JP2003145789A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2003145789A
JP2003145789A JP2001344778A JP2001344778A JP2003145789A JP 2003145789 A JP2003145789 A JP 2003145789A JP 2001344778 A JP2001344778 A JP 2001344778A JP 2001344778 A JP2001344778 A JP 2001344778A JP 2003145789 A JP2003145789 A JP 2003145789A
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Japan
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ink
tank
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sub
heating means
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JP2001344778A
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Takeshi Yokoyama
武史 横山
Ryuji Tanno
龍司 丹野
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録画像の画質を安定化することができるイ
ンクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 このインクジェットプリンタは、インク
を加熱した状態で記録媒体上に射出する記録ヘッドと、
記録ヘッドに供給前のインクを収納するインクタンク
と、インクタンクのインクを加熱するインクタンク加熱
手段と、インクタンク加熱手段を制御する温度制御手段
と、記録ヘッドより記録媒体上に射出されるインク量を
検出するインク射出量検出手段と、インク射出量検出手
段の検出結果に基づいてインクタンク加熱手段を制御す
る温度制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタには、インクを
収納するインクタンクから供給路を介して記録ヘッドに
インクを供給し、該供給されたインクを記録媒体上に射
出し着弾させることで画像形成するものがある。また、
記録液として高粘度インクを用いると、印刷された画像
が滲みにくく、明瞭な印刷が行えるという利点がある。
【0003】しかしながら、上記構成のインクジェット
プリンタでは、高粘度インクを用いると、高粘度である
がゆえに、インク射出時に供給路内で背圧の変動が起こ
る。背圧はインクの流量(インク射出量)・粘度に比例
し、この背圧が所定範囲内にないと、記録ヘッドより射
出されるインク量が安定しなくなり記録媒体に形成され
る液滴径の大きさにもバラツキが生じてしまう。従っ
て、記録画像の画質が安定せず、品質が低下することに
なる。そこで、インクタンクに加熱手段(例えば、ヒー
タ等)を設けて、インクタンクを加熱し高粘度インクの
粘度を低下させることで、背圧を低下させて記録ヘッド
へのインクの供給を安定化するものが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なインクジェットプリンタでは、記録ヘッドへのインク
供給の安定化が不十分であるため、背圧が安定化せず記
録画像の画質低下を招いている。
【0005】本発明の課題は、記録画像の画質を安定化
することができるインクジェットプリンタを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のイ
ンクジェットプリンタは、インクを加熱した状態で記録
媒体上に射出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給
前のインクを収納するインクタンクと、前記インクタン
クのインクを加熱するインクタンク加熱手段と、前記記
録ヘッドより記録媒体上に射出されるインク量を検出す
るインク射出量検出手段と、前記インク射出量検出手段
の検出結果に基づいて前記インクタンク加熱手段を制御
する温度制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、インク射出
量検出手段の検出結果に基づいて温度制御手段がインク
タンク加熱手段を制御するので、インクタンクのインク
を所望の粘度に低粘度化してインク射出に最適な粘度に
保つことができる。よって、インク射出に最適な背圧を
保持でき、該射出により形成される記録画像の画質を安
定化することができる。
【0008】ここで、インク射出量を検出する方法とし
ては、例えば、印刷時に記憶される画像データに基づき
算出された各色毎のインク消費量から検出する方法や、
インク供給路に設けられた流量センサの検出結果に基づ
き算出されたインク流量から検出する方法や、記録ヘッ
