JP2003151275A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003151275A JP2001348237A JP2001348237A JP2003151275A JP 2003151275 A JP2003151275 A JP 2003151275A JP 2001348237 A JP2001348237 A JP 2001348237A JP 2001348237 A JP2001348237 A JP 2001348237A JP 2003151275 A JP2003151275 A JP 2003151275A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からデータビット幅を設定するだけで、
複数のデータビット構成にフレキシブルに対応できる半
導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 読出しサイクル時に所望のメモリセルか
ら読み出されたデータは、プリアンプ回路2で増幅され
た後、データラッチ回路3でラッチされ、リードデータ
バス切換回路4に入力される。このリードデータバス切
換回路4では、データラッチ回路3からのデータRDBの
転送先を切換えて、所望のデータ出力線DOUT又はDOUTX
に転送する。この転送先の切換えは第1のリード制御回
路6で生成されるリードデータバス切換信号RSELによっ
て行われ、この切換信号RSELは、データビット幅設
定信号MSと、データ読出し動作指定信号READと、アドレ
ス信号ADDとに基づいて生成される。転送先が切換えら
れたデータは、データ出力線DOUT、DOUTXからデータ出
力回路5を経て出力データDO、DOXとして外部へ出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に、論理回路と混載されるDRAMマクロに有
効なデータ入出力バス構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、1つのチップ上に、DRAMマク
ロをCPUやASICなどの論理回路と混載させる混載
DRAM技術が注目されている。この混載DRAM技術には、高
速処理、低消費電力、チップ点数削減などの利点があ
り、様々な機器の性能アップに効果が大きい。この混載
DRAMマクロに要求されるデータビット幅は、チップ
の使用目的に応じて32〜256ビットと様々である。
従来、様々なデータビット幅のDRAMマクロを実現す
るために、データビット幅を設定するデータビット幅設
定信号を作成し、この信号を外部から設定したり、又は
メタルマスクを用いて設定する手法が用いられている
が、入出力データバスについては、設定されるデータビ
ット幅毎にメタルマスクで切り換える手法が一般的であ
る。
【0003】図18に、一例として最大256のデータ
ビット幅に対応したDRAMマクロにおけるリードデー
タ転送回路のブロック図を示す。同図において、191
は複数のメモリセルからなるメモリセルアレイ、192
はプリアンプ回路、193はデータラッチ回路、194
はデータ出力回路、195は制御回路である。
【0004】また、同図において、GIOはメモリセルア
レイ上をグローバルにレイアウト配線され、プリアンプ
回路192に接続されるグローバルデータ線、PAOはプ
リアンプ回路192の出力信号をデータラッチ回路19
3に転送するプリアンプ出力信号線、RDBはデータラッ
チ回路193の出力信号をデータ出力回路194に転送
するリードデータ信号線、DOはデータ出力回路194の
出力信号を外部の論理回路などに出力する出力データ線
である。更に、ADDは最大ビット幅3のアドレス信号、R
EADは読出し動作指定信号、OEは前記アドレス信号ADD及
び読出し動作指定信号READに基づいて制御回路195で
生成される8ビットの出力バッファイネーブル信号であ
って、データ出力回路194に入力される。
【0005】図18のリードデータ転送回路の動作を説
明する。読出しサイクル時に、所望のメモリセルから読
み出されたデータは、プリアンプ回路192で増幅され
た後、データラッチ回路193でラッチされ、データ出
力回路194に入力される。データ出力回路194で
は、制御回路195で生成される出力バッファイネーブ
ル信号OEに基づき、データラッチ信号線RDBのラッチデ
ータが出力データ線DOから外部へ出力される。
【0006】図19は、8ビットのデータを出力するデ
ータ出力回路194のブロック図を示す。同図におい
て、200〜207は出力バッファ回路であり、各出力
バッファ回路200〜207は、制御回路195で生成
される出力バッファイネーブル信号OE<7:0>によって制
御される。出力バッファ回路200〜207に接続され
た出力データ線DO<7:0>に対しては、設定されるデータ
ビット幅毎に、メタルマスクによる短絡処理が行なわれ
る。例えば、データビット幅が256の場合、出力バッ
ファ回路200〜207に入力されるリードデータ信号
線RDB<7:0>上のリードデータは、そのまま出力データ
線DO<7:0>から外部に出力されるが、データビット幅が
128の場合は、破線210で示すように隣接2ビット
の出力データ線同士をメタルマスクで短絡処理し、1ビ
ットの外部アドレス信号に基づいて選択される4個の出
力バッファ回路(例えば200、202、204、20
6)、及び4本の出力データ線DO<0,2,4,6>から
4ビットのリードデータが出力される。同様に、データ
ビット幅が64の場合には、破線211で示すように隣
接4ビットの出力データ線をメタルマスクで短絡処理
し、2ビットの外部アドレス信号に基づいて選択される
2個の出力バッファ回路(例えば200、204)、及
び2本の出力データ線DO<0,4>を介して2ビットの
リードデータが出力され、データビット幅が32の場合
には、破線212で示すように8ビットの出力データ線
をメタルマスクで短絡処理し、3ビットの外部アドレス
信号に基づいて選択される1個の出力バッファ回路(例
えば200)、及び1本の出力データ線DO<0>を介し
て1ビットのリードデータが外部に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、データビット幅の異なるDRAMコアを設計する場
合には、データビット構成毎にメタルマスク切換が必要
となるため、マスク枚数や設計工数が増加してしまうと
いう問題や、回路及びレイアウト等の設計データ管理が
複雑になってしまうという問題があった。
【0008】また、データビット幅の広いDRAMマクロに
おいては、テストデータ用のデータバスを設けて、デー
タビット幅を圧縮して検査するのが一般的であるが、デ
ータビット幅毎にメタルマスク切換えが必要な前記従来
の構成では、通常データ用の出力バッファ回路と同数の
テストデータ用出力バッファ回路を設けなければなら
ず、チップ面積が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解決するも
のであり、その目的は、データビット幅構成が異なるD
RAMマクロを設計する場合でも、外部からデータビッ
ト幅を設定するだけで、データ入出力部におけるメタル
マスク切換えが不要なDRAMマクロを実現する半導体
記憶装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、リードデータ転送回路又はライトデー
タ転送回路において、リード又はライトデータバスを切
換えるリード又はライトデータバス切換回路を設け、こ
のデータバスの切換動作を、外部入力するデータビット
幅設定信号に基づいて制御し、これにより、外部接続さ
れるデータ線のビット幅に良好に対応した半導体記憶装
置を得ることとする。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明の半導体記
憶装置は、複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ
と、前記メモリセルアレイから外部に最大nビット(n
は整数)の並列データを読み出すことが可能なリードデ
ータ転送回路とを有する半導体記憶装置であって、前記
リードデータ転送回路は、前記メモリセルアレイから読
み出されたnビットの並列データが入力され、この並列
データのバスを切換えるリードデータバス切換回路と、
前記リードデータバス切換回路からの出力データが入力
され、入力データの全部又は一部を選択して出力するデ
ータ出力回路と、前記データ出力回路に外部接続される
データ線のビット幅を設定するデータビット幅設定信
号、及び外部アドレス信号に基づいて、前記リードデー
タバス切換回路のバス切換動作を制御する第1のリード
制御回路と、前記データビット幅設定信号に基づいて前
記データ出力回路の選択動作を制御する第2のリード制
御回路とを備え、前記メモリセルアレイから読み出され
るnビットの並列データのうち、前記データビット幅設
定信号に応じたビット幅のデータを前記データ出力回路
から出力することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体記憶装置において、前記リードデータバス切換
回路は、隣接する2ビットのリードデータバスを1単位
として、前記単位となる2ビットのリードデータバス同
士を接続するバス切換用スイッチ回路と、前記2ビット
のリードデータバスの各々に配置され、前記リードデー
タバス切換回路のデータ入力端と前記バス切換用スイッ
チ回路の接続位置との間に位置する遮断用スイッチ回路
とを備え、前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路が前
記第1のリード制御回路により制御されて、並列データ
のビット幅をnビットと(n/2)ビットとに切換えるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体記憶装置において、前記リードデータバス切換
回路は、隣接する4ビットのリードデータバスを1単位
とし、前記単位となる4ビットのリードデータバスのう
ち、所定の1ビットのリードデータバスと他の3ビット
のリードデータバスとを各々接続するバス切換用スイッ
チ回路と、前記4ビットのリードデータバスの各々に配
置され、前記リードデータバス切換回路のデータ入力端
と前記バス切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置
する遮断用スイッチ回路とを備え、前記バス切換用及び
遮断用スイッチ回路が前記第1のリード制御回路により
制御されて、並列データのビット幅をnビットと(n/
4)ビットとに切換えることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体記憶装置において、前記リードデータバス切換
回路は、隣接する8ビットのリードデータバスを1単位
とし、前記単位となる8ビットのリードデータバスのう
ち、所定の1ビットのリードデータバスと他の7ビット
のリードデータバスとを各々接続するバス切換用スイッ
チ回路と、前記8ビットのリードデータバスの各々に配
置され、前記リードデータバス切換回路のデータ入力端
と前記バス切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置
する遮断用スイッチ回路とを備え、前記バス切換用及び
遮断用スイッチ回路が前記第1のリード制御回路により
制御されて、並列データのビット幅をnビットと(n/
8)ビットとに切換えることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体記憶装置において、前記リードデータバス切換
回路は、隣接する8ビットのリードデータバスを1単位
とし、前記単位となる8ビットのリードデータバスのう
ち、4ビットのリードデータバス毎に、所定の1ビット
のリードデータバスと他の3ビットのリードデータバス
とを各々接続するバス切換用スイッチ回路と、前記8ビ
ットのリードデータバスの各々に配置され、前記リード
データバス切換回路のデータ入力端と前記バス切換用ス
イッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用スイッチ
回路と、前記2ビットの所定のリードデータバス同士を
接続する追加のバス切換用スイッチ回路とを備え、前記
バス切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッチ回路
が前記第1のリード制御回路により制御されて、並列デ
ータのビット幅をnビット、(n/4)ビット及び(n/
8)ビットに切換えることを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体記憶装置において、前記リードデータバス切換
回路は、隣接する8ビットのリードデータバスを1単位
とし、前記単位となる8ビットのリードデータバスのう
ち、4ビットのリードデータバス毎に、所定の1ビット
のリードデータバスと他の3ビットのリードデータバス
とを各々接続するバス切換用スイッチ回路と、前記8ビ
ットのリードデータバスの各々に配置され、前リードデ
ータバス切換回路のデータ入力端と前記バス切換用スイ
ッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用スイッチ回
路と、9ビット目の新たなリードデータバスと、前記9
ビット目のリードデータバスと前記2ビットの所定のリ
ードデータバスとを各々接続する追加のバス切換用スイ
ッチ回路とを備え、前記バス切換用、遮断用及び追加の
バス切換用スイッチ回路が前記第1のリード制御回路に
より制御されて、並列データのビット幅をnビット、
(n/4)ビット及び(n/8)ビットに切換えることを特
徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体記憶装置において、前記リードデータバス切換
回路は、前記請求項2のバス切換用スイッチ回路と、前
記請求項6のバス切換用スイッチ回路、遮断用スイッチ
回路、追加のバス切換用スイッチ回路、及び9ビット目
のリードデータバスとを備え、前記請求項2のバス切換
用スイッチ回路並びに前記請求項6のバス切換用、遮断
用及び追加のバス切換用スイッチ回路が前記第1のリー
ド制御回路により制御されて、並列データのビット幅を
