JP2003150101A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2003150101A
JP2003150101A JP2001346327A JP2001346327A JP2003150101A JP 2003150101 A JP2003150101 A JP 2003150101A JP 2001346327 A JP2001346327 A JP 2001346327A JP 2001346327 A JP2001346327 A JP 2001346327A JP 2003150101 A JP2003150101 A JP 2003150101A
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JP
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life
high voltage
display device
image display
panel
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Pending
Application number
JP2001346327A
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English (en)
Inventor
Toshitsugu Morimoto
敏嗣 森本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己発光型平面ディスプレイにおいて、複数
の回路の中からパネルの劣化を一目で検知でき、メンテ
ナンス等において便利にする。 【解決手段】 自己発光型平面ディスプレイにおいて、
高圧電源とパネルの間に流れる電流を検知し、該電流値
またはその変化に基づいて、寿命を推測する手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SED(Surface-
Conduction Electron-Emitter Display)方式またはプ
ラズマディスプレイ方式等の自己発光型平面表示パネル
を搭載した平面ディスプレイなどの画像表示装置に関
し、特に寿命自己診断機能付の画像表示装置に関する。
【0002】
【従来技術】画像表示装置は、画像を表示させるパネル
の他に、パネルを駆動するための駆動回路や、電源等の
複数の回路からなるため、画像の表示故障の原因や場所
が分かり難く、修理に時間やコストがかかる。さらに、
常時点灯させる用途に使用される場合の画像表示装置で
は、定期的なメンテナンスが必要であるが、適正なメン
テナンス時期が分からないため、メンテナンス時期は、
経験値で決められている。また、パネルの表示輝度が暗
くなった時に、その表示輝度を手動で変えないといけな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来技術で
は、以下のような問題がある。 複数の回路の中から、故障箇所を把握するのは分かり
難いため、メンテナンスに時間がかかる。 表示パネルの劣化スピードが分からないため、適正な
メンテナンス時期が把握できない。 表示パネルの輝度が下がった時の補正方法が手動以外
にない。
【0004】本発明は、上述の従来例における問題に鑑
みてなされたもので、複数の回路の中からパネルの劣化
が一目で検知でき、メンテナンス等において便利な画像
表示装置を提供することを課題とする。また、パネルの
輝度が所定値を下回った場合に輝度を自動的に補正する
ことをさらなる課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明では、画素数に相当する数の電子銃を有する第
1の基板と前記電子銃からの電子を照射されて発光する
蛍光体および高電圧を印加される電極を有し第1の基板
と一定の空間を空けて重ね合わされている第2の基板と
を備えた表示パネルと、前記各電子銃からの電子放出を
制御するドライバを有する表示ユニットと、高圧電源を
有し前記高電圧を発生する高電圧ユニットとを具備する
画像表示装置において、前記表示パネルの寿命を表示す
る寿命表示手段を設けたことを特徴とする。
【0006】前記寿命表示手段は、例えば、前記高電圧
ユニットから前記第2の基板に流れる高電圧電流を計測
する電流計測手段を有し、計測した電流値またはその変
化に基づいて、前記表示パネルの寿命を判定するもので
ある。具体的には、前記電流計測手段で計測された電流
値およびその変化を所定の寿命曲線と照合することで、
パネルの寿命を予測する。
【0007】前記寿命表示手段は、前記電流計測手段で
計測された電流値が所定のデッドポイント値以下の値に
なると、前記高電圧を上昇させて前記表示パネルの輝度
を補正するように前記高電圧ユニットの出力電圧を制御
するように構成しても良い。そして、好ましくは、輝度
補正により高電圧ユニットの高電圧出力が所定の電圧を
超えるときは、表示パネルの寿命が尽きたと判定し、そ
の旨表示する。
【0008】寿命の表示は、専用の表示器もしくは表示
板または警報ランプもしくはLEDなどを用いて行って
も良いが、表示パネル自身に文字や記号で表示させるこ
とも可能である。
【0009】
【作用】本発明においては、画像表示装置の高電圧のか
かる部位にセンサ回路を設置し、そのデータをもとに寿
命を推測し、ディスプレイに寿命を表示させる。複数の
回路の中からパネルの劣化が一目で検知でき、メンテナ
ンス等において便利にすることができる。パネルの輝度
が、デッドポイントの値を下回った場合、高電圧の電圧
値を上げることにより、輝度を補正する。輝度を補正す
ることにより高電圧の電圧値が上がりすぎると、危険で
あるから、高電圧の電圧値は所定の安全基準電圧値以下
に抑え、安全基準電圧値以下では輝度を所望以上に補正
できない時は、表示パネルの寿命が尽きたと判定し、そ
の旨表示する。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による寿命自己
診断機能付ディスプレイを詳細に説明する。図1は、本
発明の一実施例に係る平面型ディスプレイの構成を示
す。同図において、表示パネル1は2枚の平面ガラス基
板11,12が電極を備えた一定の空間を有し、重ね合
わされている。一方のパネル基板(第1の基板)11は
画素の数だけ電子銃7を設けたガラス基板であり、他方
のパネル基板(第2の基板)12は蛍光体がついてい
て、かつ高電圧が印加される前記電極を備えたガラス基
板である。表示ユニット100は、この表示パネル1
と、電子銃7からの電子放出を制御するドライバ6とを
備える。
【0011】高電圧ユニット200は、表示ユニット1
00のパネル基板12に電圧をかけるライン上に高電圧
制御回路5、保護回路3、電流センサ回路4、および寿
命表示回路8を設置したものである。保護回路3は、高
圧電源2に直列に繋がれていて、異常電流を検知し、異
常動作を禁止させる機構を持っている。保護回路3に並
列に繋がれている電流センサ回路4は、制限抵抗と電流
計、寿命予測回路からなり、寿命曲線と電流計が示す値
を照合させ、寿命表示回路8により寿命を表示する。高
電圧制御回路5は、電流値がデッドポイントを下回った
場合に、高圧電源2を制御する。
【0012】図2は、実験で得た寿命曲線である。寿命
曲線の求め方は、任意の画素を選び、通電実験をした時
の電流値の変化を平均して得る。その値から、近似式を
用いて近似曲線(または直線)をひく。全ての素子にお
いて、なんらかの影響を受けない限り、経時劣化の寿命
曲線の傾きはほぼ同じであるという実験結果より、切片
が分かれば、そこから寿命を推測することができる。も
し、この寿命曲線にのらないか、もしくは切片の値が著
しく小さい場合は、不良品とするパネルの選定にもな
る。寿命曲線は、実験で得た曲線と予想曲線から成り実
線と点線で表している。デッドポイント9を設けて、電
流値が、それを下回った場合が寿命であると定義する。
ここで、切片とは、最初に測定した電流値(時間軸0と
定めた時の電流値)を意味する。
【0013】図3は、輝度補正に関してのフロー図であ
る。ある一定間隔で、デッドポイント9と電流計に示す
データ値を照合させて、データ値が上回っていれば、何
も行わないが、データ値が下回った場合、高電圧ユニッ
ト200の出力電圧を若干上昇させて、輝度補正をす
る。その時に所定の安全基準電圧値を越える場合は、他
の回路にも支障を来たしたり、安全面において、危険で
あるため、寿命と見なし、その輝度補正はせずに、寿命
表示回路8に寿命表示を行う。
【0014】寿命表示回路8は各桁が7セグメントの数
値表示器を用い、この表示器に残存寿命等を数値等で表
示するもの、「寿命」などの文字盤を裏面からランプで
照明するもの、あるいは警報ランプやLEDであっても
良いが、残存寿命等を表示パネル1に表示させるよう
に、ドライバ6に画像信号を送る構成にすることもでき
る。
【0015】電流センサ回路4は高電圧電流を常時計測
するものであっても良いが、寿命や輝度を検出するため
の計測値としては、1フィールド時間または1フレーム
時間単位で表示面全面に所定のグレイ表示を行い、その
時の計測値を用いるようにすればよい。こうすれば、常
時点灯して使用されるディスプレイであっても、表示を
中断することなく、かつ表示中のフリッカも殆ど認識さ
れること無く正確な計測値を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
高電圧がかかる部位に、電流センサ回路を入れて、デー
タの電流値と寿命曲線を照合する。これにより、寿命の
劣化スピードを把握する事ができ、メンテナンスにおい
ても便利である。また、パネルの画面補正を自動ででき
ることにより、手動で補正する手間を省くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る平面ディスプレイの
回路ブロック図である。
【図2】 平面型表示パネルの寿命曲線の一例を表す図
である。
【図3】 図1の装置における輝度補正のフロー図であ
る。
【符号の説明】
1:表示パネル、2:高圧電源、3:保護回路、4:電
流センサ回路、5:高電圧制御回路、6:ドライバ、
7:電子銃、8:寿命表示回路、9:デッドポイント、
11:パネル基板(第1の基板)、12:パネル基板
(第2の基板)、100:表示ユニット、200:高電
圧ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 670P 3/28 3/28 N