ドの空射出の際に空射出受皿に設けられた液量センサの
検出結果に基づき算出された単位時間当りのインク射出
量を検出する方法や、インク射出時の記録ヘッドの駆動
周波数(1駆動周波数につき1液滴)と記録ヘッド1つ
当りの射出口数と1液滴当りの液量とを乗算した数を一
回のインク射出量とする方法などが挙げられる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記インクタンクから
前記記録ヘッドに供給される過程のインクを一旦収納す
るサブタンクと、前記サブタンクのインクを加熱するサ
ブタンク加熱手段とを備え、前記インク射出量検出手段
の検出結果に基づいて前記温度制御手段が前記サブタン
ク加熱手段も制御することを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明によれば、インクタン
クから記録ヘッドに供給される過程のインクを一旦収納
するサブタンクを備えているので、インクタンクから記
録ヘッドへのインクの供給を安定化できる。また、イン
ク射出量検出手段の検出結果に基づいて温度制御手段が
サブタンク加熱手段も制御するので、サブタンクのイン
クを所望の粘度に低粘度化してインク射出に最適な粘度
に保つことができる。
【0011】請求項3記載の発明のインクジェットプリ
ンタは、インクを加熱した状態で記録媒体上に射出する
記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給前のインクを収納
するインクタンクと、前記インクタンクのインクを加熱
するインクタンク加熱手段と、前記インクタンクから供
給路を介して前記記録ヘッドに供給される過程のインク
を一旦収納するサブタンクと、前記サブタンクのインク
を加熱するサブタンク加熱手段と、前記記録ヘッドより
記録媒体上に射出されるインク量を検出するインク射出
量検出手段と、前記インク射出量検出手段の検出結果に
基づいて前記インクタンク加熱手段と前記サブタンク加
熱手段とのうち少なくともいずれか一方を制御する温度
制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、インク射出
量検出手段の検出結果に基づいて温度制御手段がインク
タンク加熱手段とサブタンク加熱手段とのうち少なくと
もいずれか一方を制御するので、インクタンクとサブタ
ンクとのうち少なくともいずれか一方のインクを所望の
粘度に低粘度化してインク射出に最適な粘度に保つこと
ができる。よって、インク射出に最適な背圧を保持で
き、該射出により形成される記録画像の画質を安定化す
ることができる。また、インクタンクから供給路を介し
て記録ヘッドに供給される過程のインクを一旦収納する
サブタンクを備えているので、インクタンクから記録ヘ
ッドへのインクの供給を安定化できる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2又は3に
記載のインクジェットプリンタにおいて、前記インクタ
ンク、前記インクタンク加熱手段、前記サブタンク、前
記サブタンク加熱手段、前記記録ヘッドを、使用するイ
ンク色に応じて複数備え、前記温度制御手段は、前記イ
ンク射出量検出手段の検出結果に基づいて各インク色毎
のインク射出量を比較し、インク射出量の多いインクを
収納するインクタンクとサブタンクとのうち少なくとも
いずれか一方のインクを優先的に加熱するように、前記
インクタンク加熱手段とサブタンク加熱手段とのうち少
なくともいずれか一方を制御することを特徴としてい
る。
【0014】請求項4記載の発明によれば、温度制御手
段は、インク射出量検出手段の検出結果に基づいて各イ
ンク色毎のインク射出量を比較し、インク射出量の多い
インクを収納するインクタンクとサブタンクとのうち少
なくともいずれか一方の高粘度インクを優先的に加熱す
るように、インクタンク加熱手段とサブタンク加熱手段
とのうち少なくともいずれか一方を制御する。すなわ
ち、インク射出量の多いインクを収納するインクタンク
或いはサブタンクのインクを、他のインクよりも強く加
熱するので、いずれのインクも同程度に低粘度化させる
ことができ、結果、インク射出に最適な背圧を保持でき
る。従って、インク射出により形成される記録画像の画
質を安定化することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、前記
インクには、紫外線が照射されることで硬化するUVイ
ンクが含まれていることを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明によれば、インクに
は、紫外線が照射されることで硬化するUV(Ultra Vi
olet)インクが含まれているので、UVインクを用いた
場合においても、請求項1〜4のいずれかに記載の発明
と同等の効果を得ることができる。このように、印刷に
UVインクを用いると、印刷後に紫外線を照射すればU
Vインクは硬化するので、長期間にわたって印刷画像を
消え難くすることができ、インクジェットプリンタによ
る印刷画像の品質を高めることができる。さらに、UV
