JP5892526B2 - 研削スピンドルユニットがピボット運動可能に取り付けられた研削機械及び研削スピンドルユニットを研削機械上でピボット運動させる方法 - Google Patents

研削スピンドルユニットがピボット運動可能に取り付けられた研削機械及び研削スピンドルユニットを研削機械上でピボット運動させる方法 Download PDF

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Description

本発明は、内部に取り付けられたモータ駆動の駆動軸とその一端に固定された研削輪とを有する研削スピンドルユニット、及び受け入れ部への研削スピンドルユニットのピボット運動可能な取り付けを有する研削機械装置であって、ピボット運動可能な取り付けにより、請求項1の導入部によると、基準線に対する駆動軸の様々な傾斜が設定される研削機械装置に関する。
本発明は、研削スピンドルユニットをピボット運動させる方法にも関し、研削スピンドルユニットは、少なくとも1つのピボット軸を介して研削機械の受け入れ部に接続され、モータ駆動の駆動軸及びその一端に固定された研削輪も有し、それにより研削スピンドルユニットがピボット運動すると、請求項15の導入部によると、基準線に対する駆動軸の様々な傾斜が設定される。
従来技術によると、研削機械上に配置されたこの型式の研削スピンドルユニットのピボット運動可能な取り付けは、研削スピンドルユニットが、受け入れ部と一緒に全体としてピボット運動する、すなわちハウジング全体とそれぞれの駆動モータにより研削機械の残りの部分に対してピボット軸の周りでモータ駆動されることを意味する。ここでは、ピボット軸は、機械工学の文脈における従来のピボット軸として形成される。換言すれば、ピボット軸は、構造的に固有に軸受シャフトの形態で形成する、又は、研削スピンドルユニット全体が取り付けられたマウントの中央軸により幾何学的に正確に規定することができる。研削スピンドルユニットをピボット運動させることにより、その研削輪を異なる角度で加工物に当てることができ、複数の研削輪が研削機械のピボット運動可能な受け入れ部に取り付けられている場合は、異なる研削輪を用いることもできる。
円形/非円形の汎用研削機械の既知の設計によれば、ピボット運動可能な研削スピンドルユニットのピボット軸は、当業者によりB軸と呼ばれることが多い。B軸は、研削スピンドルユニットの駆動軸に対して直角に向けられることが好ましく、研削輪及び/又は加工物の可能な変位の線形軸によって与えられる平面に対して直角に配置することもでき、これらの変位の軸は、実際には、X軸及びZ軸と呼ばれる。上述の平面は、B軸が垂直に向けられるように、通常は水平方向に延びる。従来技術によると、電動アクチュエータは、通常、研削スピンドルユニットをピボット運動させるのに用いられ、電動アクチュエータの制御は、研削機械の制御及び管理装置に全体として組み入れられる。ここで説明された従来技術の例は、特許文献1に提示される。
研削スピンドルユニットをピボット運動させるための既知の装置によれば、大きいピボット経路を設け、高水準の精度で、多数の研削作業を行うことができる。例えば、研削輪の傾斜は、CNC制御を用いて、連続運転中に常に変更することができ、1つ又はそれ以上の線形運動方向における運動も同時に行われる。従って、複雑に湾曲及び/又は傾斜した外形を、高水準の精度及び高い表面品質で製造することができる。しかしながら、従来の様式でピボット運動可能な研削スピンドルユニットを有する研削機械が満足できる結果をもたらさなくなる境界例がある。
この型式の境界例は、シャフト上に配置され、円筒形状から逸脱した「外形」を有する軸受の研削である。この外形は、わずかに外向きに湾曲した球状の外形からなる場合があり、当業者により「ボーラス」と呼ばれる。例えば、クランクシャフトを取り付ける場合、円筒形状から外向きの逸脱は、0乃至5μmの範囲にある。カムシャフト等の他の軸については、円錐ころ軸受又は円錐カム、すなわち円錐の外形と共に、軸の中央が極大のダブルコーンの外形が必要な場合もある。この型式の外形は、特に傾斜した研削輪を用いて、経済的に製造することができる。
多くの場合、型締めの誤差が存在するため、研削される加工物に対してシリンダの修正を行う必要がある。この問題は、特に、大型のクランクシャフトの場合に発生する。大型のクランクシャフトは、比較的軟らかい構造であるため、軸の型締め後、研削のための全ての予防策を講じたとしても、全ての主要軸受がクランクシャフトの関連する長手方向軸と正確に一致して動作するわけではない。この種の誤差は、正常位置から計画的に制御してずらして修正することによって、研削工程中に対処する必要がある。これら及び類似の用途においては、研削輪の長手方向及び回転軸は、基準線に対して非常に小さい角度、高水準の精度でピボット運動することが必要である。ここで、基準線は、通常、研削する回転中の加工物の中央線に対して正確に平行して延びる場合は、研削輪の長手方向及び回転軸と一致する。
加工物に対して、小さいが正確に設定した角度での研削輪の傾斜が必要な別の例は、回転方向に対称の加工物の外部の円筒形研削に関連し、真に円筒形の研削輪を、機械加工する加工物表面に対して小さい逃げ角で案内し、端面において加工物に対して当たる研削輪は、研削が終了した加工物表面とは点でのみ接触する。特許文献2を参照されたい。商品名「Quickpoint」で知られるこの研削方法は、加工物の熱発生が少なくまた回転速度が高いため、研削時間を短くすることができる。逃げ角の信頼できる調整は、ピボット運動の範囲が小さくても、様々な研削作業を管理する場合や、既存の研削機械がこの方法によって連続運転されない場合に有利な場合がある。
ここで説明する全ての用途において、研削スピンドルのピボット運動可能な取り付け、すなわち、モータ駆動により調整可能な従来の研削スピンドルユニットには、限界がある。その理由は、研削スピンドルユニットが、必要な研削精度に起因して、また、軸受及びドライブを有する必要なピボット装置に起因して、比較的嵩張るためである。大きな質量の運動は、大きい駆動装置を必要とするので、全体にかかる慣性が変位速度及び調整精度を低減させてしまう。B軸の周りをピボット運動する際の大きいピボット経路に対して十分な、研削スピンドルユニットの通常の軸受は、上述の例における微調整にはもはや十分ではない。遊び及び摩擦がなく動作する高度に正確なB軸が必要である。改善のための手法は、研削スピンドルユニットをB軸の周りに流体静力学的にピボット運動可能に取り付けることを形成することを含む。しかしながら、この解決法は、非常に費用がかかり、操作が複雑な研削機械をもたらすことになりかねない。
