JP2003152409A - アンテナ取付け装置 - Google Patents

アンテナ取付け装置

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JP2003152409A
JP2003152409A JP2001347774A JP2001347774A JP2003152409A JP 2003152409 A JP2003152409 A JP 2003152409A JP 2001347774 A JP2001347774 A JP 2001347774A JP 2001347774 A JP2001347774 A JP 2001347774A JP 2003152409 A JP2003152409 A JP 2003152409A
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JP
Japan
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antenna
mounting
metal fitting
fitting
adjustment
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Application number
JP2001347774A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Takahashi
智之 高橋
Hatsuhiko Narita
初彦 成田
Masami Fukuhara
正実 福原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量受け部材がアンテナの仰角及び方位角の
調整作業に際して他の部位に当接しないので作業の邪魔
とならず、しかも直径の異なる円柱状体にも適用可能に
工夫した。 【解決手段】 重量受け部材Bを、ベルト体31の一端
側に対して他端側を移動可能にすると共に所定位置で固
定可能にすることによって略円形に形成された締付け体
30と、締付け体30に嵌合することよって連続した円
形状を呈するように配置される複数個の駒体40とを有
して構成した。駒体40をベルト体31の一端側に対し
て他端側を移動し且つ所定位置に固定することによって
円柱体2に締付け固定し、駒体40の上面部に形成した
取付け金具受け面46により取付け金具Aを受けること
によって取付け金具Aの重量とともにアンテナ2の重量
を受けるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラヂアルアンテ
ナ、パラボラアンテナ或いはカセグレインアンテナ等の
指向性のあるアンテナを柱状態に取付けるのに好ましい
アンテナ取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアンテナ取付け装置とし
ては、図7に示すものが知られている(実開平3―48
904号公報参照)。
【0003】図7によれば、不図示のアンテナの取付け
金具aは取付け金具本体bと取付け金具本体bを柱状態
cに取付け固定するための支柱バンドdと取付け金具本
体b及びアンテナの重量を受ける一対の重量受け部材
e、取付け金具本体b及び重量受け部材eの間に介在す
る平面リングfとを有して構成している。
【0004】重量受け部材eが半円状の本体部gと本体
部gの両先端部をそれぞれ折曲して形成された取付け片
部hとで構成している。
【0005】そして、柱状態cにアンテナを取付ける場
合、先ず、一対の重量受け部材eを、取付け片部hを互
いに対向させることによって、本体部gを円形に形成し
た状態で柱状態cに囲繞させ、取付け片部h同士をねじ
で締着することによって、cに取着しておく。
【0006】次に、平面リングfが重量受け部材e上に
位置するように柱状体cに貫装して後、支持バンドdを
重量受け部材eに上に位置するように取付金具本体bに
ねじで仮締めして固定し、それから取付け金具本体bに
アンテナを取付け固定する。
【0007】こうしてアンテナを仮設した後、受信レベ
ルを上げるために、アンテナの仰角及び方位角を調整す
るために、柱状体cに対してアンテナと共に取付け金具
本体bを移動させて、所定の位置にアンテナが設置され
た状態で、取付け金具本体bの本止めを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のアンテナ取付け装置では、重量受け部材eは、