インクに増粘材を添加した高粘度UVインクであると、
記録媒体がインク吸収性のよい記録媒体(例えば、紙な
ど)でなくとも、インク吸収性のない記録媒体、あるい
はインク吸収性の低い記録媒体であっても印刷を行うこ
とができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、前記
インクとして高粘度インクを用いることを特徴としてい
る。
【0018】請求項6記載の発明によれば、インクとし
て高粘度インクを用いるので、印刷された画像が滲みに
くく、明瞭な印刷を行える。
【0019】ここで、高粘度インクとしては、30℃で
の粘度が50〜3000mPa・sの液体であることが
好ましい。より好ましくは、50〜1000mPa・s
であり、更に好ましくは、100〜500mPa・sで
ある。50mPa・s以下では、滲みやすいため明瞭な
印刷が行えない。また、3000mPa・s以上では、
画質の平滑性が失われる。さらに、60℃での粘度が3
〜30mPa・sの液体であることが好ましい。3mP
a・s未満では高速射出に不具合を生じるおそれがあ
り、また、30mPa・sを越えると射出性が劣化して
しまうおそれがある。また、特にピエゾ素子からなる記
録ヘッドから射出される場合、粘度は3〜30mPa・
sの液体であることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0021】[第1の実施の形態]この第1の実施の形
態で例示されるインクジェットプリンタ1は、温度上昇
に伴って低粘度化し、紫外線が照射されることで硬化す
る高粘度UVインク(以下、インクと略称する)を記録
媒体に射出し着弾させて印刷を行うものである。このイ
ンクジェットプリンタ1の主要構成は、図1に示すよう
に、シート状の記録媒体Pを印刷時に前方(矢印B)に
搬送させる搬送手段(図示略)と、前記記録媒体Pにイ
ンクを射出する記録ヘッド2と、該記録ヘッド2にイン
クを供給するインク供給部3と、該インク供給部3から
記録ヘッド2までインクを流すインク供給路12と、複
数色毎の記録ヘッド2を搭載したキャリッジ4と、前記
記録ヘッド2のメンテナンスを行うメンテナンスユニッ
ト5と、印刷時あるいはメンテナンス時などにキャリッ
ジ4を記録ヘッド2の走査方向(矢印A)に沿って案内
するガイドレール6と、前記キャリッジ4の待機所とな
るホームポジション7と、これら各部の制御を行う制御
部(温度制御手段)30(図2)とを備えている。
【0022】搬送手段は、印刷の際に、キャリッジ4の
一走査動作毎に、記録媒体Pを下流側に搬送する。この
際、記録媒体Pの印刷面が記録ヘッド2による印刷領域
Dを通過するようにする。
【0023】記録ヘッド2は、記録媒体Pに対向する面
に設けられ、インクを射出するインクノズルの射出口
と、インクを射出口に案内するマニフォールドとを有し
て構成されている。この記録ヘッド2は、インクジェッ
トプリンタ1で使用されるインクの種類(Y:イエロ
ー、LY:ライトイエロー、M:マゼンダ、LM:ライ
トマゼンダ、C:シアン、LC:ライトシアン、K:ブ
ラック、LK:ライトブラック)に応じて、複数設けら
れている。なお、通常、マニフォールド内部が、0に近
い負圧の状態であれば、インクを安定して射出すること
ができる。
【0024】インク供給部3は、インクを収納するメイ
ンタンク(インクタンク)8と、該メインタンク8から
インク供給路12に流出するインク量を規制する供給弁
9とを備えており、これらメインタンク8と供給弁9と
がインク流路13によって連通されている。なお、これ
ら各部は、インクの種類に応じて複数設けられている。
供給弁9は、図2に示すように、制御部30と電気的に
接続されており、制御部30の制御に基づいて所定のイ
ンク量をインク供給路12に流し込む。
【0025】メインタンク8は、例えば交換自在に備え
られたインクカートリッジなどであり、メインタンク8
内のインクの温度を検出するメインタンク温度センサ8
a(図2)と、メインタンク8内のインクを記録ヘッド
2に安定供給するために、メインタンク8のインクを加
熱し、低粘度化するメインタンク加熱器(インクタンク
加熱手段;例えば、ヒータなど)8b(図2)を有して
構成されている。
【0026】インク供給路12は、各インク流路13と
対応する記録ヘッド2とをそれぞれ連通させることで、
メインタンク8から記録ヘッド2へのインクの供給を各
色毎に可能としている。そしてこのインク供給路12
は、記録ヘッド2の移動に対応するように、フレキシブ
ルな部材により形成されている。
【0027】キャリッジ4は、ガイドレール6に案内さ
れながら記録ヘッド2の走査方向(矢印A)に沿って往
復移動を繰り返し、記録ヘッド2を、印刷領域Dにある
記録媒体Pの印刷面に沿って移動させる。また、このキ
ャリッジ4の側部には、記録ヘッド2から射出されたイ
ンクを硬化させるために、紫外線を照射するUV光源
(図示略)が設けられている。
【0028】メンテナンスユニット5は、キャリッジ4
が往復移動する経路の一端側で、印刷領域Dよりも外側
に設けられている。このメンテナンスユニット5は、図