特許文献3は、研削被覆が設けられた周縁面が、研削する加工物に対して異なる角度で配置されるように、運転中、円形の周縁外形の細い研削輪を調整するが、研削輪の回転及び駆動軸の位置は変わらないまま維持される提案を含む。この目的に対して、研削輪の細いディスク形状の研削輪中央部分の中央に近い領域は、2つの固定フランジ間に固定される。この中で、研削輪中央部分の一方の側に配置された固定フランジは、研削輪中央部分の他方の側に配置された固定フランジより直径が大きい。従って、回転する質量の分散は非対称である。この研削輪は、回転すると、増加する回転速度によって、平面の円形板から皿又は平らなボウル形状に再現可能に変形し、より大きい直径の固定フランジは、ボウルの基部上に内向きに位置する。この変形に起因して、研削輪の円形の周縁外形は傾斜の形をとり、静止している研削輪の始動位置と比較したときの軸方向平面で測定した角度の大きさは、選択した回転速度に依存する。
特許文献3による変位可能な研削輪は、単に回転速度を変更することによって、凹状外形の研削被覆を用いて、外向きに湾曲した軸受座を研削することを可能にし、この軸受座の軸方向延長部は、研削輪の駆動軸を傾斜させなくても、研削被覆の延長部の幅より広い。同様に、傾斜の交互方向の円錐形状カムも、矩形のプロファイルを有する研削被覆を用いて、カムシャフト上で研削することができる。
特許文献3による提案の欠点は、研削輪外縁面の傾斜と回転速度との間の関係が、多数のパラメータに依存し、個別の特性曲線を、各研削輪について生成する必要があることである。さらに、研削点の幾何学的形状が、実際に研削作業で設定する回転速度に影響を与え、変更した回転速度によって、予め選択された傾斜が意図せず変化してしまう。負荷が不均等であると、回転速度の変動も避けることができず、同様に研削結果に好ましくない影響を与えかねない。さらなる欠点は、研削輪の形状変化作用に最適な回転速度は、最適な研削結果に必要な回転速度とは異なる場合が多いことである。これら2つのパラメータを少なくともおおよそ調和させるために、研削輪に対して特定の意図的変更を行わなければならず、これにより最終的には、より多くのタイプの研削輪が必要になる。
独国特許第102、35、808A1号 独国特許第34、35、313C2号 国際公開第2008/075020号
従って、本発明の目的は、研削輪を、低い慣性及び高い精度で小さな角度だけ傾斜させ、それにより信頼でき、費用効果が高い、湾曲及び/又は傾斜した加工物の外形の研削を実現することができる、序文で述べた形式の装置及び方法を創造することである。
この目的は、装置に関しては、請求項1の特徴の部分に記載の特徴により実現される。方法に関しては、解決法は請求項15の特徴の部分に特定される。
本発明は、多数の材料、特に鉄鋼材料は、ある程度まで弾性特性を有するという知見を用いる。従って、対応する成形工程中に、狙いとして定められた弾性材料変形領域が形成され、これは、接合部と同様に、弾性領域において外向きに曲げられ、負荷を解放すると復元することができる。本発明によると、研削スピンドルユニットは、このように形成された材料領域を介して研削機械の受け入れ部に接続され、それによって支持される。この領域は、研削輪の近くに配置されるので、駆動軸の長さに対して十分な長さのレバーアームが設けられ、レバーアームの端部には調整ユニットが係合する。この調整ユニットを起動し、作動力又は曲げ力をレバーアームに作用させると、狙いとして定められた弾性材料変形領域は接合部として動作し、研削スピンドルユニットは精密に調整可能な様式で偏向され、従って研削輪は、始動位置に対して傾斜する。
本発明による研削機械装置の有利な開発内容は、請求項2から請求項14に開示される。本発明による研削機械装置の第1の有利な開発内容は、狙いとして定められた弾性材料変形領域が、2つのヒンジリーフがフィルムヒンジの様式で接続されるピボット軸の機能を有するという事実にある。ここで、第1のヒンジリーフは研削スピンドルユニットを支持し、一方、第2のヒンジリーフは受け入れ部に接続される。
ピボット接合部は、このように、それ自体の別個の軸本体及び軸受なしで形成される。2つのヒンジリーフと接合軸は、本発明による研削機械装置において一体成形の構成部品を形成する。かかるピボット接合部は、既に、原理的に、B軸の周りをピボット運動するのに用いられる、モータ駆動様式でピボット運動可能な従来の研削スピンドルユニットよりも、はるかに小さい回転質量を有することが明らかである。フィルムヒンジにより形成されたピボット軸は、支持機能の点で剛性であり、ピボット運動機能の点で遊びがない。この設計により、結局、弾性と耐荷重容量との間の適正なバランスを見いだすことができる。弾性が高いと、フィルムヒンジはより大きい角度範囲で撓むことができる。しかしながら、その結果、耐荷重容量が悪化してはならず、むしろフィルムヒンジも十分に剛性であることが必要である。適正なバランスは試験によって確立される。最大調整角も弾性限界により定義される。実際には、0度乃至0.2度のピボット角が、ここで提示される文脈において与えられる。
本発明による研削機械装置には、特定の調整モータは必要なく、例えば、既に述べた装置の撓み可能部分に圧力をかける調整ユニットで十分である。本発明によるピボット運動可能な取り付けは、慣性が小さく、反応が信頼でき、さらに、一度選択された撓み位置を正確に維持するので、調整機構は、難なくCNC制御に組み込むことができる。連続研削運転中に、選択された研削プログラムに従って、研削輪の傾斜を連続して変更することも可能である。
球状の外形、つまり「ボーラス」として知られている外形を、細い研削輪を用いて、主軸受及びピン軸受上で研削する場合、本発明による研削機械装置によって特定の利点が提供される。この場合、凹状の研削表面をもつ細い研削輪が用いられ、研削輪の軸方向の幅は、主軸受及び/又はピン軸受の、軸受の幅より小さい。この軸受の幅は、クランクウェブにより規定される。この場合、軸受表面全体を、研削輪の異なる傾斜を用いて2つの傾斜角により球状に研削することができる。軸方向の幅で調整可能な研削輪を用いて既に試行されたように、軸受の幅全体にわたり延ばす必要がある総形研削輪は、使用するのに問題があるが、このように無くすることができる。
