JP2003144558A - 貼付用磁気治療器 - Google Patents

貼付用磁気治療器

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JP2003144558A
JP2003144558A JP2001347816A JP2001347816A JP2003144558A JP 2003144558 A JP2003144558 A JP 2003144558A JP 2001347816 A JP2001347816 A JP 2001347816A JP 2001347816 A JP2001347816 A JP 2001347816A JP 2003144558 A JP2003144558 A JP 2003144558A
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Seiichi Yazaki
誠一 矢崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手軽な民間治療器としての貼付用磁気治療器
において、変動磁場を形成することができ、また、指圧
に似た押圧作用も同時に得ることができる磁気治療器を
提供する。 【解決手段】 磁石を移動自在に封入した小室体を患部
に貼着可能に構成するという手段を用いた。より具体的
には、片面に粘着層を形成した貼着体の前記片面に内部
を空洞とした小室体を突出して設け、この小室体に磁石
を移動自在に封入するという手段を用いた。この手段に
よれば、小室体に封入した磁石は、例えば本発明治療器
を貼着した人の動きに応じて小室体の中で不規則に移動
し、患部に対して変動磁場が形成される。小室体がほぼ
当初の形状のまま患部にくい込み、患部が押圧されて、
指圧に似た押圧効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、絆創膏などの貼
着面に磁石を備えた貼付用磁気治療器に属し、より詳し
くは患部に対する磁場を変動させることが可能で、しか
も指圧に類似する物理治療の効果が得られるようにした
磁気治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気が血行を促進し、肩凝りや腰痛など
の諸症状を緩和させる効能を発揮することは、今や周知
であり、これを応用した磁気治療器は種々開発されてい
る。その中でも患部に貼り付ける貼付用磁気治療器は、
比較的安価で、手軽に使用できることが受けて、最もポ
ピュラーな磁気治療器の一つとなっている。
【0003】従来の貼付用磁気治療器の典型的構成は、
絆創膏など片面に粘着層を形成した貼着体の前記片面に
小粒の磁石を固定してなる。そして、その使用方法はこ
れまた周知のとおり、磁石を皮膚に当てるように貼着体
を患部に貼り付けるというもので、これによって、磁石
から発せられる磁気が血液中のヘモグロビンに作用する
などして、血行が促進乃至改善されると考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の貼付用磁気治療器によれば、磁石が貼着体に固
定されており、しかも使用時に磁石は皮膚と密着した状
態となるため、その治療範囲や効能も自ずと固定される
といった課題がある。つまり、従来のものは、治療範囲
が狭いばかりでなく、患部に対しては常に同じ磁力およ
び磁極が作用する静磁場が形成されるため、患部に一種
の「なれ」が生じる。この結果、従来のものでは、次第
に血行促進等の効能が減殺されるという課題があった。
【0005】その一方で、患部に対する磁力に強弱を付
けたり、磁極を変化させることによって形成される変動
磁場が上記「なれ」を回避し、効能を長時間持続できる
ことは以前から知られている。最も簡便な例としては、
磁石を環状に連結した所謂磁気ネックレスが存在する
が、貼付用磁気治療器に比べれば高価で、また患部も首
や手首などに限定されるといった課題がある。さらに、
精密医療機械器具に属する分野でも、変動磁場を形成す
ることができる磁気治療器が開発されるに至っている
が、これらの構成自体は本発明と関連性が低いから、こ
こでは詳細を割愛する。
【0006】他方、指圧マッサージが肩凝りや腰痛等を
緩和させ得ることも周知であり、磁気治療法と併用する
