JP2003150803A - ソフトウェア提供システム - Google Patents

ソフトウェア提供システム

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JP2003150803A
JP2003150803A JP2001351001A JP2001351001A JP2003150803A JP 2003150803 A JP2003150803 A JP 2003150803A JP 2001351001 A JP2001351001 A JP 2001351001A JP 2001351001 A JP2001351001 A JP 2001351001A JP 2003150803 A JP2003150803 A JP 2003150803A
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Yasuo Kurita
泰男 栗田
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Yondenko Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高額なソフトウェアを複数のパーソナルコンピ
ュータで使用する場合に、費用を低廉化し、適正に使用
できるようにする。 【解決手段】利用者がASPサーバ1に認証データ及び
ソフトウェアの購入使用時間を入力したときに、ASP
サーバ1が契約者管理データベースにより利用者の認証
データとプログラムIDを照合して認証が成立したとき
に、ASPサーバ1が、プリペイドファイルと、タイム
カウントプログラムと、ユーティリティプログラムとを
利用者のパーソナルコンピュータに送信する。利用者の
パーソナルコンピュータに送信されたソフトウェアは、
プリペイドファイルから生成されるプリペイド運用ファ
イルの残時間で管理され、ソフトウェアと共に起動され
るタイムカウントプログラムが、ソフトウェアの使用残
時間をプリペイド運用ファイルの使用時間情報に反映さ
せ、ソフトウェアの購入使用時間が消費されたときに、
ソフトウェアの使用を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークのア
プリケーションサーバーからダウンロードしたアプリケ
ーションプログラムや画像データ、音声データ、文字情
報、各種データベース等のソフトウェアを利用者の要求
時間使用する際に、課金を有効に行えるソフトウェア提
供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットを経由して有効期
限付きのソフトウェアをダウンロードするサービスが知
られている。
【0003】例えば、いわゆるシェアウェアと称される
ソフトウェアをダウンロードする場合には、利用者側の
パーソナルコンピュータから、アプリケーションサービ
スプロバイダにアクセスし、所定のメニューから目的と
するソフトウェアを選定し、次に、アプリケーションサ
ービスプロバイダ側から利用者の氏名・ログオン名・パ
スワード・キャッシュカードの引落口座等その他の必要
事項の記入事項を求める画面が表示される。
【0004】そこで、利用者が該当する必要事項を記入
して、契約事項等の承諾を確認すると、プロバイダから
購入者のパーソナルコンピュータに目的とするアプリケ
ーションプログラムや、画像ファイル、音声データ、文
字情報、各種データベース等のソフトウェアがダウンロ
ードされるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ソフトウェ
アの使用条件は、法令或いは約定等により、利用者のパ
ーソナルコンピュータに必要限度に応じて1つのソフト
ウェアをダウンロードすることは許容されるが、ダウン
ロードしたソフトウェアを利用者以外の他のパーソナル
コンピュータに複製することは許容されていないのが通
常である。
【0006】また、シェアウェアにかかるソフトウェア
であっても、使用制限時間経過後にも引き続き使用を希
望する場合には、当該ソフトウェアを購入する必要があ
るが、会社等で複数のパーソナルコンピュータで使用す
るには、ソフトウェアの購入額が非常に高額になった
り、頻繁なバージョンアップ等により、購入したソフト
ウェアが早期に陳腐化するという問題がある。
【0007】他方、シェアウェアでは、充分に使用しな
い間に定められた日数等が経過すると、ソフトウェアが
使用できなくなってしまうと共に、再度のダウンロード
が不能となってしまうという場合がある。
【0008】そこで、本発明は、アプリケーションプロ
グラムや画像データ、音声データ、文字情報、各種デー
タベース等のソフトウェアを複数のパーソナルコンピュ
ータ等で使用する場合に費用を低廉化することと、複数
のパーソナルコンピュータにおいて適正に使用できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の請求項1のソフトウェア提供システムは、ア
プリケーションプログラム、画像データ、音声データ、
文字情報、各種データベースの少なくとも1つからなる
提供ソフトウェアを提供者が利用者に利用者の要求時間
使用可能として提供するソフトウェア提供システムであ
り、前記提供ソフトウェアの使用料を支払う前記利用者
若しくは前記利用者に代わる契約者の取り決めに基づく
前記利用者の認証データと、前記提供ソフトウェアの識
別データと、前記利用者に対して使用許可を発行する度
に、毎回の発行事実を識別する許可発行識別データとを
有する契約者管理手段と、前記認証データと、前記識別
データと、前記提供ソフトウェアの使用料に基づいて定
められた前記提供ソフトウェアの使用許可時間を示す購
入時間データと、前記許可発行識別データとを有し、前
記提供者から前記利用者に提供されるプリペイドファイ
ルと、前記利用者が管理するコンピュータに提供され、
該コンピュータに前記プリペイドファイルが記憶された
場合に、前記プリペイドファイルに基づいて、前記プリ
ペイドファイル中の前記認証データと、前記識別データ
と、前記購入時間データと、前記許可発行識別データと
を含むプリペイド運用ファイルを生成して、前記プリペ
イドファイルを消滅させて使用不可とするユーティリテ
ィプログラムと、前記利用者のコンピュータに提供さ
れ、前記提供ソフトウェアの使用時間を計測し、前記提
供ソフトウェアの使用時間と前記プリペイド運用ファイ
ルとを比較して、累積した使用時間が前記プリペイド運
用ファイルの使用許可時間に達するときに、前記提供ソ
フトウェアの使用を禁ずるタイムカウントプログラムと
を備えており、前記提供ソフトウェアは、前記プリペイ
ド運用ファイルの存在を前提として使用可能に設定さ
れ、前記提供ソフトウェアと前記プリペイドファイルと
前記ユーティリティプログラムと前記タイムカウントプ
ログラムとが、前記提供者側から前記利用者側に提供可
能とされていることを特徴とする。本発明の請求項2の
ソフトウェア提供システムは、請求項1のソフトウェア
提供システムであり、前記提供ソフトウェアと前記プリ
ペイドファイルと前記ユーティリティプログラムと前記
タイムカウントプログラムとを、ネットワークを介して
前記利用者に提供するために、前記利用者の認証データ
及び再使用を求める前記提供ソフトウェアと前記使用時
間の記入を求めるホームページをサーバ側に設け、前記
利用者が前記ホームページにアクセスした後、前記サー
バが前記ホームページを前記利用者のコンピュータに提
示すると共に、前記利用者が前記認証データと再使用を
求める提供ソフトウェアを特定するためのデータ(一例
として、プログラム名或いはインデックスファイル名)
と前記使用時間を入力した後に、前記サーバが前記契約
者管理手段において前記認証データ及び前記提供ソフト
ウェアの識別データ及び前記許可発行識別データを照合
し、この照合において所定の条件が満たされたときに、
前記サーバが、前記プリペイドファイルと、前記タイム
カウントプログラムと、前記ユーティリティプログラム
