JP2003148583A - ワーク姿勢調整装置 - Google Patents

ワーク姿勢調整装置

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JP2003148583A
JP2003148583A JP2001349164A JP2001349164A JP2003148583A JP 2003148583 A JP2003148583 A JP 2003148583A JP 2001349164 A JP2001349164 A JP 2001349164A JP 2001349164 A JP2001349164 A JP 2001349164A JP 2003148583 A JP2003148583 A JP 2003148583A
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rotation
mounting body
shaft
fluid pressure
pinion
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Yoshitaka Kado
義隆 門
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Fuji Seiki KK
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Fuji Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワーク姿勢調整装置において、小型、軽量で安
価であること。 【解決手段】可動板14をY方向に平行な方向に駆動
し、第1の交差軸歯車26を第3の交差軸歯車32に噛
み合わせる。流体圧シリンダ25がロッド25aを所要
回数だけ往復ストロークさせ、ラック24を往復動させ
る。ラック24の例えば往動のみを一方向クラッチ22
を介してピニオン23に伝達する。ピニオン23に一体
回転する回転軸20から、第1及び第3の交差軸歯車2
6,32を介してねじ軸31を回転させる。ねじ軸31
回りの回動を規制された楔状部材33をX方向に平行な
方向に移動させる。楔状部材33の傾斜面からなる上面
33bで受けられたローラ35を昇降させる。ローラ3
5によって受けられた取付体の所定部の高さを調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の加工テ
ーブル上において、ワークの、例えば加工面の傾き誤差
や加工面の面内における回転誤差を補正するためのワー
ク姿勢調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】工作機
械において、ワークに対する加工精度を向上するために
は、工作機械の加工テーブル等にワークを精度良く位置
決めする必要がある。そこで、ワークの姿勢を調整する
ための装置が種々提供されている。例えば特開平9−1
74427号公報に示される調整装置がある。この調整
装置は、工作機械の主軸に固定されている。調整装置
は、主軸を貫く軸線を中心として放射状に延びる3つの
直進カムとしての楔部材を配置しており、上記中心を挟
んだ各楔部材の反対位置に、それぞれ対応する板ばねを
配置している。
【0003】そして、各楔部材を上記軸線と交差する方
向の前後に進退させることにより、傾斜板と基準板との
間隙量を調整し、傾斜板の傾斜度を3次元に調整するも
のである。上記の直進カムは、これを進退駆動するため
のねじ軸を、電動モータによって減速ギヤ機構を介して
回転させることにより移動させている。しかしながら、
電動モータは比較的大型であるうえ、コストが高い。こ
のため、調整装置が大型となり重量も重くなるという問
題があった。
【0004】そこで、本発明の課題は、小型、軽量で安
価なワーク姿勢調整装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ベースと、ワークを取り付
ける取付体と、ベースと取付体との間に介在して取付体
を支持する支持機構とを備え、支持機構はワークの姿勢
を調整するべく取付体を駆動する複数の駆動機構を含
み、少なくとも一つの駆動機構は、ロッドを所定のスト
ロークで直線往復動させることのできる流体圧シリンダ
と、この流体圧シリンダのロッドの往動及び復動の何れ
か一方の運動のみを伝達する一方向クラッチと、この一