ことによって、相乗的な効能を得ることも期待できる
が、従来の貼付用磁気治療器には指圧に匹敵する押圧効
果はなかったのである。
【0007】本発明は上述した課題に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、手軽な民間治療器として
の貼付用磁気治療器において、変動磁場を形成すること
ができる磁気治療器を提供することである。また、変動
磁場による効能に加えて、指圧に似た押圧作用も同時に
得ることができる磁気治療器を提供することも目的の一
つである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明では、磁石を移動自在に封入した小室体
を患部に貼着可能に構成するという手段を用いた。より
具体的には、片面に粘着層を形成した貼着体の前記片面
に内部を空洞とした小室体を突出して設け、この小室体
に磁石を移動自在に封入するという手段を用いた。この
手段によれば、小室体に封入した磁石は、例えば本発明
治療器を貼着した人の動きに応じて小室体の中で不規則
に移動する。ここで「移動」とは磁石が左右上下に位置
を変えるだけでなく、磁石自身が空洞内で回転する概念
をも含む。この結果、磁石の移動する範囲で磁気効果が
得られるばかりでなく、磁石の移動により患部との距離
が変化したり(磁力の強弱)、患部に対する磁界の向き
が変わる(磁極の反転を含む)などして、患部に対して
変動磁場が形成される。なお、変動磁場による効能は諸
説があり、必ずしも一に収束していないが、上述のよう
に、少なくとも「なれ」を回避でき、磁気治療効果が持
続されることは臨床的に証明されている。
【0009】貼着体は、絆創膏に代表されるが、その素
材を限定するものではない。また、形状も任意である。
最小限必要なことは、皮膚に貼着でき、低刺激性のもの
で、人体に影響がないことである。好ましくは、体の動
きに追従できるように柔軟性あるいは伸縮性のある素材
を採用する。
【0010】また、小室体は、内部に磁石が移動できる
空間を有しておれば、その外形は任意であるが、角張っ
たものは皮膚に痛感を与えることもあるため、角を丸く
立体成型したドーム型等のものが好ましい。さらに、磁
石は粒状の永久磁石を用いるが、その形状も任意であ
る。
【0011】請求項2では、小室体は空洞を密封してな
る手段を選択的に採用した。この手段によれば、仮に小
室体を、肌触りなど使用感がよい柔軟な素材によって構
成したとしても、小室体の変形を回避あるいは小さなも
のとすることができる。つまり、本発明治療器を患部に
貼った場合、小室体に外力が加わるが、密封構造であれ
ば内部空洞の空気等が漏れることがなく、その内部圧力
が高まり、これが前記外力に対する反作用として小室体
を元の形状に維持しようとする。この結果、本発明治療
器を患部に貼ったときは、小室体がほぼ当初の形状のま
ま患部にくい込み、患部が押圧されて、指圧に似た押圧
効果を得ることができる。また、変形の回避等により、
磁石の移動空間も確保される。
【0012】なお、請求項3においては、小室体に気体
あるいは液体を充填封入することがある。これによれ
ば、小室体の恒常的な変形をより確実に防止することが
できるから、上述した請求項2に係る本発明の作用効果
を一層確実に得ることができる。
【0013】請求項4では、小室体をドーム型の凹陥部
を有するフィルムあるいはシートにこれよりも硬質の平
板シートを一体に成型して構成するという手段を用い
た。両シートは融着あるいは接着等によって一体成型す
ることができる。この手段によれば、密封構造の小室体
の製造が容易となる。また、硬質の平板シートが小室体
の基板部となって、貼着体の小室体を設けた箇所の変形
が防止されるから、小室体を患部により深くくい込ま
せ、押圧効果を高めることができる。
【0014】請求項5では、凹陥部の側壁を垂直乃至は
ほぼ垂直に立ち上げた側壁を構成するという手段を選択
的に用いた。この手段によれば、小室体の内部空間を大
きめに確保でき、磁石の平面方向の動きを大きくするこ
とができ、より大きな変動磁場を形成することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明の
一実施形態に係る貼付用磁気治療器の斜視図である。図
中、1は貼着体、2は貼着体1の片面中央に突出して設
