JP2003148308A - エンジン始動判定装置 - Google Patents

エンジン始動判定装置

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JP2003148308A
JP2003148308A JP2001340939A JP2001340939A JP2003148308A JP 2003148308 A JP2003148308 A JP 2003148308A JP 2001340939 A JP2001340939 A JP 2001340939A JP 2001340939 A JP2001340939 A JP 2001340939A JP 2003148308 A JP2003148308 A JP 2003148308A
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voltage
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engine start
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Hiroshi Moriguchi
広 森口
Shigeyuki Hisai
茂幸 久井
Takashi Ota
隆 太田
Toshihiko Fujii
俊彦 冨士井
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの始動状態を簡単な装置によってし
かも確実に判定する。 【解決手段】 本装置は、バッテリ電圧を検出する電圧
検出手段と、この電圧検出手段により検出されたバッテ
リ電圧が所定時間内に予め決められた一定値以上上昇し
たことによってエンジン始動であると判定する判定手段
を備えている。バッテリ電圧は、エンジンが始動しオー
ルタネータによって充電が開始されると、エンジン停止
時の電圧よりも上昇する。電圧検出手段によってこの上
昇を検出することにより、判定手段はエンジン始動と判
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンの
始動を簡単なシステムによってしかも確実に自動判定す
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動パワーステアリングシステムは、現
在の車両一般において必須のアイテムである。このシス
テムは、従来油圧でハンドルアシストを行っていたもの
を電動機、つまり電動モータを使用してアシストを行う
システムである。ハンドルアシストには非常に大きなパ
ワーが必要なため、モータには大電流を通電する必要が
ある。したがってもしエンジン停止中にハンドルアシス
トが実行されると、バッテリにおいて大量の電力を消費
しバッテリ上がりが発生する可能性がある。したがっ
て、通常の車両ではエンジン停止中の電動パワーステア
リングにおけるハンドルアシストを禁止している。
【0003】このような制御を行うために、電動パワー
ステアリングの電子制御装置(ECU)にはエンジン回
転信号が入力されており、この信号に基づいてハンドル
アシストの制御を行っている。したがって、エンジン回
転数信号の異常判定は大変に重要な作業である。しかし
ながら、現在では、車速信号との相関により間接的にし
かエンジン回転数信号の異常検出を行っていないので、
誤検出の可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、電動パ
ワーステアリングの円滑な運用にはエンジンが確実に始
動したことを検出する必要があるが、従来行われてい
る、エンジンの回転数信号を検出してエンジン始動を検
出する方式では、誤検出の可能性があり、確実に検出す
ることはできない。
【0005】本発明は、従来装置の上記の欠点を解決す
る目的でなされたもので、簡単なシステムでしかも確実
にエンジン始動を検出することができるエンジン始動判
定装置を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴にか
かるエンジン始動判定装置は、上記課題を解決するため
に、バッテリ電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧
検出手段により検出された前記バッテリ電圧が所定時間
内に予め決められた一定値以上上昇したことによってエ
ンジン始動であると判定する判定手段を備えている。
【0007】通常、車両用のバッテリ電圧は、エンジン
停止中は12V程度であるがエンジンが始動しオールタ
ネータにより充電が開始されると、13V〜14V程度