方向クラッチを介して駆動されベースの所定部と取付体
の所定部との間の距離を段階的に調整する楔状部材から
なる直進カムとを含むことを特徴とするものである。
【0006】本発明では、流体圧シリンダのロッドを1
回、往復ストロークさせると、例えば往動ストロークの
みが一方向クラッチを介して直進カムに伝達され、取付
体の高さが1段階分だけ調整されることになる。これを
繰り返すことで、取付体を所要の姿勢に調整することが
できる。小型、軽量で安価な流体圧シリンダを用いるこ
とで、小型、軽量で安価なワーク姿勢調整装置を提供す
ることができる。請求項2記載の発明は、請求項1にお
いて、上記少なくとも一つの駆動機構は、上記流体圧シ
リンダのロッドにより往復動されるラックと、このラッ
クに噛み合うピニオンと、このピニオンから上記一方向
クラッチを介して順方向の回転のみを伝達され、この順
方向の回転を順方向及び反対方向の回転に択一的に変換
する回転方向変換機構と、回転変換機構を介して伝達さ
れる回転運動を直進カムの直線運動に変換する運動方向
変換機構とをさらに含むことを特徴とするものである。
【0007】本発明では、ラックアンドピニオンで流体
圧シリンダの往復動を回転運動に変換し、この回転を一
方向クラッチを介して一方向のみ抽出した後、抽出され
た回転をそのまま利用するか逆方向に変換するかを選択
し、最後に回転を直線運動に変換して直進カムを移動さ
せる。これにより、取付体の所定部をベースに対して一
段階ずつ昇降させることが可能となる。請求項3記載の
発明は、請求項2において、上記運動方向変換機構は直
進カムのねじ孔に螺合するねじ軸を含み、上記回転方向
変換機構は、上記一方向クラッチにより順方向のみに回
転され互いに同軸上に配置されて相対向する第1及び第
2の交差軸歯車と、これら第1及び第2の交差軸歯車に
択一的に噛み合わされ且つねじ軸と一体回転する第3の
交差軸歯車と、この第3の交差軸歯車を第1及び第2の
交差軸歯車に択一的に噛み合わせるために第3の交差軸
歯車を第1及び第2の交差軸歯車に対して相対移動させ
る手段とを含むことを特徴とするものである。
【0008】本発明では、第3の交差軸歯車が第1及び
第2の交差軸歯車の何れと噛み合うかによって、第3の
交差軸歯車の回転方向、すなわちねじ軸の回転方向を異
ならせることができるので、直進カムを進退させること
が可能となる。請求項4記載の発明は、請求項1におい
て、上記少なくとも一つの駆動機構は、第1及び第2の
ピニオンと、第1及び第2のピニオンに択一的に噛み合
わされるラックと、ロッドによりラックを往復動させる
流体圧シリンダと、ラックを第1及び第2のピニオンに
択一的に噛み合わせるためにラックを第1及び第2のピ
ニオンに対して相対移動させる手段と、第1及び第2の
ピニオンにそれぞれ対応する第1及び第2の一方向クラ
ッチを介して連結される軸と、この軸の回転を直進カム
の直進運動に変換する機構とを備え、第1及び第2の一
方向クラッチは互いに逆方向の回転のみを許容するよう
にしてあることを特徴とするものである。
【0009】本発明では、ラックを第1及び第2のピニ
オンの何れか一方に噛み合わさせた後、流体圧シリンダ
によりラックを往復動させ、これにより軸を対応する回
転方向へ回転させ、この回転を直進カムの直進運動に変
換して、取付体を上昇又は下降させる。請求項5記載の
発明は、請求項1ないし4の何れか一つにおいて、上記
直進カムの位置を検出する手段をさらに備えることを特
徴とするものである。直進カムの変位を検出すること
で、精度の良い調整が可能となる。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一つにおいて、上記取付体の周縁部の全域をベ
ース側へ付勢する圧力流体が導かれる流体室をさらに備
えることを特徴とするものである。本発明では調整後の
取付体の姿勢の保持が確実である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態のワーク姿勢調整装置の模式的平面図である。図1
を参照して、本ワーク姿勢調整ユニット1は、工作機械
の例えば加工テーブル等に固定される矩形板状のベース
2と、上面にワークを取り付ける円形をなす取付体3
と、ベース2と取付体3との間に介在して取付体3を支
持する支持機構4とを備えている。
【0012】支持機構4は、取付体3の中央部を昇降自
在であって水平方向(X,Y方向)への移動が規制され
