JP2003139819A - Lsiスキャンテスト装置、テストシステム、テスト方法、及びテストパターン作成方法 - Google Patents

Lsiスキャンテスト装置、テストシステム、テスト方法、及びテストパターン作成方法

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JP2003139819A
JP2003139819A JP2001332719A JP2001332719A JP2003139819A JP 2003139819 A JP2003139819 A JP 2003139819A JP 2001332719 A JP2001332719 A JP 2001332719A JP 2001332719 A JP2001332719 A JP 2001332719A JP 2003139819 A JP2003139819 A JP 2003139819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大規模な回路構成の被検査LSIを、従来のロ
ジックLSIテスタを活用して、低コストで検査する。 【解決手段】自動テストパターン生成手段(ATPG)
で生成されたオリジナルのテストパターンを、スキャン
チェーン用のパターンとスキャンチェーン用以外のパタ
ーンとに分離する。そして、ロジックLSIテスタ2で
スキャンメモリボード3を制御して、スキャンメモリボ
ード3からスキャンイン信号17を、また、ロジックL
SIテスタ2から入力テスト信号20を、同期をとって
被測定LSI5に入力させる。また、被測定LSI5か
ら出力されたスキャンアウト信号18及び出力テスト信
号19を期待値と比較して、その結果に基づき被測定L
SI5の良否判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルスキャン設計
されたLSIに対してスキャンテストなどを行うための
LSIスキャンテスト装置、LSIスキャンテストシス
テム、LSIスキャンテスト方法、及びLSIテストパ
ターン作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体プロセスの微細化の進行に
伴い、ロジックLSIは回路が大規模化しており、例え
ば、200万〜300万ゲートにも及ぶロジックLSI
が設計されるようになっている。このようなロジックL
SIを出荷時にテストしようとすると、テストパターン
の量やテスト時間が膨大となるため、テストコストが増
大する。そこで、ロジックLSIのテストコストを縮小
するために、テスト容易化設計が一般的に採用されてい
る。
【0003】テスト容易化設計の手法として代表的なも
のに、フルスキャン設計がある。フルスキャン設計で
は、回路内部のフリップフロップをスキャン機能付きの
スキャンフリップフロップに置き換えて、外部ピンから
内部のフリップフロップを直接制御・観測できる経路で
あるスキャンチェーンを、各スキャン機能付きフリップ
フロップをシリアルに接続したシフトレジスタで構成す
る。また、テスト時に、順序回路をすべて組み合わせ回
路として取り扱えるように構成する。このように構成す
ることで、ロジックLSIのテストが非常に容易とな
る。
【0004】図13は、フルスキャン設計を採用したロ
ジックLSIの概略構成図である。図13に示したよう
に、ロジックLSI5は内部に、組み合わせ回路51〜
55と、スキャンフリップフロップ61〜67,スキャ
ンフリップフロップ71〜77,スキャンフリップフロ
ップ81〜87,スキャンフリップフロップ91〜97
と、を備えた構成である。また、スキャンイン端子31
〜34、スキャンアウト端子35〜38、信号入力端子
41〜43、及び信号出力端子44〜46を備えてい
る。さらに、各スキャンフリップフロップは、7段のシ
フトレジスタ構成のスキャンチェーンを構成している。
すなわち、スキャンイン端子31には、スキャンフリッ
プフロップ61の入力端子が接続され、スキャンチェー
ン56を構成するスキャンフリップフロップ61〜67
は、それぞれ入力端子と出力端子とがシリアル接続され
て、フリップフロップ67の出力端子がスキャンアウト
端子35に接続されている。同様に、スキャンチェーン
