JP2003141666A - セキュリティサービスシステムおよびサービス提供方法 - Google Patents

セキュリティサービスシステムおよびサービス提供方法

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JP2003141666A
JP2003141666A JP2001335961A JP2001335961A JP2003141666A JP 2003141666 A JP2003141666 A JP 2003141666A JP 2001335961 A JP2001335961 A JP 2001335961A JP 2001335961 A JP2001335961 A JP 2001335961A JP 2003141666 A JP2003141666 A JP 2003141666A
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JP2001335961A
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Jiro Otake
次郎 大竹
Shigeki Yokoya
茂樹 横谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービス対象住宅が留守中であっても不法侵
入者を防ぐ防犯システムや、在宅時であっても住宅内の
異常を自動的に検知する監視システムおよびサービスを
提供することにある。 【解決手段】 サービス対象住宅1内の機器のON/O
FF等の生活パターン情報を収集し、サービスセンター7
に記憶する。サービス対象住宅から防犯サービスの提供
依頼があった時には、サービスセンター7に記憶された
生活パターン情報を読み出し、時刻順に生活パターン情
報をサービス対象住宅7に送信する。生活パターン情報
を受信したサービス対象住宅1は、この情報に基づき住
宅内部の機器のON/OFFをおこなう。また、サービ
ス対象住宅から監視サービスの提供依頼があった場合に
は、サービスセンター7に記憶された生活パターン情報
とサービス対象住宅から依頼後に送信されてくる生活パ
ターン情報とを比較し、異常状態を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンション・アパ
ート等の集合住宅や一般住宅のおける防犯および監視シ
ステムに関し、遠隔地のリモートコントローラを使用し
たリモート制御に好適なシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】防犯システムの多くは、住宅に不法侵入
が発生したことや火災等の住居で異常が起きたことをセ
ンサー等で感知し、警備会社等に連絡するといったシス
テムであり、不法侵入や火災を未然に防ぐことは困難で
あった。このため、従来から不法侵入や火災を未然に防
ぐシステムが提案されている。
【0003】たとえば、特開2000−259970号
公報には、携帯端末で、戸締りや火の始末やガス漏れ等
の家の状況や不法侵入等の異常を外出先から監視すると
ともに、携帯端末から住宅内の電化製品の電源をON/
OFFや玄関ドアの電気錠のロックする集合住宅管理シ
ステムが提示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術を利用し
た場合、電化製品のON/OFFは人手で設定するた
め、設定忘れが発生してしまう。また、ON/OFF時
間をタイマーで設定するようにしても、タイマーの起動
は人手での設定になるため、設定忘れの問題は解決でき
なかった。さらに、留守宅への不法侵入に対する考慮が
十分なされていなかった。つまり、電化製品のONおよ
びOFFの制御だけであるためパターンに変化が出せ
ず、不法侵入者に容易に留守であることを見破られてし
まう可能性が高かった。
【0005】本発明の目的は、前記問題を解決し、留守
中であるにもかかわらず人がいるように見せかけて不法
侵入者を防ぐシステムを提供することにある。
【0006】また、在宅時であっても住居内の異常を自
動的に検知するシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の防犯・監視サービスシステムは、サービス
対象住宅とサービスセンターを回線で接続し、サービス
対象住宅の居住者の生活パターンを監視してサービスセ
ンターに報告するとともに、サービス対象住宅の機器の
動作を設定できるコントローラを設け、サービスセンタ
ーから前記コントローラを制御できるようにした。
【0008】より詳しくは、サービス対象住宅内に設置
するコントローラは、居住者が住居の照明器具やTV等
の機器をONあるいはOFFしたときの時刻等の機器の
操作情報を収集し、この収集した操作情報を通信回線を
経由して前記サービスセンターに送信できるようにし
た。また、前記コントローラは、サービスセンターから
の指示に基づき、住居内の機器をONありはOFFする
