示すように、送波
タイミング発生回路321、送波ビームフォーマ32
2、送受切換回路323、および受信ビームフォーマ3
24を有している。
【0057】送波タイミング発生回路321は、送波タ
イミング信号S321を周期的に発生して送波ビームフ
ォーマ322に供給する。送波ビームフォーマ322
は、送波タイミング信号S321に基づいて、送波ビー
ムフォーミング信号、すなわち、超音波トランスデュー
サアレイ中の送波アパーチャ(aperture)を構成する複数
の超音波トランスデューサを時間差をもって駆動する複
数の駆動信号S322を発生し、送受切換回路323に
出力する。
【0058】送受切換回路323は、複数の駆動信号S
322を超音波プローブ31の超音波トランスデューサ
アレイにケーブル38を介して送信する。アレイ中の送
波アパーチャを構成する複数の超音波トランスデューサ
は、複数の駆動信号の時間差に対応した位相差を持つ複
数の超音波をぞれぞれ発生する。それら超音波の波面合
成により超音波ビームが形成される。超音波ビームの送
波は、送波タイミング発生回路321が発生する送波タ
イミング信号S321により、所定の時間間隔で繰り返
し行われる。そして、超音波ビームの方位(音線の方
位)は送波ビームフォーマ322によって所定量ずつ順
次変更される。それにより、被検体6の内部が、超音波
ビームが形成する音線によって走査される。すなわち被
検体6の内部が音線によって順次で走査される。
【0059】また、送受切換回路323は、超音波トラ
ンスデューサアレイ中の受波アパーチャが受波した複数
のエコー信号を受波ビームフォーマ324に入力する。
受波ビームフォーマ324は、複数の受波エコーに時間
差を付与して位相を調整し次いでそれら加算して、音線
に沿ったエコー受信信号の形成、すなわち、受波のビー
ムフォーミングを行う。受波ビームフォーマ324によ
り、受波の音線も送波に合わせて走査される。受波ビー
ムフォーマ324は、各音線毎のエコー受信信号をBモ
ード処理部33およびドップラ処理部34に出力する。
【0060】以上の、送波タイミング発生回路321、
送波ビームフォーマ322、送受切換回路323、およ
び受信ビームフォーマ324は、制御部36の制御信号
CTLよって制御される。
【0061】Bモード処理部33は、送受信部32の受
波ビームフォーマ324による各音線毎のエコー受信信
号を受けて、Bモード画像データを形成する。
【0062】図6は、図4のBモード処理部33の構成
例を示す図である。Bモード処理部33は、図6に示す
ように、対数増幅回路331および包絡線検波回路33
2を有している。
【0063】対数増幅回路331は、エコー受振信号を
対数増幅する。包絡線検波回路332は、対数増幅回路
331で対数増幅された信号の包絡線検波を行って、音
線上の個々の反射点でのエコーの強度を表す信号、すな
わちAスコープ信号を得て、このAスコープ信号の各瞬
時の振幅をそれぞれ輝度値として、Bモード画像データ
を生成し、画像処理部35に出力する。
【0064】ドップラ処理部34は、送受信部32の受
波ビームフォーマ324による各音線毎のエコー受信信
号を受けて、ドップラ画像データを形成し、画像処理部
35に出力する。ドップラ画像データには、速度デー
タ、分散データ、およびパワーデータが含まれる。
【0065】図7は、図4のドップラ処理部34の構成
例を示す図である。ドップラ処理部34は、図7に示す
ように、直交検波回路341、MTI(moving
target indication)フィルタ34
2、自己相関演算回路343、平均流速演算回路34
4、分散演算回路345、およびパワー演算回路346
を有している。
【0066】このドップラ処理部34は、直交検波回路
341でエコー受信信号を直交検波し、MITフィルタ
342でMTI処理してエコー信号のドップラシフトを
求める。また、ドップラ処理部34は、自己相関演算回
路343でMITフィルタ342の出力信号について自
己相関演算を行い、平均流速演算回路344で自己相関
演算結果から平均流速Vを求め、分散演算回路345で
自己相関演算結果から流速の分散Tを求め、パワー演算
回路346で自己相関演算結果からドップラシフトのパ
ワー信号を求める。
【0067】これにより、被検体6内で移動するエコー
源、たとえば血液等の平均風速Vとその分散Tおよびド
ップラ信号のパワーPWを表すそれぞれのデータが音線
