JP2003149652A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JP2003149652A
JP2003149652A JP2001344574A JP2001344574A JP2003149652A JP 2003149652 A JP2003149652 A JP 2003149652A JP 2001344574 A JP2001344574 A JP 2001344574A JP 2001344574 A JP2001344574 A JP 2001344574A JP 2003149652 A JP2003149652 A JP 2003149652A
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JP
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sealing material
liquid crystal
display device
crystal display
substrates
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JP2001344574A
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Nami Horagaki
奈美 洞垣
Hideya Kawashima
秀弥 河島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のシール材に気泡によって分断された部
分が形成された場合であっても、液晶材料の漏洩、又は
外部気体の侵入を防止することができる液晶表示装置の
製造方法を提供する。 【解決手段】 基板1上に、有効表示エリアaを囲むよ
うに、シール材を形成してから基板1を貼り合わせ、基
板1の間に液晶材料を注入して構成される液晶表示装置
の製造方法であって、基板1を貼り合わせる前に、有効
表示エリアaを囲む第1のシール材2と、第1のシール
材2の外側に位置するエッジ部分に島形状の第2のシー
ル材3(4)を形成してから基板1を貼り合わせて作製
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板をシール材に
より貼合わせて、その間に液晶材料を注入することで構
成される液晶表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の液晶表示装置の製造方法
における基板を貼り合わせた状態での有効表示エリアを
囲むシール材について、図面を参照しながら説明する。
【0003】図3は、従来の液晶表示装置の製造方法を
用いる液晶表示装置における基板を貼り合わせた状態で
のシール材の位置関係を示す平面図である。図3におい
て、1は基板を、2は有効表示エリアを囲む第1のシー
ル材を、aは有効表示エリアを、bは液晶材料注入口
を、cは液晶材料注入口bを封止するための封止剤を、
dは第1のシール材2内に存在する気泡を、eは基板1
を貼り合わせる際に気泡dが繋がってしまい、第1のシ
ール材2を分断してしまった部分を、それぞれ示してい
る。
【0004】図3において、有効表示エリアaを囲むよ
うに、基板1上に第1のシール材2を形成し、基板1を
貼り合わせてから、液晶材料注入口bから有効表示エリ
アaに液晶材料を注入する。そして、液晶材料を十分に
注入した後、封止剤cによって液晶材料注入口bを封止
することで液晶表示装置を完成させることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の液晶表示装置の製造方法においては、材
料起因や設備起因等の影響によって、第1のシール材2
内に気泡dが存在したり、あるいは第1のシール材2内
に存在する気泡dが基板1を貼り合わせた際に繋がって
しまい、第1のシール材2を分断してしまった部分eが
存在する場合がある。
【0006】このような状態になった場合には、有効表
示エリアaに液晶材料が注入されたとしても、第1のシ
ール材2が分断されている部分eから液晶材料が漏洩し
てしまう、あるいは第1のシール材2が分断されている
部分eから有効表示エリアaに外部気体が侵入してしま
うため、液晶材料自体の注入不良が発生し、液晶表示装
置として品質保持ができない製品の増加に伴う歩留まり
率の低下が生じてしまうという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、第1のシール材に気泡によって分断された部分が形
成された場合であっても、液晶材料の漏洩、又は外部気
体の侵入を防止することができる液晶表示装置の製造方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる液晶表示装置の製造方法は、基板上
に、有効表示エリアを囲むように、シール材を形成して
から基板を貼り合わせ、基板の間に液晶材料を注入して