等の制御をおこなえるようにした。サービスセンター
は、予め、前記コントローラから受信した住居内の機器
の操作情報を分析し、居住者の生活パターン情報を求め
て、サービス対象住宅ごとに登録しておく。サービス対
象住宅から防犯サービスの実施を要求されたときに、サ
ービスセンターは、前記登録した生活パターン情報に基
づき、通信回線を経由してコントローラに機器のON/
OFF等の設定をおこなう。また、サービス対象住宅か
ら監視サービスの実施を要求されたときには、サービス
対象住宅から受信した機器の操作情報と登録した生活パ
ターン情報を比較し、予め定められた時間範囲に機器の
操作が行われているかを判定する。判定の結果、時間範
囲を超えていたときには、サービス対象住宅で異常状態
が発生したとして、警報処理をおこなうようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例の
システム構成を示すブロック図である。サービス対象住
宅1には、TVやエアコンや照明器具等の機器のコント
ローラ2と、コントローラ2を制御する制御部4と、制御
部4と防犯・監視サービスを提供するサービスセンタ7を
回線6を介して接続する住宅内送受信部5を設ける。
【0010】制御部4は、サービス対象住宅1内の住人
の生活パタンに関するデータ収集と、収集したパタンに
基づいて留守中にあたかも住人がいるように見せかける
2つの制御をおこなう。この制御のどちらを行うかは、
モード設定部3により指定される。
【0011】モード設定部3には、「データ収集ボタ
ン」と「再現ボタン」の2つのスイッチがある。データ
収集ボタンが押されると制御部4は、サービス対象住宅
1内のTV・照明器具等制御対象機器の電源ONおよび
OFF時間、照明器具の照度データ等を収集するモード
となる。また、再現ボタンを押すと制御部4は、サービ
スセンタ7から送られた住人の生活パタン情報に基づ
き、サービス対象住宅1内の各機器の電源ONおよびO
FF、照明器具の照度調整等の制御を行い住人の生活を
擬似的に再現するモードとなる。
【0012】通常は制御部4をデータを収集するモード
にしておき、住人の生活パタン情報を算出のための基礎
データ収集を行うようにする。長時間留守にする場合に
は、制御部4のモードを住人の生活を擬似的に再現する
モードに設定する。このモード設定は住人により直接ス
イッチを押すか、または携帯端末8から回線6を経由し
てリモートで設定されるようにしてもよい。
【0013】サービスセンタ7は、回線6を介してサービ
ス対象住宅1のデータを送受信するセンタ送受信部10
と、サービス対象住宅の生活パターン情報を記憶する記
憶部14とを備える。さらに詳細は後述するが、サービス
センタ7は、生活パタン情報読み出し部11と生活情報比
較部12と生活パタン作成・修正部13と時間監視部16と選
択情報選択部17とアラーム制御部15とから構成される。
【0014】つぎに、サービス対象住宅1とサービスセ
ンタ7の各部の動作について説明する。まず、サービス
対象住宅1内の各機器の動作について、収集モードと再
現モードに分けて、より詳細に説明する。モード設定部
3が、生活パタンに関するデータを収集するモードに設
定された場合、まず、各機器を制御するコントローラ2
は、各機器の電源ONおよびOFF、テレビのチャンネ
ル番号、照明器具の照度等、機器の状態に関するデータ
と日付、時間を収集し制御部4へ送信する。制御部4
は、データのフォーマットを整え住宅識別番号を付加し
て住宅内送受信部5と回線6を使用してサービスセンタ
7に送信する。
【0015】図9に、サービスセンタに送るデータのフ
ォーマットを示す。住宅識別番号901は個人を特定す
るための番号であり、サービスセンタ7と契約を行うと
きにサービスセンタ7から付与される固有の番号であ
る。この例では、番号の最初の部分は契約者の郵便番号
であり、後半は契約順に付けられる追い番で構成され
る。機器記号902は、制御対象機器ごとにサービスセ
ンタ7から付与される機器を識別するための固有の記号
である。例えば、1台目のテレビはTV−1、1つ目の
照明器具はLi−1とう記号が付与される。データ部9
03は、コントローラ2が収集したデータであり、収集
した日時・機器の状態情報から構成される。
【0016】コントローラ2は、サービスセンタ7への
データ送信後も自分が制御する機器の状態を監視し、電
源の変化、照度変更等の機器の状態の変化があった場合
に、内容を収集し制御部4に送信する。制御部4は、コ
ントローラ2からのデータが届く都度、図9のフォーマ
ットにより、住宅内送受信部5を使用してサービスセン
タ7にデータを送る。
【0017】つぎに、モード設定部3が住人の生活を再
現するモードに設定された場合について説明する。この
場合、制御部4は、住宅内送受信部5によりサービスセン
タ7から回線6を経由して、住宅内の機器ごとの制御デー
タを受信し、これに基づいてコントローラ2を設定し、
機器の制御をおこなう。