毎に得られる。これらの画像データは、音線上の各点
(ピクセル)の平均流速、分散およびパワーを示す。な
お、平均流速は音線方向の成分として得られる。また、
超音波プローブ31に近づく方向と遠ざかる方向とが区
別される。なお、エコー源は血液に限るものではなく、
たとえば血管等に注入されたマイクロバルーン造影剤等
であってもよい。
【0068】画像処理部35は、Bモード処理部33か
ら入力される複数系統のBモード画像データに基づいて
複数のBモード画像をそれぞれ生成し、また、ドップラ
処理部34からのデータに基づいてドップラ画像を生成
し、生成したBモード画像またはドップラ画像を信号S
3として画像処理装置4に出力する。
【0069】図8は、図4の画像処理部35の構成例を
示す図である。画像処理部35は、図8に示すように、
バス351によって接続された音線データメモリ35
2、ディジタル・スキャンコンバータ353、画像メモ
リ354、および画像処理プロセッサ355を有してい
る。
【0070】Bモード処理部33から音線毎に入力され
たBモード画像データおよびドップラ処理部34から入
力されたドップラ画像データは、音線データメモリ35
2にそれぞれ記憶される。音線データメモリ352内に
はそれぞれの音線デー夕空間が形成される。
【0071】ディジタル・スキャンコンバータ353
は、走査変換により音線データ空間のデータを物理空間
のデータに変換する。ディジタル・スキャンコンバータ
353によって変換された画像データは、画像メモリ3
54に記憶される。すなわち、画像メモリ354は、物
理空間の画像データを記憶する。画像処理プロセッサ3
55は、音線データメモリ352および画像メモリ35
4のデータについてそれぞれ所定のデータ処理を施す。
【0072】また、画像処理部35には、表示部36が
接続されている。表示部36は、画像処理部35から画
像信号が与えられ、それに基づいて画像を表示する。表
示部36は、たとえばカラー画像が表示可能なグラフィ
ックディスプレイ等によって構成される。
【0073】制御部37は、送受信部32、Bモード処
理部33、ドップラ処理部34、画像処理部35、およ
び表示部36の各部に制御信号CTLを与えてその動作
を制御する。また、制御部37には、被制御の各部から
各種の報知信号が入力される。そして、制御部37によ
る制御の下で、超音波撮像が遂行される。さらに、制御
部37には操作部38が接続されている。操作部38は
操作者によって操作され、制御部37に所望の指令や情
報を入力する。操作部38は、たとえばキーボードやそ
の他の操作具を備えた操作パネルで構成される。
【0074】画像合成装置4は、たとえばワークステー
ション等により構成され、MRI装置2により事前に取
得された、たとえば図9(a)に示すような、血管、
腫瘍、体表、並びに検査のために被検体内に挿入さ
れた生検針体を含む臓器に関する高分解能、高コント
ラスト分解能のMR画像信号S2を受けて一旦記憶装置
等に蓄積しておき、超音波撮像装置3によりリアルタイ
ムに得られるUS画像信号S3を受けて、図9(b)に
示すように、US画像から臓器の境界などの特徴点
(線)を抽出し、US画像の特徴から、その情報と整合
させるように(つじつまがあうように)、事前に取得さ
れメモリに保持したMR画像を、図9(c)に示すよう
に変形させて、MR画像とUS画像の画像情報間に矛盾
をなくした補正MR画像を生成し、表示装置5に表示さ
せる。すなわち、本実施形態のように、同一対象を時間
をおいて撮像した場合、それらの複数枚の画像を相互に
比較するためには、正確に重ね合せをする必要がある。
すなわち、画像整合装置4は、位置合わせという操作を
行う。位置合わせに際しては、MR画像とUS画像ので
の対応関係を明らかにしておく必要がある。たとえばい
くつかの基準点が共通に求められる場合には、これらの
座標を用いて後述する座標変換方法に従って座標変換を
行い、一方の画像を他方の画像に重ね合わせることがで
きる。
【0075】また、画像合成装置4は、超音波撮像装置
3によりリアルタイムに得られるUS画像信号S3を受
けて、図10(b)に示すように、US画像から臓器の
境界や血管等の特定的な特徴部を抽出し、図10(c)
に示すように、磁気共鳴撮像装置で事前に取得された磁
気共鳴画像の特定的な特徴部に対してUS画像の対応す
る特徴部(この例では血管領域)を位置合わせし、こ