とを前記利用者のコンピュータに送信し、前記利用者側
のコンピュータに送られた前記提供ソフトウェアは、前
記タイムカウントプログラムと前記ユーティリティプロ
グラムとの存在を条件として使用可能とされ、初回の前
記プリペイド運用ファイルは、前記ユーティリティプロ
グラムによって前記利用者側のコンピュータに送られた
前記プリペイドファイルから生成され、生成後の前記プ
リペイド運用ファイルは、前記タイムカウントプログラ
ムが計測した前記提供ソフトウェアの累積使用時間を、
前記使用許可時間から減算した上で、前記タイムカウン
トプログラムによって更新され、前記累積使用時間が前
記プリペイド運用ファイルの使用許可時間に達するとき
に、前記タイムカウントプログラムが前記提供ソフトウ
ェアの使用を禁じ、前記ユーティリティプログラムは、
再度のプリペイドファイルが前記提供者側から前記利用
者側のコンピュータに送信されたときに、前記プリペイ
ドファイルの前記使用許可時間を前記プリペイド運用フ
ァイルの使用許可時間に加算することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3のソフトウェア提供シス
テムは、請求項1、2のいずれかのソフトウェア提供シ
ステムにおいて、前記プリペイドファイルには、前記許
可発行情報として前記提供ソフトウェアの提供者から使
用許可の発行の都度それぞれ異なる発行コードが添付さ
れており、前記提供者側のコンピュータは、前記利用者
が前記プリペイドファイルを再度購入するときに前記利
用者に対して前回の発行コードの入力を求め、この前回
の発行コードを提供者側のコンピュータが備えるプリペ
イドファイルの管理用リストと照合し、同一の前回発行
コードが入力された場合に、該同一の発行コードを入力
した利用者へのプリペイドファイルの発行を禁止するこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4のソフトウェア提供シス
テムは、請求項1〜請求項3のいずれかのソフトウェア
提供システムにおいて、前記提供者側のサーバから前記
利用者のコンピュータに提供された前記プリペイドファ
イルは、前記プリペイド運用ファイルの生成後に消滅す
ることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5のソフトウェア提供シス
テムは、請求項1〜請求項4のいずれかのソフトウェア
提供システムにおいて、前記タイムカウントプログラム
は、前記利用者のコンピュータにおいて起動した後に、
前記プリペイド運用ファイルに基づいて、前記提供ソフ
トウェアの使用時間及び使用時間を記録するためのタイ
ムカウントファイルを少なくとも2つ生成することを特
徴とする。
【0013】本発明の請求項6のソフトウェア提供シス
テムは、請求項5のソフトウェア提供システムにおい
て、前記提供ソフトウェアの終了時若しくは次回の起動
時の少なくともいずれかのときに、前記タイムカウント
ファイルに記録された情報を前記プリペイド運用ファイ
ルに反映させることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項7のソフトウェア提供シス
テムは、請求項6のソフトウェア提供システムにおい
て、前記提供ソフトウェアを起動する前若しくは後の少
なくともいずれかのときに、前記利用者のコンピュータ
の表示画面に前記提供ソフトウェアの使用許可時間の残
時間を表示することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項8のソフトウェア提供シス
テムは、請求項1〜請求項7のいずれかのソフトウェア
提供システムにおいて、前記プリペイドファイルと、前
記ユーティリティプログラムと、前記タイムカウントプ
ログラムとが、送信されたコンピュータにおける複数の
提供ソフトウェアの使用に関して、共通に使用可能とさ
れていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
るソフトウェア提供システムを図面を参照にしつつ説明
する。
【0017】図1は、この発明の実施の形態にかかるソ
フトウェア提供システムの構成を概略して図示したもの
である。
【0018】ソフトウェアを提供する提供者側には、イ
ンターネット2に接続されるサーバ群が備えられてい
る。提供者側のサーバ群は、ゲートウェイ、ファイアウ
ォール、DNSサーバ、メールサーバ等々が多々接続さ
れているが、これらのサーバ類は本件発明には関連性が
薄いので省略する。 [ソフトウェアの提供者とサーバ運営者の関連]この実
施の形態では、ソフトウェアの提供者は、ASPサーバ
1の運営者であり、ソフトウェアの作成者或いは販売者
とは別であると想定されているが、勿論、同一でも良
い。
【0019】ASPサーバ1はソフトウェアを提供する
システムであるので、複数のソフトウェアの作成者又は
販売者からの様々なソフトウェアを、組み合わせて利用
者に提供する。利用者は、インターネット等による通信
や店頭、郵便等を用いた販売等により、前記ソフトウェ
アを購入しようとする人又は法人である。
【0020】ASPサーバ1の運営者は、個々のソフト
ウェアの作成者等とソフトウェアを利用者に提供するた
めの契約を事前に行い、利用者が支払うプログラム使用
料を受け取って、それぞれのソフトウェアの作成者等に
ソフトウェアの提供料を支払う。
【0021】なお、ASPサーバ1は、アプリケーショ
ンプログラムのみに限らず、画像データ、音声データ、
文字情報、各種データベース等を提供ソフトウェアとし
て提供することも可能である。
【0022】ASPサーバ1がこれらのアプリケーショ
ンプログラムや画像データ、音声データ、文字情報、各
種データベース等を提供ソフトウェアとして提供する
と、ASPサーバ1の運営者は、提供ソフトウェアの提
供者として、使用料、若しくは利用料をプリペイド方式
により回収出来るので、これら提供ソフトウェアの作成
者若しくは利用を許可する権限を有する者に対価を支払
うことが可能となる。
【0023】もっとも、上記のアプリケーションプログ
ラム、画像データ、音声データ、文字情報、各種データ
ベース等は、各々が単独で構成されるケースは少なく、
多くの場合、アプリケーションプログラムには、画像デ
ータ、音声データ、文字情報が含まれると共に、各種デ
ータベースがリンクしている。
【0024】また、ネットワーク上で提供されるアプリ
ケーションプログラム、画像データ、音声データ、文字
情報、データベース等のコンテンツも、それぞれ複合し
て構成されていると共に、その他のソースプログラムに
より動作するようになっている。
【0025】従って、本発明の提供ソフトウェアには、
インターネット等で提供されるアプリケーションプログ
ラムの他にもいわゆる、画像データ、音声データ、文字
情報、各種データベース等のコンテンツが含まれる。 [ソフトウェアの提供者と使用する契約者の関連]ソフ
トウェアの提供者であるASPサーバ1の運営者と契約
者との間においては、契約者名が設定される。契約者
は、ASPサーバ1の運営者とソフトウェアの提供契約
を行う人又は法人(例えばA社)を指す。
【0026】また、購入者は本発明の利用者に該当す
る。例えば契約者A社の社員Aaがソフトウェアをダウ
ンロードすれば、社員Aaが本発明の利用者に該当し、
社員Aaが使用したソフトウェアの使用料は、契約者A
社が支払う。勿論、個人Bが契約者であり、購入者(利
用者)である場合もある。 [使用契約締結の効果]このように、契約者A社は、A
SPサーバ1の運営者とソフトウェアの使用契約を結ぶ
と、契約者A社の社員Aaが利用者として各々のパーソ
ナルコンピュータ3に希望するソフトウェアA、B、C
(この実施の形態では、一例としてアプリケーションプ
ログラム)をダウンロードできる。
【0027】そして、契約者A社の社員Aa1〜Aa1
0が各々のパーソナルコンピュータ3にソフトウェア等
をダウンロードして使用する場合には、契約者A社は、
社員Aa〜Azがパーソナルコンピュータ3にダウンロ
