JP2003148234A - 内燃機関の吸気系故障診断装置 - Google Patents

内燃機関の吸気系故障診断装置

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JP2003148234A
JP2003148234A JP2001351118A JP2001351118A JP2003148234A JP 2003148234 A JP2003148234 A JP 2003148234A JP 2001351118 A JP2001351118 A JP 2001351118A JP 2001351118 A JP2001351118 A JP 2001351118A JP 2003148234 A JP2003148234 A JP 2003148234A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スロットルバルブ下流の吸気圧力を基本として
燃料噴射量を制御しつつ、スロットルバルブ下流の空気
漏れを診断する内燃機関において、該空気漏れ診断の精
度を向上する。 【解決手段】空気漏れ診断条件成立時に、前記吸気圧力
と機関回転速度との基づいて検出した第1の吸入空気量
AVTPR0を読み込み、スロットルバルブ開度と機関
回転速度とを基本とし、第1の吸入空気量AVTPR0
との位相差を無くす補正と、スロットルバルブの詰まり
に対する学習補正を行った第2の吸入空気量TPQH0
を読み込み、第1の吸入空気量と第2の吸入空気量との差
がしきい値UAFSTPより大きいときに、空気漏れが
発生していると診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットルバルブ
下流の吸気圧力の検出値に基づいて燃料噴射量を制御す
る内燃機関において、スロットルバルブ下流の空気漏れ
有無の故障診断を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、機関のスロットルバルブ吸気
圧力と機関回転速度とから燃料噴射量を求めるDジェト
ロ方式と呼ばれる電子制御燃料噴射装置が知られている
(特開昭58−206624号公報等参照)。また、前
記Dジェトロ方式において、スロットルバルブ下流の吸
気系で蒸発燃料やブローバイガスの導入管、プレッシャ
レギュレータやブレーキ倍力装置への負圧供給管などの
シール機能低下により空気漏れを生じると、吸気圧力の
検出値が増大するため、該吸気圧力を基本として設定さ
れる燃料噴射量が増量され、機関回転速度が予期せぬ上
昇を生じてしまう。因みに、スロットルバルブ上流の吸
入空気流量を検出して燃料噴射量を設定するLジェトロ
方式と呼ばれる電子制御燃料噴射装置の場合、同様の空
気漏れを生じた場合、該漏れ分は検出されないので、実
際の吸入空気流量の増量に対して燃料噴射量が増量され
ず空燃比リーンとはなるが、機関出力自体に大きな変化
はないため許容される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、Dジェトロ
方式により推定される第1の吸入空気量と、スロットル
バルブ開度と機関回転速度の検出値に基づく第2の吸入
空気量との比較によって空気漏れを診断するようにした
ものがある(特開平2−305348号公報)。しか
し、上記のものでは第2の吸入空気量の、第1の吸入空
気量との過渡特性の相違や、スロットルバルブ開度の詰
まりによる影響等が考慮されておらず、診断精度に難点
があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、上記方式を改良して空気漏れの故障
診断精度を高めた内燃機関の吸気系故障診断装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、スロットルバルブ下流の吸気圧力と機関回転
速度の検出値に基づき推定される第1の吸入空気量に応
じて燃料噴射量を制御する内燃機関であって、スロット
ルバルブ下流の吸気系における空気漏れの有無を、前記
第1の吸入空気量と、スロットルバルブ開度と機関回転