【0018】図5に、より詳細な動作フローをしめす。
モード設定部3は設定モードが変更されると設定された
モードと住宅識別番号をサービスセンタ7に通知する
(ステップ501)。そして住宅内送受信部5、制御部
4、コントローラ2はサービスセンタ7からデータが送
られてくるのを待つ(ステップ502)。ここで、図6
に送られてくるデータのフォーマットを示す。送られて
くるデータは住宅識別番号601、機器記号602と各
機器の制御内容を示すデータ603である。図6では、
照明器具(Li−1)を60Wの明るさで電源ONする
指示を表している。ステップ502でデータが送られて
きた場合、住宅内送受信部5がデータ(図6)を受け取
り制御部4へ送る。制御部4は送られたデータから、ま
ず住宅識別番号601を確認し(ステップ503)、不一
致の場合、サービスセンタ7に通知し再送付を求める
(ステップ508)。一致していた場合、機器番号602
を確認し(ステップ504)、当該機器をコントロール
するコントローラ2へデータを転送する(ステップ50
5)。制御部4からのデータを受け取ったコントローラ
2は、図6のデータ部603を解析し(ステップ50
6)、電源のON/OFF、照明器具の照度調整等の対
象機器の制御を行う(ステップ507)。このとき送ら
れてくるデータは、モード設定部3がデータ収集モード
に設定されているときに収集されたデータを基に、サー
ビスセンタ7で作成した住人の生活パタン情報に基づい
たデータである。
【0019】つぎにサービスセンタ7の各部の動作を図7
をもちいて説明する。図7は、サービス対象住宅1内の
コントローラ2が収集したデータから生活パタンの変化
の検知と生活パタン作成・修正を行うフロー図である。
センタ送受信部10は、先に説明した図9にしめすデー
タをサービス対象住宅1から受信し、生活パタン情報読
み出し部11に伝える。生活パタン情報読み出し部11
は、送られたデータから住宅識別番号を解析し(ステッ
プ701)、次に機器記号を解析し(ステップ70
2)、住宅識別番号と機器記号が一致する生活パタン情
報を読み出す(ステップ703)。また、生活パタン蓄
積データも読み出す(ステップ704)。
【0020】サービス対象住宅1から送られてくるデー
タは図9に示すフォーマットであり、生活パタン情報管
理テーブルと生活パタン情報のフォーマットは図2と図
3である。図2はサービス対象住宅ごとの管理テーブル
であり、どの機器が制御対象となっているか管理してい
る。図3は機器ごとの制御パタンを記録した生活パタン
情報であり、この表のデータに基づいてサービス対象住
宅1内の各機器を制御する。まず送られてきたデータか
ら住宅識別番号と機器記号を抽出し生活パタン情報管理
テーブルを検索し、対象とする生活パタン情報を特定し
読み出す。生活パタン情報があるということは、その元
データである生活パタン蓄積データもあるということで
あるので、これも読み出す。
【0021】このときデータ有無フラグ205を見る。
値が1であれば既に生活パタン情報が登録されているこ
とを示しているので読み出しを行う。値が0の場合はま
だ登録されていないことを示しているので生活パタン情
報を新規に作成し(ステップ713)、データ有無フラ
グを1にセットする(ステップ714)。
【0022】図9の機器の状態情報欄903に定義する
項目は機器ごとにセンタ側で個別に定義可能であり図9
の例は照明器具のデータを示す。データ有無フラグ20
5の値が1であった場合、受け取ったデータ903の時
間と生活パタン情報300の時間を比較し(ステップ7
05)、予め定めた時間範囲を超過しているかどうかを
判定する(ステップ706)。
【0023】判定の結果、超過していたら急激な生活パ
タンの変化であるから異常が発生している可能性があ
る。そこで、生活情報比較部12はアラーム制御部15
に指示を出しアラームを表示する(ステップ707)。
例えば、ある介護が必要な人の生活パタンが急激に変化
することは少ないため、通常夕方6:00に照明器具の
電源がONされていれば、その日も夕方6:00近くに
照明器具の電源がONされるはずである。そこで、予め
定めた時間範囲(例えば2時間)を経過しても電源がO
Nにならないときは何か異常が発生した可能性が考えら
れるのでアラームを表示する。アラームが表示されれば
サービスセンタの職員が電話、サービスカーの巡回等の
手段で異常の有無を確認する。
【0024】次に読み出した生活パタン蓄積データ40
1から同一曜日のデータを全て抽出し図10に示す生活
パタン算出テーブル1001を作成し(ステップ70
8)、送られてきたデータをそのテーブルに追加する
(ステップ709)。生活パタン算出テーブル1001
の時間欄を使用して一定間隔(例えば10分きざみ)で
時間データをプロットしていき、図11の生活パタング
ラフを作成し、最も点の多い時間範囲を算出し(ステッ
プ710)、その中心時間を当該機器の制御時間として
生活パタン情報ファイルを修正する(ステップ71
1)。そして修正した生活パタン情報ファイルを記憶部