1に示すように、記録ヘッド2の射出口を有するノズル
面を覆って密閉した状態で、射出口からインクを吸引す
る吸引キャップ5aと、該吸引キャップ5aによるイン
クの吸引が行われた後に、ノズル面に残るインクを拭き
取るブレード部5bと、該ブレード部の清掃を行うブレ
ードクリーナー部(図示省略)と、インクの吸引が行わ
れた射出口をインクで満たすために空射出されたインク
を回収する空射出受皿(図示略)とを備えている。な
お、空射出受皿には、空射出されたインク量を検出する
ための液量センサ(図示略)が設けられている。
【0029】ホームポジション7は、キャリッジ4が往
復移動する経路の他端側に設けられている。このホーム
ポジション7には、記録ヘッド2のノズル面を保湿する
保湿キャップ7aが、記録ヘッド2と同数設けられてお
り、キャリッジ4の待機中においては、記録ヘッド2の
ノズル面を覆って密閉している。
【0030】制御部30は、図2に示すように、インタ
ーフェイス31、ROM(Read Only Memory)32、R
AM(Random Access Memory)33、CPU(Central
Processing Unit)34等から構成され、ROM32中
に書き込まれている制御プログラムや制御データに従い
インターフェイス31に接続された各種機器を制御する
ようになっている。さらに、制御部30は、射出される
インク量を検出するインク射出量検出手段を構成する。
インク射出量を検出する方法としては、例えば、印刷の
際にRAM33に記憶される画像データ(後述)から各
色毎のインク消費量を算出し、この算出した各色毎のイ
ンク消費量を総計することによりインク射出量を検出す
る方法が挙げられる。
【0031】インターフェイス31には、エラーや各部
の状態などを表示する表示部17と、メインタンク温度
センサ8aと、メインタンク加熱器8bと、キャリッジ
4などが電気的に接続されている。
【0032】ROM32には、インク供給における各種
データや、インクジェットプリンタの各部の動作に関す
る各種制御プログラムや制御データなどが書き込まれて
いる。インク供給における各種データには、記録ヘッド
2のマニフォールド内部を、0に近い負圧の状態に維持
することが可能なインク射出量(所定量c)に関するデ
ータなどが含まれる。
【0033】RAM33は、電力が供給されている間だ
け入力されたデータを複数記憶可能であり、記録媒体P
上への画像の印刷を指示する画像データ等の各種データ
を記憶する記憶領域とCPU34による作業領域などが
備えられている。
【0034】CPU34は、ROM32に格納されてい
る各種プログラムの中から指定されたプログラムを、R
AM33内の作業領域に展開し、各センサからの入力信
号に応じて、プログラムに従った各種処理を実行する。
【0035】この制御部30は、インクジェットプリン
タ1の動作全体を制御するものであるが、ここでは、メ
インタンク8から記録ヘッド2へとインク供給する際に
行う制御手順について説明する。
【0036】印刷が開始されると、供給弁9を開きメイ
ンタンク8からインク供給路12へインクを流し込みつ
つ、記録ヘッド2の射出口からインクを記録媒体Pに射
出し着弾させる。この際、印刷する画像に基づく画像デ
ータから各色毎のインク消費量を算出し、この算出した
各色毎のインク消費量を総計することによりインク射出
量を検出する。ここで、インク射出量が所定量c以上で
ある場合には、メインタンク8内のインクを加熱するよ
うにメインタンク加熱器8bの出力を制御する。一方、
インク射出量が所定量c未満である場合には、記録ヘッ
ド2のマニフォールド内部を0に近い負圧の状態に維持
するようにメインタンク加熱器8bの出力を制御する。
そして、印刷が終了すると、供給弁9を閉じてインクの
供給を停止する。
【0037】なお、インク射出量検出手段の検出結果に
基づき各色毎のインク射出量を比較して、インク射出量
の最も多い射出口に対応するメインタンク8を優先的に
加熱するようにメインタンク加熱器8bの出力を制御す
る。
【0038】以上のように、この実施の形態のインクジ
ェットプリンタ1によれば、インク射出量検出手段の検
出結果に基づいて温度制御手段がメインタンク加熱器8
bを制御するので、メインタンク8のインクを所望の粘
度に低粘度化してインク射出に最適な粘度に保つことが
できる。よって、インク射出に最適な背圧を保持でき、
該射出により形成される記録画像の画質を安定化するこ
とができる。また、インク射出量の多い射出口に対応す
るメインタンク8のインクを、他のインク射出量の少な
い射出口に対応するメインタンク8のインクよりも強く
加熱するので、いずれのインクも同程度に低粘度化させ
ることができる。
【0039】また、記録液として高粘度UVインクを用
いているので、印刷後に紫外線を照射すれば高粘度UV
インクは硬化し、長期間にわたって印刷画像を消え難く
することができ、印刷物を屋外などに配置した際におい
ても優れた耐候性を示すことができる。つまり、インク
ジェットプリンタ1による印刷画像が滲みにくく、明瞭
な印刷を行え、印刷画像の品質を高めることができる。
さらに、高粘度UVインクであると、記録媒体Pがイン