ードしたソフトウェア等の使用料を、プリペイドファイ
ルをダウンロードすることによって、ASPサーバ1の
運営者に予納する。
【0028】即ち、プリペイドファイルをダウンロード
すると、契約者A社のキャッシュカード等の銀行口座か
ら、ASPサーバ1の運営者は契約で定められた料金を
引き落とし可能となる。
【0029】一つのパーソナルコンピュータにインスト
ールされた同じソフトウェアを使用する場合でも、契約
者別に使用契約を締結して、契約者A社の利用者Aaと
契約者B社の利用者Bbの使用料金を別々に徴収するこ
とが出来る。
【0030】従って、ビル工事や土木工事等における共
同事業体のように、作業現場に積算作業や工程管理等の
ためのパーソナルコンピュータ3が設置され、一つのパ
ーソナルコンピュータ3に一つのソフトウェアがインス
トールされている場合でも、契約者A社と契約者B社毎
に、それぞれ使用料金を支払って、それぞれ別のプリペ
イドファイルを用いて使用することが出来る。 [ASPサーバ1の内容]ソフトウェアの提供者側に
は、ソフトウェアを提供するためのサーバ(以下、AS
Pサーバ1という)が備えられている。このASPサー
バ1はソフトウェアを提供するために用いられるもので
あり、通常複数個のサーバコンピュータで構成される
が、アプリケーションサービスプロバイダのサーバとし
て概念上一つのASPサーバ1として表示している。
【0031】ASPサーバ1には、インターネット2を
経由して広く提供されるソフトウェアと、タイムカウン
トプログラムと、ユーティリティプログラムと、プリペ
イドファイルと、ブラウザと、ホームページファイル
と、契約者管理データベースと、プリペイド発行データ
ベースと、サーバコード発行データベースとが、少なく
とも備えられている。
【0032】契約者管理データベースと、プリペイド発
行データベースと、サーバコード発行データベースと
は、契約者管理手段である。
【0033】契約者管理データベースは、ASPサーバ
1の運営者側が定めた契約者のID及びパスワードP
W、並びに、契約者が登録した契約者のID及びパスワ
ードPWからなる認証データと、契約者の契約グループ
コードその他の情報の項目を設けたものである。
【0034】プリペイド発行データベースは、プリペイ
ドファイルの発行等を管理するためのものであり、契約
者の契約グループコード、契約者の認証データ、プリペ
イドファイルを発行する際にプリペイドファイルに添付
するサーバ発行コード、サーバ発行コードの更新の有無
をチェックする更新フラグ、契約者の下でプリペイドフ
ァイルを購入する購入者名(利用者名)等の項目を備え
ている。
【0035】サーバコード発行データベースはプリペイ
ドファイルを発行した発行事実を管理するものであり、
契約グループコード、グループ名称、発行済みのサーバ
発行コード、及び発行済みサーバ発行コードの発行年月
日、発行時刻等の項目が設けられている。 [ソフトウェア]ソフトウェアは、この実施の形態にお
いては、例えば、ワードプロセッサとして用いられる文
書作成プログラム、表計算を行うプログラム、データベ
ースを作成するプログラム、図形処理を行うプログラム
等々である。これらのソフトウェアにおいて、例えば、
ある共通のプログラム作成者若しくは販売者から提供さ
れるものは、共通のグループとされ、ASPグループと
してグループ名とグループコードが設定されている。
【0036】このASPグループコードとASPグルー
プ名称はプリペイドファイルの項目として設定される。
この実施の形態では、使用許可時間である購入時間は、
ASPグループ毎に消費されて残時間が計算されるが、
ソフトウェア毎やコンテンツ毎に残時間を計算しても良
い。 [ユーティリティプログラム]ユーティリティプログラ
ムは、本発明のユーティリティプログラムに該当するも
のであり、契約者管理下の利用者がソフトウェアをAS
Pサーバ1からダウンロードするときに、同時にダウン
ロードされて、ソフトウェアを使用するときに、ソフト
ウェアの使用環境を設定する。
【0037】ユーティリティプログラムは、ソフトウェ
アを起動する際に、プリペイド運用ファイルの有無をチ
ェックし、プリペイド運用ファイルが無いときには、プ
リペイドファイルからプリペイド運用ファイルを生成
し、プリペイドファイルが無ければ、プリペイドファイ
ルの購入を促す。 [タイムカウントプログラム]タイムカウントプログラ
ムは、利用者が最初にソフトウェアをASPサーバ1か
らダウンロードするときに、同時にダウンロード(この
ダウンロードは1度でよい)され、ユーティリティプロ
グラムによって、ソフトウェアの使用環境が整えられた
後に、起動可能となる。
【0038】タイムカウントプログラムは、ソフトウェ
アの使用時に起動して、プリペイド運用ファイルを参照
にしつつ、タイムカウントファイルを生成し、ソフトウ
ェアのASPグループ毎の使用時間・利用者等をチェッ
クし、タイムカウントファイルに記録する。
【0039】タイムカウントプログラムは、ASPサー
バ1から提供される各ソフトウェアの使用時間の時間管
理を行うものである。タイムカウントプログラムは、利
用者側のパーソナルコンピュータ3において、ソフトウ
ェアが起動される度に、利用者、ソフトウェアの起動日
時をタイムカウントファイルに記録する。また、ソフト
ウェアの終了時に終了日時をタイムカウントファイルに
記録する。更に、同じASPグループに属する全てのソ
フトウェアの終了時に、各ソフトウェアの使用時間を合
計し、その合計使用時間を購入時間から減算し、その残
時間を、タイムカウントファイルの購入時間に記録す
る。全てのASPグループのソフトウェアが終了する
と、タイムカウントプログラムの使用時間記録処理は終
了する。
【0040】そして、ASPグループのいずれかに属す
るソフトウェアが起動すると、タイムカウントプログラ
ムは、前回のタイムカウントファイルの記録内容をプリ
ペイド運用ファイルに記録して、プリペイド運用ファイ
ルを更新する。
【0041】タイムカウントファイルは、使用時間管理
の記録のために、2つ作成される。 [プリペイドファイル]プリペイドファイルは、図2に
示すように、先端コード、ASPグループコード、AS
Pグループ名称、ユーザーID、ユーザーPW、購入者
名、購入時間、前回発行コード、新サーバ発行コード、
契約名称、終端コード等の項目を有する。プリペイドフ
ァイルは、ASPグループごとに作成される。ASPグ
ループごとにプリペイドファイルを作成し、ダウンロー
ドしてもらうことにより、始めにソフトウェアの使用料
を使用時間として購入してもらい、ダウンロード後はそ
の使用時間を消費するのみであるので、多数のASPグ
ループがASPサーバ1に含まれる場合でも、ASPサ
ーバ1の運営者とASPグループのソフトウェア提供者
の間における使用料金等の配分を容易に決定することが
できる。なお、ASPサーバが提供するソフトウェアに
共通に使用できるようにしても良い。
【0042】先端コードと終端コードは、プリペイドフ
ァイルの先端と終端を示すコードである。ASPグルー
プコードは、例えば、提供者が提供する複数のソフトウ
ェアを、ASPグループごとに共通に使用されるプリペ
イドファイルによって使用可能とするための共通コード
であり、同じASPグループに属するソフトウェアの購
入時間は、同じASPグループに属するソフトウェアの
累積した使用時間が購入時間から減算される。
【0043】ASPグループ名称は、提供者が契約者に
複数のソフトウェアを提供する際に一つのグループとし
て扱う場合の名称である。
【0044】ユーザーIDは、この実施の形態では、契
約者(上述の例では会社A)のIDであり、ユーザーP
Wは、契約者のパスワードである。購入者名は、契約者
の社員である利用者の名前であり、個人で契約する場合
には契約者と利用者とが一致する。
【0045】購入時間は、あるASPグループに属する
ソフトウェアを使用するために予め購入する使用許可時
間であり、例えば、あるASPグループに属するソフト
ウェアを10時間使用したいと利用者が希望した場合
に、10時間に相当する使用許可時間を購入時間として