nビット、(n/2)ビット、(n/4)ビット及び(n/
8)ビットに切換えることを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、前記請求項6又は
7記載の半導体記憶装置において、前記リードデータ切
換回路において、単位となる8ビットのリードデータバ
スは、隣接する4ビットのリードデータバスと他の隣接
する4ビットのリードデータバスとが線対称に配置さ
れ、前記9ビット目のリードデータバス、及び前記9ビ
ット目のリードデータバスに接続される追加のバス切換
用スイッチ回路は、共に、前記隣接する4ビットのリー
ドデータバスと他の隣接する4ビットのリードデータバ
スとの間にレイアウト配置されることを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、前記請求項1、6
又は7記載の半導体記憶装置において、前記データ出力
回路はn+(n/8)個の出力バッファ回路を備えたことを特
徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、前記請求項1記
載の半導体記憶装置において、前記データ出力回路は複
数の出力バッファ回路を備え、前記複数の出力バッファ
回路のうち、データ読出し動作時に活性化する出力バッ
ファ回路は、前記データビット幅設定信号に応じて固定
的に決定され、各出力バッファ回路を指定する外部アド
レス信号には依存しないことを特徴とする。
【0021】請求項11記載の発明は、前記請求項1、
6又は7記載の半導体記憶装置において、前記データ出
力回路は複数の出力バッファ回路を備え、前記複数の出
力バッファ回路のうち、前記データビット幅設定信号の
設定ビット幅が最大ビット数nの(n/8)である場合に活
性化する出力バッファ回路は、検査時に活性化する出力
バッファ回路を兼用することを特徴とする。
【0022】請求項12記載の発明は、前記請求項1記
載の半導体記憶装置において、前記データ出力回路は、
複数の出力バッファ回路と、前記複数の出力バッファ回
路のうち、データ読出し動作時に非活性となる出力バッ
ファ回路への電源供給パスを、前記データビット幅設定
信号に基づいて切断するパス切断手段とを備えたことを
特徴とする。
【0023】請求項13記載の発明の半導体記憶装置
は、複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、前
記メモリセルアレイに対して外部から最大nビット(n
は整数)の並列データを書き込むことが可能なライトデ
ータ転送回路とを備えた半導体記憶装置であって、前記
ライトデータ転送回路は、外部からライトデータが入力
されるデータ入力回路と、前記データ入力回路からライ
トデータが入力され、このライトデータのバスを切換え
るライトデータバス切換回路と、前記ライトデータバス
切換回路からのライトデータを前記メモリセルアレイに
書き込むライトバッファ回路と、前記データ入力回路に
外部接続されるデータ線のビット幅を設定するデータビ
ット幅設定信号に基づいて、前記データ入力回路の入力
動作及び前記ライトデータバス切換回路のバス切換動作
を制御するライト制御回路とを備え、前記データ入力回
路に入力されるデータを、前記データビット幅設定信号
に基づいて所定ビット幅の並列データに拡張することを
特徴とする。
【0024】請求項14記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記ライトデータバス
切換回路は、隣接する2ビットのライトデータバスを1
単位として、前記単位となる2ビットのライトデータバ
ス同士を接続するバス切換用スイッチ回路と、前記2ビ
ットのライトデータバスの各々に配置され、前記ライト
データバス切換回路のデータ入力端と前記バス切換用ス
イッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用スイッチ
回路とを備え、前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路
が前記ライト制御回路により制御されて、前記メモリセ
ルアレイに書き込む並列データのビット幅をnビットと
(n/2)ビットとに切換えることを特徴とする。
【0025】請求項15記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記ライトデータバス
切換回路は、隣接する4ビットのライトデータバスを1
単位とし、前記単位となる4ビットのライトデータバス
のうち、所定の1ビットのライトデータバスと他の3ビ
ットのライトデータバスとを各々接続するバス切換用ス
イッチ回路と、前記4ビットのライトデータバスの各々
に配置され、前記ライトデータバス切換回路のデータ入
力端と前記バス切換用スイッチ回路の接続位置との間に
位置する遮断用スイッチ回路とを備え、前記バス切換用
及び遮断用スイッチ回路が前記ライト制御回路により制
御されて、前記メモリセルアレイに書き込む並列データ
のビット幅をnビットと(n/4)ビットとに切換えるこ
とを特徴とする。
【0026】請求項16記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記ライトデータバス
切換回路は、隣接する8ビットのライトデータバスを1
単位とし、前記単位となる8ビットのライトデータバス
のうち、所定の1ビットのライトデータバスと他の7ビ
ットのライトデータバスとを各々接続するバス切換用ス
イッチ回路と、前記8ビットのライトデータバスの各々
に配置され、前記ライトデータバス切換回路のデータ入
力端と前記バス切換用スイッチ回路の接続位置との間に
位置する遮断用スイッチ回路とを備え、前記バス切換用
及び遮断用スイッチ回路が前記ライト制御回路により制
御されて、前記メモリセルアレイに書き込む並列データ
のビット幅をnビットと(n/8)ビットとに切換えるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項17記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記ライトデータバス
切換回路は、隣接する8ビットのライトデータバスを1
単位とし、前記単位となる8ビットのライトデータバス
のうち、4ビットのライトデータバス毎に、所定の1ビ
ットのライトデータバスと他の3ビットのライトデータ
バスとを各々接続するバス切換用スイッチ回路と、前記
8ビットのライトデータバスの各々に配置され、前記ラ
イトデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス切換
用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用スイ
ッチ回路と、前記2ビットの所定のライトデータバス同
士を接続する追加のバス切換用スイッチ回路とを備え、
前記バス切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッチ
回路が前記ライト制御回路により制御されて、前記メモ
リセルアレイに書き込む並列データのビット幅をnビッ
ト、(n/4)ビット及び(n/8)ビットに切換えること
を特徴とする。
【0028】請求項18記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記ライトデータバス
切換回路は、隣接する8ビットのライトデータバスを1
単位とし、前記単位となる8ビットのライトデータバス
のうち、4ビットのライトデータバス毎に、所定の1ビ
ットのライトデータバスと他の3ビットのライトデータ
バスとを各々接続するバス切換用スイッチ回路と、前記
8ビットのライトデータバスの各々に配置され、前記ラ
イトデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス切換
用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用スイ
ッチ回路と、9ビット目の新たなライトデータバスと、
前記9ビット目のライトデータバスと前記2ビットの所
定のライトデータバスとを各々接続する追加のバス切換
用スイッチ回路とを備え、前記バス切換用、遮断用及び
追加のバス切換用スイッチ回路が前記ライト制御回路に
より制御されて、前記メモリセルアレイに書き込む並列
データのビット幅をnビット、(n/4)ビット及び(n/
8)ビットに切換えることを特徴とする。
【0029】請求項19記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記ライトデータバス
切換回路は、前記請求項14のバス切換用スイッチ回路
と、前記請求項18のバス切換用スイッチ回路、遮断用
スイッチ回路、追加のバス切換用スイッチ回路、及び9
ビット目のライトデータバスとを備え、前記請求項14
のバス切換用スイッチ回路並びに前記請求項18のバス
切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッチ回路が前
記ライト制御回路により制御されて、前記メモリセルア
レイに書き込む並列データのビット幅をnビット、(n/
2)ビット、(n/4)ビット及び(n/8)ビットに切換
えることを特徴とする。
【0030】請求項20記載の発明は、前記請求項18
又は19記載の半導体記憶装置において、前記ライトデ
ータ切換回路において、単位となる8ビットのライトデ
ータバスは、隣接する4ビットのライトデータバスと他
の隣接する4ビットのライトデータバスとが線対称に配
置され、前記9ビット目のライトデータバス、及び前記
9ビット目のライトデータバスに接続される追加のバス
切換用スイッチ回路は、共に、前記隣接する4ビットの
ライトデータバスと他の隣接する4ビットのライトデー
タバスとの間にレイアウト配置されることを特徴とす
る。
【0031】請求項21記載の発明は、前記請求項1
3、18又は19記載の半導体記憶装置において、前記
データ入力回路はn+(n/8)個の入力バッファ回路を備
え、前記n+(n/8)個の入力バッファ回路のうち、n/8個
の入力バッファ回路の駆動能力は、他のn個の入力バッ
ファ回路の駆動能力よりも高いことを特徴とする。
【0032】請求項22記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記データ入力回路は
複数の入力バッファ回路を備え、前記複数の入力バッフ
ァ回路のうち、データ書込み動作時に活性化する入力バ
ッファ回路は、前記データビット幅設定信号に応じて固
定的に決定され、各入力バッファ回路を指定する外部ア
ドレス信号には依存しないことを特徴とする。
【0033】請求項23記載の発明は、前記請求項1
3、18又は19記載の半導体記憶装置において、前記
データ入力回路は複数の入力バッファ回路を備え、前記
複数の入力バッファ回路のうち、前記データビット幅設
定信号の設定ビット幅が最大ビット数nの(n/8)である
場合に活性化する入力バッファ回路は、検査時に活性化
する入力バッファ回路を兼用することを特徴とする。
【0034】請求項24記載の発明は、前記請求項13
記載の半導体記憶装置において、前記データ入力回路
は、複数の入力バッファ回路と、前記複数の入力バッフ
ァ回路のうち、データ書込み動作時に非活性となる入力
バッファ回路への電源供給パスを、前記データビット幅
設定信号に基づいて切断するパス切断手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0035】請求項25記載の発明の半導体記憶装置
は、複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、前
記請求項1記載のリードデータ転送回路と、前記請求項
13記載のライトデータ転送回路と、(n/8)ビットのデ
ータマスク信号が入力されるマスクデータ入力回路と、
前記マスクデータ入力回路からのデータマスク信号が入
力され、これらのデータマスク信号のバスを切換えるマ
スクデータバス切換切回路と、データビット幅設定信号
に基づいて前記マスクデータ入力回路の入力動作及び前
記マスクデータバス切換回路のバス切換動作を制御する
マスク制御回路とを備え、前記データビット幅設定信号
に基づいて、前記リードデータ転送回路のデータ出力回
路から出力される並列データ、及び前記ライトデータ転
送回路のデータ出力回路から前記メモリセルアレイに書
き込むデータの一部をマスクすることを特徴とする。
【0036】請求項26記載の発明は、前記請求項25
記載の半導体記憶装置において、前記マスクデータバス
切換切回路からのデータマスク信号は、前記リードデー
タ転送回路の第2のリード制御回路及び前記ライトデー
タ転送回路のライトバッファ回路に入力され、前記第2
のリード制御回路が前記データマスク信号に基づいて前
記リードデータ転送回路のデータ出力回路からのリード
データの一部をマスクし、前記ライトバッファ回路が前
記データマスク信号に基づいて前記メモリセルアレイへ
のライトデータの一部をマスクすることを特徴とする。
【0037】請求項27記載の発明は、前記請求項1、
13又は25記載の半導体記憶装置において、前記デー
タビット幅設定信号はパッドから供給され、扱う並列デ
ータのビット幅を使用目的に応じてボンディングオプシ
ョンにより外部設定可能としたことを特徴とする。
【0038】請求項28記載の発明は、前記請求項1、
13又は25記載の半導体記憶装置において、前記デー
タビット幅設定信号は論理回路から供給され、扱う並列
データのビット幅を使用目的に応じて前記論理回路から
外部設定可能としたことを特徴とする。
【0039】以上により、請求項1〜28記載の発明の
半導体記憶装置では、リードデータ転送回路及びライト
データ転送回路にデータバス切換回路が設けられ、この
切換回路のバス切換動作が、外部から入力されるデータ
ビット幅設定信号に基づいて制御されて、データバス切
換処理が電気的に行われる。従って、従来のようにメタ
ルマスクの切り換えによってデータバス切換を行う必要
がなく、外部からデータビット幅設定信号入力するだけ
で、接続するデータ線のビット幅に種々対応可能な半導
体記憶装置が得られ、マスク枚数の削減と設計工数の削
減とを図ることができる。
【0040】また、請求項10、22記載の発明では、
データビット幅設定信号によりデータビット幅が決定さ
れると、そのデータビット幅に対応して、動作する出力