一対で構成し、その本体部gによって円形に形成して用
いるものであるため、取付け可能な柱状体cの直径が自
ずから限定されて、直径の異なる円柱状体に適用するこ
とはできなかった。
【0009】又、一対の重量受け部材eは、本体部gよ
り外方に突出した取付け片部h同士を締着することによ
って柱状体cに取付けているため、外方に突出する取付
け片部hがアンテナの仰角及び方位角を調整する際に他
の部位に当接して、アンテナの仰角及び方位角の調整作
業に際して邪魔になることが考えられ、最悪ではすべて
取付け直す必要も出てくることもあった。
【0010】そこで、本発明は、重量受け部材がアンテ
ナの仰角及び方位角の調整作業に際して他の部位に当接
して作業の邪魔とならず、しかも直径の異なる円柱状体
にも適用可能に工夫したアンテナ取付け装置を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、柱状体に取付け金具を介してアンテナを
設置すると共に、取付け金具及びアンテナの重量を受け
る重量受け部材を柱状体に取付けて構成するアンテナ取
付け装置であって、重量受けが、ベルト体の一端側に対
して他端側を移動可能にすると共に所定位置で固定可能
にすることによって略円形に形成された締付け体と、締
付け体に嵌合することよって連続した略円形状を呈する
ように配置される複数個の駒体とを有して構成し、締付
け体の一端側に対して他端側を移動し且つ所定位置に固
定することによって駒体を柱状体に締付け固定し、駒体
の上面部に形成した取付け金具受け面により取付け金具
を受けることによって取付け金具の重量とともにアンテ
ナの重量を受けるように構成したものである。
【0012】本発明によれば、重量受けが、ベルト体の
一端側に対して他端側を移動可能にすると共に所定位置
で固定可能にすることによって略円形に形成された締付
け体と、締付け体に嵌合することよって連続した略円形
状を呈するように配置される複数個の駒体とを有して構
成したことから、取付け金具と共にアンテナの重量を受
ける取付け金具受け面を有する駒体が外周部において互
いに円形状に並ぶことになって従来のような取付け片部
hのような突起物がなく、アンテナの仰角や方位角の調
整を容易に行うことができ、しかも、一旦取り付けた取
付け金具やアンテナを改めて取外して付け直す等を行う
必要がない。
【0013】又、締付け体に嵌合した駒体は、複数個で
構成することから、使用個数を選択すると共に締付け体
の直径を調整することによって、異なる直径を有する円
柱状体に適用することができる。柱状体は、円柱はもち
ろん、角材も使用できる。
【0014】本発明における駒体の内周部は、その中央
部に肉盗み部を有しており、肉盗み部の両外端部が前記
柱状体の外周部に圧着するようにした構成することによ
り、柱状体への圧着が線接触に近くすることができて、
単位面積あたりの加重を高くすることができる。
【0015】本発明の取付け金具が、柱状体を中心とし
て互いに対向するように柱状体の対向外周部を互いに挟
着して固定される一対の押さえ金具と、一対の押さえ金
具のうち一方の取付け金具に一端側を回転軸として他端
側が柱状体に対して水平方向に揺動可能に取付けられた
アンテナ水平方向調整金具と、アンテナ水平方向調整金
具に対して揺動可能に取付けられたアンテナ垂直方向調
整金具とで構成し、アンテナ垂直方向調整金具の一端部
にアンテナを装着するアンテナ取付け片部を設けて構成
することにより、アンテナの仰角や方位角を調整する際
に、押さえ金具に対してアンテナ水平方向調整金具を水
平に揺動したり、又、アンテナ水平方向調整金具に対し
てアンテナ垂直方向調整金具を垂直に揺動させればよ
く、簡単にアンテナの仰角や方位角を調整することがで
きる。
【0016】又本発明は、アンテナ垂直方向調整金具の
他端部に取付け孔を設けて、取付け孔に微調整用ピンを
嵌合すると共に、微調整用ピンに設けたねじ孔にアンテ
ナ水平方向調整金具に取付けたねじ棒を螺合しており、
ねじ棒を回動することによって微調整用ピンを介してア
ンテナ垂直方向調整用金具を揺動させて、アンテナの垂
直方向方位を微調整可能に構成することにより、アンテ
ナ垂直方向調整用金具により行いにくかった、垂直方向
の微調整が簡単に可能となる。
【0017】又本発明における微調整用ピンの取付け孔
は、アンテナ垂直方向調整金具の揺動軌跡線上に複数個
