JP2003153355A - 音声認識遠隔制御装置 - Google Patents

音声認識遠隔制御装置

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JP2003153355A
JP2003153355A JP2001347498A JP2001347498A JP2003153355A JP 2003153355 A JP2003153355 A JP 2003153355A JP 2001347498 A JP2001347498 A JP 2001347498A JP 2001347498 A JP2001347498 A JP 2001347498A JP 2003153355 A JP2003153355 A JP 2003153355A
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voice recognition
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control device
communication
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Application number
JP2001347498A
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Mitsumasa Shirata
満将 白田
Seiji Fujiwara
誠司 藤原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の被制御装置に対して操作ボタン数の
増加による操作性の低下を防止し、一台で複数の被制御
装置を効率的に遠隔操作できる音声認識遠隔制御装置を
提供する。 【解決手段】 画像表示装置1、音声認識装置2、ユー
ザー入力装置3、記憶装置4、制御信号送信装置5、及
び制御装置6を有している。複数の被制御装置7、8、
9を画像表示装置1で表示し、その表示切替と遠隔制御
操作を音声認識装置2を介した音声入力またはユーザー
入力装置3からの物理的入力により行う。各装置に必要
なデータは記憶装置4に予め記憶させておき、各装置の
動作を制御装置6で制御し、複数の被制御装置を1つの
音声認識遠隔制御装置でコントロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔制御可能な機
器を操作する遠隔制御装置に関し、特に一台の遠隔制御
装置で複数の被制御装置を音声入力を用いて容易に遠隔
操作できる音声認識遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に遠隔制御装置(通称リモコン)
は、家庭や業務用のテレビ受像機、ビデオデッキ、DV
D、オーディオ装置、エアコン、扇風機、照明器具など
の電気機器を使用者が手元のリモコンセットから操作す
るために用いられる。最近の電気機器では、通常各電気
機器の操作に対しそれぞれの機器用の遠隔制御コード
(符号)を備えた一つ以上の遠隔制御装置(リモコンセ
ット)が付随している。また当然のことながら制御対象
となる電気機器が複数になると、それぞれの電気機器用
の個別の遠隔制御装置が必要となるため価格の点でも、
また操作の煩雑な点においても効率が悪い。
【0003】そこで最近では、使用者が各電気機器の操
作に対応した遠隔制御コードを登録しておき、遠隔操作
したい電気機器の動作に対応した遠隔制御コードを送信
することができる学習方式の遠隔制御装置が使用されて
いる。また多くの電気機器のそれぞれの遠隔制御コード
を予め記憶させてあるプリメモリ方式の遠隔制御装置も
使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の学習方式の
遠隔制御装置では、使用者が遠隔制御したい電気機器に
対応する遠隔制御コードを記憶してあるボタンを多数の
ボタンの中から選び出す必要がある。したがって多数存
在するボタンのうちそれぞれのボタンがどの電気機器の
動作に対応しているのかを、使用者が忘れてしまった場
合には遠隔制御操作をできないという問題があった。ま
た従来のプリメモリ方式の遠隔制御装置では、多くの電
気機器に対応できるようにするためにボタン数が非常に
多くなり操作が煩雑になっていた。そこでボタン数を減
らすために1つのボタンに複数の電気機器の遠隔制御コ
ードを割り当てたものでは、各電気機器の遠隔制御コー
ドを送信できる状態に切り替える操作が必要となり操作
が不便であるという問題があった。
【0005】また個別の遠隔制御装置についても、最近
の電気機器では機能を向上するため操作項目数が大幅に
増加しており、それに伴いボタン数が著しく増加してい
る。例えば個別の遠隔制御装置でも表と裏の両方にボタ
ンを配置したり、上部フタを開閉してボタンを2重構造
にしたりして対応している。したがって、ユーザー(特
に中・高齢者ユーザー)にとっては、ボタン数の増加も
操作の不便さに対する要因の一つとして考えられる。
【0006】上述したように、従来の学習方式及びプリ
メモリ方式の遠隔制御装置、あるいは個別の遠隔制御装
置では、いずれの遠隔制御装置においても使用上のボタ
ン操作が不便であるという問題があった。本発明の目的
は、音声入力を用いることによりボタン操作を簡単に
し、一台の遠隔制御装置で複数の被制御装置を容易に遠
隔操作できる音声認識遠隔制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の音声認識遠隔制
御装置は、複数の被制御装置の遠隔制御に関する情報を
画像で表示する画像表示装置、前記画像表示装置の表示
切替操作と遠隔制御操作とを入力する音声入力手段また
は物理的入力装置、及び前記複数の被制御装置に対して
それぞれの制御信号を送信する制御信号送信装置を有し
