JP2003146624A - オゾン濃度制御装置 - Google Patents

オゾン濃度制御装置

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JP2003146624A
JP2003146624A JP2001343309A JP2001343309A JP2003146624A JP 2003146624 A JP2003146624 A JP 2003146624A JP 2001343309 A JP2001343309 A JP 2001343309A JP 2001343309 A JP2001343309 A JP 2001343309A JP 2003146624 A JP2003146624 A JP 2003146624A
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concentration
ozone
signal
outputs
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JP2001343309A
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Hiromichi Komiya
弘道 小宮
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定稼動を通知する機能を持つオゾンセン
サ、一定信号発生器および切換器を用いることなく、稼
動直後から安定した制御をすることのできるオゾン濃度
制御装置を得る。 【解決手段】 空気中のオゾン濃度を測定し、濃度測定
値に対応した濃度測定信号を出力するオゾンセンサと、
オゾン濃度の目標値に対応した濃度設定信号を出力する
オゾン濃度設定器と、濃度測定信号と濃度設定信号との
濃度偏差に対応した濃度偏差信号を出力する加算器と、
濃度偏差信号に基づいて濃度測定値が目標値と同値にな
るように濃度調節値を算出するPI調節器と、濃度調節
値に基づくオゾン発生量に対応した発生値を検出する発
生量検出器と、発生値が濃度調節値と同値になるように
電流調節値を算出する電流調節器と、電流調節値に基づ
いてオゾン発生量に対応した発生値を出力するオゾン発
生量調節器と、発生値に基づいて前記空気中にオゾンを
発生するオゾン発生器とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オゾンを発生さ
せて空気中のオゾン濃度を制御するオゾン濃度制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オゾンの殺菌、脱臭効果が注目さ
れており、様々な分野でオゾン発生装置が利用されてい
る。
【0003】例えば、特開平2−238351号公報に
記載されている従来装置は、エアコン内にオゾンを発生
させ、エアコン内などの除菌、脱臭を行う。また、空気
中のオゾン濃度が一定になるようにオゾンの発生量を制
御している。
【0004】オゾン濃度を一定に制御することのできる
従来のオゾン濃度制御装置は、図3のように構成されて
いる。
【0005】図3において、従来のオゾン濃度制御装置
は、オゾンセンサ1と、オゾン濃度設定器2と、加算器
3と、PI調節器4と、切換器21と、一定信号発生器
22と、オゾン発生量調節器8とから構成されている。
【0006】オゾンセンサ1で検出された濃度測定値お
よびオゾン濃度設定器2で設定された目標値は、加算器
3を経由し、PI調整器4において、フィードバックさ
れた前回の濃度調節値(帰還信号)との偏差が無くなる
ようオゾン濃度を調節される。
【0007】オゾン発生量調整器8においては、PI調
整器4からの出力信号に基づいて、オゾン発生器(図示
せず)で発生させるオゾンの発生量を調整する。
【0008】一方、オゾンセンサ1の稼動直後において
は、動作が不安定なので、切換器21により、オゾン発
生量調整器8への入力をPI調整器4から一定信号発生
器22に切換え、オゾン発生量調整器8の入力信号を一
定信号発生器22からの出力信号とする。
【0009】一定信号発生器22においては、一定のオ
ゾン発生量に対応する信号が送信される。切換器21に
おいて一定信号発生器22からの信号のみを入力させる
と、オゾン発生器9は一定量のオゾンを発生させる。
【0010】稼動から所定時間が経過すると、切換器2
1は、オゾン発生量調整器8への入力を一定信号発生器