速度の検出値に基づき推定した第2の吸入空気量と、の
比較によって診断する一方、前記第2の吸入空気量に、
第1の吸入空気量との位相差を無くす位相補正を行い、
該位相補正した第2の吸入空気量を、前記第1の吸入空
気量と比較して前記診断を行うことを特徴とする。
【0006】請求項1に係る発明によると、スロットル
バルブ下流の吸気系に空気漏れを生じると、該漏れ部分
からの空気が導入されて吸入空気量が増大する。これに
伴い、スロットルバルブ下流の吸気圧力(絶対圧)が増
大するので、該吸気圧力を基本として算出される第1の
吸入空気量も前記増量分を検出して増大する。
【0007】一方、スロットルバルブ開度の検出値では
前記空気漏れによる吸入空気量の増量を検出できず、し
たがって、該スロットルバルブ開度と機関回転速度とに
基づいて算出される第2の吸入空気量は前記増量分を含
んでいない。したがって、前記空気漏れ発生時には前記
第1の吸入空気量は第2の吸入空気量より大きくなると
予測できるので、両者を比較することで空気漏れの有無
を診断可能である。
【0008】しかし、過渡時にはスロットルバルブの開
度変化に対してスロットルバルブ下流の圧力変化に遅れ
があるので、スロットルバルブ開度が増大する加速時に
は第2の吸入空気量は、第1の吸入空気量に比較して大
きくなるので、前記空気漏れが生じても検出できず、一
方スロットルバルブ開度が減少する減速時には第2の吸
入空気量が第1の吸入空気量に比較して小さくなるの
で、前記空気漏れを生じていないのに生じていると誤検
出してしまうことがある。
【0009】そこで、第2の吸入空気量の、第1の吸入
空気量に対する位相の進みに対して遅れ補正を行って位
相差を無くしてから、第1の吸入空気量と比較して空気
漏れの診断を行うことにより、空気漏れの診断を正しく
行うことができる。また、請求項2に係る発明は、前記
位相補正を、加速時と減速時とでレベルを切り換えて行
うことを特徴とする。
【0010】第2の吸入空気量の、第1の吸入空気量に
対する位相の進み度合いは、加速時と減速時とで異なる
ので、それぞれの位相の進み度合いに応じたレベルの補
正を行うことにより、より正確な空気漏れ診断を行うこ
とができる。また、請求項3に係る発明は、前記第2の
吸入空気量を、吸気温度及び大気圧に対して補正した値
を用いることを特徴とする。
【0011】第2の吸入空気量を吸気温度及び大気圧に
対して補正することにより、質量流量とすることで、同
じく質量流量として算出される第1の吸入空気量との比
較による空気漏れの診断精度をより向上できる。また、
請求項4に係る発明は、スロットルバルブ下流の吸気圧
力と機関回転速度の検出値に基づき推定される第1の吸
入空気量に応じて燃料噴射量を制御する内燃機関であっ
て、スロットルバルブ下流の吸気系における空気漏れの
有無を、前記第1の吸入空気量と、スロットルバルブ開
度と機関回転速度の検出値に基づき推定した第2の吸入
空気量と、の比較によって診断する一方、前記第2の吸
入空気量に対して、第1の吸入空気量と比較しつつ減少
補正する方向のみの学習を行い、該学習補正した第2の
吸入空気量を、前記第1の吸入空気量と比較して前記診
断を行うことを特徴とする。
【0012】請求項4に係る発明によると、スロットル
バルブの詰まりが増大すると、開口面積が減少すること
により、実際の吸入空気量は減少し、スロットルバルブ
下流の吸気圧力は低下するので、第1の吸入空気量は、
詰まりによる実際の吸入空気量の減少を検出できてい
る。する。しかし、スロットルバルブ開度の検出値では
詰まりによる開口面積の減少を検出できないので、第2
の吸入空気量は、詰まりによる減少分を検出できていな
い。すなわち、スロットルバルブの詰まりが増大する
と、等空気量を得るためのスロットル開度が増大し、第
2の吸入空気量が見かけ上増大し、そのために、空気漏
れが生じたときでも、第1の吸入空気量よりしきい値以
上小さくならず、空気漏れを正しく検出できなくなって
しまう。
【0013】そこで、前記第2の吸入空気量を第1の吸
入空気量と比較しつつ、前記詰まりに対する学習を行
う。ここで、第2の吸入空気量を減少する方向のみの学
