JP2003145420A - 表面強化加工用工具および表面強化方法 - Google Patents

表面強化加工用工具および表面強化方法

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JP2003145420A
JP2003145420A JP2001343115A JP2001343115A JP2003145420A JP 2003145420 A JP2003145420 A JP 2003145420A JP 2001343115 A JP2001343115 A JP 2001343115A JP 2001343115 A JP2001343115 A JP 2001343115A JP 2003145420 A JP2003145420 A JP 2003145420A
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tool
strengthening
radius
curvature
workpiece
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Toshikazu Nanbu
俊和 南部
Tatsuomi Nakayama
達臣 中山
Hirotaka Chiba
啓貴 千葉
Yoshiteru Yasuda
芳輝 保田
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物の深部から表面までを同時に硬化さ
せて表面強化を行うことのできる工具を提供する。 【解決手段】 側面から見ると円形をした回転体であ
り、軸方向断面において、回転体の周囲が複数の凸部2
が連続し、各凸部2先端は、それぞれ同じ曲率半径rの
曲面となっており、これら凸部2先端を結んだ線が全体
として大きな曲率半径Rを持つように接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物表面を強
化するための表面強化加工用工具および表面強化方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】主に、金属材料よりなる被加工物に所望
の硬度を付与するための表面強化方法としては、ショッ
トピーニングやローラバニッシングがある。
【0003】前者のショットピーニングは、基本的には
硬質粒子を高速で噴射して被加工物に投射することで、
被加工物を硬化させる方法である。
【0004】このショットピーニングは、たとえばφ1
mm程度の粒径の球を被加工物に投射することにより、
被加工物の表面からの深さが200μm付近の硬度が上
昇する。また、このようなショットピーニングと同様な
処理方法として、平均粒径でφ40〜200μmの非常
に微細な粒径の球を投射する方法がある。これはディン
プル処理、マイクロディンプル処理などと称されてい
る。この方法では、表面からの深さが10μm程度まで
の最表面部分を加工硬化することができる。
【0005】一方、ローラバニッシングは、セラミック
スの球やローラを被加工物に押し付けることで、塑性変
形による加工硬化を行うものである。
【0006】通常は、単一の曲率半径を有する球を押し
付けるために、硬化される範囲は、せん断応力分布に従
い、せん断応力が最大となる深さ位置付近のみが硬化さ
れる。このローラバニッシング加工の場合には、工具の
曲率半径を選定することにより、様々な深さ位置(表面
から0.6mm付近)まで任意に硬化できるのが特徴で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の硬化処理方法は、いずれも硬化処理によ
って硬化できる深さが決まっており、いずれか一つの方
法により最表面から深部までを硬化することができない
といった問題がある。
【0008】たとえば、ショットピーニングやディンプ
ル処理などでは、球径やショット速度を変えるなどし
て、様々な深さを加工することも可能であるが、一度に
異なる球径のものを使用したり、ショット速度を自在に
変更したりするなどといったことはできないため、最表
面から深部までを硬化させるとすれば、数回の段取り替
え作業などが必要となる。
【0009】また、ショットピーニングやディンプル処
理では、硬質の粒子を高速で投射するため、被加工物の
表面あらさを所望のあらさに収めることが困難であっ
た。
【0010】ショットピーニングやディンプル処理で
は、さらに大きな問題として最大せん断応力深さが深い
場合(例えば0.6mm程度の場合)、0.6mm位置
を起点とするフレーキングを抑制しつつ、最表面(表面
〜20μm)において発生するピーリングを抑制するた
めには、0.6mm位置および最表面(表面〜20μ
m)を同時に強化する必要があるが、ショットピーニン
グの場合には、表面あらさを悪化することなく、0.6
mmおよび表面を同時に強化することが困難であった。
【0011】また、ローラバニッシング加工の場合に
は、工具の曲率半径を選定することにより、任意の深さ
を硬化できるのであるが、表面と深部を同時に硬化する