た支点Cの回りに球面支持する球面軸受からなる中央部
支持機構5と、ワークの姿勢を調整するために、取付体
3の上面の傾きを調整する一対の第1の駆動機構6,7
と、支点Cを通過する鉛直な軸線の回りに取付体3の回
転位置を調整する第2の駆動機構8とを備えている。一
対の第1の駆動機構6,7は中央部支持機構5から離間
した位置に互いに離間して設けられており、それぞれ支
点A,Bにて取付体3を支持する。一方、高さ固定の支
点Dにても取付体3を支持するようにしており、支点
A,B及びDにより取付体3を上下方向に、いわゆる3
点支持するようにしている。これらの支点A,B及びD
は、支点Cを貫く鉛直線を中心とする円周の等配(12
0°間隔)の位置に配置されている。
【0013】取付体3は例えば引っ張りコイルばねから
なる付勢部材60によって、図1において、上記支点C
を貫く鉛直な軸線の回りに時計回り方向に付勢されてい
る。第2の駆動機構8は直進カムとしての楔状部材61
を備えており、楔状部材61を図1において右方へ移動
させることにより、付勢部材60に抗して取付体3を支
点Cを貫く鉛直な軸線を中心として反時計回り方向に回
転変位させる。90は第2の駆動機構により回転位置が
微調整された取付体3の当該回転位置を固定するための
ロック機構である。ロック機構90は一対の挟持ローラ
91,91間に押し込まれる楔状部材92と、この楔状
部材92を楔状部材82の長手方向に進退駆動する流体
圧シリンダ93とを備える。楔状部材92の長手方向は
支点Cと交差しない方向に延びている。
【0014】図1において、300はロック機構90の
流体圧シリンダ93や、第1の駆動機構6,7の後述す
る流体圧シリンダ25や、第2の駆動機構8の流体圧シ
リンダ72,73や、後述する流体室46,47に流体
を供給するために、例えばベース2の側面に取り付けら
れる配管継手である。図2を参照して、中央部支持機構
5は、ベース2の上面2aの中央部に形成されたボス9
の支持孔10に上下にスライド自在に保持される外輪1
1と、この外輪11に球面支持される内輪12とを備え
る球面軸受からなる。内輪12は外輪11の球面部11
aにより受けられる球面部12aを有している。また、
内輪12の上端面は取付体3の下面に固定されている。
したがって、取付体3が昇降すると、中央部支持機構5
が一体的に昇降するようになっている。すなわち、球面
軸受からなる中央部支持機構5は、上述した支点A,B
及びDの3点にて取付体3の高さ位置が規定されると、
これに適合した高さになるようになっている。
【0015】図2において、13は取付体3の中央部上
面に形成される凹部3aに取付保持されるアタッチメン
トであり、アタッチメント13にワークが固定されるこ
とになる。図1を参照して、各第1の駆動機構6,7
は、ベース2に沿ってY方向に平行な方向に移動自在な
可動板14上に支持される部分6a,7aと、ベース2
に支持される部分6b,7bとを備える。
【0016】図5に示すように、可動板14は紙面に垂
直な方向(図1のY方向)に平行に延びる軌道部材15
により支持されている。また、図1に示すように、可動
板14の中央部には連結部材16が固定されており、連
結部材16は流体圧シリンダ17のロッド17aに連結
されている。流体圧シリンダ17がロッド17aを進退
させることで、可動板14が図3及び図4に示すように
Y方向に平行な方向の前後に移動されるようになってい
る。
【0017】図3及び図4を参照して、可動板14には
一対の側板18,19が固定されており、各側板18,
19には、回転軸20の対応する端部を回転自在に支持
する転がり軸受21が保持されている。また、回転軸2
0の側板18寄りの部分には、例えば公知のデフラグ方
式の一方向クラッチ22を介してピニオン23が支持さ
れている。一方向クラッチ22はピニオン23の所定の
方向の回転のみを回転軸20に伝達する。このピニオン
23にはX方向に沿って延びるラック軸24が噛み合わ
されている。このラック軸24には流体圧シリンダ25
のロッド25aの伸縮が連結されており、ロッド25a
によってラック軸24が進退駆動されるようになってい
る。
【0018】また、ピニオン23と側板19との間に
は、互いの間に所定間隔をあけて相対向する例えば傘歯
車からなる第1及び第2の交差軸歯車26,27が、回
転軸20に一体回転可能に取り付けられている。したが
って、第1の駆動機構6のうち可動板14に支持されて
