JP2003150448A - 誤書込み防止回路 - Google Patents

誤書込み防止回路

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JP2003150448A
JP2003150448A JP2001343058A JP2001343058A JP2003150448A JP 2003150448 A JP2003150448 A JP 2003150448A JP 2001343058 A JP2001343058 A JP 2001343058A JP 2001343058 A JP2001343058 A JP 2001343058A JP 2003150448 A JP2003150448 A JP 2003150448A
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JP2001343058A
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Shuji Mochizuki
修司 望月
Nobuaki Iketani
信明 池谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部・内部のノイズやCPUの暴走が原因とし
て発生する動作モードレジスタの誤書込みを防止する。 【解決手段】半導体回路1内部に、比較用データ保持部
111、鍵データレジスタ112、比較判定部113、
設定レジスタライト信号生成部114、鍵データレジス
タクリア信号生成部115からなる誤書込み防止回路1
1を有し、鍵データレジスタ112に比較用データ保持
部111の保持するデータと同一のデータを書き込んだ
時のみ、比較判別部113より鍵開放指示信号が出力さ
れ、設定レジスタ10への書き込み時に設定レジスタラ
イト信号生成部114より設定レジスタライト信号を出
力し、その時のデータを設定レジスタ10に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体回路に設け
られた動作モード設定用の設定レジスタへの誤書き込み
を防止する誤書込み防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内部にシステム全体の動作モード
を設定する動作モード設定レジスタを備え、外部のCP
U(中央処理装置)より当該レジスタに対する設定変更
を可能とした半導体回路がある。動作モードには、例え
ば、通常動作時のノーマルモード、システムクロックが
動作中でCPUが停止しているホルトモード、システム
クロック及びCPUが停止しているストップモードがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の半導体回路においては、回路の外部又は内部で発生
するノイズやCPUの暴走により不正に動作モード設定
レジスタの書き換えが行われて、不正動作モードにて動
作してしまう可能性があるという問題がある。そのた
め、設定レジスタが容易に書き換えられないようにする
ことが望まれている。
【0004】本発明は上記の課題を解決するものであ
り、半導体回路の外部又は内部で発生するノイズやCP
Uの暴走による半導体回路内の動作モード設定レジスタ
への誤書込みを防止することができる誤書込み防止回路
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の誤書込み
防止回路は、半導体回路に設けられた動作モード設定用
の設定レジスタに対して前記半導体回路外のCPUから
の書き込みを可能にするための設定レジスタ書込み信号
が、前記設定レジスタと同一のアドレスが割り当てられ
た記憶手段に前記CPUからの書き込み制御によりあら
かじめ書き込まれる鍵となるデータを参照して生成され
ることを特徴とする。
【0006】請求項1に係る発明によれば、設定レジス
タの書き込み前にあらかじめ書き込まれる鍵となるデー
タを参照して設定レジスタ書込み信号を生成すること
で、設定レジスタの書き込みを容易に行うことができな
くなり、設定レジスタへの誤書込みを防止することがで
きる。
【0007】請求項2記載の誤書込み保護回路は、半導
体回路に設けられた動作モード設定用の設定レジスタ
(設定レジスタ10)を書き込み可能状態とするための
比較用データを保持する比較用データ保持部(比較用デ
ータ保持部111)と、前記設定レジスタと同一のアド
レスが割り当てられ、前記半導体回路外のCPUによる
書込み制御により書き込まれるデータを鍵データとして
保持する鍵データレジスタ(鍵データレジスタ112)
と、前記鍵データレジスタに書き込まれた鍵データが前
記比較用データ保持部に保持された比較用データと同一
であるかを比較判別する比較判別部(比較判別部11
3)と、前記比較判別部で前記鍵データが前記比較用デ
ータと同一であることが判別されたときに前記CPUに
よる前記設定レジスタに対するデータの書き込みを可能
にする設定レジスタ書込み信号を生成するデータ書込み
設定手段(設定レジスタライト信号生成部114)と、
を具備したことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明によれば、設定レジス
