JP2003145647A - 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル及びその製造方法とその製造設備 - Google Patents

型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル及びその製造方法とその製造設備

Info

Publication number
JP2003145647A
JP2003145647A JP2001340859A JP2001340859A JP2003145647A JP 2003145647 A JP2003145647 A JP 2003145647A JP 2001340859 A JP2001340859 A JP 2001340859A JP 2001340859 A JP2001340859 A JP 2001340859A JP 2003145647 A JP2003145647 A JP 2003145647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
label
extruder
stretched
synthetic paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001340859A
Other languages
English (en)
Inventor
Hokin Rin
豊欽 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nan Ya Plastics Corp
Original Assignee
Nan Ya Plastics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nan Ya Plastics Corp filed Critical Nan Ya Plastics Corp
Priority to JP2001340859A priority Critical patent/JP2003145647A/ja
Publication of JP2003145647A publication Critical patent/JP2003145647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パール光沢合成紙巻ラベルにおいて、PPボ
トルやHDPEボトルの吹込み成形または射出成形の型
内で成形するPPボトルやHDPEボトル・缶との一体
成形により熱貼り合わせを行う際の、気泡を含むなど異
常現象の発生を防止または回避する。 【解決手段】 2台の副押出機11、13と1台の主押
出機12を直接利用することにより、印刷紙状層、発泡
中間層、型内貼りラベル層の異なった組成配合による組
成物を構成させ、Tダイ14から共押出成形して三層積
層樹脂組成物とし、さらに冷却成形2、二軸延伸3,
4、コロナ処理5、巻取6などステップを経て、型内一
体成形に用いる三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻
ラベルを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型内一体成形用の三層
共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルに関するもの
で、特に該三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベ
ルの製造に関する設備と製法を指す。本発明の製造方法
により成形製造したパール光沢合成紙巻ラベルは、印刷
紙状層、発泡中間層、型内貼りラベル層が積層してなる
三層積層構造を持ち、PPボトルやHDPEボトルの型
内吹込み成形または射出成形に活用でき、また型内でP
PボトルやHDPEボトル・缶と一体成形させて熱貼り
合わせを行うことで、気泡を含むといった異常現象を防
止・回避し、PPボトルやHDPEボトル・缶と巻ラベ
ルの一体成形が外観や品質上優れたものになる。
【0002】
【従来の技術】伝統的な裏接着型巻ラベルの製作方法
は、離型台紙上に離型剤を塗布して離型紙とし、さらに
接着剤を塗布して塗層とし、この塗層と巻ラベル紙を複
合させて裏接着型巻ラベルとして、印刷した後に巻ラベ
ルを貼る方法でボトルや缶に貼っていた。また従来の型
内巻ラベルについては、業界で通常使用されている加工
方法は、プラスチックフィルムまたは合成紙の一つの面
にホットメルト塗布加工またはエンボス加工を行い、巻
ラベルの貼りラベル層を製造していた。
【0003】先行技術の特許については、王子油化合成紙株
式会社がすでに、二軸延伸した薄膜を基材層(中間層)
として、この基材層の上、下両面に単軸延伸した薄膜を
貼り合わせて紙状層/基材層/貼りラベル層の合成紙を
形成させ、貼りラベル層の上に2.54cmごとに5〜
25本の浮出し(エンボス)加工した貼りラベル製品を
製造している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】当該貼りラベル層の構
造は、型内一体成形による巻ラベルの応用上最も重要な