又は入力バッファ回路が一意に固定的に決定されるの
で、動作しない出力又は入力バッファ回路への電源供給
経路をカットできて、スタンバイリーク電流を低減で
き、低消費電力化を図ることができる。
【0041】更に、請求項11、23記載の発明では、
データビット幅設定信号の設定ビット幅が最大ビット数
nの(n/8)の場合に活性化する出力バッファ回路、
すなわちデータ線が外部接続される出力バッファ回路
を、検査時に活性化する検査データ出力用のバッファ回
路として兼用するので、従来のようにデータバス毎に検
査データ用出力バッファ回路を設ける場合に比べて、検
査データ用出力バッファ回路の削除が可能であり、チッ
プサイズを縮小して低コスト化を図ることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。
【0043】図1は、本発明の第1の実施の形態の半導
体記憶装置のブロック構成を示す。同図において、1は
メモリセルアレイ、Aは前記メモリセルアレイ1から読
み出したデータを転送するリードデータ転送回路であ
る。
【0044】前記リードデータ転送回路Aにおいて、2
はプリアンプ回路、3はデータラッチ回路、4はリード
データバス切換回路、5はデータ出力回路、6は第1の
リード制御回路、7は第2のリード制御回路である。
尚、本実施の形態のDRAMマクロは、最大256ビットの
データビット幅に対応できる構成であるとして説明す
る。
【0045】GIOは、メモリセルアレイ上をグローバル
にレイアウト配線され、プリアンプ回路2に接続される
グローバルデータ線である。PAOはプリアンプ回路2の
出力信号をデータラッチ回路3に転送するプリアンプ出
力信号線、RDBはデータラッチ回路3の出力信号である
データラッチ信号をリードデータバス切換回路4に転送
するデータラッチ信号線である。DOUT及びDOUTXはリー
ドデータバス切換回路4から出力されるリードデータを
データ出力回路5に転送するデータ出力線、DO及びDOX
はデータ出力回路5の出力信号を外部出力するデータ線
(外部接続されるデータ線)であって、外部の論理回路
などに接続される。
【0046】また、MSは、DRAMコアのデータビット
幅、換言すれば前記データ出力回路5に接続されるデー
タ出力線D0のビット幅を外部から設定可能な2ビット
のデータビット幅設定信号であって、前記第1及び第2
のリード制御回路6、7の双方に入力される。また、AD
Dは最大ビット幅3のアドレス信号、READは読出し動作
指定信号であって、第1のリード制御回路6に入力され
る。RSELは前記第1のリード制御回路6から出力される
8ビットの信号であって、リードデータバス切換回路4
に入力される。OBENは前記第2のリード制御回路67か
ら出力される4ビットの信号であって、データ出力回路
5に入力される。
【0047】前記データビット幅設定信号MSは、本半
導体記憶装置に設ける電極パッドから内部に供給される
ようにボンディングオプションとして構成しても良く、
また、同一基板に混載された論理回路から供給されるよ
うに構成しても良い。このことは、以下に説明する第2
及び第3の実施の形態でも同様である。
【0048】次に、図1の半導体記憶装置の動作を説明
する。尚、各信号線GIO、PAO、RDB、DOUT
及びDO上のデータに各信号線と同一符号を付して説明
する。
【0049】読出しサイクル時、メモリセルアレイ1内
の所望のメモリセルから読み出されたデータGIOは、プ
リアンプ回路2で増幅された後、データラッチ回路3で
ラッチされ、リードデータバス切換回路4にデータラッ
チ信号RDBとして入力される。リードデータバス切換回
路4では、第1のリード制御回路6で生成されるリード
データバス切換信号RSELによって、データラッチ信号線
RDBが所望のデータ出力線DOUT又はDOUTXと切換接続され
る。データ出力回路5に入力されたデータDOUT、DOUTX
はデータ線DO又はDOXから外部へ出力される。
【0050】図2(a)は、256ビットのうち、8ビ
ットのデータラッチ信号線RDB<7:0>が接続されるリー
ドデータバス切換回路4、及びデータ出力回路5の構成
図を示す。
【0051】同図のリードデータバス切換回路4におい
て、10〜17はトライステートバッファ回路(以下、
TSBと記す)、20〜29はトランスファーゲート(以
下、TGと記す)である。また、データ出力回路5におい
て、30〜38は出力バッファ回路である。
【0052】前記リードデータバス切換回路4におい
て、8個のTSB10〜17は各々対応するデータラッチ
信号線RDB<7:0>に配置される。これらのTSB10〜17
は全て前記TG20〜29の配置位置よりも読み出しデー
タの入力端側に配置されていて、データラッチ信号線RD
B<7:0>のラッチデータを対応するデータ出力線DOUT
<7:0>に転送することを遮断するための遮断用スイッチ
回路として機能する。
【0053】また、TG20〜23は、8ビットのデータ
出力線(リードデータバス)DOUT<7:0>のうち、隣接す
る2本のデータ出力線DOUT同士を接続する4個のパ
ス切換用スイッチ回路であって、TG20は2本のデータ
出力線DOUT<0>、DOUT<1>同士を、TG21は2本のデー
タ出力線DOUT<2>、DOUT<3>同士を、TG22は2本のデ
ータ出力線DOUT<4>、DOUT<5>同士を、TG23は2本の
データ出力線DOUT<6>、DOUT<7>同士を各々接続する。
【0054】更に、前記TG21、24、25は、4本の
データ出力線DOUT<3:0>を1単位として配置された
3個のパス切換用スイッチ回路であって、一端は全て所
定の1本のデータ出力線DOUT<3>に接続され、他端
は、TG21ではデータ出力線DOUT<2>に、TG24で
はデータ出力線DOUT<1>に、TG25ではデータ出力
線DOUT<0>に各々接続される。同様に、前記TG2
2、26、27は、4本のデータ出力線DOUT<7:4
>を1単位として配置された3個のパス切換用スイッチ
回路であって、一端は全て所定の1本のデータ出力線D
OUT<4>に接続され、他端は、TG22ではデータ出力
線DOUT<5>に、TG26ではデータ出力線DOUT<
6>に、TG27ではデータ出力線DOUT<7>に各々接
続される。TG21及びTG22は前記遮断用スイッチ
回路としても兼用されている。
【0055】そして、リードデータバス切換回路4とデ
ータ出力回路5との間には、この両者を結ぶデータ出力
線DOUT<7:0>に加えて、9ビット目の新たなデータ
出力線(リードデータバス)DOUTXが配置される。
リードデータバス切換回路4内において、TG28は前
記9ビット目の新たなデータ出力線DOUTXとデータ
出力線DOUT<3>とを接続する追加のバス切換用スイ
ッチ回路であり、また、TG29は前記9ビット目の新
たなデータ出力線DOUTXとデータ出力線DOUT<
4>とを接続する追加のバス切換用スイッチ回路であ
る。
【0056】前記4ビットのデータ出力線DOUT<3:
0>とこれに隣接する他の4ビットのデータ出力線DOU
T<7:4>とは、線対称に配置され、この線対称の中心
位置、すなわち、データ出力線DOUT<3>とデータ出
力線DOUT<4>との間に、前記9ビット目の新たなデ
ータ出力線DOUTXと、2個のTG28、29とがレ
イアウト配置されている。
【0057】前記TSB10〜17及びTG20〜29は、
それぞれ、第1のリード制御回路6からのリードデータ
バス切換信号RSEL<7:0>によって制御される。尚、デー
タラッチ信号線RDB<7:0>はTSB10〜17を介してデー
タ出力線DOUT<7:0>に接続されるが、データラッチ信号
線RDB<0,2,5,7>が接続されるTSB10、12、15、
17は、データビット幅に拘わらず、常に電源電圧が印
加されていて導通状態にある。
【0058】また、図2(a)において、データ出力回
路5は、前記8ビットのデータ出力線DOUT<7:0>に
対応する8個の出力バッファ回路30〜37と、前記9
ビット目の新たなデータ出力線DOUTXに接続された
出力バッファ回路38とを備え、これら出力バッファ回
路30〜38は、第2のリード制御回路7からの出力バ
ッファイネーブル信号OBEN<3:0>によって制御される。
【0059】図3に前記出力バッファ回路30の一構成
例を示す。他の出力バッファ回路31〜38も同一構成
である。同図において、40はPMOSトランジスタ、41
はNMOSトランジスタ、42はNAND回路、43はNOR回
路、44はインバータ回路である。電源とGND間に前記P
MOSトランジスタ40及びNMOSトランジスタ41が設け
られ、PMOSトランジスタ40のゲートにはNAND回路42
の出力信号が入力される。前記NAND回路42には、
出力データDOUTと出力バッファイネーブル信号OBENとが
入力される。前記NMOSトランジスタ41のゲートにはNO
R回路43の出力信号が入力され、前記NOR回路43
には出力データDOUTと出力バッファイネーブル信号OBEN
の反転信号とが入力される。前記PMOSトランジスタ40
とNMOSトランジスタ41との中間ノードから出力データ
DOが取り出される構成である。
【0060】図3に示す出力バッファ回路は、出力バッ
ファイネーブル信号OBENが"H"の期間は、出力データDOU
Tと同相の出力データDOを出力し、出力バッファイネー
ブル信号OBENが"L"の期間は、出力データDOUTのステー
トに拘わらず、データ線DOはハイインピーダンス状態と
なる。
【0061】図4にTSB10の回路構成例を、図5にTG
20の回路構成例を各々示す。他のTSB11〜17、
TG21〜29も同様である。
【0062】表1は、設定されるデータビット幅、ビッ
ト幅設定信号MS、外部アドレス信号ADD<2:0>、リード
データバス切換信号RSEL<7:0>、及び出力バッファイネ
ーブル信号OBEN<3:0>のロジックテーブルを示す。
【0063】
【表1】
【0064】以下、設定されるデータビット幅が25
6、128、64、32のそれぞれの場合について、リ
ードデータバス切換回路4及び出力バッファ回路5の動
作を前記図2〜図7及び表1を参照しながら説明する。
【0065】[データビット幅が256の場合]データビ
ット幅設定信号MS<1:0>を"HH"とすることにより、デー
タビット幅は256に設定される。データビット幅が2
56の場合、図2(b)に示すように、出力バッファ回
路30〜37に各々データ線DO<7:0>が外部接続さ
れ、メモリセルアレイ1からのリードデータはこれらの
出力バッファ回路30〜37から外部に出力される。
尚、この時、出力バッファイネーブル信号OBEN<3>は
“L”であり、出力バッファ回路38の出力DOXはハイイ
ンピーダンス状態にある。
【0066】図6に、256データビット構成における
データ読出し動作(“H”→“L”)の簡単なタイミング
チャートを示す。同図において、PAEはプリアンプ回路
2を制御するプリアンプイネーブル信号であり、PAE="
H"の期間においてメモリセルから読み出されたデータを
増幅する。
【0067】ACT動作に伴いワード線が活性化し、セン
ス動作によりデータがビット線上に増幅された時点でリ
ードコマンドを入力し、所望のコラム選択線を選択する
と、相補なグローバル信号GIO/NGIO間に微小電圧差ΔV
が生じる。ここで、プリアンプイネーブル信号PAEをア
クティブにすることにより、この微小電位差ΔVが増幅
され、ラッチされて、データラッチ信号RDBはリードデ
ータバス切換回路4に入力される。この時、表1より、
リードデータバス切換信号RSEL<5:4>及び出力バッフ
ァイネーブル信号OBEN<2:0>は"H"であるので、TSB1
1、13、14、16及び出力バッファ回路30〜37
は導通状態となる。すなわち、データラッチ回路3でラ
ッチされたラッチデータRDB<7:0>はTSB10〜17を介
してリードデータDOUT<7:0>として出力バッファ回路3
0〜37に入力され、出力データDO<7:0>として外部へ
出力される。
【0068】[データビット幅が128の場合]データビ
ット幅設定信号MS<1:0>を"HL"とすることにより、デー
タビット幅は128に設定され、アドレス信号ADD<0>が
有効となる。データビット幅が128の場合、図2
(c)、(d)に示すように、出力バッファ回路31、
33、34、36に各々データ線DO<1>、DO<3>、
DO<4>、DO<6>が外部接続される。この時、出力バ
ッファイネーブル信号OBEN<2:1>は"H"となるので、メ
モリセルアレイ1からのリードデータは前記出力バッフ
ァ回路31、33、34、36から外部に出力される。
尚、この時、出力バッファ回路30、32、35、3
7、38の出力はハイインピーダンス状態にある。
【0069】<ADD<0>="L"の時>この場合のデータの伝
達の様子を図2(c)に示す。表1より、リードデータ
バス切換信号RSEL<5:4>が"H"となるので、データビッ
ト幅が256の場合と同様に、このリードデータバス切
換信号RSEL<5:4>で制御されるTSB11、13、14、
16は導通状態となる。すなわち、データラッチ回路3
でラッチされたラッチデータRDB<7:0>はTSB10〜17
を介してそのままリードデータDOUT<7:0>として出力バ
ッファ回路30〜37に入力される。しかし、出力バッ
ファイネーブル信号OBEN<2:1>が"H"であるので、デー
タ線が外部接続された出力バッファ回路31、33、3
4、36に入力される4ビットのリードデータDOUT<1,
3,4,6>、すなわち、ラッチデータRDB<1,3,4,6>
のみが外部に出力される。
【0070】<ADD<0>="H"の時>この場合のデータの伝
達の様子を図2(d)に示す。表1より、リードデータ
バス切換信号RSEL<1:0>が"H"となり、リードデータバ
ス切換信号RSEL<5:4>が"L"となるので、TG20〜23
が導通状態、TSB11、13、14、16が非導通状態
となる。すなわち、データラッチ回路3でラッチされた
ラッチデータRDB<7:0>のうち、データラッチ信号線RDB
<1,3,4,6>は非導通状態にあるので、それらのラッ
チデータRDB<1,3,4,6>は転送されず、これに代
わってデータラッチ信号RDB<0,2,5,7>がそれぞれTSB
10、12、15、17及びTG20〜23を介して出力デ
ータ線DOUT<1,3,4,6>に転送され、データ線が外部
