JP2003152821A - 単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行う方法およびシステム - Google Patents

単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行う方法およびシステム

Info

Publication number
JP2003152821A
JP2003152821A JP2002038814A JP2002038814A JP2003152821A JP 2003152821 A JP2003152821 A JP 2003152821A JP 2002038814 A JP2002038814 A JP 2002038814A JP 2002038814 A JP2002038814 A JP 2002038814A JP 2003152821 A JP2003152821 A JP 2003152821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
data
byte
transmission unit
mouse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002038814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3894806B2 (ja
Inventor
Jerii Kuo
ジェリー クオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Silitek Corp
Original Assignee
Silitek Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Silitek Corp filed Critical Silitek Corp
Publication of JP2003152821A publication Critical patent/JP2003152821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3894806B2 publication Critical patent/JP3894806B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/02Amplitude-modulated carrier systems, e.g. using on-off keying; Single sideband or vestigial sideband modulation
    • H04L27/04Modulator circuits; Transmitter circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロ
トコルにおいて符号化および識別を行うシステムおよび
方法を提供する。 【解決手段】 第1データ送信ユニット40、第2データ送
信ユニット50およびデータ受信ユニット60から成る無線
システムは、1回のパケット送信の間に、振幅シフトキ
ーイング(ASK)変調技術、反復送信および単一周波数F3
を使用して、パケットを2回送信し得る。無線モジュー
ル401,501,601のコストを減少すべく、パケット送信時
間の長さは2つの別個のパケットを送信するに必要な時
間の合計の4倍とされることから、2台のデータ送信ユ
ニット40,50の同時制御と、単一のデータ受信ユニット6
0を使用しての2つの別個のパケットの識別とが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号化の方法および
システムに関する。さらに具体的には本発明は、無線マ
ウスもしくはキーボードなどの単一周波数無線周辺機器
用の無線送受信プロトコルにおいて符号化および識別を
行うシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日においてコンピュータ用のキーボー
ドまたはマウスなどの殆どの周辺機器は、電気コード(c
ord)を介してデータを転送する。これらの機器の電気コ
ードは移動を制限することが多く、離れたところでユー
ザが操作することができない。前記の問題を克服する無
線設計態様を備えたキーボードおよびマウスは好評を博
しているが、比較的に高価である。更に、これらの無線
周辺機器の殆どは個別に設計されていることから、それ
ら自身の送受信ユニット・セットに付属している。従っ
て、もし2つの無線周辺機器を購入すると別個の2組の
無線送受信ユニットも購入せねばならず、機能的に重複
した各機器に対して余分な費用が掛かる。
【0003】更に別の製品は無線式のキーボードおよび
マウスに対して1つの受信ユニットのみを使用するが、
依然として問題が残る。たとえば、無線キーボードおよ
び無線マウスは異なる搬送周波数を使用することから、
無線送受信機において異なる設計態様が必要とされる。
すなわち、受信ユニットは2つの別個の周波数を受信せ
ねばならない。図1を参照すると、第1データ送信ユニ
ット10(たとえばマウス)は無線送信モジュール101を介
してデータを送信すべく搬送周波数F1を使用する一方、
第2データ送信ユニット20(たとえばキーボード)は無線
送信モジュール201を介してデータを送信すべく搬送周
波数F2を使用する。受信端すなわちデータ受信ユニット
30は無線受信モジュール301を介して両方の搬送周波数F
1およびF2を受信する。前記各搬送周波数の不一致の故
に、第1データ送信ユニット10および第2データ送信ユニ
ット20は異なる無線周波数(RF)モジュールを使用せねば
ならず、すなわち、無線送信モジュール101および201は
異なる設計態様を有さねばならない。同様に、受信端す
なわちデータ受信ユニット30は、そのソフトウェア設計
態様において2つの異なる周波数切換技術を使用せねば
ならない。企業は、斯かる技術提供のためにソフトウェ
アおよびハードウェア設計の両者の研究開発に更なる費
用を要し、この余分な費用は製品価格に跳ね返る。この
分野における現在の研究開発の焦点は、複数の無線周辺
機器間におけるデータ伝送を達成すべく共通の送受信プ
ロトコルを見出すことであり、従って1つの周波数のみ
を使用することである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の技術的問題から
見て、本発明の目的は単一周波数無線周辺機器用の無線
送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行うシス
テムおよび方法を提供することである。本発明は振幅シ
フトキーイング(ASK)変調および時分割多重化(TDM)を使
用することから、無線周辺機器(たとえばキーボードお
よびマウス)は同一周波数を使用してデータを送信およ
