JP2003150815A - 来店者確認方法、そのシステム、及びサービス料決定方法 - Google Patents

来店者確認方法、そのシステム、及びサービス料決定方法

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JP2003150815A
JP2003150815A JP2001348948A JP2001348948A JP2003150815A JP 2003150815 A JP2003150815 A JP 2003150815A JP 2001348948 A JP2001348948 A JP 2001348948A JP 2001348948 A JP2001348948 A JP 2001348948A JP 2003150815 A JP2003150815 A JP 2003150815A
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Motoharu Oda
基治 小田
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SOFNET JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紹介を依託したことによる営業利益の向上を
店舗側がより正確に推定するための情報を取得するため
の技術、更には紹介を依託した店舗側が納得できるサー
ビス料を算出するための技術を提供する。 【解決手段】 携帯電話機102のユーザは、会員登録
を行って、店舗紹介サービスシステム101が提供す
る、店舗120を紹介するサービスを受ける。店舗12
0を紹介する情報を閲覧したユーザは、懸賞に応募する
うえで必要な情報を取得することができ、店舗120側
には、その応募をするうえで更に必要な情報が用意され
ている。それにより、ユーザは、店舗120の紹介を受
けた後、店舗120に来店して懸賞に応募できるように
なっている。システム101は、携帯電話機102を介
して行われる応募を受け付け、その応募から、紹介した
店舗120をユーザが実際に来店したか否か確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークと接
続される端末装置のユーザを対象に、紹介を依頼された
店舗を紹介するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、インターネットに代表されるネットワークは広く社
会に普及し、利用者が急増している。そのような背景か
ら、ネットワークを利用した様々なサービスが提供され
るようになってきている。例えばショッピング関係で
は、商品の販売を目的としたサイト(以降、販売サイト
と呼ぶ)が多く開設されており、それを利用する人も急
激に増えつつある。その一方では、実際に構えた店舗を
その店舗から依託されて紹介するサービス(以降、店舗
紹介サービスと呼ぶ)を提供するビジネスも広く行われ
るようになってきている。そのサービスを提供するのが
店舗紹介サービスシステムである。
【0003】そのサービスでの店舗の紹介は、ネットワ
ーク上に開設したサイトで店舗を紹介する情報を掲載す
るか、或いはその情報をメールで送信(配信)すること
で行われる。その情報とは、例えば扱っている商品やこ
れから入荷する商品といったことに関する商品情報、店
舗の所在を教える地図、店舗側から来店者に向けたメッ
セージなどである。そのような情報を広く提供させるこ
とにより、紹介を依託する店舗側は、来店者が増えて営
業利益が上がるのを期待している。
【0004】そのようなサービスに対して店舗側は、紹
介してもらうことへのサービス料として従来は、サイト
に情報を掲載するのであれば固定料金、メールで情報を
配信するのであれば1通当たりの料金にメールの数を掛
けて算出される料金などを支払うようになっていた。し
かし、サイトにアクセスして、或いはメールを開けて情
報を閲覧した人が、その情報によって紹介された店舗に
来店するとは限らない。情報の閲覧者数が分かっても、
そのうちのどれぐらいの人が実際に来店して店舗の営業
利益に貢献したのかは分からない。これは、店舗側にと
っては、支払うサービス料に見合うだけ営業利益が向上
したか否かを必ずしも判断(確認)できないということ
を意味する。支払うサービス料に見合うだけの営業利益
の向上が得られないのであれば、店舗の紹介は依託しな
