JP2005099885A - プリントジョブの処理プログラム、印刷装置、および印刷システム - Google Patents

プリントジョブの処理プログラム、印刷装置、および印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】 プリントジョブの内容を他人に対して秘匿とすることができるプリントジョブの処理プログラムを提供する。
【解決手段】 パーソナルコンピュータ(PC)のプリンタドライバ401において、暗号化処理部403を用いてプリントジョブJ1のテキスト部分のみを暗号化し、暗号化プリントジョブJ2とする。PCおよびプリンタ(またはMFP)において、複数の暗号化手法が共有されており、PCとプリンタとの間のネゴシエーションにより暗号化に用いられる手法が決定される。また、PCおよびプリンタにおいて、ユーザIDに対応付けたオリジナルな暗号化手法が任意に登録可能とされる。
【選択図】 図4

Description

この発明はプリントジョブの処理プログラム、印刷装置、および印刷システムに関し、特にプリントジョブの暗号化を行なうことでデータのセキュリティを向上させることができるプリントジョブの処理プログラム、印刷装置、および印刷システムに関する。
従来、MFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、プリンタなどに代表される印刷装置の分野において、印刷物を保護するために、ホストPC(パーソナルコンピュータ)上で入力したパスワードを、印刷装置において入力しないと、印刷を行なわない機能を備えた印刷装置が知られている。
このように印刷装置の分野においては、セキュリティ保護の観点から第三者に対して印刷物の内容を秘匿する機能を持たせることが一般的になっている。その反面、インターネット経由のデータを印刷するときなどに、サーバなどに一時的に印刷データを保持する機器が普及しつつある。
特に、プリントジョブ内の文字列の部分(テキスト部分)は、TEXT CODEという一般的な符号で記述されていることが多く、プリントジョブの伝送経路(たとえばプリンタサーバやメールサーバ)上において、プリントジョブを一般的なTEXT CODE表を用いて解析すると、そのプリント内容を第三者が読取ることができるという問題がある。
このような問題を解決するために、以下の特許文献1においては、プリンタに対してネットワーク経由で暗号化鍵を問合せし、プリンタから送られた暗号化鍵を用いて暗号化を行ない、暗号化されたプリントジョブと暗号化鍵とをプリンタに送付するシステムが開示されている。
また、以下の特許文献2においては、暗号元に暗号化鍵を問合せ、規定の暗号化手法群を用いるシステムが開示されている。
特開平9−134264号公報 特開2002−344440号公報
この発明は、プリントジョブのセキュリティを向上させることができ、かつユーザの利便性が高いプリントジョブの処理プログラム、印刷装置、および印刷システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、この発明のある局面に従うと、プリントジョブの処理プログラムは、外部装置に対してプリントデータを送信するプリントジョブの処理プログラムであって、入力されたプリントジョブからテキスト部分を識別し、その部分を暗号化する暗号化ステップと、暗号化ステップによりテキスト部分が暗号化されたプリントジョブを、外部装置に対して送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる。
好ましくはプリントジョブの処理プログラムは、暗号化ステップで用いられる暗号化手法として、複数の暗号化手法の中から1つを選択する選択ステップをさらにコンピュータに実行させる。
好ましくは選択は、外部装置から入力される信号に基づいて行なわれる。
この発明の他の局面に従うと、プリントジョブの処理プログラムは、外部装置が行なう暗号化手法と共通する暗号化手法を記憶する記憶領域を備えた装置で用いられる、プリントジョブの処理プログラムであって、新たな暗号化手法を入力する入力ステップと、入力された新たな暗号化手法を、記憶領域に登録する登録ステップと、入力された新たな暗号化手法を外部装置に登録させるために、入力された新たな暗号化手法を外部装置へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる。
好ましくは記憶領域には複数の暗号化手法が登録され、プリントジョブの処理プログラムは、複数の暗号化手法の中から選択された暗号化手法を用いて、入力されたプリントジョブを暗号化する暗号化ステップと、暗号化ステップにより暗号化されたプリントジョブを外部装置に対して送信するジョブ送信ステップとをさらにコンピュータに実行させる。
好ましくは選択は、外部装置から入力される信号に基づいて行なわれる。
好ましくは選択は、ジョブ送信ステップで送信されるプリントジョブの重要度に基づいて行なわれる。