習を行うことで、詰まりによる減少を補正する学習のみ
が行われる。該学習により、スロットルバルブの詰まり
による第2の吸入空気量の増大が修正され、空気漏れの
発生を正しく検出することができる。一方、第2の吸入
空気量を増大する方向の学習も行うと、第1の吸入空気
量との比較で空気漏れ検出を行うときに、空気漏れが検
出されにくくなり、空気漏れ発生中にも第1の吸入空気
量に対する第2の吸入空気量の減少を修正するように学
習して空気漏れを検出しにくくしてしまうので、該第2
の吸入空気量を増大する方向の学習は禁止し、正しく空
気漏れを検出ができるようにする。
【0014】また、請求項5に係る発明は、前記第2の
吸入空気量に、第1の吸入空気量との位相差を無くす位
相補正を行い、この位相補正した第1の吸入空気量を前
記第2の吸入空気量と比較して前記診断を行うことを特
徴とする。また、請求項6に係る発明は、前記位相遅れ
補正を、加速時と減速時とでレベルを切り換えて行うこ
とを特徴とする。
【0015】請求項5、請求項6に係る発明によると、
前記スロットルバルブの詰まりに対する学習を行うもの
において、請求項1,請求項2で説明した過渡時の位相
差を合わせる位相補正を行い、さらには該位相補正のレ
ベルを加速時と減速時とで切り換えることにより、より
高精度な空気漏れ診断を行うことができる。
【0016】また、請求項7に係る発明は、前記第2の
吸入空気量の学習は、前記位相補正前の値に対して行う
ことを特徴とする。請求項7に係る発明によると、前記
スロットルバルブの詰まりによる学習を行うときに、前
記位相補正した第2の吸入空気量に対して学習を行う
と、詰まり以外の原因に影響されて正しい学習が行えな
くなってしまう。そこで、位相補正前の値に対して学習
を行うことにより、正しく学習を行うことができる。
【0017】また、請求項8に係る発明は、前記第2の
吸入空気量を、吸気温度及び大気圧に対して補正した値
を用いることを特徴とする。請求項8に係る発明による
と、前記スロットルバルブの詰まりに対する学習を行う
ものにおいて、前記請求項3で説明したように、第2の
吸入空気量を質量流量として求めることで、さらに高精
度な空気漏れ診断を行うことができる。
【0018】また、請求項9に係る発明は、スロットル
バルブ下流の吸気圧力と機関回転速度の検出値に基づき
推定される第1の吸入空気量に応じて燃料噴射量を制御
する内燃機関であって、スロットルバルブ下流の吸気系
における空気漏れの有無を、前記第1の吸入空気量と、
スロットルバルブ開度と機関回転速度の検出値に基づき
推定した第2の吸入空気量と、の比較によって診断する
一方、前記第2の吸入空気量を、吸気温度及び大気圧に
対して補正した値を用いることを特徴とする。
【0019】請求項9に係る発明によると、上述のよう
に、第2の吸入空気量を質量流量として求めて第1の吸
入空気量と比較して空気漏れ診断を行う構成のみでも、
空気漏れ診断の精度を向上できる。また、請求項10に
係る発明は、前記スロットルバルブが開度を電子制御さ
れ、該スロットルバルブ開度の検出値に異常を生じたと
きは、前記第2の吸入空気量の推定に用いるスロットル
バルブの開度を、前記異常時用に設定されたデフォルト
値とすることを特徴とする。
【0020】請求項10に係る発明によると、スロット
ルバルブ開度を検出するセンサや制御系の異常によっ
て、スロットルバルブ開度検出値に異常を生じたとき
に、スロットルバルブ開度を異常時用に設定されたデフ
ォルト値(例えば、車両の走行に必要最小限な機関出力
を確保できるように設定)に制御するものでは、該デフ
ォルト値に制御されているときは、スロットルバルブ開
度として実際に制御されているデフォルト値を用いるこ
とで、該異常時においても空気漏れ診断を正しく行うこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は実施の形態における内燃機関のシステム構
成図である。この図1において、車両に搭載される内燃
機関1の各気筒の燃焼室には、エアクリーナ2,吸気通
路3,モータで開閉駆動される電子制御式スロットルバ
ルブ4を介して空気が吸入される。
【0022】各気筒の燃焼室内に燃料(ガソリン)を直