ことはできず、この方法を用いた場合でも、最表面から
深部まで一度に硬化させようとすれば、使用するセラミ
ック球などの冶具を交換して何度も硬化処理を行う必要
がある。
【0012】本発明の目的は、被加工物の深部から表面
までを同時に硬化させて表面強化を行うことのできる工
具、およびこの工具の用いた表面強化方法を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成により達成される。
【0014】(1)全体が回転体であり、該回転体の表
面が軸方向断面において、先端が第1の曲率半径をもつ
複数の凸部からなり、前記複数の凸部先端を結んだ線が
第2の曲率半径による中高状となることを特徴とする表
面強化加工用工具。
【0015】(2)前記第1の曲率半径は、前記第2の
曲率半径以下であることを特徴とする。
【0016】(3)前記複数の凸部は、一定間隔で設け
られていることを特徴とする。
【0017】(4)前記凸部は、被加工面の法線方向に
対して所定の角度を有することを特徴とする。
【0018】(5)前記(1)〜(4)のいずれか一つ
に記載の表面強化加工用工具を、被加工物の表面に転が
り接触させることを特徴とする表面強化方法。
【0019】(6)前記表面強化加工用工具を転がり方
向と直交する方向に移動させながら、前記被加工物の表
面全体を転がり接触させることを特徴とする。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、全体が
回転体であり、該回転体の表面が軸方向断面において、
回転方向と直交する方向に、第1の曲率半径の凸部を有
し、この凸部先端を結んだ線が第2の曲率半径を持つよ
うにしたことで、一つの工具による曲率の異なる2つの
面が同時に与えられるようになり、表面近傍から内部ま
でを同時に硬化させることができる。
【0021】請求項2記載の本発明によれば、第1の曲
率半径が第2の曲率半径以下とすることで、凸部のエッ
ジ応力が緩和され工具の耐久性が著しく向上するという
効果がある。
【0022】請求項3記載の本発明によれば、凸部先端
の曲率半径の繰り返しピッチを一定にしたので、表面近
傍の硬化される深さが均一となる。
【0023】請求項4記載の本発明によれば、凸部を被
加工面の法線方向に対して所定の角度を有することで、
転がり方向と直交する方向に、表面近傍の硬化層が均一
となる。
【0024】請求項5記載の本発明によれば、請求項1
〜4の表面強化加工用工具を使用することで、被加工物
の表面に転がり接触させて、表面近傍に過大な圧縮応力
を付与することにより材料表面近傍および内部を同時に
強化させることができる。
【0025】請求項6記載の本発明によれば、加工工具
を転がり方向と直交方向に移動させることで、被加工物
の表面全体を転がり接触させて、表面近傍を広範囲に強
化することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0027】図1は、本発明を適用した表面強化加工用
工具を示す側面図であり、図2は、この表面強化加工用
工具の軸方向断面の先端部分を示す断面図である。
【0028】表面強化加工用工具1は、図1に示するよ
うに、側面から見ると円形をした回転体であり、軸方向
断面(図1におけるX線に沿う断面)において、図2に
示すように、複数の凸部2が連続したようになってい
る。各凸部2先端は、それぞれ同じ曲率半径rの曲面と
なっており、これら凸部2先端を結んだ線が全体として
大きな曲率半径Rを持つように接続されたものである。
【0029】また、表面強化加工用工具1の中心には、
工具自体を回転させるために必要な回転軸3が設けられ
ている。
【0030】各凸部2の曲率半径rは、0.5〜20m
mであり、全体の曲率半径Rは、凸部2の曲率半径より
大きくする。
【0031】各凸部2先端の曲率半径rは、0.5mm
未満である場合や20mmを超える場合には、エッジ応
力などの過大な応力のために摩耗により工具寿命が低下
するという問題があり、好ましくない。また、全体の曲
率半径Rを凸部2の曲率半径rより大きくすることで凸
部2のエッジ応力が緩和され工具の耐久性を向上し、工
具自体の強度を上げることができる。
【0032】また、凸部2先端の繰り返しピッチも一定
とすることが好ましい。これは、繰り返しピッチを一定
とすることで、表面近傍の硬化される深さが均一となる
からである。
【0033】図3は、この表面強化加工用工具を用いた
加工方法を説明するための図面である。なお、図3にお
いては、凸部形状は省略してある。
【0034】ここでは、被加工物として円筒形状のもの
の表面を加工する場合について説明する。
【0035】まず、図3に示すように、被加工物10を
回転自在に保持し、表面強化加工用工具1の回転軸3を
回転動力源(不図示)に接続する。
【0036】ここで表面強化加工用工具1は、その回転
軸3に対して図示するように変心して取り付けられてお
り、図4に示すように、表面強化加工用工具1の凸部2
が被加工面11の法線h方向に対して所定の角度θ(詳
細後述)で傾いて被加工面11に押し付けられるように
している。
【0037】そして、この被加工物10の表面の端部