まで上昇する。したがって、バッテリ電圧検出手段によ
りこのようなバッテリ電圧の上昇を検出することによ
り、エンジンの始動を確実に検出することができる。
【0008】本発明の第2の特徴にかかるエンジン始動
判定装置は、上記課題を解決するために、バッテリ電圧
を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段により検
出された前記バッテリ電圧が急激な電圧低下の後所定時
間内に一定値以上上昇したことによりエンジン始動であ
ると判定する判定手段を備えている。
【0009】車両に搭載されたバッテリは、エンジンを
始動する段階において、スタータモータを動作させる必
要があり、そのために大電流を消費する。これによって
バッテリ電圧が急激に低下する。一方、エンジンが始動
された後はオールタネータによって充電が開始されるの
で、バッテリ電圧は上昇する。したがって、バッテリ電
圧の急激な低下とその後の電圧上昇を検出することによ
って、確実にエンジン始動を判定することができる。
【0010】本発明の第3の特徴にかかるエンジン始動
判定装置は、バッテリの出力電圧中に含まれるエンジン
点火ノイズを検出するためのノイズ検出手段と、前記ノ
イズ検出手段によって前記点火ノイズが検出された場合
エンジン始動であると判定する判定手段を備えている。
【0011】一般に、エンジンが始動するとバッテリ電
源に点火ノイズがスパイクノイズとして乗ってくる。し
たがってこのノイズを検出することにより、エンジンの
始動を確実に検出することが可能である。
【0012】本発明の第4の特徴にかかるエンジン始動
判定装置は、エンジンの排気温度を検出するための検出
手段と、前記検出手段によって検出されたエンジンの排
気温度が予め決められた値以上となった場合エンジン始
動であると判定する判定手段とを備えている。
【0013】本発明の第5の特徴にかかるエンジン始動
判定装置は、エンジンの振動を検出するための検出手段
と、前記検出手段によって検出されたエンジン振動が予
め決められた一定値以上となった場合エンジン始動であ
ると判定する判定手段を備えている。
【0014】さらに本発明の第6の特徴にかかるエンジ
ン始動判定装置は、エンジンのオイル圧を検出する検出
手段と、前記検出手段によって検出されたエンジンオイ
ル圧が予め決められた一定値となった場合にエンジン始
動であると判定する判定手段を備えている。
【0015】一般に、エンジンが始動すると、排気温
度、エンジン振動、エンジンオイル圧がエンジンの始動
前とは大きく変化する。したがってこれらの変化を検出
することによって、エンジンの始動を確実に検出するこ
とが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の種々の実施形態を
図面を参照して説明する。なお、以下の図面において、
同一の符号および記号は同様の構成部材を示すので、重
複した説明は行わない。
【0017】図1は、本発明の第1の実施形態にかかる
エンジン始動判定装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図において、1はバッテリ、2はバッテリの電圧検
出手段、3は電動パワーステアリングのための電子制御
装置であり、該装置の一部としてエンジン始動判定手段
4が組み込まれている。
【0018】図2は、図1に示す装置の動作を説明する
ための図であって、エンジン始動時のバッテリ電圧の変
化を示すグラフである。図2に示す様に、車両用バッテ
リ1の電圧は、エンジン停止時はほぼ12V程度である
が、スタータ(セルモータ)を作動させると大量の電流
を消費するのでバッテリ電圧が急激に低下する。その後
エンジンが正常に作動するとオールタネータによってバ
ッテリの充電が開始されるのでバッテリ電圧は急激に上
昇し、エンジン作動中はほぼ14V程度に維持される。
【0019】従って、バッテリ電圧検出手段2によって
図2に示すようなバッテリ電圧の短時間における急激な
電圧上昇を検出することによって、エンジン始動を検出
することができる。
【0020】図3は、図1の装置を用いてエンジン始動
を判定し、エンジン始動を確認した後の一定期間におい
てエンジン回転数信号の異常を検出するためのフローチ
ャートを示している。なお、図示するフローチャートに
おいて、スタートの下の「〜」とエンドの前の「〜」間
は、電動パワーステアリング電子制御装置(EPS−E
CU)におけるメインルーチンへの割り込み処理として
一定周期で繰り返して実行される。
【0021】ステップS1において、バッテリ電圧値の
読み取りが実行され、ステップS2において読み取られ
た電圧値がメモリ内に格納される。ステップS3では、