いほうがかえって良いということにもなる。
【0005】従来は、そのような営業利益の向上が得ら
れたか否か判断するための情報として、閲覧者数やその
閲覧者数の時間変化、年齢や性別で分けての閲覧者数な
どを店舗側に提供していた。しかし、そのような情報で
は、実際にどれぐらいの人が来店したのかを正確に推定
することはできない。それにより、紹介の依託を躊躇し
ている店舗も多いのが実情である。このようなことか
ら、店舗に安心してサービスを利用してもらうには、紹
介を依託したことによる営業利益の向上をより正確に推
定するための情報を提示したり、店舗側が納得できるサ
ービス料を請求するための仕組みを用意する必要がある
と考えられる。
【0006】本発明は、紹介を依託したことによる営業
利益の向上を店舗側がより正確に推定するための情報を
取得するための技術を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、紹介を依託した店舗側が
納得できるサービス料を算出するための技術を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の来店者確認方法
は、ネットワークを介して接続される端末装置のユーザ
に対して店舗紹介サービスシステムが依託されて紹介す
る店舗に、該店舗を紹介した該端末装置のユーザのなか
で来店した人を該店舗紹介サービスシステム側で確認す
るために用いられる方法であって、店舗紹介サービスシ
ステムから端末装置のユーザに対し第1の情報を提供
し、店舗側に、第1の情報と関連づけられた第2の情報
を用意し、端末装置のユーザが第1、及び第2の情報を
用いて店舗紹介サービスシステムに送信させるメッセー
ジにより、該店舗紹介サービスシステムが紹介の店舗を
来店した端末装置のユーザを確認する。
【0009】なお、前記第1または第2の情報は、前記
ユーザに紹介した店舗の特定用の情報を有することが望
ましい。また、上記第1、及び第2の情報として、それ
ぞれ店舗単位で用意した懸賞に応募するための情報を用
意し、メッセージを懸賞への応募のために、端末装置の
ユーザに送信させる、ことが望ましい。また、端末装置
から送信されたメッセージを計数することにより、店舗
紹介サービスシステムが紹介した店舗の来店者数を計数
する、ことが望ましい。端末装置から送信されたメッセ
ージの計数は、該メッセージを送信させたユーザが予め
定めた条件を満たしていた場合に行う、ことが望まし
い。
【0010】本発明の第1、及び第2の態様の来店者確
認システムは、共に、ネットワークを介して接続される
端末装置のユーザに対し、依託された店舗を紹介するサ
ービスを提供する店舗紹介サービスシステムに適用され
ることを前提とし、それぞれ以下の手段を具備する。
【0011】第1の態様の来店者確認システムは、端末
装置から、店舗紹介サービスシステムが該端末装置のユ
ーザに提供する第1の情報、及び該店舗側に用意の該第
1の情報と関連づけられた第2の情報を用いて送信され
たメッセージを受信するメッセージ受信手段と、メッセ
ージ受信手段が受信したメッセージにより、該メッセー
ジを送信させた端末装置のユーザが、店舗紹介サービス
システムが紹介の店舗を来店したか否か確認する来店者
確認手段と、を具備する。
【0012】第2の態様の来店者確認システムは、上記
第1の態様における構成に加えて、店舗紹介サービスシ
ステムが紹介した店舗に端末装置のユーザが来店したと
来店者確認手段が確認した回数を計数することにより、
該店舗の来店者数を計数する来店者数計数手段、を更に
具備する。
【0013】本発明のサービス料決定方法は、ネットワ
ークを介して接続される端末装置のユーザを対象に、店
舗紹介サービスシステムが依託された店舗を紹介したこ
とへの報酬として該店舗に請求するサービス料を決定す
るために用いられる方法であって、請求項1記載の来店
者確認方法により、店舗紹介サービスシステムが店舗を
紹介した端末装置のユーザのなかで来店した人を確認し
て該店舗の来店者数を計数し、該計数した来店者数を基
に、店舗に対して請求するサービス料を決定する。
【0014】本発明では、端末装置のユーザに、そのユ
ーザに紹介した店舗の特定用である第1の情報、及び店
舗側に用意の第1の情報と関連づけられた第2の情報を
用いて店舗紹介サービスシステムにメッセージを送信さ
せ、そのようにして送信されたメッセージにより、店舗
紹介サービスシステムが紹介の店舗を実際に来店した端
