JP2003150135A - 液晶装置、その駆動方法及び液晶装置の駆動回路 - Google Patents

液晶装置、その駆動方法及び液晶装置の駆動回路

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JP2003150135A
JP2003150135A JP2002245870A JP2002245870A JP2003150135A JP 2003150135 A JP2003150135 A JP 2003150135A JP 2002245870 A JP2002245870 A JP 2002245870A JP 2002245870 A JP2002245870 A JP 2002245870A JP 2003150135 A JP2003150135 A JP 2003150135A
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voltage
scan electrodes
electrodes
screen
liquid crystal
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Takashi Kurumisawa
孝 胡桃澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の走査電極を同時に選択し表示する液晶デ
ィスプレイのクロストークをなくし、消費電力を低減す
る。 【解決手段】走査電極を有する基板と信号電極を有する
基板間に液晶等電気ー光学変換素子を介在させてなる表
示素子を複数持つ表示装置の複数本の走査電極を同時に
選択し表示を行う駆動方法において、2画面構成とし、
互いの画面を駆動する走査電極の電圧波形を反転関係と
することを特徴とする液晶素子等の駆動方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶装置、その駆動方
法及び液晶装置の駆動回路、特に複数本の走査電極を同
時に選択し表示を行う駆動方法及び駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶素子等の駆動方法として、順
次複数本の走査電極を同時に選択して駆動する方法が提
案されている(例えば、A GENERALIZED ADDRESSING T
ECHNIQUE FOR RMS RESPONDING MATRIX LCDS,1988 INT
ERNATIONAL DISPLAY RESEARCHCONFERENCE P80〜P85参
照、特願平4ー84007号公報、特開平5ー46127号公報
等)。
【0003】このような駆動方法の1例として4ライン
同時選択する方法によって図11に示すような単純マト
リックスの液晶表示装置を駆動する場合を説明する。図
11において、信号電極(X1〜Xm)と走査電極(Y1
〜Yn)は、2枚の透明なガラス基板上に透明電極によ
って作られており、2枚の基板間に液晶が挟まれてい
る。信号電極と走査電極の交差部分が表示素子となる。
この表示素子に印加する電圧によって表示輝度を変化さ
せるため、信号電極は、信号電極ドライバに、走査電極
は、走査電極ドライバに各々接続されている。
【0004】走査電極ドライバは、図示されていないコ
ントローラによって制御され、走査電極を4本づつ選択
し、3つ(V1か、ゼロか、−V1)の電圧レベルのうち
1つを選択して走査電極に印加する。V1の電圧レベル
は、ゼロ電位レベルに対して正極側のため、正極性の電
圧、−V1の電圧レベルは、ゼロ電位レベルに対して負
極側のため、負極性の電位としている。走査電極Y1か
らY6に印加される電圧波形を図12(a)に示す。こ
のとき、選択電圧から決まる走査パターンと、選択ライ
ン上の表示するデータから決まる表示パターンとを比較
し、不一致の数によって各信号電極に印可する電圧レベ
ルを決定する。走査パターンは、選択電圧がV1の場合
+(正極性)、選択電圧が−V1の場合−(負極性)、
表示パターンは、オン表示のデータの場合+、オフ表示
のデータの場合−とする。走査電極の選択電圧がゼロの
場合は、非選択であるため不一致数の考慮には入れな
い。
