JP2003149655A - 液晶パネル、液晶表示装置、電子機器及び液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネル、液晶表示装置、電子機器及び液晶パネルの製造方法

Info

Publication number
JP2003149655A
JP2003149655A JP2001344942A JP2001344942A JP2003149655A JP 2003149655 A JP2003149655 A JP 2003149655A JP 2001344942 A JP2001344942 A JP 2001344942A JP 2001344942 A JP2001344942 A JP 2001344942A JP 2003149655 A JP2003149655 A JP 2003149655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
sealing material
crystal panel
sealing
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001344942A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Hagiwara
武 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001344942A priority Critical patent/JP2003149655A/ja
Publication of JP2003149655A publication Critical patent/JP2003149655A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置において、表示領域を減少させ
ることなく、セルの厚さを均一化して良好な表示品質を
提供する。 【解決手段】 液晶パネル(40、60)において、矩
形のシール材(43、63)に加えて、そのシール材の
液晶注入口部分に別個のシール材(44、64)を設け
る。液晶注入部付近ではシール材が切れた状態となって
いるので、それ以外の位置に比べてシール材による支持
力は低くなっている。そこで、液晶注入部内に別のシー
ル材を設けて、液晶注入部付近におけるシール材の支持
力を補う。これにより、2枚の基板を圧着するときに2
枚の基板に対して与えられる圧力、及び、液晶の封止で
使用される紫外線硬化性接着剤の硬化収縮力に対するシ
ール材の抵抗力が増し、液晶注入部付近におけるセルギ
ャップの減少を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置及び
その製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、携帯電話、携帯型コンピュータ、ビ
デオカメラなどといった電子機器の表示部として、液晶
表示装置が広く用いられている。液晶表示装置では、シ
ール材を挟持した状態で2枚の透明基板を重ね、それら
2枚の透明基板を圧着してパネルを構成する。このパネ
ル内には、2枚の透明基板の間でシール材により区画さ
れた領域(「セル」と呼ばれる。)が形成されており、
シール材の一部に設けられた液晶注入口からセル内に液
晶が注入される。セル内への液晶の注入が完了すると、
液晶注入口は、例えば紫外線硬化性接着剤などにより封
止され、液晶パネルができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シール材は基本的には
矩形に形成されるが、液晶を注入するための液晶注入口
にはシール材が存在しない。よって、シール材を挟んで
2枚の透明基板を圧着により貼り合わせるときに、液晶
注入口の部分はシール材が存在する他の部分に比べて圧
着時の圧力に対する抵抗が小さく、2枚の透明基板の間
の間隔(「セルギャップ」と呼ばれる。)が小さくなっ
てしまう傾向がある。これにより、液晶注入口付近のセ
ルギャップが他の部分より小さくなる現象が生じる。
【0004】また、セル内に液晶を注入した後、液晶注
入口を封入する際には、前述のように紫外線硬化性接着
剤などを塗布し、これを硬化させて液晶注入口を封止す
る。しかし、紫外線硬化性接着剤などは硬化時の収縮が
比較的大きいため、硬化したときに2枚の透明基板の間
隔が小さくなる方向へ収縮力が働く。これによっても液
晶注入口付近のセルギャップが他の部分に比べて小さく
なってしまう現象が生じる。
【0005】このように液晶注入口付近のセルギャップ
が減少すると、セルの中央付近では逆にセルギャップが
大きくなる傾向がある。その結果、セルの厚さは、セル
全体において不均一となってしまう。
【0006】液晶が封入されたセルの領域は、液晶表示
装置における画像表示領域を構成するので、セルの厚さ
が均一でないと、画像の表示むらが発生するなど、表示
画像に悪影響が出てしまう。よって、セルの厚さ均一化
することは表示品質を確保する上で重要な要求となる。
【0007】このような要求から、セルの厚さを均一化
するための手法が提案されている。例えば、特開平1−
254920号公報や特開平5−297385号公報な
どには、セルの厚さを調整するために、本来のシール材
に加えて、付加的なシール材を設ける手法を記載してい
る。
【0008】しかし、これらの手法では、本来のシール
材により区画されるセルの内部に、さらにシール材を形
成するため、液晶表示装置としての表示領域が小さくな
ってしまう。近年の携帯電話や携帯情報端末などは、表
示すべき情報量が増加する傾向があるので、表示領域が
小さくなることは好ましくない。
【0009】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、表示領域を減少させることなく、セルの厚さを