さらに、本発明による手法により、市販の研削輪を用いることができ、研削輪の回転速度は、研削の仕様のみに従って自由に選択することができる。
請求項3及び請求項4は、接合位置における成形の結果として、研削機械装置のピボット軸(フィルムヒンジにより形成される)を構造的に形成する可能性を提示する。別の可能性が請求項5により提示され、これによると、撓みが生じた場合に、曲げ軸が有効に機能するように、金属材料を撓みの領域において治金学的に処理することができる。
ピボット軸を形成するフィルムヒンジは、関与する原理により、一体成形の構成部品である。従って、機能の観点のみから、研削スピンドルユニットは、受け入れ部と共に一体成形構造を形成することができ、接続はピボット軸を介して行われる。実際は、多部品構造が好ましいが、これは、製造の観点のみによって具体化される。従って、ピボット軸を含み、受け入れ部と研削スピンドルユニットとの間に配置される、専用のピボット軸支持体の構成は、請求項6により特定される。次いで、ピボット軸支持体は、受け入れ部と研削スピンドルユニットの両方に接続され、この接続のうち1つも、個別の場合において、一体成形で形成することができる。
請求項7及び請求項8は、実際的の例示的実施形態に関する。ここでは、サブハウジング及びピボット軸支持体からなる特定の支持及び搬送構造が提供される。サブハウジングは、研削機械の受け入れ部に完全に強固に接続される一方、ピボット軸支持体は、これら2つに部分的にしか接続されない。ピボット軸は、この場合2つのピボット軸で構成され、ピボット軸支持体の固定部分から2つの可動の支持アームに向かって遷移し、ピボット軸支持体上に形成される。研削スピンドルユニットは、2つの支持アームにねじ留めされ支持アームに沿って延びる。全体として、支持及び搬送構造は、全体の構成を支持し、強化し、研削スピンドルユニットが、高い位置精度で種々のピボット位置を採ることができることを意味する。
請求項9から請求項11は、可動の型締めボルトを用いて、研削スピンドルユニットと受け入れ部との間又は受け入れ部に強固に接続された中間構成部品との間に制御可能な距離を生み出す調整ユニットの特定の形成に向けられる。請求項11において詳細に特定される調整ユニットに実施形態により、摩擦又は振動によって引き起こされる誤差を調整プロセスから除外することが可能である。従って、関連する型締めボルトは、針軸受の外側リングと型締めボルトとの間の摺動運動を防ぐように、針軸受の外側リング上を移動する。さらに、特定の構成のばねを用いて、調整に影響を与える型締めボルトを、作用する構成部品に対して一定に、遊びのないように保持する。型締めボルトの始動位置が完全に挿入された状態か又は中間位置かに応じて、研削スピンドルユニットは、請求項11による調整ユニットを用いて、一方向にのみ又は2つの反対の方向にピボット運動させることができる。
請求項12によると、本発明による研削機械装置がピボット運動可能に固定される受け入れ部は、少なくとも一方向において線形に可動の研削主軸台である。同時に、互いに直角な二方向に可動な複式刃物台スライドも含まれる。次いで、この構成は、例えば、特定の外形を、既述の様式で、クランクシャフトの主軸受及び/又はピン軸受上で研削する場合に実装される。この場合、研削主軸台は、クランクシャフトに沿って移動し、次いで、傾斜した研削輪を用いて、研削する軸受に接触する必要がある。
対照的に、請求項13は、受け入れ部自体が既にピボットハウジングであり、既知のB軸の意味において、複式刃物台スライドとして線形に可動の研削主軸台上で独立してピボット運動可能な様式で配置される可能性を提示する。この場合、ピボット運動は、最初に、ピボットハウジングを用いて大きいピボット経路上で行われ、狙いとして定められた弾性材料変形領域を介して、研削スピンドルユニットの修正調整も行うことができる。
請求項14は、本発明による研削スピンドルユニットのピボット運動を研削機械のCNC制御に組み込むことに向けられる。
本方法に関して、請求項16は、独立してピボット運動可能なピボットハウジングを研削スピンドルユニットの選択的な付加的ピボット運動と組み合わせて、それにより、ピボットハウジングの大きいピボット経路に、ピボットハウジングに対する研削スピンドルユニットの小さいピボット経路を重ねる開発内容について説明する。
以下で、本発明を、図面に示す例示的な実施形態に基づいて、より詳細に説明する。
クランクシャフトの例に基づいて、実際に、加工物の長手方向軸に対して研削輪の回転軸を、最高の精度により小さい角度でどのように調整することが必要かを示す。 図1により提供される研削輪と加工物との間の係合点を示す拡大図である。 図1により提供される研削輪と加工物との間の係合点を示す拡大図である。 図1により提供される研削輪と加工物との間の係合点を示す拡大図である。 研削スピンドルユニットの2つの異なるピボット位置により本発明の基本原理を説明する概略図である。 研削スピンドルユニットの2つの異なるピボット位置により本発明の基本原理を説明する概略図である。 本発明による研削スピンドルユニットのピボット運動を、従来技術によるピボット運動に加えて、どのように行うことができるかを示す概略図である。 本発明による研削機械装置の実際の実施形態を上から見た図である。 図5の線A−Bに沿った直角部分断面図である。 図5及び図6に示す研削スピンドルユニットの取り付けの3D図である。 図6の線C−Dに沿った拡大断面に対応する直角長手方向断面図で調整装置の機能を説明する。 図8の断面E−Fに沿った調整ユニットの詳細を示す。
図1は、研削のために加工物主軸台2と心押し台3との間に固定された6気筒内燃機関のクランクシャフト1を加工物として示す。両方の台2、3は、補償チャックジョー及びポイントをもつチャック4を有し、従って、クランクシャフト1は、主軸受6を通る長手方向軸5の周りで回転駆動される。クランクシャフト1は、7つの主軸受6と、6つのピン軸受7とを有し、主軸受6のうちの2つは、固定振れ止め8により支持される。主軸受及びピン軸受6、7は、クランクウェブ9により相互接続される。研削スピンドルユニット10は、研削輪11の側部に配置された端部領域のみが図1に示され、クランクシャフト1に沿って延びる。符号12は、研削輪11の回転軸を示し、回転軸は、研削輪11が固定された駆動軸で形成される。