ている。
【0008】この構成によれば、画像表示装置に表示さ
れる遠隔制御装置を使用者が音声入力手段または物理的
入力手段により選択し、選択した被制御装置に対する遠
隔制御情報を表示する画面に切り替えることができる。
そして表示された遠隔制御情報に基づき音声入力装置ま
たは物理的入力装置により制御信号送信装置を通じて制
御信号を送信して被制御装置を遠隔操作できる。これに
より、複数の被制御装置を画像表示に基づく音声入力や
物理的入力により容易に遠隔操作できる。その結果、煩
雑なボタン操作を殆ど用いることなく簡単に多くの被制
御装置を確実に遠隔操作することができる。
【0009】本発明の別の観点による音声認識遠隔制御
装置は、遠隔制御可能な複数の被制御装置を遠隔制御す
るための複数の遠隔制御装置を表示する画像表示装置、
前記画像表示装置に表示された遠隔制御装置を選択切替
する入力装置としての音声を認識するための音声認識回
路、操作者が被制御装置を物理的入力でそれぞれ遠隔制
御を行うユーザー入力装置、前記画像表示装置、前記音
声認識装置、及び前記ユーザー入力装置に用いられるデ
ータを記憶する記憶装置、及び前記複数の被制御装置に
対してそれぞれの制御信号を送信する制御信号送信装置
を有している。
【0010】この構成によれば、画像表示装置に表示さ
れる遠隔制御装置を使用者が音声入力手段により選択
し、選択した被制御装置に対する遠隔制御情報を表示す
る画面に切り替えることができる。そして表示された遠
隔制御情報に基づきユーザー入力装置により制御信号を
入力して被制御装置を遠隔操作できる。これにより、複
数の被制御装置を音声入力により選択し、選択された被
制御装置をユーザー入力装置により容易に遠隔操作でき
る。その結果、煩雑なボタン操作を殆ど用いることなく
簡単に多くの被制御装置を確実に遠隔操作することがで
きる。
【0011】上記構成の音声認識遠隔制御装置におい
て、前記画像表示装置が、複数の被制御装置の制御情報
を表示するのが好ましい。これにより、表示された被制
御装置の制御情報に基づきユーザー入力装置により容易
に遠隔操作できる。また前記音声認識装置が、ユーザー
ごとに音声と制御動作をカスタマイズできるのが好まし
い。これによりユーザの声質、方言なまり等を登録する
ことで、正確にユーザーの音声による入力を行うことが
できる。また前記ユーザー入力装置が、物理的入力スイ
ッチであるのが好ましい。物理的入力スイッチとしてタ
ッチパネルスイッチ、プッシュスイッチ、トグルスイッ
チ、ダイアルスイッチ、レバースイッチ、加速度スイッ
チなどを用いることができる。これにより、制御信号の
入力がボタンスイッチを用いることなく簡便にできる。
【0012】また前記記憶装置が、遠隔制御用データを
記憶すると共に、外部から必要なデータをダウンロード
するのが好ましい。そのために前記記憶装置が、記憶媒
体読出書込装置、外部ネットワークI/F、携帯端末通
信装置、及び被制御装置との通信I/Fのうち少なくと
も一つを備えるのがさらに好ましい。これにより、被制
御装置を機種変更したり、増加した場合に必要となる新
たなデータを容易に記憶させることができる。また前記
記憶媒体読出書込装置が、制御情報を記憶している記憶
媒体からデータをダウンロードし、前記記憶装置にデー
タを記憶させるのがさらに好ましい。
【0013】また前記外部ネットワークI/Fが、外部
ネットワークに接続され、制御情報を記憶している外部
ネットワーク機器から有線通信または無線通信によりデ
ータをダウンロードし、前記記憶装置にデータを記憶さ
せるのがさらに好ましいまた前記携帯端末通信装置が、
外部ネットワークに接続可能な携帯端末から有線通信ま
たは無線通信により制御情報をダウンロードし、前記記
憶装置に記憶させるのがさらに好ましい。また前記携帯
端末と外部ネットワークとの間でデータの通信中、更に
は通信中以外に携帯端末の電力供給装置を充電するため
の充電回路を備えるのがさらに好ましい。
【0014】また前記被制御装置とのI/Fが、被制御
装置のもつ制御情報を有線通信または無線通信により被
制御装置から受信して、前記記憶装置に記憶させるのが
好ましい。これにより被制御装置を機種変更したり、増
加した場合に必要となるデータを被制御装置から容易に
受け取り記憶させることができる。前記被制御装置との
I/Fが複数の被制御装置との相互の有線通信または無
線通信により被制御装置と制御情報を送受信するのがさ
らに好ましい。これにより被制御装置の動作状態をユー
ザーが把握して遠隔制御することができる。
【0015】また前記制御情報が、被制御装置に付属す
る遠隔制御装置の外観又はアイコンを示す画像情報、音
声入力と制御命令との対応情報、物理的入力と制御命令
との対応情報、及び遠隔制御を支援する付加情報として
のアプリケーション情報を含むのが好ましい。前記アプ
リケーション情報をユーザーがカスタマイズできるのが
さらに好ましい。これにより例えば音声出力を小さくす
ることを「音量小さく」または「静かに」という音声で
制御できるというようにユーザーの言葉で自由に制御で
きる。
【0016】また被遠隔制御装置との通信I/Fが、複
数の被制御装置に対して同じ動作を求めるリクエスト信
号をそれぞれの被制御装置に送信し、前記リクエスト信
号に対して応答可能な被制御装置が返信信号を返信する
のが好ましい。これにより例えば外出時や睡眠時に多く
の被制御装置の動作状態を把握した上で一言で同時に切
断したりすることができる。また前記記憶媒体読出書込
装置または前記画像表示装置を遠隔制御装置の外部に設
け、有線通信または無線通信による制御データや画像デ
ータの転送により制御情報を記憶させたり、手元の携帯
端末により被制御装置を自由に制御できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音声認識遠隔制御
装置の、好適ないくつかの実施例について添付の図面を