び受信し得る。斯かる方法によれば無線モジュール(た
とえばRFもしくはIR)のコストおよび電力消費は相当に
低下すると共に、複雑な周波数切換技術をシステムのソ
フトウェアに含む必要が無くなる。本発明の更なる目的
は、他の家庭用電子機器との干渉を防止すべく一意的な
識別コードを備えた単一周波数無線周辺機器用の無線送
受信プロトコルにおいて符号化および識別を行うシステ
ムおよび方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により開示された
技術を用い、単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プ
ロトコルにおいて符号化および識別を行う方法が提供さ
れる。本発明は、ASK変調と、第1データ送信ユニット、
第2データ送信ユニットおよびデータ受信ユニットから
成る無線システムの搬送周波数として単一周波数を利用
し、以下に記述される手順によりデジタル・データの送
信を行う。第1データ送信ユニットの第1データ・パケッ
トおよび第1識別パケットならびに第2データ送信ユニッ
トの第2データ・パケットおよび第2識別パケットのパケ
ット送信時間を設定すると共に、反復送信により、1回
のパケット送信期間の間にパケットを2回送信する。ま
た、第1データ送信ユニットの第1データ・パケットおよ
び第2データ送信ユニットの第2データ・パケットのデー
タ内容を符号化すると共に、第1および第2データ送信ユ
ニットのレポート・レート(report rate)に従いデータ
・パケットの各ブロックの内容を設定する。更に、第1
データ送信ユニットの第1IDパケットおよび第2データ送
信ユニットの第2IDパケットを設定することにより第1デ
ータ送信ユニットおよび第2データ送信ユニットを区別
すると共に、第1および第2データ送信ユニットのレポー
ト・レートに従いデータ・パケットの各ブロックの内容
を設定する。最後に、当該通信システムがデータ符号化
モードに在って第1および第2データ・パケットを送信し
ている場合に、識別キーを設定する。識別キーを押圧す
るとシステムは、該システムが第1および第2IDパケット
を送信し得るデータ識別モードへと切換わる。
【0006】上記技術を用いて本発明は、単一周波数無
線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて符号化お
よび識別を行うシステムを提供する。システムは、第1I
Dパケットを設定するための第1IDキーと第1データ・パ
ケットを送信するための第1無線送信ユニットとを有す
る第1データ送信ユニットと、第2IDパケットを設定する
ための第2IDキーと第2データ・パケットを送信するため
の第2無線送信ユニットとを有する第2データ送信ユニッ
トと、第1データ・パケット、第1IDパケット、第2デー
タ・パケットおよび第2IDパケットを受信すべく使用さ
れる第3データ受信ユニットを有するデータ受信ユニッ
トと、を備える。
【0007】本発明の適用性の更なる範囲は以下に与え
られる詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしな
がら、当業者であればこの詳細な説明から本発明の精神
および範囲内で種々の変更および改変が明らかとなるの
で、詳細な説明および特定例は本発明の好適実施例を示
すが例示的なものとしてのみ与えられることを理解すべ
きである。本発明は、以下の詳細な説明から更に十分に
理解されよう。但し各図面は例示のみを目的としてお
り、本発明を限定するものでは無い。
【0008】
【発明の実施の形態】単一周波数無線周辺機器用の無線
送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行うシス
テムを示す図2を参照すると、本発明の単一周波数シス
テムは、第1データ送信ユニット40、第2データ送信ユニ
ット50およびデータ受信ユニット60を含んでいる。第1
データ送信ユニット40および第2データ送信ユニット50
はそれぞれ、自身の無線送信モジュール401および501を
有している。共通搬送周波数F3を使用するRFもしくはIR
送信モジュールいずれかであり得るという点でこれらの
2個のモジュールは構成的に同一である。データ受信ユ
ニット60は、単一搬送周波数F3を受信するためにのみ必
要とされる無線受信モジュール601を有する。本発明の
システムは送信端および受信端の両者において1つの搬
送周波数のみを使用することから、比較的に簡単な設計
態様を採用し得る。
【0009】以下においては、1つの周波数のみを使用
して2個の無線周辺機器の送信を達成する本発明の方
法、すなわち、単一周波数無線周辺機器用の送受信プロ
トコルにおいて符号化および識別を行う本発明の方法を
記述する。
【0010】第1に、単一周波数が使用されるので、ASK
変調技術が使用される。ASK変調技術は1つの周波数に
よる動作により特徴付けられるとともに、ビット列にお
ける連続的な1の長さに従いパルス幅を変調し得る。図
3における如く、原データ信号x(t)はASK変調の後で信
号SASK(t)に変えられる。ビット1は、パルス幅がTbであ
るSASK(t)の部分となり、ビット11は、パルス幅が2Tb
あるSASK(t)の部分となり、0はゼロ出力を示す。従って
システムは、無線モジュールにおける電力を節約し得
る。
【0011】第2に、システムは図2における第1データ
送信ユニット40および第2データ送信ユニット50の如き
周辺機器間におけるパルス時間を分割すべく、TDMを利
用する。この方法の詳細は以下に記述される。
【0012】図4を参照すると、第1データ送信ユニッ
トのデータ・パケットを送信するに必要な時間は時間B
であり、この場合にT1は一回の送信を完了するに必要な
時間である。パケットが歪みなく送信されるのを確実と
すべく各パケットは2回送信されるものであり、時間T2
は各パケット間の時間である。第2データ送信ユニット
のデータ・パケットを送信するに必要な時間は時間Aで
あり、この場合にT3は一回の送信を完了するに必要な時
間である。パケットは同様に2回送信され、T4は各パケ
ット間の時間である。
【0013】しかしながら、2つの異なるパケットを並
列に送信するためには、それらはTDMを用いて異なる時
点で送信されねばならない。第1データ送信ユニットか
ら見た場合に第1データ送信ユニットの2回の反復デー
タ・パケット送信の間の時間間隔T2は、図5で、 T2≧A……(1) のようにAより長くなければならない。第1データ送信ユ
ニットの合計送信時間T1と、第1データ送信ユニットが
データ・パケットを2回送信するための時間(T2+2B)と
の間の時間差は、第2データ送信ユニットがそのパケッ
トを2回送信するに必要な時間を包含するに十分なもの
とされるべきである、すなわち、 T1−(T2+2B)≧T4+2A……(2) である。
【0014】第2データ送信ユニットから見た場合に第2