ポイントである。パリソン吹込み成形や射出成形の型内
で成形する際には、型内巻ラベルとの間に空気が存在す
るため、貼りラベル面にホットメルトを塗布したり、エ
ンボスを加工して、空隙を設けて間の空気をうまく逃す
通り道を作り、型内巻ラベルと成形容器中を空気が覆う
ために見栄えが損なわれるという現象を回避している。
さらに貼りラベル層に用いる熱可塑性樹脂とホットメル
トについては、成形容器は必ず加熱封止用の材質でなけ
ればならず、ボトルに貼る巻ラベルの貼り強度を保証し
て、巻ラベルが容器のボトルや缶に使用する際に剥離し
ないようにする。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明の主な製造方法は、2台
の副押出機と1台の主押出機を直接利用して、印刷紙状
層、発泡中間層、型内貼りラベル層という異なった配合
による組成物を構成させ、Tダイによって共押出成形し
て三層積層樹脂組成物とし、さらに冷却成形、二軸延
伸、コロナ処理、巻取りという手順を経て、型内一体成
形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルに
する。
【0006】本発明が開発した型内一体成形用の三層共押出
二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルの主な目的は、これ
までの伝統的な裏接着型巻ラベルの製作方法および現在
の型内巻ラベル製品の業界で通常使用されている加工方
法を突破・改良することである。
【0007】本発明の型内一体成形用の三層共押出二軸延伸
パール光沢合成紙巻ラベルでは、印刷後に当該巻ラベル
をロボットアームで直接挟んでボトルや缶の成形金型内
に入れて、成形金型の内壁に吸着させ、溶解させた熱可
塑性樹脂の原料を金型に注入し吹込み成形や射出成形を
行う際に、当該巻ラベルを型内成形する容器のボトルや
缶と一緒に一体成形して熱貼合わせを行うことができ
る。
【0008】すなわち、本発明の型内一体成形用の三層共押
出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルの使用において
は、離型台紙、離型剤、接着層の材料費および離型剤の
塗布や接着剤塗布層の加工過程で発生する費用を節約で
き、21世紀の巻ラベルとして使用上大きな潜在力を備
えていると言える。コストの面でも、メーカー側にとっ
て長期的に見れば相当有利であり、巻ラベルを金型に入
れるために使用するロボットアームの設備投資だけで足
り、離型台紙、離型剤、接着剤層の材料費および離型剤
の塗布や接着剤塗布層の加工費用を長期にわたって節約
できる。さらに、成形容器と使用済巻ラベルは同じ材質
として回収できるため環境保護の面でも優れており、ま
た巻ラベルや吹込み成形のメーカーは容易に把握できる
ので偽造を防ぎやすい。
【0009】型内巻ラベルの材質は、エンボス加工による方
法を採っても、或いはホットメルトを塗布する方法にし
ても、その製品価格は従来の裏接着型巻ラベルに比べて
まだ高価であり、メーカー側の採用意欲に影響してい
る。現在のところ国際的な洗剤、化学工業製品、オイル
製品の大手メーカーが、偽造防止や企業イメージを考慮
して使用しているのみであり、従来の裏接着型巻ラベル
のようにはまだ普及していない。
【0010】型内巻ラベルのコストが高すぎて普及しないと
いうその原因を検討してみると、王子油化合成紙株式会
社の貼合わせ式で製造した合成紙は、合成紙そのものの
コストが高く、また金属ロールやゴムロールで浮出し加
工する際の作業ペースが遅く、設備費用も高いため付随
的に発生するコストが増加し、極めて良い効率の型内巻
ラベル一体成形ができても、加工メーカーに広く受け入
れられるには至っていない。またプラスチックフィルム
や合成紙の一面にホットメルトを塗布する場合、プラス
チックフィルムや合成紙のほとんどは他のメーカーから
仕入れており、ホットメルトの費用が高価なこともあっ
て、コストを引き上げ普遍的に使用されない原因になっ
ている。
【0011】本出願人は10年にわたる二軸延伸プロピレン
パール光沢合成紙の研究開発および生産の経験から、型
内巻ラベル製品のコスト構造と技術上の壁を突破しなけ
れば、大きな潜在力を有する市場や応用に踏み込めない
ことを知った。合成紙やプラスチックフィルム上にエン
ボス加工やホットメルト塗布を行う方法は、合成紙やプ
ラスチックフィルム表面の粗さに欠けるが、これはTダ
イなど加工設備の工程が原因となっている。特に貼付ボ
トルの強度の問題を考慮すると、無機粉末などを添加し
て表面の粗さを高めることはできない。一方、型内巻ラ
ベルでは、特に吹込み成形の場合、貼りラベル層(熱封
止層)の粗さは少なくとも2.5ミクロン以上でない
と、安定した型内巻ラベル一体成形の作業効率が得られ
ない。
【0012】本出願人の二軸延伸ポリプロピレンパール光沢
合成紙は三層共押出方式によって製造されており、型内
巻ラベルの使用においては、印刷紙状層/発泡中間層/
型内貼りラベル層からなる三層積層構造を採用し、また
型内貼りラベル層には高密度ポリエチレン低MFI規格
とMFIの高いプロピレンエチレン共重合体を用いてお
り、流動性の差が極めて大きいという原理を利用し、
2.8ミクロン以上という粗さの高い型内貼りラベル層
