JP2003153761A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2003153761A
JP2003153761A JP2002291250A JP2002291250A JP2003153761A JP 2003153761 A JP2003153761 A JP 2003153761A JP 2002291250 A JP2002291250 A JP 2002291250A JP 2002291250 A JP2002291250 A JP 2002291250A JP 2003153761 A JP2003153761 A JP 2003153761A
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    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/04—Stackable chairs; Nesting chairs
    • A47C3/045—Stackable chairs; Nesting chairs with tipping-up seats
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/04—Stackable chairs; Nesting chairs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 美観及び使用者の快適性を不利にすることな
く、単純且つ容易な自動操作によって、量産可能な椅子
を提供する。 【解決手段】 椅子は、一対の前脚20ａ及び一対の後脚
22を有するとともにシート14及び背もたれ16を動かす支
持構造12を備える。支持構造12は、横要素18と、横要素
18の端部に固定されて一対の前脚を形成する一対の第一
棒20と、横要素18の端部に固定されて一対の後脚を形成
する一対の第二棒22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、会議やミー
ティングやショー等が開催される場所で使用されるよう
に設計された椅子に関する。
【０００２】
【従来の技術】この用途に設計された椅子は、頑丈且つ
快適な構造を特徴としなければならない。ミーティング
やショー等のようなイベント用に設計された椅子で特別
によく理解されている特徴は、使用しないときには占有
スペースを減らすために、積み重ねられるか互いに立て
掛けられるということである。しかしながら、さらに特
に重要な特徴は、美観及び使用者の快適性を不利にする
ことなく、単純且つ容易な自動操作によって、椅子が量
産可能であるということである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記要望を満足するた
めに、本発明の対象は、添付した請求項の対象を形成す
る特徴を有する椅子である。
【０００４】本発明は、単に非制限的な実施例を提供す
る添付図面を参照しながら、詳細に説明される。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１〜３を参照すると、参照符号
10は、本発明に係る椅子を示している。椅子10は、支持
構造12、シート14、及び背もたれ16を備える。支持構造
12は、一対の第一棒20と一対の第二棒22を固定する端部
を横切る横要素18を備える。要素18は、好ましくはアル
ミ合金等のような金属材料からできている。棒22は椅子
10の一対の後脚を構成し、横要素18において終端する。
棒20は、椅子10の前脚を形成する下部20ａと、背もたれ
16の支持構造の部分を形成する上部20ｂとを有する。
【０００６】図５及び６を参照すると、棒20，22が横要
素18に固定される方法が開示されている。横要素18の各
端面24には、横要素18に面する対向面に座部28を有する
第一固定要素26が使用されている。座部28は棒20の一部
分を受け入れるように設計されている。第一ネジ30は、
棒20の穴32及び第一固定要素26の穴34を通って挿入され
て、横要素18のネジ穴36と係合する。座部28の形は、横
要素18に対する予めセットされた傾斜を各棒20上に与え
るように画定される。第二固定要素38が棒20の外面に使
用される。第二固定要素38は、棒20に面する第一固定要
素26の座部28と相補的な形状の第一座部を有する。第二
固定要素38は、第二棒22を受け入れるように設計され、
第一棒20及び横要素18に対する予めセットされた傾斜状
態で第二棒22を維持するような形状をした第二座部40を
有する。第二棒22は、一対のネジ42で横要素18に固定さ
れている。ネジ42は、第二棒22の穴44や第二固定要素38
の穴46や第一固定要素26の穴48を通って延在して、横要
素18のネジ穴50と係合する。組立品は、側蓋又は棒22の
外側に固定されたカバー51の使用によって完成される。
好ましくは、棒22の上面では、閉止要素52が使用され
る。
【０００７】図６〜９を参照すると、第一固定要素26は
付属物54を有する。付属物54の中には、円筒形の座部56
が形成されている。その中には、シート14によって動か
されるピン58が、回転するように挿入される。このよう
に、シート14が、横要素18に平行な横軸を中心に関節運