22からPI調整器4に切換えて、濃度測量値と目標値
との比較でのオゾン濃度制御を行う。
【0011】切換器21の入力切換方法は、稼動から所
定時間を予測して、その予測時間をタイマーに設定する
方法や、オゾンセンサ1が安定して測定が行えるように
なった時点で信号を送ることができるオゾンセンサ1を
使用する方法などが用いられている。
【0012】なお、このような入力信号の切換は、稼動
直後のみならず、オゾンセンサ1などに不具合が生じた
場合などにも行われている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のオゾン濃度調整
システムは以上のように、タイマーに設定するオゾンセ
ンサの安定稼動までの所定時間は、オゾンセンサの電源
の確立時間や、動作特性を見越して十分長い時間を設定
しなければならないという問題点があった。
【0014】また、この発明は、安定稼動を知らせるオ
ゾンセンサが高価であるという問題点があった。
【0015】また、この発明は、一定信号発生器からの
入力切換直後において、一定信号発生器が指示するオゾ
ン発生量と、濃度測量値と目標値との比較により指示す
るオゾン発生量とは大きな差がある場合があり、オゾン
濃度制御装置を内蔵する装置自体に大きな擾乱をもたら
すという問題点があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、安定稼動を通知する機能を持つ
オゾンセンサ、一定信号発生器および切換器を用いるこ
となく、稼動直後から安定した制御をすることのできる
オゾン濃度制御装置を得ることを目的とする。
【0017】また、この発明は、オゾンセンサやオゾン
濃度設定器の稼働中に発生した異常を検出して、異常発
生前のオゾン発生量を保つことのできるオゾン濃度制御
装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るオゾン濃
度制御装置は、空気中のオゾン濃度を測定し、濃度測定
値に対応した濃度測定信号を出力するオゾンセンサと、
オゾン濃度の目標値に対応した濃度設定信号を出力する
オゾン濃度設定器と、濃度測定信号と濃度設定信号との
濃度偏差に対応した濃度偏差信号を出力する加算器と、
濃度偏差信号に基づいて濃度測定値が目標値と同値にな
るように濃度調節値を算出するPI調節器と、濃度調節
値に基づくオゾン発生量に対応した発生値を検出する発
生量検出器と、発生値が濃度調節値と同値になるように
電流調節値を算出する電流調節器と、電流調節値に基づ
いてオゾン発生量に対応した発生値を出力するオゾン発
生量調節器と、発生値に基づいて空気中にオゾンを発生
するオゾン発生器とを備えたものである。
【0019】また、この発明に係るオゾン濃度制御装置
は、濃度調節値の上限値に基づいて濃度調節値の大きさ
を制限する可変リミッタ回路と、上限値を設定するため
の制御信号を出力する可変リミッタ制御回路とを備えた
ものである。
【0020】また、この発明に係るオゾン濃度制御装置
は、濃度調節値および目標値に基づいて、オゾンセンサ
およびオゾン濃度設定器の少なくとも一方の異常を検出
し、異常検出信号を出力する異常検出回路と、所定周期
で濃度調節値の平均値を算出する移動平均回路とを備
え、可変リミッタ制御回路は、異常検出信号に応答し
て、平均値を上限値に設定するための制御信号を出力す
るものである。
【0021】また、この発明に係るオゾン濃度制御装置
の異常検出回路は、濃度測定値と目標値との濃度偏差が
所定値を超えた場合にオゾンセンサの異常を検出し、異
常検出信号を出力するものである。
【0022】さらに、この発明に係るオゾン濃度制御装
置の移動平均回路は、所定周期で濃度調節値を蓄積し、
所定時点での濃度調節値の集合の平均値を算出するもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック構
成図である。
【0024】図1において、オゾン濃度制御装置は、オ
ゾンセンサ1と、オゾン濃度設定器2と、加算器3と、
PI調節器4と、可変リミッタ回路5と、可変リミッタ
制御回路6と、電流調節器7と、オゾン発生量調節器8
と、発生量検出器9と、オゾン発生器10とを備えてい
る。
【0025】オゾンセンサ1とオゾン濃度設定器2との
出力端は、加算器3と異常検出回路11とに接続され
る。
【0026】また、加算器3の出力端は、PI調節器4
に接続され、PI調節器4と可変リミッタ制御回路6と
の出力端は、可変リミッタ回路5に接続される。