接続された出力バッファ回路31、33、34、36か
ら外部に出力される。
【0071】[データビット幅が64の場合]データビッ
ト幅設定信号MS<1:0>を"LH"とすることにより、データ
ビット幅は64に設定され、アドレス信号はADD<1:0>
が有効となる。データビット幅が64の場合、図2
(e)〜(h)に示すように、出力バッファ回路33、
34に各々データ線DO<3>、DO<4>が外部接続され
る。この時、出力バッファイネーブル信号OBEN<2>が"
H"であるので、メモリセルからのリードデータは前記出
力バッファ回路33、34を介して外部データ線に接続
される。尚、この時、出力バッファ回路30〜32、3
5〜38の出力はハイインピーダンス状態にある。
【0072】<ADD<1:0>="LL"の時>この場合のデータ
の伝達の様子を図2(e)に示す。表1より、リードデ
ータバス切換信号RSEL<5:4>が"H"となるので、リード
データバス切換信号RSEL<5:4>に制御されるTSB11、
13、14、16は導通状態となる。すなわち、データ
ラッチ回路3でラッチされたラッチデータRDB<7:0>はT
SB10〜17を介してそのまま出力データDOUT<7:0>と
して出力バッファ回路30〜37に入力されるが、出力
バッファ回路33、34に入力される出力データDOUT<
3,4>、すなわちラッチデータRDB<3,4>のみがデータ
線DO<3,4>から外部に出力される。
【0073】<ADD<1:0>="LH"の時>この場合のデータ
の伝達の様子を図2(f)に示す。表1より、リードデ
ータバス切換信号RSEL<4,1>が"H"となるので、TSB1
1、16及びTG21、22が導通状態となり、リードデ
ータバス切換信号RSEL<5>に制御されるTSB13、14
が非導通状態となる。すなわち、データラッチ回路3で
ラッチされたラッチデータRDB<7:0>のうち、ラッチデ
ータRDB<3,4>は、非導通状態にあるTSB13、14に
よってデータ出力線DOUT<3,4>には転送されず、代わ
ってラッチデータRDB<7:5,2:0>のうち、ラッチデー
タRDB<5,2>がそれぞれTRB12、15とTG21、22
を介してデータ出力線DOUT<3,4>に転送され、出力バ
ッファ回路33、34から外部に出力される。
【0074】<ADD<1:0>="HL"の時>この場合のデータ
の伝達の様子を図2(g)に示す。表1より、リードデ
ータバス切換信号RSEL<4,2>が"H"となるので、TSB10
〜12、15〜17及びTG24、26が導通状態とな
り、リードデータバス切換信号RSEL<5>に制御されるTS
B13、14は非導通状態となる。すなわち、データラ
ッチ回路3でラッチされたラッチデータRDB<7:0>のう
ち、ラッチデータRDB<3,4>は、非導通状態にあるTSB
13、14によってデータ出力線DOUT<3,4>には転送
されず、代わってラッチデータRDB<7:5,2:0>のうち
ラッチデータRDB<6,1>がそれぞれTSB11、16及び
TG24、26を介してデータ出力線DOUT<3,4>に転送
され、出力バッファ回路33、34から外部に出力され
る。
【0075】<ADD<1:0>="HH"の時>この場合のデータ
の伝達の様子を図2(h)に示す。表1より、リードデ
ータバス切換信号RSEL<4,3>が"H"となるので、TSB10
〜12、15〜17及びTG25、27が導通状態とな
り、リードデータバス切換信号RSEL<5>に制御されるTR
B13、14は非導通状態となる。すなわち、データラ
ッチ回路3でラッチされたラッチデータRDB<7:0>のう
ち、ラッチデータRDB<3,4>は、非導通状態にあるTSB
13、14によってデータ出力線DOUT<3,4>には転送
されず、これ代わってラッチデータRDB<7:5,2:0>の
うちラッチデータRDB<7,0>が、それぞれTSB10、17
及びTG25、27を介してデータ出力線DOUT<3,4>に
転送されて、出力バッファ回路33、34から外部に出
力される。
【0076】[データビット幅が32の場合]データビッ
ト幅設定信号MS<1:0>を"LL"とすることにより、デー
タビット幅は32に設定され、アドレス信号ADD<2:0>
が有効となる。データビット幅が32の場合、図2
(i)、(j)に示すように、出力バッファ回路38に
データ線DOXが外部接続される。この時、出力バッフ
ァイネーブル信号OBEN<3>だけが"H"であるので、図2
(i)、(j)に示すように、メモリセルからのリード
データは新規に設けた出力バッファ回路38を介して外
部データ線に出力される。この時、出力バッファ回路3
0〜37の出力DO<7:0>はハイインピーダンス状態にあ
る。
【0077】<ADD<2:0>="LLL"の時>この場合のデー
タの伝達の様子を図2(i)に示す。表1より、アドレ
ス信号ADD<2>が"L"の場合、リードデータバス切換信号
RSEL<7:0>は、そのうち切換信号RSEL<6>が"H"になっ
ていることを除くと、データビット幅が64の場合と同
じ論理であることが判る。すなわち、データビット幅が
32であり且つアドレス信号ADD<2:0>が"LLL"の場合に
は、図7に示すように、データビット幅が64の場合と
同じパスでデータ出力線DOUT<3>に転送されたデータ
が、更にTG28を介してデータ出力線DOUTXに接続さ
れ、出力バッファ回路38から出力データDOXとして外
部に出力される。
【0078】<ADD<2:0>="HHH"の時>この場合のデー
タの伝達の様子を図2(j)に示す。表1より、アドレ
ス信号ADD<2>が"H"の場合、リードデータバス切換信号
RSEL<7:0>は、そのうちリードデータバス切換信号RSEL
<7>が"H"になっていることを除くと、データビット幅
が64の場合と同じ論理であることが判る。すなわち、
データビット幅が32で且つアドレス信号ADD<2:0>
が"HHH"の場合は、図7に示すように、データビット幅
が64の場合と同じパスでデータ出力線DOUT<7>に
転送されたデータが、更にTG27、29を介してデータ
出力線DOUTXに転送され、出力バッファ回路38か
ら出力データDOXとして外部に出力される。
【0079】アドレス信号ADDが他の場合のデータの
伝達は、前記ADD<2:0>="LLL"、"HHH"の時の説明、及び
前記データビット幅が64の場合の説明から容易に類推
される。すなわち、ADD<2:0>="LLH"の時はデータ出力
線DOUT<2>に転送されたデータがデータ出力線DOUT
Xを経て出力データDOXとして外部に出力され、ADD<2:0
>="LHL"の時はデータ出力線DOUT<1>に転送されたデー
タが出力データDOXとして外部に出力され、ADD<2:0>="
LHH"の時はデータ出力線DOUT<0>に転送されたデータ
が出力データDOXとして外部に出力される。また、ADD<
2:0>="HLL"の時はデータ出力線DOUT<4>に転送され
たデータが出力データDOXとして外部に出力され、ADD<
2:0>="HLH"の時はデータ出力線DOUT<5>に転送され
たデータが出力データDOXとして外部に出力され、ADD<
2:0>="HHL"の時はデータ出力線DOUT<6>に転送され
たデータが出力データDOXとして外部に出力される。
【0080】以上のように、本実施の形態によれば、デ
ータビット幅の異なるDRAMマクロを設計する際、従来必
要とされていたリードデータバスのメタルマスク切換処
理を電気的に行なうことが可能となるので、外部からデ
ータビット幅を設定するだけで、複数のデータビット幅
に対応可能なDRAMマクロを実現することができる。これ
により、マスク枚数や設計工数削減による低コスト化を
図ることができる。
【0081】尚、TSB10〜17及びTG20〜29の
スイッチ素子を用いて電気的にデータバス切換を行なう
ので、データ転送に伴う遅延が懸念されるが、図2
(a)に示すように、隣接する8ビットのデータ出力線
DOUT<7:0>の中央に配置される3ビット目と4ビッ
ト目のデータ出力線DOUT<4:3>に、TG21、22、
24〜27を介してそれぞれそ他3本のデータ出力線D
OUT<2:0>、DOUT<5:7>を接続し、更にデータ出力
線DOUT<3>、DOUT<4>間に、データビット幅が32の場
合と検査時とで兼用可能なデータ出力線DOUTXを新
規に配置する構成とすることにより、データパス長を短
く抑え、またデータバスの負荷を分散させることがで
き、データ転送遅延を小さく抑制することができる。
【0082】また、図8に示すように、図2(a)のTS
B10〜17の出力側とデータ出力線DOUT<7:0>との間
に、それぞれTG50〜57を設けた構成にすると、各TS
B10〜17が駆動する出力バッファ回路30〜37の
ゲート容量を切り離すことができるので、素子数は増加
するが、データ転送の更なる高速化を図ることができ
る。
【0083】更に、本実施の形態によれば、図2
(i)、(j)に示したように、データビット幅が32
の場合にデータ線DOXが外部接続される出力バッファ
回路38を、検査時のテストデータ用出力バッファ回路
として兼用することが可能であるので、従来のようにデ
ータビットの個数分配置する必要があったテストデータ
出力用バッファ回路を削減でき、その分、チップサイズ
を縮小して、低コスト化を実現することができる。
【0084】更に、本実施の形態によれば、データビッ
ト幅が256の場合には出力バッファ回路30〜37が
動作し(図2(b)参照)、データビット幅が128の
場合には出力バッファ回路31、33、34、36が動
作し(図2(c)、(d)参照)、データビット幅が6
4の場合には出力バッファ回路33、34が動作し(図
2(e)〜(h)参照)、データビット幅が32の場合
には出力バッファ回路38が動作する(図2(i)、
(j)参照)。すなわち、データビット幅が設定されれ
ば、そのデータビット幅に対応した出力バッファ回路が
一意に固定決定されて、外部アドレス信号ADDには依
存しない。
【0085】従って、図9に示すように、出力バッファ
回路30’(他のバッファ回路31〜38も同様)に対
し、PMOSトランジスタ40に供給する電源レベルを
出力バッファイネーブル信号OBENによって制御可能なス
イッチ回路(パス切断手段)49を、電源供給パスに設
ける構成とすれば、外部接続されない出力バッファ回路
への電源供給パスを完全にカットすることができる。こ
れにより、スタンバイリーク電流を低減することができ
る。特に幅広いデータビットを備え且つ設定データビッ
ト幅の狭いDRAMマクロ、例えば256ビット幅を備えた
32ビット幅設定のDRAMマクロにおいて、最も大きなリ
ーク電流低減効果を得ることができる。前記スイッチ回
路49を出力バッファ回路30’の外部に配置しても良
いのは勿論である。
【0086】尚、本実施の形態では、図2(a)に示し
たリードデータバス切り換え回路4は、図4に示すTS
B10〜17と、図5に示すTG20〜29とにより構
成したが、所望のデータバス切り換え動作を実現する回
路であれば良く、データバスの切換構成手段は本実施の
形態に限定されない。
【0087】また、リードデータバス切り換え回路4
は、表1のロジックテーブルのステートに基づいて制御
したが、所望のデータバス切り換え動作を実現できれば
良く、表1のロジックテーブルに限定されない。
【0088】更に、本実施の形態では、リードデータバ
ス切換回路4の構成を図2(a)の構成として、バス切
換えを最大n(=256)ビットとして、256、12
8、64及び32ビットに切換可能としたが、本発明は
これに限定されず、その他、種々のバス切換えの構成が
可能である。例えば、9ビット目の新たなデータ出力線
DOUTXを設けず、2本のデータ出力線DOUT<3
>、DOUT<4>を1個のTGで接続しても良い。この
場合には、256、64、32ビットにバス切換可能で
ある。また、所定の1ビットのデータ出力線(例えばD
OUT<0>)と他のデータ出力線DOUT<7:1>とを接続
する7個のTGを設けても良い。この場合には、25
6、32ビットのバス切換えが可能である。
【0089】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0090】図10は、本発明の第2の実施の形態の半
導体記憶装置のブロック構成を示す。同図において、8
1はメモリセルアレイ、Bはライトデータ転送回路であ
る。
【0091】前記ライトデータ転送回路Bにおいて、8
2はライトドライバー回路(ライトバッファ回路)、8
3はデータラッチ回路、84はライトデータバス切換回
路、85はデータ入力回路、86は第3の制御回路、8
7はライト制御回路である。本実施の形態の構成による
DRAMマクロは最大256ビットのデータビット幅に対応
できる構成であるとして説明する。
【0092】また、図10において、GIOはメモリセル
アレイ81上をグローバルにレイアウト配線され、ライ
トドライバー回路82の出力側に接続されるグローバル
データ線である。WDBはデータラッチ回路83の出力信
号であるデータラッチ信号をライトドライバー回路82
に転送する信号線である。IOWはライトデータバス切換
回路84から出力されるデータ信号をデータラッチ回路
83に転送するデータ書込線、DIN及びDINXはデータ入
力回路85から出力されるライトデータをライトデータ
バス切換回路84に転送するデータ線、DI及びDIXは外
部からデータ入力回路85に入力するライトデータ信号
用のデータ線である。
【0093】また、MSは、DRAMコアのデータビット幅、
換言すれば前記データ入力回路85に接続されるデータ
線DI、DIXのビット幅を外部から設定可能な2ビッ
トのデータビット幅設定信号である。ADDは最大ビッ
ト幅3のアドレス信号、WRITEは書き込み動作指定信
号、WEは第3の制御回路86で生成される8ビットの制
御信号であってライトドライバー回路82に入力され
る。WSEL及びIBENはライト制御回路87で生成される6
ビットと4ビットの信号であって、それぞれ、ライトデ
ータバス切換回路84及びデータ入力回路85に入力さ
れる。
【0094】次に、図10の半導体記憶装置の動作を説
明する。尚、各信号線GIO、WDB、IOW、DIN
及びDI上のデータに各信号線と同一符号を付して説明
する。
【0095】書き込みサイクル時に外部から入力された
ライトデータDI、DIXは、データ入力回路85にお
