JP2003150070A - 表示端末 - Google Patents

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JP2003150070A
JP2003150070A JP2001346227A JP2001346227A JP2003150070A JP 2003150070 A JP2003150070 A JP 2003150070A JP 2001346227 A JP2001346227 A JP 2001346227A JP 2001346227 A JP2001346227 A JP 2001346227A JP 2003150070 A JP2003150070 A JP 2003150070A
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crystal molecules
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shutter material
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JP2001346227A
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Toshihiro Hosoi
俊宏 細井
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機を、携帯性や美観を損なうことが
なく、また、バックライトを消灯させる必要がなく、鏡
としても使用できることを目的とする。 【解決手段】 携帯電話機1において、文字や画像など
を表示するディスプレイ6の表示面側に、印加電圧に応
じて配向を切替える液晶分子が封止されてなる液晶シャ
ッタ材14を配設した。液晶分子に印加電圧を与えるこ
となく、液晶シャッタ材14を透明状態にすることによ
り、ディスプレイ6に表示される文字や画像などを液晶
シャッタ材14を通じて見ることができ(図中(a)参
照)、液晶分子に印加電圧を与え、液晶シャッタ材14
を鏡面状態にすることにより、液晶シャッタ材14を鏡
として使用することができる(図中(b)参照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字や画像などを
表示する表示手段を備えた例えば携帯電話機や携帯情報
端末などの表示端末に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、携帯電話機
に電話機本来の機能とは別の機能を持たせることが考え
られている。その一つとして、登実登03076369
号公報には、鏡板を携帯電話機に回動可能に取付け、鏡
板をディスプレイが覆い隠される位置に回動させること
により、携帯電話機を携帯用の鏡としても使用可能な構
成が開示されている。また、特開2000−19671
8号公報には、その一部がハーフミラーで構成された鏡
面部をディスプレイの前面に配設し、ディスプレイのバ
ックライトを消灯させることにより、携帯電話機を携帯
用の鏡としても使用可能な構成が開示されている。
【0003】しかしながら、登実登03076369号
公報に開示されているものでは、鏡板を携帯電話機に取
付ける構造であるので、全体として大形化することにな
り、携帯性や美観を損なうという問題がある。また、特
開2000−196718号公報に開示されているもの
では、携帯電話機を携帯用の鏡として使用するために
は、ディスプレイに光を照射するバックライトを消灯さ
せる必要があるという問題がある。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、携帯性や美観を損なうことが
なく、また、バックライトを消灯させる必要がなく、鏡
としても使用することができる表示端末を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した表示
端末によれば、文字や画像などを表示する表示手段の表
示面側に、印加電圧に応じて配向を切替える液晶分子を
封止してなり、液晶分子が第1の配向状態にあるときに
透明状態になると共に、液晶分子が第2の配向状態にあ
るときに鏡面状態になる液晶シャッタ材を配設し、制御
手段は、液晶シャッタ材に封止されている液晶分子への