参照しつつ説明する。被制御装置は、遠隔制御されるテ
レビ、ビデオ、エアコンなど遠隔制御装置(以下、リモ
コン)が付属された遠隔制御可能な電気機器として説明
する。
【0018】《実施例1》図1は、本発明の実施例1の
音声認識遠隔制御装置10の構成を示すブロック図であ
る。この実施例1の音声認識遠隔制御装置10は、画像
表示装置1、音声認識装置2、及びユーザー入力装置3
に必要な制御情報を記憶装置4に予め記憶しているもの
として説明する。図1において、実施例1の音声認識遠
隔制御装置10は、画像表示装置1、音声認識装置2、
ユーザー入力装置3、記憶装置4、制御信号送信装置
5、及び制御装置6を有している。そして実施例1の音
声認識遠隔制御装置10は、被制御装置(I)7、被制
御装置(II)8、及び被制御装置(N)9の動作を遠隔
制御する。
【0019】前記画像表示装置1は、好ましくは液晶表
示装置を含み予め記憶装置4に記憶されているユーザー
20が被制御装置7、8、9を遠隔制御するためのアプ
リケーション情報(リモコンの表示及びそのリモコンの
それぞれの操作ボタンなどの情報等)を制御装置6から
の制御信号に基づき切り替えて表示する。前記音声認識
装置2は、好ましくはマイクロフォンと専用処理装置を
用いた既知の装置であり、入力したユーザー20の音声
を認識して、画像表示装置1に表示させる画像、すなわ
ち複数の遠隔制御装置の切替え操作や、表示されたボタ
ン操作などの操作情報を制御装置6に送る。
【0020】前記ユーザー入力装置3は、好ましくはタ
ッチパネルスイッチ、プッシュスイッチ、トグルスイッ
チ、ダイアルスイッチ、レバースイッチ、加速度スイッ
チなどの物理的入力スイッチを含んで構成されている。
そして画像表示装置1に表示されている画像ボタンを選
択してユーザー20の入力する物理的入力に基づき操作
情報を検出し、その操作情報を制御装置6に送る。
【0021】記憶装置4は、画像表示装置6、音声認識
装置2、ユーザー入力装置3で必要となる画像データ、
音声データ、制御情報を予め記憶している。制御信号送
信装置5は、複数の被制御装置7、8、9に対して遠隔
制御信号を無線通信または有線通信によりそれぞれ送信
し、被制御装置7、8、9を遠隔操作する。制御装置6
は、音声認識遠隔制御装置10内部の記憶装置4、画像
表示装置6、音声認識装置2、制御信号送信装置5、及
びユーザー入力装置3を制御する。
【0022】実施例1の音声認識遠隔制御装置10の具
体的な外観について図2を参照しつつ説明する。図2に
示すように実施例1の音声認識遠隔制御装置10は、画
像表示装置として液晶表示装置1、音声認識装置として
マイク2(スピーカー兼用)、ユーザー入力装置の物理
的入力スイッチとしてタッチパネルスイッチ3、及び被
制御装置7、8,9へ制御信号(赤外光)を送信する制
御信号送信装置5を有している。さらに外部の記憶媒体
とのインターフェースとしてメモリカードスロット22
a、外部ネットワーク端末31の送信装置31aとネッ
トワークI/F32との間の通信装置として赤外受信セ
ンサー32a、及び携帯端末41への充電装置として携
帯充電スタンド43aを有している。ユーザーは、この
音声認識遠隔制御装置10の液晶表示装置1に表示され
た画像情報の中からマイク2を通じての音声またはタッ
チパネルスイッチにより制御対象機器や制御ボタンを選
択入力して被制御機器を遠隔制御することができる。
【0023】次に以上のように構成された実施例1の音
声認識遠隔制御装置10の動作について図1及び図3を
参照しつつ説明する。図3は、実施例1の音声認識遠隔
制御装置の動作を説明するためのフローチャートであ
る。図3に示すように、ユーザーが遠隔操作をスタート
する場合、ステップS101において音声または物理的
入力により遠隔操作対象の電気機器の名称を入力する。
そして図1の音声認識遠隔制御装置10は、ユーザーの
声による音声入力を認識する音声認識装置2、またはユ
ーザーの物理的入力を判断するユーザー入力装置3のい
ずれかにより操作対象機器の名称を示す単語音声入力
(声でテレビ、ビデオ、エアコン、FM、DVDなど)
または物理的入力がなされたかどうかを判断する。
【0024】ステップS102において、図1の音声認
識装置2またはユーザー入力装置3のいずれかにも入力
がない場合、あるいは間違った入力がなされた場合に
は、画像表示装置1に表示される画面は、被遠隔制御装
置の名称リスト、時計画面、風景画面などが表示され、
待受け画面となっている。ステップS103において、
図1の音声認識装置2またはユーザー入力装置3のいず
れかに入力が入った場合、音声認識遠隔制御装置は音声
または物理的入力に基づく被制御装置の操作画面を画像
表示装置1に表示する。例えば音声入力で「テレビ」と
いう被制御装置を認識すれば、テレビ受像機に付属して
いるテレビリモコンと同じボタン配置のリモコン画面を
画像表示装置1に表示させる。このように被制御装置の
詳細操作事項(音量調整、チャンネル変更、電源、入力
切替、消音など)を実行できる準備を行う。
【0025】ステップS104において、図1の音声認
識装置2またはユーザー入力装置3のいずれかに制御項
目としての単語入力(音量、○○チャンネル、電源、入
力切替、消音など)がなされたかどうかの判断を行う。
そして音声認識遠隔制御装置を次の動作に進めるかどう
かにつき判断する。ステップS105において、図1の
音声認識装置2またはユーザー入力装置3のいずれかに
入力がない場合、あるいは間違った入力がなされた場合
には、画像表示装置1に表示する画面は、ステップS1
03で選択されたリモコン画面表示を継続する。
【0026】ステップS106において、図1の音声認
識装置2またはユーザー入力装置3のいずれかに詳細操
作事項を示す入力が入った場合、音声認識遠隔制御装置
は音声または物理的入力に基づく遠隔制御信号を制御信
号送信装置5から被制御装置に向けて送信する。例えば