円筒形の外形の研削輪11による主軸受6及び/又はピン軸受7の円筒形研削のための正常位置は、実際は、初め研削輪11の回転軸12がクランクシャフトの長手方向軸5に対して平行に延びる。この場合、図1に示す回転軸12の位置は、請求項1の導入部に特定される基準線を規定する。研削スピンドルユニット10が、クランクシャフトの長手方向軸5に対して直角の方向において、クランクシャフト1に対して配置される。運転中の通常の慣行によると、この方向は、上下矢印Xにより示される。さらに、クランクシャフト1及び研削スピンドルユニットは、Z軸の方向、すなわちX軸に対して直角の方向に、互いに変位させることができる。X軸及びZ軸は、従来の円形/非変形汎用研削機械の場合に存在するような、序文に述べた水平方向の基準平面を規定する。
しかし、前述の正常位置における研削工程は、主軸受6及び/又はピン軸受7が円筒位置を維持し、軸方向に正確に平行に固定されることを必要とする。この場合「円筒接続」という用語は、研削輪の外縁面が凹状又は凸状とすることができるという事実も含む。しかしながら、シリンダの修正は、例えば、型締めの誤差に起因して、研削加工物に行われることが多い。クランクシャフトの場合、外向きに湾曲した外形、すなわち、球状外縁面が求められることが多く、通常、円筒面の外向きへの逸脱は、最大5μmの非常に小さい範囲にある。カムシャフト等の他の加工物について、円錐ころ軸受点又はカム、すなわち円錐の外形、並びに軸方向の中央が極大のダブルコーンの外形が必要なこともある。
さらなる問題は、大きいクランクシャフトによって提起される。大きいクランクシャフトは、比較的軟らかい構造であり、全ての予防策がとったにも関わらず、全ての主軸受6の型締め要素及び支持要素の中央軸が、クランクシャフト1の長手方向軸5と正確に直線で動くように、研削中に取り付けることができない。そのため、正常位置で研削すると、所望の外形からの逸脱が生ずるので、この逸脱は、正常位置からの計画的に制御した修正のずらしによって、研削工程中に対処することが望ましい。
これらの目的を実現するために、本発明による研削スピンドルユニット10は、狙いとして定められた弾性材料変形領域に基づき、かつ研削輪11を有するモータ駆動の駆動軸を含む研削スピンドルユニットの少なくとも一部の、小さいが正確に調整可能な傾斜を可能にするピボット運動可能な取付け台13を有する。図1における一点鎖線10a及び11aは、所望の傾斜の程度、すなわちピボット範囲を示す。図2aは、正常位置における研削輪11の状態をさらに示す。対照的に、細い研削輪11の大きく外向きに湾曲した(球状の)外形は、研削輪が両側に傾斜すると(ピボットすると)、図2b及び2cに従って実現することができる。この場合、研削輪は、研削する軸受点より細い。
図2b及び図2cにおける(研削被覆が設けられた)研削輪11の外縁面は、総形研削輪に必要であるように、凹状である、すなわち内向きに湾曲する。研削輪11は、軸受の幅B、すなわちクランクシャフト1のクランクウェブ9間の距離よりはるかに細い。しかし、研削輪11の傾斜が小さいことに起因して、当業者の間で「ボーラス」として知られる、主軸受又はピン軸受の湾曲した軸受表面を最適な精度で生成することができる。このために、研削輪11は、X軸及びZ軸の各方向において、CNC制御の様式で前後に移動し、同時に、ピボット運動可能な取り付け13においてピボット運動する。さらに、図2b及び図2cに見ることができる手法は、異なる幅の軸受点をクランクシャフト1上で球状に研削する際に、特定の幅を有する単一の形式の研削輪で十分であるという、追加の利点をもたらす。しかし、研削輪のピボット運動を用いて、球状の軸受点を2つの別個の傾斜角で研削することも可能である。従来の総形研削の場合、適合された幅を有する異なる研削輪が、軸受の幅Bそれぞれに必要である。
本発明による方法の基礎を形成する調整装置の原理を、図3a、図3b及び図4を参照して説明する。符号21は、本発明よる装置を備えた研削機械に属する受け入れ部を示す。例えば、受け入れ部21は、加工物(図示せず)の長手方向軸22に対して直角の方向、すなわちX軸として知られる方向で、加工物に対して線形に配置された研削主軸台とすることができる。さらに、受け入れ部21は、加工物の長手方向軸22に対して平行な方向、すなわちZ軸として知られる方向において線形に反復して変位可能である。
ピボット軸支持体23は、受け入れ部21に接続される。ピボット軸支持体23は、一体成形板の形態を有するが、狙いとして定められた弾性材料変形領域によって2つの領域に分割される。本例においては、板状のピボット軸支持体23は、金属材料で構成され、狙いとして定められた弾性材料変形領域は、板の断面におけるノッチによって実現される。ノッチは、図3a及び図3bに見ることができるように、X軸及びZ軸によって形成された水平基準面に対して平行及び直角の2つの脆弱化溝により生成される。従って、接合部つまり垂直に延びるピボット軸26は、フィルムヒンジの様式で生成され、前述の接合ユニット13の2つの領域は、ヒンジリーフ24及び25の機能を担う。
第1の、より短いリンジリーフ24は、中央線32により示されるように、受け入れ部21に固定的に接続され、安定した複数のねじ接続となる。対照的に、第2の、より長いヒンジリーフ25は、研削スピンドルユニット27に固定的に接続される。従って、研削スピンドルユニット27と受け入れ部21との間の単一接続は、接合部又はピボット軸26を形成する材料ブリッジであり、ピボット軸支持体23の唯一の一体成形構成部品である。一方で、フィルムヒンジとして形成されたピボット軸26は、弾性領域において外向きに湾曲し、復元するように弾性的である必要があり、他方で、研削スピンドルユニット27を支持し、研削工程によりもたらされる力に耐えることができるように十分安定している必要がある。
研削スピンドルユニット27は、符号29により示される駆動モータを受け入れるハウジング28を含み、駆動モータは、高周波モータで、同様にハウジング28に取り付けられる駆動軸30を、回転軸30aの周りで回転させることができる。回転軸30aの方向は、図3aにおける加工物(図示せず)の長手方向軸22に対して平行に延びる。従って、回転軸30aは、研削スピンドルユニット27のその後のピボット運動のための基準線を形成する。研削輪31は、ハウジング28の外側で駆動軸30に締結される。全体として、研削スピンドルユニット27は、図3aに示す位置において板状のピボット軸支持体23に対して平行に延びる。ここで、研削輪31は、第1の、より短いヒンジリーフ24の領域において、ピボット軸支持体23の一端に配置される。