記入すると、プリペイドファイルの購入時間に記入した
使用許可時間が設定される。
【0046】この購入時間は、後述するように、ASP
サーバ1のホームページの契約者限定メニューにアクセ
スした利用者が、契約者限定メニューの購入時間記入欄
に記入することで設定される。
【0047】新サーバ発行コードは、利用者がプリペイ
ドファイルを購入するたびに、ASPサーバ1が新しい
プリペイドファイルに添付して、利用者のパーソナルコ
ンピュータ3に送信されるものであり、前回発行コード
は、利用者のパーソナルコンピュータ3に既に送信され
たプリペイドファイルに添付された旧いサーバ発行コー
ドのことである。
【0048】プリペイドファイルは、利用者がASPサ
ーバ1のホームページにアクセスして、ユーザーID・
ユーザーPWを記入して契約者限定メニューに入り、更
に契約者限定メニューに表示される購入時間記入欄に購
入時間を記入し、使用するソフトウェアのASPグルー
プ記入欄に、ASPグループ名を記入することによっ
て、新たなプリペイドファイルが利用者のパーソナルコ
ンピュータにダウンロードされる。
【0049】利用者のパーソナルコンピュータにダウン
ロードされたプリペイドファイルは、利用者が既にダウ
ンロードしたユーティリティプログラムを起動させたと
きに、プリペイド運用ファイルに変更される。
【0050】プリペイド運用ファイルが生成されると、
プリペイドファイルは消滅し、プリペイド運用ファイル
がソフトウェアの使用時間管理に用いられる。
【0051】最初にソフトウェアをダウンロードして使
用する場合も、新たにプリペイドファイルをダウンロー
ドさせないと、使用できないようになっている。
【0052】最初にソフトウェアを無償使用可能とする
場合には、新たにプリペイドファイルを利用者にダウン
ロードしてもらうこととなる。
【0053】この無償使用のプリペイドファイルにも、
所定の使用時間と初回発行コードが設定される。自由に
使用できる使用時間が経過した後は、利用者は有料のプ
リペイドファイルをダウンロードすれば、購入時間内の
ソフトウェアの使用が可能となる。 [プリペイド運用ファイル]プリペイド運用ファイル
は、利用者のプログラム使用料を管理するマスターファ
イルに相当するものであり、図3に示すように、メイン
ヘッダー部と、契約ヘッダー部と、ボディ部とからな
る。
【0054】メインヘッダー部は、メインヘッダー部の
始まりを示す制御コードと、利用者のパーソナルコンピ
ュータを特定するマシンIDと、ASPサーバ1のホー
ムページのHPアドレスとを有する。マシンIDはパー
ソナルコンピュータのマイクロプロセッサのID等を用
いて表される。
【0055】契約ヘッダー部は、契約ヘッダー部の始ま
りを示す制御コードと、利用者を特定するユーザーID
と、ユーザーPW(利用者パスワード)と、契約者名と
の項目が設定されている。
【0056】ボディ部は、ボディ部の始まりを示す制御
コードと、ユーザーIDと、ASPグループコードと、
ASPグループ名称と、購入時間(残時間)と、購入者
名(利用者名)と、前回発行コード(許可発行識別デー
タ)と、新サーバ発行コード(許可発行識別データ)
と、更新日時とが項目として設定されている。
【0057】プリペイド運用ファイルの更新日時は、次
に述べるタイムカウントファイルの内容がプリペイド運
用ファイルに記録される度に、パーソナルコンピュータ
の日時時間に基づいて記録される。 [タイムカウントファイル]タイムカウントファイル
は、ソフトウェアの時間計測記録を残すものである。タ
イムカウントファイルの設定項目には、図4に示すよう
に、マシンIDと、ユーザーIDと、ユーザーPW、A
SPグループコードと、ASPグループ名称と、起動し
たソフトウェアのプログラムコードと、起動したソフト
ウェアのプログラム名と、EXE形式のプログラム名
と、起動日時と、終了日時と、購入時間(残時間)と、
更新日時とが設定されている。
【0058】ASPグループコードと、ASPグループ
名称と、起動したソフトウェアのプログラムコードと、
起動したソフトウェアのプログラム名と、EXE形式の
プログラム名は、本発明の提供ソフトウェアの識別デー
タに該当するが、ASPグループ毎の残時間を行わない
場合にはプログラムコードでよい。
【0059】このタイムカウントファイルは、タイムカ
ウントプログラムが起動するときに、タイムカウントプ
ログラムによって作成される。ASPサーバ1から提供
されたソフトウェアを最初に起動させるときには、タイ
ムカウントプログラムが、プリペイド運用ファイルの内
容を読み取ってタイムカウントファイルに作成し、タイ
ムカウントファイルに内容をコピーする。
【0060】このタイムカウントファイルはバックアッ
プ用ファイルと共に2つ作成され、既にソフトウェアが
起動されている状態で、他のソフトウェアが起動される
時には、この既に開いたタイムカウントファイルを用い
て使用時間の記録が行われる。
【0061】即ち、タイムカウントファイルは、複数の
ソフトウェアの時間管理をASPグループ毎に行うこと
が出来るようになっており、タイムカウントファイルの
項目中において、ASPグループコードと、ASPグル
ープ名称、プログラムコード、プログラム名、EXE形
式のプログラム名、起動日時、終了日時の項目は、起動
するソフトウェアのASPグループ毎であって、ソフト
ウェアの起動フラグがたてられる都度、タイムカウント
プログラムによって設定される。
【0062】また、タイムカウントファイルは、ASP
サーバ1の提供するソフトウェア毎に使用時間を計測
し、残時間をソフトウェアの属するASPグループ毎に
記録する。
【0063】これにより、複数のソフトウェアやコンテ
ンツ等において、時間当たりの使用料がそれぞれ異なる
場合に、各ソフトウェアやコンテンツの使用料に相当す
る時間計算を行うことができる。
【0064】換言すれば、高額のソフトウェアやコンテ
ンツは購入時間の減りが早く、低額のソフトウェアやコ
ンテンツは購入時間の減りが遅くなるように、ソフトウ
ェアやコンテンツ毎に使用時間について係数を乗ずるこ
とも可能となる。
【0065】ASPサーバ1の提供したソフトウェア
が、利用者のパーソナルコンピュータにおいて全て終了
すると、タイムカウントプログラムは、使用した全ての
ソフトウェアのASPグループ毎の累積使用時間(ソフ
トウェア毎に係数乗算等の演算処理を行う場合もある)
を購入時間から減算してASPグループ毎の残時間を算
出し、タイムカウントファイルに残時間を記録する。ま
た、各ソフトウェアの起動日時、終了日時等をタイムカ
ウントファイルに書き込んで終了する。
【0066】次回にユーザーがASPグループのソフト
ウェアを起動すると、前回のタイムカウントファイルの
内容をプリペイド運用ファイルに書き込んでプリペイド
運用ファイルを更新する。 [タイムカウントログファイル]なお、タイムカウント
プログラムは、図5に示すように、ソフトウェアの使用
時に、タイムカウントログファイルを開く。
【0067】タイムカウントログファイルの項目には、
マシンIDと、ユーザーPWと、ASPグループコード
と、ASPグループ名称と、プログラム名と、EXE形
式のプログラム名と、契約名称と、起動日時と、終了日
時と、残時間と、更新日時とが設定されている。
【0068】勿論、利用者の項目を設けることも可能で
あり、利用者の項目が設けられている場合には、会社の
どの社員が購入者としてプリペイドファイルを購入した
か及び購入頻度、購入時期を判別できるため、契約者と
ASPサーバ1の運営者との間でのプリペイドファイル
の購入者を確認できる。
【0069】このタイムカウントログファイルは、利用
者がインストールされたユーティリティプログラムを用
いて、使用したソフトウェアの使用時間を確認するため
に用いられる。 [ソフトウェアのダウンロードから起動・終了まで]次
に、図6を用いて、ソフトウェアを利用者がダウンロー
ドしてから起動・終了までの状態の変化を説明する。 [ASPサーバ1の動作]先ず、利用者がASPサーバ