末装置のユーザを確認する。
【0015】上記第1の情報とは、例えば特定のURL
にアクセスする、メッセージ用に送信する、或いはそれ
用に送信すべきデータをユーザに考えさせる、ためのも
のである。そのような第1の情報と、それに関連づけら
れた店舗側に用意の第2の情報を用いてメッセージを送
信させることにより、店舗紹介サービスシステムが紹介
の店舗を実際に来店した端末装置のユーザを確認するこ
とが可能となる。
【0016】送信されたメッセージを計数するようにし
た場合には、店舗紹介サービスシステムが紹介の店舗を
来店した端末装置のユーザの人数を計数することが可能
となる。計数した人数を基に、店舗に対して請求するサ
ービス料を決定するようにした場合には、紹介したこと
によって店舗が得た営業利益に見合ったサービス料を請
求することが可能となる。それにより、紹介を依託して
もリスクが生じない形となって、店舗が安心して紹介を
依託できる環境が実現されることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態につき詳細に説明する。図1は、本実施
の形態による店舗紹介サービスシステムを用いて構築さ
れたネットワークシステムの構成を説明する図である。
【0018】本実施の形態による店舗紹介サービスシス
テム(以降、サービスシステムと略記)101は、図1
に示すように、端末装置として携帯電話機102のユー
ザを対象に、依頼された店舗を紹介するサービスを提供
するサイトを実現するものである。本実施の形態による
来店者確認システムは、そのサブシステムとして実現さ
れている。
【0019】そのユーザとして、本実施の形態では、3
社がそれぞれ提供する携帯電話機102a〜102cの
ユーザを全て対象にしている。携帯電話機102a〜1
02cは、例えばそれぞれ、接続会社が構築した通信
網、及びインターネットとの接続を中継するゲートウェ
イサーバ、及びインターネットを介してサービスシステ
ム101と接続される。なお、端末装置として、パーソ
ナルコンピュータやPDAなどを対象にしても良い。
【0020】そのサービスシステム101は、個人が経
営する、或いはチェーン店を構成する店舗120や、チ
ェーン店を運営する本社130などからの依託を受け
て、店舗120を携帯電話機102のユーザに紹介する
サービスを提供する。運営会社140は、そのシステム
101の運営・管理を行うものである。なお、依頼を受
ける店舗120の対象は特に限定するものではないが、
レンタルビデオ店や飲食店、喫茶店、レコード販売店、
などである。ここでは便宜的に、レンタルビデオ店が対
象であるとの前提で以降の説明を行うことにする
【0021】そのサービスシステム101は、図1に示
すように、例えば2台のWebサーバー111、Mob
ile Shiftサーバー(以降、MSサーバーと略
記)112、データベース(DB)サーバー113、管
理サーバー115、及びパーソナルコンピュータ(以
降、パソコン)116を互いにLANで接続する形で構
成されている。
【0022】Webサーバー111は、システム101
にアクセスしてきた携帯電話機102のユーザにそれが
所望のサービスを提供するためのものであり、MSサー
バー112は、Webサーバー111が扱えるデータ
(言語、などを含む)を携帯電話機102b、或いは1
02cが扱えるデータに変換したり、或いは携帯電話機
102b、或いは102cが扱えるデータをWebサー
バー111が扱えるデータに変換するものである。
【0023】DBサーバー113は、各種DBを管理す
るサーバーである。本実施の形態では、登録された会員
にのみ、依託された店舗120(本社130から依託さ
れたチェーン店全体を含む)を紹介するサービスを提供
するようにしている。その会員は、紹介を依託された店
舗120毎に登録するようにしている。図中の会員DB
113aは、その会員の個人データ等を保存しておくた
めに用意したものである。コンテンツDB113bは、
店舗120、或いはチェーン店本社130から依託され
た店舗120に関する情報(コンテンツデータ)を保存
しておくために用意したものである。
【0024】管理サーバー115は、パソコン116か
らの指示に応じて、DBサーバー113が管理するDB
113a、113bを含む各種DBの内容を更新する。
店舗120やチェーン店本社130から配信を要求され
た各種データはパソコン116、及び管理サーバー11
5を介してDBサーバー113が管理するDBに格納さ