57を構成するスキャンフリップフロップ71〜77
は、スキャンイン端子32及びスキャンアウト端子36
に接続されている。また、スキャンチェーン58を構成
するスキャンフリップフロップ81〜87は、スキャン
イン端子33及びスキャンアウト端子37に接続されて
いる。さらに、スキャンチェーン59を構成するスキャ
ンフリップフロップ91〜97は、スキャンイン端子3
4及びスキャンアウト端子38に接続されている。この
ように、ロジックLSI5では、7段のシフトレジスタ
構成である4組のスキャンチェーン56〜59を備えて
いる。なお、スキャンフリップフロップの段数やチェー
ンの本数は、ロジックLSIの回路構成や回路規模に応
じて当然変化する。
【0005】組み合わせ回路51は、入力端子41〜4
3、及びスキャンフリップフロップ61〜67に接続さ
れている。また、組み合わせ回路52は、スキャンフリ
ップフロップ61〜67,スキャンフリップフロップ7
1〜77に接続されている。さらに、組み合わせ回路5
3は、スキャンフリップフロップ71〜77,スキャン
フリップフロップ81〜87に接続されている。加え
て、組み合わせ回路54は、スキャンフリップフロップ
81〜87,スキャンフリップフロップ91〜97に接
続されている。また、組み合わせ回路55は、スキャン
フリップフロップ91〜97、及び出力端子44〜46
に接続されている。
【0006】以上の構成により、各スキャンチェーンの
シフト動作を利用して任意の値を設定・読み出して、各
スキャンフリップフロップのテストを行う。また、組み
合わせ回路51〜55のテストもスキャンチェーンを利
用して行う。これは、入力端子からのみデータを入力し
てテストを行う方法では、膨大なテストパターンデータ
を入力したとしても、組み合わせ回路を完全にテストす
ることができないためである。つまり、上記のようにス
キャンチェーンを利用して組み合わせ回路をテストする
場合は、組み合わせ回路を構成するロジック回路の途中
からデータを入力することが可能なため、組み合わせ回
路を完全にテストすることができるからである。
【0007】フルスキャン設計されたロジックLSIの
テストパターンは、自動テストパターン生成手段である
ATPG(Automatic Test Pattern Generator)によ
り、自動生成されるのが一般的である。図14は、自動
生成されたテストパターンの一例である。本テストパタ
ーンは、ロジックLSIテスタで実行されるものであ
り、横方向はテスタのチャンネル番号であり、縦方向は
テストステップを表している。また、ロジックLSIテ
スタのチャンネルは、LSI用のテストソケットなどを
通じて被測定LSIの端子に接続される。
【0008】図13に示したロジックLSI5をロジッ
クLSIテスタでテストする場合は、以下のように接続
する。すなわち、ロジックLSIテスタのCH4をスキ
ャンイン端子31に、CH5をスキャンイン端子32
に、CH6をスキャンイン端子33に、CH7をスキャ
ンイン端子34に、それぞれ接続する。また、ロジック
LSIテスタのCH8をスキャンアウト端子35に、C
H9をスキャンアウト端子36に、CH10をスキャン
アウト端子37に、CH11をスキャンアウト端子38
に、それぞれ接続する。さらに、ロジックLSIテスタ
のCH1〜CH3,CH12〜CH21は、入力端子4
1〜43、出力端子44〜46、及び図外の入出力端子
に接続する。
【0009】ロジックLSIテスタでは、各テストステ
ップを規定時間毎に順次進めていき、各テスタチャンネ
ルから信号値“0”,“1”を出力する。また、テスタ
チャンネルを介して被測定LSIが出力した値を読み取
り、期待値の“H”又は“L”と比較して、良品判定を
行う。なお、期待値が“X”となっている場合は、期待
値と比較しないことを意味する。また、スキャンテスト
パターンの特徴としてテストステップは、シフト動作及
びキャプチャ動作からなる。シフト動作はN回であり、
スキャンテストパターンでのNの値は固定値である。図
14の例では、Nの値は7回である。一般的には、Nの
値は数百〜数千となる。また、キャプチャ動作は図14
の例では1回であるが、一般的には1〜3の値となる。
スキャンテストパターンは、シフト動作とキャプチャ動
作とを交互に繰り返すものとなる。図14の例では、繰