けた小室体である。また、3は小室体2の内部に封入さ
れた磁石、さらに4は小室体2の硬質基板部を示す。
【0016】貼着体1は、例えば高分子フィルム(孔空
きを含む)、綿やその混紡繊維などからなる織布、不織
布、編布などを基材として、片面に粘着層1aを形成し
てなる。その他、貼着体1は種々の材料から構成するこ
とができるが、基材としての機能と、皮膚の動きに対す
る追従性とを合わせ持つことからすれば、ポリウレタン
系フィルム、ポリエチレン系フィルム、ポリ塩化ビニル
系フィルムをはじめとする柔軟性または伸縮性を有する
フィルムからも選択することができる。また、厚みは3
0〜300μm程度の範囲に設定することが好ましい。
【0017】また、この実施形態では貼着体1の形状を
円形としたが、楕円形、正方形、長方形、その他の多角
形であってもよく、長円形や中央が中膨れした略長方形
となっているもの、長円形や長方形の長辺の少なくとも
一方が曲線となっているもの、ハート形、木の葉形、動
物やキャラクタを模した形状であってもよい。要は、貼
着体1の形状は、患部や購入者層等に応じて決定すれば
よい。
【0018】なお、貼着体1の粘着層1aとしては、ア
クリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ポリエステル系粘着
剤、ビニル系粘着剤をはじめ、人体の皮膚に貼付でき、
皮膚の動きや摩擦などによって容易に剥がれ落ちない粘
着力を有し、且つ、皮膚刺激性の小さいものから選ばれ
る。また、粘着層1aの厚みは特に限定されないが、2
0〜200μm程度に設定される。
【0019】次に、小室体2は、図2に示したように、
内部が空洞であって、該空洞に磁石3を封入している。
空洞は磁石3よりも十分大きく形成され、空洞内で磁石
3が自由に移動できるように構成している。また、本実
施形態では、小室体2を略ドーム形状に成型してなるも
のの、より正確には、側壁2aを貼着体1から垂直乃至
はほぼ垂直に立ち上げた具体的構造を備えており、これ
によって磁石3の平面方向の移動範囲を拡大している。
【0020】さらに、この実施形態では、小室体2を密
封構造としている。即ち、この実施形態における小室体
2は、図3に示したように、真空成型などの金型Mによ
って成型された凹陥シート2bの凹陥部に磁石3を投入
した後、平板シート2cを載置して、両シート2b・2
cの密着面を融着あるいは接着するなどして構成されて
いる。これにより、外気との連通が断たれた空洞が形成
され、磁石3を密封状態に封入することができる。そし
て、この一連の工程により一体成型した両シート2b・
2cを円形に打ち抜くことによって、平板シート2cに
より小室体2の硬質基板部4が構成され、図1に示した
構成を実現することができる。
【0021】ここで、凹陥シート2bと平板シート2c
は異なる素材から成型することができる。つまり、凹陥
シート2bの凹陥部は小室体2として皮膚に接触するた
め、肌触りのよい柔軟な素材から成型することが好まし
く、一方、平板シート2cは凹陥シート2bよりも硬質
の素材から成型することが好ましい。ただし、これは一
例であって、その他、素材面から硬度を調整するだけで
なく、同一素材であっても厚みを変えることによって
も、両シート2b・2cの硬度を異にすることができ
る。さらに凹陥シート2bは柔軟性のあるフィルムから
構成することもできる。
【0022】凹陥シート2bの成型方法は、例えば、従
来公知の真空成型や深絞り成型、熱圧成型等によって実
施することができる。また、磁石3を密封状態で小室体
2に封入するためには、薬剤を分包するストリップ包装
やパウチ包装、その他、ブリスター包装に関する包装技
術を適用することができる。
【0023】さらに、小室体2は、その空洞に磁石3と
共に流体を充填封入してなることが好ましい。これは主
として、小室体2の内部空洞を若干加圧状態にしてその
変形を可及的回避すると共に、変形しても復元性を持た
せるためである。小室体2の変形が回避されれば、製品
価値を維持できるばかりか、磁石3の移動空間も確保さ
れる。また、復元力は、後述する本発明の使用時に小室
体2をそのままの形状で患部にくい込ませ、指圧に似た
押圧効果を付与することができる。
【0024】なお、小室体2の空洞には一般に空気等の
気体を封入するが、液体を封入してもよい。気体の場合