れる。運営会社140は、そのパソコン116を介し
て、DBサーバー113が管理するDBの内容を更新し
たり、メール(メールマガジンを含む)での紹介を依頼
された店舗120を紹介するメールを会員に送信させ
る。
【0025】図2は、会員登録時の画面フロー例を示す
図である。その登録を行うユーザが使用する携帯電話機
102の表示装置上に表示される画面の推移例を示した
ものである。その画面は、例えばWebサーバー111
から、必要に応じてMSサーバー112を利用しつつ、
送信される。
【0026】Webサーバー111は、サービスシステ
ム101にアクセスしてきた携帯電話機102に、メイ
ンメニュー画面301を送信して、そのユーザに所望の
サービスを選択させる。その画面301上に配置された
「7 会員登録/変更」をユーザがクリックすると、携
帯電話機102はその旨を示す信号をWebサーバー1
11に送信する。その信号を受信したWebサーバー1
11は、次に、登録の内容を問い合わせるための登録メ
ニュー画面202を送信し、所望の内容を選択させる。
新規登録を望んでいるユーザは、「1 新規登録」をク
リックすれば良い。
【0027】「1 新規登録」をクリックしたユーザの
使用する携帯電話機102には、会員登録する店舗を選
択させるために、店舗の地域を選択させるための画面2
03、その地域内の都道府県を選択させるための画面2
04、その画面204で選択した都道府県に存在する店
舗(紹介を依託された店舗)120の名前のリストを配
置した画面205が順次、Webサーバー111から送
信される。図2中の画面205は、画面203上では
「3 関東」、画面204上では「1 東京」をユーザ
がクリックすることで携帯電話機102の表示装置に表
示されたものである。
【0028】上記画面205上で店舗120の名前をク
リックすると、携帯電話機102はその旨を示す信号を
Webサーバー111に送信し、サーバー111は、ユ
ーザがクリックすることで選択した店舗120の詳細を
説明する画面206を携帯電話機102に返信する。そ
れにより、その店舗120をユーザに確認させる。サー
バー111は、その画面206で「はい」ボタンをクリ
ックしたユーザが使用する携帯電話機102に、個人デ
ータ入力用画面207を送信して、会員登録に必要な各
項目のデータを入力させる。
【0029】個人データ入力用画面207上で各項目の
データを入力し、「登録する」ボタンをユーザがクリッ
クすると、その画面207上で入力された各項目のデー
タは携帯電話機102からWebサーバー111に送信
される。Webサーバー111は、携帯電話機102か
ら受信した各項目のデータを配置した内容確認用の画面
208を作成して、その携帯電話機102に送信する。
それにより、ユーザが入力したデータを確認させる。そ
の画面208上の「登録する」ボタンをクリックするこ
とで、会員登録のための作業は完了する。
【0030】そのボタンをクリックすることで携帯電話
機102から送信される信号を受信したWebサーバー
111は、会員登録が完了したことを通知するための画
面209をその携帯電話機102に送信し、そのことを
ユーザに通知する。その一方では、会員登録を希望する
ユーザを会員登録する処理を行い、登録結果を通知する
メールの作成・送信をメールサーバー114に依頼す
る。その処理として、例えば会員DB113aに格納さ
れていない会員番号(ID)、それと組み合わせるパス
ワードを発行し、DBサーバー113を介して、それら
会員番号やパスワード、更には会員登録を希望した店舗
120を特定するための店舗コードなどのデータをユー
ザの個人データとともに会員DB113aの新たに追加
のレコードに格納させることを行う。メールサーバー1
14には、発行した会員番号やパスワード、店舗コー
ド、及びメールアドレスなどのデータを送り、会員登録
結果を通知するメールの作成・送信を行わせる。
【0031】このようにして、本実施の形態では、委託
された店舗120のなかから会員登録を希望する店舗1
20を選択させて会員登録を行うようにしている。これ
は、携帯電話機102のユーザが実際に来店する店舗1
20は、地理的、時間的な制約によって限定されてしま
うと考えられるためである。より具体的には、家に近
い、通勤、或いは通学の途中に立ち寄りやすい、といっ
た自身にとっての利便性が良い場所にある店舗102に
来店するのが普通であると考えられるためである。この