1のURLにアクセスすると、利用者のパーソナルコン
ピュータには、ASPサーバ1のホームページが表示さ
れる。そのホームページには、ダウンロードが可能なソ
フトウェアがASPグループ毎に複数表示されている。
利用者はこのソフトウェアを自由にダウンロード可能で
ある。
【0070】利用者がソフトウェアをダウンロードする
ボタンをクリックすると、指定したソフトウェアと、A
SPサーバ1に共通なタイムカウントプログラムと、A
SPサーバ1に共通なユーティリティプログラムとが一
緒に、利用者のパーソナルコンピュータにダウンロード
される。
【0071】従って、利用者のパーソナルコンピュータ
にASPグループの異なるソフトウェアが複数個ダウン
ロードされていても、タイムカウントプログラムとユー
ティリティプログラムがそれぞれ一つ存在することによ
り、ダウンロードされたソフトウェアの使用許可時間の
管理を行うことができる。
【0072】利用者のパーソナルコンピュータにダウン
ロードされたソフトウェアは、プリペイドファイルがダ
ウンロードされていないと、使用できなくなっており、
ソフトウェアの起動には、プリペイドファイルの存在が
前提とされている。
【0073】利用者がソフトウェアの使用を希望する場
合には、文書又はメール、ホームページ上での必要事項
記載欄への記入・署名により、ASPサーバ1の運営者
と契約を行う。
【0074】ソフトウェアの使用契約における必要事項
は、契約者の住所、名称、電話番号、購入者の住所、氏
名、電話番号、メールアドレス等の他に、契約者名等の
契約者を特定する事項、プリペイドファイルによりソフ
トウェアを使用するための購入時間、使用料引落のため
の契約者のキャッシュカード番号及び使用料引落の承諾
等の使用料支払いに必要な事項、その他の取引契約に必
要な当事者及び目的物特定事項をASPサーバ1の運営
者に提示する。
【0075】なお、購入時間は、使用許可時間であり、
使用の度に減算されて残時間となり、新たなプリペイド
ファイルを購入すると、以前のプリペイドファイルの購
入時間に新たな購入時間が加算される。
【0076】ASPサーバ1の運営者は、これらの事項
を契約者管理データベースの登録項目に登録後、ASP
サーバ1の契約者限定メニューにアクセスするためのユ
ーザーID、ユーザーPW、契約名称等を利用者に文書
又はメール、或いはASPサーバ1のホームページによ
って送信し、利用者のパーソナルコンピュータのブラウ
ザ上に表示する。
【0077】契約者管理データベースへの必要事項の登
録が完了した後には、利用者はASPサーバ1のホーム
ページにアクセスした後で(ステップS.1)、ホーム
ページの契約者限定メニューにログイン可能になる(ス
テップS.2)。
【0078】利用者が、ASPサーバ1の契約者限定メ
ニューを選択し(ステップS.3)、契約者限定メニュ
ーにアクセスするために設けられたユーザーID、ユー
ザーPWの記入欄に、ユーザーID、ユーザーPWを記
入して認証手続きを行う(ステップS.4)。
【0079】ASPサーバ1は、記入されたユーザーI
D、ユーザーPWの認証データを契約者管理データベー
スと照合する(ステップS.5)。これらのユーザーI
DやユーザーPWが契約者管理データベースのものと一
致しない場合には、ステップ1の前に戻り、一致したら
契約者限定メニューが利用者のパーソナルコンピュータ
に表示される(ステップS.6)。
【0080】契約者限定メニューには、プリペイドファ
イル送付メニュー1と、ユーザーID、PW変更メニュ
ー2と、履歴確認メニュー3と、レベルアップメニュー
4とが選択可能になる(ステップS.7)。勿論その他
のメニューが設けられることもある。 [プリペイドファイルの送付手順]利用者がプリペイド
ファイル送付メニュー1を選択すると、プリペイドファ
イル送付メニューが表示され(ステップS.8)、AS
Pサーバ1は、利用者からのプリペイドファイル送付要
求が初回か再度かを、利用者に問い合わせる(ステップ
S.9)。
【0081】プリペイドファイルの送付が初回であると
の回答であれば、ASPサーバ1は契約者管理データベ
ースと、プリペイドファイル発行データベースと、サー
バコード発行データベースとを参照して、初回の発行コ
ードを添付してASPグループごとのプリペイドファイ
ルを作成し(ステップS.10)、プリペイド発行デー
タベースに当該プリペイドファイルを発行したことを登
録した後に、ASPグループごとのプリペイドファイル
を利用者のパーソナルコンピュータに送信する(ステッ
プS.11)。
【0082】利用者の回答がプリペイドファイルの再度
の送信要求であれば、ASPサーバ1は利用者に前回発
行コードと購入者名の記入を求める(ステップS.1
2)。
【0083】ASPサーバ1は、利用者が記入した前回
発行コードを、サーバコード発行データベースが持って
いる前回発行コードと照合し(ステップS.13)、不
一致であればエラー表示を行う。
【0084】ステップS.13の照合において一致すれ
ば、ASPサーバ1は、新しい発行コード(新サーバ発
行コード)を、サーバコード発行データベースから取得
して(ステップS.14)、プリペイド発行データベー
スの前回発行コードの登録欄に、新サーバ発行コードの
欄に登録する(ステップS.15)。
【0085】新サーバ発行コードを登録したら、プリペ
イドファイルを作成し(ステップS.10)、プリペイ
ド発行データベースに当該プリペイドファイルを発行し
たことを登録した後に、プリペイドファイルを利用者の
パーソナルコンピュータに送信する(ステップS.1
1) [ID/PWの変更手順]ステップS.7の選択におい
て、ユーザーID/PWの変更メニュー2が選択された
ら、ASPサーバ1は現在のID/PWと新規のID/
PWの入力を求め、利用者は現在のID/PWと新規の
ID/PWの入力を行う(ステップS.20)。
【0086】ASPサーバ1は旧いID/PWと新規の
ID/PWとの照合を、契約者管理データベースにて照
合し(ステップS.21)、不一致であればエラー表示
を行い、一致したら、契約者管理データベースの該当デ
ータに利用者の新規のID/PWを登録する(ステップ
S.22)。 [履歴の確認]ステップS.7の選択において、利用者
の履歴表示メニュー3が選択されたら、ASPサーバ1
は契約者管理データベースに基づいて、利用者の使用し
たソフトウェアの使用履歴を表示する。 [レベルアップ]ステップS.7の選択において、ソフ
トウェアのレベルアップ4が選択されたら、ASPサー
バ1はレベルアップするソフトウェアの選択メニューを
利用者に表示し、利用者が選択メニューから所望のソフ
トウェアを選択したら(ステップS.30)、ASPサ
ーバ1から利用者のパーソナルコンピュータに該当する
レベルアッププログラムを送信する(ステップS.3
1)。 [利用者側パーソナルコンピュータにおける動作]上述
のように、利用者側でソフトウェアを起動するには、プ
リペイドファイルが利用者のパーソナルコンピュータに
インストールされていなければならず、ユーティリティ
プログラムを最初に起動させてソフトウェアの使用環境
を設定する必要がある。
【0087】図7は利用者のパーソナルコンピュータに
おけるプリペイドファイルの加算処理工程及びその他の
処理を示す。図7に示すように、利用者がプリペイドフ
ァイルの加算のためにユーティリティプログラムを起動
すると、ユーティリティプログラムは、プリペイド運用
ファイルが利用者のパーソナルコンピュータに存在する
かどうかを最初にチェックする(ステップS.40)。
【0088】プリペイド運用ファイルが既に利用者のパ
ーソナルコンピュータに存在すれば、ユーティリティプ
ログラムはプリペイド運用ファイルと利用者のパーソナ
ルコンピュータIDをチェックする(ステップS.4
1)。このステップS.41のチェックにより、プリペ
イド運用ファイルがコピーされたものであるかどうかを
識別できる。
【0089】ステップ41において、異常であればエラ
ー内容を表示し、正常であれば、タイムカウントファイ
ルをプリペイド運用ファイルに更新する(ステップS.