り返し回数を2回のみ示しているが、実際の繰り返し回
数は数千回である。
【0010】図14に示したテストパターンを用いてロ
ジックLSI5をテストする手順は、以下のようにな
る。まず、テストステップの最初から7ステップまでで
各スキャンチェーン56〜59においてシフト動作を実
施し、各スキャンフリップフロップに所定の値をセット
する。次に、組み合わせ回路51〜55を1回動作させ
るキャプチャ動作を1ステップ行う。続いて、次の7ス
テップで、スキャンフリップフロップにセットした値を
取り出し、期待値と比較判定するとともに、各スキャン
フリップフロップに所定の値をセットする。そして、同
様に組み合わせ回路51〜55を1回動作させるキャプ
チャ動作を1ステップ行う。これ以降のテストパターン
は、上記の動作と同様に7ステップのシフト動作と、1
ステップのキャプチャ動作と、を交互に繰り返す。以上
の動作により、ロジックLSIに対して故障検出効果の
高いテストが実施できる。
【0011】
【解決しようとする課題】しかしながら、フルスキャン
テストでは、シフト動作を行ってスキャンフリップフロ
ップへの状態設定と設定値の読み出しとを行うため、テ
ストパターンの種類が非常に多くなってしまうという問
題がある。テストパターンの数量は、回路規模の増大に
比例して増えていくため、ロジックLSIの回路規模が
大きいと、ロジックLSIテスタのテストパターンメモ
リを大量に消費してしまう。また、場合によっては、テ
ストパターンメモリに収納することが不可能なサイズと
なってしまうこともある。例えば、テストパターンメモ
リの記憶容量が250CH×2メガステップまでに対応
したものであるとする。そして、大規模な回路構成のロ
ジックLSIをテストするために必要なテストパターン
の容量が250CH×10メガステップであると、この
テストパターンメモリでは、すべてのテストパターンを
記憶することができない。
【0012】このような場合、テストパターンメモリの
容量が不足するため、テストパターンを分割して複数回
テストすることで、テストパターンメモリの記憶容量を
増加させることなく、従来のロジックLSIテスタでロ
ジックLSIのテストを行うことができる。しかし、こ
の場合テストパターンの入れ替え作業や被測定LSIの
入れ替え作業が発生するため、テストコストが増大す
る。例えば、上記のようにテストパターンが250CH
×2メガステップから250CH×10メガステップへ
増加した場合、テストパターンを5つに分割すること
で、すべてのテストパターンを実施することができる。
しかし、この場合、1つの被検査LSIをテストする毎
に5回テストパターンを入れ替えるか、又は、被検査L
SIの1ロットに対して同じテストパターンでテストを
行うという工程を5回繰り返すか、のいずれかを選択し
なければならない。よって、ロジックLSIのテストは
非常に煩雑となる。
【0013】また、ロジックLSIのテストパターンメ
モリの容量を増加させるという方法が考えられる。しか
しながら、この方法はロジックLSIテスタの制御回路
などを変更する必要があるため、採用は困難である。
【0014】さらに、従来のロジックLSIテスタを使
用せずに、新規にロジックLSIテスタを導入するとい
う方法もある。しかしながら、この方法は、初期投資と
して莫大な費用が発生するとともに、従来のロジックL
SIテスタは活用できないという問題がある。
【0015】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めに成したものであり、その目的は、大規模な回路構成
の被検査LSIを、従来のロジックLSIテスタを活用
して、低コストで検査することが可能なLSIスキャン
テスト装置、LSIスキャンテストシステム、LSIス
キャンテスト方法、及びLSIテストパターン作成方法
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0017】(1)スキャンイン端子及びスキャンアウ
ト端子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なく
とも備えたフルスキャン設計のLSIを、ロジックLS
IテスタとともにテストするためのLSIスキャンテス