均一化して良好な表示品質を提供することが可能な液晶
表示装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点で
は、液晶パネルにおいて、2枚の透明基板と、前記2枚
の透明基板の間に保持されたシール材と、を備え、前記
シール材は、液晶注入部以外において連続する矩形の第
1のシール材と、前記液晶注入部内に配置された第2の
シール材と、を含む。
【0011】上記の液晶パネルは、2枚の透明基板間に
シール材が保持されてなる。ここで、第1のシール材は
液晶注入部に対応する部分以外において連続する矩形形
状を有し、液晶注入部においてはシール材には切れ目が
設けられている。そして、その液晶注入部内に第2のシ
ール材が設けられる。
【0012】液晶注入部以外では第1のシール材は連続
しており、液晶注入部付近では第1のシール材が切れた
状態となっているので、液晶注入部付近ではそれ以外の
位置に比べてシール材による支持力は低くなっている。
そこで、液晶注入部内に第2のシール材を設けて、液晶
注入部付近におけるシール材の支持力を補う。これによ
り、2枚の基板を圧着するときに2枚の基板に対して与
えられる圧力、及び、液晶の封止で使用される紫外線硬
化性接着剤の硬化収縮力に対するシール材の抵抗力が増
し、液晶注入部付近におけるセルギャップの減少を防ぐ
ことができる。
【0013】上記の液晶パネルの一態様では、前記第2
のシール材は、前記第1のシール材と分離している。
【0014】この態様によれば、第1のシール材と第2
のシール材とが分離しているので、それらの間から液晶
を注入することができる。
【0015】上記の液晶パネルの他の一態様では、前記
第2のシール材は、前記第1のシール材の最内部より外
側に位置する。
【0016】この態様によれば、第2のシール材は第1
のシール材の最内部より外側に配置されるので、第2の
シール材を設けることによって表示領域が小さくなるこ
とがない。
【0017】上記の液晶パネルのさらに他の一態様で
は、前記第1のシール材は一対の端部を備え、前記第2
のシール材は前記一対の端部の間に配置することができ
る。
【0018】上記の液晶パネルのさらに他の一態様で
は、前記第2のシール材と、前記一対の端部とは略同一
の大きさ及び形状を有する。
【0019】この態様によれば、第1のシール材の端部
と第2のシール材とにより得られるシール材の支持力が
ほぼ等しくなるので、第1のシール材の端部付近と第2
のシール材付近のシール材の支持力をほぼ均一にするこ
とができる。
【0020】上記の液晶パネルのさらに他の一態様で
は、前記第2のシール材及び前記一対の端部は、外側に
開口した略凹型の断面を有する。
【0021】この態様によれば、略凹型の断面形状にお
ける幅の小さい部分を分断して液晶パネルが製作される
ので、分断時のシール材の変形を抑制することができ、
シール材を正しい形状で液晶パネル内に設けることが可
能となる。
【0022】上記の液晶パネルのさらに他の一態様で
は、前記シール材は、前記第2のシール材を複数個含
み、前記第2のシール材の大きさは、前記液晶注入部の
大きさと前記第2のシール材の数とに応じて決定され
る。
【0023】この態様によれば、第2のシール材の数を
調整することにより、液晶注入口付近におけるシール材
の支持力を調整することができる。その場合、第2のシ
ール材の大きさは、液晶注入部の大きさと第2のシール
材の数により決まるので、複数の第2のシール材が液晶
注入部を封鎖する領域が大きくなりすぎて液晶注入が行
いにくくなったり、逆に複数の第2のシール材が液晶注
入部を封鎖する領域が小さくなりすぎてシール材全体と
しての支持強度が低下したりすることを防止できる。
【0024】上記の液晶パネルと、前記液晶パネルを駆
動するための駆動用半導体素子と、により液晶表示装置
を構成することができる。また、その液晶表示装置を表
示部として備える電子機器を構成することができる。
【0025】本発明の他の観点によれば、液晶パネルの
製造方法において、2枚の大判基板の一方にシール材を
設ける工程と、前記シール材が前記2枚の大判基板の間
に保持されるように前記2枚の大判基板を貼り合わせて
大判パネルを製作する工程と、前記大判パネルを分断し
て、複数の液晶パネルを製作する工程と、を含み、前記
シール材を設ける工程は、液晶注入部以外において連続
する矩形の第1のシール材を設ける工程と、前記液晶注
入部内に第2のシール材を設ける工程と、を含む。
【0026】上記の液晶パネルは、2枚の透明基板間に
シール材が保持されてなる。ここで、第1のシール材は
液晶注入部に対応する部分以外において連続する矩形形
状を有し、液晶注入部においてはシール材には切れ目が
設けられている。そして、その液晶注入部内に第2のシ
ール材が設けられる。
【0027】これにより、2枚の基板を圧着するときに
2枚の基板に対して与えられる圧力、及び、液晶の封止
で使用される紫外線硬化性接着剤の硬化収縮力に対する
シール材の抵抗力が増し、液晶注入部付近におけるセル
ギャップの減少を防ぐことができる。
【0028】上記の液晶パネルの製造方法の一態様で
は、前記第2のシール材を設ける工程は、前記第2のシ
ール材を前記第1のシール材と分離して設ける。
【0029】この態様によれば、第1のシール材と第2
のシール材とが分離しているので、それらの間から液晶
を注入することができる。
【0030】上記の液晶パネルの製造方法の他の一態様
では、前記第2のシール材を設ける工程は、前記第2の
シール材を、前記第1のシール材の最内部より外側に設
ける。
【0031】この態様によれば、第2のシール材は第1
のシール材の最内部より外側に配置されるので、第2の
シール材を設けることによって表示領域が小さくなるこ
とがない。
【0032】上記の液晶パネルの製造方法のさらに他の
一態様では、前記複数の液晶パネルを製作する工程は、