いてドライブされた後、ライトデータバス切換回路84
に入力される。ライトデータバス切換回路84では、デ
ータ入力回路85からのデータDIN、DINXが、ビット幅
設定信号MSに基づいてライト制御回路87で生成される
ライトデータバス切換信号WSELによって所望のデータ線
IOWと選択的に接続される。データ線IOWのデータはデー
タラッチ回路83でラッチされた後、その出力信号WDB
がライトドライバー回路82に入力され、第3の制御回
路86で生成されるライトドライバーイネーブル信号WE
により制御されて、グローバルデータ線GIOを介してメ
モリセルアレイ81内の所望のメモリセルにデータが書
き込まれる。
【0096】図11(a)は、データ入力回路85及び
ライトデータバス切換回路84のブロック構成を示す。
データ入力回路85には、外部から最大9ビットのライ
トデータDI<7:0>、DIXが入力される。ライトデータバ
ス切換回路84には、データ入力回路85の出力信号DI
N<7:0>、DINXが入力される。
【0097】前記データ入力回路85において、110
〜118は入力バッファ回路である。また、前記ライト
データバス切換回路84において、90〜97及び10
0〜109はTGである。
【0098】前記TG90〜97は全て他のTG100〜
109の配置位置よりもライトデータの入力端側に配置
されていて、データ入力線DIN<7:0>のライトデータを
対応するデータ書込線IOW<7:0>に転送することを遮
断するための遮断用スイッチ回路として機能する。
【0099】また、TG100〜103は隣接する2本の
データ入力線DIN同士を接続するバス切換用スイッチ
回路であって、TG100はデータ入力線(ライトデータ
バス)DIN<7:0>のうち、隣接する2本のデータ入力
線DIN<0>、DIN<1>同士を、TG101は隣接する2本の
データ入力線DIN<2>、DIN<3>同士を、TG102は隣接
する2本のデータ入力線DIN<4>、DIN<5>同士を、TG1
03は2本のデータ入力線DIN<6>、DIN<7>同士を各々
接続する。
【0100】更に、前記TG101、104、105は、
4本のデータ入力線DIN<3:0>を1単位として配置さ
れた3個のパス切換用スイッチ回路であって、一端は全
て所定の1本のデータ入力線DIN<3>に接続され、他
端は、TG101ではデータ入力線DIN<2>に、TG10
4ではデータ入力線DIN<1>に、TG105ではデータ
入力線DIN<0>に各々接続される。同様に、前記TG1
02、106、107は、4本のデータ入力線DIN<
7:4>を1単位として配置された3個のパス切換用スイ
ッチ回路であって、一端は全て所定の1本のデータ入力
線DIN<4>に接続され、他端は、TG102ではデータ
入力線DIN<5>に、TG106ではデータ入力線DIN
<6>に、TG107ではデータ入力線DIN<7>に各々接
続されている。TG101及びTG102は前記遮断用
スイッチ回路としても兼用されている。
【0101】前記4ビットのデータ入力線DIN<3:0>
とこれに隣接する他の4ビットのデータ入力線DIN<
7:4>とは、線対称に配置される。この線対称の中心位
置、すなわち、データ入力線DIN<3>とデータ入力線
DIN<4>との間には、9ビット目の新たなデータ入力
線(ライトデータバス)DINXと、2個のTG10
8、TG109とがレイアウト配置されている。
【0102】前記9ビット目の新たなデータ入力線DI
NXは、その一端がこのデータ入力線DINXに対応し
てデータ入力回路85内に新たに設けた入力バッファ回
路118に接続され、その他端は、ライトデータバス切
換回路84内に配置したTG108、TG109に接続
される。前記TG108は、前記9ビット目の新たなデ
ータ入力線DINXとデータ入力線DIN<3>とを接続
する追加のバス切換用スイッチ回路であり、TG109
は前記9ビット目の新たなデータ入力線DINXとデー
タ入力線DIN<4>とを接続する追加のバス切換用スイ
ッチ回路である。
【0103】また、図11(a)において、既述したよ
うに、データ入力回路85は、8ビットのデータ入力線
DIN<7:0>に対応する8個の入力バッファ回路110
〜117と、9ビット目の新たなデータ入力線DINX
に接続された追加の入力バッファ回路118とを備える
が、この追加の入力バッファ回路118の駆動能力は、
他の8個の入力バッファ回路110〜117の駆動能力
よりも高く設定されている。
【0104】前記ライトデータバス切換回路84の18
個のTG90〜97、TG100〜109は、それぞれ、ラ
イト制御回路87からのライトデータバス切換信号WSEL
<6:0>によって制御され、データ入力回路85の入力バ
ッファ回路110〜118は、それぞれ、ライト制御回
路87からの入力バッファイネーブル信号IBEN<3:0>に
よって制御される。
【0105】次に、図12に入力バッファ回路110の
一構成例を示す。他の入力バッファ回路111〜118
も同一構成である。同図において、120はNAND回路、
121はインバータ回路である。NAND回路120には、
ライトデータDIとライト制御回路87からの入力バッフ
ァイネーブル信号IBEN<3:0>とが入力され、NAND回路1
20の出力がインバータ回路121に入力される。同図
の入力バッファ回路は、入力バッファイネーブル信号IB
ENが"H"の場合は、ライトデータDIと同相の出力信号DIN
を出力し、入力バッファイネーブル信号IBENが"L"の場
合には、ライトデータDIのステートに拘わらず、出力信
号DINは“L”状態となる。
【0106】表2に、設定されるデータビット幅、ビッ
ト幅設定信号MS、ライトデータバス切換信号WSEL<6:0
>、入力バッファイネーブル信号IBEN<3:0>のロジック
テーブルを示す。
【0107】
【表2】
【0108】以下、データビット幅が、256、12
8、64、32のそれぞれの場合について、ライトデー
タバス切換回路84の動作を図11〜14及び表2を参
照しながら説明する。
【0109】[データビット幅が256の場合]データビ
ット幅設定信号MS<1:0>を"HH"とすることにより、デー
タビット幅は256に設定される。データビット幅が2
56の場合、図11(b)に示すように、入力バッファ
回路110〜117にデータ線DI<7:0>が外部接続さ
れる。入力データDI<7:0>は、入力バッファイネーブル
信号IBEN<2:0>が"H"であるので、前記入力バッフ
ァ回路110〜117を経て、ライトデータDIN<7:0>
としてライトデータバス切換回路84に入力される。こ
の時、入力バッファイネーブル信号IBEN<3>は"L"であ
るので、入力バッファ回路118の出力DINXは"L"に固
定される。
【0110】表2より、ライトデータバス切換信号WSEL
<6:4>は"H"であるので、ライトデータバス切換信号WS
EL<6:4>に制御されるTG90〜97は導通状態とな
り、図13に示すように、入力バッファ回路110〜1
17の出力信号DIN<7:0>は、TG90〜97を介してデ
ータIOW<7:0>として出力される。このデータIOW<7:0>
は、データラッチ回路83にてラッチされ、データラッ
チ信号WDB<7:0>としてライトドライバー回路82に入
力される。ライトドライバー回路82は、第3の制御回
路86のライトドライバーイネーブル信号WE<7:0>によ
り制御されるが、データビット幅が256の場合、25
6個の全てのライトドライバーが活性化して、所望のメ
モリセルにデータを書き込む。
【0111】[データビット幅が128の場合]データビ
ット幅設定信号MS<1:0>を"HL"とすることにより、デー
タビット幅は128に設定される。データビット幅が1
28の場合、図11(c)に示すように、入力バッファ
回路111、113、114、116にデータ線DI<
1,3,4,6>が外部接続される。入力バッファイネーブ
ル信号IBEN(2:1)が"H"であるので、ライトデー
タDI<1,3,4,6>は前記入力バッファ回路111、
113、114、116を経て、データDIN<1,3,4,
6>としてライトデータバス切換回路84に入力され
る。
【0112】この時、入力バッファイネーブル信号IB
EN<3,0>は"L"であるので、入力バッファ回路11
0、112、115、117、118の出力信号DIN<0,
2,5,7>、DINXは"L"に固定される。表2より、ライト
データバス切換信号WSEL<6,5,1,0>が"H"となるの
で、TG91、93、94、96、100〜103が導通
状態となり、入力バッファ回路111の出力DIN<1>はT
G91を介してデータIOW<1>として出力されると共に、
TG100を介してデータIOW<0>として出力される。入力
バッファ回路113の出力DIN<3>は、TG93を介して
データIOW<3>として出力されると共に、TG101を介
してデータIOW<2>として出力される。同様に、入力バ
ッファ回路114の出力DIN<4>は、TG94を介してデ
ータIOW<4>として出力されると共に、TG102を介し
てデータIOW<5>として出力され、入力バッファ回路1
16の出力DIN<6>はTG96を介してデータIOW<6>とし
て出力されると共に、TG103を介してデータIOW<7>
として出力される。この時、外部接続されない入力バッ
ファ回路110、112、115、117、118の出
力DIN<0,2,5,7>及びDINXは“L”に固定されている
が、TG90、92、95、97、108、109が非導
通状態にあるので、元々のデータIOW<0,2,5,7>とデ
ータ衝突を起こすことはない。
【0113】このように、データビット幅が128の場
合には、外部から入力されたライトデータは、ライトデ
ータバス切換回路84にて隣接するデータ書込線IOWに
同じデータとして転送されるが、ライトドライバー回路
82にて、外部から入力される1ビットの外部アドレス
信号に基づいてライトドライバーを選択的に動作させる
ことにより、所望のメモリセルにデータを書き込むこと
ができる。
【0114】[データビット幅が64の場合]データビッ
ト幅設定信号MS<1:0>を"LH"とすることにより、データ
ビット幅は64に設定される。データビット幅が64の
場合、図11(d)に示すように、入力バッファ回路1
13、114にデータ線DI<3,4>が外部接続され
る。入力バッファイネーブル信号IBEN(2)が"H"
であるので、データDI<3,4>は前記入力バッファ回
路113、114を経て、データDIN<3,4>としてライ
トデータバス切換回路84に入力される。
【0115】この時、入力バッファ回路110〜11
2、115〜118の出力DI<0:2,5:7>及びDIXはL"
に固定される。表2より、ライトデータバス切換信号WS
EL<5,2,0>が"H"となるので、TG93、94、101、
102、104〜107が導通状態となり、入力バッフ
ァ回路113の出力DIN<3>はTG93を介してデータIOW
<3>として転送されると共に、更にTG101、104、
105を介してデータIOW<2:0>として転送される。一
方、入力バッファ回路114の出力DIN<4>は、TG94
を介してデータIOW<4>として転送されると共に、更にT
G102、106、107を介してデータIOW<7:5>と
して転送される。この時、外部接続されない入力バッフ
ァ回路110〜112、115〜118の出力DIN<7:
5,2:0>及びDINXは“L”に固定されているが、TG9
0〜92、95〜97、108、109が非導通状態に
あるので、元々のデータIOW<7:5,2:0>とデータ衝
突を起こすことはない。
【0116】このように、データビット幅が64の場
合、外部入力されたライトデータは、ライトデータバス
切換回路84にて隣接する4ビットのデータ書込線IOW
に同じデータとして転送されるが、ライトドライバー回
路82にて、外部入力される2ビットのアドレス信号に
基づいて、ライトドライバーを選択的に動作させること
により、所望のメモリセルにデータを書き込むことがで
きる。
【0117】[データビット幅が32の場合]データビッ
ト幅設定信号MS<1:0>を"LL"とすることにより、デー
タビット幅は32に設定される。データビット幅が32
の場合、図11(e)に示すように、入力バッファ回路
118のみにデータ線DIXが外部接続される。入力バ
ッファイネーブル信号IBEN(3)が"H"であるの
で、ライトデータDIXが前記入力バッファ回路118
を経てデータDINXとしてライトデータバス切換回路8
4に入力される。
【0118】この時、その他の入力バッファ回路110
〜117の出力DIN<7:0>は“L”に固定される。表
2より、ライトデータバス切換信号WSEL<3:2,0>が"
H"となるので、TG101、102、104〜109が導
通状態となり、入力バッファ回路118の出力DIXはTG
108を介してデータIOW<3>として転送されると共
に、TG101、104、105を介してデータIOW<2:0
>として転送され、また、TG109を介してデータIOW<4
>として転送されると共に、TG102、106、107
を介してデータIOW<7:5>として転送される。ここで、
入力バッファ回路110〜117の出力DIN<7:0>は“L
に”固定されているが、TG90〜97が非導通状態にあ
るので、元々のデータIOW<7:0>とデータ衝突を起こす
ことはない。
【0119】このように、データビット幅が32の場
合、図14に示すように、外部から入力されたライトデ
ータDIXは、ライトデータバス切換回路84にて隣接す
る8本全てのデータ書込線IOWに同じデータとして転送
されるが、ライトドライバー回路82にて、外部入力さ
れる3ビットのアドレス信号に基づいてライトドライバ
ーを選択的に動作させることにより、所望のメモリセル
にデータを書き込むことができる。
【0120】以上、本実施の形態によれば、データビッ
ト幅の異なるDRAMマクロを設計する際、従来必要とされ
ていたライトデータバスのメタルマスク切換処理を電気
的に行なうことが可能となるので、外部からデータビッ
ト幅を設定するだけで、複数のデータビット幅に対応可
能なDRAMマクロを実現することができる。これにより、
マスク枚数や設計工数を削減でき、低コスト化を図るこ
とができる。
【0121】尚、TG90〜97及びTG100〜10
9のスイッチ素子を用いて電気的にデータバス切換を行
なうので、データ転送に伴う遅延が懸念されるが、図1