ト装置であって、前記LSIのテスト時に、前記LSI
のスキャンイン端子から入力させるスキャンイン信号
と、前記LSIのスキャンアウト端子から出力されるス
キャンアウト信号の期待値と、のテストパターンを記憶
した記憶手段と、前記スキャンイン信号を出力するスキ
ャンイン信号出力手段と、前記スキャンアウト信号と当
該スキャンアウト信号の期待値とを比較して、比較結果
に応じた判定信号を出力する期待値比較手段と、上記各
手段を制御する制御手段と、を備え、上記各手段は、前
記ロジックLSIテスタから出力された制御信号に同期
して動作することを特徴とする。
【0018】この構成において、LSIスキャンテスト
装置は、ロジックLSIテスタとともにフルスキャン設
計のLSIをテストするために、信号出力手段からスキ
ャンイン信号を出力して、期待値比較手段でスキャンア
ウト信号と当該スキャンアウト信号の期待値とを比較し
て、比較結果に応じた判定信号を出力する。したがっ
て、従来のロジックLSIテスタに加えてLSIスキャ
ン装置を使用することで、従来よりも大規模な回路構成
のLSIをテストすることが可能となる。また、ロジッ
クLSIテスタが持つチャンネル数よりも多い端子数を
持つLSIをテストすることが可能となる。
【0019】(2)スキャンイン端子及びスキャンアウ
ト端子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なく
とも備えたフルスキャン設計のLSIをテストするため
のLSIスキャンテストシステムであって、(1)に記
載のLSIスキャンテスト装置と、前記LSIのテスト
時に、前記LSIの信号入力端子から入力させる入力テ
スト信号と、前記LSIの信号出力端子から出力される
出力テスト信号の期待値と、のテストパターンを記憶し
たテスタ記憶手段と、前記入力テスト信号を出力するテ
スト信号出力手段と、前記出力テスト信号と当該出力テ
スト信号の期待値とを比較した比較結果と、前記LSI
スキャンテスト装置から出力された判定信号と、に基づ
いて前記LSIの良否判定を行う良否判定手段と、上記
各手段を制御するテスタ制御手段と、を備えたロジック
LSIテスタと、で構成されたことを特徴とする。
【0020】この構成において、LSIスキャンテスト
システムでは、フルスキャン設計のLSIを(1)のL
SIスキャンテスト装置と、入力テスト信号を出力し
て、LSIから出力された出力テスト信号と当該出力テ
スト信号の期待値とを比較した比較結果と、(1)のL
SIスキャンテスト装置から出力された判定信号と、に
基づいてLSIの良否判定を行う。したがって、ロジッ
クLSIテスタがテスト対象のLSIよりも回路規模が
小さなLSIにしか対応していない場合でも、LSIス
キャンテスト装置とともにLSIスキャンテストシステ
ムを構成することで、従来のロジックLSIテスタを用
いて対応外の大規模な回路構成のLSIをテストするこ
とが可能となる。
【0021】(3)前記ロジックLSIテスタのテスタ
記憶手段は、テストパターンとして、入力テスト信号、
出力テスト信号、及び前記両テスト信号の出力回数を記
憶したことを特徴とする。
【0022】この構成において、テストパターンとし
て、入力テスト信号、出力テスト信号、及び前記両テス
ト信号の出力回数を、ロジックLSIテスタのテスタ記
憶手段は記憶している。したがって、従来よりも少ない
量のテストパターンを記憶すれば良いので、テスタ記憶
手段のメモリ使用量を大幅に削減することが可能とな
る。
【0023】(4)スキャンイン端子及びスキャンアウ
ト端子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なく
とも備えたフルスキャン設計のLSIを、請求項2のL
SIスキャンテストシステムでテストするLSIスキャ
ンテスト方法であって、自動テストパターン生成手段に
より自動生成されたスキャンテストパターンを、前記L
SIのスキャンイン端子から入力させるスキャンイン信
号及び前記LSIのスキャンアウト端子から出力される
スキャンアウト信号の期待値である第1テストパターン
と、前記LSIの信号入力端子から入力させる入力テス
ト信号及び前記LSIの信号出力端子から出力される出
力テスト信号の期待値である第2テストパターンと、に