は、主として空気、炭酸ガス、窒素などの不活性ガスが
該当する。一方、液体の場合は、人体に無害であること
はもちろんであるが、磁石3に対して不活性であり、且
つ、粘度が極端に高くないものを選択する。例えば、流
動パラフィン、植物油、動物油、多価アルコールなどが
該当する。
【0025】また、封入する流体の性質に応じて、小室
体2の成型材料も適当なものを採用する。例えば、流体
が気体の場合、これが透過しない、若しくは透過が小さ
い例えばガスバリア性樹脂(アクリロニトル含有量の高
いアクリロニトル共重合体、ポリ塩化ビニルデン、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアルコー
ル、ポリアミド等)、金属箔、金属又は金属酸化物の蒸
着乃至スパッタリング層などであり、熱融着性、耐水性
を付与するため、あるいは支持層とするため、必要に応
じてこれら層を他の層とラミネートすることもできる。
【0026】一方、磁石3は、従来の貼付用磁気治療器
に用いられている小円盤型のものを採用することができ
るが、材質や形状は別段限定する必要はない。但し、磁
力については、この種の磁気治療器に関して厚生労働省
が承認基準として50〜180mTと定めているので、
これに従うのが好ましい。
【0027】なお、本発明治療器を使用するまでは、貼
着体1の粘着層1aを保護する必要があるため、製品化
にあっては剥離体(所謂セパレータ)によって粘着層1
aを保護することはもちろんである。例えば、この実施
形態では、小室体2の挿通孔を備えたドーナッツ状の剥
離体を採用することができる。また、粘着層1aからの
剥離を容易にするため、一般的な絆創膏に見られるよう
に、2枚の剥離体を一部重畳した形態で粘着層1aに設
けるとか、ミシン目や切取線を形成した形態の剥離体を
採用することもできる。この他、剥離体の素材は、従来
公知のものを採用することができるが、効能とは本来的
に無関係であるから、ここでは詳細を省略する。
【0028】図4は、本磁気治療器の使用状態を示した
ものである。同図から明らかなように、本磁気治療器を
患部に貼り付けた場合、小室体2は皮膚Sにくい込む。
これは、貼着体1の大きさやその粘着力によって程度が
異なるものの、基本的には小室体2が密封構造を有し、
また流体の充填封入などによって形状を維持するため
で、若干の変形は避けられないものの、ほぼ成型時の形
状を維持した状態で皮膚Sにくい込む。
【0029】また本実施形態では、平板シート2cによ
って小室体2の硬質基板部4を構成しているため、貼付
時に小室体2が皮膚Sからの反作用を受けたとしても、
基板部4によって柔軟性あるいは伸縮性のある貼着体1
の変形が防止され、貼着体1を皮膚にほぼ平面的に貼り
付けることができる。このため、小室体2をより深く皮
膚Sにくい込ませることができるのである。
【0030】こうした結果、患部には小室体2のくい込
みによって押圧力が作用し、指圧に似た押圧効果を得る
ことができる。
【0031】さらに、使用者の動きに応じて磁石3が小
室体2の空洞を自在に移動するため、患部に対して変動
磁場が形成され、「なれ」を回避しつつ磁気効果を長時
間持続することができる。そして、これら2つの効能、
即ち、磁気効果と押圧効果が相乗的に作用することによ
って、従来の磁気治療器に比べて、患部の凝りや痛みを
大幅に緩和することができるのである。
【0032】なお、この実施形態では、小室体2を円形
ドーム状に成型した。これは、磁石3の移動範囲が均等
で、製造も容易だからである。しかし、これは本発明の
一例であり、他の形状とすることも可能である。例え
ば、本実施形態のように平面視で円形とする他、楕円
形、長円形、多角形などにも成型することができる。ま
た、空洞を高くすれば、磁石3を回転させることも可能
であり、この場合、患部に対する磁極も変化するから、
より規則性のない変動磁場を形成することができる。た
だし、使用感を向上させるために、小室体2の天井部位
は流線型とすることが好ましい。
【0033】また、小室体2は、凹陥シート2bと平板
シート2cを重ね合わせた構造に限らず、凹陥シート2
bのみを用いて、そのフランジ状周縁を貼着体1に接着
固定して構成してもよい。この場合、小室体2の空洞に
相当する箇所には貼着体1に粘着層1aを形成しない。