有効表示エリアを満たすように構成される液晶表示装置
の製造方法であって、基板を貼り合わせる前に、有効表
示エリアを囲む第1のシール材と、第1のシール材の外
側に位置するエッジ部分に島形状の第2のシール材を形
成してから基板を貼り合わせて作製することを特徴とす
る。
【0009】かかる構成により、基板を貼り合わせた際
に気泡が繋がって第1のシール材が分断された部分が生
じた場合であっても、第1のシール材の外側に位置する
エッジ部分に配置されている第2のシール材が防壁の役
目を果たすことができることから、第1のシール材が分
断された部分から液晶材料が漏れる、あるいは外部気体
が侵入することによる注入不良の発生を未然に防止する
ことができ、品質の安定した液晶表示装置を提供するこ
とが可能となる。
【0010】また、本発明にかかる液晶表示装置の製造
方法は、第2のシール材が、基板を貼り合わせることに
よって押しつぶされ第1のシール材と接触するように配
置されていることが好ましい。押しつぶされた第2のシ
ール材が第1のシール材と接触することによって、第1
のシール材に形成されている気泡によって分断されてい
る部分を第2のシール材によってシールすることができ
るからである。
【0011】また、本発明にかかる液晶表示装置の製造
方法は、第2のシール材が、基板を貼り合わせることに
よって押しつぶされ、第2のシール材同士が接触するよ
うに配置されていることが好ましい。押しつぶされた第
2のシール材同士が接触することによって、第2のシー
ル材のみによって新たなシールを形成することができる
ことから、第1のシール材に形成されている気泡によっ
て分断されている部分を第2のシール材によって確実に
シールすることができるからである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る液晶表示装置の製造方法について、図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる液晶表
示装置の製造方法を用いる液晶表示装置における第1の
シール材近傍の基板貼り合わせ前の拡大平面図である。
図2は本発明の実施の形態にかかる液晶表示装置の製造
方法を用いる液晶表示装置における第1のシール材近傍
の基板貼り合わせ後の拡大平面図である。
【0013】図1及び図2において、1は基板を、2は
有効表示エリアを囲む第1のシール材を、3は多角形の
島形状に形成された第2のシール材を、4は円形の島形
状に形成された第2のシール材を、aは有効表示エリア
を、dは第1のシール材2内に存在する気泡を、eは気
泡dが繋がって第1のシール材2を分断した部分を、そ
れぞれ示している。
【0014】まず図1において、基板1には従来の液晶
表示装置の製造方法と同様に第1のシール材2を有効表
示エリアaを囲むように形成している。本実施の形態に
かかる液晶表示装置の製造方法の特徴点は、かかる第1
のシール材2だけではなく、第1のシール材2の外側に
位置するエッジ部分上に、第1のシール材2の直線部
分、曲線部分、あるいは所定の角度を有する四隅の部分
について、図1(a)に示すような断面形状が四角形で
ある島形状に形成された第2のシール材3を、あるいは
図1(b)に示すような断面形状が円形である島形状に
形成された第2のシール材3を、それぞれ所定の間隔で
もって配置している点にある。
【0015】すなわち、第1のシール材2によって形成
された有効表示エリアa全体の外側に位置するエッジ部
分に、同一の基板1上に、あるいは貼り併せる反対側の
基板1に、島形状に形成された第2のシール材3又は4
を間欠的に配置しておくことで、図2に示すように両基
板1を貼り合わせた際に、第2のシール材3又は4が押
しつぶされることになる。
【0016】そして、押しつぶされた第2のシール材3
又は4が第1のシール材2と接触することによって、第
1のシール材2の外側に位置するエッジ部分にもう一層
の新たなシール部分が形成されることになる。
【0017】かかる構成とすることにより、第1のシー
ル材2に気泡dにより分断された部分eが存在していた
としても、第2のシール材3又は4によって確実にシー
ルすることができることから、第1のシール材2が分断
された部分eから液晶材料が漏洩してしまう、あるいは
第1のシール材2が分断された部分eから有効表示エリ
アaに外部気体が侵入してしまうために生じる液晶材料
自体の注入不良を未然に防止することができ、品質の安
定した液晶表示装置の提供が可能となる。
【0018】また、本実施の形態においては、第2のシ
ール材3又は4の断面形状を四角形又は円形としている
が、特に断面形状はこれらに限定されるものではなく、
基板1を貼り合わせる際に押しつぶされてシール領域が
広がるものでありさえすれば良いことから、例えば多角
形や楕円形状であっても良い。
【0019】さらに、本実施の形態においては、第1の
シール材2の外側に位置するエッジ部分に1重の第2の
シール材3又は4を配置しているが、特に1重に限定す
