JP2003143963A - 植木鉢用転倒防止受け台 - Google Patents

植木鉢用転倒防止受け台

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JP2003143963A JP2001344358A JP2001344358A JP2003143963A JP 2003143963 A JP2003143963 A JP 2003143963A JP 2001344358 A JP2001344358 A JP 2001344358A JP 2001344358 A JP2001344358 A JP 2001344358A JP 2003143963 A JP2003143963 A JP 2003143963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きさの異なる植木鉢に対応することができる
植木鉢用転倒防止受け台を提供すること。 【解決手段】筒状に成形されたコンクリート材の少なく
とも一方の端面に開口部が形成され、植物などを植えた
植木鉢を前記開口部に嵌め込んで用いる植木鉢用転倒防
止受け台であって、前記コンクリート材の内周面に段差
部を設け、前記段差部によって、前記一方の端面の開口
部直径よりも小さい直径の内周面を形成したことを特徴
とする植木鉢用転倒防止受け台。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一方の
端面に開口部を形成して筒状に成形されたコンクリート
材からなり、植物などを植えた植木鉢の転倒を防止する
植木鉢用転倒防止受け台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、植木鉢の転倒防止のための装
置が幾つか提案されている。転倒防止の考え方は2通り
あり、設置面を広くする方法(例えば特開平5−310
17号公報)と重量物を利用する方法(例えば特開平7
−255578号公報、特開平9−37651号公報)
がある。また、異なる外径の植木鉢に対応するものも提
案されている(例えば特開平9−37651号公報)。
なお、コンクリート製の植木鉢で外周と内周が円筒状の
ものとして意匠登録837109号公報や、外周と内周
が円筒状の植木鉢カバーとして意匠登録678296号
公報に掲載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平9−3
7651号公報に記載されたものは、重りを取り付ける
ものであり、コンクリート材のような重量のある材料自
体で植木鉢用転倒防止受け台を構成するものではなく、
異なる外径の植木鉢に対応するものではない。また、特
開平9−37651号公報に記載されたものは、受け皿
と植木鉢との間にくさびを介在させることで、異なる外
径の植木鉢に対応させるものである。
【0004】本発明は、大きさの異なる植木鉢に対応す
ることができる植木鉢用転倒防止受け台を提供すること
を目的とする。また本発明は、植木鉢用転倒防止受け台
自体を植木鉢として利用することができることを目的と
する。また本発明は、植木鉢用転倒防止受け台や塀や壁
面にアクセントをつけることができるコンクリートブロ
ック材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
植木鉢用転倒防止受け台は、筒状に成形されたコンクリ
ート材の少なくとも一方の端面に開口部が形成され、植
物などを植えた植木鉢を前記開口部に嵌め込んで用いる
植木鉢用転倒防止受け台であって、前記コンクリート材
の内周面に段差部を設け、前記段差部によって、前記一
方の端面の開口部直径よりも小さい直径の内周面を形成
したことを特徴とする。請求項2記載の本発明の植木鉢
用転倒防止受け台は、筒状に成形されたコンクリート材
の両端面に開口部が形成され、植物などを植えた植木鉢
を前記開口部に嵌め込んで用いる植木鉢用転倒防止受け
台であって、一方の端面の開口部直径と他方の端面の開
口部直径とを異ならせ、前記両端面いずれの端面をも上
面として設置でき、いずれの前記開口部にも植木鉢を挿
入して用いることを特徴とする。請求項3記載の本発明
の植木鉢用転倒防止受け台は、筒状に成形されたコンク
リート材の両端面に開口部が形成され、植物などを植え
た植木鉢を前記開口部に嵌め込んで用いる植木鉢用転倒
防止受け台であって、一方の端面の開口部直径と他方の
端面の開口部直径とを異ならせ、前記一方の端面側の内
周面に第1の段差部を設け、前記第1の段差部によって
前記一方の端面の開口部直径よりも小さい直径の内周面
を形成し、前記他方の端面側の内周面に第2の段差部を
設け、前記第2の段差部によって前記他方の端面の開口