印加電圧を制御するように構成した。
【0006】したがって、液晶分子に与える印加電圧を
制御することにより、液晶分子を第1の配向状態にさ
せ、液晶シャッタ材を透明状態にさせると、表示手段に
表示される文字や画像などを液晶シャッタ材を通じて見
ることができ、表示端末を本来のものとして使用するこ
とができ、一方、液晶分子を第2の配向状態にさせ、液
晶シャッタ材を鏡面状態にさせると、液晶シャッタ材を
鏡として使用することができ、表示端末を鏡としても使
用することができる。このとき、鏡板を表示端末に取付
ける構造ではないので、携帯性や美観を損なうことがな
く、また、表示手段に光を照射するバックライトを消灯
させる必要もない。
【0007】請求項2に記載した表示端末によれば、制
御手段は、操作手段にて所定操作が行われたことを条件
として、液晶シャッタ材に封止されている液晶分子への
印加電圧を制御するように構成したので、ユーザは、所
定操作を行うことにより、液晶分子を第1の配向状態と
第2の配向状態との間で切替え、液晶シャッタ材を透明
状態と鏡面状態との間で切替えることができ、表示端末
を本来のものとして使用することができ、また、表示端
末を鏡としても使用することができる。
【0008】請求項3に記載した表示端末によれば、制
御手段は、計時手段が所定時刻・所定時間を計時したこ
とを条件として、液晶シャッタ材に封止されている液晶
分子への印加電圧を制御するように構成したので、ユー
ザは、あらかじめ所定時刻・所定時間を設定しておくこ
とにより、その所定時刻・所定時間を計時したときに、
液晶分子を第1の配向状態と第2の配向状態との間で切
替え、液晶シャッタ材を透明状態と鏡面状態との間で切
替えることができ、表示端末を本来のものとして使用す
ることができ、また、表示端末を鏡としても使用するこ
とができる。
【0009】請求項4に記載した表示端末によれば、液
晶シャッタ材に封止されている液晶分子は、印加電圧が
所定電圧未満であるときに第1の配向状態になると共
に、印加電圧が所定電圧以上であるときに第2の配向状
態になるように構成したので、印加電圧を所定電圧未満
にすることにより、表示端末を本来のものとして使用す
ることができ、一方、印加電圧を所定電圧以上にするこ
とにより、表示端末を鏡として使用することができ、表
示端末を本来のものとして使用する場合の方が表示端末
を鏡として使用する場合よりも多い使用形態であれば、
消費電力を抑えることができる。
【0010】請求項5に記載した表示端末によれば、制
御手段は、液晶シャッタ材にあって一の箇所に位置する
液晶分子への印加電圧と、液晶シャッタ材にあって他の
箇所に位置する液晶分子への印加電圧とが互いに異なる
ように制御するように構成したので、液晶シャッタ材の
一部を透明状態にすると同時に、液晶シャッタ材の一部
を鏡面状態にすることができ、表示手段に表示される文
字や画像などを液晶シャッタ材の一部を通じて見ること
ができると同時に、液晶シャッタ材の一部を鏡として使
用することもできる。
【0011】請求項6に記載した表示端末によれば、第
1の本体と第2の本体とがヒンジ機構を回動中心として
回動可能に構成され、第1の本体と第2の本体とが折り
重なったときに第2の本体に対向するように第1の本体
に表示手段が設けられるように構成したので、第1の本
体と第2の本体とが開かれた状態で鏡として使用する
と、主に女性が化粧するときに用いるコンパクトと同様
の形態で使用することができ、違和感なく、取り扱うこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の表示端末をフリッパ型の携帯電話機に適用した第1
実施例について、図1ないし図6を参照して説明する。
まず、図2は、携帯電話機の外観斜視図を示している。
携帯電話機1にあって、本体2は、上側本体3(本発明
でいう第1の本体)と下側本体4(本発明でいう第2の
本体)とがヒンジ機構5を回動中心として図2中矢印A
−A´方向に回動可能に連結して構成されている。この
場合、上側本体3と下側本体4とは、その回動姿勢を所
定角度の範囲内で保持するように構成されている。
【0013】上側本体3の前面部、つまり、上側本体3
と下側本体4とが折り重なったときに下側本体4に対向
する側には、文字や画像などを表示するディスプレイ6
(本発明でいう表示手段)が配設されていると共に、そ