を作り出し、吹込み成形や射出一体成形の際に、容器と
型内巻ラベルとの間の空隙を瞬時に消失させ、型内巻ラ
ベルと成形容器中を空気が覆って成形後の見栄えが損な
われるという現象を生じさせない。
【0013】さらに、市場で販売されている洗剤、化学工業
製品、オイル製品、果汁飲料などの容器の材質はHDP
EやPPがメインであるが、本発明のパール光沢合成紙
巻ラベルはこのHDPEやPPを材質とする容器上で使
用されるものである。HDPEやPPを材質とする容器
で言うと、本発明の高密度ポリエチレン(HDPE)お
よびプロピレン-エチレン共重合体を混合してなる型内
貼りラベル層は、用途に基づいて配合比率を調整するだ
けで、効果的に熱封止することができる。例えばHDP
Eボトルに用いる際には、型内貼り巻ラベル層中のHD
PEの用量を若干高くし、PPボトルに用いる際には、
該層中のプロピレンエチレン共重合体の比率を若干多く
する。
【0014】このように、本発明の型内貼りラベル層で粗さ
を高くするには、HDPEおよびプロピレン-エチレン
共重合体原料間のホットメルトの流動性に大きな差があ
るという原理に基づいている。一般的に、HDPEはM
FI<1、プロピレン-エチレン共重合体はMFI>4
のものを好適とする。またHDPEの用量も粗さに大き
く影響し、用量が多いほど粗さも高くなる。吹込み成形
では、HDPEボトルに使用する型内巻ラベルの貼りラ
ベル層の粗さは少なくとも1.7ミクロン以上必要であ
り、ボトルが大きいほどラベルの面積も大きくなり、貼
りラベル層の粗さも粗くなる必要がある。従って少なく
とも2.5ミクロン以上の粗さがなければ作業が安定し
ない。但し吹込み成形においては、一般的にPPボトル
は容器が小さめで、ボトル面が滑らかであり、空気が逃
げやすいため、PPボトルに使用する型内巻ラベルの貼
りラベル層の粗さは1.7ミクロン以上あれば大抵問題
はない。本発明の貼りラベル層の粗さは2.8ミクロン
以上に調整できるので、上記HDPEボトルやPPボト
ルの吹込み成形加工においては気泡の問題は発生せず、
射出成形で使用する際には、成形圧力が大きいため、容
器と巻ラベルとの間の空気が逃げやすく、貼りラベル層
の粗さに対する要求は吹込み成形のように厳しくはな
い。PPボトルでは1.1ミクロン以上、HDPEボト
ルでは約1.7ミクロン以上の粗さがあればよい。
【0015】高密度ポリエチレン、プロピレン-エチレン共
重合体の比率と貼りラベル層の粗さおよびPPボトル、
HDPEボトルの吹込み成形、射出成形との関係を次に
示す。
【0016】
【表 1】
【0017】成形の際に型内巻ラベルに蜜柑皮状の収縮が発
生しやすいという問題については、その応用において極
めて注意を要する品質上の問題であり、巻ラベルの見栄
えが悪くなり、商品の価値観に影響しうる。該収縮が起
こる原因は主に、巻ラベル内に多数の大きな空隙が存在
するために、容器との一体成形の際に、空間の消失によ
り該空隙が蜜柑皮状の収縮を起こすためである。本発明
の型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成
紙巻ラベルは、空隙の度合をうまく調整し、比重を約
0.85程度にするため、空隙は小さく且つ平均的にな
り、蜜柑皮状の収縮の問題は発生しない。
【0018】また、オフセット、グラビア、凸版などいずれ
の印刷方法においても、型内巻ラベルの印刷の質とイン
クの密着性は非常に重要である。本発明の型内一体成形
用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルは、
グラビア印刷ではインクを使用でき、凸版印刷ではUV
ロ-ラ伝写インクを通常使用する。こうした印刷方法や
インクはプラスチックフィルムや合成紙の印刷にも用い
られる。
【0019】本発明の技術内容をさらに理解し明確にするた
め、次に本発明の組成配合と製造設備、生産条件をそれ
ぞれ説明する。
【0020】
【発明の組成配合】本発明の型内一体成形用の三層共押
出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル7は、三層構造を
した二軸延伸による積層製品であり、印刷紙状層71、
発泡中間層72、型内貼りラベル層73を持つ(図1参
照)。印刷紙状層71は、ポリプロピレン35〜78重
量%、ポリエチレン10〜25重量%、炭酸カルシウム
マスターバッチ(炭酸カルシウム含有40〜70%)1
0〜25重量%、二酸化チタンマスターバッチ(二酸化
チタン含有30〜60%)2〜15重量%からなり、発
泡中間層72は、ポリプロピレン88〜35重量%、炭
酸カルシウムマスターバッチ(炭酸カルシウム含有40
〜70%)10〜25重量%、帯電防止剤0〜5重量
%、二酸化チタンマスターバッチ(二酸化チタン含有3
0〜60%)2〜15重量%からなり、型内貼りラベル
層73は、高密度ポリエチレン5〜60重量%、プロピ
レン-エチレン共重合体40〜95重量%からなる。
【0021】上記を十分に混合した後で印刷紙状層71、発
泡中間層72、型内貼りラベル層73を、押出機(1)
Tダイの上、中、下スプルー内にそれぞれ圧入し、共押
出成形により三層樹脂組成物を形成させ、Tダイの出口
スプルーから押し出し、冷却成形装置2、縦方向延伸装