この発明のさらに他の局面に従うと、印刷装置は、入力されたプリントジョブからテキスト部分を識別し、その部分を復号化する復号化手段と、復号化手段によりテキスト部分が復号化されたプリントジョブをプリントするプリント手段とを備える。
好ましくは印刷装置は、復号化手段で用いられる復号化手法として、複数の暗号化手法の中から1つを選択する選択手段をさらに備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、印刷装置は、新たな暗号化手法をユーザIDと共に受信する受信手段と、受信された暗号化手法を、ユーザIDに対応付けて新たな暗号化手法として登録する登録手段と、プリントジョブを処理するときに、プリントジョブに対応するユーザIDに基づいて、登録されている複数の暗号化手法から1つを選択する選択手段と、選択された暗号化手法を用いて、プリントジョブを復号化する復号化手段と、復号化手段により復号化されたプリントジョブをプリントするプリント手段とを備える。
好ましくは印刷装置は、プリントジョブの重要度に関する情報を受信し、ユーザIDと重要度に関する情報に基づいて暗号化手法を選択する。
この発明のさらに他の局面に従うと、印刷システムは、コンピュータと印刷装置とがネットワークに接続された印刷システムであって、コンピュータは、プリントジョブにジョブIDを割振る割振り手段と、ジョブIDを印刷装置に送信する第1送信手段と、第1送信手段の送信に応答して、印刷装置が送信した暗号化手法を特定する情報を受信する受信手段と、受信された暗号化手法を特定する情報により、プリントジョブのテキスト部分を選択的に暗号化する暗号化手段と、暗号化されたプリントジョブを印刷装置へ送信する第2送信手段とを備え、印刷装置は、コンピュータからジョブIDを受信する第1受信手段と、第1受信手段の受信に応答して暗号化手法を選択する選択手段と、選択された暗号化手法を特定する情報をコンピュータに送信する送信手段と、コンピュータから、選択された暗号化手法により暗号化されたプリントジョブを受信する第2受信手段と、受信された暗号化されたプリントジョブのテキスト部分を選択的に、選択された暗号化手法により復号化する復号化手段とを備える。
好ましくはコンピュータは、暗号化手法を複数記憶可能な記憶手段と、新たな暗号化手法を入力する暗号化手法入力手段と、入力された新たな暗号化手法を記憶手段に登録する登録手段と、入力された新たな暗号化手法を、IDと共に印刷装置に送信する暗号化手法送信手段とをさらに備え、印刷装置は、暗号化手法を複数記憶可能な記憶手段と、送信された暗号化手法を受信する暗号化手法受信手段と、受信された暗号化手法を、IDに基づいて記憶手段に登録する登録手段とをさらに備える。
以下、本発明の好ましい実施の形態における印刷システムについて図面を参照しながら詳しく説明する。
本実施の形態における印刷システムは、プリントジョブをネットワークを介してホストPCから印刷装置へ送信し、そこでプリントを行なうものである。印刷システムは、プリントジョブ内の文字部分のみを暗号化し、第三者からそのプリント内容を秘匿にすることを特徴としている。
より詳しくはホストPCと印刷装置との双方において、共通する複数の暗号化手法が用意される。ホストPCと印刷装置間で、どの暗号化手法を用いるかのネゴシエーションが事前に行なわれる。ネゴシエーションにより決定された暗号化手法を用いて、伝送経路に出力するプリントジョブ内のTEXT CODEのみが暗号化される。これにより、第三者は暗号化手法を特定できなくなるため、プリントジョブのセキュリティの向上が図られる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における印刷システムの構成を示す図である。
図を参照して、本システムはネットワークに接続された、MFP100(なお、MFP100はWebサーバとしても機能する。)と、ホストPC(パーソナルコンピュータ)300a,300bとから構成される。
MFP100にセットされた原稿をスキャンすることにより得られた印刷データ、ホストPC300a,300bからネットワークを介してMFP100に送られた印刷データ、または、公衆回線を介して外部からMFP100に送られた印刷データは、一旦MFP100内のハードディスクなどの記憶装置に記憶される。そして、記憶された印刷データを用いてMFP100において印刷(プリント)が行なわれる。
図2は、図1のMFP100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、MFP100は、装置全体の制御を行なうCPU101と、一般公衆回線に接続するためのモデム103と、インターネットやLANに接続するためのLANカード105と、ユーザに対して必要な情報を表示する表示部107と、ユーザから装置の動作に必要な情報を入力するためのキーなどにより構成される入力部109と、印刷データなどを蓄積するハードディスク111と、プログラムなどを記憶するROM113と、データを一時的に記憶するRAM115と、原稿を読取るためのスキャナ117と、自動原稿送り装置であるADF119と、画像データのプリントを行なうプリントエンジン121とを備えている。