接噴射する電磁式の燃料噴射弁5が設けられており、該
燃料噴射弁5から噴射される燃料と前記吸入される空気
とによって燃焼室内に混合気が形成される。燃料噴射弁
5は、コントロールユニット20から出力される噴射パ
ルス信号によりソレノイドに通電されて開弁し、所定圧
力に調圧された燃料を噴射する。そして、噴射された燃
料は、吸気行程噴射の場合は燃焼室内に拡散して均質な
混合気を形成し、また圧縮行程噴射の場合は点火栓6回
りに集中的に層状の混合気を形成する。燃焼室内に形成
される混合気は、点火栓6により着火燃焼する。
【0023】但し、内燃機関1を上記の直接噴射式ガソ
リン機関に限定するものではなく、吸気ポートに燃料を
噴射する構成の機関であってもよい。機関1からの排気
は排気通路7より排出され、該排気通路7には排気浄化
用の触媒8が介装されている。また、燃料タンク9にて
発生した蒸発燃料を燃焼処理する蒸発燃料処理装置が設
けられている。
【0024】キャニスタ10は、密閉容器内に活性炭な
どの吸着剤11を充填したもので、燃料タンク9から延
設される蒸発燃料導入管12が接続されている。従っ
て、燃料タンク9にて発生した蒸発燃料は、前記蒸発燃
料導入管12を通って、キャニスタ10に導かれ吸着捕
集される。また、キャニスタ10には、新気導入口13
が形成されると共に、パージ配管14が導出され、前記
パージ配管14には、コントロールユニット20からの
制御信号によって開閉が制御されるパージ制御弁15が
介装される。
【0025】上記構成において、パージ制御弁15が開
制御されると、機関1の吸入負圧がキャニスタ10に作
用する結果、新気導入口13から導入される空気によっ
てキャニスタ10の吸着剤11に吸着されていた蒸発燃
料がパージされ、パージエアがパージ配管14を通って
吸気通路3のスロットルバルブ4下流に吸入され、その
後、機関1の燃焼室内で燃焼処理される。
【0026】コントロールユニット20は、CPU,R
OM,RAM,A/D変換器及び入出力インターフェイ
ス等を含んで構成されるマイコンを備え、各種センサか
らの入力信号を受け、これらに基づいて演算処理して、
燃料噴射弁5,点火栓6,パージ制御弁15などの作動
を制御する。前記各種センサとして、機関1のクランク
角を検出するクランク角センサ21、カム軸から気筒判
別信号を取り出すが設けられており、前記クランク角セ
ンサ21からの信号に基づき機関の回転速度NRPMが
算出される。
【0027】この他、スロットルバルブ4下流の吸気コ
レクタ部17で、吸気圧力を検出する吸気圧センサ2
3、吸気温度を検出する吸気温センサ31、アクセルペ
ダルの踏込み量(アクセル開度)APSを検出するアク
セルセンサ24、スロットルバルブ4の開度TPOを検
出するスロットルセンサ25、機関1の冷却水温Twを
検出する水温センサ26、排気中の酸素濃度に応じて燃
焼混合気の空燃比を検出する空燃比センサ27、車速V
SPを検出する車速センサ28などが設けられている。
【0028】前記コントロールユニット20は、前記吸
気圧センサ23で検出される吸入負圧PBE(吸気管圧
力)とクランク角センサ21からの信号に基づき算出さ
れる機関回転速度Neを基本的なパラメータとして推定
される吸入空気量(以下第1吸入空気量という)に見合
った燃料噴射量を演算し、該燃料噴射量に応じて燃料噴
射弁5を制御する。いわゆるDジェトロ方式である。
【0029】また、スロットルバルブ下流の吸気系にお
ける空気漏れの有無を、前記第1の吸入空気量AVTP
R0と、前記スロットルバルブの開度TPOと機関回転
速度Neを基本的なパラメータとして推定した第2の吸
入空気量TPQH0と、の比較によって診断する。ここ
で、本発明では、上記空気漏れの診断を以下のようにし
て高精度に実行する。
【0030】以下、前記空気漏れの診断と該診断結果に
応じたフェールセーフ制御を、フローチャートにしたが
って説明する。メインフローを示す図2において、ステ
ップ1では、該空気漏れの診断条件が成立しているか否
かを判別する。具体的には、イグニッションスイッチが
ON、スタータスイッチがOFF、第1の吸入空気量A