読み取った電圧値を格納するメモリから今回のデータよ
りもXs前のデータを読み出す。Xsは、今回のデータ
とXs前のデータとの間に、バッテリの電圧がエンジン
の始動に伴って十分変化することができる時間の経過が
有るように設定される。具体的には、図2において、ス
タータの作動時間を超えるような値、例えば1秒、また
は2秒が設定される。図2において、時間t1における
電圧値を今回のデータとした場合のXs前のデータは、
例えば時間t2における電圧値である。
【0022】次に、ステップS4において、エンジン始
動フラグがオンであるか否かを調べる。エンジン始動フ
ラグがオンでない場合(ステップS4のN)、ステップ
S5において、今回のデータとXs前のデータとの差が
1V以上であるか否かを判断する。ステップS5でYE
S(Y)の場合、エンジン作動による電圧上昇があった
ものと考えられるので、次のステップS6においてエン
ジン始動フラグをオンとし、さらにステップS7でカウ
ンタの値をaに設定する。
【0023】ここでカウンタに設定される値aは、エン
ジン始動であると判断した後、エンジン回転信号の異常
を判断するための一定期間を設定するためのものであ
る。
【0024】ステップS8ではカウンタ値が0以下でな
いことを確認し(ステップS8のN)、ステップS9に
おいてエンジンの回転数信号が入力されているか否かを
判定する。ステップS9でエンジンの回転数信号が検出
されている場合(Y)は、エンジンが正常に動作してい
るものと判断してよいので、ステップS10においてエ
ンジン回転異常フラグをオフとし、ステップS11でカ
ウンタ値を0に戻して、エンジン始動判定のルーチンを
終わる。
【0025】一方、ステップS9でエンジンの回転が検
出されない場合(N)は、ステップS12でカウンタを
デクレメントすると共に、ステップS13でエンジン回
転異常フラグをオンとする。この場合、本ルーチンの次
の実行サイクルにおいて、ステップS4では既にエンジ
ン始動フラグがオンとされているので、ステップS8に
飛んでカウンタ値が0でないか判断する。前回のルーチ
ンの実行サイクルにおいてカウンタ値がデクレメントさ
れているが、この状態では未だ0ではないのでステップ
S9においてエンジンの回転数信号が正常に入力されて
いるか否かを判定する。
【0026】ここで、エンジンの正常な回転が検出され
ると(ステップS9のY)、ステップS10においてエ
ンジン回転異常フラグをオフとしステップS11でカウ
ンタ値を0に復帰させて本ルーチンを終了する。
【0027】ステップS9でなおエンジンの正常な回転
が検出されない場合は、ステップS12でカウンタをさ
らにデクレメントしてステップS13でエンジン回転異
常フラグをオンとし、次のサイクルの実行を待つ。ステ
ップS9でエンジンの正常な回転が検出されないままル
ーチンが何回か実行されてカウンタ値aが0となると、
ステップS8でカウンタ値が0であることを検出して
(ステップS8のY)、そのまま処理を終了する。した
がってエンジン回転異常フラグはその後オン状態を維持
し、エンジン回転数信号異常が確定する。
【0028】このように、本ルーチンでは、エンジン始
動後カウンタに設定した値aで決まる一定期間内のみエ
ンジン回転数信号異常の判断を行っているので、エンジ
ン回転数信号異常を検出するための電動パワーステアリ
ングのハンドルアシスト禁止期間を、値aで決まる期間
以下に削減することができる。また、エンジン始動を確
認した後、エンジン回転信号の異常を検出しているの
で、エンジン回転数信号の異常判定の精度が向上する。
【0029】なお、ステップS5で、今回データとXs
前のデータとの差が1V以下である場合(ステップS5
のN)には、エンジンが未だ始動していないものと判断
されるので、ステップS14でエンジン始動フラグをオ
フとし、さらにステップS10でエンジン回転異常フラ
グをオフとし、ステップS11でカウンタ値を0に設定
してそのサイクルを終了する。
【0030】図4は、本発明の第2の実施形態にかかる
装置の説明のためのフローチャートである。本実施形態
では、図2に示すエンジン始動前のスタータによるバッ
テリ電圧の落ち込みを検出し、さらにエンジン始動によ
るバッテリの電圧上昇を検出することにより、初めてエ
ンジン始動であると判断する例を示している。エンジン
が始動したものと判断されると、図3に示した第1の実
施形態の場合と同様に、一定期間のみエンジン回転数信
号異常の判断を行っている。
【0031】図4のフローチャートにおいて、まずステ
ップS21〜S24において、図3に示す実施形態の場
合と同様に、バッテリ電圧の読み取り、メモリ、Xs前
のデータ読み出しおよびエンジン始動フラグのオン、オ
フ判定を行う。ステップS24において、エンジン始動