タにデータを書き込む前に設定レジスタを書き込み可能
状態にするための鍵データを、設定レジスタと同一のア
ドレスが割り当てられている鍵データレジスタに書き込
み、鍵データレジスタに書き込まれた鍵データが設定レ
ジスタを書き込み可能状態にする比較用データと一致し
たときにのみ、設定レジスタを書き込み可能状態にす
る。したがって、設定レジスタの書き込みを容易に行う
ことができなくなり、設定レジスタへの誤書込みを防止
することができる。
【0009】請求項3記載の誤書込み防止回路は、請求
項2記載の誤書込み防止回路において、前記CPUから
の書込み信号が無効になると、前記鍵データレジスタの
内容をクリアする信号を生成する鍵データレジスタクリ
ア信号生成部(鍵データレジスタクリア信号生成部11
5)を具備することを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明によれば、設定レジス
タの書き込みが完了した後に鍵データレジスタの内容を
クリアすることで、設定レジスタ書込み信号が誤って生
成されることを防ぐことができる。
【0011】請求項4記載の誤書き込み防止回路は、請
求項2又は3記載の誤書込み防止回路において、前記設
定レジスタに対する書き込みが、前記設定レジスタのア
ドレスに対して前記比較用データ保持部に保持された比
較用データと同一のデータを書き込む第一段階と、同一
のアドレスに対して前記CPUからの書き込み制御によ
りデータを書き込む第二段階と、から成り、前記第一段
階で前記設定レジスタに前記比較用データが保持する比
較用データと異なるデータが書き込まれたときは、再
度、前記第一段階の書き込みが行われることを特徴とす
る。
【0012】請求項4に係る発明によれば、第一段階で
比較用データと同一のデータを鍵データレジスタに書き
込まない限り、設定レジスタが書き込み可能状態になら
ないため、誤書込みを防止することができる。
【0013】請求項5記載の誤書き込み防止回路は、請
求項1から請求項4のいずれか一項記載の誤書込み防止
回路を複数段備え、前段の誤書込み防止回路の設定レジ
スタ書込み信号が次段の誤書込み防止回路の鍵データレ
ジスタに供給されることを特徴とする。
【0014】請求項5に係る発明によれば、設定レジス
タを書き込み可能にするための鍵データレジスタへのデ
ータの書き込みが多段化し、誤書き込みの生じる確率を
低減させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
半導体回路の構成を示すブロック図である。図1におい
て、本実施の形態の半導体回路1は、動作モードを設定
する設定レジスタ10と、設定レジスタ10への誤書込
みを防止する誤書込み防止回路11と、を備える。
【0016】設定レジスタ10は、外部のCPU2とデ
ータバスを介して接続されている。誤書込み防止回路1
1は、アドレスバス、データバス及びライト(書込み)
信号線を介してCPU2と接続されている。誤書込み防
止回路11は、比較用データ保持部111と、鍵データ
レジスタ112と、比較判別部113と、設定レジスタ
ライト信号生成部114と、鍵データレジスタクリア信
号生成部115と、を備える。
【0017】比較用データ保持部111は、設定レジス
タ10を書き込み可能状態とするための比較用データを
保持する。鍵データレジスタ112は、設定レジスタ1
0と同一のアドレスが割り当てられており、CPU2に
て書き込まれたデータを鍵データとして保持する。比較
判別部113は、鍵データレジスタ112に保持された
鍵データが比較用データ保持部111に保持された比較
用データと同一であるかを比較判別し、同一であれば鍵
開放指示信号Soを出力する。
【0018】設定レジスタライト信号生成部114は、
比較判別部113からの鍵開放指示信号SoとCPU2
より出力されるアドレス信号及びライト信号とにより、
設定レジスタライト信号Swを生成する。鍵データレジ
スタクリア信号生成部115は、設定レジスタライト信
号Swのネゲートにより鍵データレジスタ112をクリ
アする鍵データレジスタクリア信号Scを生成する。設
定レジスタライト信号生成部114からの設定レジスタ
ライト信号Swが設定レジスタ10に入力される。
【0019】設定レジスタライト信号生成部114は、
図2のブロック図に示す構成となっており、設定レジス
タ10に割り当てられたアドレスのみデコード信号を出
力するアドレスデコーダ1141と、このアドレスデコ
ーダ1141より出力されるデコード信号とCPU2よ
り出力されるライト信号と比較判別部113より出力さ
れる鍵開放指示信号との論理積をとり設定レジスタライ
ト信号Swを生成するオアゲート1142と、を備え
る。
【0020】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、誤書込み防止回路11を備えた半導体回路1におけ
る設定レジスタ10へのデータ書き込み手順について説
明する。
【0021】まず、鍵データレジスタ112にデータを
書き込む第一段階の書き込みが行われる(ステップS1
0)。この場合、鍵データレジスタ112と設定レジス
タ10は同一のアドレスが割り当てられているので、設
定レジスタ10に対して書き込みを行うことで同時に鍵