部直径よりも大きい直径の内周面を形成したことを特徴
とする。請求項4記載の本発明は、請求項3に記載の植
木鉢用転倒防止受け台において、前記第2の段差部で係
止される中敷材を備えたことを特徴とする。請求項5記
載の本発明のコンクリートブロック材は、両端面に開口
部を形成して筒状に成形されたコンクリートブロック材
であって、一方の端面の開口部直径と他方の端面の開口
部直径とを異ならせ、前記一方の端面側の内周面に第1
の段差部を設け、前記第1の段差部によって前記一方の
端面の開口部直径よりも小さい直径の内周面を形成し、
前記他方の端面側の内周面に第2の段差部を設け、前記
第2の段差部によって前記他方の端面の開口部直径より
も大きい直径の内周面を形成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
植木鉢用転倒防止受け台は、コンクリート材の内周面に
段差部を設け、段差部によって、一方の端面の開口部直
径よりも小さい直径の内周面を形成したものである。本
実施の形態によれば、一方の端面を上面とし、この端面
に形成した開口部に植木鉢を挿入することで植木鉢の転
倒防止を図ることができる。特に本実施の形態によれ
ば、段差部によって一方の端面の開口部直径よりも小さ
い直径の内周面を形成することで、大きな植木鉢は端面
で保持し、小さな植木鉢は段差部によって保持すること
ができるので、大きさの異なる植木鉢に対応することが
できる。
【0007】本発明の第2の実施の形態による植木鉢用
転倒防止受け台は、一方の端面の開口部直径と他方の端
面の開口部直径とを異ならせ、両端面いずれの端面をも
上面として設置でき、いずれの開口部にも植木鉢を挿入
して用いるものである。本実施の形態によれば、いずれ
の端面を上面としても、この端面に形成した開口部に植
木鉢を挿入することで植木鉢の転倒防止を図ることがで
きる。特に本実施の形態によれば、一方の端面の開口部
直径と他方の端面の開口部直径とを異ならせることで、
大きさの異なる植木鉢に対応することができる。
【0008】本発明の第3の実施の形態による植木鉢用
転倒防止受け台は、一方の端面の開口部直径と他方の端
面の開口部直径とを異ならせ、一方の端面側の内周面に
第1の段差部を設け、第1の段差部によって一方の端面
の開口部直径よりも小さい直径の内周面を形成し、他方
の端面側の内周面に第2の段差部を設け、第2の段差部
によって他方の端面の開口部直径よりも大きい直径の内
周面を形成したものである。本実施の形態によれば、い
ずれの端面を上面としても、この端面に形成した開口部
に植木鉢を挿入することで植木鉢の転倒防止を図ること
ができる。特に本実施の形態によれば、第1の段差部に
よって一方の端面の開口部直径よりも小さい直径の内周
面を形成することで、大きな植木鉢は端面で保持し、小
さな植木鉢は段差部によって保持することができるので
大きさの異なる植木鉢に対応することができ、また一方
の端面の開口部直径と他方の端面の開口部直径とを異な
らせているので、更に大きさの異なる植木鉢に対応する
ことができる。
【0009】本発明の第4の実施の形態は、第3の実施
の形態による植木鉢用転倒防止受け台において、第2の
段差部で係止される中敷材を備えたものである。本実施
の形態によれば、中敷材を第2の段差部に係止して用い
ることで、植木鉢用転倒防止受け台自体を植木鉢として
利用することもできる。
【0010】本発明の第5の実施の形態によるコンクリ
ートブロック材は、一方の端面の開口部直径と他方の端
面の開口部直径とを異ならせ、一方の端面側の内周面に
第1の段差部を設け、第1の段差部によって一方の端面
の開口部直径よりも小さい直径の内周面を形成し、他方
の端面側の内周面に第2の段差部を設け、第2の段差部
によって他方の端面の開口部直径よりも大きい直径の内
周面を形成したものである。本実施の形態によれば、例
えば植木鉢を挿入して用いることで、いずれの端面を上
面としても、この端面に形成した開口部に植木鉢を挿入
することで植木鉢の転倒防止を図ることができる。また
本実施の形態によれば、このコンクリートブロック材を
端面が塀や壁面を構成するように複数個積み上げること
で、塀や壁面にアクセントをつけることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例によるコンクリートブ
ロック材について説明する。図1から図3は本実施例に
よるコンクリートブロック材を植木鉢用転倒防止受け台
として用いる場合を示している。図1は本発明の一実施
例による植木鉢用転倒防止受け台の半断面正面図、図2
は同植木鉢用転倒防止受け台の外観斜視図、図3は同植
木鉢用転倒防止受け台の使用状態を示す構成図である。