音声で「音を大きく」「チャンネル6」または「NHK
総合」などと発声して入力すれば、それに基づく遠隔制
御信号を被制御装置に送信してくれる。この動作はステ
ップS103で選択したリモコン画面が画像表示装置1
に表示されている間有効であり、「終わり」などと音声
入力してSTART位置に戻さない限りいつでも詳細操
作を行えるようになる。
【0027】また一定時間以上図1の音声認識装置2ま
たはユーザー入力装置3のいずれにも入力がない場合に
は、画像表示装置1を自動的に待受け画面に切替えるよ
うにしてもよい。また入力する音声と操作対象の被制御
装置の名称や詳細操作事項の対応としては、地方による
発音の違い(方言)や独特の呼び方なども考慮してユー
ザーで自由にカスタマイズできるようにしてもよい。
【0028】上記のステップS103における表示画面
の具体的なイメージとして、例えば従来付属しているリ
モコンをそのまま画像表示してボタン配置を同一にし、
従来のリモコンとの互換性を持たせればユーザーは操作
しやすいことになる。また頻繁に使用するボタンだけを
画像表示して操作しやすいアプリケーションを提供する
ことも考えられる。これは通常被制御装置には少なくと
も1つのリモコンが付属しているが、これらのリモコン
には最近の操作数の大幅増加に伴い、ボタン数が著しく
増加している。したがって従来の複合型リモコンでは同
じリモコンでも表裏両面にボタンを配置したり、上部フ
タを開閉してボタンを2重構造にしたりして対応してい
た。ところがユーザー(特に中・高齢者ユーザー)にと
っては、全てのボタンが必要なわけではないから、通常
の操作に必要なボタンのみを表示させて操作画面を簡略
化し、操作しやすくするといったことが望ましい。
【0029】また同じ被制御装置に対して複数のユーザ
ーが存在すれば、それぞれ固有の操作方法があるので、
各ユーザーに対応できるように各装置のコントロール、
及び各装置間のデータコントロール等を各ユーザーごと
にカスタマイズできるようにしてもよい。実施例1の音
声認識遠隔制御装置によれば、音声入力を用いることに
よりボタン操作を簡便にして、一台の遠隔制御装置で複
数の被制御装置を容易に遠隔操作できる。
【0030】《実施例2》図4は、本発明の実施例2の
音声認識遠隔制御装置10aの構成を示すブロック図で
ある。実施例2の音声認識遠隔制御装置10aは、被制
御装置を遠隔制御するために必要なデータを記憶媒体を
介して外部から入手する点が実施例1の音声認識遠隔制
御装置10と異なるものである。したがって実施例1の
ものと同様の構成要素については、同じ符号を付し重複
する説明は省略する。また実施例1において説明した図
2に示す具体例についても、特に説明の無い限り同様に
本実施例2のものに適用できる。
【0031】図4において、実施例2の音声認識遠隔制
御装置10aは、画像表示装置1、音声認識装置2、ユ
ーザー入力装置3、記憶装置4、制御信号送信装置5、
制御装置6、記憶媒体21、及び記憶媒体読出書込装置
22を有している。図2のメモリーカード用スロット2
2aがこの記憶媒体読出書込装置22のインターフェー
スとなっている。
【0032】記憶媒体21は、画像表示装置1、音声認
識装置2、ユーザー入力装置3、制御信号送信装置5、
及び制御装置6で必要となるデータを外部から記憶装置
4にダウンロードするために持ち運び可能なメモリカー
ドやCD−ROMなどのような記憶媒体である。記憶媒
体読出書込装置22は、記憶媒体21に記憶されている
データを記憶装置4に記憶するために読出し動作を行
う。また音声認識遠隔制御装置10a内部の設定状態な
どをバックアップするためにデータを記憶媒体21に記
録させる書込み動作を行う。
【0033】次に本実施例2の音声認識遠隔制御装置の
具体的動作例について説明する。例えば被制御装置とし
てテレビ、ビデオ、オーディオ機器、エアコンなどの被
制御装置には通常リモコンが付属している。本発明では
ソフトウェア的にリモコンを再現して画像表示する点
と、複数のリモコン画像を音声によって切替えられる点
に特徴があり、被制御装置の機種変更等により必要とな
る制御用データについてはダウンロードにより入手する
ことが必要となる。しかしこれらの必要となる制御用デ
ータをユーザーが入手する場合は、メーカーや量販店か
らCD−ROMなどの記憶媒体に制御用データを書き込
んだものを入手したり、量販店などでメモリカードなど
の記憶媒体21に制御用データを書き込んで提供しても
らう方法が考えられる。
【0034】これらの方法によりユーザーが入手した記
憶媒体21に記録された制御用データは、記憶媒体読出
書込装置22により音声認識遠隔制御装置の内部の記憶
装置4にダウンロードする。この記憶媒体21としては
様々なメディアが考えられるが、将来メモリカード等の
小型の記憶媒体が非常に安価なものとなった場合は、家
電量販店などでダウンロードサービスを行うまでもな
く、メーカーが被制御装置と一緒に記憶媒体ごと配布し
てもよい。実施例2の音声認識遠隔制御装置に必要な制
御用データを記憶装置4にダウンロードした後の動作に
ついては、前述の実施例1のものと同様の動作を行うの
で説明は省略する。
【0035】実施例2の音声認識遠隔制御装置によれば
被制御装置の機種変更や機能向上に伴い必要となる制御
用データを容易に記憶装置4にダウンロードして適切な
制御用データに書きかえることができる。その結果被制
御装置の追加や変更に容易に対応できる音声認識遠隔制
御装置が実現できる。
【0036】《実施例3》図5は、本発明の実施例3の
音声認識遠隔制御装置10bの構成を示すブロック図で
ある。実施例3の音声認識遠隔制御装置10bは、遠隔
制御するために必要なデータをPCなどの外部ネットワ
ーク端末を介して外部から入手する点が、前記実施例1
及び実施例2のものと異なる。したがって実施例1及び
実施例2の音声認識遠隔制御装置と同様の構成要素につ
