JP2003150360A - 画像形成装置、画像形成装置のセキュリティシステム、画像形成装置のセキュリティ方法及び該方法を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置のセキュリティシステム、画像形成装置のセキュリティ方法及び該方法を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2003150360A
JP2003150360A JP2001351205A JP2001351205A JP2003150360A JP 2003150360 A JP2003150360 A JP 2003150360A JP 2001351205 A JP2001351205 A JP 2001351205A JP 2001351205 A JP2001351205 A JP 2001351205A JP 2003150360 A JP2003150360 A JP 2003150360A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 本発明は、残った機密データを再起動時
に消去することで、また不正操作が行われた場合機密デ
ータの消去を行い、データを不正に取り出すことができ
ないことで、安全性を高めることができる画像形成装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、コンピュータ
から受信したデータが機密データである否かを判定する
判定部と、判定部によって受信したデータが機密データ
であるとき当該機密データを記憶するデータ記憶部と、
機密データのIDを記憶管理するID記憶部と、入力さ
れたIDとID記憶部に記憶されたIDとを比較して識
別するID識別部と、機密データを暗号化する暗号化部
と、ID識別部によって入力されたIDが正しい場合は
データ記憶部に記憶された機密データを出力するデータ
出力部と、システム又は画像形成装置が再起動された場
合データ記憶部に記憶された機密データを消去するデー
タ消去制御部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、画像
形成装置のセキュリティシステム、画像形成装置のセキ
ュリティ方法及び該方法を実行するためのプログラムを
格納したコンピュータ読み出し可能な記憶媒体に関し、
詳細にはプリンタ、複写機、ファクシミリ装置及びそれ
らの各機能を備えた複合機等の画像形成装置により印刷
出力される印刷データにおいて、機密指定された印刷デ
ータを保護する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ホスト側のコンピュータとプリン
タ等の出力機器側がネットワーク等で接続されたプリン
タシステムにおいて、コンピュータ側から出力されたデ
ータが機密データである場合、当該機密データの漏洩を
防ぐために、機密データをIDなどにより出力制御を行
って保護し、機密データを一旦保持し、IDにより出力
の指示を行う方法が採られている。また、機密データを
一旦保持するとき、データの暗号化を行いデータの保護
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法によれば、システムや出力機器の制御に不具合
があって再起動を必要とする場合機密データが保持され
たままの状態となり、安全性が低くなるという問題点が
ある。
【0004】本発明はこの問題点を解決するためのもの
であり、残った機密データを再起動時に消去すること
で、また不正操作が行われた場合機密データの消去を行
い、データを不正に取り出すことができないことで、安
全性を高めることができる、画像形成装置、画像形成装
置のセキュリティシステム、画像形成装置のセキュリテ
ィ方法及び該方法を実行するためのプログラムを格納し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、ネットワーク環境に接続されたプリンタにおいて
システムや出力機器の不具合により、出力機器の再起動
を必要とする場合に機密データとして保持されているデ
ータを再起動時に消去することより安全性を高める。
【0006】また、再起動時に消去されるデータを一部
として、残りのデータは、部分的にも暗号解読不可能な
状態として保持し、再度、消去部分に関してのみの少量
のデータの再送することで復元可能とすることで、安全
性を高める共に処理の高速化を行う。
【0007】更に、不正操作が行われた場合、機密デー
タの消去を行い、データを不正に取り出すことができな
いようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置は、コンピ
ュータから受信したデータが機密データである否かを判
定する判定部と、判定部によって受信したデータが機密
データであるとき当該機密データを記憶するデータ記憶
部と、機密データのIDを記憶管理するID記憶部と、
入力されたIDとID記憶部に記憶されたIDとを比較