42)。ステップS.42にてプリペイド運用ファイル
の更新が完了したら、ステップS.43に移行する。
【0090】ステップS.40においてプリペイド運用
ファイルが無ければ、ユーティリティプログラムはプリ
ペイド運用ファイルをクリエイトして(ステップS.4
4)、現在情報を表示すると共に、ユーティリティメニ
ューを表示し、利用者の選択を待つ(ステップS.4
3)。
【0091】ステップS.43は、前述のように、ユー
ティリティメニューの表示及び選択処理である。ステッ
プS.43において、ユーティリティメニューには、A
SPサーバ1へのホームページアクセス処理1と、運用
時間加算処理2と、ログ情報表示3とが選択可能に表示
される。
【0092】ASPサーバ1のホームページアクセス処
理1が選択された場合には、未加算の購入したプリペイ
ドファイルの有無をチェックする。このチェックにおい
て、購入済みであるが未加算のプリペイドファイルが存
在したら、エラーとして内容を表示する。また、プリペ
イドファイルが「未購入」、若しくは「購入済み且つ加
算済み」であれば、ブラウザを起動してASPサーバ1
のホームページにアクセスする。
【0093】運用時間加算処理2が選択された場合に
は、購入済みプリペイドファイルとプリペイド運用ファ
イルの加算条件(購入者の認証データ、マシンID、前
回発行コード等)をチェックし(ステップS.45)。
プリペイドファイルの発行コードが初回かどうかのチェ
ックを行う(ステップS.46)。
【0094】ステップS.46のチェックにおいて、プ
リペイドファイルの発行コードが初回に発行したままで
ない場合には、前記加算条件をチェックする(ステップ
S.47)。ステップS.47の加算条件チェックにお
いて、加算条件がOKであれば、プリペイド運用ファイ
ルのバックアップファイルを作成し(ステップS.4
8)、購入済みプリペイドファイルの内容をプリペイド
運用ファイルに更新する(ステップS.49)。
【0095】ステップS.49の後、プリペイド運用フ
ァイルが正常に更新されたどうかのチェックが行われる
(ステップS.50)。ステップ50の正常更新チェッ
クにおいて、正常に更新されたものであれば、購入済み
のプリペイドファイルと、プリペイド運用ファイルのバ
ックアップファイルとを、消去する(ステップS.5
1)。ステップS.49で更新が異常であれば、エラー
内容を表示する。
【0096】また、ステップS.46においてプリペイ
ドファイルの発行コードが初回である場合には、初期テ
スト済みかどうかのチェックを行う(ステップS.5
2)。このチェックで未テストであれば、前述のステッ
プS.49以下の処理を行う。ステップS.52のチェ
ックで既にチェック済みであれば、エラー表示と有料デ
ータの購入を促す表示を行って終了する(ステップS.
53)。
【0097】ステップS.43の選択メニューでログ情
報表示3が選択された場合には、タイムカウントログフ
ァイルを表示する。 [タイムカウントプログラムの動作]図8、図10は、
ユーザーのパーソナルコンピュータにおけるタイムカウ
ントプログラムの動作を示す。タイムカウントプログラ
ムは、最初のソフトウェアの起動と同時に起動し、タイ
ムカウントファイルの存在をチェックする(ステップ
S.60)。
【0098】このチェックにおいて、既にタイムカウン
トファイルが生成されていれば、そのタイムカウントフ
ァイルの内容をプリペイド運用ファイルに更新する(ス
テップS.61)。ステップS.60のチェックで異常
の場合には、タイムカウントファイルの作成処理を行い
(ステップS.62)、ステップS.61に入る。
【0099】このソフトウェアの起動の際に、タイムカ
ウントファイルの内容をプリペイド運用ファイルに記録
することで、最初に各ASPグループの残時間の確認や
警告を行うことができる。
【0100】ステップS.61の後、ソフトウェアが起
動される場合であれば、常駐タイムカウントプログラム
を起動し(ステップS.63)、ソフトウェアの重複起
動をチェックし(ステップS.64)、対象となるAS
Pグループの残時間をチェックし(ステップS.6
5)、タイムカウントファイル内の対象となるASPグ
ループの該当ソフトウェアのフラグをONとしてソフト
ウェアを起動する(ステップS.66)。
【0101】ステップS.61の後、ソフトウェアの終
了がなされた場合には、タイムカウントファイル内の該
当するソフトウェアのフラグをオフし(ステップS.6
7)、該当するソフトウェアを終了する。ここで他にフ
ラグONのソフトウェアがなければ、常駐タイムカウン
トプログラムを終了する(ステップS.68)。
【0102】ステップS.61の後、プリペイド運用フ
ァイルの更新処理のみで終了するのであれば、タイムカ
ウントプログラムはプリペイド運用ファイルの更新後に
終了する。 [常駐タイムカウントプログラムの動作]図9は、常駐
タイムカウントプログラムの動作を示す。
【0103】常駐タイムカウントプログラムは、タイム
カウントプログラムの一部であり、ソフトウェアの起動
後に、タイムカウントファイル内のフラグONとなって
いるソフトウェアの動作状態をチェックする(ステップ
S.70)。
【0104】このチェック状態において、残時間が例え
ば20分より大きく1時間より小さくなると(ステップ
S.71)、ソフトウェア名と残時間を警告表示する
(ステップS.72)。
【0105】続いて残時間が減少して、残時間が1分よ
り大きく20分より小さくなると(ステップS.7
3)、ソフトウェア名と残時間を警告表示する(ステッ
プS.74)。
【0106】さらに残時間が減少して、残時間が−10
時間より大きく0分より小さくなると(ステップS.7
5)、ソフトウェア名と最低購入時間を1分間隔で警告
表示する(ステップS.76)。
【0107】残時間が減少して、残時間が−10時間よ
り小さくなった場合には、ソフトウェアの動作を中止
し、タイムカウントファイルの内容をタイムカウント運
用ファイルに記録する。
【0108】以上説明したように、本願の実施の形態に
かかるソフトウェア提供システムは、ASPサーバ1側
に、ソフトウェアと、タイムカウントプログラムと、プ
リペイドファイルと、ユーティリティプログラムと、ホ
ームページと、契約者管理データベースと、プリペイド
発行データベースと、サーバコード発行データベースと
を備えている。
【0109】契約者管理データベースと、プリペイド発
行データベースと、サーバコード発行データベースとは
契約者管理手段である。
【0110】そして、利用者がネットワークを経由して
ASPサーバ1のホームページにアクセスした後、AS
Pサーバ1がホームページを利用者のパーソナルコンピ
ュータに提示する。
【0111】利用者がホームページのユーザーID、ユ
ーザーPW等の認証データ及びソフトウェアの購入使用
時間を入力したときに、ASPサーバ1が前述の契約者
管理手段と比較して利用者の認証データ及びソフトウェ
アの特定情報を照合し、これらの情報が一致することに
よって照合が成立したときに、ASPサーバ1が、プリ
ペイドファイルと、タイムカウントプログラムと、ユー
ティリティプログラムとを利用者のパーソナルコンピュ
ータに送信する。
【0112】利用者のパーソナルコンピュータに送信さ
れたソフトウェアは、利用者が初回起動するときに、タ
イムカウントプログラムとプリペイド運用ファイルとの
存在を条件として起動する。初回のプリペイド運用ファ
イルは、利用者がユーティリティプログラムを用いて、
プリペイドファイルの内容を写して生成される。