いては、同じ符号を付し重複する説明を省略する。また
前記実施例1及び実施例2において説明した図2に示す
具体例についても、特に説明の無い限り同様に適用され
る。
【0037】図5に示す、実施例3の音声認識遠隔制御
装置は、画像表示装置1、音声認識装置2、ユーザー入
力装置3、記憶装置4、制御信号送信装置5、制御装置
6、記憶媒体21、記憶媒体読出書込装置22、外部ネ
ットワーク端末31、及びネットワークI/F32を有
している。外部ネットワーク端末31は、たとえばパソ
コンのようにインターネットなどの外部ネットワーク3
3に接続できる端末である。
【0038】ネットワークI/F32は、画像表示装置
1、音声認識装置2、ユーザー入力装置3、制御信号送
信装置5、及び制御装置6で必要となるデータを外部ネ
ットワーク端末31を通して外部から記憶装置4にダウ
ンロードするためのインターフェースである。図2の具
体的イメージではパソコンのような外部ネットワーク端
末31の送信装置31aとネットワークI/F32の赤
外受信センサー32aとの間で赤外光により交信する。
サーバー34は、各メーカーがリモコン用のデータを提
供するものであったり、各メーカーのリモコン用データ
を一括して取り扱うサービス会社のサーバーであっても
よい。
【0039】次に本実施例3の音声認識遠隔制御装置の
具体例について説明する。例えば家電製品メーカーが自
社の製品に付属しているリモコンと同じ機能を実現させ
るリモコン用データを自社のホームページ上で公開して
サーバー34として提供する。ユーザーはそのサーバー
34から提供されるリモコン用データをパソコンなどの
外部ネットワーク端末31に一時ダウンロードし、次に
ネットワークI/F32を介して記憶装置4にリモコン
用データをダウンロードして記憶させる実施例3の音声
認識遠隔制御装置に必要なリモコン用データを記憶装置
4にダウンロードして記憶させた後の動作については、
前述の実施例1のものと同様の動作を行うので説明は省
略する。
【0040】以上説明した実施例3の音声認識遠隔制御
装置によれば、被制御装置に必要となるリモコン用デー
タを容易に予め記憶装置4にダウンロードして適切なリ
モコン用データを記憶させることができる。その結果、
被制御装置に容易に対応できる音声認識遠隔制御装置が
実現できる。またこの実施例3の音声認識遠隔制御装置
のように外部ネットワークに接続できる環境、またはデ
ジタル放送を受信できる環境に設定できる場合(ブロー
ドバンド設定)は、FM多重放送やデジタル放送に含ま
れるニュースや天気などの情報を表示させ待受け画面と
して有効に利用することもできる。
【0041】《実施例4》図6は、本発明の実施例4の
音声認識遠隔制御装置10cの構成を示すブロック図で
ある。本実施例4の音声認識遠隔制御装置10cは、遠
隔制御するために必要なデータを携帯電話、PHS、P
DAなどの携帯端末を介して外部から入手する点と、携
帯端末の充電を行う点が前記実施例1〜3のものと異な
る。したがって前記実施例1〜3による音声認識遠隔制
御装置と同様の構成要素については、同じ符号を付し重
複する説明を省略する。また前記実施例1〜3において
説明した図2に示す具体例についても、特に説明の無い
限り同様に適用されるものとする。
【0042】図6において、本発明の実施例4の音声認
識遠隔制御装置は、画像表示装置1、音声認識装置2、
ユーザー入力装置3、記憶装置4、制御信号送信装置
5、制御装置6、記憶媒体21、記憶媒体読出書込装置
22、携帯端末41、携帯端末通信装置42、及び充電
装置43を有している。携帯端末41は、携帯電話、P
HSなどの持ち運び可能、且つ充電器を必要とする端末
であり、外部ネットワーク33に接続することで、音声
認識遠隔制御装置10cで必要となる制御用データをサ
ーバー34から受信して携帯端末通信装置42を通して
記憶装置4にダウンロードする。
【0043】携帯端末通信装置42は、画像表示装置
1、音声認識装置2、ユーザー入力装置3、制御信号送
信装置5、制御装置6で必要となるデータや、携帯端末
41用のコンテンツを画像表示装置1に出力したり、ま
たは音声出力装置を設けて音声を出力させたり、または
携帯端末41のデータのバックアップを行う等の携帯端
末41からデータを記憶装置4にダウンロードするため
の通信装置である。充電装置43は、家庭などで携帯端
末41を使用していない場合に携帯端末41の電源バッ
テリーの充電動作を行うものである。USB接続等でデ
ータのやり取りを行いつつ充電を可能にすることもでき
る。図2の具体的イメージで示す携帯充電スタンド43
aに携帯端末41を差し込んで充電することができる。
【0044】次に本実施例4の音声認識遠隔制御装置1
0cの具体的使用例について図6を参照しつつ説明す
る。例えば家電製品メーカーが自社の製品に付属してい
るリモコンと同じ機能を実現させるリモコン用データを
自社のホームページ上で公開してサーバー34として提
供する。ユーザーは携帯電話やPHSなどの携帯端末4
1により外部ネットワーク33と交信して前記リモコン
用データを携帯端末通信装置42を介して記憶装置4に
ダウンロードして記憶させる。また充電装置43により
携帯端末41の電源バッテリーの充電を行う。実施例4
の音声認識遠隔制御装置に必要なリモコン用データを記
憶装置4にダウンロードして記憶させた後の動作につい
ては、前述の実施例1のものと同様の動作を行うので説
明は省略する。
【0045】図5に示した前記実施例3のものでは外部
ネットワーク端末31に一旦ダウンロードしたデータを
記憶装置4に再びダウンロードしてリモコン機能を持た
せていた。これに対しこの実施例4の音声認識遠隔制御
装置10cによれば、携帯端末41が通信圏内にある場
合は、場所を問わずリアルタイムに外部ネットワーク端
末33に接続できる。また音声認識遠隔制御装置と携帯
端末41とが一体となり充電を行うことで、携帯端末4