フラグがオフであると判定されると(N)、ステップS
25においてスタータフラグのオン、オフ判定を行う。
【0032】スタータフラグがオフの場合(ステップS
25のN)、ステップS26においてバッテリ電圧検出
における今回のデータ値とXs前のデータ値との差が4
V以上であるか否かが判定される。差が4V以上である
場合(ステップS26のY)は、スタータが作動してバ
ッテリ電圧値が急激に低下したものと考えられるため、
ステップS27でスタータフラグをオンとする。
【0033】以上のようにしてスタータフラグがオンと
されると、ステップS28でエンジン始動フラグをオフ
とし、ステップS29でエンジン回転異常フラグをオフ
とし、さらにカウンタ値を0として、次のサイクルの実
行に備える。なお、ステップS26でノーの場合(N)
は、未だスタータがオンとなっていないことを示すの
で、ステップS31でスタータフラグをオフとする。
【0034】前のサイクルで、ステップS26において
電圧値の差が4V以上であることが検出されると、スタ
ータフラグがステップS27でオンとされているため、
次のサイクルではステップS25でYES(Y)と判定
され、ステップS32以下の処理が実行される。ステッ
プS32以下では、図3に示した第1の実施形態のフロ
ーチャートにおけるステップS5以下の処理と同様の処
理が実行される。即ち、バッテリ電圧値がXs前の値よ
りも今回の値の方が1V以上上昇しているか否か、上昇
している場合、即ちエンジンが始動していると判断した
場合には、一定期間エンジン回転数信号の異常が無いか
どうかを判定する。
【0035】ステップS32からステップS39までの
過程は、ステップS34を除いて、図3に示すフローチ
ャートのステップS5〜ステップS13までと同じであ
るので、その説明は省略する。尚、ステップS32でバ
ッテリ電圧の1V以上の上昇が検出された場合、エンジ
ンが始動を開始しているものと判断されるので、ステッ
プS34ではスタータフラグをオフに設定している。
【0036】以上の様に、本実施形態では、エンジン始
動前のスタータのオンによるバッテリ電圧の落ち込み
と、エンジン作動によるバッテリ電圧の上昇との両者を
検出することによりエンジン始動であると判断し、その
後の一定期間内にエンジン回転信号異常の判断を行って
いる。そのため、エンジン始動判定の精度がさらに向上
し、ハンドルアシスト禁止期間を削減することができ
る。
【0037】図5は、本発明にかかる第3の実施形態を
説明するためのフローチャートである。本実施形態で
は、イグニッションキーがオンとなった時点でのバッテ
リ電圧を予め記憶しておき、記憶されたバッテリ電圧値
を基準にエンジンの始動判定を行うことを特徴としてい
る。
【0038】図5において、ステップS40からステッ
プS42は、上記処理、即ちイニシャル処理のためのス
テップを示す。まず、ステップS40においてエンジン
始動フラグをオフとし、ステップS41でそのときのバ
ッテリ電圧値を読み取る。ステップS42では、読み取
った値をメモリに格納する。このとき、メモリされた値
は、通常のバッテリ電圧値、即ち12V程度である。
【0039】以上のイニシャル処理を行った後、ステッ
プS43以下のルーチン処理を実行する。まず、ステッ
プS43でエンジン回転異常フラグが既にオンとされて
いないかが判定される。ノー(N)の場合、ステップS
44でバッテリ電圧値を読み取る。ステップS45で、
読み取ったバッテリ電圧値とメモリに記憶された値との
比較が行われ、両者の差が1V以下である場合(ステッ
プS45のN)、エンジンが始動していないと判断しス
テップS46でエンジン始動フラグをオフとする。
【0040】次にステップS47でカウンタ1の値をa
に設定する。ここでカウンタ1はエンジン始動後エンジ
ン回転数信号異常が検出されるごとにデクレメントされ
るカウンタであり、一方、後述するカウンタ2は、エン
ジンの停止時にエンジン回転数信号の異常が検出される
ごとにインクレメントされるカウンタである。
【0041】次に、ステップS48でエンジン回転数信
号の入力が有るか否かを判定する。ステップS48で、
ステップS46でエンジン始動フラグがオフとされてい
るにもかかわらずエンジン回転数信号があると判断され
ると、エンジン回転数信号の異常状態であると判断さ
れ、ステップS49でカウンタ2をインクレメントし、
ステップS50でその状態が予め決められた期間続いて
いるか否かが判断される。具体的にはステップS50で
カウンタ2の値が予め決められた値、10を越えるか否
かが判断される。ステップS50でイエス(Y)の場
合、ステップS51でエンジン回転異常フラグをオンと
する。