14に格納する。
【0025】図11の例は図10の生活パタン算出テー
ブルの時間データを10分きざみでプロットし、どの範
囲に入るかを示したグラフである。図11の例では照明
器具Li―1の電源ON時間は17:50から18:0
0の間に1つ、18:00から18:10の間に1つあ
る。このことから中心点を取り18:00を照明器具L
i―1の電源ON時間とする。また照度変更時間は2
3:00から23:10の間に1つあるので中心を取り
23:05を照度変更時間とする。
【0026】次に図8を用いて留守中にもかかわらず、
あたかも住人がいるように見せかける生活パタン再現方
法について説明する。サービスセンタ7には前述のよう
にサービス対象住宅1の生活パタンが登録されている。
サービス対象住宅1内の住人は長時間留守にする場合、
モード設定部3のスイッチを生活パタン再現モードにす
る。このスイッチの変化は住宅識別番号と共にサービス
センタに送られ生活パタン再現処理が開始される(ステ
ップ801)。生活パタン情報読み出し部11は送られ
てきたデータの住宅識別番号を解析し(ステップ80
2)、生活パタン情報管理テーブル200のデータ有無
フラグ205欄を検査する(ステップ803)。データ
有無フラグ205の値が1であれば生活パタン情報が既
にあることを示しているので、これを読み出す(ステッ
プ804)。そして現在時刻から次に実行すべき内容を
選択する(ステップ805)。時間監視部16は選択さ
れた内容を実行する時間が到達したかどうかを監視する
(ステップ806)。時間がくれば選択情報選択部17
は実行すべきデータを生活パタン情報から抽出し住宅識
別番号を付与してセンタ送受信部10に送る(ステップ
807)。センタ送受信部10は受け取ったデータをサ
ービス対象住宅1へ送信する(ステップ808)。
【0027】ステップ803でデータ有無フラグを検査
した結果、値が0であれば登録された生活パタン情報が
無いので生活パタンを再現されることができない。そこ
で値0を検出すると生活パタン情報読み出し部11は予
めセンタ側で準備してある標準的な生活パタン情報を読
み出す(ステップ809)。フォーマットは生活パタン
情報300と同じである。その後の処理はデータ有無フ
ラグの値が1の場合と同じである。
【0028】つぎに、本発明の防犯・監視サービスを実
施するサービス対象住宅とサービス提供センターの関係
を図12、図13、図14により説明する。図12、図13、図14
は、本発明の防犯・監視サービスの生活パターン収集サ
ービス、生活パターン再現サービス、生活パターン監視
サービスを説明するものであり、以下に順に内容を説明
する。
【0029】図12は、本発明の防犯・監視サービスのう
ち、サービス対象住宅の生活パターン情報を収集する手
順をしめすものである。サービス対象住宅1は、サービ
スセンター7に対して、生活パターン収集依頼121をおこ
なう。この依頼は、例えば、図1のシステム構成図で説
明したように、サービス対象住宅1の内部に設置された
モード設定部3で設定され、制御部4でサービス対象住宅
1の住宅識別情報(例えば、図9の住宅識別番号901)と
ともにサービスセンタ7に送信される。なお、住宅識別
情報は、本発明の防犯・監視サービスの契約時にサービ
スセンター7から付与されるサービス対象住宅1に固有の
番号であり、例えば、契約者の郵便番号と契約順につけ
られる追い番で構成される。生活パターン収集依頼121
を受けたサービスセンター7は、生活パターン収集サー
ビスの提供を始める。
【0030】生活パターン収集依頼121をおこなったサ
ービス対象住宅1は、サービス開始時の住宅内部の機器
の状態(電源ON/OFF、テレビのチャネル番号、照
明器具の照度等)と日付・時刻情報に住宅識別情報を付
加して住宅内機器の状態情報122として、住宅内の機器
ごとに、サービスセンター7に送信する。前記住宅内機
器の状態情報122を受信したサービスセンター7は、図2
と図3に示される生活パターン情報管理テーブルと生活
パターン情報として記憶する。サービス対象住宅1は、
住宅内機器の状態情報122の送信後、定期的に住宅内の
機器の状態変化を検出し、状態変化があった機器ごと
に、機器の状態と日付・時刻情報を住宅内の機器情報12
5としてサービスセンター7に送信する。これを受信した
サービスセンターは、生活パターン情報管理テーブルと
生活パターン情報の追加・更新をおこなう。このサービ
ス対象住宅内の機器の状態変化情報は、サービス内容の
変更がおこなわれるまで、定期的におこなわれる。ま
た、生活パターン収集を継続的におこない、生活パター
ン情報を統計的に処理し、生活パターン情報の精度を向
上するようにしてもよい。
【0031】図13は、本発明の防犯・監視サービスのう
ち、サービス対象住宅の生活パターンの再現サービスの
提供手順をしめしたものである。サービス対象住宅1
は、サービスセンター7に対して、生活パターン再現依
頼131をおこなう。なお、この再現依頼は、サービス対