可動板14と共に一体移動する部分6aとしては、一対
の側板18,19、回転軸20、ピニオン23、ラック
軸24、流体圧シリンダ25並びに第1及び第2の交差
軸歯車26,27が含まれる。
【0019】一方、第1の駆動機構6のうちベース2に
支持される部分6bとしては、一対の側板28,29
と、一対の側板28,29により転がり軸受30を介し
て回転自在に支持される回転軸としてのねじ軸31と、
このねじ軸31の一端に一体回転可能に固定される例え
ば傘歯車からなる第3の交差軸歯車32とが含まれる。
可動板14がY方向に沿って駆動されると、図3に示す
ように第1の交差軸歯車26が第3の交差軸歯車32に
噛み合う。可動板14が反Y方向に駆動されると、図4
に示すように第1の交差軸歯車27が第3の交差軸歯車
32に噛み合う。第1,第2及び第3の交差軸歯車2
6,27,32と、第1及び第2の交差軸歯車26,2
7を第3の交差軸歯車32に対して相対移動させるため
の流体圧シリンダ17とによって、回転方向変換機構C
Rが構成されている。
【0020】図3及び図5を参照して、ねじ軸31の軸
方向中間部には、ねじ軸31回りの回動を阻止された直
進カムとしての楔状部材33が螺合している。図5に示
すように、この楔状部材33の下面33aはねじ軸31
の軸線に平行な平坦面からなり、この下面33aが、ベ
ース2上に固定される台座34の平坦な上面34aに面
接触することで、楔状部材33のねじ軸31回りの回動
が規制されている。ねじ軸31とこのねじ軸31を貫通
させる楔状部材33のねじ孔33cとによって運動方向
変換機構CMが構成されている。運動方向変換機構CM
は、公知のボールねじ機構として構成されていても良
い。
【0021】図5を参照して、楔状部材33の上面33
bはX方向に平行な方向にいくにしたがって低くなる傾
斜面に構成されている。この傾斜面からなる上面33b
は、図3を参照して、Y軸に平行に延びる軸線34を有
するローラ35を受けている。図5を参照して、楔状部
材33とローラ35はねじ軸31に沿ってX方向と平行
な方向に進退されるようになっている。取付体3の後述
する主体部41の環状板53はローラ35を介して楔状
部材33によって受けられる。環状板53に接するロー
ラ35の接点(接線)が支点Aを構成している。
【0022】第1の駆動機構6を駆動する際には、ま
ず、流体圧シリンダ17を駆動して可動板14を移動さ
せ、第1及び第2の交差軸歯車26,27を択一式に第
3の交差軸歯車32に噛み合わせて図3及び図4の何れ
か一方の状態とする。次いで、流体圧シリンダ25のロ
ッド25aを1回、往復ストロークさせると、例えば往
動ストロークのみが一方向クラッチ22を介してピニオ
ン23に伝達され、ピニオン23及び回転軸20が所定
の回転方向へ所定角度(単位ピッチ角)だけ回転され
る。
【0023】この回転が第1及び第2の交差軸歯車2
6,27の何れか一方を介して、第3の交差軸歯車32
へ順回転又は逆回転として伝達され、これに伴って、ね
じ軸31が順回転又は逆回転する。ねじ軸31の回転方
向に応じて、直進カムとしての楔状部材33がX方向又
は反X方向に沿って進退され、取付体33の高さが1段
階分(単位ピッチ)だけ調整されることになる。これを
繰り返すことで、支点Aの高さを所望に調整することが
できる。
【0024】図1を参照して、他方の第1の駆動機構7
についても、上述した第1の駆動機構6と全く同様の構
成であり、支点Bの高さを所望に調整することができ
る。そして、可動の支点A及びBの高さ位置が決まるこ
とで、これらの支点A及びBと固定の支点Dとの3点に
て、取付体3の姿勢を一義的に決定することが可能にな
る。なお、図3及び図4に示すように、各側板28,2
9の近傍位置にはそれぞれ例えば近接センサからなる位
置センサ57,58が配置されている。調整前の無負荷
の(取付体3やワークの荷重が負荷されない)状態で、
ねじ軸31を駆動し、楔状部材33の端部33d(33
e)がこれに対応する位置センサ57(又は)58に近
接する位置まで移動させ、これを調整前の楔状部材33
のホームポジションとする。そして、このホームポジシ
ョンを基準にして、必要な距離だけ楔状部材33を移動
させて調整を実施することになる。
【0025】図5を参照して、ベース2の四角環状をな
す周側壁2a上には、共に円孔付きの矩形板からなる上
板36及び中間板37がこれらを貫通するボルト200
により固定されている。上板36は小径部38a及び大