の特定的な特徴部のUS画像(この場合は、ドップラ画
像)を重ね合わせた磁気共鳴画像を生成する。
【0076】図11は、画像合成装置4の構成例を示す
図である。画像合成装置4は、図9に示すように、事前
に取得した高分解能、高コントラスト分解能のMR画像
信号S2を記憶するハードディスク装置等からなる記憶
装置41、超音波撮像装置3によるUS画像信号S3か
らUS画像の特徴を抽出する特徴抽出部42、および特
徴抽出部42で抽出されたUS画像の特徴から、その情
報と整合させるように、記憶装置41に保持したMR画
像を変形させて、MR画像とUS画像の画像情報間に矛
盾をなくした補正MR画像を生成するMR画像補正部4
3を有する。また、本実施形態における特徴抽出部42
は、超音波撮像装置3による被検部位の超音波画像デー
タ(ドップラ画像)からUS画像の少なくとも特定的な
特徴部、たとえば血流像を含む血管領域を抽出する。そ
して、MR画像補正部43は、事前に取得され記憶装置
41に保持されたMR画像を読み出し、読み出したMR
画像の特定的な特徴部に対してUS画像の対応する特徴
部を位置合わせし、特定的な特徴部のUS画像を重ね合
わせてMR画像を補正する。
【0077】なお、臓器の特徴点(線)は、図9(a)
に示すような、血管、腫瘍、体表等に基づいて検
出する。特徴抽出部42は、たとえば位置情報および輝
度データに基づいて、抽出体対象領域の形状や位置等の
特徴を検出する。なお、腫瘍の特徴パラメータは、形
状、形態、位置、エコー、およびテクスチャの5つに大
別できる。たとえば腫瘤の形状や形態の特徴パラメータ
をもとめるためには、輪郭抽出処理を行う。エコーに関
する特徴は、たとえば腫瘤内部、外側、後部、後部外側
陰影、および同じ深さの濃度平均値と分散を求め、それ
らの差や比を一つの特徴パラメータとする。また、テク
スチャは、腫瘤の種類により内部組成が異なることから
違いがある。テクスチャの特徴パラメータとしては、一
様性、コントラスト、エントロピー、濃度相関が用いら
れる。テクスチャを定量化するには、たとえばフーリエ
変換法、同時共起行列法、フラクタル法などが用いられ
る。また、特徴パラメータである位置パラメータは、た
とえば皮膚から臓器の体表までの距離等が用いられ
る。
【0078】MR画像補正部43がMR画像を矛盾がな
いようにUS画像に整合させる変形処理等においては、
以下に示すような位置合わせが行われる。
【0079】すなわち、上述したように、本実施形態の
ように、同一対象を時間をおいて撮像したり、あるいは
異なる撮像系や波長を用いて撮像した場合、それらの複
数枚の画像を相互に比較するためには、正確に重ね合せ
をする必要がある。このような操作を位置合わせとい
う。位置合わせに際しては、画像間での対応関係を明ら
かにしておく必要がある。いくつかの基準点が共通に求
められる場合には、これらの座標を用いて後述する座標
変換方法に従って座標変換を行い、一方の画像を他方の
画像に重ね合わせることができる。基準点が明確でない
場合には、一方の画像の小領域が他方の画像内のどの領
域に最も似ているかを検出することによって2枚の画像
間での対応付けを行う。基本的には、2枚の画像が平行
移動で重なる関係にある場合に有効である。若干のひず
みがあっても適用可能であるが、たとえば大きさが異な
るなどの場合には上述したように、画像の特徴を抽出し
て特徴記述間のマッチング行う。領域間での類似度を判
定して対応点(領域)の検出を行う方法は、テンプレー
トマッチングと呼ばれる。テンプレートマッチング法で
は 基準とする画像内の小領域をテンプレートとし、他
方の画像内でこのテンプレートと最も類似した領域を探
し出す(マッチング)ことが行われる。
【0080】座標変換 幾何学的変換(変形)は、x−y座標系で表現された画
像f(x,y)を、別の座標系であるu−v座標系を用
いた画像g(u,v)に変換する座標変換の問題として
扱うことができる。すなわち、図10(a),(b)に
示すように、画像2中の座標(u,v)にある画素P ’
が、画像1中の座標(x,y)にある画素P に対応する
とする。このとき、座標変換を表現する関数p(x,
y)、q(x,y)を用いて、次のように表現できる。
【0081】
【数1】 u=p(x,y) v=q(x,y) …(1)
【0082】関数p,qとしては、次の与え方がある。 (1) 平行移動、回転拡大・縮小などあらかじめ変換式が