置3、横方向延伸装置4、コロナ処理装置5、巻取り装
置6を経て、本発明の型内一体成形用の三層共押出二軸
延伸パール光沢合成紙巻ラベルを製造し、三層構造をも
つ積層製品とする(図2参照)。
【0022】本発明のパール光沢合成紙巻ラベルが採用する
ポリプロピレン原料は、本出願人の長年の経験からポリ
プロピレンの規格およびその使用の上で、制限を受けな
いことを十分に把握しており、またポリプロピレンの分
子量の分布は広く、MFI(メルトフロ-インデック
ス)は3.0〜3.5であるため、高速生産に最適であ
る。
【0023】本発明が採用するポリエチレン樹脂は、MFI
が0.1〜7であり、製造される型内一体成形用の三層
共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルに適度のスチ
フネスと紙模倣効果を持たせ、また優れた紙面の粗さと
印刷の質およびインクの密着性を備えさせる。
【0024】また、本発明のパール光沢合成紙巻ラベルに優
れた白色度と不透明度および比重を下げる効果を持たせ
るために、本発明では無機粉末マスターバッチとして炭
酸カルシウム、二酸化チタン、珪藻土、白土(クレ
ー)、酸化カルシウム、二酸化珪素、硫酸バリウムの中
から選択使用し、表面処理してからマスターバッチにす
る。マスターバッチの粒径は0.1〜10ミクロン(μ
m)の範囲で、1種類または2種類以上の混合で使用
し、使用する種類と用量はパール光沢合成紙巻ラベルが
備えるべき性質に基づいて決定する。
【0025】本発明で用いる帯電防止剤は、常用されている
二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)の帯電防止剤とす
るが、耐高温型の帯電防止剤を使用すれば、本発明のパ
ール光沢合成紙巻ラベルに備わる。
【0026】
【発明の製造設備と生産条件】本発明のパール光沢合成
紙巻きレベルの製造設備は、製造工程に基づいて押出機
1、冷却成形装置2、縦方向延伸装置3、横方向延伸装
置4、コロナ処理装置5、巻取装置6を備えている(図
2参照)。
【0027】押出機1は、ホッパー式ベント機構付のシング
ルスクリュー副押出機2台(またはスリーブ式ベント機
構付ツインスクリュー押出機)11、13、およびスリ
ーブ式ベント機構付ツインスクリュー主押出機1台(ま
たはホッパー式ベント機構付シングルスクリュー主押出
機)12を有し、それぞれTダイ14を組み合わせて構
成されている。該押出機1の作業温度は、使用原料と生
産速度に基づいて設定するが、通常は180〜280℃
の範囲とする。
【0028】印刷紙状層71の組成材料は、シングルスクリ
ュー第1副押出機(またはスリーブ式ベント機構付ツイ
ンスクリュー押出機)11によって送り込まれ、シング
ルスクリュー第1副押出機11を経て前方のフィーダー
部分で十分に混合した後、再びシングルスクリュー第1
副押出機11内に送り、スクリューで混練してから組成
物をTダイ14の上スプルーに押し出す。
【0029】発泡中間層72の組成材料は、スリーブ式ベン
ト機構付ツインスクリュー主押出機12によって送り込
まれ、ツインスクリュー主押出機12を経て前方のフィ
ーダー部分で十分に混合した後、再びツインスクリュー
主押出機(またはホッパー式ベント機構付シングルスク
リュー主押出機)12内に送り、ツインスクリューで混
練、排気してから、組成物をTダイ14の中スプルーに
押し出す。型内貼りラベル層73の組成材料は、シング
ルスクリュー第2副押出機13によって送り込まれ、前
方のフィーダー部分で十分に混合した後、再びシングル
スクリュー第2副押出機13内に送り、シングルスクリ
ューで混練、排気してから、組成物をTダイ14の下ス
プルーに押し出す。
【0030】印刷紙状層71、発泡中間層72、型内貼りラ
ベル層73の組成材料は、それぞれをシングルスクリュ
ー第1副押出機11、ツインスクリュー主押出機12、
シングルスクリュー第2副押出機(またはスリーブ式ベ
ント機構付ツインスクリュー押出機)13内に同時に入
れ、Tダイ14にまとめて一緒に押し出し、共押出成形
を行って三層樹脂組成物とし、押出機1のTダイ14出
口スプルーから押し出す。
【0031】冷却成形装置2は冷却ロール(CR)と水槽
(WB)を備え、作業温度は製品の積層シ−トの厚さと
結晶要求および生産速度に基づいて適温に調整するが、
通常は15〜70℃の間とし、180〜280℃の高温
で押出成形した三層樹脂組成物を冷却してから、三層積
層シ−トに成形する。方向延伸装置(3)では、冷却成
形した三層積層シ−トを予熱し、作業温度は積層シ-ト
の厚さ、生産速度、製品の配合材料、比重要求、延伸倍
率に基づいて適温に調節するが、通常は110〜150
℃の間に保ち、冷却成形した三層積層シ−トを予熱、延
伸、アニーリングしてから定型する。冷却成形した三層
積層シ−トは通常3〜6倍の延伸倍率で縦方向延伸装置
(3)で縦方向に延伸する。
【0032】横方向延伸装置(4)では、縦方向延伸装置
(3)により縦方向に延伸した三層積層シ−トをもう一
度予熱し、作業温度は製品の積層シ−トの厚さ、生産速
度、製品の配合材料、比重要求、延伸倍率に基づいて適
温に調節するが、通常は140〜190度の間とし、縦
方向に延伸した三層積層シ−トを予熱、延伸、アニーリ