前記液晶注入部に沿った分断線に従って前記大判パネル
を分断し、前記シール材を設ける工程は、前記分断線を
基準として前記第2のシール材の反対側に第3のシール
材を設ける。
【0033】この態様によれば、大判パネルの状態にお
いて、分断線の両側にそれぞれ第2のシール材と第3の
シール材が位置するので、2枚の大判基板を圧着する際
の圧力を分断線の両側のシール材で受けることができ、
シール材による支持力を増すことができる。よって、大
判基板の圧着時の圧力によるセルギャップの減少を抑制
することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0035】[第1実施形態]まず、本発明を適用した
液晶表示パネルの第1実施形態について説明する。図1
に、本発明の第1実施形態による液晶パネルの構成を示
す。図1(a)は、第1実施形態の液晶パネルの平面図
であり、図1(b)は図1(a)のA−A’線による断
面図であり、図1(c)は図1(a)のB−B’線によ
る断面図である。
【0036】図示のように、第1実施形態の液晶パネル
40は、シール材43を挟んだ状態で下側基板41と上
側基板42を貼り合わせて構成される。下側基板41及
び上側基板42は、ガラス基板などにより構成される。
下側基板41は、その一辺の方向に上側基板42よりも
張り出した領域(「張り出し領域」と呼ばれる。)を有
し、張り出し領域上の所定の位置に駆動用IC45が取
り付けられる。
【0037】第1実施形態の液晶パネル40では、シー
ル材43の一辺(図1(a)における下辺)には凹型平
面形状の一対の端部43a及び43bが形成される。端
部43aと43bの間は開口して液晶注入部を構成して
おり、そのほぼ中央に、シール材43とは独立したシー
ル材44(以下、「独立シール材」とも呼ぶ。)が設け
られる。よって、シール材43の一対の端部43a及び
43bと、独立シール材44とにより、一対の液晶注入
口46が形成される。
【0038】シール材43の端部43及び43b、並び
に独立シール材44は、ほぼ同一の大きさ及び形状を有
している。即ち、独立シール材44は一対の爪部440
を備える。また、シール材43の端部43aは、一対の
爪部430を備える。独立シール材44の爪部440の
図1(a)における縦方向の長さ及び横方向の幅と、端
部43a及び43bの爪部430の図1(a)における
縦方向の長さ及び横方向の幅はほぼ等しい。但し、この
要件は本発明においては必須ではない。
【0039】このように、通常のシール材43に加え
て、液晶注入部に独立シール材44を設けることによ
り、液晶注入部においてシール材が2枚の透明基板を支
持する力を増大することができる。これにより、2枚の
透明基板を圧着する際に加わる圧力及び液晶注入口を封
止するための紫外線硬化性接着材の硬化収縮力に対する
抵抗を大きくすることができ、液晶注入口付近のセルギ
ャップの減少を防止することができる。その結果、セル
の厚さを均一化することができる。
【0040】図1(a)における液晶パネル40の下辺
は、切断線49に沿って後述するマザーボードを切断す
ることにより形成される。なお、本明細書において、
「マザーボード」とは、複数の液晶パネル40を含む2
枚の大判基板(例えばガラス基板)を、複数の液晶パネ
ルの分のシール材を介して貼り合わせてできる貼り合わ
せ後の基板を指すものとする。また、マザーボードを構
成する2枚のガラス基板各々を「大判基板」と呼ぶ。
【0041】シール材43の端部43aをこのような凹
形状に形成する理由は、シール材を切断線49に沿って
正しく切断しやすくするため、及び気泡が混入すること
を防止しつつ、液晶をセル内に正しく封入するためであ
る。
【0042】このような形状を形成しないと仮定する
と、シール材43の端部43aが切断線49に沿って存
在する長さが長くなるため、切断の際にシール材43の
端部43aが変形しやすくなる。これに対し、シール材
43の端部43aの端部(切断される部分)に、幅の小
さい凹凸形状を設けることにより、切断線49に沿って
マザーボードを切断する際に、シール材43の端部43
aの変形量が小さくなるため、シール材43を切断線に
沿って変形を伴わずに正しく切断することができる。ま
た、他方の端部43b及び独立シール材44も、同様の
理由により端部43aと同様の形状を有している。
【0043】シール材43の内側には画像表示領域47
が規定される。シール材43の内側に形成されるセル内
に液晶が封入されて画像表示が可能となるため、画像表
示領域47は必ずシール材43の内側になる。よって、
シール材43の大きさによって画像表示領域の大きさが
決定されてしまう。この観点から、本発明の独立シール
材44は、セルの中央側(図1(a)における上側)の
端部44aが、シール材43の最も内側端を示す線48
と一致するか、又は、線48よりもセルの外側に位置す
るように形成される。独立シール材44をそのような位
置に配置することにより、画像表示領域47が減少する
という不具合が生じることが回避できる。なお、図1
(a)の例では、独立シール材44の内側端部44a
は、シール材43の内側端を示す線48と一致する位置
に形成されている。
【0044】図2にマザーボード400の例を示す。マ
ザーボード400は、図1に示した第1実施形態による
液晶パネル40を複数個含んで構成される。マザーボー
ド400は、2枚の透明基板を、複数のシール材43及
び44を介して貼り合わせて製作される。そして、製作
されたマザーボード400を、図2に示す切断線49及
び50に沿って横方向及び縦方向に分断することによ
り、図1に示す1つの液晶パネル40が製作される。
【0045】図3に、第1実施形態による液晶パネルの
変形例を示す。図3に示す液晶パネル51は、基本的な
構造は図1に示す液晶パネル40と同様であるが、2個
の独立シール材44を設けている。このように、液晶注