与えられている場合、 (2) 基準となる画像( たとえば正方格子状のパターン)
を撮像し、撮像系におけるひずみ特性を解析的に求める
場合、 (3) 互いに位置を合わせようとする画像相互で対応する
点を指定し、これらの対応関係から変換式を推定する場
合、である。
【0083】(3) の場合、変換式としてはたとえば次式
で表現される多項式表現が用いられる。
【0084】
【数2】
【0085】画像1と2とで対応する点の組(xk ,y
k ),(uk ,vk )を複数求め、式(2)に代入して
ij、bijに関する連立方程式をたてる。これを最小2
乗法を用いて解くことにより係数aij、bijの値が求ま
り変換式が確定する。
【0086】なお、位置ずれ補正には、特別な付加的な
装置は必要とせず、MR画像とUS画像のイメージの特
徴的な点・線・面を用いて行うことが可能である。たと
えば上述したように、体表の位置、血管の位置、組織の
境界、腫瘍の境界等はどちらの画像においてもコントラ
ストがその境界において大きく変化することが多いた
め、微分画像などにより自動的に抽出するように構成す
ることが可能である。変形や位置ずれがあまり大きくな
い場合は、互いの対応する位置同士を自動的に対応させ
ることが可能である。画像中の部分的な対応がわかって
いれば、補間等により特徴点でない位置においても対応
する位置同士を判別することが可能である。
【0087】次に、上記構成による動作を説明する。
【0088】先ず、クッションを介してクレードル26
上に載せられた被検体6が、図示しない搬送部によっ
て、本体装置20のマグネットシステム21のギャップ
211内に搬入される。
【0089】次に、被検体6の被検部位、たとえば腹部
をギャップ211内のマグネットセンタに位置させる。
このとき、マグネットセンタを含むギャップ211内の
所定の領域には、主磁場マグネット部212による静磁
場が形成されている。
【0090】そして、オペレータOPにより、被検部位
に対応したプロトコル情報が操作部28から入力され
る。操作部28から入力されたプロトコルに関する情報
(プロトコル番号等)がデータ処理部31により制御部
25に供給される。
【0091】制御部25では、オペレータコンソール2
Bのデータ処理部27により実行すべきプロトコルの指
定があると、オペレータコンソール2Bのデータ処理部
27から送られてくる被検体6の被検部位に対応した実
行すべきプロトコルに即して、あらかじめ決められた繰
り返し時間TR内において所定のパルスシーケンスが所
定回数繰り返される駆動信号DR1をRFコイル部21
4に印加するようにRF駆動部22が制御され、実行す
べきプロトコルに即して、1TR内に、所定のパターン
のパルス信号を勾配コイル213に印加するように勾配
駆動部23が制御される。
【0092】RF駆動部22では、制御部25の指示に
基づいたプロトコル対応の駆動信号DR1がRFコイル
部214に印加され、勾配駆動部23では、制御部25
の指示に基づいたプロトコル対応の駆動信号DR2が勾
配コイル部213に印加される。
【0093】そして、RFコイル部214より発生され
た高周波磁場に基づき、被検部位のスピンが励起され、
励起信号の送信を打ち切った後に外部に放射される電磁
波が受信コイルで受信される。
【0094】これにより、被検体6の被検部位で励起さ
れたスピンが生じる電磁波が磁気共鳴信号として取り出
され、これがデータ収集部24で収集され、検査結果の
データとしてオペレータコンソール2Bのデータ処理部
27に出力される。すなわち、被検部位の撮像が行われ
る。
【0095】データ処理部27では、データ収集部24
から入力したデータがメモリに記憶され、メモリ内にデ
ータ空間が形成される。データ処理部27では、これら
2次元フーリエ空間のデータを2次元逆フーリエ変換し
て被検体6の被検部位の画像が生成(再構成)される。
そして、データ処理部27から再構成画像が信号S2と
して画像合成装置4に供給される。
【0096】画像合成装置4では、信号S2として入力
したMR画像が記憶装置41に一旦格納される。
【0097】次に、超音波撮像装置3により、MRI装
置2で撮像した被検体の同一被検部位が撮像される。
【0098】すなわち、超音波プローブ31が被検体6
の所望の個所に当接され、操作部37を操作して撮像が
行われる。撮像は、制御部36による制御の下で遂行さ
れる。具体的には、たとえばセクタスキャンにより、各