特に図1及び図2に示すように、本実施例による植木鉢
用転倒防止受け台は、両端面1、2にそれぞれ開口部
3、4を形成してコンクリート材によって筒状に成形さ
れている。すなわち、同植木鉢用転倒防止受け台は、同
じ径の円形形状をした2つの端面1、2と、円筒状の側
面とから外形が形成されている。また両端面1、2に
は、それぞれ開口部3、4を有し、開口部3と開口部4
とは連通している。ここで、端面1の開口部3の直径
は、他方の端面2の開口部4の直径よりも大きく形成し
ている。また、一方の端面1側の内周面に第1の段差部
5を設け、この第1の段差部5によって一方の端面1の
開口部3の直径よりも小さい直径の内周面を形成してい
る。また他方の端面2側の内周面に第2の段差部6を設
け、この第2の段差部6によって他方の端面2の開口部
4の直径よりも大きい直径の内周面を形成している。す
なわち、同植木鉢用転倒防止受け台には、開口部3と同
径の内周面と、この開口部3の直径よりも小さい直径の
内周面と、この内周面よりもさらに小さな直径で開口部
4と同径の内周面とを少なくても備えている。
【0012】なお、本実施例による植木鉢用転倒防止受
け台は、セメントを用いたものであれば特に特定の原料
に限られるものではなく、砕石の他、アスファルト、火
山れきなどを含んでいてもよい。また、本実施例に示す
第1の段差部5と第2の段差部6とは、端面1、2に対
して傾斜させた傾斜面によって構成するものを図示した
が、端面1、2と平行な面によって構成される段差部で
あってもよい。また、第1の段差部5と第2の段差部6
との間には、更に多くの段差部を形成してもよく、この
場合には開口部3と開口部4との間に、4つ以上の異な
る直径の内周面が形成される。また、第1の段差部5と
第2の段差部6とは必ずしも構成的に明確に区別できる
ものでなくてもよい。すなわち、例えば開口部3から開
口部4との間が連続的な傾斜面を構成してもよい。また
本実施例では両端1、2に開口部3、4を設けた場合で
説明したが、いずれか一方の端面1、2が開口部3、4
を設けていればよい。
【0013】次に、図3を用いて本実施例による植木鉢
用転倒防止受け台の使用状態について説明する。図3
(a)は、同植木鉢用転倒防止受け台を、一方の端面1
を上面として、開口部3に植木鉢を上方から挿入して用
いる場合を示している。大きな植木鉢11の場合には、
植木鉢11の上端拡大部が端面1に当接することで保持
される。また植木鉢11よりも小さなサイズの植木鉢1
2の場合には、植木鉢12の上端拡大部が第1の段差部
5に当接することで保持される。なお、図に示すよう
に、いずれの植木鉢11、12の場合であっても、植木
鉢11、12の下端部は、底面を構成する端面2よりも
上方に配置されるな高さ寸法となるように、同植木鉢用
転倒防止受け台の高さ寸法が形成されていることが好ま
しい。また、図示はしないが、第2の段差部6によって
植木鉢の底面を保持するように利用することもできる。
図3(b)は、同植木鉢用転倒防止受け台を、他方の端
面2を上面として、開口部4に植木鉢を上方から挿入し
て用いる場合を示している。この場合には、植木鉢13
の上端拡大部が端面2に当接することで保持される。こ
のように、他方の端面2を上面として利用可能とするこ
とで、図3(a)で示した植木鉢11、12と異なるサ
イズの植木鉢13にも利用することができる。図3
(c)は、同植木鉢用転倒防止受け台を、一方の端面1
を上面として、第2の段差部6に、中敷材7を配設して
用いる場合を示している。このように、中敷材7を第2
の段差部6に係止し、植木鉢を用いることなく植木鉢用
転倒防止受け台自体に土を入れて植木鉢として利用する
こともできる。なお、中敷材7は水抜き穴を有している
ことが好ましい。
【0014】図4は上記実施例で説明したコンクリート
ブロック材の他の利用形態を説明するための断面図であ
る。図4では、同コンクリートブロック材の内周面にプ
レート8を挿入した実施例を示している。ここでプレー
ト8は、ガラス等の透明材や、色彩や模様を施した装飾
材からなり、所定の厚さを有する円盤状の形状をしてい
る。このプレート8は、第2の段差部6に当接して固定
される。また図示のように、プレート8をリング状の固
定部材9と第2の段差部6とで挟み込んで固定すること
が好ましい。このように、プレート8を嵌め込んだコン
クリートブロック材を、端面が塀や壁面を構成するよう
に複数個積み上げることで、塀や壁面にアクセントをつ
けることができる。
【0015】図5は本発明の他の実施例による植木鉢用
転倒防止受け台の外観斜視図である。図5に示すよう
に、本実施例による植木鉢用転倒防止受け台は、側面が
6面からなる筒状に成形されている点で上記実施例と異