ことから、メインメニュー画面201上で「6 店舗案
内」をクリックしたユーザの使用する携帯電話機102
には、そのユーザが会員登録を行った店舗120を案内
(紹介)するための画面を送信するようにして、そのユ
ーザが所望の情報により迅速にアクセスできるようにし
ている。店舗120から依託されて送信するメール(メ
ールマガジンを含む)については、基本的に、その店舗
120に会員登録している人を対象に送信するようにし
ている。なお、登録は無料としている。
【0032】サービスシステム101(それが実現させ
ているサイト)から発信された情報により紹介された店
舗120を、その情報を閲覧した携帯電話機102のユ
ーザが必ずしも来店するとは限らない。このことから、
本実施の形態では、紹介した店舗120に来店した携帯
電話機102のユーザを確認してその店舗120の来店
者数を計数するようにしている。
【0033】来店者のなかで実際に商品を購入する人の
割合やその平均の購入額などは統計的に知ることができ
る。従って、来店者数が分かれば、その来店者によって
得られた営業利益(売り上げ)も高い精度で推定するこ
とができる。店舗120を紹介した携帯電話機102の
ユーザによる来店者数を計数するのは、このためであ
る。それにより、本実施の形態では、来店者数に応じ
て、店舗120に請求するサービス料を決定、即ち得ら
れた営業利益が大きいほど、店舗120に請求するサー
ビス料も大きくするようにしている。そのようにして、
店舗120が得られた営業利益に応じた額をサービス料
として請求することにより、店舗120が紹介を依託す
ることで生じるリスクを回避させる形でサービスを提供
している。このため、紹介を依託する店舗120にとっ
ては、経済的な損失を被るようなことはなくなり、安心
して紹介を依託することができることになる。
【0034】図3は、紹介した店舗120に来店した携
帯電話機102のユーザを確認できた場合に、サービス
システム101、及びその携帯電話機102で行われる
処理の流れを示すフローチャートである。来店の確認に
係わる処理のなかで特に重要なものを抽出してその流れ
を示したものである。次に、図3を参照して、その確認
を実現させるサービスシステム101、及び携帯電話機
102の動作について詳細に説明する。なお、そのシス
テム101側の動作は、主にWebサーバー111によ
って実現される。
【0035】本実施の形態では、携帯電話機102から
送信されるメッセージにより、そのユーザが紹介の店舗
120に来店したか否か確認するようにしている。その
メッセージをユーザに送信させるために、そのメッセー
ジは懸賞に対する応募という形で送信させている。その
懸賞として提供する賞品は、システム101側、店舗1
20の双方で用意している。例えばシステム101側の
賞品は、比較的に高額のものとし、店舗120側で用意
する賞品は、その店舗120内で使えるものとしてい
る。なお、この懸賞に対する応募の情報に店舗を特定さ
せるための情報を含めさせるようにしてもよい。
【0036】店舗120を紹介されていないユーザが懸
賞に応募できないように、言い換えれば、店舗120を
紹介されたユーザが来店したことを正確に特定できるよ
うに、システム101、及び店舗120の双方に応募用
のユニークな情報を用意している。店舗120側で用意
した情報とは、例えば応募の際に入力しなければならな
い情報、或いはそれを推理するための情報である。シス
テム101で用意した情報とは、例えばシステム101
の特定のリソース(URL)にアクセスするためのもの
か、或いは応募の際に、店舗120側の情報と一緒に入
力するもの、またはそれを推理するためのものである。
それは、メインメニュー画面209上で「6 店舗案
内」をクリックし、ユーザは会員登録した店舗120の
情報を閲覧しなければ閲覧、或いはダウンロードできな
いようにしている。携帯電話機102が実行するステッ
プST1では、ユーザの懸賞応募用の情報を求めるため
の操作に応じて、それをシステム101に要求するため
の処理を行う。
【0037】サービスシステム101のWebサーバー
111は、その要求を受信すると、該当する情報(携帯
電話機102のユーザが情報を閲覧した店舗120の懸
賞応募用の情報)を、その要求を送信してきた携帯電話
機102に送信する(ステップSS1)。このとき、例
えばそれを送信した日時の記録も合わせて行う。その記
録は、例えばDBサーバー113を介して、会員DB1