入部に設ける独立シール材44の数を調整することによ
り、液晶注入口付近におけるシール材43及び44の支
持力を調整することができる。よって、2枚の透明基板
を圧着する際の圧力及び液晶注入口の封止に使用される
紫外線硬化性接着剤の硬化収縮の程度を考慮して、適切
な数の独立シール材44を設けることができる。この調
整により、液晶注入口付近のセルギャップの減少を防止
し、セルの厚さを均一化することができる。
【0046】なお、同じ大きさの独立シール材44の数
を増やすと、全体としてシール材が少なくなってしま
い、硬化収縮する封止材に対する支持力が低下してしま
う場合がある。そのような場合には、独立シール材の爪
部440形状(図1参照)は変えずに、2つの爪部44
0の間隔(図2における幅W)を調整することにより、
シール材全体としての支持力が低下しないようにするこ
とが好ましい。即ち、第2のシール材の大きさは、液晶
注入部の大きさと第2のシール材の数により決まること
とし、複数の第2のシール材が液晶注入部を封鎖する領
域が大きくなりすぎて液晶注入が行いにくくなったり、
逆に複数の第2のシール材が液晶注入部を封鎖する領域
が小さくなりすぎてシール材全体としての支持強度が低
下したりすることを防止する。
【0047】なお、シール材43の端部43a及び43
b、並びに独立シール材44の大きさは、あまり小さす
ぎず、ある程度の大きさを有することが要求される。こ
れは、シール材43及び44中に支持材としてグラスフ
ァイバーなどが含められるので、1つの端部43a及び
43bや独立シール材44がある程度の大きさを有しな
いと、支持材の大きさとの関係で端部43a、43bや
シール材44の内部に所定の数の支持材を均等に入れる
ことができなくなり、その結果、強度にばらつきが生じ
るからである。
【0048】[第2実施形態]図4に、本発明の第2実
施形態による液晶パネル60の構成を示す。図4(a)
は液晶パネル60の平面図であり、図4(b)は図4
(a)の線C−C’における断面図であり、図4(c)
は図4(a)の線D−D’における断面図である。
【0049】第2実施形態の液晶パネル60は、独立シ
ール材64以外は基本的に第1実施形態の液晶パネル4
0と同様である。即ち、ガラス基板などの下側基板61
と上側基板62との間にシール材63が保持され、シー
ル材63には端部63a及び63bが形成されている。
また、下側基板61の張り出し領域には駆動用IC65
などが実装される。
【0050】本実施形態では、シール材63の端部63
aと63bとの間には独立シール材64aが設けられる
とともに、液晶パネル60の液晶注入部側の端辺(切断
線69と一致する)を基準として独立シール材64aと
反対側に別の独立シール材64bを備える。なお、液晶
パネル60は、複数の液晶パネル60を含むマザーボー
ドを分断することにより得られ、独立シール材64b
は、そのマザーボード上に形成される。
【0051】図5に、第2実施形態の液晶パネル60の
マザーボード600を示す。図示のように、マザーボー
ド600には複数の液晶パネル60が形成され、それら
は切断線69及び70に沿って横及び縦方向に分断され
る。ここで、独立シール材64aと64bは、液晶パネ
ル60の液晶注入口側の辺を切断する際の切断線69の
両側に形成される。
【0052】これにより、液晶パネル60を構成する透
明基板61及び62をマザーボードの単位で圧着すると
きには、その圧力は2つの独立シール材64aと64b
により支持されることになる。よって、圧着により2枚
の透明基板61、62間に与えられる圧力に対する抵抗
力が大きくなり、液晶注入口付近のセルギャップが減少
することを防止することができる。その結果、セル厚を
均一化することが可能となる。
【0053】なお、第2実施形態の液晶パネル60にお
いては、図5に示す切断線69に沿ってマザーボード6
00を分断して図4に示す液晶パネル60が横方向に複
数個連なった、いわゆる短冊状パネルを作成し、短冊状
パネルの状態で液晶の封入工程が実行される。よって、
液晶を注入及び封止するときには図4に示す独立シール
材64bは液晶パネル60からは分離されている(その
意味で、図4では独立シール材64bは波線で示されて
いる)。よって、液晶封止に使用される紫外線硬化性接
着剤の硬化収縮力に対する抵抗力は独立シール材64a
のみにより提供されることになる。
【0054】なお、第2実施形態の液晶パネルにおいて
も、独立シール材64a及び64bを複数組設けること
もできる。
【0055】[液晶表示装置の具体例]次に、上記の第
1実施形態又は第2実施形態の液晶パネルを利用した液
晶表示装置の具体例について説明する。図6は本発明の
一実施形態に係るパッシブマトリクス駆動方式の液晶表
示装置1の平面図である。また、図7は、図6に示す液
晶表示装置1の切断面E−E’による断面図である。な
お、以下は図6及び図7に示すように、上記の第1実施
形態による液晶パネルを備える液晶表示装置の詳細につ
いて説明するが、シール材の構成以外は第2実施形態の
液晶パネルを備える液晶表示装置についても同様である
ので、以下に述べる液晶表示装置の具体的な構成は第2
実施携帯の液晶パネルを備える液晶表示装置についても
同様である。
【0056】本発明にかかる液晶表示装置1は、互いに
対向する一対の基板2a、2bを有し、それら基板はシ
ール材3によって周囲が互いに接着されている。なお、
本発明では、前述のようにシール材3は、2つの端部3
a及び3bを備え、さらにその間に独立シール材3cが
設けられている。シール材3の内部には、図7に示すよ
うに導電材4が含まれており、一対の基板2a、2bを
導通させている。また、シール材3の一辺(図6におけ
る下辺)には、図6に示すように液晶注入口3dが形成
されている。
【0057】図7において、第1基板2aは基板素材6
aを有し、その基板素材6aの液晶側表面、即ち第2基