ングしてから定型する。縦方向に延伸した三層積層シ−
トをさらに横方向延伸装置(4)で延伸するが、通常は
延伸倍率5〜13倍で横方向に延伸され、さらにアニー
リングと冷却によって定型すると、本発明のパール光沢
合成紙巻ラベル製品になる。
【0033】コロナ処理装置(5)では、定型したパール光
沢合成紙巻ラベルにさらに20〜120kw効率の高周
波コロナ処理を行い、定型したパール光沢合成紙巻ラベ
ルが持つ優れた均一的な表面張力を向上させ、パール光
沢合成紙巻ラベルにグラビア、凸版、オフセット、ハー
フトーン、箔押しなどの印刷を行った際に、インクや金
箔が優れた密着性を持つようにする。
【0034】巻取り装置(6)は張力を適度に調整しなが
ら、コロナ処理済のパール光沢合成紙巻ラベルを巻き取
り、パール光沢合成紙巻ラベルに縒りが生じたり真直ぐ
平らにならないといった問題の発生を防ぐ。
【0035】次に本発明の型内一体成形用の三層共押出二軸
延伸パール光沢合成紙巻ラベルの実施例を挙げ、本発明
が特許要件(産業上の利用性、新規性、進歩性)を確か
に備えていることを説明するが、但し本発明の特許請求
の範囲はこれに限定されない。
【0036】実施例:厚み100ミクロンの型内一体成形用
の三層共押出二軸延伸パール光沢合成 紙巻ラベル をPPボトル、HDPEボトルの吹込み成形または射出
成形の型内に応用する場 合 ポリプロピレン(MFI:3.0)50重量%、ポリエ
チレン(MFI:2.0)20重量%、二酸化チタンマ
スターバッチ(二酸化チタン含有50%)10重量%、
炭酸カルシウムマスターバッチ(炭酸カルシウム含有6
0%)20重量%をホッパー式ベント機構付シングルス
クリュー第1副押出機11前方のフィーダー部分で十分
に混合してから当該押出機11内に送り込み、スクリュ
ーで混練した後、組成物をTダイ14の上スプルーに押
し出す;別にポリプロピレン(MFI:3.0)87重
量%、二酸化チタンマスターバッチ(二酸化チタン含有
50%)5重量%、炭酸カルシウムマスターバッチ(炭
酸カルシウム含有60%)5重量%、帯電防止剤3重量
%を、スリーブ式ベント機構付ツインスクリュー主押出
機12を経て前方のフィーダー部分で十分に混合した
後、再びツインスクリュー主押出機12内に送り、ツイ
ンスクリューで混練、排気してから、組成物をTダイ1
4の中スプルーに押し出す;高密度ポリエチレン(MF
I:1.0)30重量%、プロピレンエチレン共重合体
(MFI:6.0)70重量%を、シングルスクリュー
第2副押出機13を経て前方のフィーダー部分で十分に
混合してから、再びシングルスクリュー第2副押出機1
3内に送り込み、シングルスクリューで混練、排気して
から、組成物をTダイ14の下スプルーに押し出す;押
出機1の温度を180〜280℃に設定し、上記三組成
物をTダイ14内に共押出成形して、上層は印刷紙状層
71、中間層は発泡中間層72、下層は型内貼りラベル
層73の三層積層組成物とし、Tダイ14の出口スプル
ーから押し出し、冷却成形装置2に送って冷却ロール3
0℃、水槽の水温35℃の条件下で、高温の三層積層組
成物を冷却成形して三層積層シ−トにした後、再び縦方
向延伸装置3内でまず120〜130℃で予熱し、三層
積層シ−トを加熱軟化させてから、さらに延伸倍率5倍
で縦方向に延伸、アニーリングして定型させ、横方向延
伸装置4内に送って150〜190℃で予熱し、縦方向
に延伸した三層積層シ−トをさらに加熱軟化させ、延伸
倍率8倍で横方向に延伸、アニーリングし定型して厚さ
100ミクロンの型内一体成形用の三層共押出二軸延伸
パール光沢合成紙巻ラベルにする;25℃で冷却した
後、コロナ処理装置5に送って高周波コロナ処理を行
い、パール合成紙巻ラベルが持つ均一的な表面張力を向
上させ、最後に三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻
ラベル7製品を、巻取装置6で巻き取り、厚さ100ミ
クロンのPPボトルやHDPEボトルの吹込み成形また
は射出成形の型内一体成形に応用できる三層共押出二軸
延伸パール光沢合成紙巻ラベルにする。本実施例で得ら
れた型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合
成紙巻ラベルの物性を表2に示す。
【0037】
【表 2】
【図面の簡単な説明】
【図1】 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール
光沢合成紙巻ラベルの構造図。
【図2】 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール
光沢合成紙巻ラベルの製造設備図。
【符号の説明】
1: 押出機 2: 冷却成形装置 3: 縦方向延伸装置 4: 横方向延伸装置 5: コロナ処理装置 6: 巻取り装置 7: 三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル7
製品 11、13:ホッパー式ベント機構付シングルスクリュー第
1副押出機 12: スリーブ式ベント機構付ツインスクリュー主押出