図3は、図1のホストPC300a,300bの1つのハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、ホストPCは、装置全体の制御を行なうCPU301と、表示部303と、LANに接続するためのLANカード305と、キーボードやマウスなどにより構成される入力部307と、フレキシブルディスクドライブ(FDD)309と、CD−ROMドライブ(CDD)311と、ハードディスク(HDD)313と、ROM315と、RAM317とを備えている。
フレキシブルディスクドライブ309により、フレキシブルディスク(F1)に記録された画像データやプログラムなどを読取ることが可能であり、CD−ROMドライブ311により、CD−ROM(C1)に記録された画像データやプログラムなどを読取ることが可能である。
図4は、図1の印刷システムにおいて実行されるホストPCとMFPとの間の処理を示す図である。
図4において、ホストPC(図面左)にはプリンタドライバ401と、暗号化処理部403と、暗号化手法群とが備えられている。これらは、具体的にはRAM317などに記録されたCPU301を動作させるソフトウェア、またはRAM317などに記録されたデータにより実現されている。このようなソフトウェアやデータは、例えばハードディスクに記録され、RAMに読出される。また、MFP(図面右)には印刷処理部451と、復号処理部453と、暗号化手法群とが備えられている。これらは、具体的にはRAM115などに記録されたCPU101を動作させるソフトウェア、RAM115などに記録されたデータ、プリントエンジン121により実現されている。このようなソフトウェアやデータは、例えばROMやEEPROMに記録され、RAMに読出される。
図4を参照して、ホストPCから、印刷電子文書D1をプリントジョブとしてMFP側へ送信し、MFPにおいて印刷物D2としてプリントアウトする場合を例にとり説明する。
この時、ホストPCとMFPとの間では以下の処理が行なわれる。
(1) 印刷電子文書D1は、ホストPC内に搭載されたプリンタドライバ401に入力される。プリンタドライバ401は、任意の値のジョブIDを決定し、MFPに対して暗号化手法IDのリクエストをそのジョブIDと共に送信する(図中(1)参照)。ここでは、ジョブIDは「4」であるものとする。
(2) ジョブIDを受付けたMFPの印刷処理部451は、複数の暗号化手法T1’〜Tn’の内から、ランダムにまたは所定の法則で、暗号化手法を特定するための暗号化手法ID(1〜nのいずれか)を選択し(ここでは暗号化手法IDとして「2」が選択されたものとする)、ジョブIDと暗号化手法IDの組合せをそのIDのジョブの印刷が完了するまで保持する。また同時に、プリンタドライバ401に選択された暗号化手法IDを、ジョブIDと共に返信する(図中(2)参照)。
(3) MFPに記録された複数の暗号化手法T1’〜Tn’と同一の暗号化手法T1〜TnがホストPC側においても登録されている。プリンタドライバ401は、暗号化処理部403で、MFPからIDで指示された暗号化手法を用いてプリントジョブJ1中のテキスト部分のみを暗号化し、暗号化プリントジョブJ2とする(図中(3)参照)。
(4) 暗号化プリントジョブJ2は、ジョブIDと共にMFPに送信される(図中(4)参照)。
(5) ジョブIDに基づき、印刷処理部451は、上記(2)の過程で保存された対応する暗号化手法IDを読出し、その暗号化手法を用いて復号処理部453で暗号化プリントジョブJ2のテキスト部分のみの復号化を行なう。これにより、復号化プリントジョブJ3が作成される(図中(5)参照)。
(6) 復号化プリントジョブJ3は、印刷処理部451でプリントされ、印刷物D2として出力される。
印刷電子文書D1に図形、写真などが含まれている場合においても、暗号化処理部403は、その中のテキスト(文字)部分のみを選択的に暗号化する。また、復号化処理部453においてはその暗号化されたテキスト部分のみを選択的に復号化する。これにより、プリントジョブのテキスト部分の秘匿性を高めながら、暗号化処理や復号化処理に要する時間を短縮化することができる。
図5は、暗号化手法群に含まれる暗号化手法の1つである暗号化テーブルの具体例を示す図である。
図5に示されるように、ここでは“00”〜“FF”(16進数)までの256の暗号値をランダムに並べたテーブルを暗号化テーブルとしている。
たとえば、暗号化対象のテキストを「AB」とすると、文字コードにおいてそれは“41”,“42”(16進数)となる。暗号化テーブル上で、それぞれの文字コードの位置にある暗号値を取得する。たとえばこの場合、“41”は上位桁が「4」、下位桁が“1”なので、図5の表により暗号値は“22”(16進数)となる。この暗号値と文字コードの“41”(16進数)の排他的論理和をとることで、暗号化テキストコードとする。