径部38bを有する段付き状の円孔38を有し、中間板
37は上板36の大径部38bよりも小径の円孔39を
有している。図2及び図5を参照して、取付体3は環状
の上板部40と、この上板部40の下面に固定される主
体部41とを有している。主体部41は、底部42を有
する筒状部43と、筒状部43の開口端に延設される外
向きの環状フランジ44と、環状フランジ44の外周を
取り囲み上板部40に固定される環状板53とを備え
る。環状フランジ44及び環状板53がそれぞれ上板部
40の下面に沿わされて対応するねじにより上板部40
に対してねじ締結される。また、底部42上には上述の
アタッチメント13がねじ固定されるようになってい
る。
【0026】図2を参照して、底部42の下面には中央
部支持機構5の内輪12の上端面が固定されている。こ
れにより、取付体3、アタッチメント13及びこのアタ
ッチメント13に取り付けられたワーク(図示せず)
が、支点Cの回りに球面支持されることになる。ただ
し、支点Cを含む中央部支持機構5の高さ位置は、上述
した支点A,B及びDの3点にて取付体3の高さ位置が
規定されると、これに適合した高さ位置になるようにな
っている。
【0027】ベース2上に固定された支持台54によっ
てX方向に平行な軸線55の回りに回転自在なローラ5
6が支持されており、このローラ56が取付体3の環状
板53の下面に接触してこれを受けている。ローラ56
が環状板53に接する点(線)が高さ固定の支点Dを構
成する。また、図2及び図5を参照して、取付体3の上
板部40の外周は、上板部40小径部39bに近接する
ように突出する環状突起45を形成している。環状突起
45を上下に挟む一対の流体室46,47が形成されて
いる。下側の流体室47は、中間板37の円孔39の内
周と環状板53の外周との間に介在するシール部材48
と、上板36の円孔38の大径部38bとこれに対向す
る環状突起45の外周との間に介在するシール部材49
とにより封止されて環状をなす。
【0028】上側の流体室46は、ベース2の上板36
の円孔38の小径部38aとこれに対向する取付板3の
上板部40の外周との間に介在するシール部材50と、
上記のシール部材49とにより封止されて、環状をな
す。図2を参照して、ベース2の中間板37に設けられ
る流路51を介して下側の流体室47に流体が供給さ
れ、上板36に設けられる流路52を介して上側の流体
室46から流体が排出されると、取付体3が持ち上げら
れて、その環状板53が各支点A,B,Dのローラ3
5,35,56から離れる。そして、支点A,Bの高さ
位置が調整された後、上側の流体室46に流体が供給さ
れると共に下側の流体室47から流体が排出されて、取
付体3が押し下げられ、環状板53が各支点A,B,D
のローラ35,35,56に押し付けられ、姿勢調整後
の取付体3の姿勢が保持される。
【0029】次いで、図6及び図7を参照して、支点C
(図1参照)を通過する鉛直な軸線の回りに取付体3の
回転位置を調整するための第2の駆動機構8について説
明する。第2の駆動機構8はポール59を楔状部材61
により押すことで、ポール59と共に取付体3を回転変
位させるものである。ポール59はその軸線が鉛直方向
に延びる円柱形をなし、図2に示される取付体3の環状
板53の下面に固定される。ポール59に換えてローラ
を用いても良い。
【0030】ベース2上に相対向する一対の側板62,
63が固定されており、これらの側板62,63間に上
記の楔状部材61が配置されている。この楔状部材61
のねじ孔64には、これに螺合してX軸方向と平行に延
びる回転軸としてのねじ軸65が挿通されており、この
ねじ軸65の一端部65a及び中間部65bがそれぞれ
転がり軸受66を介して一対の側板62,63により回
転自在に支持されている。
【0031】ねじ軸65は側板62を貫通して延設さ
れ、この延設部65cには第1及び第2のピニオン6
7,68がそれぞれ対応する第1及び第2の一方向クラ
ッチ69,70を介して取り付けられている。第1及び
第2の一方向クラッチ69は互いに逆方向の回転のみを
ねじ軸65に伝える働きをする。第1及び第2のピニオ
ン67,68には、Y方向に平行に延びるラック軸71
が択一的に噛み合わされるようになっている。ラック軸
71は流体圧シリンダ72のロッド72aによってY方
向に平行な方向に進退駆動される。流体圧シリンダ72
は、流体圧シリンダ73のロッド73aによってX方向