1のサポートによるリアルタイム通信などの機能を安定
して実現することができる。加えて携帯端末41の小さ
な画面を携帯端末通信装置42を通して画像表示装置1
に見やすい大きさで表示することも可能となる。
【0046】また携帯端末が低料金でブロードバンド接
続が可能となることにより、テレビやPC以外に音楽や
映像を表示できることとなり、デジタルテレビで情報を
引き出したり、PCを立ち上げてから情報を引き出した
りと、操作上あるいは時間的に不便である現時点のサー
ビスよりも、より素早く、簡単に情報を引き出せるとい
った安定した機能を実現することができる。
【0047】《実施例5》図7は、本発明の実施例5の
音声認識遠隔制御装置10dの構成を示すブロック図で
ある。本実施例5の音声認識遠隔制御装置10dは、遠
隔制御するために必要なデータを被制御装置のそれぞれ
から得てダウンロードする点と、被制御装置の状態をモ
ニタリングできる点が前記実施例1〜4のものと異なっ
ている。前記実施例1〜4の音声認識遠隔制御装置と同
様の構成要素については、同じ符号を付し重複する説明
を省略する。また前記実施例1〜4において説明した具
体的動作例についても、特に説明の無い限り同様に適用
されるものとする。
【0048】図7に示す、本実施例5の音声認識遠隔制
御装置10dは、画像表示装置1、音声認識装置2、ユ
ーザー入力装置3、記憶装置4、制御信号送信装置5、
制御装置6、記憶媒体21、記憶媒体読出書込装置2
2、及び被制御装置との通信I/F51とを有してい
る。被制御装置との通信I/F51は、被制御装置7,
8,9を遠隔制御するために必要なデータを被制御装置
7,8,9から得て記憶装置4にダウンロードしたり、
被制御装置7,8,9の動作状態を画像表示装置1に表
示したりするインターフェースである。破線矢印52は
被制御装置(I)7と被制御装置との通信I/F51と
の双方向通信、破線矢印53は被制御装置(II)8と被
制御装置との通信I/F51との双方向通信、破線矢印
54は被制御装置(N)(第N番目の被制御装置)9と
被制御装置との通信I/F51との双方向通信をそれぞ
れ示している。
【0049】次に本実施例5の音声認識遠隔制御装置1
0dの具体的動作例について図7を参照しつつ説明す
る。例えば家電製品メーカーが自社の製品に付属してい
るリモコンと同じ機能を実現さるのに必要なリモコン用
データを製品に記憶させておきユーザーは付属のリモコ
ンを使用して遠隔制御することができる。本実施例5の
音声認識遠隔制御装置10dは、被制御装置との通信I
/F51を通じて被制御装置7,8,9のもつリモコン
用データを記憶装置4にダウンロードすることにより付
属リモコンと同様の遠隔制御が行えるようになる。
【0050】また被制御装置7,8,9と本音声認識遠
隔制御装置10dとの間でリモコン用データのやり取り
の他に、被制御装置の動作状態を示す情報などを双方向
通信で得て画像表示装置1に表示することにより、ユー
ザーはその表示画面を用いてより高度な制御を簡単な操
作で行うことができる。実施例5の音声認識遠隔制御装
置10dに必要なリモコン用データを記憶装置4にダウ
ンロードして記憶させた後の動作については、前述の実
施例1のものと同様の動作を行うので説明は省略する。
【0051】《実施例6》図8は、本発明の実施例6の
音声認識遠隔制御装置10eの構成を示すブロック図で
ある。本実施例6の音声認識遠隔制御装置10eは、被
制御装置(I)〜(N)7,8,9を遠隔制御する通信
方法が前記実施例4のものと異なるものである。この通
信方法は一度に複数の被制御装置の動作を遠隔制御する
場合の通信方法であって、構成要素については実施例5
のものと同様に被制御装置との通信I/F51と被制御
装置(I)7,被制御装置(II)8,被制御装置(N)
9との間の双方向通信を可能にするための構成が必須で
ある。それ以外の構成要素は実施例4のものと同様であ
る。したがって前記実施例4及び実施例5の音声認識遠
隔制御装置と同様の構成要素については、同じ符号を付
し重複する説明を省略する。また前記実施例1〜5にお
いて説明した具体的使用例についても、特に説明の無い
限り同様に適用される。
【0052】図8に示す実施例6の音声認識遠隔制御装
置は、画像表示装置1、音声認識装置2、ユーザー入力
装置3、記憶装置4、制御信号送信装置5、制御装置
6、記憶媒体21、記憶媒体読出書込装置22、外部ネ
ットワーク端末31、ネットワークI/F32、携帯端
末41、携帯端末通信装置42、充電装置43、被制御
装置との通信I/F51とを有している。
【0053】次に以上のように構成された実施例6の音
声認識遠隔制御装置10eの動作について、図9を参照
しつつ説明する。図9は、本実施例6の音声認識遠隔制
御装置10eの動作例を説明するためのフローチャート
である。図9に示すように、ユーザーが一度に複数の被
制御装置を遠隔操作して電源をオンにする場合、ステッ
プS201において音声または物理的入力により「電
源」という信号を入力する。そうすると本音声認識遠隔
制御装置10eは被制御装置全体に対して「電源状態確
認信号」を送信する。
【0054】ステップS202において、電源状態確認
信号を受信したそれぞれの被制御装置は、現時点での電
源状態を返信する。ステップS203において、各被制
御装置から返信された電源状態を画像表示装置1に表示
し、ユーザーに各被制御装置の電源状態を知らせる。ス
テップS204において、ユーザーは画像表示装置に表
示された各被制御装置の中から、電源をオンしたい被制
御装置を選択する。例えば電源をオンにできる被制御装
置の名称にそれぞれ番号を対応させてユーザーに示し、
ユーザーはその番号を順次音声入力または物理的入力で
入力する。
【0055】ステップS205において、選択された被
制御装置にオン信号が送信され、同時に選択された複数
の被制御装置に電源が入る。このように実施例6の音声