データレジスタ112にもデータが書き込まれる。ま
た、この時点では設定レジスタライト信号Swが出力さ
れないので、設定レジスタ10が保持しているデータが
書き換えられることはない。
【0022】鍵データレジスタ112が保持するデータ
は鍵データとして扱われ、この鍵データと比較用データ
保持部111に保持されているデータとが比較判別部1
13で比較判別される(ステップS11)。この比較判
別処理において、鍵データが比較用データと同一であれ
ば鍵開放指示信号Soが出力される。鍵開放指示信号S
oが出力されると鍵データレジスタ112がロックされ
てデータの書き換えが不可能になる。これに対して、鍵
データと比較用データとが同一でなければ、鍵開放指示
信号Soが出力されず、設定レジスタ10への書き込み
はステップS10からやり直す必要があり、鍵データレ
ジスタ112に比較用データ保持部111が保持するデ
ータと同じデータが書き込まれない限り、鍵開放指示信
号Soは出力されない。
【0023】鍵データと比較用データとが一致して鍵開
放指示信号Soが出力されると、鍵開放指示信号Soが
設定レジスタライト信号生成部114に入力されて、設
定レジスタライト信号Swが生成される。これにより、
設定レジスタ10にデータを書き込む第二段階の書き込
みが行われる(ステップS12)。設定レジスタ10に
データが書き込まれた後、CPU2からのライト信号が
ネゲートすると、設定レジスタライト信号Swもネゲー
トし、鍵データレジスタクリア信号生成部115より鍵
データレジスタクリア信号Scが出力される。これによ
り、鍵データレジスタ112が比較用データ保持部11
1の保持するデータと異なるデータにクリアされる。
【0024】次に、図4及び図5は、設定レジスタ10
に対する書き込み時の全体動作波形の一例を示す。ここ
で、設定レジスタ10に割り当てられたアドレスを「A
AAA」、書き込むデータを「FFFF」とし、比較用
データ保持部111に保持されているデータを「123
4」とし、鍵データレジスタ112が鍵データレジスタ
クリア信号により「0000」にクリアされるものとす
る。
【0025】図4は、鍵データレジスタ112に比較用
データ保持部111の保持するデータと同じデータを書
き込んだ場合の動作波形である。ステップS10で鍵デ
ータレジスタ112に「1234」を書き込む(1)。
鍵データと比較用データ保持部111のデータとが同一
であるので、比較判別部113より鍵開放指示信号So
が出力される(2)。次に、ステップS12で設定レジ
スタ113に「FFFF」を書き込むと、アドレス信
号、ライト信号、鍵開放指示信号Soにより設定レジス
タライト信号Swが生成されて(3)、設定レジスタ1
0にデータが書き込まれる(4)。そして、CPU2か
らのライト信号がネゲートされると、設定レジスタライ
ト信号Swもネゲートされて、鍵データレジスタクリア
信号生成部115から鍵データレジスタクリア信号Sc
が出力されて鍵データレジスタ112が「0000」に
クリアされる(5)。
【0026】図5は、鍵データレジスタ112に比較用
データ保持部111の保持するデータと異なるデータを
書き込んだ場合の動作波形である。ステップS10とし
て、鍵データレジスタ12に「5678」を書き込む
(6)。鍵データレジスタ112が保持している鍵デー
タと比較用データ保持部111が保持しているデータが
異なるため、比較判別部113からは鍵開放指示信号S
oが出力されない。このため、次に書き込むデータは再
び鍵データレジスタ112に書き込まれ、動作モード設
定レジスタ10にデータが書き込まれることはない
(7)。
【0027】この結果、ステップS10で比較用データ
保持部111の保持するデータと同一のデータを鍵デー
タレジスタ112に書き込まない限り、設定レジスタ1
0は書き込み可能状態にならず、ノイズやCPUの暴走
による誤書き込みを防止することが可能となる。
【0028】このように、本実施の形態によれば、比較
用データ保持部111の保持するデータと同一のデータ
を鍵データレジスタ112に書き込んだ場合に限り、設
定レジスタ10へのデータの書き込みが可能となるの
で、ノイズやCPUの暴走による誤書き込みを防止する
ことが可能となる。
【0029】(実施の形態2)上述した実施の形態1の
誤書込み防止回路11を複数段用いることにより、誤書
き込み防止を強化することが可能となる。以下、誤書込
み防止回路11を複数段用いる場合の例として、2つ用
いた場合について説明する。
【0030】図6は、本発明の実施の形態2に係る半導
体回路の構成を示すブロック図である。図6において、
誤書込み防止回路11−1と誤書込み防止回路11−2
では、比較用データ保持部111、121の保持するデ
ータが異なるため、以下の説明においては鍵データレジ
スタ112に保持されているデータを鍵データ(1)、
鍵データレジスタ122に保持されたデータを鍵データ
(2)とする。また、比較用データ保持部111、12
1以外は図1の誤書込み防止回路11と同じ構成であ
る。
【0031】設定レジスタライト信号生成部114より
出力される設定レジスタライト信号Swを鍵データレジ
スタライト信号として誤書込み防止回路11−2のライ
ト信号入力端126に入力する構成を採る。