のディスプレイ6の上方に位置して受話音声を出力する
スピーカ7が配設されている。また、上側本体3の上端
部には、電波を放射・捕捉するアンテナ8が配設されて
いる。下側本体4の前面部、つまり、上側本体3と下側
本体4とが折り重なったときに上側本体3に対向する側
には、「通話開始」キー、「通話終了」キー、「0」〜
「9」の「数字」キーなどの多数のキーを配列してなる
キーパッド9(本発明でいう操作手段)が配設されてい
ると共に、そのキーパッド9の下方に位置して送話音声
を入力するマイクロホン10が配設されている。
【0014】さて、ここで、ディスプレイ6の周辺の構
成について、図3も参照して説明する。ディスプレイ6
は、図3に示すように、それぞれ透明な材質からなる例
えばガラス、樹脂或いはフィルムなどから構成される第
1の透明板11と第2の透明板12との間に介在されて
いる。第1の透明板11の端部には、第1の透明電極1
3が配設されており、ディスプレイ6は、下側本体4に
装着されている電池(図示せず)から第1の透明電極1
3を通じて印加電圧が与えられることにより、文字や画
像などを表示するようになっている。
【0015】液晶シャッタ材14は、ディスプレイ6の
表示面6a側(図3中、左側)に位置して、ディスプレ
イ6の表示面6aの略全域を覆うように第2の透明板1
2と第3の透明板15との間に介在されている。この液
晶シャッタ材14は、印加電圧に応じて配向を切替える
液晶分子14aを高分子中に分散して封止した構成とな
っている。液晶分子14aは、印加電圧が与えられない
と、その全てがディスプレイ6の表示面6aに対して垂
直方向に配向する第1の配向状態になり、このとき、液
晶シャッタ材14は、透明状態になる。一方、液晶分子
14aは、印加電圧が与えられると、その各々がランダ
ムな方向に配向する第2の配向状態になり、このとき、
液晶シャッタ材14は、鏡面状態になる。尚、図3は、
液晶分子14aが第1の配向状態になっている状態を示
している。
【0016】第2の透明板12の端部には、第2の透明
電極16が配設されており、液晶シャッタ材14は、上
記した電池から第2の透明電極16を通じて液晶分子1
4aに印加電圧が与えられる。尚、この場合、第3の透
明板15も、第1の透明板11と第2の透明板12と同
様にして、透明な材質からなる例えばガラス、樹脂或い
はフィルムなどから構成されている。また、ディスプレ
イ6の表示面6aとは反対側(図3中、右側)には、デ
ィスプレイ6に光を照射するバックライト20(図4参
照)が配設されている。
【0017】図4は、上記した携帯電話機1の電気的な
構成を機能ブロックとして示している。携帯電話機1
は、マイクロコンピュータを主体としてなるCPU(Ce
ntralProcessing Unit )17(本発明でいう制御手
段)に、基地局との間の無線処理を行う無線部18と、
マイクロホン10が入力した送話音声およびスピーカ7
が出力する受話音声を音声処理する音声処理部19と、
キーパッド9と、ディスプレイ6と、液晶シャッタ材1
4と、バックライト20と、RAM(Random Access Me
mory)やROM(Read Only Memory)からなる記憶部2
1と、計時機能を有する計時部22(本発明でいう計時
手段)とが接続された構成となっている。
【0018】この場合、記憶部21は、ユーザによる所
定時刻・所定時間を設定するための操作が行われたこと
を受けて、その設定された所定時刻・所定時間を記憶し
ている。
【0019】次に、上記した構成の作用について、図5
および図6を参照して説明する。CPU17は、記憶部
21に記憶されているコンピュータプログラム(実行プ
ログラム)を実行することにより、以下に示す処理を行
う。すなわち、CPU17は、携帯電話機1の電源が投
入されている状態では、液晶シャッタ材14に封止され
ている液晶分子14aに印加電圧が与えられているか否
かを監視している(ステップS1)。
【0020】ここで、CPU17は、液晶シャッタ材1
4に封止されている液晶分子14aに印加電圧が与えら
れていないときには(ステップS1にて「NO」)、液
晶シャッタ材14に封止されている液晶分子14aが第
1の配向状態になっており、液晶シャッタ材14が透明
状態になっているので、ユーザによる液晶シャッタ材1
4を透明状態から鏡面状態に切替えるための所定操作が
行われたか否かを監視すると共に(ステップS2)、液