して識別するID識別部と、機密データを暗号化する暗
号化部と、ID識別部によって入力されたIDが正しい
場合はデータ記憶部に記憶された機密データを出力する
データ出力部と、システム又は画像形成装置が再起動さ
れた場合データ記憶部に記憶された機密データを消去す
るデータ消去制御部とを有する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置
のセキュリティシステムの構成を示すブロック図であ
る。なお、本実施例では画像形成装置をプリンタとして
説明するものとする。同図において、セキュリティシス
テムは、主に、コンピュータ100と、セキュリティ機
能を有するプリンタ200とをLANを介して接続した
構成を有している。また、プリンタ200は、機密デー
タであるか否かを判定するデータ判定部201と、機密
データのためのIDを管理するID記憶部202と、機
密データの出力指示のためのIDを入力するID入力部
203と、入力されたIDを識別するID識別部204
と、機密データ以外のデータを出力するためのデータを
記憶するデータ記憶部205と、機密データを暗号化す
る暗号化部206と、暗号化された機密データを記憶す
る暗号データ記憶部207と、暗号データを解読する暗
号解読部208と、全てのデータの出力制御を行う出力
制御部209と、出力データを作像出力するデータ出力
部210と、機密データを暗号化データ記憶部207か
ら削除するためのデータ削除信号を作成するデータ削除
信号作成部211と、実際にIDを入力したり、入力さ
れたID等や操作ガイダンスを表示する操作/表示部2
12と、更に図示していないが全体の制御をつかさどる
CPUとを含んで構成されている。
【0010】次に、本実施例における機密データを蓄積
保持する処理について図1及び機密データ保持動作の動
作フローを示す図2に従って説明する。先ず、セキュリ
ティ機能を備えた図1のプリンタ200が図1のコンピ
ュータ100からの出力データを受信すると(ステップ
S101)、受信したデータが機密データであるか否か
を図1のデータ判定部201により判定を行う(ステッ
プS102)。そして、受信したデータが通常のデータ
である場合、通常のデータ出力のために、一旦データを
蓄える図1のデータ記憶部205に出力する。データ記
憶部205は、処理状況により、データを記憶保持ある
いは、一時的なバッファとして利用される。保持された
データは、出力制御部209により出力制御される(ス
テップS102;NO、ステップS103)。一方、出
力データが機密データである場合、この出力データは暗
号化部206により暗号化処理が行われる(ステップS
102;YES、ステップS104)。暗号化されたデ
ータは、暗号データ記憶部207に保持される。暗号化
されたデータの保持情報として、記憶場所及びサイズ等
を図1のID記憶部202へ出力し、ID記憶部202
は、データ受信時に得たID情報と対応付けて、機密デ
ータの記憶場所等の情報と共に記憶管理する(ステップ
S105)。
【0011】次に、本実施例において、出力機器である
プリンタのリセット再起動時の処理について説明する
と、このリセット再起動時の処理として、機密データを
消去するか否かの情報もID記憶部202により記憶管
理する。つまり、図1のID記憶部202での情報管理
は、図3に示すように、管理番号、ID、機密データを
記憶場所(アドレス等)及びサイズ、システム再起動時
に機密データの消去するか否かの情報、などの情報の管
理を行う。
【0012】次に、本実施例において、システムの不具
合によりシステムの再起動あるいは、プリンタの再起動
が行われた場合における機密データの処理方法について
図1及び図4に示す動作フローに従って説明する。先
ず、システム又はプリンタの再起動が行われると、ID
記憶部202により管理されている機密データの情報に
基づいて機密データがあるかを調べる(ステップS20
1,S202)。機密データがない場合は、データの消
去処理は行われない(ステップS202;NO、ステッ
プS203)。一方、機密データがある場合、図1のI
D記憶部202で記憶管理している機密データの情報に
基づいてシステムリセット時の動作を調べる(ステップ
S202;YES、ステップS204)。システムリセ
ット時の動作として、機密データの消去を行わない場
合、データの消去処理は行われず、次の機密データの処
理を行う(ステップS204;NO、ステップS20
5)。一方、機密データの消去を行う場合、ID記憶部
202で記憶管理している機密データの情報に基づいて
そのデータの記憶場所(アドレス)を調べ、図1の暗号
データ記憶部207に記憶されている機密データの消去
をデータ削除信号作成部211の制御により消去を行う
(ステップS204;YES、ステップS206)。ま
た、ID記憶部202の情報も削除する(ステップS2
07)。この処理を機密データ全てに関して、繰り返し
行うことで、リセット再起動時に、機密データの消去が
可能である。
【0013】図5は本実施例における機密データとke