VTPR0及び第2の吸入空気量TPQH0を検出する
ためのセンサ類が故障していないこと、機関回転速度N
e所定値以上であること等を全て満たしたときに、診断
条件が成立していると判断する。
【0031】ステップ1で空気漏れの診断条件が成立し
ていると判断したときは、ステップ2へ進み、診断条件
不成立時はこのフローを終了する。ステップ2では、D
ジェトロ方式により算出した第1の吸入空気量AVTP
R0を読み込む。ステップ3では、スロットルバルブ開
度および機関回転速度を基本として算出した第2の吸入
空気量TPQH0を読み込む。
【0032】ステップ4では、前記第1の吸入空気量A
VTPR0と第2の吸入空気量TPQH0とを比較して
スロットルバルブ下流の吸気系の空気漏れの有無を診断
する。具体的には、第1の吸入空気量AVTPR0が第
2の吸入空気量TPQH0より運転条件毎に設定したし
きい値UAFSTPより大きいときには、空気漏れ異常
があると診断してステップ5へ進みフェールセーフ制御
を実行する。前記AVTPR0−TPQH0がしきい値
UAFSTP以下のときは正常と診断してこのフローを
終了する。
【0033】ステップ5でのフェールセーフ制御は、前
記第2の吸入空気量TPQH0を用いて燃料噴射量を設
定し、燃料噴射制御を行う。また、異常有りとの判定が
所定時間以上継続したときは、リーン燃焼によるアフタ
ーファイアを回避するように、運転状態毎に燃料カット
気筒数を切り換える燃料カット制御に移行する。次に、
前記Dジェトロ方式による第1の吸入空気量AVTPR
0の算出を、図3のフローチャートにしたがって説明す
る。
【0034】ステップ11では、吸気圧センサ23によ
り検出される吸気圧力PBEと、クランク角センサ21
からの信号に基づき検出される機関回転速度Neと、機
関運転停止状態等に吸気圧センサ23で検出される大気
圧ALT(コスト高につくが勿論大気圧センサを備えて
検出してもよく、運転中に変化する大気圧の検出も可能
となる)と、吸気温センサ31により検出される吸気温
度TAFを読み込む。
【0035】ステップ12では、吸気圧力PBEと機関
回転速度Neとに基づいて、内部EGR分に対応する吸
入効率補正値KNをマップからの検索等によって算出す
る。ステップ13では、同じく吸気圧力PBEと機関回
転速度Neとに基づいて、排圧PEXをマップからの検
索等によって算出する。前記排圧PEXは大気圧に対す
る差圧として設定されるので、ステップ14では、該排
圧PEXに大気圧ALTを加算し、合計した絶対圧とし
ての排圧(PEX+ALT)を、前記吸入効率補正値K
Nに乗じることで、内部EGR分圧力PIEGRを算出
する。
【0036】ステップ15では、吸気温センサ31によ
り検出される吸気温度TAFに基づいて吸気温補正係数
KTAHOS0を算出する。該吸気温補正係数KTAH
OS0の詳細な算出の説明は省略するが、各マップのデ
ータ値や係数等を、吸気温が基準温度(例えば25°
C)のときのシリンダ内吸気温に適合させて設定してい
るので、実際の吸気温でのシリンダ内吸気温の変化によ
る新気吸入割合を運転領域毎に補正する係数として算出
されるものである。
【0037】そして、ステップ16で、次式のように、
前記吸気圧力PBEから前記内部EGR分圧力PIEG
Rを減算し、この減算した新気圧力分に前記吸気温補正
係数KTAHOS0を乗じることによって、Dジェトロ
方式による第1の吸入空気量AVTPR0を推定演算す
る。AVTPR0=(PBE−PIEGR)×KTAH
OS0次に、前記スロットルバルブの開度TPOと機関
回転速度Neを基本的なパラメータとする第2の吸入空
気量TPQH0の算出を、図4,図5のフローチャート
にしたがって説明する。
【0038】ステップ21では、スロットルセンサ25
によって検出されたスロットルバルブ開度TPOと、前
記吸気圧力PBE、機関回転速度Ne、大気圧ALT、
吸気温度TAFを読み込む。ただし、スロットルセンサ
25の故障等によってスロットル開度を走行に必要最小
限の出力を確保できるデフォルト開度に制御していると
きは、該デフォルト開度をスロットルバルブ開度TPO
として読み込む。
