JP2003143999A5 - - Google Patents
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Description
【発明の名称】海洋・海中における藻場の造成
【特許請求の範囲】
【請求項1】海洋・海中における藻場造成するため、自然石又はコンクリートブロックの上面に窄孔を設け特殊ボンドを注入後に、鉄線(鋼線、棒鋼等を含む、以下同じ)を挿入し一体化にする方法、又アンカー金具と鉄線を一体化にした特殊アンカーによる方法、等を数本用いて固定し、その鉄線の上部に幼芽、種苗のついたロープを自然石に又はコンクリートブロックと触れないようにロープを結合して海洋、海中に沈めて藻場を造る。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自然石又はコンクリートブロックと鉄線を一体化して、その上部ロープに幼芽、種苗の付いた種糸ロープを結合して海洋、海中に沈めて藻場を造成する。
【0002】
【従来の技術】
藻体移植、種苗移植は、石材にくくり付ける方法、コンクリートブロックに母藻をくくり付けて投入する方法、又は種ロープ、種網などの方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
藻場造成は造成方法だけでなく、ウニ、貝類等の食害対策、着生面の維持、群落の再生産維持など管理方法も課題である。
そのため、鉄線等を数本用いて自然石又はコンクリートブロックとロープの間隔を一定(200mm程度)以上となるようフック等を用いて設置する。
【0004】
本発明は、以上のような事情を勘案してなされたもので、その第一の目的は、自然石又はコンクリトートブロックを用い鉄線を挿入して、その上部のロープに、幼芽、種苗、が付着したロープを結合して、本製品を数多く沈めることで群落ができる。
【0005】
海洋・海中における藻場造成するため、自然石又はコンクリートブロークと、鉄線の上部に付いた幼芽、種苗のついたロープ、等が直接に自然石又はコンクリートブロックに触れないようにする。
その間隔を200mm以上程度あけることで、ウニ、貝類等の食害を防ぎ幼芽、種苗の残存率を高め効率よく藻場の造成ができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために請求項1の発明にあっては、自然石又はコンクリートブロックの上面に窄孔を設け特殊ボンドを注入し、鉄線を数本挿入し、又はアンカー金具と鉄線を一体化した特殊アンカーと自然石又はコンクリートブロックと鉄線を一体化した数本の鉄線上部のロープに幼芽、種苗の付着した種糸ロープを結合させて沈めることで磯焼け海域の回復が図られる。
【0007】
上記の目的を達成するため、藻場の造成には幼芽、種苗の食害対策が重要である。
そのために自然石又はコンクリートブロックに、幼芽、種苗の付いたロープが触れないようにすることで、ウニ、貝類等の食害を防ぐことができ、幼芽、種苗の成長を助け生存率を高めることができる。
【0008】
群落の再生産維持など管理方法では、本製品は鉄線の上部に幼芽、種苗の付けたロープの取替えができ、新たに自然石又はコンクリートブロックを増設して群落を造成することもでき、他の種類の洩る藻類を増やすことで多様な群生をなすことができ、又、再生もできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を実施する形態としては、台風等による波浪の影響が少ない水深3mから20m程度の海底の岩礁地帯又は、投石等の上部に本発明の構築物を施工する。
【発明の効果】
本発明の施工することにより藻場には、魚類が集まり産卵場や保育場となり、アワビ、トコブシの貝類のほか、魚介類の資源の育成に役立つ場ができ環境の改善、漁業資源の育成の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自然石1
【図2】自然石2
【図3】コンクリートブロック1
【図4】コンクリートブロック2
【符号の説明】
1幼芽、種苗の付いた種糸ロープ
2ロープと自然石、コンクリートブックの間隔を200mm以上はなす
3吊鉄筋
4鉄線
5ロープ
【特許請求の範囲】
【請求項1】海洋・海中における藻場造成するため、自然石又はコンクリートブロックの上面に窄孔を設け特殊ボンドを注入後に、鉄線(鋼線、棒鋼等を含む、以下同じ)を挿入し一体化にする方法、又アンカー金具と鉄線を一体化にした特殊アンカーによる方法、等を数本用いて固定し、その鉄線の上部に幼芽、種苗のついたロープを自然石に又はコンクリートブロックと触れないようにロープを結合して海洋、海中に沈めて藻場を造る。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自然石又はコンクリートブロックと鉄線を一体化して、その上部ロープに幼芽、種苗の付いた種糸ロープを結合して海洋、海中に沈めて藻場を造成する。
【0002】
【従来の技術】
藻体移植、種苗移植は、石材にくくり付ける方法、コンクリートブロックに母藻をくくり付けて投入する方法、又は種ロープ、種網などの方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
藻場造成は造成方法だけでなく、ウニ、貝類等の食害対策、着生面の維持、群落の再生産維持など管理方法も課題である。