ク吸収性のよい記録媒体(例えば、紙など)でなくと
も、インク吸収性のない記録媒体、あるいはインク吸収
性の低い記録媒体であっても印刷を行うことができる。
ここで、インク吸収性のない記録媒体、あるいはインク
吸収性の低い記録媒体とは、インク吸収性のない材料や
インク吸収性の低い材料から形成された記録媒体、ある
いはインク吸収性のない材料やインク吸収性の低い材料
からなる表面層(印刷層)を有する記録媒体などであ
る。インク吸収性のない材料、あるいはインク吸収性の
低い材料とは、例えば、各種のプラスチックや金属など
があげられる。
【0040】<変形例1>変形例1について、図3を参
照して説明する。変形例1では、この変形例1特有の部
分以外は、上記第1の実施の形態と同様であるので、第
1の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。
【0041】この変形例1のインクジェットプリンタ1
00は、メインタンク8から供給弁9を介して供給され
たインクを、インク供給路12を介して記録ヘッド2に
供給するサブタンク10を備えている。サブタンク10
は、メインタンク8と記録ヘッド2との間に設けられ、
メインタンク8からのインクを、メインタンク8よりも
低い位置で一旦収容してから記録ヘッド2へ供給するこ
とで、記録ヘッド2に供給するインク圧力を規制するも
のである。また、サブタンク10は、インクを収納する
インク収納部(図示略)と、サブタンク10内のインク
の温度を検出するサブタンク温度センサ10a(図4)
と、サブタンク10内のインクを記録ヘッド2に安定供
給するために、サブタンク10のインクを加熱し、低粘
度化するサブタンク加熱器(サブタンク加熱手段)10
b(図4)とを有して構成されている。
【0042】また、インク収納部は、可撓性の容器から
なり、収納するインク量にあわせてその形状を変化させ
る。そして、インク収納部は、メインタンク8から供給
弁9を介して供給されるインクを一旦収容してからイン
ク供給路12に流し込む。このインク供給路12に流し
込まれたインクは、記録ヘッド2のインクノズルに流れ
込み、射出口まで至る。つまり、インク供給路12とイ
ンクノズルとによって、サブタンク10から射出口まで
至る流路を形成している。
【0043】次に、制御部30がメインタンク8から記
録ヘッド2へとインク供給する際に行う制御手順につい
て説明する。
【0044】予め、供給弁9を開きメインタンク8から
サブタンク10へインクを流し込み、サブタンク10の
インク収納部内に所定量のインクを収納した状態となっ
ている。印刷が開始されると、サブタンク10からイン
ク供給路12へインクを流し込みつつ、記録ヘッド2の
射出口からインクを記録媒体Pに射出し着弾させる。こ
の際、上記第1の実施の形態と同様にインク射出量を検
出する。ここで、インク射出量が所定量c以上である場
合には、メインタンク8のインクを加熱するようにメイ
ンタンク加熱器8bの出力を制御するとともに、サブタ
ンク10のインクを加熱するようにサブタンク加熱器1
0bの出力を制御する。一方、インク射出量が所定量c
未満である場合には、記録ヘッド2のマニフォールド内
部を0に近い負圧の状態に維持するようにメインタンク
加熱器8b及びサブタンク加熱器10bの出力を制御す
る。そして、印刷が終了すると、供給弁9を閉じてイン
クの供給を停止する。
【0045】なお、メインタンク8からサブタンク10
へのインクの供給は、サブタンク内に設けられたサブタ
ンクインク残量センサ(図示略)の検出結果に基づいて
行われる。
【0046】この変形例1によれば、インク射出量検出
手段の検出結果に基づいて、メインタンク加熱器8bを
制御するとともに、サブタンク加熱器10bを制御する
ので、メインタンク8及びサブタンク10のインクを所
望の粘度に低粘度化してインク射出に最適な粘度に保つ
ことができる。また、メインタンク8からインク供給路
12を介して記録ヘッド2に供給される過程のインクを
一旦収納するサブタンク10を備えているので、メイン
タンク8から記録ヘッド2へのインクの供給を安定化で
きる。
【0047】なお、この変形例1では、制御部30は、
メインタンク加熱器8bおよびサブタンク加熱器10b
の出力の両方を制御するようにしたが、これに限られる
ものではなく、いずれか一方の加熱器の出力を制御する
ようにしても良い。例えば、インク供給路12へインク
を流し込むサブタンク加熱器10bのみを制御するよう
にしても良い。
【0048】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
ついて、図5を参照して説明する。第2の実施の形態で
は、この第2の実施の形態特有の部分以外は、上記第1
の実施の形態と同様であるので、第1の実施の形態と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0049】この第2の実施の形態で例示されるインク
ジェットプリンタ200は、インク供給路212をメイ
ンタンク208と記録ヘッド202との間で連通させな
い構成となっている。メインタンク208は、キャリッ