に、所定の力により表面強化加工用工具1を押し付け
て、回転軸3により表面強化加工用工具1を回転させつ
つ、被加工物10の軸方向の他端部方向(図示矢印A)
に徐々に移動させる。
【0038】このとき表面強化加工用工具1の凸部2の
傾き角度は、図5に示すように、被加工物10の周速度
のベクトルと、表面強化加工用工具1の軸方向(図3の
A方向)への移動速度のベクトルを合成した合成ベクト
ルの角度θに等しくするとよい。
【0039】なお、被加工物10は、表面強化加工用工
具1の回転にともなって従動回転する。
【0040】これにより、被加工物の表面全体が、表面
強化加工用工具1によって、表面強化加工されるように
する。特に、表面強化加工用工具1を被加工面11の法
線方向に対して傾けたことで、垂直方向から押さえつけ
る場合と比較して、被加工面に対して表面強化加工用工
具1が移動することにより凸部2の接触位置が変化し、
最表面とともに深さ方向においても硬化される部分をよ
り均一にすることができる。
【0041】なお、円筒形状物以外の加工では、たとえ
ば、被加工物の表面が平面の場合、図6に示すように、
被加工物15の表面に表面強化加工用工具1を押し付け
つつ回転させ、かつ、徐々に、回転方向と直行する図示
B方向へ移動させて、表面全体を強化加工するとよい。
【0042】以上述べてきた本発明の加工用工具および
加工方法を用いることによって、たとえばトロイダル式
無段変速機に好適な転動体を製造することが可能とな
る。
【0043】
【実施例】以下、上述した実施の形態と同様にして、表
面強化加工を実際に行った実験結果について説明する。
【0044】(実施例)被加工物は、その直径Wφ26
mm(図3参照)の超硬製円筒である。この円筒には、
図7Aに示すように、この円筒20の軸方向に沿って表
面あらさ計による計測の結果、図7Bに示すように、1
00μmの間隔で深さ2μmの凹凸が形成されており、
さらにこの凹凸の凸部頂上は曲率半径が約5mm、凸部
先端の表面あらさがRa0.02μm以下であった。
【0045】一方、使用する表面強化加工用工具は、直
径φ130mm(図3参照)のSUJ2製ローラであ
り、その先端には曲率半径7mmのさらなる凸部を設
け、凸部先端を結んだ線(ローラの回転方向に対して直
交する方向)の曲率半径が40mmである。また、凸部
の表面あらさはRa0.02以下に仕上げられている。
【0046】実験は、上述した実施の形態における加工
方法と同じく、表面強化加工用工具に傾きを持たせて、
被加工物であるWφ26の円筒に押し当て、円筒の軸方
向へ徐々に移動させて、バニッシング加工を行った。
【0047】バニッシング加工の条件は、円筒の周速度
200m/min、表面強化加工用工具の軸方向送り速
度0.25mm/rev、押し付け荷重2000kgf
で実施した。
【0048】(比較例)また、比較のために、凸部のな
いローラを用いたバニッシング加工を行った。工具先端
に凸部がないことを除いて、その他、被加工物である円
筒の形状およびバニッシング加工条件などは、実施例の
場合と同じにした。
【0049】(結果)加工後の円筒に対して、ビッカー
ス硬度計を用いて、JIS2244ビッカース硬さ試験
法にて表面固さを測定した。この硬さ測定は、表面から
5〜50μmの深さ位置までは、押し込み加重を25g
とし、5μm間隔で測定し、また、表面から0.1〜
1.2mmの深さ位置までは、押し込み加重を300g
とし、0.1mm間隔で測定した。
【0050】図8は、このビッカース硬度計による計測
結果を示す図面である。
【0051】図示するように、本実施例においては、被
加工物の最表面(表面から5〜50μmの深さ位置)に
おいて、高い硬度を示すとともに、深い部分(表面から
0.1〜1.2mmの深さ位置)においても十分な硬度
となっている。
【0052】一方、比較例においては、被加工物の深い
部分(表面から0.1〜1.2mmの深さ位置)におい
ては、十分な硬度となっているが、最表面(表面から5
〜50μmの深さ位置)においては硬度が低い。
【0053】この実験の結果から、本発明を適用した実
施例では、一度の表面強化加工により最表面から深い位
置まで、硬度を高くして表面強化を行えることがわか
る。
【0054】なお、加工前後において、被加工物の表面
あらさを測定したところ、実施例も比較例も、表面あら
さはRa0.02μmから変化しなかった。
【0055】図9に、弾性接触解析によりφ26mm円
筒の軸方向凹凸を片振幅AMP=2μm、凹凸の間隔λ
=200μmとした(λ/AMP=100)表面の接触
応力の計算結果を示す。なお、この計算は、市販されて
いる弾性接触解析シミュレーションソフトを用いた。
【0056】図9に示した計算結果と図8に示した実施
例の実験結果がほぼ合致している。これは、最表面に凸
部曲率半径に起因した硬化層が存在することをシミュレ
ーションによっても確認できたものである。
【0057】このような本発明の効果が得られる過程は
十分に明らかではないが、以下のように推測される。
【0058】まず、凸部が形成されていない工具の場
合、そのせん断応力のピーク値は表面から若干内部に入