晶シャッタ材14を透明状態から鏡面状態に切替えるべ
き第1の所定時刻・第1の所定時間が記憶部21に記憶
されているか否かを判定し(ステップS3)、その第1
の所定時刻・第1の所定時間が記憶部21に記憶されて
いれば(ステップS3にて「YES」)、計時部23に
より計時されている時刻・時間に基づいて、その記憶さ
れている第1の所定時刻・第1の所定時間に達したか否
かを監視する(ステップS4)。尚、この液晶シャッタ
材14を透明状態から鏡面状態に切替えるべき第1の所
定時刻・第1の所定時間は、あらかじめユーザにより設
定されるものである。
【0021】そして、CPU17は、ユーザによる液晶
シャッタ材14を透明状態から鏡面状態に切替えるため
の所定操作が行われると(ステップS2にて「YE
S」)、または、液晶シャッタ材14を透明状態から鏡
面状態に切替えるべき第1の所定時刻・第1の所定時間
に達すると(ステップS4にて「YES」)、電池から
液晶シャッタ材14に封止されている液晶分子14aに
印加電圧が与えられるように制御する(ステップS
5)。液晶シャッタ材14に封止されている液晶分子1
4aは、印加電圧が与えられることにより、第1の配向
状態から第2の配向状態に切替わり、これを受けて、液
晶シャッタ材14は、透明状態から鏡面状態に切替わ
る。これにより、ユーザは、図1(b)に示すように、
液晶シャッタ材14を鏡として使用することができ、携
帯電話機1を鏡として使用することができる。
【0022】これに対して、CPU17は、液晶シャッ
タ材14に封止されている液晶分子14aに印加電圧が
与えられているときには(ステップS1にて「YE
S」)、液晶シャッタ材14に封止されている液晶分子
14aが第2の配向状態になっており、液晶シャッタ材
14が鏡面状態になっているので、ユーザによる液晶シ
ャッタ材14を鏡面状態から透明状態に切替えるための
所定操作が行われたか否かを監視すると共に(ステップ
S6)、液晶シャッタ材14を鏡面状態から透明状態に
切替えるべき第2の所定時刻・第2の所定時間が記憶部
21に記憶されているか否かを判定し(ステップS
7)、その第2の所定時刻・第2の所定時間が記憶部2
1に記憶されていれば(ステップS7にて「YE
S」)、計時部23により計時されている時刻・時間に
基づいて、その記憶されている第2の所定時刻・第2の
所定時間に達したか否かを監視する(ステップS8)。
尚、この液晶シャッタ材14を鏡面状態から透明状態に
切替えるべき第2の所定時刻・第2の所定時間も、あら
かじめユーザにより設定されるものである。
【0023】そして、CPU17は、ユーザによる液晶
シャッタ材14を鏡面状態から透明状態に切替えるため
の所定操作が行われると(ステップS6にて「YE
S」)、または、液晶シャッタ材14を鏡面状態から透
明状態に切替えるべき第2の所定時刻・第2の所定時間
に達すると(ステップS8にて「YES」)、電池から
液晶シャッタ材14に封止されている液晶分子14aに
印加電圧が与えられないように制御する(ステップS
9)。液晶シャッタ材14に封止されている液晶分子1
4aは、印加電圧が与えられないことにより、第2の配
向状態から第1の配向状態に切替わり、これを受けて、
液晶シャッタ材14は、鏡面状態から透明状態に切替わ
る。これにより、ユーザは、図1(a)に示すように、
ディスプレイ6に表示されている文字を液晶シャッタ材
14を通じて見ることができ、携帯電話機1を本来のも
のとして使用することができる。
【0024】ところで、以上は、液晶シャッタ材14に
封止されている液晶分子14aの全てについて印加電圧
が与えられるか否かを制御するように構成したものであ
るが、液晶シャッタ材14を二次元的に例えばマトリッ
クス状に幾つかの区画に分割し、それら分割された区画
を単位として、それら分割された区画に封止されている
液晶分子14aについて印加電圧が与えられるか否かを
制御するように構成すれば、図6(a)、(b)に示す
ように、ディスプレイ6に表示される文字を液晶シャッ
タ材の一部を通じて見ることができると同時に、液晶シ
ャッタ材14の一部を鏡として使用することができる。
また、以上は、印加電圧が与えられているか否かに応じ
て液晶分子14aが配向状態を切替えるように構成した
ものであるが、与えられている印加電圧の大小に応じて
液晶分子14aが配向状態を切替えるように構成するこ