なる構成をしている。すなわち、同植木鉢用転倒防止受
け台は、6角形形状をした2つの端面21と、6つの四
角形状の平面から構成される側面とから外形が形成され
ている。また両端面21には、それぞれ開口部23を有
し、開口部23と図示しない他の開口部とは連通してい
る。ここで、端面21の開口部23の面積は、他方の端
面の開口部の面積よりも大きく形成している。また、一
方の端面21側の内周面に第1の段差部25を設け、こ
の第1の段差部25によって一方の端面21の開口部2
3の面積よりも小さい面積となる内周面を形成してい
る。また他方の端面側の内周面に第2の段差部を設け、
この第2の段差部によって他方の端面の開口部の面積よ
りも大きい面積となる内周面を形成している。すなわ
ち、同植木鉢用転倒防止受け台には、開口部23と同形
状の内周面と、この開口部23の面積よりも小さい面積
で開口部23と相似形状をした内周面と、この内周面よ
りもさらに小さな面積で他の開口部と同じ面積で同形状
の内周面とを少なくても備えている。
【0016】なお、本実施例による植木鉢用転倒防止受
け台においても、セメントを用いたものであれば特に特
定の原料に限られるものではなく、砕石の他、アスファ
ルト、火山れきなどを含んでいてもよい。また、本実施
例に示す第1の段差部25と第2の段差部とは、端面2
1と平行な面によって構成される段差部としたが、端面
21に対して傾斜させた傾斜面によって構成するもので
あってもよい。また、第1の段差部25と第2の段差部
との間には、更に多くの段差部を形成してもよく、この
場合には開口部23と他の開口部との間に、4つ以上の
異なる面積の内周面が形成される。また、第1の段差部
25と第2の段差部とは必ずしも構成的に明確に区別で
きるものでなくてもよい。すなわち、例えば開口部23
から他の開口部との間が連続的な傾斜面を構成してもよ
い。また本実施例では両端に開口部を設けた場合で説明
したが、いずれか一方の端面が開口部を設けていればよ
い。
【0017】図6は本発明の他の実施例による植木鉢用
転倒防止受け台の外観斜視図である。図6に示すよう
に、本実施例による植木鉢用転倒防止受け台は、側面が
4面からなる筒状に成形されている点で上記実施例と異
なる構成をしている。すなわち、同植木鉢用転倒防止受
け台は、4角形形状をした2つの端面31と、4つの四
角形状の平面から構成される側面とから外形が形成され
ている。また両端面31には、それぞれ開口部33を有
し、開口部33と図示しない他の開口部とは連通してい
る。ここで、端面31の開口部33の面積は、他方の端
面の開口部の面積よりも大きく形成している。また、一
方の端面31側の内周面に第1の段差部35を設け、こ
の第1の段差部35によって一方の端面31の開口部3
3の面積よりも小さい面積となる内周面を形成してい
る。また他方の端面側の内周面に第2の段差部を設け、
この第2の段差部によって他方の端面の開口部の面積よ
りも大きい面積となる内周面を形成している。すなわ
ち、同植木鉢用転倒防止受け台には、開口部33と同形
状の内周面と、この開口部33の面積よりも小さい面積
で開口部33と相似形状をした内周面と、この内周面よ
りもさらに小さな面積で他の開口部と同じ面積で同形状
の内周面とを少なくても備えている。
【0018】なお、本実施例による植木鉢用転倒防止受
け台においても、セメントを用いたものであれば特に特
定の原料に限られるものではなく、砕石の他、アスファ
ルト、火山れきなどを含んでいてもよい。また、本実施
例に示す第1の段差部35と第2の段差部とは、端面3
1と平行な面によって構成される段差部としたが、端面
31に対して傾斜させた傾斜面によって構成するもので
あってもよい。また、第1の段差部35と第2の段差部
との間には、更に多くの段差部を形成してもよく、この
場合には開口部33と他の開口部との間に、4つ以上の
異なる面積の内周面が形成される。また、第1の段差部
35と第2の段差部とは必ずしも構成的に明確に区別で
きるものでなくてもよい。すなわち、例えば開口部33
から他の開口部との間が連続的な傾斜面を構成してもよ
い。また本実施例では両端に開口部を設けた場合で説明
したが、いずれか一方の端面が開口部を設けていればよ
い。
【0019】なお、上記実施例では、いずれも一方の端
面の開口部と他方の端面の開口部とを同形状として説明
したが、一方の開口部と他方の開口部との形状を異なら
せてもよい。例えば図5や図6に示す植木鉢用転倒防止
受け台の他方の開口部を図2に示すような円形形状とし
てもよい。また、内周面の段差部の形状を開口部の形状
と異ならせてもよい。例えば図5や図6に示す植木鉢用
転倒防止受け台の内周面の一部又は全ての段差部を図2