形成することにより、垂直方向の微調整範囲を広げるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図1乃至図6を用いて本発
明に係る実施の形態を採用したアンテナ取付け装置の構
成について説明する。
【0019】図1はアンテナを取付けた状態における本
発明に係る実施の形態をやや上方から描画した斜視図、
図2は同じくアンテナを取外した実施の形態におけるや
や下方から描画した斜視図、図3は同じくやや上方から
描画した斜視図、図4は同じく底面図、図5は同じく重
量受け部材の斜視図、図6は同じく重量受け部材を構成
する駒体の斜視図である。
【0020】図において、アンテナ1を設置する円柱状
体2には、円柱状体2を中心として互いに対向するよう
に、一対の押さえ金具3,4が装着されている。
【0021】一対の押さえ金具3,4は、平板を略コ字
状に折曲して構成しており、上下フランジ部5,6に複
数個の鋸歯状の突起5a,6aを円弧状に配して、円柱
状体2の外周部に係合するように構成され、互いに取付
けボルト7によって円柱状体2を挟着して、円柱状体2
に設置されている。又、押さえ金具3,4は左右側辺部
を折曲して、折曲補強部9が形成されている。
【0022】更に、一方の押さえ金具3の一端側には、
上下フランジ5,6にボルト状の回転軸10を掛け渡す
ように装着されている。
【0023】回転軸10には、一方の押さえ金具3に重
なるように配置されたアンテナ水平方向調整金具11の
上下フランジ部12,13が枢着されていており、この
結果、アンテナ水平方向調整金具11は回転軸10を中
心に押さえ金具3に対して水平方向に揺動可能に構成さ
れている。
【0024】一方の押さえ金具3の他端側における上下
フランジ部5,6には、ボルト状の揺動案内軸14が取
付けられていて、揺動案内軸14の上下端部は、アンテ
ナ水平方向調整金具11の上下フランジ部12,13に
形成した弓円弧状のガイド溝15内に嵌合した後、六角
状ナット16により抜け止めされている。
【0025】したがって、アンテナ水平方向調整金具1
1は、回転軸10を中心にガイド溝15の範囲内で、押
さえ金具3に対して水平方向に揺動可能に構成されてい
る。
【0026】アンテナ水平方向調整金具11に、重合対
設するようにアンテナ垂直方向調整金具17が配置され
ていて、アンテナ垂直方向調整金具17には、弓円弧状
に形成されたガイド溝18,19が互いに略ハの字状に
配置されるように形成されており、ガイド溝18,19
には、それぞれ、アンテナ水平方向調整金具11に取付
けられたボルト状の揺動ガイド軸20,21が嵌合して
おり、この結果、ナット22,23を緩めることによっ
て、アンテナ水平方向調整金具11に対して、アンテナ
垂直方向調整金具17が垂直方向に揺動調整可能に構成
している。
【0027】アンテナ垂直方向調整金具17の一端側に
は、アンテナ取付け片部24が立設されており、アンテ
ナ取付け片部24にはアンテナ1が装着されている。
【0028】アンテナ垂直方向調整金具17の他端側に
は、取付け孔25が複数個穿設されている。取付け孔2
5はそれぞれアンテナ垂直方向調整金具17の揺動軌跡
線上に配置されている。
【0029】そして、複数個の取付け孔25のうち一を
選択して、微調整用ピン26が嵌合している。微調整用
ピン26には、ねじ孔27が形成されていて、ねじ孔2
7には、アンテナ水平方向調整金具11の下端部に形成
した棚状部11aに嵌合したねじ棒28が螺合してお
り、ねじ棒28の下端に棚状部11aを挟んで螺合した
ダブルナット29を螺動させることによって、ねじ棒2
8が微調整用ピン26を介してアンテナ垂直方向調整金
具17のアンテナ水平方向調整金具11に対する垂直方
向の微調整を行うように構成している。
【0030】しかして、一対の押さえ金具4、アンテナ
水平方向調整金具11及びアンテナ垂直方向調整金具1
7によって、アンテナ1を円柱状体2に設置するための
取付け金具Aを構成していることになる。
【0031】そして、取付け金具Aは円柱状体2におい
てアンテナ1と共に重量受け部材Bによりその重量を受
けるべく構成している。
【0032】すなわち、重量受け部材Bは、図5に示す
ように、締付け体30と締付け体30に配置された複数
個の駒体40とで構成している。
【0033】締付け体30は、外周部に多数個の締結用
凹部31が形成されたベルト体31と、ベルト体の一端