分割して、前記第1テストパターンを前記LSIスキャ
ンテスト装置の記憶手段に記憶させ、前記第2テストパ
ターンを前記ロジックLSIテスタのテスタ記憶手段に
記憶させ、前記ロジックLSIテスタから前記LSIス
キャンテスト装置に制御信号を出力して、前記LSIス
キャンテスト装置から出力されるスキャンイン信号及び
前記ロジックLSIテスタから出力される入力テスト信
号を同期させて、前記LSIをテストすることを特徴と
する。
【0024】この構成において、LSIのスキャンテス
トを行うために、自動テストパターン生成手段により自
動生成されたスキャンテストパターンを、第1テストパ
ターン及び第2テストパターンに分割してロジックLS
Iテスタ及びLSIスキャンテスト装置に記憶させる。
そして、ロジックLSIテスタからLSIスキャンテス
ト装置に制御信号を出力して、LSIスキャンテスト装
置から出力されるスキャンイン信号及びロジックLSI
テスタから出力される入力テスト信号を同期させて、前
記LSIに入力させてテストを行う。したがって、既存
のロジックLSIテスタを用いて、大規模な回路構成L
SIを低コストでテストすることが可能となる。
【0025】(5)スキャンイン端子及びスキャンアウ
ト端子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なく
とも備えたフルスキャン設計のLSIをテストするため
のLSIテストパターン作成方法であって、自動テスト
パターン生成手段により自動生成されたテストパターン
を、前記LSIのスキャンイン端子から入力させるスキ
ャンイン信号及び前記LSIのスキャンアウト端子から
出力されるスキャンアウト信号の期待値である第1テス
トパターンと、前記LSIの信号入力端子から入力させ
る入力テスト信号及び前記LSIの信号出力端子から出
力される出力テスト信号の期待値である第2テストパタ
ーンと、に分割して、前記第2テストパターンを、同じ
テストパターンの連続回数と、前記入力テスト信号及び
前記出力テスト信号の期待値であるテストパターンと、
に変換することを特徴とする。
【0026】この構成において、自動テストパターン生
成手段により自動生成されたスキャンテストパターン
を、第1テストパターン及び第2テストパターンに分割
して、さらに、第2テストパターンを、同じテストパタ
ーンの連続回数と、前記入力テスト信号及び前記出力テ
スト信号の期待値であるテストパターンと、に変換す
る。したがって、自動生成されたスキャンテストパター
ンを大幅に削減することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
LSIスキャンテストシステムの概略構成を示したブロ
ック図である。LSIスキャンテストシステム1は、ロ
ジックLSIテスタ2、及びLSIスキャンテスト装置
であるスキャンメモリボード3を備え、この構成により
被測定LSI5をテストする。また、ロジックLSIテ
スタ2及びスキャンメモリボード3へは、メモリデータ
書き込み装置4でテストパターンを書き込む。ロジック
LSIテスタ2は、テスタ記憶手段であるテストパター
ンメモリ22、テスタ制御手段である制御回路23、テ
スト信号出力手段である信号出力回路24、及び良否判
定手段である良否判定回路25を備えている。スキャン
メモリボード3は、記憶手段であるメモリ素子10、制
御手段である制御回路11、スキャンイン信号出力手段
である信号出力回路12、及び期待値比較手段である期
待値比較回路13を備えている。
【0028】ロジックLSIテスタ2は、被測定LSI
5をテストするための装置である。すなわち、テストパ
ターンメモリ22で、スキャンテスト用信号以外の信号
情報として、LSIのテスト時に、被測定LSI5の信
号入力端子から入力させる入力テスト信号20と、被測
定LSI5の信号出力端子から出力される出力テスト信
号19の期待値と、のテストパターンを記憶している。
また、テストパターンメモリ22の記憶内容に基づい
て、信号出力回路24から入力テスト信号20を被測定
LSI5に出力する。さらに、良否判定回路25で、被
測定LSI5から出力された出力テスト信号19及びこ
の出力テスト信号19の期待値を比較する。そして、こ
の比較結果と、スキャンメモリボード3から出力された