yデータの蓄積の処理フローを示すフローチャートであ
る。同図において、先ず機密データの出力命令が図1の
コンピュータ100より出力されると、コンピュータ1
00は、機密データをkeyとその他のデータに分割す
る(ステップS301,S302)。そして、プリンタ
200へ分割したkeyデータとその他のデータを送信
する(ステップS303)。プリンタ200は、コンピ
ュータ100からのデータを受信し、受信したデータが
機密データである否か判断する(ステップS304、ス
テップS305)。そして、機密データでない場合は、
通常データとして出力を行う(ステップS305;N
O、ステップS306)。一方、機密データである場合
は、keyデータとその他のデータをそれぞれ暗号化さ
れる(ステップS305;YES、ステップS30
7)。そして、暗号化されたkeyデータとその他のデ
ータを蓄積する(ステップS308)。なお、機密デー
タの情報管理として、図6に示すように、データの登録
番号、ID番号、機密データのkey以外の暗号化デー
タの記憶場所(アドレス)、データのサイズ、keyデ
ータの記憶場所(アドレス)、起動時にデータを消去す
る否かの判断の情報を管理記憶する。
【0014】次に、本実施例において、システムの再起
動あるいは、プリンタの再起動が行われた場合における
機密データのkeyデータの消去及び消去された状態か
ら機密データを復元する処理について図1及び図7に示
す動作フローに従って説明する。先ず、システム又はプ
リンタが再起動されると、図1のID記憶部202にて
記憶管理されている情報より、機密データの有無を調べ
る(ステップS401,S402)。機密データがない
場合、機密データの消去処理は終了となる(ステップS
402;NO、ステップS403)。一方、機密データ
がある場合、起動時のデータ消去を行うか否かの情報を
調べる(ステップS402;YES、ステップS40
4)。そして、起動時のデータ消去を行わない場合、次
のデータの処理を行う(ステップS404;NO、ステ
ップS405)。一方、起動時のデータ消去を行う場
合、keyデータ部分のみ消去する(ステップS40
4;YES、ステップS406)。また、ID記憶部情
報のkey情報を削除する(ステップS407)。な
お、key情報の削除は、図7に示すように、管理番号
0003のkeyデータのアドレスを“eeeeee
e”のように特定の値とする。この特定の値により、k
eyが削除されたものとする。上記一連の処理を全機密
データに対して繰り返し行う。
【0015】次に、本実施例におけるkeyが削除され
たデータを再度出力する処理について当該処理フローを
示す図8に従って説明する。先ず、再起動されたシステ
ムにおいてkeyが消去されたデータを出力するため
に、消去された機密データの再送の指示する(ステップ
S501)。コンピュータ100側は、データからke
yとなるデータを作成する(ステップS502)。ここ
で、出力機器であるプリンタ200中のkeyデータ
と、コンピュータ100が作成するkeyデータと一致
するように指示して作成する。なお、keyデータの作
り方は、指示することにより、作成データを変更可能と
する。その後、出力機器であるプリンタ200へデータ
を送信する(ステップS503)。出力機器であるプリ
ンタ200側は、受信したデータが機密データであるか
否か判断を行う(ステップS504)。機密データでな
い場合は、通常出力処理を行う(ステップS504;N
O、ステップS505)。一方、機密データである場合
は、受信したデータがkeyによるデータの復元である
か否か判断する(ステップS504;YES、ステップ
S506)。keyによる復元でない場合、機密データ
としてデータの蓄積を行う(ステップS506;NO、
ステップS507)。一方、keyによる復元である場
合、keyデータの暗号化を行い、データを蓄積する。
また、IDデータ記憶部の情報を該当する機密データの
情報の復元して記憶する(ステップS506;YES、
ステップS508,S509)。以上の一連の処理で、
keyに関するデータ及び情報を復元し、機密データの
出力が可能な状態となる。
【0016】次に、本実施例における出力機器であるプ
リンタから機密データの出力要求がIDの入力が不正で
ある場合にデータの保護のため機密データを削除する処
理について当該処理フローを示す図9に従って説明す
る。なお、一例として、不正に出力指示した回数により
データを消去する処理手順を説明する。
【0017】先ず、出力機器である図1のプリンタ20
0の操作/表示部212より機密データの出力指示がさ
れると、IDの入力を促すメッセージを表示し、IDの
入力待ちとなる(ステップS601,S602)。そし
て、IDが入力されると、IDに該当する機密データが
保持されているか否か判断する(ステップS603,S
604)。該当するデータが存在する場合は、機密デー
タを読み出し、暗号解読処理を行って、データのプリン
トアウトを行う(ステップS604;YES、ステップ
S605〜S607)。一方、該当するデータが存在し