データ送信ユニットによる2回の反復パケット送信の間
の時間間隔T4は、図6で、 T4≧T2+2B……(3) のように第1データ送信ユニットによるパケットの反復
送信に必要な時間より長くなるように設定される。第2
データ送信ユニットの合計送信時間T3と、第2データ送
信ユニットがデータ・パケットを2回送信するための時
間(T4+2A)との間の時間差は、第1データ送信ユニットが
そのパケットを2回送信するに必要な時間を包含するに
十分なものとされるべきであり、すなわち、 T3−(T4+2A)≧T2+2B……(4) である。式(1)〜(4)を組み合わせて、以下の式、 T1≧4(A+B)……(5)、および、 T3≧4(A+B)……(6) が得られる。従って、第1および第2データ送信ユニット
による完全な送信に必要な時間は、個々のパケットを送
信するに必要な時間の合計の4倍より長くなければなら
ない。
【0015】この設計態様の効果は、受信端から見た場
合に明らかである。すなわち図7における如く、第1お
よび第2データ送信ユニットの両者が同時にデータを送
信したとすれば、データ受信ユニットにより受信される
データ・パケットは第1および第2データ送信ユニットの
データ・パケットの重複の故に識別不可能である。しか
しながら、第1データ送信ユニットによる反復送信間の
時間間隔はT2≧Aであり且つ第2データ送信ユニットによ
る反復送信間の時間間隔はT4≧Bであることから、もし
第1のパケットBおよびAが重複すると反復パケットB'お
よびA'が更に重複することは有り得ない。その場合、デ
ータ受信ユニットはパケットBおよびAを正しく受信し得
る。
【0016】実際、本発明の反復送信設計態様の故に、
データ受信ユニットは送信の間において重複が生ずるか
否かに関わらずにパケットを正しく受信し得る。故に本
発明によればTDMを使用することで、受信端では一式の
受信機器のみが必要とされ、すなわち、データ受信ユニ
ットは個々のパケット内容の識別のみが必要である。2
つの異なる周辺機器を扱うという本発明の技術すなわち
パケット内容の設計態様が、実用例として無線マウスお
よび無線キーボードを用いて以下に記述される。マウス
およびキーボードは異なるデータを送信することから、
パケットの設計態様は異なり得る。以下においては、マ
ウスおよびキーボードに対するパケットの詳細構成を記
述する。
【0017】図12は、マウスのデータ・パケット構成で
ある。マウスは、各バイトが8ビットから成る5バイトの
データを使用する。各バイトの詳細な説明は以下の通り
である。バイト1はパケット・コマンドであり、以下の
ものから成る。 機器タイプ:データ送信ユニットのタイプを識別すべく
使用され、たとえばマウスは“10”と識別される。 シーケンス番号(Seq. no):受信されたパケットのシー
ケンス番号を識別すべく使用される。たとえば反復パケ
ットは同一のシーケンス番号(たとえば1および1、また
は、0および0)を有するが2個の別個のパケットは異な
るシーケンス番号を有し、もし1つのパケットがシーケ
ンス番号0を有すれば続くパケットは1となり、またはそ
の逆となる。 バッテリ切れ(Bat. Low):データ送信ユニットのバッテ
リの状態である。0は正常と指定され、1はバッテリ切れ
と指定され得る。 設定(Set):IDコード状態を識別すべく使用される。0は
送信中と指定され、1はIDコードの設定中と指定され得
る。 M:マウスの中央ボタンの状態。1は、中央ボタンが押圧
されたことをシグナリングする。 R:マウスの右ボタンの状態。1は、右ボタンが押圧され
たことをシグナリングする。 L:マウスの左ボタンの状態。1は左ボタンが押圧された
ことをシグナリングする。 バイト2はx方向におけるマウスの動作を表すベクトルに
対するデータであり、負の方向は2の補数で表される。
もし設定ビットが1なら、バイト2は機器のIDを表す。バ
イト3はy方向におけるマウスの動作を表すベクトルに対
するデータであり、負の方向は2の補数で表される。バ
イト4は、マウス関連コマンドの残りを含むマウス・コ
マンドであり以下のものから成る。 YS:X方向における動作の符号ビット。 XS:Y方向における動作の符号ビット。 Z0〜Z3:Z方向におけるマウスの動作。 B5:マウスの第5ボタンの状態。1は押圧されたことをシ
グナリングする。 B4:マウスの第4ボタンの状態。1は押圧されたことをシ
グナリングする。 バイト5はチェックサムであり、パケットに関連するエ
ラーを検出すべく使用される。
【0018】図13はキーボードのデータ・パケット構成
である。キーボードは、各バイトが8ビットから成る3
バイトのデータを使用する。各バイトの詳細な説明は以
下の通りである。バイト1はパケット・コマンドであ
り、以下のものから成る。 機器タイプ:データ送信ユニットのタイプを識別すべく
使用され、たとえばキーボードは01と識別される。 シーケンス番号:受信されたパケットのシーケンス番号
を識別すべく使用される。たとえば反復パケットは同一
のシーケンス番号(たとえば1および1、または、0および
0)を有するが2個の別個のパケットは異なるシーケンス
番号を有し、もし1つのパケットがシーケンス番号0を
有すれば続くパケットは1となり、またはその逆とな
る。 バッテリ切れ:データ送信ユニットのバッテリの状態で
ある。0は正常と指定され、1はバッテリ切れと指定され
得る。 設定(Set):IDコード状態を識別すべく使用される。0は
送信中と指定され、1はIDコードの設定中と指定され得
る。 M/B:キーが打鍵されつつあるか解除されているかを表
し、Mは閉路(make)を表しBは開放(break)を表す。 終了(End):キーボードの状態。0は少なくとも一個のキ
ーが使用中であると指定され得る一方、1はいずれのキ
ーも使用されていないと指定され得る。 バイト2はキー番号であり、使用されたキーのコードを
出力する。もし設定(Set)が1なら、このバイトは機器ID
として使用される。バイト3はチェックサムであり、パ
ケットに関連するエラーを検出すべく使用される。
【0019】各ビットの開始コードおよび終了コードな
らびに符号化は図8(A)〜(E)に関して適切に定義され
ねばならない。尚、前記の例においてマウスは40ビット
のデータを使用するがキーボードは24ビットを使用する
ことが強調されねばならない。実際には、マウス(標準P
S/2)又はキーボードのレポート・レートは40回/秒であ
る。すなわち、毎秒当たり少なくとも40個のデータ・パ
ケットが送信され得ることから、各パケットは25ms以内
に送信されねばならない。パケット送信時間は、式(5)
および式(6)すなわち、 T1≧4(A+B)……(5)、および、 T3≧4(A+B)……(6) により更に制限されている。
【0020】この場合、完全なパケット送信時間はマウ
スのパケットおよびキーボードのパケットの送信に必要
な時間の合計の4倍より大きいものとされる。これらの