認識遠隔制御装置によれば、複数の被制御装置に同時に
同一の動作をさせる入力方法が提供されることにより、
実施例1の制御方法ではユーザーが複数の被制御装置を
操作する場合に入力回数が多くなりリモコンの切り替え
が大変であるという問題を克服することができる。
【0056】例えばユーザーがテレビ受像機の電源のみ
をオン、その他の被制御装置の電源をオフにしている状
態だとする。その時ユーザーがDVDとエアコンの電源
をオンにしようとした場合、実施例1〜5の音声認識遠
隔制御装置では、画像表示装置1に表示された被制御装
置7、8,または9を切替えてそれぞれ電源をオンにす
る必要がある。本実施例6のものでは電源がオフになっ
ている被制御装置を画像表示させ、その中から電源オン
する被制御装置を選択することができるので入力操作の
回数を減らすことができる。
【0057】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように、本
発明の音声認識遠隔制御装置によれば、複数の被制御装
置を画像に選択的に表示された特定の一つのリモコンに
より簡単に操作できる。すなわち一台の音声認識遠隔制
御装置により複数の被制御装置を遠隔制御できる。その
結果、リモコン数を減らしリモコンの置き場所を確保し
やすくなるという効果が得られる。また画像表示された
リモコンの切り替えや制御操作の入力を音声入力にする
ことで操作性が飛躍的に向上する。その結果ユーザー
(特に中・高齢者ユーザー)にとって通常の操作に必要
なボタンのみを表示させて操作画面を簡略化して、操作
しやすくするといったことも可能となる。
【0058】また、同じ被制御装置に対して複数のユー
ザーが存在すれば、それぞれ固有の操作方法を各ユーザ
ーごとにカスタマイズできるようにすることもでき、ユ
ーザーに適した言葉で遠隔制御することができる。また
被制御装置に必要となるリモコンデータを記憶媒体、パ
ソコン通信または携帯端末を通じて外部サーバーから容
易に記憶装置4にダウンロードして適切なリモコンデー
タを記憶させることができる。その結果被制御装置の増
加や機種変更に対して容易に対応できる音声認識遠隔制
御装置が実現できる。このリモコンデータの供給サービ
スが広く普及すれば、これまではメーカーがそれぞれの
電気機器に付属させるリモコンのハードウェア設計を行
ってきたものをリモコンデータのソフトウェア設計に移
行することが可能となる。したがって効率的な開発を行
える。さらに電気機器毎に付属させていたリモコンセッ
トが不要となるため、リモコンセットを構成する資源の
削減が可能となり環境対策である省資源化においても効
果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の音声認識遠隔制御装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例1の音声認識遠隔制御装置の具
体例を示す斜視図
【図3】本発明の実施例1の音声認識遠隔制御装置の動
作を説明するためのフローチャート
【図4】本発明の実施例2の音声認識遠隔制御装置の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例3の音声認識遠隔制御装置の構
成を示すブロック図。
【図6】本発明の実施例4の音声認識遠隔制御装置の構
成を示すブロック図
【図7】本発明の実施例5の音声認識遠隔制御装置の構
成を示すブロック図
【図8】本発明の実施例6の音声認識遠隔制御装置の構
成を示すブロック図
【図9】本発明の実施例6の音声認識遠隔制御装置の動
作を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
1 画像表示装置 2 音声認識装置 3 ユーザー入力装置 4 記憶装置 5 制御信号送信装置 6 制御装置 7 被制御装置(I) 8 被制御装置(II) 9 被制御装置(N) 10,10a,10b,10c,10d,10e 音声
認識遠隔制御装置 20 ユーザー 21 記憶媒体 22 記憶媒体書込読出装置 22a メモリカード用スロット 31 外部ネットワーク端末 31a 送信装置 32 ネットワークI/F 32a 赤外受信センサー 33 外部ネットワーク 34 サーバ 41 携帯端末部 42 携帯端末通信装置 43 充電装置 43a 充電ソケット 51 被制御装置との通信I/F 52 被制御装置との通信I/Fと被制御装置(I)
間の双方向通信を示す矢印 53 被制御装置との通信I/Fと被制御装置(II)
間の双方向通信を示す矢印 54 被制御装置との通信I/Fと被制御装置(N)
間の双方向通信を示す矢印
フロントページの続き Fターム(参考) 5C056 AA05 CA01 CA11 EA02 EA05 EA09 5D015 KK01 LL08 5K048 AA13 BA01 DA02 DB04 EB02 EB14 FB02 FB15 FC01 GC06 HA01 HA02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御装置の遠隔制御に関する情
    報を画像で表示するための画像表示装置、 前記画像表示装置の表示切替操作と遠隔制御操作とを入
    力するための音声入力装置または物理的入力装置、及び
    前記複数の被制御装置に対してそれぞれの制御信号を送
    信する制御信号送信装置を有することを特徴とする音声
    認識遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 遠隔制御可能な複数の被制御装置を遠隔
    制御するための複数の遠隔制御装置を表示する画像表示
    装置、 前記画像表示装置に表示された遠隔制御装置を選択切替
    する入力手段としての音声を認識して所定の信号を出力
    するための音声認識装置、 操作者が被制御装置を物理的入力方法でそれぞれ遠隔制