ない場合、不正に機密データを出力させようとしている
ものと判断する。不正と判断した場合をカウントする
(ステップS604;NO、ステップS608)。そし
て、不正と判断した回数が設定した所定値以上でない場
合、指示待ちの状態に戻る(ステップS609;N
O)。一方、不正と判断した回数が設定した所定値以上
である場合、機密データの消去を行う(ステップS60
9;YES、ステップS610)。なお、機密データの
消去方法は、前述のように行う。
【0018】次に、図10は本発明のシステム構成を示
すブロック図である。つまり、同図は上記実施例におけ
る画像形成装置のセキュリティ方法によるソフトウェア
を実行するマイクロプロセッサ等から構築されるハード
ウェアを示すものである。同図において、画像形成装置
のセキュリティシステムはインターフェース(以下I/
Fと略す)101、CPU102、ROM103、RA
M104、表示装置105、ハードディスク106、キ
ーボード107及びCD−ROMドライブ108を含ん
で構成されている。また、汎用の処理装置を用意し、C
D−ROM109などの読取可能な記憶媒体には、本発
明の画像形成装置のセキュリティ方法を実行するプログ
ラムが記憶されている。更に、I/F101を介して外
部装置から制御信号が入力され、キーボード107によ
って操作者による指令又は自動的に本発明のプログラム
が起動される。そして、CPU102は当該プログラム
に従って上述の画像形成装置のセキュリティ方法に伴う
制御処理を施し、その処理結果をRAM104やハード
ディスク106等の記憶装置に格納し、必要により表示
装置105などに出力する。以上のように、本発明の画
像形成装置のセキュリティ方法を実行するプログラムが
記憶した媒体を用いることにより、既存のシステムを変
えることなく、画像形成装置のセキュリティシステムを
汎用的に構築することができる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、コンピュータから受信したデータが機密データ
である否かを判定する判定部と、判定部によって受信し
たデータが機密データであるとき当該機密データを記憶
するデータ記憶部と、機密データのIDを記憶管理する
ID記憶部と、入力されたIDとID記憶部に記憶され
たIDとを比較して識別するID識別部と、機密データ
を暗号化する暗号化部と、ID識別部によって入力され
たIDが正しい場合はデータ記憶部に記憶された機密デ
ータを出力するデータ出力部と、システム又は画像形成
装置が再起動された場合データ記憶部に記憶された機密
データを消去するデータ消去制御部とを有することに特
徴がある。よって、ネットワーク環境に接続されたプリ
ンタ等の画像形成装置においてシステムや画像形成装置
の不具合により、システム又は画像形成装置の再起動を
必要とする場合に機密データとして保持されているデー
タを再起動時に消去することより安全性を高めることが
できる。
【0021】また、データ消去制御部は、再起動時に、
機密データを消去するか否かを選択することにより、画
像形成装置側で機密データの出力を管理することができ
る。
【0022】更に、IDの入力が間違った場合に間違っ
た入力回数をカウントする手段と、間違った入力回数が
予め設定した所定の回数以上になったとき機密データを
消去する手段とを有することにより、不正操作が行われ
た場合、機密データの消去を行い、データを不正に取り
出すことができないようにすることができる。
【0023】また、別の発明としての画像形成装置のセ
キュリティシステムによれば、コンピュータは、機密デ
ータとしてデータを暗号化する際にキーとなるデータと
その他のデータとに分割する分割手段と、キーとなるデ
ータとその他のデータを別々に暗号化して記憶する暗号
化記憶手段と、消去された機密データを再度出力する場
合キーとなるデータのみを作成して画像形成装置に送信
するキー作成部とを有し、画像形成装置は、コンピュー
タから受信したデータが機密データである否かを判定す
る判定部と、判定部によって受信したデータが機密デー
タであるとき当該機密データを記憶するデータ記憶部
と、機密データのIDを記憶管理するID記憶部と、入
力されたIDとID記憶部に記憶されたIDとを比較し
て識別するID識別部と、機密データを暗号化する暗号
化部と、ID識別部によって入力されたIDが正しい場
合はデータ記憶部に記憶された機密データを出力するデ
ータ出力部と、システム又は画像形成装置が再起動され
た場合キーとなるデータのみを消去するデータ消去制御
部とを有する。よって、このような構成を有するセキュ
リティシステムによれば、ネットワーク環境に接続され
たプリンタ等の画像形成装置においてシステムや画像形
成装置の不具合により、システム又は画像形成装置の再
起動を必要とする場合に機密データとして保持されてい
るデータを再起動時に消去することより安全性を高める
ことができる。
【0024】また、消去された機密データを再度出力す
る場合キー作成部によって作成されたキーよるデータを