に平行な方向に進退駆動される可動台74上に固定され
ており、可動台74を移動させることで、図6及び図7
に示すようにラック71が第1及び第2のピニオン6
7,68に択一的に噛み合わされる。
【0032】楔状部材61のポール59に対する接触面
61aは鉛直な面からなり、X方向に平行な方向にいく
したがってねじ軸65に近づくように傾斜している。ま
た、接触面61aの背面61bは、ベース2に固定され
る固定台75の、X方向に平行に延びる案内面75aに
面接触にて沿わされている。案内面75aによって楔状
部材61のねじ軸65回りの回動を規制していると共
に、楔状部材61のねじ軸65の軸線方向への移動を案
内している。また、固定台75の背面75bには、上記
の流体圧シリンダ73が固定されている。
【0033】なお、図6及び図7に示すように、各側板
62,63の近傍位置にはそれぞれ例えば近接センサか
らなる位置センサ76,77が配置されている。調整前
の状態で、ねじ軸65を駆動し、楔状部材61の各端部
がこれに対応する位置センサ76(又は77)に近接す
る位置まで移動させ、これを調整前の楔状部材61のホ
ームポジションとする。そして、このホームポジション
を基準にして、必要な距離だけ楔状部材61を移動させ
て調整を実施することになる。
【0034】ねじ軸65と楔状部材61のねじ孔64と
によって、運動方向変換機構CMが構成されている。第
2の駆動機構8を駆動する際には、まず、流体圧シリン
ダ73を駆動して可動台74を移動させ、ラック軸71
を第1及び第2のピニオン67,68に択一的に噛み合
わせて図6及び図7の何れか一方の状態とする。次い
で、流体圧シリンダ72のロッド72aを1回、往復ス
トロークさせると、例えば往動ストロークのみが一方向
クラッチ69(又は70)を介してピニオン67(又は
68)に伝達され、ピニオン67(又は68)及びねじ
軸65が所要の回転方向へ所定角度(単位ピッチ角)だ
け回転される。これにより楔状部材61が所要の方向に
所定ストローク(単位ピッチ)だけ移動される。これを
1ないし複数回、繰り返すことで、傾斜面からなる接触
面61aがポール59を介して、取付板3を図1におい
て反時計回りに所望の回転角度で回転変位させたり、付
勢部材60による取付体3の時計回り方向の変位を許容
したりする。
【0035】次いで、図8(a)及び(b)を参照し
て、ロック機構90について説明する。ロック機構90
の流体圧シリンダ93は図示していないがベース2に固
定されている。流体圧シリンダ93のロッド94は連結
部95を介して楔状部材92を同軸上に連結しており、
ロッド94と楔状部材92が一体移動する。楔状部材9
2は先細り状をなし、その先端部に円柱部96を一体に
形成している。この円柱部96はベース2にねじ97に
より固定される案内部材98の案内孔99にスライド自
在に挿通されている。
【0036】一方、一対のローラ91の一方のローラ9
1は、図示していないが取付板3の下面に支軸100を
介して回動自在に支持されていると共に、他方のローラ
91は、ベース2に支軸100を介して回動自在に支持
されており、両ローラ91間に楔状部材92が挿通して
いる。流体圧シリンダ93が図8(a)に示すようにロ
ッド94を短縮した状態では、楔状部材92の円錐状テ
ーパ面92aと各ローラ91との間に隙間があり、ロッ
クが解除されて、取付体3の回転変位が許容される。
【0037】一方、流体圧シリンダ93が図8(b)に
示すようにロッド94を伸長した状態では、楔状部材9
2の円錐状テーパ面92aが一対のローラ91間に挟持
され、取付体3の回転位置のロックが達成される。次い
で、本ワーク姿勢調整ユニット1を用いて調整する手順
について説明する。まず、流体室47に流体を供給する
ことで取付体3の周縁部を持ち上げて、一対の第1の駆
動機構6のローラ35や固定支点Cのローラ56から取
付体3の環状板53が離れるようにし、取付体3の自重
による負荷が各駆動機構6,7,8に及ぼされないよう
にして、後に続く、各駆動機構6,7,8による調整が
スムーズに行えるようにしている。
【0038】次いで、第2の駆動機構8を働かせて取付
体3の支点C回りの(支点C及びベース2の中央部を貫
く軸線の回りの)回転位置を微調整する。次いで、第1
の駆動機構6,7によって支点A,Bの高さ位置を微調
整する。次いで、流体室46に流体を供給することで、
取付体3の周縁部を支点Cと共に下方へ付勢し、取付体