【0042】なお、ステップS51でエンジン回転異常
フラグがオンとされると、次のルーチンサイクルのステ
ップS43ではイエス(Y)と判断され、そのルーチン
サイクルを終了する。そのため、エンジン回転異常フラ
グは、後続のサイクルにおいてオンの状態を維持する。
ステップS48でエンジン回転が検出されないと
(N)、ステップS52でカウンタ1をaに再設定し、
ステップS53でエンジン回転異常フラグをオフとす
る。
【0043】ステップS45で、読み取ったバッテリ値
がメモリに記憶されていた値よりも1V以上高いと判断
された場合(ステップS45のY)、エンジンが始動し
たものと判断し、ステップS54でエンジン始動フラグ
をオンとし、ステップS55でカウンタ2を0にリセッ
トする。
【0044】次に、ステップS56でエンジン回転数信
号の入力が有るか無いかを判断する。今、既にステップ
S54でエンジン始動フラグがオンとされているので、
ステップS56で信号入力があれば正常にエンジンが動
作をしているものと理解されるので、ステップS52を
経てステップS53でエンジン回転異常フラグをオフと
しそのルーチンサイクルを終了する。
【0045】一方ステップS56でエンジン回転数信号
が入力されないと、エンジン回転数信号異常であると理
解され、ステップS57でカウンタ1をデクレメント
し、さらにステップS58でカウンタ1が0以下である
かが判断される。ステップS58での処理は、エンジン
回転数信号が入力されない状態が予め決められた期間継
続するか否かを判断するものである。ステップS58で
Yと判断されると、ステップS59でエンジン回転異常
フラグをオンとする。
【0046】図6は、本発明にかかる第4の実施形態の
構成を示すフローチャートである。本実施形態では、図
5に示す本発明の第3実施形態の場合とは異なって、イ
グニッションキーをオフとしたときにバッテリ電圧を読
み込み、その値をメモリに記憶しておき、イグニッショ
ンキーが再びオンとされた時点で記憶値を基準にエンジ
ンの始動判定を行うことを特徴としている。
【0047】即ち、ステップ61においてイグニッショ
ンキーのオン、オフを判定し、イグニッションキーがオ
フとされた場合(ステップ61のY)、ステップS62
でそのときのバッテリ電圧を読み込み、ステップS63
で読み込んだバッテリ値をメモリに記憶する。記憶され
たバッテリ値は、イグニッションキーがオンとされて本
ルーチン処理が開始した時点で、ステップS64で読み
出される。
【0048】メモリ内に記憶されたバッテリ値を基準に
してエンジンの始動判定を行う各ステップは図5に示す
本発明の第3の実施形態の場合と同じであるので、その
説明は省略する。
【0049】図7乃至図10は、本発明にかかる第5の
実施形態の構成を示す図面である。本実施形態では、エ
ンジン始動時にバッテリ電源において検出されるエンジ
ンの点火ノイズを検出することにより、エンジン始動を
判定することを特徴としている。
【0050】即ち、図7に示す様に、スタータを作動さ
せてエンジンに点火すると、エンジン作動時においてバ
ッテリ電圧に点火ノイズがスパイクノイズとして重畳さ
れる。したがって、この点火ノイズを検出することによ
ってエンジンの始動を確認することができる。
【0051】図8は、本実施形態にかかるエンジン始動
判定装置の構成を示す。本装置では、バッテリ電圧検出
装置2に点火ノイズの検出手段5を設け、該手段によっ
て検出された点火ノイズ信号(点火ノイズが存在するか
否かを示す信号)を電子制御装置3のエンジン始動判定
手段4に導入している。
【0052】図9は、バッテリ電源Bから点火ノイズを
検出するための一般的な回路構成を示す。本装置では、
差動増幅器6によってスパイク電圧を検出し、これをマ
イコン7によって処理して点火ノイズの存在を検出す
る。
【0053】図10のフローチャートのステップS70
において、この点火ノイズの存在が判定される。点火ノ
イズが検出されている場合は、エンジン始動と判定さ
れ、ステップS71以下の処理が実施される。一方、ス
テップS70で点火ノイズが検出されない場合は、エン
ジンが始動していないと判定され、ステップS71以下
が実行される。ステップS71およびステップS72以
下の処理は、エンジン回転数信号の異常を検出するため
のステップであって、図5に示す本発明の第3の実施形
態にかかるフローチャートの、ステップS46、ステッ
プS54以下の処理と同じであるので、その説明は省略
する。以上によって、本実施形態では、エンジン点火ノ
イズの存在からエンジンの始動を判定し、エンジン始動
後一定期間エンジン回転信号異常を検出することができ
る。
【0054】図11乃至図13は、本発明にかかる第6
の実施形態を説明するための図面である。本実施形態で