側に対して他端側を移動可能にすると共に所定位置で締
結用凹部31に係合し一端側に対して他端側を固定する
歯車状係止片(不図示)を有してベルト体31を略円形に
形成する締結部材32とで構成している。締結部材32
は、締め付けねじ33を有して、締め付けねじ33を回
動することにより歯車状係止片を順次相隣り合う締結用
凹部31aへと噛合関係を変えていくことによって、ベ
ルト体31が形成する略円形の直径を変更可能に構成し
ている。
【0034】駒体40は、図6に示すように、平面視略
台形に形成された樹脂製成形品であり、外周部41側は
直面状の短辺となり、内周部42側は外周部41側に凸
となる曲面状の長辺となっている。又、内周部42側
は、その中央部に肉盗み部43が形成されていて、肉盗
み部43を挟む両外側を円柱状体2と圧着する圧着部4
4に形成されている。
【0035】更に、駒体41には、外周部41及び内周
部42に沿って、ベルト嵌合孔45が貫通形成され、ベ
ルト嵌合孔45に挿通するように肉盗み部43に覗き窓
43aが形成されている。
【0036】従って、締付け体30は、円柱状体2の直
径の大きさに応じて駒体40の数を選択してベルト体3
1に嵌合して、互いに隣り合う駒体40の内周部42先
端部同士が密接するように、締結部材32を操作してベ
ルト体31が形成する略円形状の直径を円柱状体2の直
径に適合するようにすることになる。
【0037】以上の構成により、アンテナ1を円柱状体
2に取付ける場合、先ず、円柱状体2のアンテナ1を設
置すべき所定位置に締付け体30を設置する。締付け体
30の設置に当たっては、ベルト体31の他端側を締付
け体32から抜いて、ベルト体31の他端側から、円柱
状体2の直径に適合した駒体40の個数を選択して、ベ
ルト嵌合孔45を用いて駒体40を挿入した後、ベルト
体31を円柱状体2に巻きつけて、ベルト体31の他端
側を再び締結部材32に挿入する。その後、締め付けね
じ33を回動させて、円柱状体2の外周部に駒体40の
圧着部44を圧接し、重量受け部材Bを円柱状体2に固
定する。
【0038】次に、重量受け部材Bにおける駒体40の
平面状上面が形成する取付け金具受け面46上におい
て、一対の押さえ金具3,4を、突起5a,6aを円柱
状体2の外周部に当接させた状態で、取り付けボルト7
を用いて、円柱状体2の所定の位置に締着する。締着し
た後、円柱状体2に対する押さえ金具3,4の水平方向
の位置を調整したい場合には、取付けボルト7を緩める
ことによって行い、再び締着すればよい。
【0039】次に、一方の押さえ金具3の一端側に、回
転軸10を用いてアンテナ水平方向調整金具11を揺動
可能に取付けると共に、他端側にアンテナ水平方向調整
金具11を揺動案内軸14を介して取り付ける。この結
果、アンテナ水平方向調整金具11は、ガイド溝18,
19内を揺動案内軸14が摺動しながら回転軸10を中
心に押さえ金具3,4に対して水平方向に揺動させて、
位置決めを行うことができる。そして、位置決め後は、
六角ナット16を仮締め付けることによって、アンテナ
水平方向調整金具11は仮固定される。
【0040】次に、アンテナ水平方向調整金具11に取
付けた揺動ガイド軸20,21をガイド溝18,19に
それぞれ挿通して、揺動ガイド軸20,21にナット2
2,23を螺合すれば、アンテナ垂直方向調整金具17
をアンテナ水平方向調整金具11に取付ける。揺動ガイ
ド軸20,21に対してナット22,23を緩めておく
ことによって、アンテナ垂直方向調整金具17は、アン
テナ水平方向調整金具11に対して揺動可能となり、所
定の垂直方向に調整された後、ナット22,23を仮締
め付けれ、仮固定をしておく。このとき、ねじ棒28に
螺合した微調整用ピン26を複数個の取付け孔25の位
置を選択して嵌合しておく。
【0041】次に、アンテナ垂直調整金具17のアンテ
ナ取付け片部24にアンテナ1を取付ける。
【0042】その後、アンテナ1の仰角や方位角を調整
する場合、大きな調整は、アンテナ水平方向調整金具1
1及びアンテナ垂直方向調整金具17をそれぞれ揺動調
整することにより行い、調整後は、揺動案内軸14に対
してナット15,16を本締めすることにより、アンテ
ナ水平方向調整金具11を押さえ金具3に本固定すると
共に、揺動ガイド軸20,21に対してナット22,2
3を本締めすることによって、アンテナ水平方向調整金
具11に対してアンテナ垂直調整金具17を本固定す
る。
【0043】更に、アンテナ1を垂直方向に微調整した