【0005】以下に信号電極に印加する電圧レベルを決
定する手順の説明を行う。
【0006】全面オン表示を行う場合、図12(a)の
1フィールド(1f)の1H期間に選択される4ライン
(X1からX4)の走査パターンは、++−+であり、表
示パターンは、全面オン表示であることから++++と
なる。順番に比較すると、同じ極性でない部分が3番目
に1カ所ある。つまり、不一致の数は1である。不一致
数1の場合、5レベル(V3かV2かゼロか−V2か−V
3)ある電圧レベルのうち−V2を選択する。
【0007】以上のような手順で、不一致数を計算す
る。そのほかの不一致数と電圧レベルの対応は、不一致
数0の場合−V3、不一致数2の場合ゼロ、不一致数3
の場合V2、不一致数4の場合V3となる。電圧比は、 V2:V3=1:2 であり、−V2と−V3は、ゼロ電位に対して負極性とな
っており、 V2:V3=|−V2|:|−V3| である。
【0008】ゼロ電位は、GNDレベルでなくてもよ
く、バイアス電位をもっていてよい。ただし、全体の電
圧レベルと電圧比の関係は以上に示した関係である必要
がある。
【0009】走査パターンは、アダマール行列などの直
交関数系からあらかじめ選択されいる。4ライン同時選
択の場合、1フレーム(1F)中に各フィールド1回ず
つ、合計4回選択される。
【0010】全ての走査電極が4回選択されると1フレ
ーム(1F)期間が終わる。2F期間では、走査パター
ンの極性を反転(フレーム反転)し、同様の動作によっ
て表示を行う。フレーム(1F)期間よりも小さな期間
での極性の反転もライン反転として行われることもあ
る。
【0011】上記手順に従い全面オンの場合の走査電極
に印可する電圧波形と信号電極に印可する電圧波形を決
めると、図12(b)と図12(c)のようになる。
【0012】図12(a)の電圧波形を決めるために、
走査パターンがある。この走査パターンの例を図13に
示す。同時選択する4ラインの1、2、3、4ラインを
上から順に示し、各フィールド(1、2、3、4f)の
選択期間にV1を選択する場合には+で、−V1を選択す
る場合には、−で表している。ここで、ラインとは、選
択されている走査電極を上から順番に示しているもの
で、例えばY5からY8が選択されているとすると、1ラ
インは、Y5、2ラインは、Y6、3ラインはY7、4ラ
インは、Y8になる。
【0013】走査パターン1は、1回目の選択期間に同
電位を選択し、2、3、4回目の選択期間には、2ライ
ンづつ違う極性の電位を選択するものである。走査パタ
ーン2は、図12(a)に示した走査パターンであり、
4ライン中1ラインだけが違う極性の電位を選択し、3
ラインは、同じ極性の電位を選択するものである。1回
の選択期間(H期間)での4ラインの組み合わせでは、
次の3通りがすべてである。
【0014】1)4ラインすべて同電位 2)3ライン同電位、1ライン違う極性電位 3)2ライン同電位、2ライン違う極性電位
【0015】
【発明が解決しようとする課題】走査パターンにおい
て、あるH期間に同時選択する+と−の数が違うと、走
査電極に供給している正極性(V1)と負極性(−V1)
の電源から流れる電流に偏りがあるため消費電力が大き
なものとなり、電源電位が変動し、表示にクロストーク
として現れる。
【0016】例えば、走査パターン1では、1回目の選
択がすべて同電位の選択になるため、どちらかの電源に
負荷が大きく偏り、大きな電流が流れる。走査パターン
2は、すべての選択で3ライン同電位、1ラインが違う
極性電位となり、どちらかの極性の電源に2ライン分の
余分な負荷がかかる。
【0017】走査パターンは、直交性がないと表示がで
きない。このため、全ての選択期間で同じライン数の負
荷となる選択電位とする走査パターンにすることができ
ない。
【0018】
【課題を解決するための手段】走査電極に供給している
正極性(V1)と負極性(−V1)の電源にかかる負荷を
一定にし、偏りを無くすことで消費電流を減らし、消費
電力を少なくし、クロストークをなくすことを特徴とす
る。本発明に記載の液晶装置の駆動方法は、複数の走査
電極及び前記複数の走査電極に交差する複数の信号電極
と、前記各走査電極と前記各信号電極との間に挟持され
た液晶とを備える液晶装置の駆動方法において、前記液