【0039】ステップ22では、前記スロットルバルブ
開度TPOから、後述するスロットルバルブの詰まりに
対するオフセット学習により得られた学習値TPOFQ
ADを減算して補正してTPODQLとする。ステップ
23では、前記補正されたスロットルバルブ開度TPO
DQLを図示のマップからの検索等によりスロットル開
口面積AADJに変換する。
【0040】ステップ24では、前記スロットル開口面
積AADJを、機関回転速度Neと排気量VOL#とで
除算して得られる状態量AANVDJを算出する。ステ
ップ25では、前記状態量AANVDJを図示マップか
らの検索等により体積流量比QH0DJに変換する。ス
テップ26以降では、前記第2の吸入空気量TPQH0
相当値である体積流量比QH0DJに、D−ジェトロ方
式の第1の吸入空気量AVTPR0と位相合わせするた
めの位相遅れ補正を行う。すなわち、D−ジェトロ方式
で算出される第1の吸入空気量AVTPR0は、過渡時
のマニホールド部内の圧力変化に遅れがあるのに対し、
スロットルバルブ開度を基本として算出される第2の吸
入空気量TPQH0は、過渡時の遅れが無いため、位相
合わせのために、以下のように位相遅れ補正を行う。
【0041】ステップ26では、前記体積流量比QH0
DJを、該体積流量比を位相遅れ補正した値(最新値)
QCYLDJと比較する。そして、QH0DJ≧QCY
LDJのときは、ステップ27へ進んで、該体積流量比
QH0DJと機関回転速度Neとに基づいて、加速時用
の加重平均重み係数FLADXをマップから検索し、Q
H0DJ<QCYLDJのときは、ステップ28へ進ん
で、同じくQH0DJとNeとに基づいて、減速時用の
加重平均重み係数FLADXをマップから検索する。
【0042】そして、ステップ29で、体積流量比QH
0DJに対して次式のように前記加重平均重み係数FL
ADXを用いた加重平均演算により位相遅れ補正を行
い、補正値QCYLDJを算出する。 QCYLDJ=(1−FLADX)・QCYLDJz+
FLADX QCYLDJzはQCYLDJの前回算出値 ステップ30では、前記補正値QCYLDJに、後述す
るように第1の吸入空気量AVTPR0と比較するため
ゲイン(=100%/TPGAIN)を乗じて調整し、
さらにステップ31で大気圧補正係数(=大気圧検出値
ALT/基準大気圧BASEALT#)を乗じて大気圧
補正を行い、ステップ32で吸気温度補正係数[=基準
吸気温度BASETAF#/(吸気温度検出値TAF+
273)]を乗じて吸気温度補正を行い、質量流量に換
算して第2の吸入空気量TPQH0とする。
【0043】次に、前記スロットルバルブの詰まりに対
するオフセット学習を、図6のフローチャートにしたが
って説明する。ステップ41では、該オフセット学習を
実行する条件が成立しているかを判定する。具体的に
は、以下の各条件が全て成立した状態が所定時間DLT
OQLF♯以上継続したときに学習を実行する。
【0044】該学習実行条件を以下に示す(自明や本質
的でない条件は省略)。 a.吸気圧センサ、スロットルセンサ、水温センサが故
障診断でいずれも故障と診断されていない。 b.スロットルバルブの全閉位置学習が終了しているこ
と。 c.水温、負荷(基本燃料噴射量Tpで代表)、機関回
転速度、スロットルバルブ開度の各変化量が所定以下の
定常状態であること。
【0045】d.アイドル回転速度制御を実行中である
こと。 ステップ41で前記詰まりに対する学習条件が成立と判
定されたときは、ステップ42以降へ進んで、該学習を
実行する。該学習は、前記第2の吸入空気量TPQH0
を前記第1の吸入空気量AVTPR0と比較して行う。
すなわち、スロットルバルブの詰まりが増大すると、開
口面積が減少することにより、実際の吸入空気量は減少
する。しかし、スロットルバルブ開度の検出値TPOで
は詰まりによる開口面積の減少を検出できないので、該
検出値TPOに基づく第2の吸入空気量TPQH0は、
詰まりによる減少分を検出できていない。
【0046】一方、スロットルバルブ下流の吸気圧力P
BEは、スロットルバルブの詰まりが増大すると吸気圧
力PBEの低下(負圧の増大)として検出されるので、