磁石3の移動を確保するためである。
【0034】さらなる実施例としては、袋状の小室体を
構成することも可能である。この場合の最も簡素な構成
例としては、袋状の小室体2に磁石3を封入すると共
に、その一箇所に粘着層1aを設けたものを例示するこ
とができる。つまり、この別実施例では貼着体を構成せ
ず、小室体2を直接皮膚に貼付することを想定してお
り、この場合であっても少なくとも変動磁場による治療
効果が得られる。その意味では、貼着体1を備え、小室
体2を皮膚にくい込ませることができる上記実施形態と
は、構成および効果が異なる。
【0035】さらに小室体の別の実施例としては、図5
に示すように、中心に筒孔5aを形成した円筒状体5の
前記筒孔5aに磁石3を投入し、筒孔5aの上下をフィ
ルムあるいはシートによって閉蓋したものを例示するこ
とができる。円筒状体5は、例えば独立気泡の発泡体樹
脂(発泡ポリウレタン等)などの柔軟性を有する素材か
ら成型することができる。このような構成においては、
円筒状体5が小室体2として、筒孔5aが空洞として機
能し、磁石3は筒孔5a内を自在に移動する。そして、
この円筒状体5を貼着体1の粘着層1a側に載置固定す
るか、円筒状体5の上下何れか片面に粘着層1aを形成
すれば、変動磁場を形成可能な貼付用磁気治療器が完成
する。また、貼着体1を構成した場合にあっては、貼付
時に円筒状体5が皮膚にくい込むことから、押圧作用も
得ることができるのである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は貼着体に
小室体を設け、該小室体に磁石を移動自在に封入してな
るので、使用者が動くたびに磁石の位置が変わり、患部
に対して変動磁場が形成され、磁気効果の「なれ」を解
消し、長時間効能を持続することができる。また、小室
体をより確実に皮膚にくい込ませるようにしたので、指
圧に匹敵する押圧効果が得られ、変動磁場との相乗効果
によって、患部の凝りや痛みを大幅に緩和することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気治療器の全体斜
視図
【図2】同治療器の縦断面図
【図3】同治療器における小室体の成型例を示した説明
【図4】同治療器の使用状態を示した説明図
【図5】小室体の別実施例を示した斜視図
【符号の説明】
1 貼着体 2 小室体 3 磁石 4 基板部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面に粘着層を形成した貼着体と、該貼着
    体の前記片面に突出して設けた小室体と、該小室体の内
    部空洞に移動自在に封入した磁石とからなることを特徴
    とした貼付用磁気治療器。
  2. 【請求項2】小室体は前記空洞を密封してなる請求項1
    記載の貼付用磁気治療器。
  3. 【請求項3】小室体は非透過性素材からなり、且つ、前
    記空洞に流体を封入してなる請求項1または2記載の貼
    付用磁気治療器。
  4. 【請求項4】小室体はドーム型の凹陥部を有するフィル
    ムあるいはシートにこれよりも硬質の平板シートを一体
    に成型してなる請求項1、2または3項記載の貼付用磁
    気治療器。
  5. 【請求項5】凹陥部は一定高さ立ち上げた側壁を有する
    請求項4記載の貼付用磁気治療器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005328907A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Hokoen Shoji:Kk 磁気治療器
CN100420494C (zh) * 2005-03-31 2008-09-24 潘慧巍 经络调理磁疗贴
JP2015205155A (ja) * 2014-04-08 2015-11-19 株式会社グレース 貼付治療具
WO2020209604A1 (ko) * 2019-04-08 2020-10-15 강윤숙 키네시오 볼 테이프
WO2023210853A1 (ko) * 2022-04-25 2023-11-02 주식회사 세이가 기혈구 체침 패치

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