調整ユニット33は、ピボット軸支持体23の反対側の端部と、従って研削輪31から離れた研削スピンドルユニット27の端部領域においても締結される。調整ユニット33は、第2のヒンジリーフ25に固定的に接続され、作動要素として、第2のヒンジリーフ25の開口部35を通る型締めボルト34を有する。調整ユニット33を制御し作動すると、型締めボルト34が外向きに駆動され、受け入れ部21の端面で支持される。結果として、第2のヒンジリーフ25は、時計回りの方向で(回転方向を示す矢印36)垂直ピボット軸26の周りでピボット運動する。従って、研削スピンドルユニット27及び研削輪31は、一緒に、わずかであるが正確に調整可能に傾斜させられる。図3bに示すピボット角37を参照されたい。
ピボット軸26と型締めボルト34の作用線との間には、かなりの長手方向距離Lがある。従って、研削スピンドルユニット27を撓ませるために、調整ユニット33の作動力は、相当に強化される。符号38は、引張コイルばねの形態で、型締めボルト34と受け入れ部21とを、所定のプレストレス力で一定に維持するために用いる装置を示す。このように、不正確な調整を招きかねない、振動の開始の結果生じる型締めボルト34の優勢な収縮はできなくなる。
図3a及び図3bに示すように、ピボット軸26を有するピボット支持体23は独立した構成部品である必要はない。図4に示すように、接合ユニット23も、ハウジング28の一体成形の構成部品であってもよい。ピボット軸26を形成するのに用いるフィルムヒンジの構成のみが重要である。同様に、第1の、より短いヒンジリーフは、図3a及び図3bにおける受け入れ部21の一体成形の構成部品とすることもでき、又は、研削スピンドルユニット27の受け入れ部21とハウジング28を、ピボット軸26の材料ブリッジにより、一体にリンクさせることができる。しかし、実際には、製造の観点及び必要な精度により、複数部品構造が選択されることが多い。
別の設計を図4に示す。この場合、受け入れ部は、研削する加工物の長手方向軸22に対して直角の方向に2つの円筒形案内ポスト40上を線形に移動する研削主軸台39により形成される。研削主軸台39の下に配置されたナットに係合するねじ付きスピンドル41を用いて、研削主軸台39を駆動する。案内ポスト40により形成される搬送経路は、ブリッジ部44により前端で終端する。水平方向に延びる案内ポスト40とブリッジ部44は、一般に常にX軸及びZ軸により定義されるように、水平方向の基準面を定める。垂直軸42は、研削主軸台39の構造を支持し搬送することにより形成され、水平方向の基準面に対して直角に延びる。支持及び搬送構造によって、ピボットハウジング43が支持され、ピボットハウジング43は、同様の水平方向面において垂直軸42の周りにモータ駆動様式でピボット運動する。垂直軸42は、実際にはB軸として知られる。上から見ると、ピボットハウジング43は、矩形が取り付けられた円形である。取り付けられた矩形の領域において、接合ユニット23は、ピボットハウジング43に固定的に接続される。
ピボット軸支持体23は、フィルムヒンジとして形成されかつ材料ブリッジを形成するピボット軸26により研削スピンドルユニット27を支持する。この場合、ピボット軸支持体23及び研削スピンドルユニット27は、一体に相互接続されるが、互いにピボット運動可能である。しかし、ユニットは、多数の部品で形成することもできる。調整ユニット33が作動すると、研削スピンドルユニット27は、図3a及び図3bを参照して既に説明した様式で、再びピボットハウジング43に対してピボット運動する。
ピボット軸26は垂直方向にも延びる。従って、図4に示す研削機械の機能は、容易に理解できる。ピボットハウジング43を垂直軸の周りでピボット運動させることにより、加工物に対する研削輪31の粗調整が最初に行われる。ピボットハウジング43をピボット運動させると、研削スピンドルユニット27は、ピボット軸26によりピボットハウジング43に接続されているので、同調する。次いで、調整ユニット33を作動させて、微調整を行う。次に、研削スピンドルユニット27は、接合ユニット23及びピボットハウジング43に対してピボット運動する。従って、既述の、加工物に対する研削輪31の、小さいが精密に調整可能な傾斜は、支持点の必要な幾何学的精度を実現するために実装される。
図4に示す実施形態は、研削輪が異なる正常位置にあることを必要とする様々な面を加工物上で研削する際に有効であり、最終的には特定の微調整も必要であり、この点で、調整ユニット33によるピボット運動が必要である。図4に示す原理の別の利用法は、2つ又はそれ以上の研削スピンドルユニットが共通のピボットハウジングに配置される際に、提供される。従って、異なる研削輪を連続して用いることができる。
図3a及び図3bによる実施形態において、研削スピンドルユニットと、従って研削輪31の駆動軸30は、調整ユニット33が作動していないと、すなわち型締めボルト34が差し込まれていると、板状のピボット軸支持体23に対して正確に平行に延びる。この際、接合ユニット23は、受け入れ部21の端面に当接する。本実施形態においては、研削スピンドルユニット27及び研削輪31の傾斜は、図3bに示すように、常に一方向においてのみ実施できる。対照的に、図4に示すピボット軸支持体23の接合ユニットの実施形態においては、ピボット軸支持体23は、平行な位置決めが、型締めボルト34を特定の領域において外に駆動することによってのみ生成されるように設定することができる。型締めボルトが完全に挿入された場合は、研削スピンドルユニット27のハウジング28とピボット軸支持体23との間に鋭角が形成され、次いでピボット支持体23は調整ユニット33の領域においてハウジング28と接触する。従って、この平行な位置決めには、ピボット軸26の特定のプレストレスが必要であり、この目的のため、外に駆動された型締めボルト34の移動に応じて、研削スピンドルユニット27を、2つの異なる方向具体的には、平行位置から始動して外向き又は内向きに、ピボット運動させることができる。
型締めボルト34の効果的な位置は、運転中連続して変更することができる。調整ユニット33が機械制御のプログラムに組み込まれた場合は、プログラムされたシーケンスにおいて、むしろ特定の研削外形を実装することができる。図2b及び図2cを参照されたい。