機 14: Tダイ 71: 印刷紙状層 72: 発泡中間層 73: 型内貼りラベル層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 27/32 B32B 27/32 E G09F 3/00 G09F 3/00 E 3/02 3/02 P 3/04 3/04 Z // B29K 23:00 B29K 23:00 105:04 105:04 105:16 105:16 B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00 Fターム(参考) 3E075 BA83 CA02 DA02 DA03 DA04 DA05 DA14 DA33 DC37 GA07 4F100 AA08H AA09H AA20H AK04A AK05C AK07A AK07B AK64C AL05A AL05C BA03 BA07 BA10A CA22B CA23A CA23B DJ04B EH20 EJ38 GB16 JL05 JL11 JN22 4F202 AA04 AA11 AB02 AB13 AB16 AF14 AG01 AG03 AG20 CA27 CB22 CN01 CN05 CQ01 4F207 AA03E AA04 AA05 AA11 AB02 AB13 AB16 AF05 AF14 AG01 AG03 AM32 AR06 AR20 KA01 KA11 KA17 KB26 KK12 KK13 KK51 KK54 KK64 KL41 KL84 KM16 KW26 KW33 KW41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二軸延伸した三層からなる積層構造物に
    おいて、上層は印刷紙状層として、ポリプロピレン35
    〜78重量%、ポリエチレン10〜25重量%、炭酸カ
    ルシウムのマスターバッチ(炭酸カルシウム含有40〜
    70%)10〜25重量%、二酸化チタンのマスターバ
    ッチ(二酸化チタン含有30〜60%)2〜15重量%
    からなり、中間層は発泡中間層として、ポリプロピレン
    35〜88重量%、炭酸カルシウムマスターバッチ(炭
    酸カルシウム含有40〜70%)10〜25重量%、帯
    電防止剤0〜5重量%、二酸化チタンマスターバッチ
    (二酸化チタン含有30〜60%)2〜15重量%から
    なり、下層は型内貼りラベル層として、高密度のポリエ
    チレン5〜60重量%、プロピレンエチレン共重合体9
    5〜40重量%からなることを特徴とする型内一体成形
    用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル。
  2. 【請求項2】 製造工程に基づき、押出機、冷却成形装
    置、縦方向延伸装置、横方向延伸装置、コロナ処理装
    置、巻取り装置を備え、 押出機は、ベント機構付のシングルスクリュー副押出機
    2台とスリーブ式ベント機構付のツインスクリュー主押
    出機1台にそれぞれTダイを組み合わせてなり、通常1
    80〜280℃の設定温度で共押出成形を行い、Tダイ
    の出口スプルーから三層積層の樹脂組成物を押し出す;
    冷却成形装置は冷却ロールと水槽を備え、冷却時の温度
    は通常15〜70℃を保つようにし、押出機により高温
    で押出成形された三層積層樹脂組成物を冷却して、三層
    積層シートに冷却成形する;縦方向延伸装置では、冷却
    成形した三層積層シートに対して110〜150℃の設
    定温度で予熱軟化し、次に縦方向に延伸、アニーリング
    して、縦方向に延伸した三層積層シートにする;横方向
    延伸装置では、縦方向延伸装置により縦方向に延伸した
    三層積層シートに対して、さらに140〜190℃の設
    定温度で予熱軟化し、横方向に延伸、アニーリングし
    て、縦方向と横方向に二軸延伸した三層積層シートにす
    る;コロナ処理装置では、二軸延伸した三層積層シート
    に対してコロナ処理を行い、二軸延伸した三層積層シー
    トが有する優れた均一的な表面張力を高めて、印刷のイ
    ンクや金箔の密着性を向上させ、型内一体成形用の三層
    共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルにする;巻取
    り装置では、張力を好適に調整しながら該パール光沢合
    成紙巻ラベルを巻き取ることにより、縒りが生じたり真
    直ぐ平らにならないことを防止する、ことを特徴とする
    型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙
    巻ラベルの製造設備。
  3. 【請求項3】 冷却成形した三層積層シートは、縦方向
    延伸装置を使って延伸倍率3〜6倍で縦方向に延伸する
    ことを特徴とする請求項2に記載の型内一体成形用の三
    層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルの製造設
    備。
  4. 【請求項4】 縦方向に延伸した三層積層シートは、さ
    らに横方向延伸装置を使って延伸倍率5〜13倍で横方
    向に延伸することを特徴とする請求項2に記載の型内一