象住宅1からだけでなく、他の場所から、携帯電話等に
より依頼するようにしてもよい。この依頼を受けたサー
ビスセンター7は、先に収集し登録した図2と図3に示さ
れる生活パターン情報管理テーブルと生活パターン情報
を記憶部14から読み出し(132)、指定された時刻にな
ったときに(133)、住宅の内部の機器の制御情報であ
る生活パターン情報を(134)サービス対象住宅1に送信
する。生活パターン情報を受信したサービス対象住宅1
は、指定された情報に応じて住宅の内部の機器を制御
し、住人は留守中にもかかわらず、あたかも住人がいる
ように見せかけることができる。
【0032】図14は、本発明の防犯・監視サービスのう
ち、サービス対象住宅の生活パターンの監視サービスの
提供手順をしめしたものである。サービス対象住宅1
は、サービスセンター7に対して、生活パターン監視依
頼141をおこなう。なお、この監視依頼は、サービス対
象住宅1からだけでなく、他の場所から、携帯電話等に
より依頼するようにしてもよい。サービスセンター7に
サービス提供依頼したサービス対象住宅1は、送信後、
住宅内部の機器の状態変化を検出し(142)、状態変化
があった機器ごとに、機器の状態と日付・時刻情報を住
宅内の機器情報125としてサービスセンター7に送信する
(143)。サービス提供依頼を受けたサービスセンター7
は、登録されている生活パターン情報管理テーブルと生
活パターン情報の生活パターン情報を読み出し(14
5)、サービス対象住宅1から受信した生活パターンの状
態変化情報とから判定をおこなう(145)。この判定
は、登録されている生活パターン(機器の電源ON/O
FFやテレビのチャネル番号や照明器具の照度等)の時
間的な変化とサービス対象住宅1から受信した生活パタ
ーンの状態変化情報の時間的な変化の差異が一定の時間
範囲にあるかを比較することによりおこなう。もし、差
異が一定の時間範囲を超えている場合には、対象住宅内
で普段と異なる状況が起きたとしてアラームを発する。
【0033】より具体的には、サービスセンター7から
サービス対象住宅1に電話による問い合わせをおこなっ
たり、サービス対象住宅を訪問して異常の有無を確認す
る等の対応をとる。これにより、特に、介護対象者が住
む住宅において、生活パターン情報を比較することで通
常の生活パターンとの違いが検知できるため、介護対象
者の異常を早期に検知可能とする健康状態監視システム
に適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の防犯・監視サービスシステムに
よれば、予め記録された生活パタン情報に基づき留守中
に擬似的に生活パタンを再現させることができるため、
あたかも留守でないように見せかけることができ、サー
ビス対象住宅の防犯を効果的におこなうことができる。
【0035】また、本発明の防犯・監視サービスシステ
ムによれば、予め記録された生活パタン情報と現在の生
活パターンを比較・判定することができ、サービス対象
住宅の防犯を効果的におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サービス対象住宅とサービスセンタの構成によ
るシステム図である。
【図2】生活パタン情報管理テーブルのフォーマット図
である。
【図3】生活パタン情報管理のフォーマット図である。
【図4】生活パタン蓄積データのフォーマット図であ
る。
【図5】生活を再現するモードに設定された場合の、サ
ービス対象住宅内の制御部の動作を示すフローチャート
図である。
【図6】サービス対象住宅で受信するデータのフォーマ
ット図である。
【図7】サービス対象住宅内のコントローラが収集した
データから生活パタンの変化の検知と生活パタン作成・
修正を行うフローチャート図である。
【図8】サービス対象住宅内の生活を再現させるための
サービスセンタ側の制御を示すフローチャート図であ
る。
【図9】サービスセンタ側で受信する照明器具の状態を
示すデータの例をである。
【図10】同一曜日の生活パタンを算出するためのテー
ブルフォーマット図である。
【図11】同一曜日の生活パタンを算出するためのグラ
フ図である。
【図12】本発明のサービス提供方法における生活パタ
ーン収集手順をしめす図である。
【図13】本発明のサービス提供方法における生活パタ
ーン再現手順をしめす図である。
【図14】本発明のサービス提供方法における生活パタ
ーン監視手順をしめす図である。
【符号の説明】
1…サービス対象住宅、 2…コントローラ、 3…モ
ード設定部、4…制御部、 5…住宅内送受信部、 6
…回線、7…サービスセンタ、 8…携帯端末、 10
…センタ送受信部、11…生活パタン情報読み出し部、
12…生活情報比較部、13…生活パタン作成・修正
部、 14…記憶部、 15…アラーム制御部、16…