図5に示す実際的な例示的実施形態は、ブリッジ部53及び54により接続され、かつ研削スピンドルユニット55が設けられた研削機械に属する2つの案内ポスト51を示す。案内ポスト51及びブリッジ部53、54は、軸方向に対する基準面を形成する。基準面は、一般的に水平方向に延びる。研削主軸台56は、案内ポスト51上を摺動する。この点については、図6に示す直角断面も参照されたい。研削主軸台56は、サーボモータ57により回転されるねじ付きスピンドル52により駆動される。研削動作中、サーボモータ57は、研削主軸台56を、CNC制御された様式で、X軸の方向すなわち図5に示されない研削する加工物の長手方向軸に対して直角の方向に移動させる。
研削スピンドルユニット55を受け入れ、収容する支持及び搬送構造58(図7を参照)は、研削主軸台56に固定的にねじ留めされる。支持及び搬送構造58は、サブハウジング59とピボット軸支持体60とで構成される。サブハウジング59とピボット軸支持体60のコース及び境界は、図5及び図6に示す状態、より明らかには図7の三次元図に示す状態でのみ互いに離間して保持できる。より明らかにするために、図7においては、研削スピンドルユニット55は省かれている。さらに、サブハウジング59又はピボット軸支持体60に属する全ての個々の領域は、図5から図7において文字a、b、c...により示して一定の明確さが与えている。サブハウジング59が研削主軸台56に固定的にねじ留めされる一方、ピボット支持体60は第1の副領域においてサブハウジング59と研削主軸台56に対してのみねじ留めされることが重要である。ピボット軸支持体60の第2の副領域は、第1の副領域に対して、及び研削主軸台56に対してもピボット可能であり、第2の副領域は、研削主軸台56に固定的にねじ留めされる。
ピボット軸支持体60の2つの副領域間の境界は、これも脆弱化溝の形態で、材料の脆弱化によって形成される狙いとして定められた弾性材料変形領域を形成する。上部ピボット軸61aと下部ピボット軸61bは、図5から図7において明らかに示され、一緒に幾何学的ピボット軸61全体を形成し、従ってピボット軸支持体60の材料で製造される。図5から図7において60aから60fにより示されるピボット軸支持体60の粘着性の個々の領域は、別個の支持構造を形成し、第1の副領域とだけ、従って2つのピボット軸61a及び61bを介してサブハウジング59とだけ粘着性である。支持及び搬送構造58内部に収容される研削スピンドルユニット55は、ピボット可能な支持構造のみにねじ留めされる。とりわけ、図7は、ピボット軸61、61bから始まり、上方支持アーム60d、60f及び下方支持アーム60c、60dが形成され、支持アーム60d、60f及び60c、60eは、端部がブリッジ部60aにより接続されることを明らかに示す。図7には示されない研削スピンドルユニット55は、支持アームに固定される。研削スピンドルユニット55は、従前の例示的実施形態と同じ構造、すなわち駆動モータ、駆動軸、及び研削輪62をもつハウジングを有する。従って、研削輪62と回転軸63のみが図5及び図6に示され、符号が与えられる。
図5から図7に示す例示的実施形態の研削スピンドルユニット55をピボット運動させるためには、支持及び搬送構造58から上方に突出するサーボモータ65のみが基本的に図5から図7に示された、調整ユニット64を用いる。調整ユニット64の機能を、図8及び図9を参照して説明する。ここで図8は、図6における線C−Dに沿った拡大部分断面図である。その機能に従って、調整ユニット64は、研削輪62の反対側の端部における支持及び搬送構造58と、全体として剛性であり、研削主軸台56に固定的に接続されたサブハウジング59の領域59eが、ピボット軸61a、61bから遠く離れたピボット軸支持体60のピボット可能な副領域の個別領域60aの反対側に配置される点と、に配置される。図8は、正にこの点を示し、左側にはサブハウジング59の固定領域59e、右側にはピボット軸支持体60の可動個別領域60aがみえる。
調整ユニット64の調整機構は、固定領域59eに、例えばねじ留めされて固定的に接続されたハウジング66内に収容される。以下の機能部品は、共通の長手方向及び回転軸69に沿って上部から下部に向かって、ハウジング66内で一緒に組み立てられる:前述のサーボモータ68、減速ギヤ67、クラッチ68、及び軸方向における2つの中央外側部分70a及び70bとその間に配置された偏心中間部分71とを含むロータアクチュエータ70。ここで、中央外側部分70a、70bは、遊びなしでプレストレスされたテーパされた、大きい力に耐えるのに適した、ころ軸受72及び73に取り付けられる。
ロータアクチュエータ70の中間部分71は、同様に、円形断面を有するが、中央軸は、共通の長手方向及び回転軸69に対して偏心して配置される。2つの中央外側部分70a及び70bは、中間部分71と共に、共通の回転本体を形成し、従ってロータアクチュエータ70は、一体成形に製造することができる。クラッチ68の側に配置される中央外側部分70aの直径は、端面における中央外側部分70bの直径より小さい。同じことが、外側部分70a、70bと関連付けられたテーパされたころ軸受72、73にもあてはまる。
針軸受74の内側リング74aは、中間部分71上に回転可能な係合様式で配置される。この点については図9も参照されたい。針軸受74の外側リング74bは、ハウジング66のガイドスリーブ76において長手方向に変位可能な様式で案内される型締めボルト75の第1の端面と接触する。案内ボルト74の反対側の第2の端面は、ピボット軸支持体60の可動個別領域60aの中に挿入され締結された金床本体77の端面と常に接触する。金床本体77及び型締めボルト75は、研削スピンドルユニット55の調整中の絶え間ない負荷に耐えるように、特に弾性的な材料から形成し、焼き戻される。金床本体77がピボット軸支持体60の可動個別領域60aの中に外側から挿入され、ねじによって締結されるので、必要に応じて容易に交換することができる。参照符号78は、ハウジング66に固定的にねじ留めされたハウジング基部を示す。
金床本体77のいずれかの側に、各々の場合において、図8に見るこができ、円板ばね80の群を受けるピボット軸支持体60の個別領域60aに凹部79が与えられる。円板ばね80は、ハウジング66の壁の中にねじ込まれ、型締めナット82によりプレストレスされたタイロッド81によって中央を貫通される。円板ばね80と、タイロッド81と、型締めナット82とで形成された2つのユニットは、一対の型締め装置を形成し、一対の型締め装置は、型締めボルト75を、ピボット軸支持体60のピボット可能な副領域に対して常に当接するように保持する。外部に取り付けられた保護キャップ83は、型締め装置を外向きに覆い、従って研削工程中の汚れを防ぐ。