は、エンジンが始動した場合、エンジンに急激な振動が
おきることを利用してエンジンの始動を判定している。
【0055】即ち、図11に示す様に、エンジンはその
点火時において急激にかつ大きく振動し、安定した動作
状態に移るとその振動も小さく安定した状態となる。し
たがって、エンジンに取り付けた振動センサによって、
急激で大きな振動を観測することにより、エンジンの始
動を確認することができる。
【0056】図12は、本実施形態にかかるエンジン始
動判定装置の構成を示す。本装置では、エンジン10に
振動(G)センサ11を設け、該センサ出力を電子制御
装置3のエンジン始動判定手段に入力する構成としてい
る。
【0057】図13は、エンジン始動判定手段4におい
てエンジン始動を判定し、さらにエンジン回転数信号異
常を判定するためのフローチャートである。まず、ステ
ップS80でエンジン始動フラグをオフとして、エンジ
ン始動判定のためのルーチンに入り、ステップS81で
エンジン回転異常フラグがオンとされていないことを確
認し(ステップS81のN)、ステップS82でエンジ
ン振動信号を読み取る。次に、ステップS83におい
て、読み取った振動が予め決められた値、例えば5Gを
超えるか否かが判定される。この値は、図11におい
て、エンジン始動時の最大のG値と、エンジンが安定的
に動作している場合のG値間の適当な値を選択する。図
示の実施形態では、この値を0.5Gとしている。
【0058】ステップS83において、読み取られたエ
ンジン振動の値が0.5G以上であると、エンジンが始
動したものと判断し、ステップS84においてエンジン
始動フラグをオンとする。一方、ステップS83で読み
取られたエンジン振動が0.5G以下であるとエンジン
が始動していないものと判断し、ステップS85でエン
ジン始動フラグをオフとする。
【0059】ステップS84およびステップS85以下
は、エンジン回転数信号の異常を検出するためのステッ
プであって、その構成および動作は図5のステップS4
6およびステップS54以下と同じであるのでその説明
は省略する。以上によって、本実施形態では、エンジン
の急激な振動を検出してエンジンの始動と判定し、その
後一定期間エンジン回転信号異常を検出することによ
り、精度の高い異常検出を短期間で行う事ができる。
【0060】図14乃至図16は、本発明にかかる第7
の実施形態の構成を示す図面である。本実施形態では、
エンジンが始動することによってマフラーから排気され
る排気ガスの温度が数百度程度にまで急激に上昇する事
を利用して、エンジンの始動を判定するものである。
【0061】即ち、図14に示す様に、停止状態からエ
ンジンが始動すると、マフラーからの排気温が急激に上
昇し、エンジンが安定的に作動する状態になると排気温
もほぼ一定の値を維持するようになる。したがって、図
15に示すように、マフラー12に設けた排気温センサ
13の出力を電動パワーステアリングの電子装置3に導
入し、排気温が予め決められた所定の値、例えば300
℃を超えたことを検出することによって、エンジン始動
であると判定する。
【0062】したがって本実施形態では、図13に示す
第6の実施形態のフローチャートにおいて、ステップS
82の代わりに、図16に示す様に、排気温読み取りの
ためのステップS82aを実行し、図13のステップS
83に代わって排気温が300℃よりも高いか否かを判
定するステップS83aを実行することによって、排気
温からエンジン始動を判定し、さらにその後一定期間に
わたってエンジン回転数信号の異常を検出することがで
きる。
【0063】図17乃至図19は、本発明にかかる第8
の実施形態を説明するための図面である。本実施形態で
は、エンジンが始動することによってオイルポンプにオ
イル圧が発生することを利用して、エンジンの始動を判
定することを特徴としている。
【0064】即ち、オイルポンプの動力源はエンジンで
あるため、図17に示す様に、エンジン停止中のオイル
圧は0であるが、エンジン動作中はオイル圧が発生する
構造となっている。そのため、この圧力を図18に示す
様に、エンジン10に取り付けた油圧センサ15によっ
てモニタすることにより、エンジン動作状態の判定が可
能となる。
【0065】したがって本実施形態では、図13に示す
第6の実施形態のフローチャートにおいて、ステップS
82の代わりに、図19に示す様に、オイル圧読み取り
のためのステップS82bを実行し、図13のステップ
S83に代わってオイル圧が例えば1気圧よりも高いか
否かを判定するステップS83bを実行することによっ
て、オイル圧からエンジン始動を判定し、その後一定期
間エンジン回転数信号異常を検出することができる。