晶装置を第1及び第2の画面の2つの画面に分割し、前
記第1及び第2の画面の各々は、前記走査電極を複数本
同時に選択し、直交関数系をなすパターンに基づいて同
時に選択する前記複数の走査電極に印加する選択電圧の
電圧波形を決定し、かつ前記選択電圧の電圧波形を、1
フレームの中で複数回に分割して印加することによって
駆動され、同時に選択される前記複数の走査電極のうち
前記第1の画面において選択される複数の走査電極に印
加される選択電圧の電圧波形と前記第2の画面において
選択される複数の走査電極に印加される選択電圧の電圧
波形の大部分を互いに反転関係とし、前記選択電圧の電
圧波形の一部を互いに反転関係としないことを特徴とす
る。また、本発明に記載の液晶装置は、複数の走査電極
及び前記複数の走査電極に交差する複数の信号電極と、
前記各走査電極と前記各信号電極との間に挟持された液
晶とを備える液晶装置において、前記液晶装置が第1及
び第2の画面の2つの画面に分割されてなり、前記第1
及び第2の画面の各々において、前記走査電極は複数本
同時に選択され、直交関数系をなすパターンに基づいて
同時に選択される前記複数の走査電極に印加される選択
電圧の電圧波形が決定され、かつ前記選択電圧の電圧波
形は、1フレームの中で複数回に分割して印加され、同
時に選択される前記複数の走査電極のうち前記第1の画
面において選択される複数の走査電極に印加される選択
電圧の電圧波形と前記第2の画面において選択される複
数の走査電極に印加される選択電圧の電圧波形の大部分
は互いに反転関係となっており、前記選択電圧の電圧波
形の一部が互いに反転関係となっていないことを特徴と
する。また、本発明に記載の液晶装置の駆動回路は、複
数の走査電極及び前記複数の走査電極に交差する複数の
信号電極と、前記各走査電極と前記各信号電極との間に
挟持された液晶とを備える液晶装置を駆動する駆動回路
において、第1の走査線駆動回路部と第2の走査線駆動
回路部とを有し、前記第1及び第2の走査線駆動回路部
はそれぞれ独立に前記走査電極を複数本同時に選択し、
直交関数系をなすパターンに基づいて同時に選択する前
記複数の走査電極に印加する選択電圧の電圧波形を決定
し、かつ前記選択電圧の電圧波形を、1フレームの中で
複数回に分割して印加し、同時に選択される前記複数の
走査電極のうち前記第1の画面において選択される複数
の走査電極に印加される選択電圧の電圧波形と前記第2
の画面において選択される複数の走査電極に印加される
選択電圧の電圧波形の大部分は互いに反転関係となって
おり、前記選択電圧の電圧波形の一部が互いに反転関係
となっていないことを特徴とする。
【0019】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明による液晶
素子等の駆動方法及び表示装置を具体的に説明する。
【0020】〔実施例1〕実施例1は、走査電極に供給
している正極性(V1)と負極性(−V1)の電源にかか
る負荷を一定にし、偏りを無くすために、画面を上下2
分割とし、上画面の走査パターンと下画面の走査パター
ンの極性を反転関係とするものである。4ライン同時選
択の場合を例に説明する。
【0021】図3に示す構成の液晶表示装置を駆動する
とする。上下2画面になっていることをのぞいて従来例
の液晶表示装置と同様な構成になっている。上画面は、
走査電極Y1〜Y240と、信号電極XU1〜XU640とによっ
て表示され、下画面は、走査電極Y241〜Y480と、信号
電極XD1〜XD640によって表示される。
【0022】図1(a)は、上画面の走査電極Y1〜Y4
の電圧波形を、図1(b)は、下画面の走査電極Y241
〜Y244の電圧波形を示している。1フレーム(1F)
期間の各フィールド(1f、2f、3f、4f)の最初
の1Hの選択期間に走査電極Y1〜Y4、Y241〜Y244
は、選択される。Y1がV1を選択している期間では、Y
241は、−V1を必ず選択している。Y1が−V1を選択し
ている期間では、Y241は、V1を必ず選択している。つ
まり、Y1とY241の電圧波形は、反転関係になってい
る。同様にY2とY242、Y3とY243、Y4とY244に印加
される電圧波形は、反転関係になっている。