説明した調整ユニット64は、以下のように機能する。サーボモータ65が起動して動くと、減速ギヤ67及びクラッチ68を介してロータアクチュエータ70を大きなトルクで駆動して回転させる。ロータアクチュエータ70の偏心中間部分71は、針軸受74に嵌合された内側リング74aと共に回転し、従って、外側リング74bを外向きに付勢する。従って、外側リング74bは、型締めボルト75を、長手方向及び回転軸69に対して直角に、すなわち半径方向において、案内スリーブ76内でシフトさせる。この際、針軸受74の外側リング74bは、回転せず変位運動のみを受ける。このことは、外側リング74bと型締めボルト75の端面との間には、摩擦で誘起された横方向運動がないことを意味する。このことは、ロータアクチュエータ70の回転運動の、型締めボルト75の線形作動運動への、極めて正確な変換をもたらす。型締めボルト75は、変位を、金床本体77へ、従って研削スピンドルユニット55が排他的に締結されたピボット軸支持体60のピボット可能副領域へ、非常に高い水準の精度で伝達する。「個別領域」59a、59b、59c及び60a、60b、60cへの参照は、やや不鮮明ではあるものの、図5から図7の理解を容易にするためだけに行われ、サブハウジング59及びピボット軸支持体60は、当然、一緒に支持及び搬送構造59の単一の構造を形成することを理解されたい。機能の点で、ピボット軸支持体60の場合は、サブハウジング59に接続された固定の副領域及び研削主軸台56と、ピボット軸61a、61bの周りの第1の副領域に対してピボット運動可能な第2の副領域との間のみが区別される。
1:クランクシャフト
2:加工物主軸台
3:心押し台
4、82:チャック
5:クランクシャフトの長手方向軸
6:主軸受
7:ピン軸受
8:固定振れ止め
9:クランクウェブ
10、27、55:研削スピンドルユニット
10a:研削スピンドルユニットのピボット範囲
11、31、62:研削輪
11a:研削輪のピボット範囲
12、30a:回転軸
13:ピボット運動可能な軸受
B:軸受の幅
21:受け入れ部
22:加工物の長手方向軸
23:ピボット軸支持体
24:第1のヒンジリーフ
25:第2のヒンジリーフ
26:ピボット軸
28:ハウジング
29:駆動モータ
30:駆動軸
32:複数のねじ接続
33、64:調整ユニット
34:型締めボルト
35:開口部
36:回転方向を示す矢印
37:ピボット角
38:引張コイルばね(装置)
39、56:研削主軸台
40、51:案内ポスト
41、52:ねじ付きスピンドル
42:垂直方向軸
43:ピボットハウジング
44、53、54:ブリッジ部
L:長手方向距離
57、65:サーボモータ
58:支持及び搬送構造
59:サブハウジング
59a、50b、59c:個別領域
60:ピボット軸支持体
60a:ブリッジ部
60c、60e:下方支持アーム
60d、60f:上方支持アーム
61:全体的な幾何学的ピボット軸
61a:上方ピボット軸
61b:下方ピボット軸
63:研削輪の回転軸
66:調整ユニットのハウジング
67:減速ギヤ
68:クラッチ
69:長手方向及び回転軸
70:ロータアクチュエータ
70a、70b:ロータアクチュエータの外側部分
71:ロータアクチュエータの偏心中間部分
72、73:テーパされたころ軸受
74:針軸受
74a:内側リング
74b:外側リング
75:型締めボルト
76:案内スリーブ
77:金床本体
78:ハウジング基部
79:凹部
80:円板ばね
81:引張コイルばね
83:保護キャップ

Claims (16)

  1. 研削機械装置であって、
    モータ駆動される駆動軸(30)及びその一端に締結される研削輪(11、31、62)を有する研削スピンドルユニット(10、27、55)と、
    当該研削機械装置の受け入れ部(21)に設けられた前記研削スピンドルユニット(10、27、55)のためのピボット軸受と、
    を備え、
    前記ピボット軸受によって、基準線に対する前記駆動軸(30)の様々な傾斜が調整されるようになっており
    a)前記研削スピンドルユニット(10、27、55)は、狙いとして定められた弾性材料変形領域を介して前記受け入れ部(21)に接続されて支持されており
    b)前記狙いとして定められた弾性材料変形領域は、研削輪(11、31、62)の側の前記駆動軸(30)の端部領域である第1の端部領域に配置されており
    c)前記研削輪(11、31、62)とは反対側の前記駆動軸(30)の端部領域である第2の端部領域に、調整ユニット(33、64)が配置されており、当該調整ユニット(33、64)は、起動されると、作用力を前記研削スピンドルユニット(10、27、55)に及ぼし、当該研削スピンドルユニット(10、27、55)、前記駆動軸(30)の長手方向軸(30a、63)に対して横方向に向けこれによって、前記研削スピンドルユニット(10、27、55)の傾斜、前記狙いとして定められた弾性材料変形領域を介して制御され
    ことを特徴とする研削機械装置。
  2. 前記狙いとして定められた弾性材料変形領域は、フィルムヒンジの様式で接続された2つのヒンジリーフ(24、25)を有するピボット軸(26、61a、61b)の機能を有しており
    前記第1のヒンジリーフ(24)は、前記研削スピンドルユニット(10、27、55)を支持しており
    前記第2のヒンジリーフ(25)は、前記受け入れ部(21)に接続されてい
    ことを特徴とする請求項1に記載の研削機械装置。
  3. 前記ピボット軸(26、61a、61b)は、1つ又はそれ以上の局所的に狙いとして定められた脆弱化域又は変形域によって形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の研削機械装置。
  4. 前記ピボット軸(26、61a、61b)は、前記研削スピンドルユニット(10、27、55)と前記受け入れ部(21)との接続部分において延び、凹状である少なくとも1つの長手方向の溝によって規定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の研削機械装置。
  5. 前記狙いとして定められた弾性材料変形領域は、金属材料から形成されており、