ジ4が往復移動する経路の一端側に備えられており、こ
のメインタンク208には、インクを記録ヘッド202
に供給するためのインク供給路212が、下方に突出す
るように設けられている。そして、インク供給時におい
て、このインク供給路212と記録ヘッド202の開口
部202aとが連結もしくは対向することで、メインタ
ンク208から記録ヘッド202へとインクを自重によ
り垂れ流すことができ、インクの供給を可能としてい
る。
【0050】なお、このメインタンク208には、イン
ク供給時以外の時にインクの垂れ流れを防止するインク
規制部が設けられており、このインク規制部は、例え
ば、インク供給時にのみインク供給路212を開き、そ
れ以外の時にはインク供給路212を閉じる開閉部材な
どである。
【0051】この実施の形態のインクジェットプリンタ
200によれば、上記第1の実施の形態と同等の効果を
得ることができる。
【0052】<変形例2>変形例2について、図6を参
照して説明する。変形例2では、この変形例2特有の部
分以外は、上記第2の実施の形態と同様であるので、第
2の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。
【0053】この変形例2のインクジェットプリンタ3
00は、記録ヘッド302近傍にサブタンク310を備
えている。サブタンク310は、記録ヘッド302の上
部に、一体的となるように設けられている。また、サブ
タンク310の上部には、サブタンク310内にインク
を供給するための開口部310aが設けられている。こ
の開口部310aは、インクの供給時に開口していれば
よく、常に開口している構成や、印刷時などには蓋がさ
れ閉じられている構成であってもよい。
【0054】この変形例2のインクジェットプリンタ3
00によれば、前述した変形例1と同等の効果を得るこ
とができる。
【0055】[第3の実施の形態]第3の実施の形態に
ついて、図7を参照して説明する。第3の実施の形態で
は、この第3の実施の形態特有の部分以外は、上記第1
の実施の形態と同様であるので、第1の実施の形態と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0056】この第3の実施の形態で例示されるインク
ジェットプリンタ400は、メインタンク408から記
録ヘッド402へとインクを供給する加圧ポンプ415
を備えている。加圧ポンプ415は、メインタンク40
8とインク供給路412の間に設けられ、インク供給路
412内部のインク圧力を変更するものである。そし
て、加圧ポンプ415は、印刷の開始に基づいて動作
し、メインタンク408からインク供給路412へのイ
ンクの供給を開始する。
【0057】この実施の形態のインクジェットプリンタ
400によれば、上記第1の実施の形態と同等の効果を
得ることができる。
【0058】<変形例3>変形例3について、図8を参
照して説明する。変形例3では、この変形例3特有の部
分以外は、上記第3の実施の形態と同様であるので、第
3の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。
【0059】この変形例3のインクジェットプリンタ5
00は、記録ヘッド502近傍にサブタンク510を備
えている。サブタンク510は、記録ヘッド502の上
に、一体的となるように設けられている。そして、各サ
ブタンク510と対応する加圧ポンプ415とがそれぞ
れインク供給路412によって連通されており、メイン
タンク408からサブタンク510へのインクの供給を
各色毎に可能としている。
【0060】この変形例3のインクジェットプリンタ5
00によれば、前述した変形例1と同等の効果を得るこ
とができる。
【0061】[第4の実施の形態]第4の実施の形態に
ついて、図9を参照して説明する。第4の実施の形態で
は、この第4の実施の形態特有の部分以外は、上記第1
の実施の形態と同様であるので、第1の実施の形態と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0062】この第4の実施の形態で例示されるインク
ジェットプリンタ600は、長手方向に亘って多数の射
出口が所定間隔に設けられた記録ヘッド602を備えて
いる。記録ヘッド602は、インクジェットプリンタ6
00で使用されるインクの種類(Y:イエロー、M:マ
ゼンダ、C:シアン、K:ブラック)に応じて、複数設
けられており、これら記録ヘッド602が、互いの長手
方向が平行となるように記録媒体Pの搬送方向Lに並ん
でいる。また、記録ヘッド602の上部には、短いイン
ク供給路612を介してメインタンク608が取り付け
られている。
【0063】この実施の形態のインクジェットプリンタ
600によれば、上記第1の実施の形態と同等の効果を
得ることができる。
【0064】<変形例4>変形例4について、図10を
参照して説明する。変形例4では、この変形例4特有の
部分以外は、上記第4の実施の形態と同様であるので、
第4の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0065】この変形例4のインクジェットプリンタ7