【0066】図20は、本発明にかかる第9の実施形態
の構成を示す図面である。本実施形態では、バッテリ電
圧の変化を捉えてエンジン始動を判定する本発明のそれ
ぞれの実施形態において、エンジン始動を判定するため
のバッテリ値と、エンジン停止を判定するためのバッテ
リ値とを異なる値に設定することにより、エンジン始動
の判定にヒステリシスを設け、判定の安定化を図ったも
のである。
【0067】図20のフローチャートでは、本発明の第
9の実施形態を実現するにあたって、本実施形態の特徴
を図5に示す本発明の第3の実施形態に組み込む形で構
成されているが、第1、第2の実施形態に対しても本実
施形態を組み込むことが可能であることは明らかであ
る。
【0068】図5に示す第3の実施形態を参照して、図
20のフローチャートについて以下に説明する。本実施
形態では、図5のバッテリ電圧を読み取るステップS4
4の次にエンジン始動フラグがオンであるか否かを判定
するステップS90を設け、この段階でエンジンが始動
しているか否かを判定する。エンジン始動フラグがオン
の場合(ステップS90のY)、エンジン停止を判定す
るために、始動と判断する場合とは異なる判断値を設定
する。
【0069】そのために、カウンタ1をaに設定した
後、ステップS91を設け、バッテリの読み値とメモリ
値との差が0.5V以下であるか否かを判定する。その
差が0.5V以下である場合は、エンジンが停止状態で
あるとしてエンジン始動フラグをオフとする。一方その
差が0.5V以上である場合(ステップS90のN)
は、エンジン始動であると判断し、図3のステップS5
4に進み、エンジン始動フラグをオンとする。
【0070】バッテリの読み値とメモリ値の差が1V以
上であるか否かを判定するステップS45においてノー
の場合は、エンジン停止と判断してステップS46に進
んでエンジン始動フラグをオフとする。
【0071】これによって、エンジン始動または停止を
判断する判断基準が2種類設定されることとなる。判定
基準が1種類の場合、スレッショルド近辺で信号のみだ
れにより判断値がチャタリングした場合でも、本実施形
態では判定基準が2種類設定されているので、判定値の
安定化を図ることができる。
【0072】図21は、本発明にかかる第10の実施形
態を説明するためのフローチャートである。電動パワー
ステアリング装置では、エンジン回転異常を検出すると
ハンドルアシストが禁止されるため、本実施形態ではエ
ンジン回転異常を検出した場合警報ランプを点灯してド
ライバに故障の発生を知らせる構成としている。これに
より、ドライバは故障の発生を速やかに知ることが出来
るので、車両のメインテナンス上の効果がある。
【0073】上記特徴を実施するために、本実施形態で
は、エンジン回転異常フラグのオン、オフ設定のステッ
プのあとに、エンジン回転異常フラグのオンを判定する
ステップS95と設け、該ステップS95でイエス
(Y)と判断された場合、警報ランプをオンとするステ
ップS96を実行する構成としている。
【0074】なお、図21に示すフローチャートは、図
5に示す本発明の第3の実施形態に対して本実施形態の
特徴を組み込んで形成したものであるが、本実施形態の
特徴は本発明のその他の実施形態に等しく組み込み可能
であることは明らかである。
【0075】
【発明の効果】以上、種々の実施形態を示して説明した
ように、本発明の装置ではエンジンの始動を確認した
後、一定期間にわたってエンジン回転数信号の異常を検
出するものであり、エンジン回転数信号の異常判定精度
が向上し、ハンドルアシスト禁止期間を削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる装置の構成を
示すブロック図。
【図2】図1の装置の動作説明に供する図。
【図3】図1の装置の構成を説明するためのフローチャ
ート。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかる装置の構成を
示すフローチャート。
【図5】本発明の第3の実施形態にかかる装置の構成を
示すフローチャート。
【図6】本発明の第4の実施形態にかかる装置の構成を
示すフローチャート。
【図7】本発明の第5の実施形態にかかる装置の動作原
理の説明に供する図。
【図8】本発明の第5の実施形態にかかる装置の構成を
示すブロック図。
【図9】図8に示す装置の一部の回路図。
【図10】図8に示す装置の動作説明に供するフローチ
ャート。
【図11】本発明の第6の実施形態にかかる装置の動作
説明に供する図。
【図12】本発明の第6の実施形態にかかる装置の構成
を示すブロック図。
【図13】図12の装置の動作説明に供するフローチャ
ート。
【図14】本発明の第7の実施形態にかかる装置の動作