【0113】従って、利用者はユーティリティプログラ
ムを用いて先ずプリペイドファイルをプリペイド運用フ
ァイルに変更する。変更されたプリペイドファイルは消
滅する。
【0114】生成後のプリペイド運用ファイルは、ソフ
トウェアの起動の度(複数のソフトウェアを起動する場
合に、既にソフトウェアが起動している場合を除く)に
起動するタイムカウントプログラムにより、内容を読み
取られ、タイムカウントプログラムにより生成されるタ
イムカウントファイルに写される。
【0115】タイムカウントファイルには、タイムカウ
ントプログラムによって、図4及び図10に示す項目の
情報(起動日時を除く)が記録される。ソフトウェアが
終了されるとき、タイムカウントファイルのソフトウェ
アのフラグをオフとし、他に稼働中のソフトウェアが無
ければ終了する。
【0116】ソフトウェアが再度起動されると、記録し
たタイムカウントファイルの情報に基づいて、プリペイ
ド運用ファイルの残時間、起動日時、終了日時等が更新
される。
【0117】すなわち、タイムカウントプログラムは、
ソフトウェアの起動日時から終了日時の経過時間を計測
して、該経過時間を前記購入使用時間から減算し、ソフ
トウェアの終了後に、購入使用時間から経過時間を減算
して残時間をタイムカウントファイルに記録しておき、
ソフトウェアの再起動時に、タイムカウントファイルの
内容をプリペイド運用ファイルの残時間(使用許可時
間)に反映させる。
【0118】なお、ソフトウェアの使用中、常駐タイム
カウントプログラムがタイムカウントファイルを参照し
ており、購入使用時間が消費されたときに、常駐タイム
カウントプログラムがソフトウェアの使用を禁止する。
【0119】上述の実施の形態のソフトウェア提供シス
テムによれば、高額なソフトウェアを複数のパーソナル
コンピュータ3等で使用する場合に費用を低廉化出来る
と共に、複数のパーソナルコンピュータ3において適正
に使用でき、不正使用を防止できる。
【0120】また、ASPサーバ1側では、プリペイド
ファイルがユーティリティプログラム及びタイムカウン
トプログラムが1つで済むので、ソフトウェア群が増え
ても、ソフトウェア毎に異なった管理が不要となり、上
述のように不正使用も防止できると共に、コスト低減に
なる。
【0121】利用者側では、一つの契約で複数のパーソ
ナルコンピュータからプリペイドファイルを購入できる
ので、企業で契約した場合に、利用者の増減により契約
変更の必要が無く、契約管理が楽であり、ユーザーI
D、ユーザーPW、前回発行コードによるセキュリティ
確保と購入者名による管理が可能である。
【0122】1台のパーソナルコンピュータの中に、複
数の契約によって購入されたプリペイドファイルを記憶
させておき、例えばA社の利用者A1とB社の利用者B
1とが、それぞれのプリペイドファイルを用いて、契約
者A社若しくはB社独自の支払でソフトウェアを使用す
ることができる。
【0123】尚、このソフトウェア提供システムは、イ
ンターネットの常時接続を必要としないので、常時接続
する場合に比べてコストがかからず、使用場所を選ばな
いという効果もある。
【0124】
【発明の効果】この請求項1〜請求項7の発明にかかる
ソフトウェア提供システムによれば、高額なアプリケー
ションプログラムや画像データ・音声データ・データベ
ース等の提供ソフトウェアを複数のパーソナルコンピュ
ータ等で使用する場合に費用を低廉化出来ると共に、複
数のパーソナルコンピュータにおいて適正に使用できる
ようにすることができる。
【0125】請求項1のソフトウェア提供システムによ
れば、ネットワークを経由しない場合でも、プリペイド
ファイルを購入することにより、利用者側でインストー
ルした提供ソフトウェアを購入時間使用することができ
る。
【0126】請求項2のソフトウェア提供システムは、
ネットワークを経由して提供ソフトウェアを使用する場
合に、提供者のURLにアクセスしてソフトウェアや画
像データ・音声データ・データベース等の提供ソフトウ
ェアをダウンロード並びに所望の時間安価に使用するこ
とが出来る。
【0127】請求項3のソフトウェア提供システムで
は、プリペイドファイルやプリペイド運用アイルがコピ
ーされても、前回発行コードは二重に存在することはな
いので、不正コピーが容易に判別できる。
【0128】請求項4のソフトウェア提供システムで
は、プリペイドファイルがプリペイド運用ファイルの生
成後に消滅するので、プリペイドファイルの不正コピー
も防止できる。
【0129】請求項5のソフトウェア提供システムで
は、タイムカウントファイルが利用者のパーソナルコン
ピュータに二重に作成されるので、万一一方のタイムカ
ウントファイルが壊れても、すぐバックアップのタイム
カウントファイルにより正常な時間管理を行うことが出
来る。
【0130】請求項6のソフトウェア提供システムによ
れば、タイムカウントファイルに提供ソフトウェアの使
用開始・使用終了・残時間を記録するので、プリペイド
運用ファイルの損壊等が極力防止できる 請求項7のソフトウェア提供システムによれば、次回の
提供ソフトウェアの起動時に前回のタイムカウントファ
イルの内容をプリペイド運用ファイルに反映させ、使用
許可時間の残時間を表示するので、利用者の残時間への
注意が高まり、残時間を忘れることが少なくなる。この
ため、新たなプリペイドファイルの購入準備が促進され
ると共に、提供ソフトウェアの使用中に残時間が消滅し
て作成中のデータが突然消滅するおそれを予防できる。
【0131】請求項8のソフトウェア提供システムによ
れば、利用者側では、アプリケーションプログラムや画
像データ・音声データ・データベース等を多数使用して
も、共通のプリペイドファイルにより複数の提供ソフト
ウェアの使用を管理できるので、残時間の確認や購入が
容易である。また、サーバ側やソフトウェアや画像デー
タ等の提供ソフトウェアの販売側では、共通のプリペイ
ドファイルで時間管理が出来るので、多様な提供ソフト
ウェアを利用者に提供する場合に、サーバ側の契約管理
が容易であり、手間がかからず、低コストにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるソフトウェア提供
システムの概念図。
【図2】プリペイドファイルの設定項目の概念図。
【図3】プリペイド運用アイルの設定項目の概念図。
【図4】タイムカウントファイルの設定項目の概念図。
【図5】タイムカウントファイルの設定項目の概念図。
【図6】ASPサーバ1側のプリペイドファイル等の動
作の流れ図。
【図7】利用者側のユーティリティプログラムの動作の
流れ図。
【図8】利用者側でのタイムカウントプログラムの動作
流れ図。
【図9】利用者のパーソナルコンピュータでのタイムカ
ウントプログラムの流れ図。
【図10】利用者のパーソナルコンピュータにおけるタ
イムカウントプログラムの動作概念図。
【符号の説明】
1 ASPサーバ1 2 インターネット 3 利用者側のパーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 530 G06F 9/06 660C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションプログラム、画像デー
    タ、音声データ、文字情報、各種データベースの少なく
    とも1つからなる提供ソフトウェアを提供者が利用者に
    利用者の要求時間使用可能として提供するソフトウェア
    提供システムであり、 前記提供ソフトウェアの使用料を支払う前記利用者若し