    体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベ
    ルの製造設備。
  5. 【請求項5】 冷却成形した三層積層シートは、縦方向
    延伸装置を使って延伸倍率3〜6倍で縦方向に延伸した
    後、さらに横方向延伸装置を使って延伸倍率5〜13倍
    で横方向に延伸することを特徴とする請求項2に記載の
    型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙
    巻ラベルの製造設備。
  6. 【請求項6】 (1)ポリプロピレン35〜78重量
    %、ポリエチレン10〜25重量%、炭酸カルシウムマ
    スターバッチ(炭酸カルシウム40〜70%含有)10
    〜25重量%、二酸化チタンマスターバッチ(二酸化チ
    タン30~60%含有)2〜15重量%として配合した
    印刷紙状層組成物を、押出機のシングルスクリュー第1
    副押出機を経て、前方のフィーダー部分で十分に混合し
    てから、該押出機に送り込んでスクリューで混練し、T
    ダイの上スプルーに押し出す; (2)別にポリプロピレン35〜88重量%、炭酸カル
    シウムマスターバッチ(炭酸カルシウム40〜70%含
    有)10〜25重量%、帯電防止剤0〜5重量%、二酸
    化チタンマスターバッチ(二酸化チタン30〜60%含
    有)2〜15重量%として配合した発泡中間層組成物
    を、押出機のツインスクリュー主押出機を経て、前方の
    フィーダー部分で十分に混合してから、該押出機に送り
    込んでツインスクリューで混練し、Tダイの中スプルー
    に押し出す; (3)さらに高密度ポリエチレン5〜60重量%、プロ
    ピレンエチレン共重合体40〜95重量%として配合し
    た型内貼りラベル層を、押出機のシングルスクリュー第
    2副押出機を経て、前方のフィーダー部分で十分に混合
    してから、該押出機に送り込んでシングルスクリューで
    混練し、Tダイの下スプルーに押し出す; (4)押出機の温度は180〜280℃の範囲に設定
    し、Tダイにより上記3つの組成物を三層積層組成物と
    して共押出成形し、上、下層を印刷紙状層と型内貼りラ
    ベル層、中間層を発泡中間層として、Tダイの出口から
    押し出して、冷却成形装置に送り込む; (5)15〜70℃下で、冷却成形装置において高温の
    三層積層組成物を冷却成形して三層積層シートとし、縦
    方向延伸装置に送り込む; (6)縦方向延伸装置ではまず110〜150℃で予熱
    し、三層積層シ-トを加熱軟化させてから、延伸倍率3
    〜6倍で縦方向に延伸、アニーリングした後、横方向延
    伸装置に送り込む; (7)横方向延伸装置ではさらに140〜190℃で予
    熱し、縦方向に延伸した三層積層シートを再び加熱軟化
    させてから、延伸倍率5〜13倍で横方向に延伸、アニ
    ーリングし、縦方向と横方向に二軸延伸した三層積層シ
    -トとし、25℃で冷却した後、コロナ処理装置に送り
    込む; (8)コロナ処理装置では縦方向と横方向に二軸延伸し
    た三層積層シートに20〜120kwの高周波コロナ処
    理を行って、パール光沢合成紙巻ラベルが有する均一的
    な表面張力を高め、型内一体成形用の三層共押出二軸延
    伸パール光沢合成紙巻ラベルにする; (9)巻取装置を使って、完成した型内一体成形用の三
    層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベルを巻き取
    る; という工程による型内一体成形用の三層共押出二軸延伸
    パール光沢合成紙巻ラベルの製法。
JP2001340859A 2001-11-06 2001-11-06 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル及びその製造方法とその製造設備 Pending JP2003145647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340859A JP2003145647A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル及びその製造方法とその製造設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340859A JP2003145647A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル及びその製造方法とその製造設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003145647A true JP2003145647A (ja) 2003-05-20

Family