い場合には、ダブルナット29を螺動させることによっ
て、ねじ棒28が微調整用ピン26を介してアンテナ垂
直方向調整金具17のアンテナ水平方向調整金具11に
対する垂直方向に動かして行うことになる。このときの
微調整量は、アンテナ垂直方向調整金具17に刻設した
v字カット溝17aの目盛り31に対する位置により把
握できる。
【0044】上記のように構成した本発明に係る実施の
形態においては、重量受けBが、ベルト体31の一端側
に対して他端側を締結部材32によって移動可能にする
と共に所定位置で固定可能にすることによって略円形に
形成された締付け体30と、締付け体30に嵌合するこ
とよって連続した円形状を呈するように配置される複数
個の駒体40とを有して構成したことから、取付け金具
Aと共にアンテナ1の重量を受ける取付け金具受け面4
6を有する駒体40が外周部において互いに円形状に並
ぶことになって従来のような取付け片部hのような突起
物がなく、アンテナ1の仰角や方位角の調整は、重量受
け部材Bが揺動案内軸14等取付金具Aの構成部分に当
接することなく容易に行うことができ、しかも、一旦取
り付けた取付け金具Aやアンテナ1を改めて取外して付
け直す等を行う必要がない。
【0045】又、締付け体30に嵌合した駒体40は、
複数個で構成することから、使用個数を選択すると共に
締付け体30の直径を調整することによって、異なる直
径を有する円柱状体2に適用することができる。
【0046】又、駒体40の内周部42は、その中央部
に肉盗み部43を有しており、肉盗み部43の両外端部
の圧着部44が円柱状体2の外周部に圧着するようにし
た構成することにより、円柱状体2への圧着が線接触に
近くすることができて、単位面積あたりの加重を高くす
ることができる。
【0047】又、取付け金具Aが、円柱状体1の対向外
周部を互いに挟着して固定される一対の押さえ金具3,
4と、一対の押さえ金具3,4のうち一方の取付け金具
3に一端側を回転軸として他端側が円柱状体2に対して
水平方向に揺動可能に取付けられたアンテナ水平方向調
整金具11と、アンテナ水平方向調整金具11に対して
揺動可能に取付けられたアンテナ垂直方向調整金具17
とで構成し、アンテナ垂直方向調整金具17の一端部に
アンテナを装着するアンテナ取付け片部24を設けて構
成することにより、アンテナ1の仰角や方位角を調整す
る際に、押さえ金具3に対してアンテナ水平方向調整金
具11を水平に揺動したり、又、アンテナ水平方向調整
金具11に対してアンテナ垂直方向調整金具17を垂直
に揺動させればよく、簡単にアンテナの仰角や方位角を
調整することができる。
【0048】又、アンテナ垂直方向調整金具17の他端
部に取付け孔25を設けて、取付け孔25に微調整用ピ
ン26を嵌合すると共に、微調整用ピン26に設けたね
じ孔27にアンテナ水平方向調整金具11に取付けたね
じ棒28を螺合しており、ねじ棒28を回動することに
よって微調整用ピン26を介してアンテナ垂直方向調整
用金具17を揺動させて、アンテナ1の垂直方向方位を
微調整可能に構成することにより、アンテナ垂直方向調
整用金具17によっては行い難かった垂直方向の微調整
が簡単に可能となる。
【0049】又、微調整用ピン26の取付け孔25は、
アンテナ垂直方向調整金具の揺動軌跡線上に複数個形成
することにより、垂直方向の微調整範囲を広げることが
できる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、重量受けがベルト体の一端側
に対して他端側を移動可能にすると共に所定位置で固定
可能にすることによって略円形に形成された締付け体
と、締付け体に嵌合することよって連続した円形状を呈
するように配置される複数個の駒体とを有して構成した
ことから、取付け金具と共にアンテナの重量を受ける取
付け金具受け面を有する駒体が外周部において互いに円
形状に並ぶことになって従来のような取付け片部hのよ
うな突起物がなく、アンテナの仰角や方位角の調整に容
易に行うことができ、しかも、一旦取り付けた取付け金
具やアンテナを改めて取外して付け直す等を行う必要が
ない。
【0051】又、締付け体に嵌合した駒体は、複数個で
構成することから、使用個数を選択すると共に締付け体
の直径を調整することによって、異なる直径を有する円
柱状体に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンテナを取付けた状態における本発明に係る