13aの対応する会員のレコードに日時データを上書き
することで行う。そのレコードには、応募を受け付けた
日時を示す日時データも格納させている。それらを区別
するために、後者を応募日時データと呼ぶことにする。
【0038】システム101から送信された情報を受信
した携帯電話機102は、それを表示装置上に表示させ
る(ステップST2)。その情報が保存すべきものであ
れば、メモリに保存する。
【0039】図4に示す応募用画面401は、例えばメ
インメニュー画面209上で「6店舗案内」をクリック
した後にアクセスできるページか、或いはシステム10
1から取得した応募用の情報によりアクセスできるペー
ジである。その応募用画面401上では会員番号、パス
ワード、及び答えの各入力欄にデータを入力し、「応募
する」ボタンをクリックすることで応募を行うようにな
っている。答えとは、少なくとも、店舗120側に用意
された応募用の情報から得られるようになるものであ
る。そのような答えを入力させることで、携帯電話機1
02のユーザが紹介の店舗120に実際に来店したか否
か確認できるようにしている。
【0040】応募用画面401上で会員番号、パスワー
ド、及び答えの各入力欄にデータを入力し、「応募す
る」ボタンをクリックすると、次にその応募を行うこと
を確認する画面402が表示される。その画面402上
の「はい」ボタンをクリックすると、その応募を行うた
めの応募メールがシステム101に送信される。これら
のことは、携帯電話機102がステップST3の処理を
実行することで実現される。
【0041】Webサーバー111は、応募メールを受
信すると、それによる応募を受け付け、その応募を受け
付けたことを通知するための受付完了画面403を携帯
電話機102に送信する(ステップSS2)。
【0042】その画面403を受信した携帯電話機10
2は、それを表示装置上に表示させる(ステップST
4)。それを表示させることで、応募に係わる一連の処
理を終了する。
【0043】一方のWebサーバー111は、応募メー
ルを受け付けると、その内容から、それを応募してきた
人が店舗120を紹介された人か否か確認する(ステッ
プSS3)。
【0044】その確認では、例えば先ず、DBサーバー
113を介して、会員DB113aから、応募メール中
の会員番号を持つレコードのデータを取得し、そのメー
ル中の会員番号とパスワードの組み合わせ、その答えが
共に正しいか否かチェックする。それらが共に正しけれ
ば、そのレコード中の日時データ、及び応募日時データ
に着目した確認を行う。その確認は、例えば日時データ
が示す日時が、応募日時データが示す日時よりも早く、
且つ応募日時データが示す日時と現在日時の間に所定の
時間差がある、という条件を満たしているか否か確認す
ることで行う。その条件を満たしていることを確認でき
れば、紹介された店舗120をユーザが実際に来店した
としている。
【0045】日時データが示す日時が、応募日時データ
が示す日時よりも早ければ、ユーザが店舗120を紹介
されたことでその店舗120に来店したと云うことはで
きない。短い時間間隔で来店を繰り返すようなことは普
通は少ない。従って、応募日時データが示す日時と現在
日時の間に所定の時間差がなければ、実際に来店したユ
ーザが応募だけを繰り返し行っている可能性が高い。ビ
デオを見るには、ある程度の時間が必要である。このよ
うなことから、本実施の形態では、日時データが示す日
時が、応募日時データが示す日時よりも早く、且つ応募
日時データが示す日時と現在日時の間に所定の時間差が
ある、という条件を満たしている場合にのみ、ユーザが
紹介された店舗120を来店したと判断するようにして
いる。それにより、店舗120側には、紹介して来店し
た人のより正確な人数を提示できるようにしている。
【0046】なお、上記条件は、上述したようなものに
限定されるわけではない。店舗120の種類や来店する
ユーザの行動パターン、或いは来店する人の平均的な行
動パターンなどを考慮して適宜、決定、或いは変更して
も良いものである。例えば、店舗120に来店して商品
を購入したユーザのみに対して店舗120側で用意した
情報(応募の際に入力しなければならない情報、或いは
それを推理するための情報)を示し、これに基づいてユ
ーザに応募させるようにしてもよい。この場合、更に正
確に来店者数を計数することができる。
【0047】上述したようにして、紹介された店舗12
0を携帯電話機102のユーザが来店したことを確認で