ID=19155000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001340859A Pending JP2003145647A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル及びその製造方法とその製造設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003145647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9994349B2 (en) 2015-12-16 2018-06-12 Avery Dennison Corporation Labeling of polymeric containers
KR102283071B1 (ko) * 2020-09-21 2021-07-29 위더스케미칼 주식회사 수축 라벨 필름 제조 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9994349B2 (en) 2015-12-16 2018-06-12 Avery Dennison Corporation Labeling of polymeric containers
KR102283071B1 (ko) * 2020-09-21 2021-07-29 위더스케미칼 주식회사 수축 라벨 필름 제조 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5451283A (en) Method of making a uniaxially oriented label film with compatibilizer
JP2001232682A (ja) 型内貼りラベル用の三層共押出二軸延伸ポリプロピレンパール光沢合成紙及び透明膜の製造方法
CA2472420C (en) An improved packaging film
EP1118452A1 (en) A process for producing a three layers co-extrusion biaxially oriented polypropylene synthetic paper of thickness 25-250 My m
US6919113B2 (en) Multilayered film
MXPA02005888A (es) Composiciones a base de polipropileno y peliculas y etiquetas formadas a partir de ellas.
JPH0985824A (ja) エンボスシート、それを用いた積層体およびその製造法
MXPA05000685A (es) Pelicula multicapa.
JPH027814B2 (ja)
EP1865482A1 (en) In-mold molding label and molded product using the same
CN111688319A (zh) 一种膜内贴标用bopp薄膜及其制备方法
EP2116354B1 (en) Heat shrinkable polyolefin film and process for producing the same
WO2001058670A9 (en) In-mold label with perforations
US20100301510A1 (en) Method of reducing film density and related product
US7670544B2 (en) Use of polypropylene films for in-mold labelling
WO2003067561A1 (fr) Etiquette pour decoration dans le moule
US6136439A (en) Monolayer polymeric film and method of fabrication
JP3696056B2 (ja) シングル・スクリュー押出機による三層共押出方式で得られる厚さ25〜250μm二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)パ−ル光沢合成紙の改良製造方法
US6703447B2 (en) High bi-directional strength monolayer polymeric film and method of fabrication
EP1310357A1 (en) 3-layer co-extruded biaxial-oriented pearly synthetic paper label used for integrally molding with bottle in mold
JP4259980B2 (ja) 五層共押出二軸延伸ポリプロピレンパール光沢合成紙及びその製造法
JP3623681B2 (ja) 三層共押出方式で得られる厚み25〜250ミクロン二軸延伸ポリプロピレン(bopp)パール光沢合成紙の製造方法
JP2003145647A (ja) 型内一体成形用の三層共押出二軸延伸パール光沢合成紙巻ラベル及びその製造方法とその製造設備
CN106671529A (zh) 一种双向拉伸聚丙烯触感膜
CN1336279A (zh) 珠光合成纸标签及其制备方法和所使用的设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405