実施の形態をやや上方から描画した斜視図
【図2】同じくアンテナを取外した実施の形態における
やや下方から描画した斜視図
【図3】同じくやや上方から描画した斜視図
【図4】同じく底面図
【図5】同じく重量受け部材の斜視図
【図6】同じく重量受け部材を構成する駒体の斜視図
【図7】従来のアンテナ取付け装置の分解斜視図
【符号の説明】
A 取付け金具 B 重量受け部材 1 アンテナ 2 円柱状体 3,4 押さえ金具 8,10 回転軸 11 アンテナ水平方向調整金具 17 アンテナ垂直方向調整金具 24 アンテナ取付け片部 26 微調整用ピン 27 ねじ孔 28 ねじ棒 30 締付け体 31 ベルト体 32 締結部材 40 駒体 43 肉盗み部 45 ベルト嵌合孔 46 取付け金具受け面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 正実 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 3J001 FA02 GA01 HA02 JA10 JB14 KA12 KA14 KA19 KB12 3J022 DA11 DA13 EC17 EC22 GB55 5J047 AA09 AA10 AB05 BA07 BB12 BF02 BF04 BF10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状態に取付け金具を介してアンテナを
    設置すると共に、前記取付け金具及び前記アンテナの重
    量を受ける重量受け部材を前記柱状体に取付けて構成す
    るアンテナ取付け装置であって、 前記重量受け部材は、ベルト体の一端側に対して他端側
    を移動可能にすると共に所定位置で固定可能にすること
    によって略円形に形成された締付け体と、前記締付け体
    に嵌合することよって連続した略円形状を呈するように
    配置される複数個の駒体とを有して構成し、 前記締付け体の一端側に対して他端側を移動し且つ所定
    位置に固定することによって前記駒体を前記柱状体に締
    付け固定し、前記駒体の上面部に形成した取付け金具受
    け面により取付け金具を受けることによって前記取付け
    金具の重量とともに前記アンテナの重量を受けるように
    構成したことを特徴とするアンテナ取付け装置。
  2. 【請求項2】 前記駒体の内周部は、その中央部に肉盗
    み部を有しており、前記肉盗み部の両外端部が前記柱状
    態の外周部に圧着するようにした構成したことを特徴と
    する請求項1記載のアンテナ取付け装置。
  3. 【請求項3】 前記取付け金具が、前記柱状態を中心と
    して互いに対向するように前記柱状態の対向外周部を互
    いに挟着して固定される一対の押さえ金具と、前記一対
    の押さえ金具のうち一方の取付金具に一端側を回転軸と
    して他端側が柱状態に対して水平方向に揺動可能に取付
    けられたアンテナ水平方向調整金具と、前記アンテナ水
    平方向調整金具に対して垂直方向に揺動可能に取付けら
    れたアンテナ垂直方向調整金具とで構成し、 前記アンテナ垂直方向調整金具の一端部に前記アンテナ
    を装着するアンテナ取付け片部を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のアンテナ取付け装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ垂直方向調整金具の他端部
    に取付け孔を設けて、前記取付け孔に微調整用ピンを嵌
    合すると共に、前記微調整用ピンに設けたねじ孔に前記
    アンテナ水平方向調整金具に取付けたねじ棒を螺合して
    おり、前記ねじ棒を回動することによって前記微調整用
    ピンを介して前記アンテナ垂直方向調整用金具を揺動さ
    せて、前記アンテナの垂直方向方位を微調整可能に構成
    したことを特徴とする請求項3記載のアンテナ取付け装
    置。
  5. 【請求項5】 前記微調整用ピンの取付け孔は、前記ア
    ンテナ垂直方向調整金具の揺動軌跡線上に複数個形成し
    たことを特徴とする請求項4記載のアンテナ取付け装
    置。
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