きれば、その店舗120の来店者数をインクリメント
し、DBサーバー113を介して、そのユーザのレコー
ドに、応募日時データとして、現在日時を示すデータを
上書きさせる(ステップSS4)。そのような処理を行
うことで、応募に係わる一連の処理が終了する。
【0048】上記来店者数は、例えば月毎といった単位
で計数する、店舗120に提示する数字である。紹介を
行うことに対する報酬として請求するサービス料は、上
述したようにして計数する来店者数、その数の来店者に
よって得られる営業利益を考慮して決定し、店舗120
に請求する。それにより、店舗120には、実際に得ら
れた営業利益に見合うサービス料だけを請求する。この
ため、店舗120にとっては、紹介を依託することで損
失を被るようなことがなくなり、リスクは回避される形
となる。この結果、店舗120が紹介を依託するうえで
安心できる環境が実現されることになる。また、会員登
録した誰が来店者であるかを確認しているため、どのよ
うな人がどのようなときに来店するのかといった、営業
利益を向上させるための対策を取るうえでの有益な情報
も店舗120側に提示することも容易である。
【0049】なお、本実施の形態では、携帯電話機10
2のユーザにサービスシステム101(サイト)にアク
セスさせる形で応募メール(来店したことを確認するた
めのメッセージ)を送信させているが、必ずしもそうさ
せなくとも良い。例えば店舗120側に携帯電話機10
2と通信するためのシステムを構築し、サービスシステ
ム101には、その構築したシステムを介して、携帯電
話機102からのメッセージを送信するようにしても良
い。端末装置としては、携帯電話機102以外のものを
対象にしても良い。
【0050】サービスシステム101側に用意した懸賞
応募用の情報は、当然のことながら、メール(メールマ
ガジンを含む)に挿入する形で携帯電話機102のユー
ザに配信しても良い。メールにその情報を挿入しても、
そのメールで紹介された店舗120をユーザが実際に来
店したか否かは、上記と同様の方法で確認することがで
きる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、端末装置
のユーザに、第1の情報、及び店舗側に用意の第1の情
報と関連づけられた第2の情報を用いて店舗紹介サービ
スシステムにメッセージを送信させ、そのようにして送
信されたメッセージにより、店舗紹介サービスシステム
が紹介の店舗を来店した端末装置のユーザを確認する。
【0052】上記第1の情報とは、例えば特定のURL
にアクセスする、メッセージ用に送信する、或いはそれ
用に送信すべきデータをユーザに考えさせる、ためのも
のである。そのような第1の情報と、それに関連づけら
れた店舗側に用意の第2の情報を用いてメッセージを送
信させることにより、店舗紹介サービスシステムが紹介
の店舗を実際に来店した端末装置のユーザを正確に確認
することができる。
【0053】送信されたメッセージを計数するようにし
た場合には、店舗紹介サービスシステムが紹介の店舗を
実際に来店した端末装置のユーザの人数を計数すること
ができる。計数した人数を基に、店舗に対して請求する
サービス料を決定するようにした場合には、紹介したこ
とによって店舗が得た営業利益に見合ったサービス料を
請求することができるようになる。このため、紹介を依
託してもリスクが生じない形となって、店舗が安心して
紹介を依託できる環境が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による店舗紹介サービスシステム
を用いて構築されたネットワークシステムの構成を示す
図である。
【図2】会員登録時の画面フローを示す図である。
【図3】紹介した店舗に来店した携帯電話機のユーザを
確認できた場合に、サービスシステム、及びその携帯電
話機で行われる処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】懸賞の応募時の画面フローを示す図である。
【符号の説明】
101 店舗紹介サービスシステム 102、102a〜c 携帯電話機 111 Webサーバー 112 Mobile Shiftサーバー 113 データベースサーバー 113a 会員データベース 113b コンテンツデータベース 114 メールサーバー 115 管理サーバー 120 店舗 130 チェーン店本社 140 運営会社