1(a)に示したように、隣接する8ビットのデータ入
力線DIN<7:0>の中央に配置される3ビット目と4
ビット目のデータ入力線DIN<4:3>に、TG101、1
02、104〜107を介して、他の3ビットのデータ
入力線DIN<2:0>、DIN<7:5>をそれぞれ接続
し、更にこの2本のデータ入力線DIN<3>、DIN<4>の間
に、データビット幅が32の場合と検査時とで兼用可能
なデータ入力線DINXを新規に配置する構成としたの
で、データパス長を短く抑え、またデータバスの負荷を
分散させることができ、データ転送遅延を小さく抑制す
ることができる。
【0122】また、データビット幅が32の場合には、
入力バッファ回路118から8ビットのデータ入力線D
IN<7:0>の全てにライトデータを展開するので、他
のデータビット構成と比較すると、特にデータ転送遅延
が生じてしまう懸念があるが、入力バッファ回路118
の駆動能力が他の入力バッファ回路110〜117より
高いので、データ転送遅延を小さく制限することが可能
である。
【0123】また、本実施の形態によれば、データビッ
ト幅が256の場合には入力バッファ回路110〜11
7が動作し(図11(b)参照)、データビット幅が1
28の場合には入力バッファ回路111、113、11
4、116が動作し(図11(c)参照)、データビッ
ト幅が64の場合には入力バッファ回路113、114
が動作し(図11(d)参照)、データビット幅が32
の場合には出力バッファ回路118が動作する(図11
(e)参照)。すなわち、データビット幅が設定されれ
ば、そのデータビット幅に対応した入力バッファ回路が
一意に固定決定される。
【0124】従って、図15に示すように、インバータ
回路121に供給する電源レベルを入力バッファイネー
ブル信号IBENによって制御可能なスイッチ回路(パス切
断手段)122を、電源供給パスに設ける構成とすれ
ば、外部接続されない入力バッファ回路への電源供給パ
スを完全にカットすることができる。これにより、スタ
ンバイリーク電流を低減することができる。特に、幅広
いデータビットを備え且つ設定データビット幅の狭いDR
AMマクロ、例えば256ビット幅を備えた32ビット幅
設定のDRAMマクロにおいて、大きなリーク電流低減効果
を得ることができる。このスイッチ回路122は、入力
バッファ回路の外部に配置しても良い。
【0125】尚、本実施の形態では、図11(a)に示
すライトデータバス切り換え回路84は、TG90〜9
7及びTG100〜109で構成したが、所望のデータ
バス切り換え動作を実現する回路であれば良く、データ
バスの切換構成手段は本実施の形態に限定されないのは
勿論である。
【0126】また、ライトデータバス切換回路84及び
データ入力回路85は、表2のロジックテーブルのステ
ートに基づいて制御したが、所望のデータバス切換動作
を実現できれば良く、表2のロジックテーブルに限定さ
れない。
【0127】更に、本実施の形態では、ライトデータバ
ス切換回路84の構成を図11(a)の構成として、バ
ス切換えを最大n(=256)ビットとして、256、
128、64及び32ビットに切換可能としたが、本発
明はこれに限定されず、その他、種々のバス切換えの構
成が可能である。例えば、9ビット目の新たなデータ入
力線DINXを設けず、2本のデータ入力線DIN<3
>、DIN<4>を1個のTGで接続しても良い。この場
合には、256、64、32ビットに切換可能である。
また、所定の1ビットのデータ入力線(例えばDIN<0
>)と他のデータ入力線DIN<7:1>とを接続する7個の
TGを設けても良い。この場合には、256、32ビッ
トの切換えが可能である。
【0128】(第3の実施の形態)以下、本発明の第3
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0129】図16は、本発明の第3の実施の形態の半
導体記憶装置のブロック構成を示す。同図において、1
31はメモリセルアレイである。
【0130】また、132はプリアンプ回路、133は
データラッチ回路、134はリードデータバス切換回
路、135はデータ出力回路、136は第1のリード制
御回路、137は第2のリード制御回路であって、これ
らの回路132〜137は図1に示したリードデータ転
送回路Aを構成する。142はライトドライバー回路、
143はデータラッチ回路、144はライトデータバス
切換回路、145はデータ入力回路、146は第3の制
御回路、147はライト制御回路であって、これらの回
路142〜147は図10に示したライトデータ転送回
路Bを構成する。
【0131】また、図16において、153はデータラ
ッチ回路、154はマスクデータバス切換回路、155
はマスクデータ入力回路である。尚、本実施の形態の構
成によるDRAMマクロは、最大256ビットのデータビッ
ト幅に対応でき、入出力データに対するマスク機能を備
えた構成となっている。
【0132】図16において、前記第1及び第2の実施
の形態で説明した回路構成及び信号線と同一部分につい
ては、その説明を省略する。図16において、MSKはデ
ータラッチ回路153の出力信号をライトドライバー回
路142に転送するデータマスク線である。DQMDはマス
クデータバス切換回路154の出力であるデータマスク
信号をデータラッチ回路153に転送する信号線、DQMI
及びDQMIXはマスクデータ入力回路155の出力信号を
マスクデータバス切換回路154に転送する転送線、DQ
M、DQMXは外部からデータマスク信号をマスクデータ入
力回路155に入力するデータマスク信号入力線(デー
タ線)である。
【0133】また、図16において、MSはDRAMコアのデ
ータビット幅を外部から設定可能な2ビットのデータビ
ット幅設定信号、ADDは最大ビット幅3のアドレス信
号、READは読出し動作指定信号、RSELは前記第1のリー
ド制御回路136で生成される8ビットの信号であっ
て、リードデータバス切換回路134に接続される。OB
ENは、前記データビット設定信号MSとデータマスク線M
SKのマスクデータラッチ信号MSKとに基づいて第2の
リード制御回路137にて生成される信号であって、デ
ータ出力回路135に入力される。更に、WSEL<6:0>及
びIBEN<3:0>は、前記データビット設定信号MSに基づい
てライト制御回路147で生成される信号であって、そ
れぞれライトデータバス切換回路144及びマスクデー
タバス切換回路154と、データ入力回路145及びマ
スクデータ入力回路155に入力される。
【0134】図17は、前記マスクデータバス切換回路
154及びマスクデータ入力回路155の内部構成を示
す。前記マスクデータ入力回路155は、8本のマスク
データ線DQM<7:0>に対応する8個の入力バッファ
回路180〜187と、追加の1本のマスクデータ線D
QMXに対応する1個の入力バッファ回路188とを備
える。これらの入力バッファ回路180〜188の内部
構成は、図12又は図15に示す回路構成である。
【0135】更に、前記マスクデータバス切換回路15
4は、TG160〜167及びTG170〜179を備
える。これらのTG160〜167は、図11(a)に
示したライトデータバス切換回路84のTG90〜97
に相当し、TG170〜179は図11(a)のライト
データバス切換回路84のTG100〜109に相当す
る。従って、その詳細な説明を省略する。
【0136】次に、本実施の形態の半導体記憶装置の動
作を説明する。
【0137】[リードデータマスク動作]読出しサイクル
時に所望のメモリセルから読み出されたデータは、プリ
アンプ回路132で増幅された後、データラッチ回路1
33でラッチされ、リードデータバス切換回路134に
入力される。リードデータバス切換回路134では、デ
ータラッチ信号RDBが、データビット幅設定信号MSとア
ドレス信号ADDと読出し動作指定信号READとに基づいて
第1のリード制御回路136で生成されるリードデータ
バス切換信号RSELによって、所望のデータ出力線DOUT、
DOUTXと接続される。これらのデータ出力線DOUT、DOUTX
は、データ出力回路135に入力された後、出力データ
DO、DOXとして外部へ出力される。
【0138】一方、外部から入力されるデータマスク信
号DQM、DQMXは、ライトデータDI、DIXと同様に、表2の
ロジックテーブルに示す入力バッファイネーブル信号IB
ENに基づいてマスクデータ入力回路155でドライブさ
れた後、マスクデータバス切換回路154に入力され、
ライトデータバス切換信号WSELによって所望のデータバ
スDQMDと接続される。
【0139】データラッチ回路153でラッチされたマ
スクデータMSKは、第2のリード制御回路137に入力
され、データ出力回路135を制御する出力バッファイ
ネーブル信号OBENを生成する。データ読出しサイクルで
且つデータマスクサイクル時には、出力バッファイネー
ブル信号OBENは"L"となり、出力バッファ回路の出力を
ハイインピーダンス状態にすることにより、(8xm)
ビット(m=1〜32)の出力データを選択的にマスクす
る。
【0140】[ライトデータマスク動作]書き込みサイク
ル時に外部入力されたライトデータDI、DIXは、ライト
制御回路147からの入力バッファイネーブル信号IBEN
に基づいてデータ入力回路145でドライブされた後、
ライトデータバス切換回路144に入力され、ここでラ
イト制御回路147のライトデータバス切換信号WSELに
よって所望のデータ書込線IOWと接続される。これ等の
データIOWは、データラッチ回路143でラッチされた
後、ライトドライバー回路142に入力される。
【0141】一方、マスクデータDQM、DQMXは、ライト
データDI、DIXと同様に、入力バッファイネーブル信号I
BENに基づいてマスクデータ入力回路155でドライブ
された後、マスクデータバス切換回路154に入力さ
れ、ライトデータバス切換信号WSELによって所望のマス
クデータ線DQMDに転送される。マスクデータDQMDは、デ
ータラッチ回路153でラッチされた後、データマスク
信号MSKとしてライトドライバー回路142に入力され
る。
【0142】ライトドライバー回路142では、前記デ
ータマスク信号MSK及びライトドライバーイネーブル信
号WEにより制御されて、グローバルデータ線GIOを介し
て所望のメモリセルへのデータ書き込み動作や、データ
マスク動作が行われる。データ書き込みサイクルで且つ
データマスクサイクルでは、データマスク信号MSKによ
りマスク対象となるライトドライバー回路を非活性とす
ることにより、(8xm)ビット(m=1〜32)のメモ
リセルへのデータ書き込み動作を選択的に禁止してい
る。
【0143】以上のように、本実施の形態によれば、デ
ータビット幅の異なるDRAMマクロを設計する際、従来必
要とされていたマスクデータバスのメタルマスク切換処
理をマスクデータバス切換回路154により電気的に行
なうことが可能となるので、外部からデータビット幅を
設定するだけで、入出力データのマスク機能を備え且つ
複数のデータビット幅に対応可能なDRAMマクロを実現す
ることができる。これにより、マスク枚数や設計工数を
削減でき、低コスト化を図ることができる。
【0144】尚、図17に示すようにTG160〜16
7及びTG170〜179のスイッチ素子を用いて電気
的にマスクデータバス切換を行なうので、マスクデータ
転送に伴う遅延が懸念されるが、図17に示すように、
隣接する8ビットのマスクデータバスDQMI<7:0>
の中央に配置される3ビット目と4ビット目のマスクデ
ータバスDQMI<4:3>に、それぞれ、TG171、17
2、174〜177を介して他の3本のマスクデータバ
スDQMI<2:0>、DQMI<7:5>を接続し、更に2本のマス
クデータバスDQMIN<3>、DQMIN<4>間に、データビット
幅が32の場合と検査時とで兼用可能なデータバスDQ
MIXを新規に配置する構成とすることにより、データ
パス長を短く抑え、またデータバスの負荷を分散させる
ことができ、データ転送遅延を小さく抑制することがで
きる。
【0145】また、データビット幅が32であり且つマ
スクデータビットが4の場合、入力バッファ回路188
から8ビットのマスクデータバスDQMD<7:0>にマ
スクデータを展開するので、他のデータビット構成と比
較すると、特にデータ転送遅延が生じる懸念があるが、
入力バッファ回路188の駆動能力を、要求されるタイ
ミング仕様にあわせて、他の入力バッファ回路180〜
187の駆動能力よりも高く設定すれば、データ転送遅
延は小さく制限される。
【0146】また、本実施の形態では、データビット幅
が設定されれば、マスクデータ入力回路155の入力バ
ッファ回路180〜188のうち、そのデータビット幅
に対応した入力バッファ回路が一意に固定決定されるの
で、図15に示すように、インバータ回路121に供給
する電源レベルを入力バッファイネーブル信号IBENによ
って制御可能なスイッチ回路(パス切断手段)122
を、電源供給パスに設ける構成とすれば、外部接続され
ない入力バッファ回路への電源供給パスを完全にカット
することができる。これにより、スタンバイ時のリーク
電流を低減することができる。特に幅広いデータビット
を備え、且つ設定データビット幅の狭いDRAMマクロ、例
えば256ビット幅を備えた32ビット幅設定のDRAMマ
クロにおいて、大きなスタンバイ電流低減効果を得るこ
とができる。
【0147】尚、本実施の形態では、図17に示すマス
クデータバス切換回路154は、TG160〜167及
びTG170〜179で構成したが、所望のデータバス
切換動作を実現する回路であれば良く、データバスの切
換構成手段は本実施の形態に限定されないのは言うまで
もない。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜28記
載の発明の半導体記憶装置によれば、データビット幅の
種類に応じたデータバス切換処理を電気的に行なったの
で、従来のようにメタルマスクの切り換え処理を行う必
要がなく、マスク枚数の削減及び設計工数の削減による
低コスト化を図ることができる。
【0149】また、請求項10、22記載の発明によれ
ば、データビット幅設定信号によりデータビット幅が決
定されると、そのデータビット幅に対応して、動作する
出力又は入力バッファ回路が一意に固定的に決定される
ので、動作しない出力又は入力バッファ回路への電源供