3が支点A,B,Dにて3点支持されるようにし、取付
体3の水平面に対する傾きを調整してこれをロックする
と共に、ロック機構90を働かせて、微調整後の取付体
3の回転位置をロックし、微調整が完了する。
【0039】なお、第2の駆動機構8による回転位置の
調整と、第1の駆動機構6,7による高さ位置の調整を
同時に行うようにしても良い。上記の微調整は、取付体
3に取り付けられたワーク(図示せず)の所定の面(例
えば加工面)の傾き誤差等を測定し、誤差に見合った分
の補正量を加味して、微調整される。例えば、相交差す
る第1及び第2の面を有するワークを対象として、第1
の駆動機構6,7によって第1の面の傾きを調整でき、
第2の駆動機構8によって第2の面の傾きを調整するこ
とができる。
【0040】本実施の形態によれば、各駆動機構6,
7,8の流体圧シリンダ25,72のロッド25a,7
2aの往復動の何れか一方の動作を択一的に取り出し
て、これを対応する楔状部材33,61の直線運動に変
換し、取付体3の所定部の高さや回転位置を調整し、取
付体3及びワークを所要の姿勢に調整することができ
る。小型、軽量で安価な流体圧シリンダ25,72を用
いることで、小型、軽量で安価なワーク姿勢調整装置1
を提供することができ、したがって、電動モータを用い
るワーク姿勢調整装置と比較して、重量を例えば1/3
程度にまで軽量化することができる。
【0041】また、高さ調整後の取付体3の周縁部を流
体室46内の流体の圧力で下方へ付勢することで、調整
後の取付体3の上下姿勢を保持するようにしているの
で、例えば取付体3の中央部のみに付勢力を及ぼして姿
勢保持する場合と比較して、格段に安定して保持するこ
とができる。また、本実施の形態では、調整前に楔状部
材33,61を近接センサからなる位置センサ57,5
8,76,77に近接させるポームポジションに変位さ
せてから、調整を実施するようにした。すなわち、流体
圧シリンダ25,72のロッド25a,72aの1スト
ロークに対応する楔状部材33,61の移動量を予め把
握してあるので、必要な調整量に見合うストローク回数
だけ、ロッド25a,72aをストロークさせること
で、精度の良い調整が行える。
【0042】ただし、位置センサとして、公知のポテン
ショメータやロータリーエンコーダ等の変位センサを用
いて、楔状部材33,61の位置を検出し、この検出位
置が所要の位置に到達した時点でロッド25a,72a
のストロークを停止させるようにフィードバック制御す
るようにしても良い。なお、本発明は上記の実施の形態
に限定されるものではなく、例えば、ローラ35,56
及びポール59として円柱形だけでなく、たる形のもの
を用いる等、本発明の範囲で種々の変更を施すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のワーク姿勢調整装置の
模式的平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】第1の駆動機構の一部破断平面図であり、第1
及び第3の交差軸歯車が互いに噛み合った状態を示して
いる。
【図4】第1の駆動機構の一部破断平面図であり、第2
及び第3の交差軸歯車が互いに噛み合った状態を示して
いる。
【図5】ワーク姿勢調整装置の第1の駆動機構を主に含
む要部の縦断面図である。
【図6】第2の駆動機構の一部破断平面図であり、ラッ
ク軸が第1のピニオンに噛み合った状態を示している。
【図7】第2の駆動機構の一部破断平面図であり、ラッ
ク軸が第2のピニオンに噛み合った状態を示している。
【図8】(a)及び(b)はロック解除状態及びロック
状態のロック機構をそれぞれ示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 ワーク姿勢調整装置 2 ベース 3 取付体 4 支持機構 5 中央部支持機構 6,7 第1の駆動機構 8 第2の駆動機構 14 可動板 20 回転軸 22 一方向クラッチ 23 ピニオン 24 ラック軸 25,72 流体圧シリンダ 25a,72a ロッド 26 第1の交差軸歯車 27 第2の交差軸歯車 31 ねじ軸 32 第3の交差軸歯車 33 楔状部材(直進カム) 33c ねじ孔 CR 回転方向変換機構 CM 運動方向変換機構 46,47 流体室 57,58 位置センサ 59 ポール 61 楔状部材 64 ねじ孔 65 ねじ軸 67 第1のピニオン 68 第2のピニオン 69 第1の一方向クラッチ 