    くは前記利用者に代わる契約者の取り決めに基づく前記
    利用者の認証データと、前記提供ソフトウェアの識別デ
    ータと、前記利用者に対して使用許可を発行する度に、
    毎回の発行事実を識別する許可発行識別データとを有す
    る契約者管理手段と、 前記認証データと、前記識別データと、前記提供ソフト
    ウェアの使用料に基づいて定められた前記提供ソフトウ
    ェアの使用許可時間を示す購入時間データと、前記許可
    発行識別データとを有し、前記提供者から前記利用者に
    提供されるプリペイドファイルと、 前記利用者が管理するコンピュータに提供され、該コン
    ピュータに前記プリペイドファイルが記憶された場合
    に、前記プリペイドファイルに基づいて、前記プリペイ
    ドファイル中の前記認証データと、前記識別データと、
    前記購入時間データと、前記許可発行識別データとを含
    むプリペイド運用ファイルを生成して、前記プリペイド
    ファイルを消滅させて使用不可とするユーティリティプ
    ログラムと、 前記利用者のコンピュータに提供され、前記提供ソフト
    ウェアの使用時間を計測し、前記提供ソフトウェアの使
    用時間と前記プリペイド運用ファイルとを比較して、累
    積した使用時間が前記プリペイド運用ファイルの使用許
    可時間に達するときに、前記提供ソフトウェアの使用を
    禁ずるタイムカウントプログラムとを備えており、 前記提供ソフトウェアは、前記プリペイド運用ファイル
    の存在を前提として使用可能に設定され、 前記提供ソフトウェアと前記プリペイドファイルと前記
    ユーティリティプログラムと前記タイムカウントプログ
    ラムとが、前記提供者側から前記利用者側に提供可能と
    されていることを特徴とするソフトウェア提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1のソフトウェア提供システムであ
    り、 前記提供ソフトウェアと前記プリペイドファイルと前記
    ユーティリティプログラムと前記タイムカウントプログ
    ラムとを、ネットワークを介して前記利用者に提供する
    ために、前記利用者の認証データ及び再使用を求める前
    記提供ソフトウェアと前記使用時間の記入を求めるホー
    ムページをサーバ側に設け、 前記利用者が前記ホームページにアクセスした後、前記
    サーバが前記ホームページを前記利用者のコンピュータ
    に提示すると共に、前記利用者が前記認証データと再使
    用を求める提供ソフトウェアを特定するためのデータと
    前記使用時間を入力した後に、前記サーバが前記契約者
    管理手段において前記認証データ及び前記提供ソフトウ
    ェアの識別データ及び前記許可発行識別データを照合
    し、この照合において所定の条件が満たされたときに、 前記サーバが、前記プリペイドファイルと、前記タイム
    カウントプログラムと、前記ユーティリティプログラム
    とを前記利用者のコンピュータに送信し、 前記利用者側のコンピュータに送られた前記提供ソフト
    ウェアは、前記タイムカウントプログラムと前記ユーテ
    ィリティプログラムとの存在を条件として使用可能とさ
    れ、 初回の前記プリペイド運用ファイルは、前記ユーティリ
    ティプログラムによって前記利用者側のコンピュータに
    送られた前記プリペイドファイルから生成され、 生成後の前記プリペイド運用ファイルは、前記タイムカ
    ウントプログラムが計測した前記提供ソフトウェアの累
    積使用時間を、前記使用許可時間から減算した上で、前
    記タイムカウントプログラムによって更新され、前記累
    積使用時間が前記プリペイド運用ファイルの使用許可時
    間に達するときに、前記タイムカウントプログラムが前
    記提供ソフトウェアの使用を禁じ、 前記ユーティリティプログラムは、再度のプリペイドフ
    ァイルが前記提供者側から前記利用者側のコンピュータ
    に送信されたときに、前記プリペイドファイルの前記使
    用許可時間を前記プリペイド運用ファイルの使用許可時
    間に加算することを特徴とするソフトウェア提供システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1、2のいずれかのソフトウェア提
    供システムにおいて、 前記プリペイドファイルには、前記許可発行情報として
    前記提供ソフトウェアの提供者から使用許可の発行の都
    度それぞれ異なる発行コードが添付されており、前記提
    供者側のコンピュータは、前記利用者が前記プリペイド
    ファイルを再度購入するときに前記利用者に対して前回
    の発行コードの入力を求め、この前回の発行コードを提
    供者側のコンピュータが備えるプリペイドファイルの管
    理用リストと照合し、同一の前回発行コードが入力され
    た場合に、該同一の発行コードを入力した利用者へのプ
    リペイドファイルの発行を禁止することを特徴とするソ
    フトウェア提供システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかのソフトウ
    ェア提供システムにおいて、 前記提供者側のサーバから前記利用者のコンピュータに
    提供された前記プリペイドファイルは、前記プリペイド
    運用ファイルの生成後に消滅することを特徴とするソフ
    トウェア提供システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかのソフトウ
    ェア提供システムにおいて、 前記タイムカウントプログラムは、前記利用者のコンピ
    ュータにおいて起動した後に、前記プリペイド運用ファ
    イルに基づいて、前記提供ソフトウェアの使用時間及び
    使用時間を記録するためのタイムカウントファイルを少
    なくとも2つ生成することを特徴とするソフトウェア提
    供システム。
  6. 【請求項6】請求項5のソフトウェア提供システムにお
    いて、 前記提供ソフトウェアの終了時若しくは次回の起動時の
    少なくともいずれかのときに、前記タイムカウントファ
    イルに記録された情報を前記プリペイド運用ファイルに
    反映させた後に、前記タイムカウントファイルを終了さ
    せることを特徴とするソフトウェア提供システム。
  7. 【請求項7】請求項6のソフトウェア提供システムにお
    いて、 前記提供ソフトウェアを起動する前若しくは後の少なく
    ともいずれかのときに、前記利用者のコンピュータの表
    示画面に前記提供ソフトウェアの使用許可時間の残時間
    を表示することを特徴とするソフトウェア提供システ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項1〜請求項7のいずれかのソフトウ
    ェア提供システムにおいて、 前記プリペイドファイルと、前記ユーティリティプログ
    ラムと、前記タイムカウントプログラムとが、送信され
    たコンピュータにおける複数の提供ソフトウェアの使用
    に関して、共通に使用可能とされていることを特徴とす
    るソフトウェア提供システム。
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