判定信号であるパス/フェイル信号16と、に基づいて
被検査LSI5の良否判定を行う。加えて、ロジックL
SIテスタ2の各部は、制御回路23によって制御され
る。
【0029】スキャンメモリボード3は、被測定LSI
5のスキャンテストを行うための装置である。すなわ
ち、メモリ素子10で、スキャンテスト用信号情報とし
て、LSIのテスト時に、被測定LSI5のスキャンイ
ン端子から入力させるスキャンイン信号と、被測定LS
I5のスキャンアウト端子から出力されるスキャンアウ
ト信号の期待値と、のテストパターンを記憶している。
また、ロジックLSIテスタ2から出力された制御信号
である制御クロック信号14及びリセット信号15に応
じて、被測定LSI5に対して信号出力回路12からス
キャンイン信号17を出力する。また、被測定LSI5
から出力されたスキャンアウト信号18と、スキャンア
ウト信号18の期待値と、を期待値比較回路13で比較
して、その比較結果であるパス/フェイル信号16をロ
ジックLSIテスタ2に対して出力する。さらに、スキ
ャンメモリボード3の各部は、制御回路11によって制
御される。
【0030】メモリデータ書き込み装置4は、被測定L
SI5のスキャンテストパターンを、ロジックLSIテ
スタ2のテストパターンメモリ25と、スキャンメモリ
ボード3のメモリ素子10と、に対して書き込むための
装置である。
【0031】次に、本発明のLSIテストシステムで使
用するテストパターン及びテストデータの作成方法につ
いて説明する。図2は、LSIテストシステムにおける
テストパターンの作成方法を示した流れ図である。本発
明では、図14に示したようなオリジナルのテストパタ
ーンを、スキャンチェーン用のパターンとスキャンチェ
ーン用以外のパターンとに分離し、スキャンメモリボー
ド3とロジックLSIテスタ2とから被測定LSIテス
ト信号5に入力する。この処理は、メモリデータ書き込
み装置4で行われる。
【0032】以下、詳細に説明する。図3は、スキャン
以外のパターンを示した図である。図4は、スキャン信
号のパターンを示した図である。図2に示したオリジナ
ルスキャンパターンD1の内容は、図14に示したスキ
ャン情報とその他の情報とが一緒に登録されたものであ
り、通常ロジックLSIテスタ2のみを使用して被測定
LSI5をテストするのに用いられる。また、このオリ
ジナルスキャンパターンD1は、自動テストパターン生
成手段であるATPGにより自動生成されたテストパタ
ーンである。このオリジナルスキャンパターンD1に対
して、処理S1,処理S2を行って、スキャンイン信号
及びスキャンアウト信号の期待値である第1テストパタ
ーンと、スキャンイン以外の入力テスト信号及び出力テ
スト信号の期待値である第2テストパターンと、に分割
する作業を行う。その結果、第2テストパターンである
スキャン以外のパターンD2の内容は図3に示したパタ
ーンとなる。また、第1テストパターンであるスキャン
信号パターンD5は図4に示したパターンとなる。
【0033】この操作により、オリジナルスキャンパタ
ーンD1からスキャンイン信号・スキャンアウト信号の
期待値が除かれたスキャンイン以外のパターンD2が作
成され、本テストパターンは最終的にロジックLSIテ
スタ2で使用されるものとなる。
【0034】次に、スキャン以外のパターンD2に対し
て処理S3,処理S4を行う。スキャン以外のパターン
D2のシフト動作に注目すると、パターンの変化が全く
ないという特徴がある。そこで、処理S3では、ロジッ
クLSIテスタ2での繰り返し命令を圧縮する。図5
は、スキャン以外のテストパターンを圧縮したパターン
を示す図である。すなわち、図5に示したように、第2
テストパターンであるスキャン以外のパターンD2を、
同じテストパターンの連続回数と、前記入力テスト信号
及び前記出力テスト信号の期待値のテストパターンと、
のデータに変換する。これにより、同じテストパターン
が連続する場合は、シフト動作時のテストパターンを1
回分にすることができる。つまり、本処理により、テス
トパターンのサイズを小さくすることができ、ロジック
LSIテスタ2のテストパターンメモリ9の使用量を大
幅に削減することができるテストパターンが作成され
る。
【0035】その後、処理S4として、スキャンメモリ
ボード3との同期をとって、スキャンイン信号及び入力