たとえば、“41”(16進数)の場合、“63”(16進数)が暗号化テキストコードとなり、文字列「AB」は、“63”、“5E”(16進数)となる。
復号化のときには、暗号化時と逆の手順を踏むことにより、暗号化テキストコードから文字列「AB」を復元することができる。
図6は、本実施の形態におけるホストPCとMFPとの間で行なわれる処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ホストPCにおいては、ステップS101においてプリントジョブの入力が行なわれる。ステップS103において、プリントジョブに対しジョブIDが付与され、MFPに対して暗号化手法のリクエストが行なわれる。
ステップS105において、ジョブIDと暗号化手法IDとがMFPから受信される。
ステップS107において、プリンタドライバにおいて暗号化手法IDに対応した手法で、プリントジョブ内のテキストのみが暗号化され、ステップS109において暗号化されたジョブがMFPへ送信される。
一方、MFPにおいてステップS201で、ホストPCよりジョブIDを受信したのであれば、ステップS203で暗号化手法IDを選択し、ジョブIDと対応付けて記録する。また、ジョブIDと選択された暗号化手法IDをホストPCに対して送信する。
ステップS205において、ホストPCより暗号化されたジョブを受信したのであれば、ステップS207においてそのジョブのIDをもとに暗号化手法IDを特定し、ジョブ内のテキスト部分のみを復号化する。復号化後、ステップS209においてジョブのプリントが行なわれる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態における印刷システムのハードウェア構成は、第1の実施の形態におけるそれと同じであるためここでの説明を繰返さない。第2の実施の形態においては、暗号化手法群として、プリントジョブ送信者固有の手法を含んだ複数のテーブルを準備し、プリント毎にホストPCと印刷装置との間のネゴシエーションによって使用する暗号化手法を決定する。これにより、第1の実施の形態よりも、データのセキュリティを向上させることができる。より詳しくは、本実施の形態においては、MFPにおいてユーザID毎に複数の暗号化手法群を記憶することとしている。
図7は、本発明の第2の実施の形態における印刷システムが、暗号化手法の登録時に行なう処理を示す図である。
図を参照して、MFPにおいては、ユーザID:1に対する暗号化手法群とユーザID:2に対応する暗号化手法群とが別個にMFP内に記録される。
またユーザは、ホストPCから個人用暗号化手法を記載した新規暗号化手法をホストPCとMFP内の対応するユーザIDの領域に記録することができる。これにより、オリジナルな新規暗号化手法を用いて暗号化および復号化を行なうことができるため、他のユーザが暗号化プリントジョブを入手したとしても、その解読をすることが不可能となる。
図7を参照して、ユーザが新規暗号化手法Tn+1を登録する場合には、ホストPC内のプリンタドライバ401に対して暗号化手法の登録を要求する(図中(1)参照)。
ホストPC内の暗号化処理部403は、新規暗号化手法Tn+1に暗号化手法ID(ここでは「n+1」)を付与して登録し、そのIDを出力する(図中(2)参照)。
次にホストPCからMFPに対し、ユーザID(ここではホストPC毎にユーザIDを有する環境とする)と、新規暗号化手法Tn+1と、その暗号化手法IDとが送信される(図中(3)参照)。
MFPの印刷処理部451は、復号処理部453に対し、ユーザIDに該当する暗号化手法群に新規暗号化手法を暗号化手法IDを付与して登録する(図中(4)参照)。
これにより、ユーザ毎に異なる暗号化手法を用いることができるようになる。
図8は、図7に示される新規暗号化手法の登録処理におけるホストPCとMFPとの処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ホストPCにおいてステップS301で新規暗号化手法が入力された場合には、ステップS303においてそれにIDを付与する。
ステップS305において、ホストPCのユーザID、暗号化手法IDとともに、新規暗号化手法をMFPに対し送信する。
一方、MFPにおいて、ステップS401でユーザID、暗号化手法ID、新規暗号化手法を受信したのであれば、ステップS403において対応するユーザIDの記憶部分に、新規暗号化手法を暗号化手法IDに対応付けて記録する。
図9は、本実施の形態においてホストPCとMFPで印刷時に行なわれる処理を示す図である。
図を参照して、本実施の形態においては図4と同様の手法で暗号化を行なうが、図中(1)の処理において、ジョブIDと共に、ユーザIDもMFPに対し送信される。また、このときプリントジョブの重要度をユーザに設定させ、同時に送信する。重要なプリントジョブであれば、(2)の暗号化手法の選択時に、ユーザID:2のユーザ用の暗号化手法の中から、図7の処理で新規に登録された暗号化手法Tn+1が選択される。(3)において、暗号化処理部でTn+1の手法により暗号化される。これによりジョブの秘匿性が向上する。