とも可能である。
【0025】以上に説明したように第1実施例によれ
ば、携帯電話機1において、文字や画像などを表示する
ディスプレイ6の表示面6a側に、印加電圧に応じて配
向を切替える液晶分子14aが封止されてなる液晶シャ
ッタ材14を配設し、液晶シャッタ材14に封止されて
いる液晶分子14aへの印加電圧を制御するように構成
したので、液晶分子14aに印加電圧を与えることな
く、液晶シャッタ材14を透明状態にすることにより、
ディスプレイ6に表示される文字や画像などを液晶シャ
ッタ材14を通じて見ることができ、携帯電話機1を本
来のものとして使用することができ、一方、液晶分子1
4aに印加電圧を与え、液晶シャッタ材14を鏡面状態
にすることにより、液晶シャッタ材14を鏡として使用
することができ、携帯電話機1を鏡としても使用するこ
とができる。このとき、鏡板を携帯電話機1に取付ける
構造ではないので、携帯性や美観を損なうことがなく、
また、ディスプレイ6に光を照射するバックライト20
を消灯させる必要もない。
【0026】また、ユーザによる所定操作が行われたこ
とを条件として、液晶シャッタ材14に封止されている
液晶分子14aへの印加電圧を制御するように構成した
ので、ユーザは、所定操作を行うことにより、液晶分子
14aを第1の配向状態と第2の配向状態との間で切替
え、液晶シャッタ材14を透明状態と鏡面状態との間で
切替えることができる。また、所定時刻・所定時間を計
時したことを条件として、液晶シャッタ材14に封止さ
れている液晶分子14aへの印加電圧を制御するように
構成したので、ユーザは、あらかじめ所定時刻・所定時
間を設定しておくことにより、その所定時刻・所定時間
を計時したときに、液晶分子14aを第1の配向状態と
第2の配向状態との間で切替え、液晶シャッタ材14を
透明状態と鏡面状態との間で切替えることができる。
【0027】また、液晶シャッタ材14に封止されてい
る液晶分子14aは、印加電圧が与えられていないとき
に第1の配向状態になると共に、印加電圧が与えられて
いるときに第2の配向状態になるように構成したので、
携帯電話機1を本来のものとして使用する場合の方が携
帯電話機1を鏡として使用する場合よりも多い使用形態
であれば、消費電力を抑えることができる。
【0028】また、液晶シャッタ材14にあって一の箇
所に位置する液晶分子14aへの印加電圧と、液晶シャ
ッタ材14にあって他の箇所に位置する液晶分子14a
への印加電圧とが互いに異なるように制御するように構
成したので、液晶シャッタ材14の一部を透明状態にす
ると同時に、液晶シャッタ材14の一部を鏡面状態にす
ることができ、ディスプレイ6に表示される文字や画像
などを液晶シャッタ材14の一部を通じて見ることがで
きると同時に、液晶シャッタ材14の一部を鏡として使
用することもできる。
【0029】さらに、上側本体3と下側本体4とがヒン
ジ機構5を回動中心として回動可能なフリッパ型の構成
であるので、上側本体3と下側本体4とが開かれた状態
で鏡として使用すると、主に女性が化粧するときに用い
るコンパクトと同様の形態で使用することができ、違和
感なく、取り扱うことができる。
【0030】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
実施例について、図7を参照して説明する。尚、上記し
た第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省
略し、以下、異なる部分について説明する。この第2実
施例では、図7に示すように、ディスプレイ6が第1の
透明板311と第2の透明板32との間に介在されてい
ると共に、液晶シャッタ材14が第3の透明板33と第
4の透明板34との間に介在されて構成されており、つ
まり、上記した第1実施例に記載したものと比較する
と、ディスプレイ6と液晶シャッタ材14との間に2枚
の透明板32,33が配設されている。
【0031】以上に説明したように第2実施例によれ
ば、ディスプレイ6と液晶シャッタ材14との接合形態
が上記した第1実施例と相違するのみであり、他の部分
については、上記した第1実施例と同様であるので、上
記した第1実施例と同様の作用効果を得ることができ、
この場合には、ディスプレイ6と液晶シャッタ材14と
の間に2枚の透明板32,33を配設するように構成し
た分、強度を高めることができる。