制限のもとでは、完全なパケット送信時間を24msに維持
すべく各ビットに対しては以下の時間設定が行われ得
る。図8(A)における如く、ビット0は30μsだけ高電位
とされ且つ30μsだけゼロ電位とされる。図8(B)にお
ける如く、ビット1は40μsだけ高電位とされ且つ40μs
だけゼロ電位とされる。図8(C)における如く、パケッ
ト開始データは55μsだけ高電位とされ且つ55μsだけゼ
ロ電位とされる。図8(D)における如く、パケット終了
データは70μsだけ高電位とされ且つ70μsだけゼロ電位
とされる。
【0021】この時間指定を用いて、パケット全体は図
8(E)に示された如き構成とされると共に、一切の識別
エラーなしで開始から終了までASK変調により実現され
る。更に、無線モジュールはRFもしくはIRモジュールの
いずれかを使用し得る。斯かる設計態様に基づくマウス
およびキーボードのパケット長は6ms以内に制御され得
ることから、前記の要件を満足し得る。
【0022】パケットの内容を簡潔に定義して来たが、
本発明のデータ・パケット構成に対してはマウスのデー
タ・パケットを示す図9およびキーボードのデータ・パ
ケットを示す図10を参照して更に詳述する。各バイト
は8ビットを含む。本発明はビット0およびビット1に対
して異なる長さを指定することから、データの各バイト
の継続時間はおよそ320〜480μ秒である。マウスに対す
るデータ・パケット構成の長さは約3.5msであり、キー
ボードに対するデータ・パケット構成の長さは約2.5ms
である。両機器の完全なパケット送信は約24msとなる。
【0023】システムの1つの部分は未だ定義されてい
ない。本発明は無線送受信プロトコルに対するシステム
を提供するが、この場合にシステムは隣接する無線シス
テムの識別機能を有することが必要となる。これは、ID
コードを設定することで達成される。
【0024】図2と比較して図11を参照すると、単一
周波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて
符号化および識別を行うシステムは、他の同様のシステ
ムを識別する能力も備えている。第1データ送信ユニッ
ト40、第2データ送信ユニット50およびデータ受信ユニ
ット60の各々に対して、IDキー402、502および602が夫
々付加される。これらのIDキーは、ユニットが他のどの
ユニットに対応するかを送信/受信ユニットが「知る」
ように各送信/受信ユニットを設定するのに使用され
る。これらのキーの内容は、データ・パケット内に適切
に記録される。新たなIDコードを設定するシーケンスは
以下の手順として指定され得る。最初に第1および第2デ
ータ送信ユニットに対するIDキー402および502をそれぞ
れ押してから、データ受信ユニット60のIDキー602を押
す。
【0025】図12および図13を参照すると、新たなIDコ
ードを設定する間、マウスおよびキーボード(すなわち
第1データ送信ユニット40および第2データ送信ユニット
50)のデータ・パケットの第1バイトの「設定(Set)」ビ
ットは1である。この時点にてマウスは図14に示された
データを送信する。図12におけるのと同様に、マウスは
各バイトが8ビットから成る5個のバイトを使用する。各
バイトの詳細な説明は以下の通りである。バイト1はパ
ケット・コマンドであり、図12に記述された如く、機器
タイプ、シーケンス番号、バッテリ切れおよび設定であ
る。ビットの異なる集合、すなわちカウントダウンは、
3ビットを含むと共に、7から、各パケットの送信と共に
0になるまで減少するが、この0は、カウントダウン完了
後に送信される全てのパケットが新IDコードと共に送信
されるべきことを表している。バイト2は今や、ランダ
ムに生成される機器のIDに変えられる。バイト3はチェ
ックサムである。バイト4はチェックサムの2の補数であ
り、パケット内容が正しいことを確かめるのに使用され
る。バイト5もチェックサムである。
【0026】キーボードは、図15に示されたデータを送
信する。図13のように、キーボードは各バイトが8ビッ
トから成る3個のバイトを使用する。各バイトの詳細な
説明は以下の通りである。バイト1はパケット・コマン
ドであり、図13に記述されているように、機器タイプ、
シーケンス番号、バッテリ切れおよび設定である。ビッ
トの異なる集合、すなわちカウントダウンは、3ビット
を含むと共に、7から、各パケットの送信と共に0になる
まで減少するが、この0は、カウントダウン完了後に送
信される全てのパケットが新IDコードと共に送信される
べきことを表している。バイト2は今や、ランダムに生
成される機器のIDに変えられる。バイト3はチェックサ
ムである。
【0027】本発明を記述したが、本発明が多様な手法
で変更され得ることは明らかである。斯かる変更は本発
明の精神および範囲から逸脱すると見做されるべきでは
なく、当業者にとり自明な斯かる改変の全ては添付の請
求の範囲に含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】各々が異なる搬送周波数を使用するキーボード
およびマウスを示す図である。
【図2】単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロト
コルにおいて符号化および識別を行う本発明のシステム
を示す図である。
【図3】ASK変調技術を示す図である。
【図4】データ送信ユニットによる本発明のパケット送
信を示す図である。
【図5】第1データ送信ユニットから見た本発明のパケ
ット送信を示す図である。
【図6】第2データ送信ユニットから見た本発明のパケ
ット送信を示す図である。
【図7】データ受信ユニットから見た本発明のパケット
送信を示す図である。
【図8】(A)から(E)は、本発明のビット符号化を示す
図である。
【図9】本発明において記述されたマウスのデータ・パ
ケットを示す図である。
【図10】本発明において記述されたキーボードのデー
タ・パケットを示す図である。
【図11】他の類似システムを識別する付加機能を備え
た単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルに
おいて符号化および識別を行う本発明のシステムを示す
図である。
【図12】本発明において記述されたマウスのデータ・
パケットの構成を示す図である。
【図13】本発明において記述されたキーボードのデー
タ・パケットの構成を示す図である。
【図14】本発明において記述されたマウスのIDパケッ
トを示す図である。
【図15】本発明において記述されたキーボードのIDパ
ケットを示す図である。
【符号の説明】
F3…共通搬送周波数 40…第1データ送信ユニット 50…第2データ送信ユニット 60…データ受信ユニット 401,501…無線送信モジュール 601…無線受信モジュール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月24日(2002.4.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】パケットの内容を簡潔に定義して来たが、