また、(4)での処理においては、暗号化プリントジョブJ2にユーザIDが付与され、それがMFPに送信される。
(5)における復号化時に、ユーザIDに該当する暗号化手法群から暗号化手法が取得され、復号が行なわれる。
このようにして、本実施の形態においてはユーザID毎に異なる暗号化手法群を用いることができるため、データのセキュリティをより向上させることが可能となる。
図10は、本実施の形態においてホストPCとMFPとの間で行なわれる処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ホストPCにおいて、ステップS501でジョブの入力が行なわれると、ステップS503においてそれにジョブID、ユーザID、重要度(重要度はユーザにより付与されてもよいし、ジョブの種類に応じて自動的に付与するようにしてもよい)を付与し、MFPへ暗号化手法のリクエストと共に送信する。
MFPではステップS601で、ジョブID、ユーザID、重要度をホストPCより受信したのであれば、ステップS603においてユーザIDおよび重要度を考慮し、暗号化手法群から暗号化手法IDを選択し、ジョブIDと対応付けて記録し、ホストPCに送信する。例えば重要度が「高」であれば、ユーザ固有の暗号化手法を選択する。
ステップS505〜S509、およびS605〜S609での処理は、図6におけるステップS105〜S109、S205〜S209での処理と同じであるためここでの説明を繰返さない。
なお、図9、10での処理において、重要度をもとに暗号化手法をMFPで選択することとしたが、これに限らず、PC側で選択を行なうようにしてもよい。すなわち、PCにおいて重要度に基づいて暗号化手法を選択した後、MFPへその選択された暗号化手法(またはそれを定義するIDなどの情報)を送信するのである。
また、1回の暗号化、復号において暗号化手法を複数使用するようにしてもよい。例えば、ジョブ内のテキスト部分に対して、ある部分には暗号化手法T1を、他の部分には暗号化手法T2を用いて暗号化、復号を行なうなどである。
なお、上述の実施の形態におけるフローチャートの処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して装置にダウンロードするようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態における印刷システムの構成を示す図である。 図1のMFP100のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1のホストPC300a,300bの1つのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の印刷システムにおいて実行されるホストPCとMFPとの間の処理を示す図である。 暗号化手法群に含まれる暗号化手法の1つである暗号化テーブルの具体例を示す図である。 第1の実施の形態におけるホストPCとMFPとの間で行なわれる処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における印刷システムが、暗号化手法の登録時に行なう処理を示す図である。 図7に示される新規暗号化手法の登録処理におけるホストPCとMFPとの処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態においてホストPCとMFPで印刷時に行なわれる処理を示す図である。 第2の実施の形態においてホストPCとMFPとの間で行なわれる処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 MFP、111 ハードディスク、121 プリントエンジン、300a,300b パーソナルコンピュータ、307 入力部、313 ハードディスクドライブ、401 プリンタドライバ、403 暗号化処理部、451 印刷処理部、453 復号処理部、J1 プリントジョブ、J2 暗号化プリントジョブ、J3 復号化プリントジョブ、T1〜Tn+1 暗号化手法群、T1′〜Tn+1′ 暗号化手法群。

Claims (13)

  1. 外部装置に対してプリントデータを送信するプリントジョブの処理プログラムであって、
    入力されたプリントジョブからテキスト部分を識別し、その部分を暗号化する暗号化ステップと、
    前記暗号化ステップによりテキスト部分が暗号化されたプリントジョブを、外部装置に対して送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる、プリントジョブの処理プログラム。
  2. 前記暗号化ステップで用いられる暗号化手法として、複数の暗号化手法の中から1つを選択する選択ステップをさらにコンピュータに実行させる、請求項1に記載のプリントジョブの処理プログラム。