【0032】(その他の実施の形態)本発明は、上記し
た実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形
または拡張することができる。表示端末は、携帯電話機
に限らず、表示機能を有するものであれば、携帯情報端
末などの他の端末であっても良く、また、フリッパ型の
構造に限らず、ストレート型の構造であっても良い。ま
た、携帯可能な端末に限らず、例えばデスクトップ型の
固定的に設置される端末であっても良い。キーパッドに
配列されている一つのキーが、液晶シャッタ材14を鏡
面状態から透明状態に或いは透明状態から鏡面状態に切
替えるため専用のキーであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を概略的に示す図
【図2】外観斜視図
【図3】ディスプレイおよび液晶シャッタ材の縦断側面
【図4】機能ブロック図
【図5】フローチャート
【図6】作用を示す図
【図7】本発明の第2実施例のディスプレイおよび液晶
シャッタ材の縦断側面図
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話機(表示端末)、6はディスプレ
イ(表示手段)、6aは表示面、9はキーパッド(操作
手段)、14は液晶シャッタ材、14aは液晶分子、1
7はCPU(制御手段)、22は計時部(計時手段)で
ある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や画像などを表示する表示手段を備
    えた表示端末であって、 前記表示手段の表示面側に配設され、印加電圧に応じて
    配向を切替える液晶分子を封止してなり、前記液晶分子
    が第1の配向状態にあるときに透明状態になると共に、
    前記液晶分子が第2の配向状態にあるときに鏡面状態に
    なるように構成された液晶シャッタ材と、 前記液晶シャッタ材に封止されている液晶分子への印加
    電圧を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする表
    示端末。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示端末において、 ユーザが操作するための操作手段を備え、 前記制御手段は、前記操作手段にて所定操作が行われた
    ことを条件として、前記液晶シャッタ材に封止されてい
    る液晶分子への印加電圧を制御することを特徴とする表
    示端末。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表示端末において、 時刻・時間を計時する計時手段を備え、 前記制御手段は、前記計時手段が所定時刻・所定時間を
    計時したことを条件として、前記液晶シャッタ材に封止
    されている液晶分子への印加電圧を制御することを特徴
    とする表示端末。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の表
    示端末において、 前記液晶シャッタ材に封止されている液晶分子は、印加
    電圧が所定電圧未満であるときに第1の配向状態になる
    と共に、印加電圧が所定電圧以上であるときに第2の配
    向状態になることを特徴とする表示端末。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の表
    示端末において、 前記制御手段は、前記液晶シャッタ材にあって一の箇所
    に位置する液晶分子への印加電圧と、前記液晶シャッタ
    材にあって他の箇所に位置する液晶分子への印加電圧と
    が互いに異なるように制御することを特徴とする表示端
    末。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の表
    示端末において、 第1の本体と第2の本体とがヒンジ機構を回動中心とし
    て回動可能に構成され、前記第1の本体と前記第2の本
    体とが折り重なったときに前記第2の本体に対向するよ
    うに前記第1の本体に前記表示手段が設けられているこ
    とを特徴とする表示端末。
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