板2bに対向する面には、複数の第1電極7aが所定の
パターンに形成され、その上に絶縁層8aが形成され、
さらにその上に配向膜9aが形成されている。なお、図
6では便宜上、絶縁層8a及び配向膜9aの図示を省略
してある。また、図7において、基板素材6aの外側表
面には光学素子としての偏光板11aが例えば貼着によ
って装着される。
【0058】第1基板2aに対向する第2基板2bは基
板素材6bを有し、その基板素材6bの液晶側表面、す
なわち第1基板6aに対向する面には、複数の第2電極
7bが所定のパターンに形成され、その上に絶縁層8b
が形成され、さらにその上に配向膜9bが形成される。
なお、図6では便宜上、絶縁層8b及び配向膜9bの図
示を省略してある。また、図7において、基板素材6b
の外側表面には光学素子としての位相差板10が例えば
貼着により装着され、さらにその上に光学素子としての
偏光板11bが例えば貼着により装着される。なお、絶
縁層8a及び8bは、上記のように第1基板2a側と第
2基板2b側の両側に設けてもよく、片側のみに設けて
もよく、いずれにも設けなくてもよい。
【0059】なお、第1基板2a及び第2基板2bの双
方又は一方に設けられる光学素子としては、上記したも
の以外に必要に応じて他の素子、例えば光拡散板などが
考えられる。また、基板素材6a、6bの一方の内面に
は、必要に応じて、その他の光学素子、例えばカラーフ
ィルタ等を設けることもできる。
【0060】図6において、第1基板2aは、第2基板
2bの端縁から外側へ張り出す張り出し領域2cを有す
る。張り出し領域2c上には、ACF(Anistoropic Co
nductive Film:異方性導電膜)17によって駆動用IC
16が直接に実装される。第1基板2a上の第1電極7
aは、その張り出し領域2cへ直接に延び出て配線15
となっている。また、第2基板2b上の電極7bはシー
ル材3に含まれる導電材4(図7参照)を介して張り出
し領域2c上の配線15に電気的に接続されている。な
お、符号20は、図示しない外部回路との間で電気的な
接続をとるための外部接続端子を示している。
【0061】第1電極7aは、図7に示すように、複数
の直線パターンを互いに平行に配列することによって、
いわゆるストライプ状に形成される。一方、第2電極7
bは上記第1電極7aに交差するように複数の直線パタ
ーンを互いに平行に配列することによって、やはりスト
ライプ状に形成される。これらの電極7aと電極7bと
が液晶層を挟んでドットマトリクス状に交差する複数の
点が、像を表示するための画素を形成する。そして、そ
れら複数の画素によって区画形成される領域が、文字な
どといった像を表示するための表示領域となる。
【0062】以上のようにして形成された第1基板2a
及び第2基板2bのいずれか一方の液晶側表面には、図
7に示すように、複数のスペーサ13が分散され、さら
にいずれか一方の基板の液晶側表面にシール材3が例え
ば印刷などによって設けられる。
【0063】両基板2a及び2bの間には、スペーサ1
3によって保持される均一な寸法、例えば3μm〜10
μm程度の間隙、いわゆるセルギャップが形成され、液
晶注入口3dを通してそのセルギャップ内に液晶14が
注入され、その注入の完了後、液晶注入口3dが紫外線
硬化性樹脂などによって封止される。以上のようにし
て、液晶表示装置が構成される。
【0064】なお、上記の液晶表示装置の具体的構成は
単なる一例であり、本発明の範囲が上記の例に限定され
るものではない。
【0065】[液晶表示装置の製造方法]次に、本発明
による液晶表示装置を製造する方法について、図8に示
す工程図を参照して説明する。
【0066】まず、図6の第1基板2aの複数個分の大
きさを有する大判の基板素材をガラス、プラスチックな
どによって形成し、図8の工程A1において、その大判
基板素材に対して第1電極形成工程を実施する。具体的
には、ITOを材料として周知のパターン形成法、例え
ばフォトリソグラフィー法によって、図9(a)に示す
ように、大判基板素材6a’の方の面に所定パターンの
第1電極7a、配線15及び外部接続端子20を形成す
る。なお、図9(a)では、大判基板素材6a’のうち
第1基板2aの1個分の領域だけを示している。
【0067】次に、絶縁層8a(図7参照)を図9
(a)の大判基板素材6a’の表面に、例えば酸化珪
素、酸化チタンを材料として例えばオフセット印刷によ
って形成する(工程A2)。そしてその上に、例えばポ
リイミド系樹脂を材料として例えばオフセット印刷によ
って配向膜9a(図7参照)を形成し(工程A3)、そ
の配向膜に配向性を持たせるためにラビング処理を行う
(工程A4)。
【0068】さらにその上に、例えばエポキシ樹脂を材
料として例えばスクリーン印刷によってシール材3を枠
形状に形成する(工程A5)。この工程において形成す
るシール材3の形状は、図1に示す第1実施形態や図3
に示す第2実施形態と同様である。
【0069】さらにスペーサ13(図7参照)を分散す
る(工程A6)。これにより、図9(a)に示すような
大判の第1基板2a’が形成される。なお、図9(a)
では便宜上絶縁層及び配向膜の図示を省略している。
【0070】他方、図6の第2基板2bの複数個分の大
きさを有する大判の基板素材をガラス、プラスチックな
どによって形成し、工程B1において、その大判基板素
材に対して第2電極形成工程を実施する。具体的には、
ITOを材料として周知のパターン形成法、例えばフォ
トリソグラフィー法によって、図9(b)に示すよう
に、大判基板素材6b’の表面に所定パターンの第2電
極7bを形成する。なお、図9(b)では、大判基板素
材6b’のうち第2基板2bの1個分の領域だけを示し
ている。
【0071】次に、絶縁層8b(図7参照)を図9
(b)の大判基板素材6b’の表面に、例えば酸化珪
素、酸化チタンを材料としてオフセット印刷によって形