音線ごとに超音波ビームが送波され、そのエコーが送受
信部32で受信され、各音線のエコー受信信号に基づ
き、Bモード処理部33でBモード画像データが形成さ
れる。また、ドップラ処理部34でドップラ画像データ
が形成される。これらのBモード画像データおよびドッ
プラ画像データは、画像処理部35の音線データメモリ
352に記憶される。画像処理部35では、画像処理プ
ロセッサ355により音線データメモリ352の複数系
統のBモード画像データまたはドップラ画像データが、
ディジタル・スキャンコンバータ353で走査変換され
て、それぞれ画像メモリ354に書き込まれる。ここ
で、操作部38を操作して、これらのBモード画像およ
びドップラ画像を表示部36に表示させる。そして、表
示された基本波エコー像と第2高調波エコー像とを観察
し、両画像の比較対照等により診断(検査)が行われ
る。第2高調波エコー像は、被検体の体表から始まる画
像を含むので、基本波エコー像との比較対照を行うのに
都合が良い。また、画像処理部35からは、生成したB
モード画像データおよびドップラ画像データが信号S3
として画像処理装置4に出力される。
【0099】画像合成装置4では、上述したように、M
RI装置2により事前に取得された所定の臓器に関する
高分解能、高コントラスト分解能のMR画像データが記
憶装置41に格納されている。そして、画像合成装置4
では、超音波撮像装置3によりリアルタイムに得られる
US画像信号S3を受けて、特徴抽出部42によりUS
画像から臓器の境界などの特徴点(線)が抽出され、M
R画像補正部43に出力される。MR画像補正部43で
は、US画像の特徴から、その情報と整合させるように
記憶装置41に格納されている事前に取得されたMR画
像が変形されて、MR画像とUS画像の画像情報間に矛
盾をなくした補正MR画像が生成される。これと並行し
てさらに、磁気共鳴画像補正部43では、読み出したM
R画像の特定的な特徴部、たとえば血管等に対してUS
画像の対応する特徴部である血管部を位置合わせし、特
定的な特徴部、たとえば血管領域のUS画像(ドップラ
画像からなる血流像)が重ね合わされてMR画像が生成
される。この補正され、リアルタイムに生成されたUS
画像と整合され、両画像間に矛盾がなく、しかも高分解
能、高コントラスト分解能で血流情報がリアルタイムに
付加されたMR画像が表示装置5に表示される。
【0100】そして、被検体6の被検部位のデータ収集
が完了すると、図示しない搬送部によって、クレードル
26と共に被検体6がギャップ211の外に搬出され
る。
【0101】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、超音波撮像装置3によりリアルタイムに得られるU
S画像信号S3を受けて、特徴抽出部42により超音波
撮像装置3による被検部位の超音波画像データ(ドップ
ラ画像)からUS画像の少なくとも特定的な特徴部、た
とえば血流像を含む血管領域を抽出し、事前に取得され
記憶装置41に保持されたMR画像を読み出し、読み出
したMR画像の特定的な特徴部に対してUS画像の対応
する特徴部を位置合わせし、特定的な特徴部のUS画像
を重ね合わせてMR画像を補正し、補正MR画像を表示
装置5に表示する画像合成装置4を設けたので、MRI
装置と超音波撮像装置の画像情報から真に有用な高分解
能、高コントラスト分解能で血流情報等を含むMR画像
をリアルタイムに得ることができる利点がある。したが
って、医師等は有用な情報に基づいてより正確かつ的確
な診断を行うことが可能となる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
MRI装置と超音波撮像装置の画像情報から真に有用な
合成画像をリアルタイムに得ることができる利点があ
る。したがって、医師等は有用な情報に基づいてより正
確かつ的確な診断を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像診断支援システムの一実施形
態を示す構成図である。
【図2】本実施形態に係るMRI装置の構成例を示す図
である。
【図3】スピンエコー法のパルスシーケンスについて説
明するためのタイミングチャートである。
【図4】本実施形態に係る超音波撮像装置の構成例を示
す図である。
【図5】図4の送受信部の構成例を示す図である。
【図6】図4のBモード処理部の構成例を示す図であ