給経路をカットできて、スタンバイリーク電流を低減で
き、低消費電力化を図ることができる。
【0150】更に、請求項11、23記載の発明によれ
ば、データ線が外部接続される出力又は入力バッファ回
路を検査データ出力又は入力用のバッファ回路として兼
用したので、従来のようにデータバス毎に検査データ用
出力又は入力バッファ回路を設ける場合に比べて、検査
データ用出力又は入力バッファ回路を削除でき、低コス
ト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体記憶装置の
全体概略構成を示すブロック図である。
【図2(a)】図1の半導体記憶装置に備えるリードデ
ータバス切換回路及びデータ出力回路のの構成を示す図
である。
【図2(b)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が256の場合のバス
切換えの様子を示す図である。
【図2(c)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が128の場合にアド
レス信号ADD<0>="L"のときのバス切換えの様子を示す図
である。
【図2(d)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が128の場合にアド
レス信号ADD<0>="H"のときのバス切換えの様子を示す
図である。
【図2(e)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が64の場合にアドレ
ス信号ADD<1:0>="LL"のときのバス切換えの様子を
示す図である。
【図2(f)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が64の場合にアドレ
ス信号ADD<1:0>="LH"のときのバス切換えの様子を
示す図である。
【図2(g)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が64の場合にアドレ
ス信号ADD<1:0>="HL"のときのバス切換えの様子を
示す図である。
【図2(h)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が64の場合にアドレ
ス信号ADD<1:0>="HH"のときのバス切換えの様子を
示す図である。
【図2(i)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が32の場合にアドレ
ス信号ADD<2:0>="LLL"のときのバス切換えの様子
を示す図である。
【図2(j)】同リードデータバス切換回路及びデータ
出力回路においてデータビット幅が32の場合にアドレ
ス信号ADD<2:0>="HHH"のときのバス切換えの様子
を示す図である。
【図3】同データ出力回路に備える出力バッファ回路の
構成を示す図である。
【図4】同リードデータバス切換回路に備えるトライス
テートバッファ回路の構成を示す図である。
【図5】同リードデータバス切換回路に備えるトランス
ファーゲート回路の構成を示す図である。
【図6】同半導体記憶装置におけるデータビット幅25
6でのデータ読出し動作のタイミングチャートを示す図
である。
【図7】同半導体記憶装置におけるデータビット幅32
でのデータ読出し動作のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図8】リードデータバス切換回路の構成の変形例を示
す図である。
【図9】出力バッファ回路の構成の変形例を示す図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態の半導体記憶装置
の全体概略構成を示すブロック図である。
【図11(a)】同半導体記憶装置に備えるライトデー
タバス切換回路及びデータ入力回路の構成を示す図であ
る。
【図11(b)】同リードデータバス切換回路及びデー
タ入力回路においてデータビット幅が256の場合のバ
ス切換えの様子を示す図である。
【図11(c)】同リードデータバス切換回路及びデー
タ入力回路においてデータビット幅が128の場合のバ
ス切換えの様子を示す図である。
【図11(d)】同リードデータバス切換回路及びデー
タ入力回路においてデータビット幅が64の場合のバス
切換えの様子を示す図である。
【図11(e)】同リードデータバス切換回路及びデー
タ入力回路においてデータビット幅が32の場合のバス
切換えの様子を示す図である。
【図12】同データ入力回路に備える入力バッファ回路
の構成を示す図である。
【図13】同半導体記憶装置のデータビット幅256で
のデータ書き込み動作のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図14】同半導体記憶装置のデータビット幅32での
データ書き込み動作のタイミングチャートを示す図であ
る。
【図15】同入力バッファ回路の構成の変形例を示す図
である。
【図16】本発明の第3の実施の形態の半導体記憶装置
の全体概略構成を示すブロック図である。
【図17】同半導体記憶装置に備えるマスクデータバス
切換回路及びマスクデータ入力回路の構成を示す図であ
る。
【図18】従来の半導体記憶装置の全体概略構成を示す
ブロック図である。
【図19】同従来の半導体記憶装置に備えるデータ出力
回路と、データビット幅が異なる場合に必要となる出力
データバスのメタルマスク切換処理を説明するための図
である。
【符号の説明】
A リードデータバス切換回路 B ライトデータバス切換回路 1、81、131 メモリアレイ 2、132 プリアンプ回路 3、133 データラッチ回路 4、134 リードデータバス切換回路 5、135 データ出力回路 6、136 第1のリード制御回路 7、137 第2のリード制御回路 10〜17 トライステートバッファ回路
(遮断用スイッチ回路) 20〜27 トランスファゲート回路(パ
ス切換用スイッチ回路) 28、29 トランスファゲート回路 (追加のパス切換用スイッチ回路) 30〜38 出力バッファ回路 49、122 スイッチ回路(パス切断手
段) 82、142 ライトドライバ回路(ライト
バッファ回路) 83、143 データラッチ回路 84、144 ライトデータバス切換回路 85、145 データ入力回路 86、146 第3の制御回路 87、147 ライト制御回路 90〜97 トライステートトランスファ
ゲート回路(遮断用スイッチ回路) 100〜107 トライステートトランスファゲ
ート回路(バス切換用スイッチ回路) 108、109 トライステートトランスファゲ
ート回路(追加のバス切換用スイッチ回路) 110〜117 入力バッファ回路 153 データラッチ回路 154 マスクデータバス切換回路 155 マスクデータ入力回路 160〜167 170〜179 トライステートトランスファゲー
ト回路 180〜187 入力バッファ回路 MS データビット幅設定信号 ADD アドレス信号 DOUT、DOUTX データ出力線(リードデータバ
ス) DO、DOX データ線 DIN データ入力線(ライトデータバ
ス) DQMI マスクデータ転送線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5M024 AA74 AA82 AA90 BB03 BB04 BB17 BB33 BB34 DD09 DD40 DD60 KK01 LL19 PP01 PP02 PP03 PP07

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルを有するメモリセルア
    レイと、 前記メモリセルアレイから外部に最大nビット(nは整
    数)の並列データを読み出すことが可能なリードデータ
    転送回路とを有する半導体記憶装置であって、 前記リードデータ転送回路は、 前記メモリセルアレイから読み出されたnビットの並列
    データが入力され、この並列データのバスを切換えるリ
    ードデータバス切換回路と、 前記リードデータバス切換回路からの出力データが入力
    され、入力データの全部又は一部を選択して出力するデ
    ータ出力回路と、 前記データ出力回路に外部接続されるデータ線のビット
    幅を設定するデータビット幅設定信号、及び外部アドレ
    ス信号に基づいて、前記リードデータバス切換回路のバ
    ス切換動作を制御する第1のリード制御回路と、 前記データビット幅設定信号に基づいて前記データ出力
    回路の選択動作を制御する第2のリード制御回路とを備
    え、 前記メモリセルアレイから読み出されるnビットの並列
    データのうち、前記データビット幅設定信号に応じたビ
    ット幅のデータを前記データ出力回路から出力すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記リードデータバス切換回路は、 隣接する2ビットのリードデータバスを1単位として、 前記単位となる2ビットのリードデータバス同士を接続
    するバス切換用スイッチ回路と、 前記2ビットのリードデータバスの各々に配置され、前
    記リードデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路が前記第1のリ
    ード制御回路により制御されて、並列データのビット幅
    をnビットと(n/2)ビットとに切換えることを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記リードデータバス切換回路は、 隣接する4ビットのリードデータバスを1単位とし、 前記単位となる4ビットのリードデータバスのうち、所
    定の1ビットのリードデータバスと他の3ビットのリー
    ドデータバスとを各々接続するバス切換用スイッチ回路
    と、 前記4ビットのリードデータバスの各々に配置され、前
    記リードデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路が前記第1のリ
    ード制御回路により制御されて、並列データのビット幅
    をnビットと(n/4)ビットとに切換えることを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記リードデータバス切換回路は、 隣接する8ビットのリードデータバスを1単位とし、 前記単位となる8ビットのリードデータバスのうち、所
    定の1ビットのリードデータバスと他の7ビットのリー
    ドデータバスとを各々接続するバス切換用スイッチ回路
    と、 前記8ビットのリードデータバスの各々に配置され、前
    記リードデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路が前記第1のリ
    ード制御回路により制御されて、並列データのビット幅
    をnビットと(n/8)ビットとに切換えることを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記リードデータバス切換回路は、 隣接する8ビットのリードデータバスを1単位とし、 前記単位となる8ビットのリードデータバスのうち、4
    ビットのリードデータバス毎に、所定の1ビットのリー
    ドデータバスと他の3ビットのリードデータバスとを各
    々接続するバス切換用スイッチ回路と、 前記8ビットのリードデータバスの各々に配置され、前
    記リードデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路と、 前記2ビットの所定のリードデータバス同士を接続する
    追加のバス切換用スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッチ
    回路が前記第1のリード制御回路により制御されて、並
    列データのビット幅をnビット、(n/4)ビット及び
    (n/8)ビットに切換えることを特徴とする請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記リードデータバス切換回路は、 隣接する8ビットのリードデータバスを1単位とし、 前記単位となる8ビットのリードデータバスのうち、4
    ビットのリードデータバス毎に、所定の1ビットのリー
    ドデータバスと他の3ビットのリードデータバスとを各
    々接続するバス切換用スイッチ回路と、 前記8ビットのリードデータバスの各々に配置され、前
    記リードデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路と、 9ビット目の新たなリードデータバスと、 前記9ビット目のリードデータバスと前記2ビットの所
    定のリードデータバスとを各々接続する追加のバス切換
    用スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッチ
    回路が前記第1のリード制御回路により制御されて、並
    列データのビット幅をnビット、(n/4)ビット及び
    (n/8)ビットに切換えることを特徴とする請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記リードデータバス切換回路は、 前記請求項2のバス切換用スイッチ回路と、 前記請求項6のバス切換用スイッチ回路、遮断用スイッ
    チ回路、追加のバス切換用スイッチ回路、及び9ビット
    目のリードデータバスとを備え、 前記請求項2のバス切換用スイッチ回路並びに前記請求
    項6のバス切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッ
    チ回路が前記第1のリード制御回路により制御されて、
    並列データのビット幅をnビット、(n/2)ビット、
    (n/4)ビット及び(n/8)ビットに切換えることを特
    徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記リードデータ切換回路において、 単位となる8ビットのリードデータバスは、 隣接する4ビットのリードデータバスと他の隣接する4
    ビットのリードデータバスとが線対称に配置され、 前記9ビット目のリードデータバス、及び前記9ビット