70 第2の一方向クラッチ 71 ラック軸 73 流体圧シリンダ 73a ロッド 74 可動台 76,77 位置センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C048 BB12 BB20 BC02 DD06 DD12 EE00 3H081 AA23 BB01 CC23 DD18 HH04 3J028 EA25 EB03 EB13 EB18 EB33 EB35 FC40 FC43 FC63 GA25 3J062 AA22 AB03 AB05 AB21 AB31 AC08 BA12 CA17 CC12 CD02 CD22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、ワークを取り付ける取付体と、
    ベースと取付体との間に介在して取付体を支持する支持
    機構とを備え、 支持機構はワークの姿勢を調整するべく取付体を駆動す
    る複数の駆動機構を含み、 少なくとも一つの駆動機構は、ロッドを所定のストロー
    クで直線往復動させることのできる流体圧シリンダと、
    この流体圧シリンダのロッドの往動及び復動の何れか一
    方の運動のみを伝達する一方向クラッチと、この一方向
    クラッチを介して駆動されベースの所定部と取付体の所
    定部との間の距離を段階的に調整する楔状部材からなる
    直進カムとを含むことを特徴とするワーク姿勢調整装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記少なくとも一つの
    駆動機構は、上記流体圧シリンダのロッドにより往復動
    されるラックと、このラックに噛み合うピニオンと、こ
    のピニオンから上記一方向クラッチを介して順方向の回
    転のみを伝達され、この順方向の回転を順方向及び反対
    方向の回転に択一的に変換する回転方向変換機構と、回
    転変換機構を介して伝達される回転運動を直進カムの直
    線運動に変換する運動方向変換機構とをさらに含むこと
    を特徴とするワーク姿勢調整装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、上記運動方向変換機構
    は直進カムのねじ孔に螺合するねじ軸を含み、 上記回転方向変換機構は、上記一方向クラッチにより順
    方向のみに回転され互いに同軸上に配置されて相対向す
    る第1及び第2の交差軸歯車と、これら第1及び第2の
    交差軸歯車に択一的に噛み合わされ且つねじ軸と一体回
    転する第3の交差軸歯車と、この第3の交差軸歯車を第
    1及び第2の交差軸歯車に択一的に噛み合わせるために
    第3の交差軸歯車を第1及び第2の交差軸歯車に対して
    相対移動させる手段とを含むことを特徴とするワーク姿
    勢調整装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記少なくとも一つの
    駆動機構は、第1及び第2のピニオンと、第1及び第2
    のピニオンに択一的に噛み合わされるラックと、ロッド
    によりラックを往復動させる流体圧シリンダと、ラック
    を第1及び第2のピニオンに択一的に噛み合わせるため
    にラックを第1及び第2のピニオンに対して相対移動さ
    せる手段と、第1及び第2のピニオンにそれぞれ対応す
    る第1及び第2の一方向クラッチを介して連結される軸
    と、この軸の回転を直進カムの直進運動に変換する機構
    とを備え、第1及び第2の一方向クラッチは互いに逆方
    向の回転のみを許容するようにしてあることを特徴とす
    るワーク姿勢調整装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4の何れか一つにおいて、
    上記直進カムの位置を検出する手段をさらに備えること
    を特徴とするワーク姿勢調整装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5の何れか一つにおいて、
    上記取付体の周縁部の全域をベース側へ付勢する圧力流
    体が導かれる流体室をさらに備えることを特徴とするワ
    ーク姿勢調整装置。
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