00は、メインタンク608から記録ヘッド702の射
出口までインクを供給する際に、該インクを一旦収納す
るサブタンク710を備えている。サブタンク710
は、各記録ヘッド702の上に、一体的となるように設
けられている。そして、各サブタンク710と対応する
メインタンク608とがそれぞれインク供給路612に
よって連通されており、メインタンク608からサブタ
ンク710へのインクの供給を各色毎に可能としてい
る。
【0066】この変形例4のインクジェットプリンタ7
00によれば、前述した変形例1と同等の効果を得るこ
とができる。
【0067】なお、上記の実施の形態では、インク射出
量を検出する方法として、画像データから各色毎のイン
ク消費量を算出し、この算出した各色毎のインク消費量
を総計することにより検出する方法を例示したが、これ
に限られるものではなく、インク射出量を検出可能であ
れば如何なる方法であっても良い。例えば、インク供給
路に流量センサを設け、該流量センサの検出結果に基づ
き算出されたインク流量からインク射出量を検出する方
法や、記録ヘッドの空射出の際に空射出受皿に設けられ
た液量センサの検出結果に基づき算出された単位時間当
りのインク射出量を検出する方法や、インク射出時の記
録ヘッドの駆動周波数(1駆動周波数につき1液滴射出
される)と記録ヘッド1つ当りの射出口数と1液滴当り
の液量とを乗算した数を一回のインク射出量とする方法
などであっても良い。また、上記の実施の形態では、メ
インタンク加熱器或いはサブタンク加熱器の制御を印刷
の開始後に行うようにしたが、これに限られるものでは
なく、印刷の開始前に両タンク加熱器の制御を行うよう
にしても良い。具体的には、画像データの受信に基づき
算出したインク射出量に基づいて、印刷の開始前にメイ
ンタンク加熱器或いはサブタンク加熱器を予め制御する
ようにしても良い。また、インクタンク(例えば、メイ
ンタンク8)を各色毎に分割した構成としたが、これに
限られるものではなく、例えば各インクタンクを一体的
とした構成としても良い。さらに、メインタンク加熱器
及びサブタンク加熱器は、メインタンク及びサブタンク
内のインクを加熱し低粘度化させるものであれば如何な
るものでもよく、例えば、メインタンク或いはサブタン
クを加熱することで内部のインクも加熱するものや、メ
インタンク或いはサブタンク内部でインクを直接加熱す
るものが挙げられる。具体的には、ハロゲンランプ、赤
外線、電熱線等を用いても良い。加えて、記録液として
高粘度UVインクを例示して説明しているが、使用され
る記録液としては、これに限るものでなくUVインクで
あっても、その他の高粘度インクであってもよい。ま
た、インク色毎に異なる種類の記録液を用いても良い。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、インク射
出量検出手段の検出結果に基づいて温度制御手段がイン
クタンク加熱手段を制御するので、インクタンクのイン
クを所望の粘度に低粘度化してインク射出に最適な粘度
に保つことができる。よって、インク射出に最適な背圧
を保持でき、該射出により形成される記録画像の画質を
安定化することができる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、インク射出
量検出手段の検出結果に基づいて温度制御手段がインク
タンク加熱手段とサブタンク加熱手段とのうち少なくと
もいずれか一方を制御するので、インクタンクとサブタ
ンクとのうち少なくともいずれか一方のインクを所望の
粘度に低粘度化してインク射出に最適な粘度に保つこと
ができる。よって、インク射出に最適な背圧を保持で
き、該射出により形成される記録画像の画質を安定化す
ることができる。また、インクタンクから供給路を介し
て記録ヘッドに供給される過程のインクを一旦収納する
サブタンクを備えているので、インクタンクから記録ヘ
ッドへのインクの供給を安定化できる。
【0070】請求項5記載の発明によれば、インクに
は、紫外線が照射されることで硬化するUV(Ultra Vi
olet)インクが含まれているので、UVインクを用いた
場合においても、請求項1〜4のいずれかに記載の発明
と同等の効果を得ることができる。このように、印刷に
UVインクを用いると、印刷後に紫外線を照射すればU
Vインクは硬化するので、長期間にわたって印刷画像を
消え難くすることができ、インクジェットプリンタによ
る印刷画像の品質を高めることができる。さらに、UV
インクに増粘材を添加した高粘度UVインクであると、
記録媒体がインク吸収性のよい記録媒体(例えば、紙な
ど)でなくとも、インク吸収性のない記録媒体、あるい
はインク吸収性の低い記録媒体であっても印刷を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態のインクジ
ェットプリンタの主要部を表す斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに備わる制御部
の主要制御ブロック図である。
【図3】サブタンクを備えるインクジェットプリンタの