本発明のデータ・パケット構成に対してはマウスのデー
タ・パケットを示す図9およびキーボードのデータ・パ
ケットを示す図10を参照して更に詳述する。各バイト
は8ビットを含む。本発明はビット0およびビット1に対
して異なる長さを指定することから、データの各バイト
の継続時間はおよそ480640μ秒である。マウスに対す
るデータ・パケット構成の長さは約3.5msであり、キー
ボードに対するデータ・パケット構成の長さは約2.5ms
である。両機器の完全なパケット送信は約24msとなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図12および図13を参照すると、新たなIDコ
ードを設定する間、マウスおよびキーボード(すなわち
第1データ送信ユニット40および第2データ送信ユニット
50)のデータ・パケットの第1バイトの「設定(Set)」ビ
ットは1である。この時点にてマウスは図14に示された
データを送信する。図12におけるのと同様に、マウスは
各バイトが8ビットから成る5個のバイトを使用する。各
バイトの詳細な説明は以下の通りである。バイト1はパ
ケット・コマンドであり、図12に記述された如く、機器
タイプ、シーケンス番号、バッテリ切れおよび設定であ
る。ビットの異なる集合、すなわちカウントダウンは、
3ビットを含むと共に、7から、各パケットの送信と共に
0になるまで減少するが、この0は、カウントダウン完了
後に送信される全てのパケットが新IDコードと共に送信
されるべきことを表している。バイト2は、ランダム
生成される機器のIDである。バイト3はチェックサムで
ある。バイト4はチェックサムの2の補数であり、パケッ
ト内容が正しいことを確かめるのに使用される。バイト
5もチェックサムである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】キーボードは、図15に示されたデータを送
信する。図13のように、キーボードは各バイトが8ビッ
トから成る3個のバイトを使用する。各バイトの詳細な
説明は以下の通りである。バイト1はパケット・コマン
ドであり、図13に記述されているように、機器タイプ、
シーケンス番号、バッテリ切れおよび設定である。ビッ
トの異なる集合、すなわちカウントダウンは、3ビット
を含むと共に、7から、各パケットの送信と共に0になる
まで減少するが、この0は、カウントダウン完了後に送
信される全てのパケットが新IDコードと共に送信される
べきことを表している。バイト2は、ランダムに生成さ
れる機器のIDである。バイト3はチェックサムである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 KK05 KK06 KK07 KK14 5B087 AA02 BB00 DG02 DG03 DG06 5K014 DA03 HA10 5K028 AA14 BB04 CC05 FF14 KK32 MM08 5K034 AA19 DD01 EE11 FF02 FF05 GG06 HH01 HH02 HH07 HH11 HH16 KK02 LL01 MM03 MM08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル・データの送信を達成するため
    に、ASK変調を使用すると共に、第1データ送信ユニッ
    ト、第2データ送信ユニットおよびデータ受信ユニット
    を有する無線システムの搬送周波数として単一周波数を
    設定することにより、単一周波数無線周辺機器用の無線
    送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行う方法
    であって、 前記第1データ送信ユニットの第1データ・パケットおよ
    び第1IDパケットならびに前記第2データ送信ユニットの
    第2データ・パケットおよび第2IDパケットのパケット送
    信時間を設定すると共に、1回のパケット送信時間の間
    にパケットを2回送信する段階と、 前記第1データ送信ユニットの前記第1データ・パケット
    および前記第2データ送信ユニットの前記第2データ・パ
    ケットのデータを符号化すると共に、前記第1データ送
    信ユニットおよび前記第2データ送信ユニットのレポー
    ト・レートに従い前記データ・パケットの各ブロックを
    設定する段階と、 前記第1データ送信ユニットおよび前記第2データ送信ユ
    ニットを区別するために、前記第1データ送信ユニット
    の前記第1IDパケットおよび前記第2データ送信ユニット
    の前記第2IDパケットを設定すると共に、前記第1および
    第2データ送信ユニットの前記レポート・レートに従い
    データ・パケットの各ブロックの内容を設定する段階
    と、 通信システムがデータ符号化状態に在って前記第1およ
    び第2データ・パケットを送信している場合に、識別キ
    ーを設定すると共に、該識別キーを押圧して当該システ
    ムを、前記第1および第2IDパケットを送信し得るデータ
    識別状態へと切換える段階と、 を備えた、単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロ
    トコルにおいて符号化および識別を行う方法。
  2. 【請求項2】 前記第1データ送信ユニットは無線キー
    ボードであり、前記第2データ送信ユニットは無線マウ
    スであり、前記第1データ・パケットはキーボード・デ
    ータ・パケットであり、前記第2データ・パケットはマ
    ウス・データ・パケットであり、前記第1IDパケットは
    キーボードIDパケットであり、且つ、前記第2IDパケッ
    トはマウスIDパケットである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記単一周波数送信機器はRF送信機器お
    よびIR送信機器から成る群から選択される請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 T1≧(4A+4B)とした場合、反復された送
    信方法は第1データ・パケットを送信すると共に時間Aの
    後に該第1データ・パケットを再び送信して時間T1以内
    に完了し、 T3≧(4A+4B)であり、Aは前記第2データ・パケットの送
    信に必要な時間であり、Bは前記第1データ・パケットの
    送信に必要な時間とした場合、前記反復された送信方法
    は(A+2B)の時間だけ離して前記第2データ・パケットを
    2回送信してT3以内に完了する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 T1≧(4A+4B)とした場合、前記反復され