【0027】また、可変リミッタ回路5の出力端は、電
流調節器7に接続され、電流調節器7の出力端は、オゾ
ン発生量調節器8に接続される。
【0028】また、オゾン発生量調節器8の出力端は、
発生量検出器9に接続され、発生量検出器9の出力端
は、電流調節器7とオゾン発生器10とに接続される。
【0029】最後に、オゾン発生器10の出力端は、オ
ゾンセンサ1に接続される。以上のような接続関係から
オゾン濃度制御装置が構成される。
【0030】次に、図1を参照しながら、この実施の形
態1による動作について説明する。
【0031】オゾンセンサ1は、空気中のオゾン濃度を
測定し、濃度測定値に対応する濃度測定信号を出力す
る。一方、オゾン濃度設定器2は、所定のオゾン濃度が
設定され、目標値に対応する濃度設定信号を出力する。
【0032】加算器3は、濃度測定信号と濃度設定信号
とを加算し(濃度測定信号を逆極性にして加算するの
で、結果的には減算となる)、濃度測定値と目標値との
偏差(濃度偏差)に対応した濃度偏差信号を出力する。
【0033】PI調節器4は、濃度測定値が目標値と同
値になるように濃度調節値を算出しながら、PI制御を
行う。
【0034】可変リミッタ回路5は、所定の上限値と、
PI調節器4からの濃度調節値とを比較して、上限値を
超える濃度調節値を上限値以下に抑制させる。また、上
限値の設定が解除されていれば、そのままの値をを出力
する。
【0035】この上限値は、可変リミッタ制御回路6で
任意の値に設定することが可能であり、可変リミッタ制
御回路6は、任意の上限値に対応する制御信号を出力し
て可変リミッタ回路5の上限値を設定させる。また、設
定した上限値の解除をすることができる。
【0036】電流調節器7は、可変リミッタ回路5から
の濃度調節値と後述するオゾン発生器10が発生させる
オゾンの発生値(電流値など)とを比較し、発生値が濃
度調節値と同値になるように電流調節値を算出して、後
述するオゾン発生器10が発生させるオゾンの発生値を
制御する。
【0037】オゾン発生量調節器8は、電流調節値に基
づいて後述するオゾン発生器10から出力するオゾンの
発生値(発生量)を算出する。したがって、オゾン発生
器10の電源の役割をする。
【0038】発生量検出器9は、オゾン発生量調節器8
からの発生値を検出する。検出された発生値は、電流調
節器での制御に利用される。
【0039】オゾン発生器10は、発生値(電流値など
に応じたオゾン発生量)に応じたオゾン発生量のオゾン
を発生させる。
【0040】以上のようにして、オゾンセンサ1で測定
する空気中のオゾン濃度がオゾン濃度設定器2で設定し
た値になるようにオゾンの発生量を調整する。
【0041】オゾンセンサ1の稼動直後でのオゾンセン
サ1の動作が不安定なときは、濃度測定値と目標値との
偏差を考慮し、適量のオゾンを発生させるように可変リ
ミッタ回路5の上限値を設定する。
【0042】また、オゾンセンサ1が安定稼動したとき
には、可変リミッタ制御回路6で可変リミッタ回路5の
上限値を解除することにより、PI調節器4でのオゾン
濃度の調節が可能となる。
【0043】このように、オゾンセンサ1の稼動直後で
も安定したオゾン濃度の制御をすることができる。
【0044】また、PI調節器4からの出力値と可変リ
ミッタ回路5の上限値との偏差が大きいと、上限値を解
除したときにオゾン濃度制御装置全体に大きな擾乱をも
たらす可能性があるので、PI調節器4の制御方式をオ
ゾンセンサ1の動作が安定するまでP制御で行い、安定
後(すなわち、可変リミッタ回路5の上限値の解除後)
は、PI制御で行うことにより、大きな擾乱を防止する
ことができる。
【0045】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、オゾンセンサ1が稼動直後の動作について説明した
が、オゾンセンサ1やオゾン濃度設定器2が稼働中に異
常が発生したときでも安定したオゾン濃度の制御ができ
るようにしてもよい。
【0046】以下、図面を参照しながら、オゾンセンサ
1やオゾン濃度設定器2の異常を検出してオゾン濃度を
制御するようにしたこの発明の実施の形態2について説
明する。図2は、この発明の実施の形態2を示すブロッ
ク構成図である。
【0047】図2において、前述(図1参照)と同様の
ものについては、同一符号を付して、詳述を省略する。
【0048】図2において、オゾン濃度制御装置は、図
1に構成した要素の他に、異常検出回路11と、移動平
均回路12とを備えている。