動をするとともに、横要素18に関して椅子の後部に向か
って移動するように、シート14は基礎構造12に接続され
ている。したがって、シート14は、図４に示された持ち
上げられた非動作の位置と、図２に示された下げられた
動作の位置との間を動くことができる。図２の下げられ
た位置において、シート14が横要素18の上面に寄り掛か
っていることに注意することは重要である。上記横要素
18は、共に結合された椅子の二つの面を保つ構造要素で
あることに加えて、支持の要素及びシート14の運動端又
は回り止めを構成する。
【０００８】前述した固定システムによって、後脚を形
成する棒22が、前脚を形成するそれぞれの棒20について
縦方向に配置される。各棒22と対応する棒20との間の距
離は、第二固定要素38の厚みで決定される。棒20の間で
の横方向の間隔は、各外側棒22の厚みに等しいか又は大
きい。このように、非動作の位置に持ち上げられたシー
ト14をそれぞれ持った同じタイプの二つの椅子は、図７
に示すように、互いに対抗して、互いに縦方向に滑り落
ちる。好ましくは、脚20，22の下端は、椅子間の相互に
貫き合う操縦を容易にし、特に、その前にある椅子の後
脚22間に前脚20ａを挿入することを容易にするガイド面
を有する足60を持っている。好ましくは、足60は回転輪
62を持っている。
【０００９】本発明に係る椅子は、シート14を下側位置
にした状態で、図８に示すようにともに積み重ねられ
る。
【００１０】本発明に係る椅子は、最も都合がよい方法
で、すなわち互いに縦方向に滑り落ちる配置に従って、
使用されていないときに積み重ねを離すか又は、同じタ
イプの他の椅子の上面に垂直に積み重ねる。本発明に係
る椅子の構造は、椅子の様々な部品に熔接がないことに
よって、非常に素早く且つ容易な自動的な方法で量産化
されるのに適している。
【００１１】図１０〜１５を参照すると、本発明に係る
椅子の背もたれ16は、好ましくは、各横軸を中心に互い
に独立して揺動する二つのセクションから形成されてい
る。さらに詳しくは、背もたれ16は、下セクション64と
上セクション66とを備える。背もたれの両方のセクショ
ン64，66は、休息の状態で、棒20の部分20ｂと整列して
いる一対の管状部68，70を有する。図１３を参照する
と、背もたれの下セクション64の各管状部分68は、第一
弾性戻しデバイス72によって、それぞれの棒20ｂに接続
される。同様に、背もたれの上セクション68の各管状部
分70は、第二弾性戻しデバイス74によって、下フレーム
セクション64の管状部分68に接続される。
【００１２】図１４を参照すると、各弾性戻しデバイス
72，74は、上管状部材76、タイロッド78、下管状部材8
0、スライド要素82、及び弾性要素84を備える。タイロ
ッド78は、その上端で上管状部材76に連結され、その下
端でスライド要素82に接続されている。弾性要素84は、
スライド要素82と下管状部材80の内側の上壁との間に圧
縮されてセットされた螺旋状バネからなる。バネ84の推
力は、二つの管状要素76，80を接触され且つ相互に整列
した位置に維持する傾向がある。二つの管状要素76，80
の相互接触86，88の表面において、管状要素76，80の間
で相対的に搖動する軸を画定するピン90がセットされて
いる。ピン90の軸を中心に管状要素76，80の間で相互に
搖動することによって、バネ84が圧縮される。管状要素
76，80の間での相対的な傾斜の最大角度は、下管状部材
80に対するスライド要素82の最大動作によって画定され
る。スライド要素82は、管状部材78，80の間で最も傾斜
した状態で下管状部材80のエッジ94に影響を与えるよう
に設計されているショルダー92を有する。各弾性戻しデ
バイス72，74は、変形可能な材料からなる保護リング96
をさらに備える。保護リング96は、管状要素76，80の二
つのショルダー98，100を取り囲む。図１１〜１３を参
照すると、弾性戻しデバイス72の管状部材80は、棒20ｂ
の上端に挿入されてその内部に固定されるが、同じ弾性
戻しデバイスの管状部材76は、下背もたれ要素64の管状
部分に挿入されてその内部に固定される。同様に、弾性
戻しデバイス74の下管状部材80は、下背もたれ要素64の
管状部分68に挿入されてその内部に固定されるが、弾性
戻しデバイス74の上管状部材76は、上背もたれ要素66の
管状部分70に挿入されてその内部に固定される。
【００１３】図１２は、背もたれ16が最も後方に傾斜し
た状態での弾性戻し手段72，74の位置を図示している。
弾性戻しデバイス72の最大傾斜角度αは、上弾性戻しデ
バイス74の最大傾斜角度（βで示される）より大きい。
好ましくは、最大傾斜角度αは、最大傾斜角度βのおお
よそ二倍である。例えば、傾斜角度αはおおよそ１２度
であるが、傾斜角度βはおおよそ６度である。使用者の
背中の自然な曲線の曲面と同様の曲面に応じて、背もた
れの部分64，66が最も後方に傾斜した状態で配置される
限り、この状態によって、使用者が最も快適になる。
【００１４】もちろん、本発明の原理を損なうことな
く、構成の詳細及び実施形態は、請求項によって規定さ
れる本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書に図