  3. 前記選択は、前記外部装置から入力される信号に基づいて行なわれる、請求項2に記載のプリントジョブの処理プログラム。
  4. 外部装置が行なう暗号化手法と共通する暗号化手法を記憶する記憶領域を備えた装置で用いられる、プリントジョブの処理プログラムであって、
    新たな暗号化手法を入力する入力ステップと、
    前記入力された新たな暗号化手法を、前記記憶領域に登録する登録ステップと、
    前記入力された新たな暗号化手法を前記外部装置に登録させるために、前記入力された新たな暗号化手法を前記外部装置へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる、プリントジョブの処理プログラム。
  5. 前記記憶領域には複数の暗号化手法が登録され、
    前記複数の暗号化手法の中から選択された暗号化手法を用いて、入力されたプリントジョブを暗号化する暗号化ステップと、
    前記暗号化ステップにより暗号化されたプリントジョブを前記外部装置に対して送信するジョブ送信ステップとをさらにコンピュータに実行させる、請求項4に記載のプリントジョブの処理プログラム。
  6. 前記選択は、前記外部装置から入力される信号に基づいて行なわれる、請求項5に記載のプリントジョブの処理プログラム。
  7. 前記選択は、前記ジョブ送信ステップで送信されるプリントジョブの重要度に基づいて行なわれる、請求項5または6に記載のプリントジョブの処理プログラム。
  8. 入力されたプリントジョブからテキスト部分を識別し、その部分を復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段によりテキスト部分が復号化されたプリントジョブをプリントするプリント手段とを備えた、印刷装置。
  9. 前記復号化手段で用いられる復号化手法として、複数の暗号化手法の中から1つを選択する選択手段をさらに備えた、請求項8に記載の印刷装置。
  10. 新たな暗号化手法をユーザIDと共に受信する受信手段と、
    前記受信された暗号化手法を、前記ユーザIDに対応付けて新たな暗号化手法として登録する登録手段と、
    プリントジョブを処理するときに、プリントジョブに対応するユーザIDに基づいて、登録されている複数の暗号化手法から1つを選択する選択手段と、
    前記選択された暗号化手法を用いて、前記プリントジョブを復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段により復号化されたプリントジョブをプリントするプリント手段とを備えた、印刷装置。
  11. プリントジョブの重要度に関する情報を受信し、ユーザIDと重要度に関する情報に基づいて暗号化手法を選択する、請求項10に記載の印刷装置。
  12. コンピュータと印刷装置とがネットワークに接続された印刷システムであって、
    前記コンピュータは、
    プリントジョブにジョブIDを割振る割振り手段と、
    前記ジョブIDを前記印刷装置に送信する第1送信手段と、
    前記第1送信手段の送信に応答して、前記印刷装置が送信した暗号化手法を特定する情報を受信する受信手段と、
    前記受信された暗号化手法を特定する情報により、前記プリントジョブのテキスト部分を選択的に暗号化する暗号化手段と、
    前記暗号化されたプリントジョブを前記印刷装置へ送信する第2送信手段とを備え、
    前記印刷装置は、
    前記コンピュータからジョブIDを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段の受信に応答して暗号化手法を選択する選択手段と、
    前記選択された暗号化手法を特定する情報を前記コンピュータに送信する送信手段と、
    前記コンピュータから、前記選択された暗号化手法により暗号化されたプリントジョブを受信する第2受信手段と、
    前記受信された暗号化されたプリントジョブのテキスト部分を選択的に、前記選択された暗号化手法により復号化する復号化手段とを備えた、印刷システム。
  13. 前記コンピュータは、
    暗号化手法を複数記憶可能な記憶手段と、
    新たな暗号化手法を入力する暗号化手法入力手段と、
    前記入力された新たな暗号化手法を前記記憶手段に登録する登録手段と、
    前記入力された新たな暗号化手法を、IDと共に前記印刷装置に送信する暗号化手法送信手段とをさらに備え、
    前記印刷装置は、
    暗号化手法を複数記憶可能な記憶手段と、
    前記送信された暗号化手法を受信する暗号化手法受信手段と、
    前記受信された暗号化手法を、IDに基づいて前記記憶手段に登録する登録手段とをさらに備えた、請求項12に記載の印刷システム。
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