成する(工程B2)。そして、その上に例えばポリイミ
ド系樹脂を材料としてオフセット印刷によって配向膜9
b(図7参照)を形成し(工程B3)、その配向膜に配
向性を持たせるためにラビング処理を行う(工程B
3)。これにより、図9(b)に示すような大判の第2
基板2b’が形成される。なお、図9(b)では、便宜
上、絶縁層及び配向膜の図示を省略している。
【0072】以上により図9(a)の大判第1基板2
a’及び図9(b)の大判第2基板2b’が製作された
後、工程C1において、それらの大判第1基板2a’と
大判第2基板2b’とをシール材3を挟んで互いに重ね
合わせ、さらに圧着すること、すなわち加熱下で加圧す
ることにより、両基板を互いに貼り合わせる。この貼り
合わせにより、図6の液晶表示装置1の主たる部分であ
る液晶パネル構造を複数個含む大きさのマザーボードが
形成される。なお、先に述べたように、本明細書では2
枚の大判基板を貼り合わせたものとをマザーボードと呼
んでいる。
【0073】以上のようにして、マザーボードが製作さ
れた後、第1分断工程を実施する(工程C2)。具体的
には、マザーボードを構成する大判第1基板2a’に関
して図9(a)の第1切断線L2aに沿ってその大判基
板2a’を切断し、大判第2基板2b’に関して図9
(b)の第1切断線L2bに沿ってその大判基板2b’
を切断する。
【0074】これにより、液晶注入口3dが外部へ露出
した状態の液晶パネル部分が複数個含まれる中判のパネ
ル構造、いわゆる短冊状のパネル構造が複数個切り出さ
れる。そしてその後、各液晶注入口3dを通して各液晶
パネル部分の内部に液晶14を注入し、注入完了後にそ
の液晶注入口3dを紫外線硬化性樹脂によって封止する
(工程C3)。
【0075】その後、工程C4において短冊状パネル構
造に対して第2分断工程を実施する。具体的には、図9
(a)の第2切断線L1a及び図9(b)の第2切断線
L1bに沿って短冊状パネル構造を構成する第1基板及
び第2基板を切断し、これにより図6に示す液晶表示装
置1であって駆動用IC16、位相差板10、及び偏光
板11a、11bが付設されていないものが1つずつ分
断される。但し、本発明では、上述のCOG方式の他、
TCP、COF方式を利用することもできる。また、位
相差フィルムを装着せず偏光板のみとすることもできる
し、半透過反射型又は透過型の場合には下偏光板を設け
ることもあり、位相差フィルムと偏光板を設けることも
あり、各種の形態の液晶パネルに対して適用することが
できる。
【0076】その後、ACF17を用いて張り出し領域
2cの表面に駆動用IC16が実装される(工程C
5)。次に、駆動用IC16を実装した側の第1基板2
aと対向する相手側基板、すなわち第2基板2bに対し
て位相差板10を装着する(工程C6)。続いて、第1
基板2a及び第2基板2bに対して偏光板11a及び1
1bを装着する(工程C7)。
【0077】最後に、第1基板2aに反射板12を貼付
して(工程C8)、図6に示す液晶表示装置1を製作す
る。
【0078】[電子機器]次に、本発明に係る液晶表示
装置を用いた電子機器について説明する。
【0079】まず、本発明に係る液晶表示装置を、可搬
型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコ
ン)の表示部に適用した例について説明する。図10
(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜
視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュー
タは、キーボード411を備えた本体部412と、本発
明に係る液晶表示装置を適用した表示部413とを備え
ている。
【0080】続いて、本発明に係る液晶表示装置を、携
帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図1
0(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図であ
る。同図に示すように、携帯電話機は、複数の操作ボタ
ン421のほか、受話口422、送話口423ととも
に、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部424
を備える。
【0081】なお、本発明に係る液晶表示装置を適用可
能な電子機器としては、図10(a)に示したパーソナ
ルコンピュータや図10(b)に示した携帯電話機の他
にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型
のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ペ
ージャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークス
テーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチ
ルカメラなどが挙げられる。
【0082】本発明は、TFD(Thin Film Diode)に
代表される二端子型スイッチング素子及びTFT(Thin
Film Transistor)に代表される三端子型スイッチング
素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置
のいずれにも適用できる他、スイッチング素子を持たな
いパッシブマトリクス方式の液晶表示装置も適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による液晶パネルの構成
を示す図である。
【図2】第1実施形態の液晶パネルを含むマザーボード
の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態による液晶パネルの変形