復元するデータ復元部を有することにより、再起動時に
消去されるデータを一部として、残りのデータは、部分
的にも暗号解読不可能な状態として保持し、再度、消去
部分に関してのみの少量のデータの再送することで復元
可能とすることで、安全性を高める共に処理の高速化を
図ることができる。
【0025】更に、セキュリティシステムにおける画像
形成装置は、IDの入力が間違った場合に間違った入力
回数をカウントする手段と、間違った入力回数が予め設
定した所定の回数以上になったとき機密データを消去す
る手段とを有することにより、不正操作が行われた場
合、機密データの消去を行い、データを不正に取り出す
ことができないようにすることができる。
【0026】また、別の発明として画像形成装置のセキ
ュリティ方法によれば、機密データを保持した状態で、
システム又は画像形成装置を再起動する場合、再起動時
に、保持された機密データを消去する。よって、機密デ
ータとして保持されているデータを再起動時に消去する
ことより安全性を高めることができる。
【0027】更に、機密データとしてデータを暗号化す
る際にキーとその他のデータに分割して各々暗号化し、
機密データを保持した状態で、システム又は画像形成装
置を再起動する場合、再起動時に、キーのみを消去する
ことにより、機密データとして保持されているデータを
再起動時に消去することより安全性を高めることができ
る。
【0028】また、消去された機密データを再度出力す
る場合キーを画像形成装置に送信して当該キーよって機
密データを復元することにより、安全性を高める共に処
理の高速化を図ることができる。
【0029】更に、上記記載の画像形成装置のセキュリ
ティ方法を実行するためのプログラムを格納したコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体に特徴がある。よって、
本発明の画像形成装置のセキュリティ方法を実行するプ
ログラムが記憶した媒体を用いることにより、既存のシ
ステムを変えることなく、画像形成装置のセキュリティ
システムを構築する装置を汎用的に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置のセキュ
リティシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における機密データ保持動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】図1のID記憶部での情報管理内容を示す図で
ある。
【図4】再起動時の機密データの処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】本実施例における機密データとkeyデータの
蓄積の処理フローを示すフローチャートである。
【図6】図1のID記憶部での別の情報管理内容を示す
図である。
【図7】本実施例における再起動時の機密データのke
yデータの消去及び消去された状態から機密データを復
元する処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施例におけるkeyが削除されたデータを
再度出力する処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施例における出力機器であるプリンタから
機密データの出力要求がIDの入力が不正である場合に
データの保護のため機密データを削除する処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100;コンピュータ、200;プリンタ、201;デ
ータ判定部、202;ID記憶部、203;ID入力
部、204;ID識別部、205;データ記憶部、20
6;暗号化部、207;暗号化データ記憶部、208;
暗号解読部、209;出力制御部、210;データ出力
部、211;データ削除信号作成部、212;操作/表
示部。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 BB17 CL08 CL10 HJ06 HK23 HN23 2C087 AA03 AA09 AB05 BA14 BC04 BC06 DA13 5B021 AA02 BB01 BB04 BB09 CC05 5C075 AA90 AB90 EE02 EE03 EE90 FF90

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト側のコンピュータとネットワーク
    を介して接続され、プリンタ、プリント機能を有する複
    写機及びFAXなどの画像形成装置において、 コンピュータから受信したデータが機密データである否
    かを判定する判定部と、 該判定部によって受信したデータが機密データであると
    き当該機密データを記憶するデータ記憶部と、 機密データのIDを記憶管理するID記憶部と、 入力されたIDと前記ID記憶部に記憶されたIDとを