テスト信号のタイミングを合わせるために、初期設定パ
ターンと、スキャンメモリボード3に出力する制御クロ
ック信号14及びリセット信号15と、スキャンメモリ
ボード3が出力するパス/フェイル信号16をロジック
LSIテスタ2側で判定するための期待値と、を追加し
たテストパターンの生成を行う。
【0036】図6は、ロジックLSIテスタで使用する
テストパターンを示した図である。図6に示した制御信
号を追加したパターンと、図14に示したオリジナルス
キャンパターンと、の使用テスタチャンネル数を比較す
ると、図6に示した制御信号などを追加したパターンで
は、テスタチャンネルCH22〜24が増加しており、
テスタチャンネルCH4〜11が減少している。つま
り、トータルの使用テスタチャンネル数は、5チャンネ
ル減少している。このように、スキャンメモリボード3
を使用することで、ロジックLSIテスタ2のみを使用
した場合よりも使用チャンネル数を減少させることがで
きるので、ロジックLSIテスタ2が備えるテスト端子
数よりも端子数の多い被測定LSIを検査することが可
能となる。また、一般的にスキャン信号数は、本発明の
実施形態で示した8本より多い場合がほとんどであるた
め、さらにテスタチャンネル数を減少することができ、
より多くの端子を備えた被測定LSIのテストが可能と
なる。
【0037】図7は、スキャンイン信号のデータ変換テ
ーブルである。図8は、スキャンアウト信号のデータ変
換テーブルである。図9は、信号テーブル変換後のデー
タを表した図である。一方、スキャンテストパターンD
5に対しては、処理S5を行う。すなわち、図4に示し
たスキャン信号パターンに対して、スキャンイン側のデ
ータ“0”と“1”は図7に示したように、そのまま
“0”と“1”として図9に示したD0#0〜D0#3
の部分に置き換える。また、スキャンアウト側のデータ
“L”、“H”、“X”の3種類の信号は、図8に示し
た変化テーブルに従って、論理値“0”と“1”のにビ
ットに書き換える処理を行う。そして、図9に示したD
1#0〜D1#3及びD2#0〜D2#3の部分に置
く。以上の処理により、スキャンメモリボード3に使用
するデータファイルが作成される。なお、図9に示した
処理は、ロジックLSIテスタのみで検査を行っていた
従来の方式でも同等の処理を実施している。
【0038】以上の手順により作成されたスキャンメモ
リボードとスキャン用テストパターンとのテストデータ
を使用して本発明のLSIテストシステムで被測定LS
I5をテストする手順について、図10に示したフロー
チャートに従って説明する。図10は、LSIテストシ
ステム1で被測定LSIをテストする手順を説明するた
めのフローチャートである。
【0039】まず、スキャンメモリボード3のメモリ素
子10に信号テーブル変換後のパターンD6を記憶させ
る(S11)。次に、ロジックLSIテスタのテストパ
ターンメモリ9に制御信号を追加したパターンD 4を
ロードする(S12)。この処理は、ロジックLSIテ
スタ2が通常備えている機能によって行う。この作業に
より、被測定LSI5のテスト準備が完了する。
【0040】続いて、被測定LSI5に対してソケット
やプローブ(針)でLSIテストシステム1に接続させ
(S13)、テストパターンを信号として被測定LSI
5に与える(S14)。本テストパターンを実行する際
には、スキャンメモリボード3はロジックLSIテスタ
2によって制御される。よって、被測定LSI5には、
スキャンイン信号17と、スキャンイン以外のテスト信
号である入力テスト信号20と、の同期がとられて供給
される。そして、被測定LSI5からはスキャンメモリ
ボード3に対してスキャンアウト信号18が出力され
る。また、スキャンボード3では期待値比較回路13
で、期待値とスキャンアウト信号18との比較が行わ
れ、その結果がパス/フェイル信号16としてロジック
LSIテスタ2に出力される。さらに、被測定LSI5
からは、スキャンアウト以外の信号である出力テスト信
号19が出力される。この信号はロジックLSIテスタ
2に入力され、良否判定回路25において期待値とこの
信号とが比較される。また、良否判定回路25では、こ
の比較結果と、スキャンメモリボード3から出力された
パス/フェイル信号16と、に基づいて被測定LSI5