【0023】図2は、図1の電圧波形を決めるための走
査パターン図である。(a)は、上画面の走査パターン
を、(b)は、下画面の走査パターンを示している。上
画面と下画面の走査パターンの+は、V1を選択し、−
は、−V1を選択する。上画面と下画面の同時選択され
ている時の+の数は、必ず4であり、−の数も必ず4と
なっている。このため、+の時に選択されるV1電源の
負荷と−の時に選択される−V1電源の負荷は4ライン
づつ同数となり、走査電極4ライン分の負荷電流が流れ
る。
【0024】これに対して、従来の場合を考える。上下
画面とも図12の走査パターン1で表示すると、1回目
の選択では、V1電源には、8ラインの負荷、−V1電源
には、0ラインの負荷となり、8ライン負荷の電流が流
れ、ほかの選択では、4ライン負荷の電流が流れる。走
査パターン2で表示すると、V1電源には、6ラインの
負荷、−V1電源には、2ラインの負荷となり、6ライ
ン負荷の電流が流れる。このように、電源にかかる負荷
に偏りがある。
【0025】ここで、走査パターン1は、直流成分(全
選択期間+)を含むため、パネルの周波数特性に合わず
クロストークとなって表示品質が悪い。このため、通常
走査パターン2で表示を行う。以下、走査パターン2で
説明する。
【0026】本発明の場合を考える。通常クロストーク
を防止するために、走査パターンを選択ごとフィールド
順を変えたり、ライン反転する。いずれの場合にも、本
発明の駆動方法では、V1電源の負荷と−V1電源の負荷
は4ラインづつ同数となる。このため、パターンを変化
させても、ライン反転させても、上画面と下画面の走査
パターンを反転関係にしている限り、一定負荷がV1電
源と−V1電源にかかることになる。
【0027】また、信号電極ドライバに供給される電圧
(V3、V2、ゼロ、−V2、−V3)についても負荷を軽
減できる。これは、全体的にオン、もしくわオフ画面が
多いと、図12(b)に示したようにV2か、−V2の電
源に負荷が集中する。しかし、上画面と下画面の走査パ
ターンを反転関係にしていると、V2と−V2にかかる負
荷が均等化されるため電源の負荷変動による電圧レベル
の変動を抑えることができる。この電源の電圧レベルの
変動はクロストークになるため、この要因によるクロス
トークを無くすことができる。
【0028】従来の場合を考える。上下画面とも図12
の走査パターン2で表示し、+と−を反転した場合、V
1電源は、6ラインの負荷から2ラインの負荷に変動
し、−V1電源は、2ラインの負荷から6ラインの負荷
に変動する。このため、変動分の4ライン負荷が加わ
り、電源全体では、10ライン負荷の電流が流れる。ラ
イン反転等の極性反転によって、通常2ライン負荷から
10ライン負荷まで大きく変動する。また、信号電極に
印加する電圧レベルも変動することによりクロストーク
が現れる。
【0029】図12の走査パターン2によって2画面を
表示した場合と、本発明を比較する。走査電極の電源を
流れる電流値は、ライン反転のない場合で、従来比2/
3になり、ライン反転時には、2/5に本発明ではする
ことができる。電流値が下がれば、消費される電力も小
さくなるため、従来よりも本発明の駆動方法が低消費電
力なのは自明である。
【0030】図4は、本発明の表示装置の一実施例であ
る。走査電極ドライバ、信号電極ドライバは、フレーム
反転、ライン反転等の極性反転を行うために、コントロ
ーラ42から出力される極性反転信号FRによって選択
電圧のV1と−V1を入れ替えられる構成となっている。
信号FRを上画面と下画面で反転関係にすることで、容
易に上下画面の走査パターンを反転関係とすることがで
きる。図4では、走査パターンを反転関係となる駆動手
段として、下画面の信号FRを反転させるインバータ4
1を備えたものである。このインバータ41は、もちろ
んコントローラ内部にあってもよい。
【0031】図5は、本発明の表示装置の一実施例であ
り、上下画面の走査パターンを反転関係とするために、
下画面の走査電極ドライバ、信号電極ドライバの入力デ
ータS2をあらかじめ、コントローラ51で反転して入
力するものである。上下画面の走査パターンを反転関係
とする駆動手段として、コントローラ51内部のインバ
ータ52を備えたものである。