    た送信方法は前記第1IDパケットを送信すると共に時間A
    の後に該第1IDパケットを再び送信して時間T1以内に完
    了し、 T3≧(4A+4B)であり、Aは前記第2IDパケットの送信に必
    要な時間であり、Bは前記第1IDパケットの送信に必要な
    時間とした場合、前記反復された送信方法は(A+2B)の時
    間だけ離して前記第2IDパケットを2回送信してT3以内
    に完了する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記マウス・データ・パケットは5バイ
    ト構成であり、且つ、 各バイトの構成が、 バイト1はパケット・コマンドであって、 データ送信ユニットのタイプを識別すべく使用される機
    器タイプと、 受信されたパケットのシーケンス番号を識別すべく使用
    されるシーケンス番号と、 前記データ送信ユニットのバッテリの状態であるバッテ
    リ切れと、 IDコード状態を識別すべく使用される設定と、 前記マウスの中央ボタンの状態であるMと、 前記マウスの右ボタンの状態であるRと、 前記マウスの左ボタンの状態であるLと、から構成さ
    れ、ここにおいて、 前記機器タイプは2ビットであり、残りは単一ビットで
    あり、 バイト2はx方向における前記マウスの動作を表すベクト
    ルに対するデータであり、負の方向は2の補数で表さ
    れ、 バイト3はy方向における前記マウスの動作を表すベクト
    ルに対するデータであり、負の方向は2の補数で表さ
    れ、 バイト4は、マウス関連コマンドの残りを含むマウス・
    コマンドであって X方向における動きの符号ビットYSと、 Y方向における動きの符号ビットXSと、 Z方向における前記マウスの動きZ0〜Z3と、 前記マウスの第5ボタンの状態B5と、 前記マウスの第4ボタンの状態B4と、であり、ここにお
    いて、 前記Z0〜Z3は4ビットを使用し、残りは各々1ビットを使
    用し、 バイト5はチェックサムであり、パケットに関連するど
    のようなエラーも検出すべく使用されるような各バイト
    の構成である請求項1または2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記キーボード・データ・パケットは3
    バイト構成であり、且つ、 各バイトの構成が、 バイト1はパケット・コマンドであって、 前記データ送信ユニットのタイプを識別すべく使用され
    る機器タイプと、 受信されたパケットのシーケンス番号を識別すべく使用
    されるシーケンス番号と、 前記データ送信ユニットのバッテリの状態であるバッテ
    リ切れと、 前記IDコード状態を識別すべく使用される設定と、 前記キーが打鍵されつつあるか解除されつつあるかを表
    すM/Bと、 キーボードの状態であり、キーボードが使用されている
    か否かを表す終了と、から構成され、 バイト2はキー番号であり、使用されたキーのコードを
    出力し、 バイト3はチェックサムであり、前記パケットに関連す
    るどのようなエラーも検出すべく使用されるような各バ
    イトの構成である請求項1または2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記マウスおよびキーボードのデータ・
    パケットはビット0および1、ならびに、パケット開始お
    よびパケット終了データから成り、 前記ビット0、1および前記パケット開始およびパケット
    終了データの継続時間はASK変調により制御される請求
    項1、2または4のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ビット0は30μ秒だけ高電位とされ
    且つ30μ秒だけゼロ電位とされ、前記ビット1は40μ秒
    だけ高電位とされ且つ40μ秒だけゼロ電位とされ、前記
    パケット開始データは55μ秒だけ高電位とされ且つ55μ
    秒だけゼロ電位とされ、前記パケット終了データは70μ
    秒だけ高電位とされ且つ70μ秒だけゼロ電位とされる請
    求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記マウスのIDパケットは5バイト構
    成であり、各バイトの構成が、 バイト1はパケット・コマンドであって、 前記データ送信ユニットのタイプを識別すべく使用され
    る機器タイプと、 受信されたパケットのシーケンス番号を識別すべく使用
    されるシーケンス番号と、 前記データ送信ユニットのバッテリの状態であるバッテ
    リ切れと、 前記IDコード状態を識別すべく使用される設定と、 カウントダウンの完了時にIDコード状態を切換えるカウ
    ントダウンと、から構成され、 ここにおいて、前記機器タイプは2ビットであり、カウ
    ントダウンは3ビットであり、残りは1ビットであり、 バイト2は今や、ランダムに生成される前記機器のIDへ
    と変更され、 バイト3はチェックサムであり、 バイト4はチェックサムの2の補数であり、 バイト5はチェックサムであるような各バイト構成であ
    る請求項1または2に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記キーボードのIDパケットは3バイ
    ト構成であり、 各バイトの構成が、 バイト1はパケット・コマンドであって、 前記データ送信ユニットのタイプを識別すべく使用され
    る機器タイプと、 受信されたパケットのシーケンス番号を識別すべく使用
    されるシーケンス番号と、 前記データ送信ユニットのバッテリの状態であるバッテ
    リ切れと、 前記IDコード状態を識別すべく使用される設定と、 カウントダウンの完了時に前記IDコード状態を切換える
    カウントダウンと、から構成され、 ここにおいて、前記機器タイプは2ビットであり、カウ
    ントダウンは3ビットであり、残りは1ビットであり、 バイト2は今や、ランダムに生成される前記機器のIDへ
    と変更され、 バイト3はチェックサムであるような各バイトの構成で
    ある請求項1または2に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記マウスおよびキーボードのIDパケ
    ットはビット0および1、ならびに、パケット開始および
    パケット終了データから成り、 前記ビット0、1および前記パケット開始およびパケット
    終了データの継続時間はASK変調により制御される請求
    項1、2または5のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ビット0は30μ秒だけ高電位とさ