例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態による液晶パネルの構成
を示す図である。
【図5】第2実施形態の液晶パネルを含むマザーボード
の構成を示す図である。
【図6】本発明の第1又は第2実施形態の液晶パネルを
適用した液晶表示装置の平面図である。
【図7】図6に示す液晶表示装置の断面図である。
【図8】本発明による液晶表示装置の製造方法を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の液晶表示装置を構成する基板を示す平
面図である。
【図10】本発明の液晶パネルを適用可能な電子機器の
例を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2a 第1基板 2b 第2基板 2c 基板張り出し部 3、43、44、63、64 シール材 16 駆動用IC 11a、11b 偏光板 30、47 画像表示領域 40、60 液晶パネル 41、41、61、62 透明基板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の透明基板と、 前記2枚の透明基板の間に保持されたシール材と、を備
    え、 前記シール材は、液晶注入部以外において連続する矩形
    の第1のシール材と、前記液晶注入部内に配置された第
    2のシール材と、を含むことを特徴とする液晶パネル。
  2. 【請求項2】 前記第2のシール材は、前記第1のシー
    ル材と分離していることを特徴とする請求項1に記載の
    液晶パネル。
  3. 【請求項3】 前記第2のシール材は、前記第1のシー
    ル材の最内部より外側に位置することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の液晶パネル。
  4. 【請求項4】 前記第1のシール材は一対の端部を備
    え、前記第2のシール材は前記一対の端部の間に位置す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載の液晶パネル。
  5. 【請求項5】 前記第2のシール材と、前記一対の端部
    とは略同一の大きさ及び形状を有することを特徴とする
    請求項4に記載の液晶パネル。
  6. 【請求項6】 前記第2のシール材及び前記一対の端部
    は、外側に開口した略凹型の断面を有することを特徴と
    する請求項5に記載の液晶パネル。
  7. 【請求項7】 前記シール材は、前記第2のシール材を
    複数個含み、前記第2のシール材の大きさは、前記液晶
    注入部の大きさと前記第2のシール材の数とに応じて決
    定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一
    項に記載の液晶パネル。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    液晶パネルと、 前記液晶パネルを駆動するための駆動用半導体素子と、
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の液晶表示装置を表示部
    として備えることを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 2枚の大判基板の一方にシール材を設
    ける工程と、 前記シール材が前記2枚の大判基板の間に保持されるよ
    うに前記2枚の大判基板を貼り合わせて大判パネルを製
    作する工程と、 前記大判パネルを分断して、複数の液晶パネルを製作す
    る工程と、を含み、 前記シール材を設ける工程は、 液晶注入部以外において連続する矩形の第1のシール材
    を設ける工程と、前記液晶注入部内に第2のシール材を
    設ける工程と、を含むことを特徴とする液晶パネルの製
    造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2のシール材を設ける工程は、
    前記第2のシール材を前記第1のシール材と分離して設
    けることを特徴とする請求項10に記載の液晶パネルの
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2のシール材を設ける工程は、
    前記第2のシール材を、前記第1のシール材の最内部よ
    り外側に設けることを特徴とする請求項10又は11に
    記載の液晶パネルの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記複数の液晶パネルを製作する工程
    は、前記液晶注入部に沿った分断線に従って前記大判パ
    ネルを分断し、 前記シール材を設ける工程は、前記分断線を基準として
    前記第2のシール材の反対側に第3のシール材を設ける
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載
    の液晶パネルの製造方法。