【0049】異常検出回路11の入力端は、オゾンセン
サ1とオゾン濃度設定器2とに接続され、出力端は、可
変リミッタ制御回路6に接続される。
【0050】移動平均回路12の入力端は、PI調節器
4に接続され、出力端は、可変リミッタ制御回路6に接
続される。
【0051】以上のような接続関係からオゾン濃度制御
装置が構成される。
【0052】次に、図2を参照しながら、この実施の形
態2による動作について説明する。
【0053】異常検出回路11は、オゾンセンサ1から
の濃度測定値およびオゾン濃度設定器からの目標値の偏
差と、所定値とを比較して、偏差が所定値を超えた場
合、オゾンセンサ1またはオゾン濃度設定器2のいずれ
かの異常と判定し、可変リミッタ制御回路6にオゾンセ
ンサ1またはオゾン濃度設定器2のいずれかが異常であ
ることを通知する。この通知は、異常が無くなるまで通
知し続ける。
【0054】一方、移動平均回路12は、所定周期毎に
PI調節器4からの濃度調節値を蓄積し、所定時間毎に
所定の時点の濃度調節値とその前後のいくつかの濃度調
節値との集合について、平均値(移動平均値)を算出
し、可変リミッタ制御回路6に出力する。
【0055】平均値の中心となる濃度調節値(所定の時
点)は、ため込んだ集合について1つ定めるのではな
く、1つの集合について複数の中心を定めて複数の平均
値を算出していく。
【0056】したがって、平均値の数は、ため込んだ集
合毎に算出した平均値の数よりも、この移動平均値の数
の方が多くなり、平均値はより滑らかな値(単純化され
た値)となる。
【0057】可変リミッタ制御回路6は、異常検出回路
11から異常を通知されると、移動平均回路12からの
平均値を可変リミッタ回路5の上限値に設定するように
制御信号を出力する。
【0058】可変リミッタ回路5は、移動平均回路12
で算出した平均値を上限値に設定し、引き続きオゾン濃
度の制御を行う。
【0059】また、異常検出回路11から異常の通知が
無くなると、可変リミッタ制御回路6は、可変リミッタ
回路5の上限値を解除するように制御信号を出力し、可
変リミッタ回路5は、上限値を解除して、引き続きオゾ
ン濃度の制御を行う。
【0060】このように、移動平均回路で常に所定期間
の平均値を算出しながら、異常を検出すると、その平均
値を可変リミッタ回路5の上限値に設定するので、異常
検出前の安定した値を上限値に設定でき、オゾンセンサ
1やオゾン濃度設定器2に異常が発生しても、安定した
オゾン濃度の制御を継続することができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、空気
中のオゾン濃度を測定し、濃度測定値に対応した濃度測
定信号を出力するオゾンセンサと、オゾン濃度の目標値
に対応した濃度設定信号を出力するオゾン濃度設定器
と、濃度測定信号と濃度設定信号との濃度偏差に対応し
た濃度偏差信号を出力する加算器と、濃度偏差信号に基
づいて濃度測定値が前記目標値と同値になるように濃度
調節値を算出するPI調節器と、濃度調節値に基づくオ
ゾン発生量に対応した発生値を検出する発生量検出器
と、発生値が濃度調節値と同値になるように電流調節値
を算出する電流調節器と、電流調節値に基づいてオゾン
発生量に対応した発生値を出力するオゾン発生量調節器
と、発生値に基づいて空気中にオゾンを発生するオゾン
発生器とを備えたので、PI調節器においてオゾン発生
量調節器からの帰還信号を入力させることなく、オゾン
濃度を制御することのできるオゾン濃度制御装置が得ら
れる効果がある。
【0062】また、この発明によれば、濃度調節値の上
限値に基づいて濃度調節値の大きさを制限する可変リミ
ッタ回路と、上限値を設定するための制御信号を出力す
る可変リミッタ制御回路とを備えたので、オゾンセンサ
の稼動直後の動作が不安定なときでも、安定したオゾン
濃度の制御をすることのできるオゾン濃度制御装置が得
られる効果がある。
【0063】また、この発明によれば、濃度調節値およ
び目標値に基づいて、オゾンセンサおよびオゾン濃度設
定器の少なくとも一方の異常を検出し、異常検出信号を
出力する異常検出回路と、所定周期で濃度調節値の平均
値を算出する移動平均回路とを備え、可変リミッタ制御
回路は、異常検出信号に応答して、平均値を上限値に設
定するための制御信号を出力するので、オゾンセンサの
稼働中に異常が発生しても、安定したオゾン濃度の制御
をすることのできるオゾン濃度制御装置が得られる効果
がある。
【0064】また、この発明によれば、異常検出回路