    れ且つ30μ秒だけゼロ電位とされ、ビット1は40μ秒だ
    け高電位とされ且つ40μ秒だけゼロ電位とされ、前記パ
    ケット開始データは55μ秒だけ高電位とされ且つ55μ秒
    だけゼロ電位とされ、前記パケット終了データは70μ秒
    だけ高電位とされ且つ70μ秒だけゼロ電位とされる請求
    項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 単一周波数無線周辺機器用の無線送受
    信プロトコルにおいて符号化および識別を行うシステム
    であって、当該システムがデータ・パケットのビットを
    転送するために必要な時間を制御するASK変調と、当該
    システムのデータ・パケットを2回送信するための反復
    送信と、を使用するシステムが、 第1IDパケットを設定すべく使用される第1IDキーと第1
    データ・パケットを送信すべく使用される無線送信モジ
    ュールとを有する第1データ送信ユニットであって、前
    記第1データ・パケットおよび前記第1IDパケットの送信
    時間は(4A+4B)である第1データ送信ユニットと、 第2IDパケットを設定すべく使用される第2IDキーと第2
    データ・パケットを送信すべく使用される無線送信モジ
    ュールとを有する第2データ送信ユニットであって、前
    記第2データ・パケットおよび前記第2IDパケットの送信
    時間は(4A+4B)である第2データ送信ユニットと、 前記第1データ・パケット、前記第1IDパケット、前記第
    2データ・パケットおよび前記第2IDパケットを受信すべ
    く使用される第3データ受信ユニットを有するデータ受
    信ユニットと、を備え、ここにおいて、 Bは前記第1データ・パケットもしくは前記第1IDパケッ
    トの送信時間である一方、Aは前記第2データ・パケット
    もしくは前記第2IDパケットの送信時間である、単一周
    波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて符
    号化および識別を行うシステム。
JP2002038814A 2001-10-26 2002-02-15 単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行う方法およびシステム Expired - Fee Related JP3894806B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW090126508A TW532015B (en) 2001-10-26 2001-10-26 Encoding and recognition method for transmission protocol of single-band wireless peripheral and system therefor
TW90126508 2001-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003152821A true JP2003152821A (ja) 2003-05-23
JP3894806B2 JP3894806B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=21679595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002038814A Expired - Fee Related JP3894806B2 (ja) 2001-10-26 2002-02-15 単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行う方法およびシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7139257B2 (ja)
JP (1) JP3894806B2 (ja)
TW (1) TW532015B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067999A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 興和株式会社 パケットデータ送信装置、及びパケットデータ送信方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM260958U (en) * 2004-07-23 2005-04-01 Blueexpert Technology Corp USB wireless transmitter with USB expansion slot
US20060270417A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-30 Topseed Technology Corp. Wireless communication system and method for the same
US20070033304A1 (en) * 2005-08-03 2007-02-08 Topseed Technology Corp. Wireless system providing unidirectional multi-channel communication for wireless input devices and method for the same
US7813448B2 (en) * 2005-10-31 2010-10-12 Broadcom Corporation Cyclic delay diversity in a wireless system
WO2012033856A1 (en) * 2010-09-07 2012-03-15 Revel Systems, Inc. Point of sale system
KR102580505B1 (ko) * 2018-09-17 2023-09-21 삼성전자주식회사 디스플레이장치, 그 제어방법 및 기록매체

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5737318A (en) * 1995-12-27 1998-04-07 Philips Electronics North America Corporation Method for initializing a wireless, packet-hopping network
US5978364A (en) * 1996-02-29 1999-11-02 Philips Electronics North America Corporation Method for routing data packets within a wireless, packet-hopping network and a wireless network for implementing the same