【0032】次に、上記構成を有する半導体回路3の動
作について説明する。設定レジスタ10にデータを書き
込むには、図7のフローチャートに示すように、3段階
の手順を必要とする。
【0033】まず、鍵データレジスタ112にデータを
書き込む第一段階の書き込みが行われる(ステップS2
0)。この場合、鍵データレジスタ112と設定レジス
タ10は同一のアドレスが割り当てられているので、設
定レジスタ10に対して書き込みを行うことにより鍵デ
ータレジスタ112にもデータが書き込まれる。そし
て、鍵データレジスタ112が保持するデータは鍵デー
タ(1)として扱われ、この鍵データ(1)と比較用デ
ータ保持部111が保持しているデータとが比較判別部
113にて比較判別される(ステップS21)。
【0034】鍵データ(1)と比較用データ保持部11
1が保持しているデータとが同一であれば、比較判別部
113より鍵開放指示信号Soが出力される。この鍵開
放指示信号Soが出力されることにより、鍵データレジ
スタ112がロックされてデータの書き換えが不可能に
なる。また、比較判別部113より鍵開放指示信号So
が出力されることで、設定レジスタライト信号生成部1
14より鍵データレジスタライト信号Swが出力され
る。
【0035】一方、鍵データ(1)と比較用データ保持
部111の保持するデータとが一致しない場合は鍵開放
指示信号Soが出力されず、設定レジスタ10への書き
込みはステップS20からやり直す必要があり、鍵デー
タレジスタ112に比較用データ保持部111が保持し
ているデータと同じデータを書き込まない限り、鍵開放
指示信号Soは出力されない。
【0036】次に、鍵データレジスタ122にデータを
書き込む第二段階の書き込みが行われる(ステップS2
2)。この場合、鍵データレジスタ122には設定レジ
スタ10と同一のアドレスが割り当てられており、その
アドレスを指定するアドレス信号がCPU2より出力さ
れる。また、同時にCPU2よりライト信号が出力され
て、誤書込み防止回路11−1の設定レジスタライト信
号生成部114より鍵データレジスタライト信号Skが
生成される。この鍵データレジスタライト信号Skと上
記アドレス信号とが誤書込み防止回路11−2の鍵デー
タレジスタ122に入力されることで、同レジスタ12
2にデータが書き込まれる。
【0037】鍵データレジスタ122に格納されるデー
タは鍵データ(2)として扱われ、この鍵データ(2)
と比較用データ保持部121が保持しているデータとが
比較判別部123にて比較判別される(ステップS2
3)。この比較判別処理において、鍵データ(2)と比
較用データ保持部121が保持しているデータとが同一
であれば、比較判別部123より鍵開放指示信号Soが
出力される。そして、この鍵開放指示信号Soが出力さ
れることで鍵データレジスタ122がロックされてデー
タの書き換えが不能になる。また、鍵開放指示信号So
が出力されると、設定レジスタライト信号生成部124
より設定レジスタライト信号Swが生成される。
【0038】次に、設定レジスタ10にデータを書き込
む第三段階の書き込みが行われる(ステップS24)。
このとき、誤書込み防止回路11−2の設定レジスタラ
イト信号生成部124にて設定レジスタライト信号Sw
が生成されているので、データが設定レジスタ10に書
き込まれる。
【0039】このように、ステップS20で鍵データレ
ジスタ112に書き込んだデータが比較用データ保持部
111に保持されているデータと等しく、その上でステ
ップS22で鍵データレジスタ122に比較用データ保
持部121が保持しているデータと等しいデータを書き
込んだ場合に限り、設定レジスタ10にデータを書き込
むことが可能となる。
【0040】そして、CPU2からのライト信号がネゲ
ートすると、誤書込み防止回路11−1からの設定レジ
スタライト信号がネゲートし、誤書込み防止回路11−
1の鍵データレジスタクリア信号生成部115より鍵デ
ータレジスタクリア信号Scが出力されて、鍵データレ
ジスタ112が比較用データ保持部111の保持するデ
ータと異なるデータにクリアされる。
【0041】また、誤書込み防止回路11−1におい
て、鍵データレジスタライト信号Skがネゲートする
と、誤書込み防止回路11−2の設定レジスタライト信
号生成部124の設定レジスタライト信号もネゲートす
るので、誤書込み防止回路11−2の鍵データレジスタ
クリア信号生成部125より鍵データレジスタクリア信
号Scが出力されて、鍵データレジスタ122が比較用
データ保持部121の保持するデータと異なるデータに
クリアされる。
【0042】このように、本実施の形態によれば、鍵デ
ータレジスタ112に書き込んだデータが比較用データ
保持部111に保持されているデータと等しく、且つ鍵
データレジスタ122に比較用データ保持部121が保
持しているデータと等しいデータを書き込んだ場合に限
り、設定レジスタ10にデータを書き込むことが可能と
なるので、誤書き込み防止回路を単独で使用した場合と
比べてノイズやCPUの暴走による誤書き込みをさらに
強力に防止することが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設定レジスタの書き込み前にあらかじめ設定された鍵と
