JP2003147836A - 脱臭カートリッジの設置構造 - Google Patents

脱臭カートリッジの設置構造

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JP2003147836A
JP2003147836A JP2001349088A JP2001349088A JP2003147836A JP 2003147836 A JP2003147836 A JP 2003147836A JP 2001349088 A JP2001349088 A JP 2001349088A JP 2001349088 A JP2001349088 A JP 2001349088A JP 2003147836 A JP2003147836 A JP 2003147836A
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base plate
piece
lid
deodorizing cartridge
cover
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JP2001349088A
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Toshio Hino
利夫 日野
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱臭カートリッジの出入口の蓋がケーシング
の運搬途中や洋風便器への組み付け中に外れることが防
止される脱臭カートリッジの設置構造を提供する。 【解決手段】 脱臭カートリッジ36の出入口38Aの
蓋80は、蓋本体81と、この蓋本体81の上縁から上
方に突設されたフック片82と、蓋本体81の下部から
タンクカバー22Aの内方に向って突設された上片83
及び下片84より成る挟持片とを備えている。フック片
82を出入口38Aの上縁裏側に差し込み、上片83と
下片84とでベースプレート90の縁部を挟持するよう
に蓋本体81の下部をベースプレート90に突き当てる
ようにして出入口38Aに装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洋風便器の便鉢内か
ら臭気を排出する脱臭装置のカートリッジの設置構造に
関するものであり、特に洋風便器の後部上面にカバーボ
ックスあるいは便座ボックスなどのケーシングを設置
し、このケーシング内に脱臭カートリッジを設置した場
合に採用される脱臭カートリッジの設置構造に関する。
さらに詳しくは、脱臭カートリッジの出入口の蓋がケー
シングに対し着脱可能となっている場合に適用される脱
臭カートリッジの設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】洋風便器の後部上面にカバーボックスを
設置し、このカバーボックス内にロータンクや温水洗浄
装置などを設置したタイプの洋風便器設備が普及しつつ
ある。
【0003】第5図はこの種の洋風便器設備の構成を示
す透視斜視図である。図示の通り、洋風便器10の後部
上面のベースプレート12上に温水タンク14、ロータ
ンク16、温風乾燥装置18、脱臭ファン20等の機器
が設置され、これらの機器を覆うようにタンクカバー2
2がベースプレート12上に設置されている。このタン
クカバー22とベースプレート12とによってケーシン
グとしてのカバーボックスが構成されている。
【0004】このタンクカバー22は、カバー本体部2
4とカバーフタ26とからなり、該カバーフタ26には
手洗鉢部28及び手洗吐水口34などが設けられてい
る。カバー本体部24の前部に便座30及び便蓋32が
起倒方向回動可能に取り付けられている。
【0005】なお、前記脱臭ファン20の排気は脱臭カ
ートリッジ36を通って脱臭処理された後、カバー本体
部24の下部の排気口38を通ってトイレルーム内へ放
出される。この従来例にあっては、後述の通りこの排気
口38を通して脱臭カートリッジ36を取り替えるよう
になっており、排気口38が取替口としても機能してい
る。
【0006】ロータンク16の前面に、各装置を制御す
る制御回路を搭載した回路基板40が設置されている。
【0007】ロータンク16内の水は、ハンドル42又
はモータ44で開弁操作されるフロート弁装置(図示
略)を介して洋風便器10へ供給される。
【0008】ロータンク16内には、ボールタップ46
から流出する清水を貯留するためのサービスタンク48
が設置されており、このサービスタンク48内の清水が
前記温水タンク14へ供給される。この温水タンク14
内の温水は、ポンプ50、メインバルブ52及び切替バ
ルブ54を介して第1洗浄ノズル60又は第2洗浄ノズ
ル62へ供給される。
【0009】このタンクカバー22内にトイレルーム内
の暖房用の温風ファン70を設置されている。この温風
ファン70からの温風は洋風便器10の後部側面に沿っ
て吹き出る。