そのため、鉄線等を数本用いて自然石又はコンクリートブロックとロープの間隔を一定(200mm程度)以上となるようフック等を用いて設置する。
【0004】
本発明は、以上のような事情を勘案してなされたもので、その第一の目的は、自然石又はコンクリトートブロックを用い鉄線を挿入して、その上部のロープに、幼芽、種苗、が付着したロープを結合して、本製品を数多く沈めることで群落ができる。
【0005】
海洋・海中における藻場造成するため、自然石又はコンクリートブロークと、鉄線の上部に付いた幼芽、種苗のついたロープ、等が直接に自然石又はコンクリートブロックに触れないようにする。
その間隔を200mm以上程度あけることで、ウニ、貝類等の食害を防ぎ幼芽、種苗の残存率を高め効率よく藻場の造成ができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために請求項1の発明にあっては、自然石又はコンクリートブロックの上面に窄孔を設け特殊ボンドを注入し、鉄線を数本挿入し、又はアンカー金具と鉄線を一体化した特殊アンカーと自然石又はコンクリートブロックと鉄線を一体化した数本の鉄線上部のロープに幼芽、種苗の付着した種糸ロープを結合させて沈めることで磯焼け海域の回復が図られる。
【0007】
上記の目的を達成するため、藻場の造成には幼芽、種苗の食害対策が重要である。
そのために自然石又はコンクリートブロックに、幼芽、種苗の付いたロープが触れないようにすることで、ウニ、貝類等の食害を防ぐことができ、幼芽、種苗の成長を助け生存率を高めることができる。
【0008】
群落の再生産維持など管理方法では、本製品は鉄線の上部に幼芽、種苗の付けたロープの取替えができ、新たに自然石又はコンクリートブロックを増設して群落を造成することもでき、他の種類の洩る藻類を増やすことで多様な群生をなすことができ、又、再生もできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を実施する形態としては、台風等による波浪の影響が少ない水深3mから20m程度の海底の岩礁地帯又は、投石等の上部に本発明の構築物を施工する。
【発明の効果】
本発明の施工することにより藻場には、魚類が集まり産卵場や保育場となり、アワビ、トコブシの貝類のほか、魚介類の資源の育成に役立つ場ができ環境の改善、漁業資源の育成の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自然石1
【図2】自然石2
【図3】コンクリートブロック1
【図4】コンクリートブロック2
【符号の説明】
1幼芽、種苗の付いた種糸ロープ
2ロープと自然石、コンクリートブックの間隔を200mm以上はなす
3吊鉄筋
4鉄線
5ロープ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001386802A JP2003143999A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 海洋・海中における藻場の造成 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001386802A JP2003143999A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 海洋・海中における藻場の造成 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003143999A JP2003143999A (ja) | 2003-05-20 |
JP2003143999A5 true JP2003143999A5 (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=19187999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001386802A Pending JP2003143999A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 海洋・海中における藻場の造成 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003143999A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005333960A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Yoshimi Imoto | 高床式藻場造成(マリン・コロニー) |
JP4849840B2 (ja) * | 2004-07-22 | 2012-01-11 | 早川 理絵 | 多目的漁礁ブロック |
CN109041701B (zh) * | 2018-08-02 | 2020-07-28 | 中国科学院南海海洋研究所 | 一种海草幼苗移植装置 |
-
2001
- 2001-11-14 JP JP2001386802A patent/JP2003143999A/ja active Pending
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