る。
【図7】図4のドップラ処理部の構成例を示す図であ
る。
【図8】図4の画像処理部の構成例を示す図である。
【図9】本発明に係るMRI装置によるMR画像、超音
波撮像装置によるUS画像、および補正後のMR画像を
示す図である。
【図10】本発明に係るMRI装置によるMR画像、超
音波撮像装置によるUS画像、および補正後のMR画像
を示す図である。
【図11】本発明に係る画像合成装置の構成例を示す図
である。
【図12】座標変換を説明するための図である。
【符号の説明】
1…画像診断支援システム、2…MRI装置、2A…本
体装置、21…マグネットシステム、211…ギャッ
プ、212…主磁場マグネット部、213…勾配コイル
部、214…RFコイル部、22…RF駆動部、23…
勾配駆動部、24…データ収集部、25…制御部、26
…クレードル、2B…オペレータコンソール、27…デ
ータ処理部、28…操作部、29…表示部、3…超音波
撮像装置、31…超音波プローブ、32…送受信部、3
21…送波タイミング発生回路、322…送波ビームフ
ォーマ、323…送受切換回路、324…受波ビームフ
ォーマ、33…Bモード処理部、331…対数増幅回
路、332…包絡線検波回路、34…ドップラ処理部、
341…直交検波回路、342…MTIフィルタ、34
3…自己相関演算回路、344…平均流速演算回路、3
45…分散演算回路、346…パワー演算回路、35…
画像処理部、351…バス、352…音線データメモ
リ、353…ディジタル・スキャンコンバータ、354
…画像メモリ、355…画像プロセッサ、36…表示
部、37…制御部、38…操作部、4…画像合成装置、
41…記憶装置、42…特徴抽出部、43…MR画像補
正部、5…表示装置、6…被検体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/40 G01N 24/02 530Y A61B 5/05 382 (72)発明者 塚元 鉄二 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 橋本 浩 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA18 AB41 AB50 AD03 AD14 AD15 AD25 DA03 DA04 DA30 DB02 DB03 DB09 DC02 DC11 DC14 DC18 DC35 DC40 DD02 DE02 4C301 CC02 DD02 EE11 JC14 JC20 KK07 KK08 KK12 KK21 KK30 LL02 4C601 DE01 EE09 JC15 JC20 JC21 JC37 KK09 KK10 KK12 KK18 KK23 KK24 KK31 LL01 LL02 5B057 AA07 BA05 BA07 BA19 CA08 CB08 CE08 CG09 CH01 DA07 DA16 5L096 AA06 BA06 BA13 EA14 FA23 FA67 MA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる撮像装置で撮像された被検体の被
    検部位の複数の画像データを合成処理する画像診断支援
    システムであって、 静磁場空間に被検体を収容し、磁気共鳴信号を得るパル
    スシーケンスでデータを収集し、収集したデータに基づ
    いて画像を生成する磁気共鳴撮像装置と、 被検体に超音波を送波し画像を生成する超音波撮像装置
    と、 上記超音波撮像装置による被検部位の超音波画像データ
    を用いて、少なくとも上記超音波画像の特定的な特徴部
    を抽出し、上記磁気共鳴撮像装置で事前に取得された磁
    気共鳴画像の上記特定的な特徴部に対して上記超音波画
    像の対応する特徴部を位置合わせし、超音波画像を重ね
    合わせた磁気共鳴画像を生成する画像合成装置とを有す
    る画像診断支援システム。
  2. 【請求項2】 上記画像合成装置は、上記超音波撮像装
    置による被検部位の超音波画像データを受けて、上記超
    音波画像の特徴を抽出し、当該特徴情報と整合させるよ
    うに、上記磁気共鳴撮像装置で事前に取得された磁気共
    鳴画像を変形させて、磁気共鳴画像を補正する請求項1
    記載の画像診断支援システム。
  3. 【請求項3】 上記画像合成装置により補正された磁気