説明に供する図。
【図15】本発明の第7の実施形態にかかる装置の構成
を示すブロック図。
【図16】図15に示す装置の動作説明に供するフロー
チャート。
【図17】本発明の第8の実施形態にかかる装置の動作
原理を説明する図。
【図18】本発明の第8の実施形態にかかる装置の構成
を示すブロック図。
【図19】図18に示す装置の動作説明に供する要部フ
ローチャート。
【図20】本発明の第9の実施形態にかかるフローチャ
ート。
【図21】本発明の第10の実施形態にかかるフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…バッテリ 2…バッテリ電圧検出装置 3…電動パワーステアリング電子制御装置 4…エンジン始動判定手段 10…エンジン 11…振動センサ 12…マフラー 13…排気温センサ 15…油圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 隆 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 冨士井 俊彦 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 3G084 CA01 DA27 EA11 FA00 FA03 FA27 FA35

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ電圧を検出する電圧検出手段
    と、 前記電圧検出手段により検出された前記バッテリ電圧が
    所定時間内に予め決められた一定値以上上昇したことに
    よってエンジン始動であると判定する判定手段を備え
    る、エンジン始動判定装置。
  2. 【請求項2】 バッテリ電圧を検出する電圧検出手段
    と、 前記電圧検出手段により検出された前記バッテリ電圧が
    急激な電圧低下の後所定時間内に一定値以上上昇したこ
    とによりエンジン始動であると判定する判定手段を備え
    る、エンジン始動判定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のエンジン始動
    判定装置において、 前記電圧検出手段からイグニッションオン時のバッテリ
    電圧を読み取りメモリに書き込むためのメモリ書込み手
    段をさらに備え、 前記判定手段は前記メモリに書き込まれた値を基準とし
    て前記一定値以上の電圧上昇を検出するものである、エ
    ンジン始動判定装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のエンジン始動判定装置
    において、 前記電圧検出手段からイグニッションオフ時のバッテリ
    電圧を読み取りメモリに書き込むためのメモリ書込み手
    段をさらに備え、 前記判定手段は前記メモリに書き込まれた値を基準とし
    て前記バッテリの電圧上昇および電圧降下を検出するも
    のである、エンジン始動判定装置。
  5. 【請求項5】 バッテリの出力電圧中に含まれるエンジ
    ン点火ノイズを検出するためのノイズ検出手段と、 前記ノイズ検出手段によって前記点火ノイズが検出され
    た場合エンジン始動であると判定する判定手段を備え
    る、エンジン始動判定装置。
  6. 【請求項6】 エンジンの排気温度を検出するための検
    出手段と、 前記検出手段によって検出されたエンジンの排気温度が
    予め決められた値以上となった場合エンジン始動である
    と判定する判定手段とを備える、エンジン始動判定装
    置。
  7. 【請求項7】 エンジンの振動を検出するための検出手
    段と、 前記検出手段によって検出されたエンジン振動が予め決
    められた一定値以上となった場合エンジン始動であると
    判定する判定手段を備える、エンジン始動判定装置。
  8. 【請求項8】 エンジンのオイル圧を検出する検出手段
    と、 前記検出手段によって検出されたエンジンオイル圧が予
    め決められた一定値となった場合にエンジン始動である
    と判定する判定手段を備える、エンジン始動判定装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至3の何れか1項に記載のエ
    ンジン始動判定装置において、 前記判定手段は、前記エンジン始動と判断するための前
    記バッテリの電圧上昇値に対して2種類の基準を設けた
    ことを特徴とする、エンジン始動判定装置。
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