るものではなく、2重、3重にシールするものであって
も良い。
【0020】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、第2のシール材3及び4を設けることによって、基
板1を貼り合わせた際に第1のシール材2内に存在する
気泡dが繋がって、第1のシール材2が分断された部分
eが存在したとしても、図2に示すように、第1のシー
ル材2の外側に位置するエッジ部分に位置する第2のシ
ール材3又は4が防壁の役目を果たし、第1のシール材
2が分断された部分eから液晶材料が漏れたり、あるい
は外部気体が侵入したりすることによる注入不良の発生
を未然に防止することが可能となる。よって、品質の安
定した液晶表示装置を得ることができる。
【0021】なお、第1のシール材2から島形状である
第2のシール材3又は4までの距離、及び島形状である
第2のシール材3又は4相互間の距離については、特に
制限があるものではなく、基板1を貼り合わせた場合に
押しつぶされることによって、第1のシール材2と接触
でき、かつ第2のシール材3又は4相互間の間隔が埋ま
る距離であれば良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる液晶表示装
置の製造方法によれば、第2のシール材3及び4を設け
ることによって、基板1を貼り合わせた際に第1のシー
ル材2内に存在する気泡dが繋がって、第1のシール材
2が分断された部分eが存在したとしても、図2に示す
ように、第1のシール材2の外側に位置するエッジ部分
に位置する第2のシール材3又は4が防壁の役目を果た
し、第1のシール材2が分断された部分eから液晶材料
が漏れたり、あるいは外部気体が侵入したりすることに
よる注入不良の発生を未然に防止することが可能とな
る。よって、品質の安定した液晶表示装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる液晶表示装置の
製造方法を用いる液晶表示装置における第1のシール材
近傍の基板貼り合わせ前の拡大平面図
【図2】 本発明の実施の形態にかかる液晶表示装置の
製造方法を用いる液晶表示装置における第1のシール材
近傍の基板貼り合わせ後の拡大平面図
【図3】 従来の液晶表示装置の製造方法を用いる液晶
表示装置における基板張り合わせ後の第1のシール材の
位置関係を示す平面図
【符号の説明】
1 基板 2 第1のシール材 3 第2のシール材(多角形) 4 第2のシール材(円形) a 有効表示エリア b 液晶材料注入口 c 液晶材料注入口bを封止するための封止剤 d 第1のシール材2に存在する気泡 e 第1のシール材2における気泡dにより分断された
部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、有効表示エリアを囲むよう
    に、シール材を形成してから前記基板を貼り合わせ、前
    記基板の間に液晶材料を注入して有効表示エリアを満た
    すように構成される液晶表示装置の製造方法であって、 前記基板を貼り合わせる前に、前記有効表示エリアを囲
    む第1のシール材と、前記第1のシール材の外側に位置
    するエッジ部分に島形状の第2のシール材を形成してか
    ら前記基板を貼り合わせて作製することを特徴とする液
    晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のシール材が、前記基板を貼り
    合わせることによって押しつぶされ前記第1のシール材
    と接触するように配置されている請求項1記載の液晶表
    示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のシール材が、前記基板を貼り
    合わせることによって押しつぶされ、前記第2のシール
    材同士が接触するように配置されている請求項1又は2
    記載の液晶表示装置の製造方法。
JP2001344574A 2001-11-09 2001-11-09 液晶表示装置の製造方法 Withdrawn JP2003149652A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112904627A (zh) * 2021-02-20 2021-06-04 Tcl华星光电技术有限公司 液晶显示面板及其制作方法、液晶显示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112904627A (zh) * 2021-02-20 2021-06-04 Tcl华星光电技术有限公司 液晶显示面板及其制作方法、液晶显示装置
CN112904627B (zh) * 2021-02-20 2023-10-17 Tcl华星光电技术有限公司 液晶显示面板及其制作方法、液晶显示装置

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