示及び記載されたものを参照して十分に変形される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る椅子の斜視図である。
【図２】 図１の椅子の側面図である。
【図３】 図１の椅子の正面図である。
【図４】 本発明に係る、シートが持ち上げられた位置
にある椅子を示す側面図である。
【図５】 図１の矢印Ｖで示された部分を拡大した斜視
図である。
【図６】 図５の矢印ＶＩで示された部分を拡大した斜
視図である。
【図７】 本発明に係る、縦方向に互いに立て掛けられ
た二つの椅子を示す。
【図８】 本発明に係る、上面に積み重ねられた二つの
椅子を示す。
【図９】 図４のＩＸ−ＩＸ線で切り取られた断面であ
る。
【図１０】 図１の矢印Ｘによる部分斜視面である。
【図１１】 図１０のＸＩ−ＸＩ線で切り取られた断面
図である。
【図１２】 第二動作位置での、図１１と同様の断面図
である。
【図１３】 図１０の矢印ＸＩＩＩで示された部分の拡
大斜視図である。
【図１４】 図１３の矢印ＸＩＶで示されたデバイスの
拡大斜視図である。
【図１５】 図１１のＸＶ−ＸＶ線で切り取られた断面
図である。
【符号の説明】
10 椅子 12 支持構造 14 シート 16 背もたれ 18 横要素 20，22 棒（脚） 28 座部 30 ネジ 32 穴 36 ネジ穴 42 ネジ 51 カバー 54 付属物 56 座部 58 ピン 60 足 72，74 弾性戻しデバイス 76 上管状部材 78 タイロッド 80 下管状部材 82 スライド要素 84 バネ（弾性要素） 90 ピン 98，100 ショルダー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一対の前脚(20ａ)及び一対の後脚(22)を
    有するとともにシート(14)及び背もたれ(16)を動かす支
    持構造12を備える椅子であって、 支持構造(12)は、横要素(18)と、横要素(18)の端部に固
    定されて一対の前脚を形成する一対の第一棒(20)と、横
    要素(18)の端部に固定されて一対の後脚を形成する一対
    の第二棒(22)とを備えることを特徴とする椅子。
  2. 【請求項２】 後脚(22)を形成する棒(22)は、前脚を形
    成する棒(20)に関して横方向に千鳥構造であり、同じタ
    イプの二つ以上の椅子を、縦方向に互いに貫き合うこと
    又は垂直方向に重ね合わせることができるように配置さ
    れていることを特徴とする、請求項１記載の椅子。
  3. 【請求項３】 横要素(18)の各端部と一対の前脚を形成
    する各棒(20)との間にセットされた第一固定要素(26)
    と、後脚を形成する各棒(22)と前脚を形成する対応した
    棒(20)との間にセットされた第二固定要素(38)とを備え
    ることを特徴とする、請求項１記載の椅子。
  4. 【請求項４】 前記棒(20，22)と、第一固定要素(26)
    と、第二固定要素(38)と、横要素(18)との間の固定が、
    ネジ(30，42)によって行われていることを特徴とする、
    請求項３記載の椅子。
  5. 【請求項５】 第一固定要素(26)及び第二固定要素(38)
    は、横要素(18)に関して予めセットした傾斜でそれぞれ
    の棒(20，22)を引き留めるそれぞれの座部(28，40)を有
    することを特徴とする、請求項４記載の椅子。
  6. 【請求項６】 シート(14)が前記横要素(18)に平行な横
    軸を中心に回転するように取り付けられており、シート
    (14)の搖動軸がそれぞれの座部(56)内で回転できるよう
    に取り付けられた一対のピン(58)によって形成されてい
    ることを特徴とする、請求項３記載の椅子。
  7. 【請求項７】 背もたれは、各横軸を中心に独立して搖
    動する、背もたれの上セクション(66)及び背もたれの下
    セクション(64)を備えることを特徴とする、請求項１記
    載の椅子。
  8. 【請求項８】 一対の第一棒(20)の上端(20ｂ)と背もた
    れの下セクション(64)との間にセットされた一対の第一
    弾性戻し手段(72)と、 背もたれの下セクション(64)と背もたれの上セクション
    (66)との間にセットされた一対の第二弾性戻し手段(74)
    と、を備えることを特徴とする、請求項７記載の椅子。
  9. 【請求項９】 前記一対の第一弾性戻し手段(72)は、一
    対の第二弾性戻し手段(74)の最大傾斜角度(β)より大き
    な最大傾斜角度(α)を有することを特徴とする、請求項
    ８記載の椅子。
  10. 【請求項１０】 一対の第一弾性戻し手段(72)の最大傾
    斜角度(α)は、一対の第二弾性戻し手段(74)の最大傾斜
    角度(β)の実質的に二倍であることを特徴とする、請求
    項９記載の椅子。
  11. 【請求項１１】 前記弾性戻し手段(72)のそれぞれは、
    相互に整列配置された位置で前記管状要素(76，80)を維
    持する傾向がある、弾性要素(84)と協働するタイロッド
    (78)によって共に接続された一対の管状要素(76)を備え
    ることを特徴とする、請求項８記載の椅子。
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