【0032】〔実施例2〕実施例2は、上画面と下画面
の走査パターンが違う場合である。図6に走査パターン
を示す。実施例1との違いは、上画面の選択1ラインの
パターンの極性反転のパターンが、下画面の選択1ライ
ン目に対応しておらず、3ライン目に対応していること
である。このような場合でも、1回の選択での上画面と
下画面の走査パターンの+の数と−の数が同じならば、
実施例1で説明したように消費電力を少なくすることが
できる。実施例2の液晶表示装置は、図5に示した構成
によって実現できる。この場合、信号S1は、図6
(a)の走査パターンに対応し、信号S2は、図6
(b)の走査パターンに対応してドライバに送られる。
【0033】〔実施例3〕実施例1は、4ライン同時選
択の場合を例に説明した。実施例3は、8ライン同時選
択の場合を例に説明する。図7(a)は、上画面の走査
パターンを示し、図7(b)は、下画面の走査パターン
を示している。図7の走査パターンでは、(a)と
(b)の+の合計数のと、−の合計数は、必ず8になっ
ている。実施例1で説明したように、+の時V1を選択
し、−の時−V1を選択することから、走査電極のV1,
−V1電源の負荷は、ともに8ラインとなる。パターン
のフィールド順を入れ替えても、パターンの極性を反転
しても、電源にかかる負荷は、8ラインと一定になる。
【0034】従来の技術では、図7(a)の走査パター
ンで上下画面を表示するため、パターン極性反転時、最
大16ラインの負荷が電源にかかることになる。
【0035】このように、同時選択ライン数を大きくす
るほど、消費電力の低減効果、クロストークの除去効果
は大きくなる。
【0036】以上、8ライン同時選択の場合を説明した
が、その他6、7、16、128ライン同時選択や、2
56ライン同時選択などの場合に、上下2画面とし、走
査パターンの+と−を反転関係で表示することも容易で
ある。
【0037】〔実施例4〕実施例4は、画面を左右2分
割とし、右画面の走査パターンと左画面の走査パターン
の極性を反転関係とするものである。図8に本発明の表
示装置の一実施例を示す。右画面は、走査電極Y1〜Y2
40と信号電極X1〜X320によって構成され、左画面は、
走査電極Y241〜Y480と信号電極X321〜X640によって
構成される。信号電極ドライバには、走査電極ドライバ
に応じたデータが送られるため、左右で画面のオンとオ
フが分かれることはない。
【0038】〔実施例5〕実施例5は、互いに関係のな
い画面を2画面(A画面、B画面)用意し、A画面の走
査パターンとB画面の走査パターンの極性を反転関係と
するものである。図9に本発明の表示装置の一実施例を
示す。A画面は、走査電極Y1〜Y240と信号電極X1〜
X640によって構成され、B画面は、走査電極Y241〜Y
480と信号電極X1〜X640によって構成される。図10
のような見開きが全て画面となり、2画面表示を行う機
器に適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駆動方法
は、走査電極に供給している正極性(V1)と負極性
(−V1)の電源にかかる負荷を一定にし、偏りを無く
すことで消費電流を減らし、低消費電力で、クロストー
クをなくした表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶素子等の駆動方法の一実施例
を示す駆動電圧波形図。
【図2】本発明による液晶素子等の駆動方法の一実施例
を示す走査パターン図。
【図3】液晶表示装置の構成を示す図。
【図4】本発明の液晶素子等の表示装置の一実施例の構
成を示す図。
【図5】本発明の液晶素子等の表示装置の一実施例の構
成を示す図。
【図6】本発明による液晶素子等の駆動方法の一実施例
を示す走査パターン図。
【図7】本発明による液晶素子等の駆動方法の一実施例
を示す走査パターン図。
【図8】本発明の液晶素子等の表示装置の一実施例の構
成を示す図。
【図9】本発明の液晶素子等の表示装置の一実施例の構
成を示す図。
【図10】本発明の液晶素子等の表示装置の一実施例の
構成を示す図。
【図11】液晶表示装置の構成を示す図。
【図12】従来の駆動方法を示す駆動電圧波形図。