は、濃度測定値と目標値との濃度偏差が所定値を超えた
場合にオゾンセンサの異常を検出し、異常検出信号を出
力するので、オゾンセンサが稼動中でも異常を検出する
ことのできるオゾン濃度制御装置が得られる効果があ
る。
【0065】さらに、この発明によれば、移動平均回路
は、所定周期で濃度調節値を蓄積し、所定時点での濃度
調節値の集合の平均値を算出するので、オゾンセンサが
稼働中に異常が発生しても、異常検出前の平均値を制御
に利用し、安定したオゾン濃度の制御を継続することの
できるオゾン濃度制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示すブロック構成
図である。
【図3】 従来のオゾン濃度制御装置を示すブロック構
成図である。
【符号の説明】
1 オゾンセンサ、2 オゾン濃度設定器、3 加算
器、4 PI調整器、5可変リミッタ回路、6 可変リ
ミッタ制御回路、7 電流調整器、8 オゾン発生量調
節器、9 発生量検出器、10 オゾン発生器、11
異常検出回路、12 移動平均回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G046 AA04 DC13 DC18 EB05 2G060 AA01 AB01 AE19 HC13 HC14 HC15 HD03 HE07 4C058 AA19 BB07 CC08 DD01 DD07 DD11 JJ14 JJ28 4C080 AA07 BB02 BB04 CC01 HH02 JJ01 KK02 LL01 MM08 QQ01 QQ11 4G042 BC03 CB26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中のオゾン濃度を測定し、濃度測定
    値に対応した濃度測定信号を出力するオゾンセンサと、 オゾン濃度の目標値に対応した濃度設定信号を出力する
    オゾン濃度設定器と、 前記濃度測定信号と前記濃度設定信号との濃度偏差に対
    応した濃度偏差信号を出力する加算器と、 前記濃度偏差信号に基づいて前記濃度測定値が前記目標
    値と同値になるように濃度調節値を算出するPI調節器
    と、 前記濃度調節値に基づくオゾン発生量に対応した発生値
    を検出する発生量検出器と、 前記発生値が前記濃度調節値と同値になるように電流調
    節値を算出する電流調節器と、 前記電流調節値に基づいて前記オゾン発生量に対応した
    発生値を出力するオゾン発生量調節器と、 前記発生値に基づいて前記空気中にオゾンを発生するオ
    ゾン発生器とを備えたオゾン濃度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度調節値の上限値に基づいて前記
    濃度調節値の大きさを制限する可変リミッタ回路と、 前記上限値を設定するための制御信号を出力する可変リ
    ミッタ制御回路とを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のオゾン濃度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度調節値および前記目標値に基づ
    いて、前記オゾンセンサおよび前記オゾン濃度設定器の
    少なくとも一方の異常を検出し、異常検出信号を出力す
    る異常検出回路と、 所定周期で前記濃度調節値の平均値を算出する移動平均
    回路とを備え、 前記可変リミッタ制御回路は、 前記異常検出信号に応答して、前記平均値を前記上限値
    に設定するための制御信号を出力することを特徴とする
    請求項2に記載のオゾン濃度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検出回路は、 前記濃度測定値と前記目標値との濃度偏差が所定値を超
    えた場合に前記オゾンセンサの異常を検出し、前記異常
    検出信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の
    オゾン濃度制御装置。
  5. 【請求項5】 前記移動平均回路は、 所定周期で前記濃度調節値を蓄積し、所定時点での前記
    濃度調節値の集合の平均値を算出することを特徴とする
    請求項3に記載のオゾン濃度制御装置。
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