該吸気圧力PBEを基本とするDジェトロ方式により検
出される第1の吸入空気量AVTPR0は、詰まりによ
る実際の吸入空気量の減少を検出できている。そこで、
前記第1の吸入空気量AVTPR0と第2の吸入空気量
TPQH0とを比較しつつ、前記詰まりに対する学習を
行うステップ42〜44で順次、前記第2の吸入空気量
における位相補正前の体積流量比QH0DJに前記ゲイ
ン(=100%/TPGAIN)、大気圧補正係数(=
大気圧検出値ALT/基準大気圧BASEALT#)吸
気温度補正係数[=基準吸気温度BASETAF#/
(吸気温度検出値TAF+273)]を乗じて質量流量
に換算した学習用吸入空気量GKTPQH0を算出す
る。
【0047】ステップ45では、前記学習用吸入空気量
GKTPQH0と前記第1の吸入空気量AVTPR0と
の偏差|GKTPQH0−AVTPR0|を、しきい値
DTPTOG#と比較し、|GKTPQH0−AVTP
R0|≦DTPTOG#と判定されたときは、基本学習
値TPQLFを現在値TPQLF(-1)に維持し、学習
更新は行わない。
【0048】ステップ46で、|GKTPQH0−AV
TPR0|>DTPTOG#と判定されたときは、ステ
ップ39へ進み、次式により学習更新を行う。 TPQLF=TPQLF(-1)+GTOQLF#・(G
KTPQH0−AVTPR0) ステップ47では、前記基本学習値TPQLFを下限値
TOQFMN#以上で上限値TOPFMX#以下に規制
する。
【0049】ステップ40では、次式のように前記基本
学習値TPQLFにゲインKTPOFAD#を乗じ、か
つ、この値を下限値0以上で上限値TPFQMX#以下
に規制する。 TPOFQAD=TPQLF×KTPOFAD# ただし、0≦TPOFQAD≦TPFQMX# ここで、下限値を0以上とすることで、第2の吸入空気
量TPQH0に対し、スロットルバルブの詰まりによる
減少方向のみ学習値を更新するようにしており、これに
より、空気漏れ発生時の誤学習を防止して空気漏れを検
出できなくなることを防止できる。
【0050】また、学習に用いる第2の吸入空気量とし
て、前記位相補正前の値を用いることにより、過渡補正
による影響で正しく学習できなくなることを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における内燃機関のシステム構成
図。
【図2】実施形態における空気漏れ診断のメインルーチ
ンを示すフローチャート。
【図3】実施形態における第1の吸入空気量を算出する
ルーチンを示すフローチャート。
【図4】実施形態における第2の吸入空気量を算出する
ルーチンの前段を示すフローチャート。
【図5】実施形態における第2の吸入空気量を算出する
ルーチンの後段を示すフローチャート。
【図6】実施形態におけるスロットルバルブの詰まりに
対する第2の吸入空気量の学習ルーチンを示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…内燃機関 4…スロットルバルブ 5…燃料噴射弁 20…コントロールユニット 21…クランク角センサ 23…吸気圧センサ 25…スロットルセンサ 31…吸気温センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 9/02 341 F02D 9/02 341C 351 351M 11/10 11/10 F Q 41/18 41/18 F 41/22 330 41/22 330K Fターム(参考) 3G065 CA39 DA04 EA04 EA05 FA09 FA13 GA01 GA10 GA26 GA27 GA41 3G084 BA04 BA13 BA33 DA00 DA04 DA27 DA28 EB12 EB19 EB20 EB22 FA01 FA02 FA10 FA11 FA20 FA33 FA38 FA39 3G301 HA01 JA00 JA20 JB01 JB07 JB10 LA01 LB01 MA01 NB01 ND24 PA07Z PA09Z PA10Z PA11Z PE01Z PE03Z PE05Z PE08Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットルバルブ下流の吸気圧力と機関回