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素数に相当する数の電子銃を有する第
    1の基板と前記電子銃からの電子を照射されて発光する
    蛍光体および高電圧を印加される電極を有し前記第1の
    基板と一定の空間を空けて重ね合わされている第2の基
    板とを備えた表示パネルと、前記各電子銃からの電子放
    出を制御するドライバを有する表示ユニットと、高圧電
    源を有し前記高電圧を発生する高電圧ユニットとを具備
    する画像表示装置であって、前記表示パネルの寿命を表
    示する寿命表示手段を備えることを特徴とする画像表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記寿命表示手段は、前記高電圧ユニッ
    トから前記第2の基板に流れる高電圧電流を計測する電
    流計測手段を有し、計測した電流値またはその変化に基
    づいて、前記表示パネルの寿命を判定することを特徴と
    する請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記寿命表示手段は、前記電流計測手段
    で計測された電流値およびその変化を所定の寿命曲線と
    照合することで、パネルの寿命を予測することを特徴と
    する請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記寿命表示手段は、前記電流計測手段
    で計測された電流値が所定のデッドポイント値以下の値
    になると、前記高電圧を上昇させて前記表示パネルの輝
    度を補正するように前記高電圧ユニットの出力電圧を制
    御する手段を有することを特徴とする請求項2または3
    に記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記寿命表示手段は、前記高電圧ユニッ
    トの高電圧出力が所定の電圧を超えたときは、前記表示
    パネルの寿命が尽きたと判定し、その旨表示することを
    特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記寿命表示手段は、前記寿命に関する
    情報を前記表示パネルに表示させることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか1つに記載の画像表示装置。
JP2001346327A 2001-11-12 2001-11-12 画像表示装置 Pending JP2003150101A (ja)

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Cited By (3)

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