に示すような円形形状としてもよい。また、上記実施例
では、第1の段差部を一方の端面側に設けることで、植
木鉢の上端拡大部をこの段差部で保持する場合で説明し
たが、植木鉢の下端面を段差部上に載置させることで植
木鉢を保持してもよい。従って、第1の段差部は必ずし
も一方の端面側に設けなくてもよい。また、本実施例に
よる植木鉢用転倒防止受け台はコンクリート材を用いた
場合で説明したが、陶器や金属など所定の重量を有する
材料を用いることも可能である。また、開口部に対して
端面の面積を大きくし、側面高さに対して端面の外形寸
法を大きくすることでも転倒防止効果を図ることがで
き、この場合には例えばプラスチック材料などの軽量材
を用いることも可能である。
【0020】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によれば、大きさの異なる植木鉢に対応すること
ができる植木鉢用転倒防止受け台を提供することができ
る。また本発明によれば、この植木鉢用転倒防止受け台
自体を植木鉢として利用することができる。また本発明
によれば、植木鉢用転倒防止受け台や塀や壁面にアクセ
ントをつけることができるコンクリートブロック材を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による植木鉢用転倒防止受
け台の半断面正面図
【図2】 同植木鉢用転倒防止受け台の外観斜視図
【図3】 同植木鉢用転倒防止受け台の使用状態を示す
構成図
【図4】 本実施例で説明したコンクリートブロック材
の他の利用形態を説明するための断面図
【図5】 本発明の他の実施例による植木鉢用転倒防止
受け台の外観斜視図
【図6】 本発明の他の実施例による植木鉢用転倒防止
受け台の外観斜視図
【符号の説明】
1 一方の端面 2 他方の端面 3 一方の開口部 4 他方の開口部 5 第1の段差部 6 第2の段差部 7 中敷材 11 植木鉢 12 植木鉢 13 植木鉢 21 一方の端面 23 一方の開口部 25 第1の段差部 31 一方の端面 33 一方の開口部 35 第1の段差部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に成形されたコンクリート材の少な
    くとも一方の端面に開口部が形成され、植物などを植え
    た植木鉢を前記開口部に嵌め込んで用いる植木鉢用転倒
    防止受け台であって、前記コンクリート材の内周面に段
    差部を設け、前記段差部によって、前記一方の端面の開
    口部直径よりも小さい直径の内周面を形成したことを特
    徴とする植木鉢用転倒防止受け台。
  2. 【請求項2】 筒状に成形されたコンクリート材の両端
    面に開口部が形成され、植物などを植えた植木鉢を前記
    開口部に嵌め込んで用いる植木鉢用転倒防止受け台であ
    って、一方の端面の開口部直径と他方の端面の開口部直
    径とを異ならせ、前記両端面いずれの端面をも上面とし
    て設置でき、いずれの前記開口部にも植木鉢を挿入して
    用いることを特徴とする植木鉢用転倒防止受け台。
  3. 【請求項3】 筒状に成形されたコンクリート材の両端
    面に開口部が形成され、植物などを植えた植木鉢を前記
    開口部に嵌め込んで用いる植木鉢用転倒防止受け台であ
    って、一方の端面の開口部直径と他方の端面の開口部直
    径とを異ならせ、前記一方の端面側の内周面に第1の段
    差部を設け、前記第1の段差部によって前記一方の端面
    の開口部直径よりも小さい直径の内周面を形成し、前記
    他方の端面側の内周面に第2の段差部を設け、前記第2
    の段差部によって前記他方の端面の開口部直径よりも大
    きい直径の内周面を形成したことを特徴とする植木鉢用
    転倒防止受け台。
  4. 【請求項4】 前記第2の段差部で係止される中敷材を
    備えたことを特徴とする請求項3に記載の植木鉢用転倒
    防止受け台。
  5. 【請求項5】 両端面に開口部を形成して筒状に成形さ
    れたコンクリートブロック材であって、一方の端面の開
    口部直径と他方の端面の開口部直径とを異ならせ、前記
    一方の端面側の内周面に第1の段差部を設け、前記第1
    の段差部によって前記一方の端面の開口部直径よりも小
    さい直径の内周面を形成し、前記他方の端面側の内周面
    に第2の段差部を設け、前記第2の段差部によって前記
    他方の端面の開口部直径よりも大きい直径の内周面を形
    成したことを特徴とするコンクリートブロック材。
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