    前記ピボット軸は、前記金属材料の微細構造の冶金処理によって形成されている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の研削機械装置。
  6. 前記ピボット軸(26a、61a、61b)は、前記受け入れ部(21)と前記研削スピンドルユニット(27、55)との間に配置されてそれら両方に接続されたピボット軸支持体(23、60)上に形成されてい
    ことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の研削機械装置。
  7. 前記ピボット軸支持体(60)は、前記研削スピンドルユニット(55)を受けて強化する支持構造(58)の構成部品である
    ことを特徴とする請求項6に記載の研削機械装置。
  8. 前記ピボット軸支持体(60)は、サブハウジング(59)を介して前記受け入れ部に接続されており、2つの平行支持アーム(60c、60e、60d、60f)を介して前記研削スピンドルユニット(55)に接続されており
    前記2つの支持アーム(60c、60e、60d、60f)は、前記研削スピンドルユニット(55)に沿って、ピボット軸(61)を形成する部分的ピボット軸(61a、61b)を有する部分として、延びている
    ことを特徴とする請求項7に記載の研削機械装置。
  9. 前記調整ユニット(33、64)は、起動状態において機械的接触を用いて前記研削スピンドルユニット(10、27、55)と前記受け入れ部(21)又は当該受け入れ部(21)に強固に接続された中間構成部品との間に制御可能な間隔を生成し、前記研削スピンドルユニット(10、27、55)をピボット運動させる可動の型締めボルト(34、75)を含む
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の研削機械装置。
  10. 前記調整ユニット(64)は、前記サブハウジング(59)に締結され、
    前記可動の型締めボルト(75)は、前記2つの支持アーム(60c、60e、60d、60f)の端部を相互接続するブリッジ部(60a)に対して当接する
    ことを特徴とする、請求項6〜請求項9の特徴を有する研削機械装置。
  11. a)ロータアクチュエータ(70)、前記調整ユニット(33、64)のハウジング(66)に取り付けられており、サーボモータ(65)により起動されると、長手方向及び回転軸(69)の周りで角変位を受け、
    b)前記ロータアクチュエータ(70)は、偏心中間部分(71)を有し、針軸受(74)の内側リング(74a)を回転可能に係合する様式で支持し、
    c)前記針軸受(74)の外側リング(74b)は、前記型締めボルト(75)と接触し、前記ロータアクチュエータ(70)の前記長手方向及び回転軸(69)に対して半径方向に摺動可能であり、
    d)前記調整ユニット(33、64)は、前記受け入れ部(21)に静的に付属している第1の構成部品が、前記ピボット軸(26、61)によって当該第1の構成部品に対して可動な第2の構成部品と向き合っている、という当該研削機械装置の部位に配置され、前記調整ユニット(33、64)の前記ハウジング(66)は、一方の構成部品に固定的に接続され、前記型締めボルト(75)はばね(38、80)により遊びなしで他方の構成部品に対して常に当接するように保持される
    ことを特徴とする請求項9〜請求項10のいずれかに記載の研削機械装置。
  12. 前記受け入れ部(21)は、少なくとも一方向において線形に可動な研削主軸台(56)に設けられているか、当該研削主軸台(56)に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の研削機械装置。
  13. 前記受け入れ部は、それ自体が、少なくとも一方向において線形に可動な研削主軸台(39)上のピボット軸(42)の周りにピボット運動可能に配置されたピボットハウジング(43)であり、
    前記ピボット軸(42)は、前記ピボットハウジング(43)のピボット範囲に加えて、前記狙いとして定められた弾性材料変形領域を介して修正調整を実施できるように、前記研削主軸台(39)の移動平面に対して直角に向けられる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の研削機械装置。
  14. 前記研削スピンドルユニット(10、27、55)は、研削工程中、CNC制御によって、ピボット運動可能となっている、請求項〜請求項13のいずれかに記載の研削機械装置。
  15. 少なくとも1つのピボット軸(26、61a、61b)を介して研削機械装置の受け入れ部(21)に接続され、かつ、モータ駆動される駆動軸(30)とその端部に締結された研削輪(11、31、62)とを有する研削スピンドルユニット(10、27、55)をピボット運動させ、それにより、ピボット運動工程中に基準線に対する前記駆動軸(30)の様々な傾斜を調整することができるようにするための方法であって、
    前記研削スピンドルユニット(10、27、55)と前記受け入れ部(21)との間の接続は、一体成形の材料領域により生成され、当該材料領域に形成された狙いとして定められた弾性材料変形領域におけるピボット運動についての調整ユニット(33、64)の起動により、ピボット軸(26、61a、61b)が有効になり、数分角のピボット運動の実施を可能にすることを特徴とする方法。
  16. 前記研削スピンドルユニット(27)は、受け入れ部を形成するピボットハウジング(43)に連接し、
    前記ピボットハウジング(43)は、全体がモータ駆動により前記研削スピンドルユニット(27)と一緒にピボット軸(42)の周りでピボット運動し、
    前記研削スピンドルユニット(27)の前記ピボット軸(26)及び前記ピボットハウジング(43)の前記ピボット軸(26)は互いに対して平行に延び、
    2つのピボット運動は、互いとは独立して制御されるが、機能関係においては、前記ピボットハウジング(43)のピボット経路は、前記ピボットハウジング(43)に対する前記研削スピンドルユニット(27)のピボット経路と重ねられるように制御される
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
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