    目のリードデータバスに接続される追加のバス切換用ス
    イッチ回路は、共に、前記隣接する4ビットのリードデ
    ータバスと他の隣接する4ビットのリードデータバスと
    の間にレイアウト配置されることを特徴とする請求項6
    又は7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記データ出力回路はn+(n/8)個の出力
    バッファ回路を備えたことを特徴とする請求項1、6又
    は7記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記データ出力回路は複数の出力バッ
    ファ回路を備え、 前記複数の出力バッファ回路のうち、データ読出し動作
    時に活性化する出力バッファ回路は、前記データビット
    幅設定信号に応じて固定的に決定され、各出力バッファ
    回路を指定する外部アドレス信号には依存しないことを
    特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記データ出力回路は複数の出力バッ
    ファ回路を備え、 前記複数の出力バッファ回路のうち、前記データビット
    幅設定信号の設定ビット幅が最大ビット数nの(n/8)で
    ある場合に活性化する出力バッファ回路は、検査時に活
    性化する出力バッファ回路を兼用することを特徴とする
    請求項1、6又は7記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記データ出力回路は、 複数の出力バッファ回路と、 前記複数の出力バッファ回路のうち、データ読出し動作
    時に非活性となる出力バッファ回路への電源供給パス
    を、前記データビット幅設定信号に基づいて切断するパ
    ス切断手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 複数のメモリセルを有するメモリセル
    アレイと、 前記メモリセルアレイに対して外部から最大nビット
    (nは整数)の並列データを書き込むことが可能なライ
    トデータ転送回路とを備えた半導体記憶装置であって、 前記ライトデータ転送回路は、 外部からライトデータが入力されるデータ入力回路と、 前記データ入力回路からライトデータが入力され、この
    ライトデータのバスを切換えるライトデータバス切換回
    路と、 前記ライトデータバス切換回路からのライトデータを前
    記メモリセルアレイに書き込むライトバッファ回路と、 前記データ入力回路に外部接続されるデータ線のビット
    幅を設定するデータビット幅設定信号に基づいて、前記
    データ入力回路の入力動作及び前記ライトデータバス切
    換回路のバス切換動作を制御するライト制御回路とを備
    え、 前記データ入力回路に入力されるデータを、前記データ
    ビット幅設定信号に基づいて所定ビット幅の並列データ
    に拡張することを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記ライトデータバス切換回路は、 隣接する2ビットのライトデータバスを1単位として、 前記単位となる2ビットのライトデータバス同士を接続
    するバス切換用スイッチ回路と、 前記2ビットのライトデータバスの各々に配置され、前
    記ライトデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路が前記ライト制
    御回路により制御されて、前記メモリセルアレイに書き
    込む並列データのビット幅をnビットと(n/2)ビット
    とに切換えることを特徴とする請求項13記載の半導体
    記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記ライトデータバス切換回路は、 隣接する4ビットのライトデータバスを1単位とし、 前記単位となる4ビットのライトデータバスのうち、所
    定の1ビットのライトデータバスと他の3ビットのライ
    トデータバスとを各々接続するバス切換用スイッチ回路
    と、 前記4ビットのライトデータバスの各々に配置され、前
    記ライトデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路が前記ライト制
    御回路により制御されて、前記メモリセルアレイに書き
    込む並列データのビット幅をnビットと(n/4)ビット
    とに切換えることを特徴とする請求項13記載の半導体
    記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記ライトデータバス切換回路は、 隣接する8ビットのライトデータバスを1単位とし、 前記単位となる8ビットのライトデータバスのうち、所
    定の1ビットのライトデータバスと他の7ビットのライ
    トデータバスとを各々接続するバス切換用スイッチ回路
    と、 前記8ビットのライトデータバスの各々に配置され、前
    記ライトデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用及び遮断用スイッチ回路が前記ライト制
    御回路により制御されて、前記メモリセルアレイに書き
    込む並列データのビット幅をnビットと(n/8)ビット
    とに切換えることを特徴とする請求項13記載の半導体
    記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記ライトデータバス切換回路は、 隣接する8ビットのライトデータバスを1単位とし、 前記単位となる8ビットのライトデータバスのうち、4
    ビットのライトデータバス毎に、所定の1ビットのライ
    トデータバスと他の3ビットのライトデータバスとを各
    々接続するバス切換用スイッチ回路と、 前記8ビットのライトデータバスの各々に配置され、前
    記ライトデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路と、 前記2ビットの所定のライトデータバス同士を接続する
    追加のバス切換用スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッチ
    回路が前記ライト制御回路により制御されて、前記メモ
    リセルアレイに書き込む並列データのビット幅をnビッ
    ト、(n/4)ビット及び(n/8)ビットに切換えること
    を特徴とする請求項13記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記ライトデータバス切換回路は、 隣接する8ビットのライトデータバスを1単位とし、 前記単位となる8ビットのライトデータバスのうち、4
    ビットのライトデータバス毎に、所定の1ビットのライ
    トデータバスと他の3ビットのライトデータバスとを各
    々接続するバス切換用スイッチ回路と、 前記8ビットのライトデータバスの各々に配置され、前
    記ライトデータバス切換回路のデータ入力端と前記バス
    切換用スイッチ回路の接続位置との間に位置する遮断用
    スイッチ回路と、 9ビット目の新たなライトデータバスと、 前記9ビット目のライトデータバスと前記2ビットの所
    定のライトデータバスとを各々接続する追加のバス切換
    用スイッチ回路とを備え、 前記バス切換用、遮断用及び追加のバス切換用スイッチ
    回路が前記ライト制御回路により制御されて、前記メモ
    リセルアレイに書き込む並列データのビット幅をnビッ
    ト、(n/4)ビット及び(n/8)ビットに切換えること
    を特徴とする請求項13記載の半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記ライトデータバス切換回路は、 前記請求項14のバス切換用スイッチ回路と、 前記請求項18のバス切換用スイッチ回路、遮断用スイ
    ッチ回路、追加のバス切換用スイッチ回路、及び9ビッ
    ト目のライトデータバスとを備え、 前記請求項14のバス切換用スイッチ回路並びに前記請
    求項18のバス切換用、遮断用及び追加のバス切換用ス
    イッチ回路が前記ライト制御回路により制御されて、前
    記メモリセルアレイに書き込む並列データのビット幅を
    nビット、(n/2)ビット、(n/4)ビット及び(n/
    8)ビットに切換えることを特徴とする請求項13記載
    の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記ライトデータ切換回路において、 単位となる8ビットのライトデータバスは、 隣接する4ビットのライトデータバスと他の隣接する4
    ビットのライトデータバスとが線対称に配置され、 前記9ビット目のライトデータバス、及び前記9ビット
    目のライトデータバスに接続される追加のバス切換用ス
    イッチ回路は、共に、前記隣接する4ビットのライトデ
    ータバスと他の隣接する4ビットのライトデータバスと
    の間にレイアウト配置されることを特徴とする請求項1
    8又は19記載の半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記データ入力回路はn+(n/8)個の入
    力バッファ回路を備え、 前記n+(n/8)個の入力バッファ回路のうち、n/8個の入
    力バッファ回路の駆動能力は、他のn個の入力バッファ
    回路の駆動能力よりも高いことを特徴とする請求項1
    3、18又は19記載の半導体記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記データ入力回路は複数の入力バッ
    ファ回路を備え、 前記複数の入力バッファ回路のうち、データ書込み動作
    時に活性化する入力バッファ回路は、前記データビット
    幅設定信号に応じて固定的に決定され、各入力バッファ
    回路を指定する外部アドレス信号には依存しないことを
    特徴とする請求項13記載の半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記データ入力回路は複数の入力バッ
    ファ回路を備え、 前記複数の入力バッファ回路のうち、前記データビット
    幅設定信号の設定ビット幅が最大ビット数nの(n/8)で
    ある場合に活性化する入力バッファ回路は、検査時に活
    性化する入力バッファ回路を兼用することを特徴とする
    請求項13、18又は19記載の半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】 前記データ入力回路は、 複数の入力バッファ回路と、 前記複数の入力バッファ回路のうち、データ書込み動作
    時に非活性となる入力バッファ回路への電源供給パス
    を、前記データビット幅設定信号に基づいて切断するパ
    ス切断手段とを備えたことを特徴とする請求項13記載
    の半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 複数のメモリセルを有するメモリセル
    アレイと、 前記請求項1記載のリードデータ転送回路と、 前記請求項13記載のライトデータ転送回路と、 (n/8)ビットのデータマスク信号が入力されるマスクデ
    ータ入力回路と、 前記マスクデータ入力回路からのデータマスク信号が入
    力され、これらのデータマスク信号のバスを切換えるマ
    スクデータバス切換切回路と、 データビット幅設定信号に基づいて前記マスクデータ入
    力回路の入力動作及び前記マスクデータバス切換回路の
    バス切換動作を制御するマスク制御回路とを備え、 前記データビット幅設定信号に基づいて、前記リードデ
    ータ転送回路のデータ出力回路から出力される並列デー
    タ、及び前記ライトデータ転送回路のデータ出力回路か
    ら前記メモリセルアレイに書き込むデータの一部をマス
    クすることを特徴とする半導体記憶装置。
  26. 【請求項26】 前記マスクデータバス切換切回路から
    のデータマスク信号は、前記リードデータ転送回路の第
    2のリード制御回路及び前記ライトデータ転送回路のラ
    イトバッファ回路に入力され、 前記第2のリード制御回路が前記データマスク信号に基
    づいて前記リードデータ転送回路のデータ出力回路から
    のリードデータの一部をマスクし、 前記ライトバッファ回路が前記データマスク信号に基づ
    いて前記メモリセルアレイへのライトデータの一部をマ
    スクすることを特徴とする請求項25記載の半導体記憶
    装置。
  27. 【請求項27】 前記データビット幅設定信号はパッド
    から供給され、 扱う並列データのビット幅を使用目的に応じてボンディ
    ングオプションにより外部設定可能としたことを特徴と
    する請求項1、13又は25記載の半導体記憶装置。
  28. 【請求項28】 前記データビット幅設定信号は論理回
    路から供給され、 扱う並列データのビット幅を使用目的に応じて前記論理
    回路から外部設定可能としたことを特徴とする請求項
    1、13又は25記載の半導体記憶装置。
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JP2005108400A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Samsung Electronics Co Ltd 半導体メモリ装置のデータ入出力幅を変更させる回路及び方法
JP2006048916A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Samsung Electronics Co Ltd 電流モードシグナリング方式のシングルビットバス構造を有するメモリ装置
JP2008302036A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機用メモリモジュール

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