EP1411699B8 (en) * 1999-08-06 2006-10-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data transmission method, data transmission apparatus, and data reception apparatus
US7085233B2 (en) * 2000-10-11 2006-08-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communications control method
US6967944B2 (en) * 2001-03-30 2005-11-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Increasing link capacity via concurrent transmissions in centralized wireless LANs
US6925069B2 (en) * 2002-04-19 2005-08-02 Meshnetworks, Inc. Data network having a wireless local area network with a packet hopping wireless backbone

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067999A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 興和株式会社 パケットデータ送信装置、及びパケットデータ送信方法
JPWO2016067999A1 (ja) * 2014-10-30 2017-08-10 興和株式会社 パケットデータ送信装置、及びパケットデータ送信方法
US10164741B2 (en) 2014-10-30 2018-12-25 Kowa Company, Ltd. Packet data transmission device and packet data transmission method

Also Published As

Publication number Publication date
TW532015B (en) 2003-05-11
US20030128675A1 (en) 2003-07-10
JP3894806B2 (ja) 2007-03-22
US7139257B2 (en) 2006-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5727025A (en) Voice, music, video and data transmission over direct current wires
CA2283525A1 (en) Electronic communications system and method
AU2001257143A1 (en) Protocols for scalable communication system using overlaid signals and multi-carrier frequency communication
SG113411A1 (en) Method and system for accessing information and/or data available on a wide area computer network
US20060019615A1 (en) Wireless keying for a continuous wave (CW) amateur radio transmitter
JP2003152821A (ja) 単一周波数無線周辺機器用の無線送受信プロトコルにおいて符号化および識別を行う方法およびシステム
US6003092A (en) Signal transmission between networked computers
CN101146293B (zh) 在移动终端中避免触摸屏误操作的设备和方法
Woolley The bluetooth low energy primer
KR101245679B1 (ko) 무선 통신 네트워크에서 동기 채널 타이밍을 구현하기 위한 시스템 및 방법
EP0679300B1 (en) A wireless packet data communications modem and method of use therein
JP2002073227A (ja) 赤外線信号プロトコルを向上させる装置
EP1196854B1 (en) Method and apparatus for generating a control signal bitstream
CN1051902C (zh) 具有监视收发状态功能的移动式无线通信装置
US7113521B2 (en) Apparatus and method for re-sending data on communication channels
US20040223478A1 (en) Acknowledging data transmissions in the presence of multiple shared-communications channels
EP0228830B1 (en) Communications network
JPH11272409A (ja) 複数端末を操作可能な入力装置
JPH05207107A (ja) デジタルコードレス電話
JPS6141245A (ja) 無線デ−タ伝送システム
JP3296639B2 (ja) 通信切替システム装置
JP2004129173A (ja) 無線通信システムの送信装置
JPH02151156A (ja) 無線式プリンタ接続装置
CN113467626A (zh) 主动笔以及触控系统
WO2006137642A1 (en) Method for transmitting scan data of wireless input device and ir protocol therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050824

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050824

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050824

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060410

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees