JP2003146433A - 再利用部品の流通管理方法 - Google Patents

再利用部品の流通管理方法

Info

Publication number
JP2003146433A
JP2003146433A JP2001340592A JP2001340592A JP2003146433A JP 2003146433 A JP2003146433 A JP 2003146433A JP 2001340592 A JP2001340592 A JP 2001340592A JP 2001340592 A JP2001340592 A JP 2001340592A JP 2003146433 A JP2003146433 A JP 2003146433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
parts
reusable
reuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001340592A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Teraura
信之 寺浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001340592A priority Critical patent/JP2003146433A/ja
Publication of JP2003146433A publication Critical patent/JP2003146433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再利用対象とする部品を個別に的確に管理す
ることができて再利用を効率的に行なえるようにする。 【解決手段】 部品工場1で製造する再利用部品Pに製
造時の部品情報を記憶させた部品タグTpを付す。製品
工場2では、製品Fを組み立てるときに使用した再利用
部品Pについて製品タグTfに記憶させる。市場3では
製品タグTfあるいは部品タグPpに市場時間の情報を
書き込む。製品Fが不要あるいは使用不能となって廃棄
処分となる場合に、解体工場5では、製品タグTfから
再利用部品Pの情報を読み取り、各再利用部品Pについ
て部品タグTpから部品情報を読出し、再利用可か否か
を判定処理する。再利用部品Pに関する部品データが部
品タグTpから読み出せるので、簡単且つ迅速に正確な
判定をすることができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品に組み込まれ
る部品のうちで再利用の対象となるものについてその再
利用の可能性の判断を的確且つ迅速に行なえるようにし
て、部品を有効に再利用することができるようにした再
利用部品の流通管理方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】現在、社会的な要請と
して、不要となった製品について、すべてを廃棄処分に
するのではなく、製品を構成している部品のうちでまだ
利用可能なものについては再利用をすることで、資源の
有効活用や環境の保護を図るようにすることが挙げられ
ている。
【0003】しかし、現実的には、部品を再利用するこ
とは多くの製品において実施されていない。これは、部
品の再利用を図るためのシステムが確立されておらず、
しかも、このシステムを確立するためには再利用の対象
となる部品を個々に管理する必要があり、これを実行す
るには再利用に関する情報を記録したり読み出したりす
るなどの操作が簡単且つ迅速に行なわれる必要があり、
このような方法が従来では存在していなかった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、再利用対象とする部品を個別に的確に
管理することができ、これによって部品の再利用に関す
る情報を迅速且つ正確に読み書きすることができて再利
用を効率的に行なえるようにした再利用部品の流通管理
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、管理対象となる再利用部品を製造したりあるいは使
用したものを再利用する場合に、その部品情報を部品情
報記憶媒体に記憶させた状態でその再利用部品に付して
流通させ、この再利用部品を使用して構成する管理対象
製品には、管理対象とする再利用部品が含まれているこ
とが認識できるようにその再利用部品を特定する部品情
報を製品情報記憶媒体に記憶させた状態で付して流通さ
せる。この管理対象製品が流通して使用者により使用さ
れると、その使用履歴情報を部品情報記憶媒体または製
品情報記憶媒体のいずれかあるいは双方に記憶させる。
そして、管理対象製品を廃棄する際には、製品情報記憶
媒体に記憶されている部品情報に基づいて再利用部品を
認識し、その再利用部品に付した部品情報記憶媒体に記
憶されている部品情報に基づいて再利用の可能性の判断
を行なう。
【0006】これにより、再利用部品の再利用の可否を
判断する際の判断基準となる条件を再利用部品の実際の
使用状態や使用頻度あるいは使用形態などの種々の使用
履歴情報に基づいて設定することができるので、再利用
をする場合の品質の設定をきめ細かく行なうことができ
ると共に、正確且つ迅速に再利用の可否の判断を行なう
ことができることから、再利用部品の供給を安定した品
質で行なうことができるようになる。
【0007】また、再利用部品として新規に製造するメ
ーカにとっては、製造した部品の品質に相応しい使用時
間あるいは使用年月を使用することができるようになる
ことから、管理対象製品の寿命によらず一定の品質のも
のを提供することで資源の保護や環境の保護に貢献する
ことができると共に、その使用寿命を全うするように使
用することができることから、その品質に見合った価格
で提供することができる可能性も高くなる。
【0008】請求項2の発明によれば、上記発明におい
て、部品情報記憶媒体を、リーダライタによる非接触状
態での読み書きが可能なIDタグを用いているので、再
利用部品の履歴を得るための構成を簡単且つ安価で、取
り付けやすい構成とすることができ、しかも、非接触で
リーダライタにより読み書きすることができるので、取
り扱いも便利となり、部品情報の読み書きの際の手間が
低減されることから、システムを新たに導入する場合で
も、インフラを整備するなどの手間や費用を少なくして
簡単に実施することができるようになる。
【0009】請求項3の発明によれば、管理対象となる
再利用部品を製造したりあるいは使用したものを再利用
する場合に、その部品情報をネットワークを通じて部品
情報データベースに記憶させ、この再利用部品を使用し
て構成する管理対象製品には、管理対象とする再利用部
品が含まれていることが認識できるようにその再利用部
品を特定する部品情報を製品情報記憶媒体に記憶させた
状態で付して流通させる。この管理対象製品が流通して
使用者により使用されると、その使用履歴情報を製品情
報記憶媒体に記憶させる。そして、管理対象製品を廃棄
する際には、製品情報記憶媒体に記憶されている製品管
理情報を読出してそのデータの中に再利用部品が含まれ
ている場合には、ネットワークを通じて部品情報データ
ベースから再利用部品の部品情報を得て、その再利用部
品の部品情報および使用履歴情報に基づいてその再利用
部品の再利用の可能性の判断を行なう。
【0010】これにより、請求項1の発明と同様に、再
利用部品の再利用の可否を判断する際の判断基準となる
条件を再利用部品の実際の使用状態や使用頻度あるいは
使用形態などの種々の使用履歴情報に基づいて設定する
ことができるので、再利用をする場合の品質の設定をき
め細かく行なうことができると共に、正確且つ迅速に再
利用の可否の判断を行なうことができることから、再利
用部品の供給を安定した品質で行なうことができるよう
になる。
【0011】請求項4の発明によれば、上記請求項3の
発明において、製品情報記憶媒体に製品を特定する情報
を記憶させ、管理対象製品を廃棄する際には、製品情報
記憶媒体に記憶している情報に基づいて製品情報データ
ベースを通じて再利用部品の部品情報を得ることができ
るので、上述同様にして、再利用をする場合の品質の設
定をきめ細かく行なうことができると共に、正確且つ迅
速に再利用の可否の判断を行なうことができることか
ら、再利用部品の供給を安定した品質で行なうことがで
き、また、管理対象製品に含まれる再利用部品のデータ
を製品情報データベースから取得するので、製品情報媒
体に記憶すべき情報量を少なくすることでメモリの容量
を小さいものとして利用することができ、流通管理コス
トを低減することができるようになる。
【0012】請求項5の発明によれば、上記各発明にお
いて、部品情報を、その再利用部品の再利用回数,使用
時間,製造年月日の各データのうちの少なくとも一つを
記憶するように設定したので、再利用の可否の判断を行
なう際にその判定を正確且つ適切に行なうことができる
ようになる。
【0013】請求項6の発明によれば、上記各発明にお
いて、再利用の可能性の判断を行なう際には、その再利
用部品の再利用回数が基準回数以下であることを条件と
しているので、再利用回数が基準回数を超えるものは再
利用を不可とすることで、製品への組み付けの回数など
が増えて再利用部品そのものの耐久性や信頼性の低下を
防止して確実な再利用の判断を行なうことができるよう
になる。
【0014】請求項7の発明によれば、上記各発明にお
いて、再利用の可能性の判断を行なう際には、その再利
用部品の使用時間が基準時間以下であることを条件とし
ているので、再利用部品の実使用時間つまり寿命に対応
した的確な判断をすることができるようになる。
【0015】請求項8の発明によれば、上記各発明にお
いて、再利用の可能性の判断を行なう際には、その再利
用部品の製造年月日が基準期間以内であることを条件と
しているので、寿命や使用回数に余裕があっても、基準
期間を超えた古い製造年月日のものを除外することがで
き、再利用部品の利用者が安心して使用することができ
るようになる。
【0016】なお、上述した請求項6ないし8の発明
は、それぞれを単独で適用することもできるし、条件を
複合的に設定することもできる。この場合、条件を複合
的に設定することで、再利用の可否の判断は厳しいもの
となっていくが、換言すれば、再利用を判断したものの
品質が高められ、より信頼性の高い再利用部品の流通状
態を確保することができるようになる。
【0017】請求項9の発明によれば、上記各発明にお
いて、管理対象製品が車両である場合に、再利用の可能
性の判断を行なう際には、その再利用部品がその車両の
走行距離が基準距離以下であることを条件としているの
で、この場合においても、上述同様にして、車両の実際
の走行距離すなわち使用時間に対応する条件として採用
することができるようになる。これは、例えば、電源を
投入しただけの状態で車両が動いていない場合には、実
際に使用しているとは言い難いような場合などに、走行
距離を条件とすることが実用上の使用時間として確実性
の高い判定条件となるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しなが
ら説明する。図1はシステムの全体構成を概略的に示す
もので、再利用の管理対象となる部品の流通経路とその
管理形態を示している。ここでいう再利用の管理対象と
なる部品Pは、例えば、自動車などを構成する部品のユ
ニットや個々の部品など自動車全体に対してこれを構成
する要素ならば部品の単位は問わない。また、再利用の
管理対象となる部品としては、電気的な動作をする部品
でも良いし、機械的な動作をする部品でも良い。また、
各部品Pを管理するための部品情報記憶媒体として、こ
こではIDタグTを用いている。
【0019】IDタグTは、例えば、コイン状あるいは
ピン状に形成されるもので、内部にアンテナとして機能
するコイルと、データの記憶用のメモリおよびデータの
読み書きを制御するための制御回路とが一体に形成され
た半導体チップが封入されたものである。リーダライタ
を近接させた状態で、コイルを介して書き込みのための
データを送信したり、読出しを行なうようになってい
る。コイルを通じて磁気結合をすることで電力を与える
ことができるので、IDタグT自体に電池などを設ける
必要のないものもある。また、メモリは、フラッシュメ
モリのような書き替え可能な不揮発性メモリを用いるの
で、バックアップ用の電源も不要な構成となっている。
【0020】システムの全体は、部品Pが流通する経路
として、部品工場1、製品工場2、市場3、修理工場4
及び解体工場5が含まれている。例えば、部品工場1
a,1bなどでは、それぞれ部品Pa,Pbなどが製造
され、これらを組み立て部品として用いる製品工場2に
出荷される。出荷する部品Pa,Pbには、IDタグT
に再利用の管理情報を部品情報として書き込んだ部品タ
グTpa,Tpbなどが付される。
【0021】製品工場2では、供給を受けた部品Pa,
Pbを組み付けて管理対象製品である製品Fを製造する
と、IDタグTにその製品Fの製品情報を書き込んだ製
品情報記憶媒体としての製品タグTfを付して市場3に
出荷する。この製品Fには、後述するように、製品Fを
使用することに伴う履歴情報として、使用時間に対応し
た情報が各部品タグTpa,Tpb,Tpcなどに書き
込む機能が設けられている。これは、例えば、電気的に
駆動されるものであればその駆動を制御する回路の機能
として設けたり、あるいは書き込み用の回路を別途に設
ける構成とすることもできる。
【0022】市場3では、製品Fが流通して店頭に並ん
だりあるいはユーザのもとに渡ったりして使用されるよ
うになる。ここでは、製品Fが使用されることに伴い、
上述した機能が動作して、製品Fの使用時間情報が各部
品Pa,Pb,Pcなどに付されている部品タグTp
a,Tpb,Tpcに書き込み処理される。製品Fが故
障したり、不要になると、修理したり廃棄するなどのた
めに修理工場4あるいは解体工場5などに持ち込まれ
る。
【0023】修理工場4は、製品Fの製造メーカが運営
する修理工場やあるいは一般的な製品の修理工場などが
ある。製品Fが故障するなどしてユーザにより修理工場
4に持ち込まれると、製品Fを構成している部品Pa,
Pb,Pcなどについて、修理をしたりあるいは部品そ
のものを取り換えたりすることで製品Fの修理を行な
い、その修理の履歴は製品タグTfや部品タグTpなど
に書き込まれる。
【0024】また、ユーザあるいは業者により製品Fが
廃棄される場合には、解体工場5に持ち込まれると、製
品タグTfに書き込まれている情報を読出して、その製
品Fを構成する部品Pのうちで、再利用が可能な部品P
があるか否かを後述するようにして判断し、必要な部品
を取り外した上で、残りの部分のうち材料として再利用
するリサイクルにまわす分を除いて、リサイクルが不可
能な部分だけを廃棄処分する。取り出された再利用が可
能な部品Pについては、解体工場5から製品工場2へ持
ち込まれて新たな製品Fに組み込まれたり、修理工場4
からの要求に応じて持ち込まれ、ここで修理などに用い
る補修用の部品Pとして再利用される。
【0025】次に、上記した概略的な再利用の時間的な
推移に伴う過程について、図2ないし4を参照しながら
説明すると共に、部品タグTp,製品タグTfに書き込
まれたり読み出される各種の情報の内容について説明す
る。
【0026】図2は、部品タグTpと製品タグTfが、
部品工場1から製品工場2、市場3を経て解体工場5に
至る経路において、書き込みあるいは読み出しが行なわ
れる内容を時間的な推移で示しているものである。な
お、ここでは、修理工場4で修理が行なわれる場合は省
略して示すが、もちろん、修理過程においても部品タグ
Tpおよび製品タグTfは読み出しおよび書き込みの処
理がなされる。
【0027】部品タグTpは、まず部品工場1において
製造される部品Pに貼付され(図2中、ステップA
1)、部品工場1に設けられているリーダライタにより
その部品Pに関する各種の初期データが書き込まれる
(ステップA2)。初期データとしては、例えば、型
番、再利用回数(ここでは0回に相当するデータが書き
込まれる)、使用時間(未使用であるから0時間に相当
するデータが書き込まれる)、製造年月日などのデータ
がある。
【0028】部品タグTpが貼付された部品Pが部品工
場1から出荷されると、製品工場2では、製品Fとして
組み付ける前に、リーダライタにより各部品Pに貼付さ
れている部品タグTpに記憶されている部品に関する初
期データを読み取る(ステップA3)。そして、製品F
として各部品Pa,Pb,Pcなどが組み付けられる
(ステップA4)。
【0029】ここで、製品Fには製品タグTfが貼付さ
れる(ステップB1)。そして、この製品タグTfに
は、リーダライタにより、組み付けた部品Pa,Pb,
Pcなどの各部品タグTpa,Tpb,Tpcから読出
した初期データのうちの型番に関するデータが書き込ま
れる(ステップB2)。なお、この製品Fは、使用状態
では、その使用時間に相当するデータを内部に組み込ん
でいる部品Pa,Pb,Pcなどの各部品タグTpa,
Tpb,Tpcに書き込むように構成されたものであ
る。
【0030】製品Fが市場3に流通する状態では、ユー
ザが使用するなどで上記したように部品タグTpa,T
pb,Tpcに使用時間に相当するデータが自動的に書
き込まれる(ステップA5)。これにより、製品Fが実
際に使用された時間の情報が再利用部品Pの部品タグT
pに書き込まれるので、製品Fが製造されてからの経過
年数によるのではなく、使用状況に応じた評価をするこ
とができる。
【0031】次に、製品Fが不要あるいは使用不能とな
って廃棄する場合には、解体工場5に持ち込まれること
になるが、ここでは、次のようにして再利用の可否が判
定される。なお、ここでの一連の処理については、解体
工場5の動作を主体として示した図3のフローチャート
も参照して説明する。解体工場5においては、図示しな
いリーダライタにより製品タグTfおよび部品タグTp
のデータ読出しを行ない、読出した結果については図示
しない端末装置により後述する条件に基づいて判断を行
なうようになっている。
【0032】ここでは、まずステップS1において、リ
ーダライタにより製品Fに付されている製品タグTfの
データを読出す(図2中ステップB3)。これにより、
製品Fを構成している再利用部品Pとしてどのようなも
のがあるかが認識できる。再利用部品Pが存在する場合
にはステップS2で「YES」と判断し、再利用部品P
の取り外しの指示がなされる(ステップS3)。再利用
部品Pが存在しない場合には、部品の取り外し作業は不
要となるので、判定処理を終了し、廃棄処分を実行す
る。なお、製品タグTfは、データを読出した後は不要
となるので、製品Fから取り外して回収される(図2中
ステップB4)。
【0033】再利用部品Pが存在していてステップS4
に進んだ場合には、ここで、取り外した再利用部品Pに
ついてそれぞれの部品タグTpの記憶情報を読み出す
(図2中ステップA6)。続いて、ステップS5に進ん
で、読出した記憶情報に基づいてその再利用部品Pが再
利用可能なものであるか否かを判定処理する。ここで
は、図4に示す判定ルーチンにしたがって行なう。
【0034】まず、その再利用部品Pの再利用回数が判
定値以下であるか否かを判断し(ステップS5a)、
「YES」の場合には続いて使用時間が判定値以下であ
るか否かを判断し(ステップS5b)、これも「YE
S」の場合にはさらに製造年月日が判定期日以後である
か否かを判断し(ステップS5c)、すべてが「YE
S」の場合に再利用可能であると判断する(ステップS
5d)。また、上記したステップS5a〜S5cのいず
れか一つでも「NO」と判断される場合には再利用が不
可であると判定する(ステップS5e)。
【0035】このようにして判定処理が終了すると、そ
の判定結果が再利用可である場合に(ステップS6で
「YES」と判断)、ステップS7に進んで部品タグT
pのデータを再利用回数を「1」加算する処理を行なっ
て(図2中ステップA7)、再利用処置を行なう(ステ
ップS8)。再利用処置では、再利用部品Pとして再び
サイクルに投入される。ここでは、例えば、製品工場2
あるいは修理工場4などで需要がある場合には供給す
る。部品工場1において補修部品用にストックする目的
などで需要がある場合には、部品工場1に供給すること
もできる。
【0036】一方、再利用不可と判断された再利用部品
Pについては廃棄処分にすると共にその部品タグTpを
取り外して回収される(図2中ステップA8)。なお、
回収された部品タグTpや、製品タグTfは、もちろん
再利用をすることができるので、読出しおよび書き込み
の機能に支障がない場合には部品工場1あるいは製品工
場2などに供給することができる(図2中ステップ
R)。
【0037】このような本実施形態によれば、再利用部
品Pの製造段階から製品への組み付け、市場の流通、修
理あるいは解体過程に至るまでの間に、再利用部品Pに
IDタグTを部品タグTpとして貼付することで、その
再利用部品Pの履歴情報を管理するようにしたので、使
用不能あるいは不要となった製品Fを解体する際に、構
成部品として含まれる再利用部品Pの再利用の可否を判
断する際に、その品質管理を確実に行なうことができ、
再利用をする場合でも品質の低いものを含ませることな
く、利用状態あるいは使用時間などの程度を的確に判断
して再利用に供するように判断することができるように
なる。
【0038】これにより、部品メーカにとっては、製造
した再利用部品Pの品質に応じた再利用が可能となるこ
とで、本来の品質に見合った寿命を全うするように使用
することができ、資源の保護および環境の保護に貢献で
きると共に、品質に応じた対価を得ることができるよう
になる。また、製造メーカにとっては、再利用部品Pを
用いることで製品Fの全体の価格を低減することもで
き、製品Fの品質を維持しつつも価格の低減に寄与する
ことができる。さらに、修理工場や解体工場におって
も、再利用部品Pの再利用の可能性の判断を明確な基準
で実使用条件に照らして判断することができるので、確
実且つ迅速に行なうことができるようになり、再利用部
品Pを無駄無く安定した品質で確実に供給することがで
きるようになる。
【0039】また、本実施形態によれば、再利用部品P
の管理をIDタグTを利用した部品タグTpにより部品
情報を記憶させた状態で一体にして流通させるので、そ
の再利用部品Pがどこに行っても、貼付された部品タグ
Tpの情報をリーダライタにより読出すだけで、迅速且
つ正確に読み取ることができるようになる。
【0040】(第2の実施形態)図5ないし図10は、
本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態
と異なるところは、部品タグTpを用いないで、各再利
用部品Pについての部品情報を一括して管理する個別部
品管理センタ6を設け、これにより再利用の可否の判断
を行なう構成としたところである。
【0041】すなわち、個別部品管理センタ6は、再利
用部品Pを管理するためのデータベースサーバ7および
データベース8が備えられた構成である。データベース
サーバ7は、外部からネットワークとしての例えばイン
ターネット9を介してアクセス可能となっている。部品
工場1a,1bには、サーバ10a,10bが設けら
れ、製品工場2には製品データベースサーバ11および
データベース12が設けられ、修理工場4,解体工場5
にはサーバ13,14が設けられており、これらのサー
バはインターネット9を介して個別部品管理センタ6の
データベースサーバ7にアクセスするように設定されて
いる。
【0042】次に、上記構成の作用について図6ないし
図10も参照して説明する。なお、全体としての概略的
な作用は第1の実施形態と同様であり、この実施形態に
おいては、部品情報を個別部品管理センタ6との間でや
り取りを行なうことで得るようにしているところが異な
る。
【0043】まず、図6を参照して、部品工場1と製品
工場2および個別部品管理センタ6との間の情報の授受
について説明する。部品工場1(1a,1b)において
は、製造している再利用部品P(Pa,Pb)につい
て、その型番およびシリアル製造番号およびこの部品に
関する各種情報などを初期データを部品情報として作成
し(ステップQ1)、これをサーバ10a,10bによ
り個別部品管理センタ6のデータベースサーバ7に送信
する(ステップQ2)。
【0044】なお、各再利用部品Pには、上記した型番
およびシリアル製造番号が標記してあり、これを読み取
ることで特定することができるが、例えば、それらの標
記と共にこれをバーコードなどに表して読み取り可能な
状態に表示すると取り扱い上で非常に手間が省けてシス
テムとして利用しやすいものとなる。
【0045】個別部品管理センタ6では、データベース
サーバ7により部品工場1から送信された部品情報のデ
ータを受信し(ステップQ3)、受信した再利用部品P
の型番、シリアル製造番号その他の初期データをデータ
ベース8に記憶させるようになる(ステップQ4)。
【0046】この場合、データベース8には、各再利用
部品Pについて、図10に示すように、部品シリアル番
号毎に各種データが登録されており、例えば、初期デー
タとして、製造年月日、再利用回数(製造時には0
回)、使用時間(製造時には0時間)などが記憶され、
また、登録項目として、組付け製品番号、組付け製品シ
リアル番号、更新番号、処置日時などが設定されるよう
になる。
【0047】また、製品工場2では、部品工場1にて製
造された再利用部品Pを組み立てなどで使用する場合に
は、その再利用部品Pに付されている型番およびシリア
ル製造番号を読み取り(ステップQ5)、製品データベ
ースサーバ11により個別部品管理センタ6のデータベ
ースサーバ7にアクセスして再利用部品Pの部品情報を
問い合わせる(ステップQ6)。
【0048】個別部品管理センタ6においては、データ
ベースサーバ7により問い合わせの再利用部品Pを検索
してその結果を製品工場2側に送信する(ステップQ
7)。製品データベースサーバ11は、これを受信する
と(ステップQ8)、製品タグTfに製品Fの型番およ
びシリアル製造番号のデータを書き込み(ステップQ
9)、続いて、製品Fの製品データを製品データベース
12に登録する(ステップQ10)。この場合、製品デ
ータベース12に登録するデータは、製品Fを特定する
データとして型番、シリアル製造番号を記憶すると共
に、この製品Fに使用している再利用部品Pの型番を示
す製品番号、シリアル番号、構成部品、履歴データなど
を記憶する。
【0049】製品データベース8に登録される製品Fお
よびその構成部品のデータは、例えば図9に示すように
構成されている。ここでは、製品番号を検索のキーワー
ドとし、製品シリアル番号、使用している再利用部品P
の型番を示す部品番号、部品シリアル番号などが製品デ
ータとして登録される。なお、製品Fは使用状態ではそ
の使用時間に相当するデータを、製品タグTfに書き込
むように構成されている。
【0050】次に、上述のようにして登録されたデータ
が再利用部品Pの再利用の判断においてどのようにして
利用されるかを説明する。図7は、解体工場5において
行なわれる再利用の判断の流れである。解体工場5で
は、まず、解体対象となる製品Fについて、製品タグT
fに書き込まれている製品情報をリーダライタなどによ
り読み取る(ステップQ11)。ここで、製品タグTf
は、不要となるので取り外して回収される。
【0051】解体工場5のサーバ14は、読み取ったデ
ータのうちの製品Fの型番およびシリアル番号のデータ
に基づいて、製品データベースサーバ7に問い合わせを
行なう(ステップQ12)。製品工場2の製品データベ
ースサーバ7は、問い合わせの製品Fについて、その型
番およびシリアル番号から検索を行なって、内部に使用
している再利用部品Pのデータを読出し、これを解体工
場5のサーバ14に送信する(ステップQ13)。
【0052】解体工場5では、受信した再利用部品Pに
ついてのデータのうち、部品型番およびシリアル番号に
相当するデータに基づいて個別部品管理センタ6に問い
合わせを行ない(ステップQ14)、管理センター6の
データベースサーバ7から検索結果を受信する(ステッ
プQ15)。このとき、データベースサーバ7から送信
される部品情報は、図10に示している各項目に関する
データである。
【0053】このようにして再利用部品Pに関する部品
データを受信すると、解体工場5のサーバ14は、第1
の実施形態と同様にして再利用が可能か否かの判定処理
を行なう(ステップQ16,図4の処理)。この結果、
再利用が可能と判断される場合には(ステップQ17で
「YES」と判断)、その再利用部品Pの使用時間や使
用回数、更新番号あるいは処置日時など更新すべきデー
タを作成して個別部品管理センタ6のデータベースサー
バ7に送信する(ステップQ18)。データベースサー
バ7は、該当する再利用部品Pの部品情報として履歴デ
ータを更新する(ステップQ19)。
【0054】この後、解体工場5においては、その再利
用部品Pについて再利用の処置を行なって(ステップ2
0)、解体作業を終了する。再利用の処置対象となった
再利用部品Pは、再び製品工場2に供給したり、あるい
は修理工場4に補修部品として供給するように設定され
るものである。
【0055】上述の場合に、解体工場5において、再利
用部品Pについての再利用の可否の判断結果が不可であ
ると判断された場合には(ステップQ17で「NO」と
判断)、その再利用部品Pを廃棄すべく、材料別に分解
するなどしてリサイクル処理し(ステップQ21)、リ
サイクル処理をした旨の情報を個別部品管理センタ6の
データベースサーバ7に送信する(ステップQ22)。
データベースサーバ7は、リサイクル処理をする情報を
受け付けて、該当する再利用部品Pのリサイクル処理登
録を行なう(ステップQ23)。
【0056】次に、修理工場4における処理の流れにつ
いて図8を参照して説明する。なお、修理工場4におい
ては、再利用部品Pについての再利用の可否の判断をす
るものではなく、再利用部品Pを修理あるいは取り換え
るなどしたときにシステムの運営上で必要となる処置を
行なうためのものである。
【0057】修理工場4においては、まず、リーダライ
タにより製品Fに付されている製品タグTfのデータを
読出し(ステップQ24)、サーバ13により、読出し
たデータの製品の型番やシリアル番号のデータによる部
品データの問い合わせを製品工場2の製品データベース
サーバ11に対して行なう(ステップQ25)。前述同
様にして、製品データベースサーバ11は、データベー
ス12を検索して製品データに対応する一連のデータを
読出し、使用している再利用部品Pにデータを読出し、
これを修理工場4のサーバ13に送信する(ステップQ
26)。
【0058】次に、製品Fの修理作業で再利用部品Pを
取り換える場合には、その修理部品となる再利用部品P
についてのシリアル番号を入れ替えるように製品データ
ベースサーバ11に登録処理を行なう(ステップQ2
7)。製品データベースサーバ11は、これを受け付け
て、その製品Fについて、登録していた再利用部品Pを
修理を行なって取り換えた再利用部品Pのデータと入れ
替えるように登録する(ステップQ28)。
【0059】また、修理工場4のサーバ13は、製品F
を構成する各再利用部品Pについて、個別部品管理セン
タ6のデータベースサーバ7に対して、使用時間などの
データを更新番号を付して更新登録を行なう(ステップ
Q29,Q30)。また、製品タグTfに対して、前回
の更新からの使用時間を繰り入れるようにして書き込み
処理を行なう(ステップQ31)。これにより、再利用
部品Pの部品情報を正確に履歴として残すことができる
ようになる。
【0060】このような第2の実施形態によっても、第
1の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、
製品Fの製品データを製品工場2の製品データベースサ
ーバ11により一括して管理し、再利用部品Pの部品デ
ータを個別部品管理センタ6のデータベースサーバ7に
より一括して管理するので、データを統一して把握する
ことができると共に、市場3に出回る再利用部品Pや製
品Fについての統計的なデータを迅速に得ることができ
るようになる。
【0061】これにより、再利用部品Pに関する市場の
傾向を認識することができるようになると共に、各製品
Fや再利用部品Pに関する品質や性能などを統計的に把
握することができるようになり、流通管理だけではな
く、製造工程に反映するデータとしても重要な役割を果
たすことができるようになる。
【0062】(他の実施形態)本発明は、上記実施形態
にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡
張できる。再利用部品Pとなるものの対象は、個別の部
品を単位としても良いし、ユニットとして構成されてい
る部品を単位としても良い。これらは、再利用の目的で
流通したときに、再び製品に組み込むことができるよう
にした単位として設定することができる。
【0063】本実施形態においては、情報媒体としてI
Dタグを用いているが、これに限らず、再利用部品P自
体がデータの記憶や書き替えを行なうことができるもの
については、その機能を使って部品データを管理するこ
ともできる。また、非接触型のものに限らず、電極を接
触するなどしてデータの書き込みや読出しを行なうよう
にすることもできる。
【0064】第2の実施形態においては、再利用部品P
のデータベース8と製品データベース12とを別けて設
ける構成の場合で説明したが、これらを一括して管理す
るデータベースを設ける構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す全体の概略構成
【図2】部品タグおよび製品タグを主体として示す情報
の流れを示す図
【図3】解体処理を示す流れ図
【図4】再利用の判定処理を示す流れ図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図6】部品工場、製品工場および個別部品管理センタ
の間の情報の授受を時間的推移で示す図
【図7】解体工場、製品工場および個別部品管理センタ
の間の情報の授受を時間的推移で示す図
【図8】修理工場、製品工場および個別部品管理センタ
の間の情報の授受を時間的推移で示す図
【図9】製品データベースのデータ構造を示す図
【図10】再利用部品のデータベースのデータ構造を示
す図
【符号の説明】
1,1a,1bは部品工場、2は製品工場、3は市場、
4は修理工場、5は解体工場、6は個別部品管理セン
タ、7はデータベースサーバ、8はデータベース、9は
インターネット(ネットワーク)、10a,10bはサ
ーバ、11は製品データベースサーバ、12はデータベ
ース、13,14はサーバである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 138 B09B 5/00 ZABC 154 M

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象となる再利用部品の部品情報を
    部品情報記憶媒体に記憶させた状態で当該再利用部品に
    付し、 管理対象製品を構成している前記再利用部品についての
    前記部品情報のうち少なくともその再利用部品を特定す
    る部品情報を製品情報記憶媒体に記憶させた状態で当該
    管理対象製品に付し、 前記管理対象製品の使用状態では、その使用履歴情報を
    前記部品情報記憶媒体および前記製品情報記憶媒体の少
    なくとも一方に記憶させ、 前記管理対象製品を廃棄する際には、前記製品情報記憶
    媒体に記憶されている前記部品情報に基づいて前記再利
    用部品を認識し、その再利用部品に貼付されている前記
    部品情報記憶媒体に記憶されている情報に基づいて再利
    用の可能性の判断を行なうことを特徴とする再利用部品
    の流通管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の再利用部品の流通管理
    方法において、 前記部品情報記憶媒体は、リーダライタによる非接触状
    態での読み書きが可能なIDタグを用いていることを特
    徴とする再利用部品の流通管理方法。
  3. 【請求項3】 管理対象となる再利用部品についてその
    部品情報をネットワークを通じて部品情報データベース
    に記憶し、 管理対象製品を構成している前記再利用部品についての
    前記部品情報のうち少なくともその再利用部品を特定す
    る部品情報を製品情報記憶媒体に記憶させた状態で当該
    管理対象製品に付し、 前記管理対象製品の使用状態では、その使用履歴情報を
    前記製品情報記憶媒体に記憶させ、 前記管理対象製品を廃棄する際に、前記製品情報記憶媒
    体に記憶されている前記製品管理情報を読出して再利用
    部品が含まれる場合には、前記ネットワークを通じて前
    記部品情報データベースから前記再利用部品の部品情報
    を得て、その再利用部品の部品情報および前記使用履歴
    情報に基づいてその再利用部品の再利用の可能性の判断
    を行なうことを特徴とする再利用部品の流通管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の再利用部品の流通管理
    方法において、 前記製品情報記憶媒体に製品を特定する情報を記憶さ
    せ、 前記管理対象製品に使用された前記再利用部品を特定す
    る情報を記憶し、前記管理対象部品を特定する情報が与
    えられると該当する再利用部品を特定するための情報を
    提供する製品情報データベースを設け、 前記管理対象製品を廃棄する際には、前記製品情報デー
    タベースを通じて前記再利用部品の部品情報を得ること
    を特徴とする再利用部品の流通管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の再
    利用部品の流通管理方法において、 前記部品情報は、その再利用部品の再利用回数,使用時
    間,製造年月日の各データのうちの少なくとも一つを記
    憶するように設定されていることを特徴とする再利用部
    品の流通管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の再
    利用部品の流通管理方法において、 前記再利用の可能性の判断を行なう際には、その再利用
    部品の再利用回数が基準回数以下であることを条件とし
    ていることを特徴とする再利用部品の流通管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の再
    利用部品の流通管理方法において、 前記再利用の可能性の判断を行なう際には、その再利用
    部品の使用時間が基準時間以下であることを条件として
    いることを特徴とする再利用部品の流通管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の再
    利用部品の流通管理方法において、 前記再利用の可能性の判断を行なう際には、その再利用
    部品の製造年月日が基準期間以内であることを条件とし
    ていることを特徴とする再利用部品の流通管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の再
    利用部品の流通管理方法において、 前記管理対象製品が車両である場合に、前記再利用の可
    能性の判断を行なう際には、その再利用部品がその車両
    の走行距離が基準距離以下であることを条件としている
    ことを特徴とする再利用部品の流通管理方法。
JP2001340592A 2001-11-06 2001-11-06 再利用部品の流通管理方法 Pending JP2003146433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340592A JP2003146433A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 再利用部品の流通管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340592A JP2003146433A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 再利用部品の流通管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003146433A true JP2003146433A (ja) 2003-05-21

Family

ID=19154768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001340592A Pending JP2003146433A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 再利用部品の流通管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003146433A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108073A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品情報管理装置、部品情報管理方法およびデータ
JP2006155339A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 電子機器部品情報管理システム
JP2006221306A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Toshiba Corp 医用装置の構成部品情報管理システム
JP2007279803A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Toshiba Corp 製品寿命診断システムおよび環境物質管理システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06168253A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Hitachi Ltd 製品解体管理方法およびシステム
JP2001079532A (ja) * 1999-09-13 2001-03-27 Hitachi Building Systems Co Ltd リサイクル部品管理装置
JP2001184396A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Hitachi Ltd 販売システム、受発注システム、および個体管理システム
JP2001261118A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Denso Corp レンタル用衣類リサイクルシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06168253A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Hitachi Ltd 製品解体管理方法およびシステム
JP2001079532A (ja) * 1999-09-13 2001-03-27 Hitachi Building Systems Co Ltd リサイクル部品管理装置
JP2001184396A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Hitachi Ltd 販売システム、受発注システム、および個体管理システム
JP2001261118A (ja) * 2000-03-16 2001-09-26 Denso Corp レンタル用衣類リサイクルシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108073A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品情報管理装置、部品情報管理方法およびデータ
JP2006155339A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 電子機器部品情報管理システム
JP4652032B2 (ja) * 2004-11-30 2011-03-16 株式会社リコー 組立情報管理装置
JP2006221306A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Toshiba Corp 医用装置の構成部品情報管理システム
JP4664696B2 (ja) * 2005-02-09 2011-04-06 株式会社東芝 医用装置の構成部品情報管理システム
JP2007279803A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Toshiba Corp 製品寿命診断システムおよび環境物質管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6321983B1 (en) Method for managing life cycles and system for the same
US7284003B2 (en) Product lifecycle data management system and product lifecycle data management method
JP3563762B2 (ja) リサイクル可能な構成要素を有する製品
JPH10222568A (ja) 製品ライフサイクルにおける製品・部品個体情報サービスシステム
US20040249499A1 (en) Time-and-temperature sensitive material tracking
US6647304B2 (en) Product management method and system
WO2002039357A1 (en) Rfid recycling system and method
JP4332164B2 (ja) 作業性管理システム、作業性管理方法および作業性管理プログラム
JP2003146433A (ja) 再利用部品の流通管理方法
CN111950742A (zh) 一种用于旧汽车报废、拆解件的高效管理系统和方法
JP4839081B2 (ja) 保守支援システム、保守支援用端末、保守支援方法および保守支援プログラム
JP2002329091A (ja) 再利用部品の流通管理方法、再利用部品の流通管理システム、再利用部品の部品管理サーバ、部品供給側端末及び部品要求側端末
US20050027487A1 (en) Product defect analysis and resolution system
JP2003132167A (ja) 設備検修システム
JP2006338512A (ja) 機械設備の保守システム
KR100486452B1 (ko) 부품 제공방법
US20050096934A1 (en) Part lifetime managing system
Alqahtani et al. Two-dimensional warranty for an end-of-life derived products
TWI839826B (zh) 電動輔助自行車之管理系統及其管理方法
JP2002117134A (ja) 製品履歴管理方法及び管理装置
JP2005100284A (ja) 製品の不良解析システム
KR100746207B1 (ko) 보수 부품의 배송 관리장치 및 방법
JP2005055831A (ja) 画像処理装置、メンテナンス方法、廃棄方法、リサイクル方法、管理方法、組立方法
WO2023127212A1 (ja) 製品の循環方法及びプロセッサシステム。
JP2019123033A (ja) 取得部品情報生成システム及び取得部品情報生成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627