JP2001344942A 2001-11-09 2001-11-09 液晶パネル、液晶表示装置、電子機器及び液晶パネルの製造方法 Withdrawn JP2003149655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344942A JP2003149655A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 液晶パネル、液晶表示装置、電子機器及び液晶パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344942A JP2003149655A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 液晶パネル、液晶表示装置、電子機器及び液晶パネルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003149655A true JP2003149655A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19158385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001344942A Withdrawn JP2003149655A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 液晶パネル、液晶表示装置、電子機器及び液晶パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003149655A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8054437B2 (en) * 2006-03-31 2011-11-08 Citizen Holdings Co., Ltd. Large substrate, method of manufacturing liquid crystal device from the same, and liquid crystal device obtained
EP2500891A2 (en) 2011-03-15 2012-09-19 Omron Corporation Method for assembling apparatus including display sheet and apparatus including display sheet

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8054437B2 (en) * 2006-03-31 2011-11-08 Citizen Holdings Co., Ltd. Large substrate, method of manufacturing liquid crystal device from the same, and liquid crystal device obtained
EP2500891A2 (en) 2011-03-15 2012-09-19 Omron Corporation Method for assembling apparatus including display sheet and apparatus including display sheet
US9092998B2 (en) 2011-03-15 2015-07-28 Omron Corporation Method for assembling apparatus including display sheet and apparatus including display sheet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108957812B (zh) 液晶显示装置的制作方法及液晶显示装置
JP3578110B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
JP5107905B2 (ja) 液晶パネルの製造方法
US20100182530A1 (en) Display cell
US10690970B2 (en) Display with hybrid column spacer structures
JP2007171715A (ja) 液晶装置および電子機器
JP4165172B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2009168904A (ja) 表示装置
US20140168581A1 (en) Lcd panel, electronic device, and method for producing lcd panel
JP2002268079A (ja) 電気光学装置と電子機器
JP2007047346A (ja) 電気光学装置の製造方法、電気光学装置、及び電子機器
JP2007193153A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器
JP2007248694A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2005181514A (ja) 液晶装置、液晶装置の製造方法、電子機器
JP2007114461A (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JP4474818B2 (ja) 電気光学パネル、電気光学装置および電子機器
JP2006227156A (ja) 液晶表示装置および電子機器
JP2003149655A (ja) 液晶パネル、液晶表示装置、電子機器及び液晶パネルの製造方法
JP2005156704A (ja) 液晶装置の製造方法、液晶装置及び電子機器
JP3998775B2 (ja) 液晶表示素子装置
JP3648950B2 (ja) 液晶表示装置
JP2001202028A (ja) 電気光学装置及びその製造方法並びに電子機器
JP4474770B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
US9366915B2 (en) LCD panel, electronic device, and method for producing LCD panel
JP2003140564A (ja) 半導体素子、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201