一例を説明するための図である。
【図4】図3のインクジェットプリンタに備わる制御部
の主要制御ブロック図である。
【図5】本発明を適用した第2の実施の形態のインクジ
ェットプリンタの主要部を表す斜視図である。
【図6】サブタンクを備えるインクジェットプリンタの
一例を説明するための図である。
【図7】本発明を適用した第3の実施の形態のインクジ
ェットプリンタの主要部を表す斜視図である。
【図8】サブタンクを備えるインクジェットプリンタの
一例を説明するための図である。
【図9】本発明を適用した第4の実施の形態のインクジ
ェットプリンタの主要部を表す斜視図である。
【図10】サブタンクを備えるインクジェットプリンタ
の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 記録ヘッド 8 メインタンク(インクタンク) 8b メインタンク加熱器(インクタンク加熱手段) 10 サブタンク 10b サブタンク加熱器(サブタンク加熱手段) 30 制御部(温度制御手段、インク射出量検出手
段) P 記録媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクを加熱した状態で記録媒体上に射出
    する記録ヘッドと、 前記記録ヘッドに供給前のインクを収納するインクタン
    クと、 前記インクタンクのインクを加熱するインクタンク加熱
    手段と、 前記記録ヘッドより記録媒体上に射出されるインク量を
    検出するインク射出量検出手段と、 前記インク射出量検出手段の検出結果に基づいて前記イ
    ンクタンク加熱手段を制御する温度制御手段と、 を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 前記インクタンクから前記記録ヘッドに供給される過程
    のインクを一旦収納するサブタンクと、 前記サブタンクのインクを加熱するサブタンク加熱手段
    とを備え、 前記インク射出量検出手段の検出結果に基づいて前記温
    度制御手段が前記サブタンク加熱手段も制御することを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】インクを加熱した状態で記録媒体上に射出
    する記録ヘッドと、 前記記録ヘッドに供給前のインクを収納するインクタン
    クと、 前記インクタンクのインクを加熱するインクタンク加熱
    手段と、 前記インクタンクから供給路を介して前記記録ヘッドに
    供給される過程のインクを一旦収納するサブタンクと、 前記サブタンクのインクを加熱するサブタンク加熱手段
    と、 前記記録ヘッドより記録媒体上に射出されるインク量を
    検出するインク射出量検出手段と、 前記インク射出量検出手段の検出結果に基づいて前記イ
    ンクタンク加熱手段と前記サブタンク加熱手段とのうち
    少なくともいずれか一方を制御する温度制御手段と、 を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記インクタンク、前記インクタンク加熱手段、前記サ
    ブタンク、前記サブタンク加熱手段、前記記録ヘッド
    を、使用するインク色に応じて複数備え、 前記温度制御手段は、前記インク射出量検出手段の検出
    結果に基づいて各インク色毎のインク射出量を比較し、
    インク射出量の多いインクを収納するインクタンクとサ
    ブタンクとのうち少なくともいずれか一方のインクを優
    先的に加熱するように、前記インクタンク加熱手段とサ
    ブタンク加熱手段とのうち少なくともいずれか一方を制
    御することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のインクジ
    ェットプリンタにおいて、 前記インクには、紫外線が照射されることで硬化するU
    Vインクが含まれていることを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のインクジ
    ェットプリンタにおいて、 前記インクとして高粘度インクを用いることを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100824270B1 (ko) * 2007-09-18 2008-04-24 주식회사 비아트 잉크분사장치
JP2015139919A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 セイコーエプソン株式会社 液体収容体
US9840080B1 (en) 2016-06-08 2017-12-12 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
WO2023162421A1 (ja) * 2022-02-25 2023-08-31 株式会社Screenホールディングス 印刷装置および印刷方法

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