    比較して識別するID識別部と、 機密データを暗号化する暗号化部と、 前記ID識別部によって入力されたIDが正しい場合は
    前記データ記憶部に記憶された機密データを出力するデ
    ータ出力部と、 システム又は画像形成装置が再起動された場合前記デー
    タ記憶部に記憶された機密データを消去するデータ消去
    制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記データ消去制御部は、再起動時に、
    機密データを消去するか否かを選択する請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 IDの入力が間違った場合に間違った入
    力回数をカウントする手段と、間違った入力回数が予め
    設定した所定の回数以上になったとき機密データを消去
    する手段とを有する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 プリンタ、プリント機能を有する複写機
    及びFAXなどの画像形成装置とホスト側のコンピュー
    タとがネットワークを介して接続され、コンピュータか
    ら送信され、画像形成装置から出力される機密データを
    保護する画像形成装置のセキュリティシステムにおい
    て、 コンピュータは、機密データとしてデータを暗号化する
    際にキーとなるデータとその他のデータとに分割する分
    割手段と、キーとなるデータとその他のデータを別々に
    暗号化して記憶する暗号化記憶手段と、消去された機密
    データを再度出力する場合キーとなるデータのみを作成
    して画像形成装置に送信するキー作成部とを有し、 画像形成装置は、コンピュータから受信したデータが機
    密データである否かを判定する判定部と、該判定部によ
    って受信したデータが機密データであるとき当該機密デ
    ータを記憶するデータ記憶部と、機密データのIDを記
    憶管理するID記憶部と、入力されたIDと前記ID記
    憶部に記憶されたIDとを比較して識別するID識別部
    と、機密データを暗号化する暗号化部と、前記ID識別
    部によって入力されたIDが正しい場合は前記データ記
    憶部に記憶された機密データを出力するデータ出力部
    と、システム又は画像形成装置が再起動された場合キー
    となるデータのみを消去するデータ消去制御部とを有す
    ることを特徴とする画像形成装置のセキュリティシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 消去された機密データを再度出力する場
    合前記キー作成部によって作成されたキーよるデータを
    復元するデータ復元部を有する請求項4記載の画像形成
    装置のセキュリティシステム。
  6. 【請求項6】 画像形成装置は、IDの入力が間違った
    場合に間違った入力回数をカウントする手段と、間違っ
    た入力回数が予め設定した所定の回数以上になったとき
    機密データを消去する手段とを有する請求項4記載の画
    像形成装置のセキュリティシステム。
  7. 【請求項7】 プリンタ、プリント機能を有する複写機
    及びFAXなどの画像形成装置とホスト側のコンピュー
    タとがネットワークを介して接続され、コンピュータか
    ら送信され、画像形成装置から出力される機密データを
    保護する画像形成装置のセキュリティ方法において、 機密データを保持した状態で、システム又は画像形成装
    置を再起動する場合、再起動時に、保持された機密デー
    タを消去することを特徴とする画像形成装置のセキュリ
    ティ方法。
  8. 【請求項8】 プリンタ、プリント機能を有する複写機
    及びFAXなどの画像形成装置とホスト側のコンピュー
    タとがネットワークを介して接続され、コンピュータか
    ら送信され、画像形成装置から出力される機密データを
    保護する画像形成装置のセキュリティ方法において、 機密データとしてデータを暗号化する際にキーとその他
    のデータに分割して各々暗号化し、機密データを保持し
    た状態で、システム又は画像形成装置を再起動する場
    合、再起動時に、前記キーのみを消去することを特徴と
    する画像形成装置のセキュリティ方法。
  9. 【請求項9】 消去された機密データを再度出力する場
    合キーを画像形成装置に送信して当該キーよって機密デ
    ータを復元する請求項8記載の画像形成装置のセキュリ
    ティ方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれかに記載の画像
    形成装置のセキュリティ方法を実行するためのプログラ
    ムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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