【図13】従来の駆動方法の走査パターン図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 621 G09G 3/20 621E 622 622Q Fターム(参考) 2H092 GA05 GA11 NA25 PA01 2H093 NA32 NA33 NA36 NC09 NC11 ND15 ND39 NE01 NE03 5C006 AA16 AC13 AC22 AC27 AC28 AF22 AF42 AF44 BB14 BC03 BC22 BF15 BF26 BF27 FA25 FA47 5C080 AA10 BB06 DD05 DD10 DD26 FF03 FF12 GG02 JJ02 JJ04 JJ06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査電極及び前記複数の走査電極
    に交差する複数の信号電極と、前記各走査電極と前記各
    信号電極との間に挟持された液晶とを備える液晶装置の
    駆動方法において、 前記液晶装置を第1及び第2の画面の2つの画面に分割
    し、前記第1及び第2の画面の各々は、前記走査電極を
    複数本同時に選択し、直交関数系をなすパターンに基づ
    いて同時に選択する前記複数の走査電極に印加する選択
    電圧の電圧波形を決定し、かつ前記選択電圧の電圧波形
    を、1フレームの中で複数回に分割して印加することに
    よって駆動され、 同時に選択される前記複数の走査電極のうち前記第1の
    画面において選択される複数の走査電極に印加される選
    択電圧の電圧波形と前記第2の画面において選択される
    複数の走査電極に印加される選択電圧の電圧波形の大部
    分を互いに反転関係とし、 前記選択電圧の電圧波形の一部を互いに反転関係としな
    いことを特徴とする液晶装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 複数の走査電極及び前記複数の走査電極
    に交差する複数の信号電極と、前記各走査電極と前記各
    信号電極との間に挟持された液晶とを備える液晶装置に
    おいて、 前記液晶装置が第1及び第2の画面の2つの画面に分割
    されてなり、 前記第1及び第2の画面の各々において、前記走査電極
    は複数本同時に選択され、直交関数系をなすパターンに
    基づいて同時に選択される前記複数の走査電極に印加さ
    れる選択電圧の電圧波形が決定され、かつ前記選択電圧
    の電圧波形は、1フレームの中で複数回に分割して印加
    され、 同時に選択される前記複数の走査電極のうち前記第1の
    画面において選択される複数の走査電極に印加される選
    択電圧の電圧波形と前記第2の画面において選択される
    複数の走査電極に印加される選択電圧の電圧波形の大部
    分は互いに反転関係となっており、 前記選択電圧の電圧波形の一部が互いに反転関係となっ
    ていないことを特徴とする液晶装置。
  3. 【請求項3】 複数の走査電極及び前記複数の走査電極
    に交差する複数の信号電極と、前記各走査電極と前記各
    信号電極との間に挟持された液晶とを備える液晶装置を
    駆動する駆動回路において、 第1の走査線駆動回路部と第2の走査線駆動回路部とを
    有し、 前記第1及び第2の走査線駆動回路部はそれぞれ独立に
    前記走査電極を複数本同時に選択し、直交関数系をなす
    パターンに基づいて同時に選択する前記複数の走査電極
    に印加する選択電圧の電圧波形を決定し、かつ前記選択
    電圧の電圧波形を、1フレームの中で複数回に分割して
    印加し、 同時に選択される前記複数の走査電極のうち前記第1の
    画面において選択される複数の走査電極に印加される選
    択電圧の電圧波形と前記第2の画面において選択される
    複数の走査電極に印加される選択電圧の電圧波形の大部
    分は互いに反転関係となっており、 前記選択電圧の電圧波形の一部が互いに反転関係となっ
    ていないことを特徴とする液晶装置の駆動回路。
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