    転速度の検出値に基づき推定される第1の吸入空気量に
    応じて燃料噴射量を制御する内燃機関であって、 スロットルバルブ下流の吸気系における空気漏れの有無
    を、前記第1の吸入空気量と、スロットルバルブ開度と
    機関回転速度の検出値に基づき推定した第2の吸入空気
    量と、の比較によって診断する一方、 前記第2の吸入空気量に、第1の吸入空気量との位相差
    を無くす位相補正を行い、該位相補正した第2の吸入空
    気量を、前記第1の吸入空気量と比較して前記診断を行
    うことを特徴とする内燃機関の吸気系故障診断装置。
  2. 【請求項2】前記位相補正を、加速時と減速時とでレベ
    ルを切り換えて行うことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の内燃機関の吸気系故障診断装置。
  3. 【請求項3】前記第2の吸入空気量を、吸気温度及び大
    気圧に対して補正した値を用いることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の内燃機関の吸気系故障診断
    装置。
  4. 【請求項4】スロットルバルブ下流の吸気圧力と機関回
    転速度の検出値に基づき推定される第1の吸入空気量に
    応じて燃料噴射量を制御する内燃機関であって、 スロットルバルブ下流の吸気系における空気漏れの有無
    を、前記第1の吸入空気量と、スロットルバルブ開度と
    機関回転速度の検出値に基づき推定した第2の吸入空気
    量と、の比較によって診断する一方、 前記第2の吸入空気量に対して、第1の吸入空気量と比
    較しつつ減少補正する方向のみの学習を行い、該学習補
    正した第2の吸入空気量を、前記第1の吸入空気量と比
    較して前記診断を行うことを特徴とする内燃機関の吸気
    系故障診断装置。
  5. 【請求項5】前記第2の吸入空気量に、第1の吸入空気
    量との位相差を無くす位相補正を行い、この位相補正し
    た第1の吸入空気量を前記第2の吸入空気量と比較して
    前記診断を行うことを特徴とする内燃機関の吸気系故障
    診断装置。
  6. 【請求項6】前記位相遅れ補正を、加速時と減速時とで
    レベルを切り換えて行うことを特徴とする請求項5に記
    載の内燃機関の吸気系故障診断装置。
  7. 【請求項7】前記第2の吸入空気量の学習は、前記位相
    補正前の値に対して行うことを特徴とする請求項5また
    は請求項6に記載の内燃機関の吸気系故障診断装置。
  8. 【請求項8】前記第2の吸入空気量を、吸気温度及び大
    気圧に対して補正した値を用いることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の内燃機関の吸気系故障診断
    装置。
  9. 【請求項9】スロットルバルブ下流の吸気圧力と機関回
    転速度の検出値に基づき推定される第1の吸入空気量に
    応じて燃料噴射量を制御する内燃機関であって、 スロットルバルブ下流の吸気系における空気漏れの有無
    を、前記第1の吸入空気量と、スロットルバルブ開度と
    機関回転速度の検出値に基づき推定した第2の吸入空気
    量と、の比較によって診断する一方、 前記第2の吸入空気量を、吸気温度及び大気圧に対して
    補正した値を用いることを特徴とする内燃機関の吸気系
    故障診断装置。
  10. 【請求項10】前記スロットルバルブが開度を電子制御
    され、該スロットルバルブ開度の検出値に異常を生じた
    ときは、前記第2の吸入空気量の推定に用いるスロット
    ルバルブの開度を、前記異常時用に設定されたデフォル
    ト値とすることを特徴とする請求項1〜請求項9のいず
    れか1つに記載の内燃機関の吸気系故障診断装置。
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