    共鳴画像を表示する表示装置を有する請求項1または2
    記載の画像診断支援システム。
  4. 【請求項4】 上記画像合成装置は、上記磁気共鳴撮像
    装置で事前に取得された磁気共鳴画像データを記憶する
    記憶装置を有し、 上記画像合成装置は、上記記憶装置から読み出した磁気
    共鳴画像に対して上記位置合わせおよび重ね合わせ処理
    を行う請求項1、2、または3記載の画像診断支援シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記画像合成装置は、上記磁気共鳴撮像
    装置で事前に取得された磁気共鳴画像データを記憶する
    記憶装置と、 上記超音波撮像装置による被検部位の超音波画像データ
    から超音波画像の少なくとも特定的な特徴部を抽出する
    特徴抽出部と、 事前に取得され上記記憶装置に保持された磁気共鳴画像
    を読み出し、読み出した磁気共鳴画像の上記特定的な特
    徴部に対して上記超音波画像の対応する特徴部を位置合
    わせし、当該特定的な特徴部の超音波画像を重ね合わせ
    て磁気共鳴画像を補正する磁気共鳴画像補正部とを有す
    る請求項1、2、または3記載の画像診断支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記磁気共鳴撮像装置は、励起パルスで
    被検体内のスピンを励起することによって生じる磁気共
    鳴信号を、エコーデータとして2次元フーリエ空間に収
    集し、収集したエコーデータを2次元逆フーリエ変換す
    ることにより、画像を再構成して上記画像合成装置に出
    力する請求項1〜5のいずれかに記載の画像診断支援シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 上記超音波撮像装置は、超音波プローブ
    を通して得られたエコー受信信号のドップラシフトに基
    づいた超音波画像をリアルタイムに生成して上記画像合
    成装置に出力する請求項1〜6のいずれかに記載の画像
    診断支援システム。
  8. 【請求項8】 異なる撮像装置で撮像された被検体の被
    検部位の複数の画像データを合成処理する画像処理方法
    であって、 磁気共鳴撮像装置における静磁場空間に被検体を収容
    し、磁気共鳴信号を得るパルスシーケンスでデータを収
    集し、収集したデータに基づいて画像を生成することに
    より磁気共鳴画像データを事前に取得しておき、 超音波撮像装置により、被検体に超音波を送波して超音
    波画像データをリアルタイムに生成し、 生成された超音波画像の少なくとも特定的な特徴部を抽
    出し、 上記磁気共鳴撮像装置で事前に取得された磁気共鳴画像
    の上記特定的な特徴部に対して上記超音波画像の対応す
    る特徴部を位置合わせし、超音波画像を重ね合わせた磁
    気共鳴画像を生成する画像処理方法。
  9. 【請求項9】 上記超音波画像の特徴を抽出し、 上記抽出した特徴情報と整合させるように、事前に取得
    された磁気共鳴画像を変形させて、磁気共鳴画像を補正
    する請求項8記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 上記補正された磁気共鳴画像を表示す
    る請求項8または9記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 上記磁気共鳴画像データは、励起パル
    スで被検体内のスピンを励起することによって生じる磁
    気共鳴信号を、エコーデータとして2次元フーリエ空間
    に収集し、収集したエコーデータを2次元逆フーリエ変
    換することにより、画像を再構成して生成する請求項
    8、9、または10記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 上記超音波画像データは、超音波プロ
    ーブを通して得られたエコー受信信号のドップラシフト
    に基づいた超音波画像をリアルタイムに形成して生成す
    る請求項8、9、10、または11のいずれかに記載の
    画像処理方法。
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