時間監視部、 17…生活情報選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横谷 茂樹 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所インターネットプラットフォ ーム事業部内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB03 BB12 BB18 BB74 DD05 DD25 DD26 EE08 EE16 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG08 GG12 GG19 GG23 GG30 GG32 GG51 GG65 GG66 GG67 GG70 GG83 5K101 KK13 LL00 LL12 MM06 MM07 NN12 NN21 PP03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地のサービスセンターから通信回線
    を経由してサービス対象住宅にセキュリティサービスを
    提供するセキュリティシステムであって、 前記サービス対象住宅は、住宅内の電気器具を制御する
    コントローラと、前記サービスセンターとの間でサービ
    ス情報を通信する送受信部と、前記サービス情報を基に
    前記コントローラを制御して前記電気器具の操作情報を
    取得し、サービス情報としてサービスセンターに送信す
    る制御部とを備え、 前記サービスセンターは、前記サービス対象住宅との間
    でサービス情報を通信するセンター送受信部と、前記サ
    ービス対象住宅から受信した前記電気器具の操作情報か
    ら求められた生活パターン情報を記憶する記憶部と、前
    記記憶部に予め記憶された生活パターン情報と、新たに
    前記サービス対象住宅から通知されたサービス情報から
    求めたに生活パターン情報を比較判定する生活パターン
    処理部と、を備えることを特徴とする。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセキュリティシステムに
    おいて、 前記サービスセンターは、前記記憶部に記憶された生活
    パターン情報を読み出し、設定された時刻にサービス情
    報として生活パターンをサービス対象住宅に送信する生
    活パターン処理部を備え、 前記サービス対象住宅は、前記サービス情報を受信し、
    これをもとに前記コントローラを制御して住宅内の電気
    器具を操作する制御部を備えることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 遠隔地のサービスセンターから通信回線
    を経由してサービス対象住宅にセキュリティサービスを
    提供するセキュリティシステムのサービス提供方法であ
    って、 サービス対象住宅の電気器具を操作情報を取得し、当該
    操作情報をサービスセンターに送信し、前記操作情報か
    らサービス対象住宅の生活パターン情報を求め、予め登
    録された生活パターン情報とサービス対象住宅から受信
    した前記生活パターン情報を比較し、サービス対象住宅
    の異常を検知することを特徴とするサービス提供方法。
  4. 【請求項4】 遠隔地のサービスセンターから通信回線
    を経由してサービス対象住宅にセキュリティサービスを
    提供するセキュリティシステムのサービス提供方法であ
    って、 一定期間にわたり、サービス対象住宅の電気器具を操作
    情報を取得し、操作時刻を含む前記操作情報からサービ
    ス対象住宅の生活パターン情報を登録し、 サービス提供要求があったときに、前記登録された生活
    パターン情報に設定された時刻に、当該生活パターン情
    報をサービス対象住宅に送信し、前記生活パターン情報
    に応じて、サービス対象住宅の電気器具を操作すること
    を特徴とするサービス提供方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222726A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Matsushita Electric Works Ltd 照明システム及び照明手法
JP2011029778A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Nec System Technologies Ltd 生活状況遠隔監視システムおよび生活状況遠隔監視方法
US9697574B2 (en) 2012-09-05 2017-07-04 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Data processing method, transmitting apparatus, and anomaly detection system

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