った位置にある。その深さ位置は、工具の曲率半径や被
加工物の形状などによって決まり、ヘルツ理論によりほ
ぼ予測できる。
【0059】一方、材料の硬化現象は、上記のせん断応
力が、材料のせん断降伏強度を上回った場合に生じる加
工硬化である。したがって、硬化される位置は、せん断
応力が最も高い内部となる。
【0060】一方、本発明のように曲率半径が一つでは
なく、全体の曲面に対してさらに内部に曲面が複数ある
場合には、上記の凸部が無い場合のせん断応力に加え
て、凸部に起因したせん断応力がさらに表面近傍に発生
することになる。このため表面近傍に発生している凸部
に起因したせん断応力によって、内部と表面近傍両方に
硬化層が現れることになると考える。
【0061】以上本発明の実施の形態および実施例を説
明したが、本発明はこれらの実施の形態や実施例に限定
されるものではない。たとえば、表面強化加工用工具全
体の大きさは、被加工物の大きさにしたがって適宜決定
されるものであり、また凸部の数およびその先端の曲率
半径、ならびに全体の曲率半径などは強化したい度合い
に応じて適宜決めるとよい。
【0062】また、本発明の表面強化加工用工具および
その方法は、たとえばトロイダル変速機の転動面、ベル
ト式無断変速機の転動面、転がり軸受けなどに好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した表面強化加工用工具を示す
側面図である。
【図2】 上記表面強化加工用工具の軸方向断面の先端
部分を示す断面図である。
【図3】 上記表面強化加工用工具を用いた加工方法を
説明するための図面である。
【図4】 上記表面強化加工用工具の凸部の傾きを説明
するための図面である。
【図5】 上記表面強化加工用工具の凸部の傾き角度を
説明するための図面である。
【図6】 上記表面強化加工用工具を用いた加工方法を
説明するための図面である。
【図7】 実施例および比較例に用いた超硬製円筒を説
明するための図面である。
【図8】 ビッカース硬度計による計測結果を示す図面
である。
【図9】 弾性接触解析の結果を示す図面である。
【符号の説明】
1…表面強化加工用工具 2…凸部 3…回転軸 3…支軸 10…被加工物 11…被加工面 15…被加工物 20…円筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 啓貴 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 保田 芳輝 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA09 AA12 AC01 CB01 CB07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が回転体であり、該回転体の表面が
    軸方向断面において、先端が第1の曲率半径をもつ複数
    の凸部からなり、前記複数の凸部先端を結んだ線が第2
    の曲率半径による中高状となることを特徴とする表面強
    化加工用工具。
  2. 【請求項2】 前記第1の曲率半径は、前記第2の曲率
    半径以下であることを特徴とする請求項1記載の表面強
    化加工用工具。
  3. 【請求項3】 前記複数の凸部は、一定間隔で設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の表面強
    化加工用工具。
  4. 【請求項4】 前記凸部は、被加工面の法線方向に対し
    て所定の角度を有することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか一つに記載の表面強化加工用工具。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一つに記載の表
    面強化加工用工具を、被加工物の表面に転がり接触させ
    ることを特徴とする表面強化方法。
  6. 【請求項6】 前記表面強化加工用工具を転がり方向と
    直交する方向に移動させながら、前記被加工物の表面全
    体を転がり接触させることを特徴とする請求項5記載の
    表面強化方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006135014A1 (ja) * 2005-06-15 2006-12-21 Honda Motor Co., Ltd. クランクシャフトの加工方法及び装置並びにクランクシャフト用バニッシュローラ
JP2006346801A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Honda Motor Co Ltd クランクシャフト用バニッシュローラ
JP2012210669A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Aisin Aw Co Ltd バニシングツール

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