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続される端末装
    置のユーザに対して店舗紹介サービスシステムが依託さ
    れて紹介する店舗に、該店舗を紹介した該端末装置のユ
    ーザのなかで来店した人を該店舗紹介サービスシステム
    側で確認するために用いられる方法であって、 前記店舗紹介サービスシステムから前記端末装置のユー
    ザに対し第1の情報を提供し、 前記店舗側に、前記第1の情報と関連づけられた第2の
    情報を用意し、 前記端末装置のユーザが前記第1、及び第2の情報を用
    いて前記店舗紹介サービスシステムに送信させるメッセ
    ージにより、該店舗紹介サービスシステムが紹介の店舗
    を来店した前記端末装置のユーザを確認する、 ことを特徴とする来店者確認方法。
  2. 【請求項2】 前記第1または第2の情報は、前記ユー
    ザに紹介した店舗の特定用の情報を有することを特徴と
    する請求項1記載の来店者確認方法。
  3. 【請求項3】 前記第1、及び第2の情報として、それ
    ぞれ前記店舗単位で用意した懸賞に応募するための情報
    を用意し、 前記メッセージを前記懸賞への応募のために、前記端末
    装置のユーザに送信させる、 ことを特徴とする請求項1記載の来店者確認方法。
  4. 【請求項4】 前記端末装置から送信された前記メッセ
    ージを計数することにより、前記店舗紹介サービスシス
    テムが紹介した店舗の来店者数を計数する、 ことを特徴とする請求項1、または2記載の来店者確認
    方法。
  5. 【請求項5】 前記端末装置から送信された前記メッセ
    ージの計数は、該メッセージを送信させたユーザが予め
    定めた条件を満たしていた場合に行う、 ことを特徴とする請求項3記載の来店者確認方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して接続される端末装
    置のユーザに対し、依託された店舗を紹介するサービス
    を提供する店舗紹介サービスシステムに適用されるシス
    テムであって、 前記端末装置から、前記店舗紹介サービスシステムが該
    端末装置のユーザに提供する第1の情報、及び該店舗側
    に用意の該第1の情報と関連づけられた第2の情報を用
    いて送信されたメッセージを受信するメッセージ受信手
    段と、 前記メッセージ受信手段が受信したメッセージにより、
    該メッセージを送信させた前記端末装置のユーザが、前
    記店舗紹介サービスシステムが紹介の店舗を来店したか
    否か確認する来店者確認手段と、 を具備することを特徴とする来店者確認システム。
  7. 【請求項7】 前記店舗紹介サービスシステムが紹介し
    た店舗に前記端末装置のユーザが来店したと前記来店者
    確認手段が確認した回数を計数することにより、該店舗
    の来店者数を計数する来店者数計数手段、 を更に具備することを特徴とする請求項5記載の来店者
    確認システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して接続される端末装
    置のユーザを対象に、店舗紹介サービスシステムが依託
    された店舗を紹介したことへの報酬として該店舗に請求
    するサービス料を決定するために用いられる方法であっ
    て、 請求項1記載の来店者確認方法により、前記店舗紹介サ
    ービスシステムが店舗を紹介した前記端末装置のユーザ
    のなかで来店した人を確認して該店舗の来店者数を計数
    し、 該計数した来店者数を基に、前記店舗に対して請求する
    サービス料を決定する、 ことを特徴とするサービス料決定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083920A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Toppan Printing Co Ltd 来店促進キャンペーンシステム、携帯端末、来店証明書込装置及び来店促進キャンペーン方法
JP2017010591A (ja) * 2016-10-06 2017-01-12 株式会社ぐるなび 来店認証システム

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