【0010】第6図の通り、前記排気口38に蓋74が
着脱自在に装着されており、この蓋74をあけることに
より脱臭カートリッジ36を取り出すことができる。な
お、この蓋74に排気用のスリット74aが設けられて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の脱臭カート
リッジの設置構造にあっては、蓋74を出入口(排気口
38)に対し上から下に向って取り外すように構成して
いるため、運搬中や施工現場での組み立て途中で蓋74
が下方に脱落することがあった。なお、この脱落を防止
するためにテープを貼ることがあるが、手間がかかる。
【0012】本発明は、蓋の装着がしっかりしており、
しかも蓋の取り外しも容易な脱臭カートリッジの設置構
造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の脱臭カートリッ
ジの設置構造は、洋風便器の後部上面に設置されたケー
シング内に脱臭カートリッジを設けた構造であって、該
ケーシングは、洋風便器上面に重なるベースプレート
と、該ベースプレートに装着された無底箱状のカバーと
を備えており、該カバーの下部に脱臭カートリッジの出
入口が設けられ、該出入口に着脱可能に蓋が取り付けら
れている脱臭カートリッジの設置構造において、該蓋の
下部に、該ベースプレートの縁部を上下から挟持する挟
持片が設けられていることを特徴とするものである。
【0014】かかる本発明の脱臭カートリッジの設置構
造にあっては、蓋に設けられた挟持片がベースプレート
の縁部を挟持しているため、蓋が下方に脱落することが
防止される。
【0015】本発明では、ベースプレートの端縁のうち
前記出入口に連なる位置に切欠部が設けられており、前
記挟持片は、ベースプレートの上面に重なる上片と、ベ
ースプレートの下面に重なる下片とからなり、該上片及
び該ベースプレート上面のうちの一方には、該上片をベ
ースプレートに対し係止させる凸部が設けられ、他方に
は該凸部と係合した凹部が設けられている構成としても
よい。
【0016】この構成によると、上片が凸部と凹部との
係合によりベースプレートに係止されているので、挟持
片がベースプレートから離脱しにくい。そのため、蓋が
きわめて脱落しにくい。なお、この蓋を外すには、下片
に指を掛け、蓋を上方に押しながら該指を手前に引く。
これにより、上片の係止が解除されて蓋の下部がカバー
から離反し、蓋が出入口から取り外される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係る脱臭カー
トリッジの設置構造を備えたタンクカバーの側面の斜視
図であり、前記第6図と同様の部分を示している。第2
図(a)はこの脱臭カートリッジの設置構造を示す分解
斜視図、第2図(b),(c)は同(a)のB−B線及
びC−C線に沿う部分の断面図である。
【0018】前記第5,6図と同様の形状のカバー本体
部24Aにカバーフタ26(この実施の形態では図示
略)が被さることによりタンクカバー22Aが構成さ
れ、カバー本体部24Aに便座30と便蓋32とが起倒
方向回動自在に取り付けられている。ベースプレート9
0は洋風便器10の後部上面に固定されている。タンク
カバー22Aとベースプレート90とが連結されること
によりケーシングとしてのカバーボックスが構成され
る。
【0019】このカバー本体部24Aの側面下部に脱臭
カートリッジ36の出入口38Aが設けられており、こ
の出入口38Aに蓋80が装着される。
【0020】この蓋80は、プレート状の蓋本体81
と、この蓋本体81の上縁から上方に突設されたフック
片82と、蓋本体81の下部からタンクカバー22Aの
内方に向って突設された上片83及び下片84より成る
挟持片とを備えている。出入口38Aの上縁部及び側縁
部には、該蓋本体81の上縁及び側縁が重なる段部79
が設けられている。蓋本体81は、該段部79に重なる
ことにより、出入口38Aの周囲のカバー本体部24A
の外面と面一状となる。前記フック片82は、出入口3
8Aの上縁部の裏側に差し込まれるように蓋本体81の
裏面から上方に突設されている。
【0021】下片84は上片83よりもベースプレート
90の厚み分だけ下位に配置されており、蓋80が出入
口38Aに装着されたときに上片83はベースプレート
90の上面に重なり、下片84はベースプレート90の
下面に重なり、これによって上片83と下片84との間
にベースプレート90の縁部が挟持される。
【0022】上片83は蓋本体81の両サイドに分れて
1対設けられている。この上片83の下面には凸部83
aが設けられており、ベースプレート90の上面に設け
られた凹部91に該凸部83aが係合可能となってい
る。
【0023】下片84は蓋本体81の幅方向の中央に1
枚だけ設けられている。この下片84は、先端側の薄肉
部84aと、基端側の厚肉部84bとからなる。厚肉部
84bは薄肉部84aよりも上方に突出している。この
下片84は、ベースプレートの90の縁部の切欠部92