    御を行うユーザー入力装置、前記画像表示装置、前記音
    声認識装置、及び前記ユーザー入力装置に用いるデータ
    及び関連処理ソフトを記憶格納している記憶装置、及び
    前記複数の被制御装置に対するそれぞれの制御信号を送
    信するための制御信号送信装置を有することを特徴とす
    る音声認識遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示装置が、 複数の遠隔制御装置の制御情報を表示することを特徴と
    する請求項2に記載の音声認識遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 前記音声認識装置が、 複数操作者ごとの音声認識と制御動作との関係をそれぞ
    れカスタマイズする状態をもつことを特徴とする請求項
    2に記載の音声認識遠隔制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ユーザー入力装置が、物理的入力ス
    イッチであることを特徴とする請求項2に記載の音声認
    識遠隔制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶装置が、遠隔制御用データを記
    憶するとともに、外部から必要なデータをダウンロード
    するようにされていることを特徴とする請求項2に記載
    の音声認識遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶装置へ記憶するデータをダウン
    ロードするための記憶媒体読出書込装置、外部ネットワ
    ークI/F、携帯端末通信装置、及び被制御装置との通
    信I/Fのうち少なくとも1つを有することを特徴とす
    る請求項6に記載の音声認識遠隔制御装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶媒体読出書込装置が、制御情報
    を記憶している記憶媒体からデータをダウンロードし、
    前記記憶装置にデータを記憶させるようにしたことを特
    徴とする請求項7に記載の音声認識遠隔制御装置。
  9. 【請求項9】 前記外部ネットワークI/Fが、外部ネ
    ットワークに接続され、制御情報を記憶している外部ネ
    ットワーク機器から有線通信または無線通信によりデー
    タをダウンロードし、前記記憶装置にデータを記憶させ
    るようにしたことを特徴とする請求項7に記載の音声認
    識遠隔制御装置。
  10. 【請求項10】 前記携帯端末通信装置が、外部ネット
    ワークに接続可能な携帯端末から有線通信または無線通
    信により制御情報をダウンロードし、前記記憶回路に記
    憶させるようにしたことを特徴とする請求項7に記載の
    音声認識遠隔制御装置。
  11. 【請求項11】 前記携帯端末と外部ネットワークとの
    間でデータの通信中、または通信中以外の期間において
    前記携帯端末の電力供給装置を充電するための充電回路
    を有するようにしたことを特徴とする請求項10に記載
    の音声認識遠隔制御装置。
  12. 【請求項12】 前記被制御装置とのI/Fが、 制御情報をもつ前記被制御装置から有線通信または無線
    通信によりデータをダウンロードし、前記記憶回路に記
    憶させるようにしたことを特徴とする請求項7に記載の
    音声認識遠隔制御装置。
  13. 【請求項13】 前記被制御装置との通信I/Fが、 複数の前記被制御装置へ制御信号を送信し、被制御装置
    と有線通信または無線通信を行うようにしたことを特徴
    とする請求項7から請求項12のいずれかに記載の音声
    認識遠隔制御装置。
  14. 【請求項14】 前記被制御装置との通信I/Fが、 前記記憶回路に記憶された制御情報に基づき前記制御信
    号の一つである遠隔制御用信号を出力することを特徴と
    する請求項13に記載の音声認識遠隔制御装置。
  15. 【請求項15】 前記制御情報が、 複数の被制御装置にそれぞれ付属する各遠隔制御装置の
    外観又はアイコンを示す画像情報、音声入力と遠隔制御
    用信号との対応情報、物理的入力と遠隔制御信号との対
    応情報、及び遠隔制御を支援する付加情報としてのアプ
    リケーション情報、のうちの少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項2乃至請求項14に記載の音声認識
    遠隔制御装置。
  16. 【請求項16】 前記アプリケーション情報は、ユーザ
    ーがカスタマイズできることを特徴とする請求項15に
    記載の音声認識遠隔制御装置。
  17. 【請求項17】 被制御装置との通信I/Fが、 複数の被制御装置に対して同じ動作を求めるリクエスト
    信号をそれぞれの被制御装置に送信し、前記リクエスト
    信号に対して応答可能な状態の被制御装置が返信信号を
    返信することを特徴とする請求項7に記載の音声認識遠
    隔制御装置。
  18. 【請求項18】 記憶媒体読出書込装置が、 その音声認識遠隔制御装置の外部に設けられていること
    を特徴とする請求項7から請求項17のいずれかに記載
    の音声認識遠隔制御装置。
  19. 【請求項19】 前記画像表示装置が、 その音声認識遠隔制御装置の外部に設けられ、有線通信
    または無線通信による画像データのその音声認識遠隔制
    御装置から外部の画像表示装置への転送により画像を表
    示することを特徴とする請求項7から請求項17のいず
    れかに記載の音声認識遠隔制御装置。
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