なるデータを参照して設定レジスタを書き換え可能状態
にすることができるため、設定レジスタの書き込みを容
易に行うことができなくなり、設定レジスタへの誤書込
みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る半導体回路の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る半導体回路の設定
レジスタライト信号生成部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1に係る半導体回路の設定
レジスタへの書き込み手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の形態1に係る半導体回路の動作
を説明するためのタイムチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1に係る半導体回路の動作
を説明するためのタイムチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2に係る半導体回路の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る半導体回路の設定
レジスタへの書き込み手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1、3 半導体回路 2 CPU 10 設定レジスタ 11、11−1、11−2 誤書き込み防止回路 111、121 比較用データ保持部 112、122 鍵データレジスタ 113、123 比較判別部 114、124 設定レジスタライト信号生成部 115、125 鍵データレジスタクリア信号生成部 1141 アドレスデコーダ 1142 オアゲート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体回路に設けられた動作モード設定
    用の設定レジスタに対して前記半導体回路外のCPUか
    らの書き込みを可能にするための設定レジスタ書込み信
    号が、前記設定レジスタと同一のアドレスが割り当てら
    れた記憶手段に前記CPUからの書き込み制御によりあ
    らかじめ書き込まれる鍵となるデータを参照して生成さ
    れることを特徴とする誤書込み防止回路。
  2. 【請求項2】 半導体回路に設けられた動作モード設定
    用の設定レジスタを書き込み可能状態とするための比較
    用データを保持する比較用データ保持部と、 前記設定レジスタと同一のアドレスが割り当てられ、前
    記半導体回路外のCPUによる書込み制御により書き込
    まれるデータを鍵データとして保持する鍵データレジス
    タと、 前記鍵データレジスタに書き込まれた鍵データが前記比
    較用データ保持部に保持された比較用データと同一であ
    るかを比較判別する比較判別部と、 前記比較判別部で前記鍵データが前記比較用データと同
    一であることが判別されたときに前記CPUによる前記
    設定レジスタに対するデータの書き込みを可能にする設
    定レジスタ書込み信号を生成するデータ書込み設定手段
    と、を具備したことを特徴とする誤書込み防止回路。
  3. 【請求項3】 前記CPUからの書込み信号が無効にな
    ると、前記鍵データレジスタの内容をクリアする信号を
    生成する鍵データクリア信号生成部を具備することを特
    徴とする請求項2記載の誤書込み防止回路。
  4. 【請求項4】 前記設定レジスタに対する書き込みが、
    前記設定レジスタのアドレスに対して前記比較用データ
    保持部に保持された比較用データと同一のデータを書き
    込む第一段階と、同一のアドレスに対して前記CPUか
    らの書き込み制御によりデータを書き込む第二段階と、
    から成り、前記第一段階で前記設定レジスタに前記比較
    用データが保持する比較用データと異なるデータが書き
    込まれたときは、再度、前記第一段階の書き込みが行わ
    れることを特徴とする請求項2又は3記載の誤書込み防
    止回路。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか一項記
    載の誤書込み防止回路を複数段備え、前段の誤書込み防
    止回路の設定レジスタ書込み信号が次段の誤書込み防止
    回路の鍵データレジスタに供給されることを特徴とする
    誤書込み防止回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277012A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Denso Corp 半導体集積回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277012A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Denso Corp 半導体集積回路

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