を通って段部90aに係合する。下片84の厚肉部84
bと該切欠部92とは同形状となっている。
【0024】この蓋80は、フック片82を出入口38
Aの上縁裏側に差し込み、上片83と下片84とでベー
スプレート90の縁部を挟持するように蓋本体81の下
部をベースプレート90に突き当てるようにして出入口
38Aに装着される。この装着完了時には、凸部83a
が凹部91に係合するので、蓋本体81の下部がベース
プレート90から離反することがない。そして、上片8
3と下片84とによってベースプレート90を挟持して
いるため、蓋80が外れることが確実に防止される。
【0025】この蓋80を出入口38Aから取り外すに
は、下片84の下側に指を掛け、少し持ち上げるように
して蓋80の下部を手前に引けばよい。これにより、凸
部83aが凹部91から離反し、蓋80の下部が退動し
て上片83及び下片84がベースプレート90から外
れ、蓋80が出入口38Aから取り外される。
【0026】凹部91の別の形状例について第3図及び
第4図(a),(b)を参照して説明する。
【0027】第3図の凹部93は、半島状に突き出す突
出部93aによって2つの部分に分画されたものであ
る。第4図(a)の凹部94は、2条の溝94aによっ
てベースプレート90の端面に通じた構成のものであ
る。この溝94aは凹部94よりも浅い。
【0028】第4図(b)の凹部95は、2条の溝95
aによってベースプレート90の端面に通じた構成のも
のであり、この溝95aは凹部95と同じ深さとなって
いる。
【0029】第4図(b)では、切欠部92に臨む端面
に凸部96を設け、この凸部96を下片84の側端面に
押し付けることにより該下片84の抜けが防止される。
【0030】上記実施の形態では、ケーシングがロータ
ンク用のカバーボックスであるが、便座ボックスについ
ても同様に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、脱臭カー
トリッジの出入口の蓋がケーシングの運搬途中や洋風便
器への組み付け中に外れることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る脱臭カートリッジの
設置構造を示すタンクカバー下部の斜視図である。
【図2】図1のタンクカバーから蓋を外した状態の斜視
図と断面図である。
【図3】別の凹部の構成図である。
【図4】さらに別の凹部の構成図である。
【図5】従来例を示す洋風便器設備の透視斜視図であ
る。
【図6】図5の従来例における脱臭カートリッジの取替
方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 洋風便器 22A タンクカバー 36 脱臭カートリッジ 38A 出入口 80 蓋 81 蓋本体 83 上片 83a 凸部 84 下片 90 ベースプレート 91 凹部 92 切欠部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋風便器の後部上面に設置されたケーシ
    ング内に脱臭カートリッジを設けた構造であって、該ケ
    ーシングは、洋風便器上面に重なるベースプレートと、
    該ベースプレートに装着された無底箱状のカバーとを備
    えており、 該カバーの下部に脱臭カートリッジの出入口が設けら
    れ、該出入口に着脱可能に蓋が取り付けられている脱臭
    カートリッジの設置構造において、 該蓋の下部に、該ベースプレートの縁部を上下から挟持
    する挟持片が設けられていることを特徴とする脱臭カー
    トリッジの設置構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ベースプレート
    の端縁のうち前記出入口に連なる位置に切欠部が設けら
    れており、 前記挟持片は、ベースプレートの上面に重なる上片と、
    ベースプレートの下面に重なる下片とからなり、 該上片及び該ベースプレート上面のうちの一方には、該
    上片をベースプレートに対し係止させる凸部が設けら
    れ、他方には該凸部と係合した凹部が設けられているこ
    とを特徴とする脱臭カートリッジの設置構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006132270A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Inax Corp 蓋付き箱体
JP2007308945A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toto Ltd 芳香装置
JP2012097477A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Lixil Corp 便器用脱臭装置

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