の良否判定が行われる(S14)。
【0041】良否判定が完了すると、次に良否判定する
被測定LSIがあるか否かを判定する(S15)。この
時、被測定LSIが別のものに交換され、次の被測定L
SIがある場合はS13のステップを実行する。一方、
次の被測定LSIがない場合は処理を終了する。
【0042】次に、スキャンメモリボード3の具体的な
構成、及び被測定用LSI5をテストする際のスキャン
メモリボード3の詳細な動作について説明する。まず、
スキャンメモリボード3の具体的な構成について説明す
る。図11は、スキャンメモリボードの具体的な構成図
である。スキャンメモリボード3の制御回路11は、バ
イナリカウンタ26、マスクレジスタ27、及びS−O
UTレジスタ28によって構成される。また、信号出力
回路12は、S−INレジスタ12aによって構成され
る。さらに、期待値比較回路13は、結果比較回路13
aによって構成される。
【0043】制御クロック信号14は、メモリ素子1
0、S−INレジスタ12a、バイナリカウンタ26、
マスクレジスタ27、及びS−OUTレジスタ28に供
給される。また、リセット信号15は、スキャンメモリ
ボード3の各部に供給され、スキャンメモリボード3の
回路全体を初期化する。バイナリカウンタ26からは、
メモリ素子10のアドレスが送信される。メモリ素子1
0からは、S−INレジスタ12aに対してData
0、S−OUTレジスタ28に対してData1、マス
クレジスタ27に対してData2が出力される。そし
て、被測定LSI5に対してS−INレジスタ12aか
らスキャンイン信号17を出力する。また、被測定LS
I5から出力されたスキャンアウト信号18の期待値
は、S−OUTレジスタ28に入力される。
【0044】比較結果回路14aは、被測定LSI5か
ら出力されたスキャンアウト信号18と、スキャンアウ
ト信号18の期待値であるS−OUTレジスタ28の出
力値と、を比較する。そして、一致/不一致の結果であ
るパス/フェイル信号16を出力する。この時、マスク
レジスタ27においてマスクフラグが立っている場合
は、両者の一致/不一致に関わらず、一致したものとし
て結果を出力する。スキャンメモリボード3の回路で
は、複数本をスキャンアウト信号とS−OUTレジスタ
28の信号と、マスクレジスタ27とを備えており、比
較結果回路16ではそれぞれについて一致/不一致を求
める。そして、すべての結果が一致していた場合に限り
パス信号17を出力する。一方、1つでも不一致の場合
は、結果比較回路16はフェイル信号を出力する。
【0045】次に、被測定用LSI5をテストする際の
スキャンメモリボード3の詳細な動作について説明す
る。図12は、スキャンメモリボード3における各部の
入出力信号のタイミングチャートである。図12に示し
たタイミングチャートの第1サイクルでは、リセット信
号15がロジックLSIテスタ2からスキャンメモリボ
ード3に入力される。このリセット信号15により、ス
キャンメモリボード3のS−INレジスタ12a、S−
OUTレジスタ28、マスクレジスタ27及びバイナリ
カウンタ26の値が初期化される。
【0046】第2サイクルでは、ロジックLSIテスタ
2が出力する制御クロック信号14に同期して、メモリ
素子10のアドレス0のデータを読み出す処理が行われ
る。
【0047】第3サイクルでは、S−INレジスタ12
a、S−OUTレジスタ28、マスクレジスタ27にメ
モリ素子10から読み出された値がセットされる。S−
INレジスタ12aにセットされた値は、スキャンメモ
リボード3から出力され、被測定LSI5にスキャンイ
ン信号17として入力される。このサイクルにおいて、
被測定LSI5が動作し、スキャンアウト信号18を出
力する。スキャンメモリボード3は、スキャンアウト信
号18を受信すると、S−OUTレジスタ28とマスク
レジスタ27との出力値を使用して、結果判定回路16
が期待値照合を行い、パス/フェイル信号16を出力す
る。そして、パス/フェイル信号16が入力されたロジ
ックLSIテスト2の良否判定回路25では、テスタス
トローブのタイミングで被測定LSI5が良品か不良品
かを判定する。
【0048】第4サイクルでは、第3サイクルと同様
に、新しいメモリ素子のデータが各レジスタにセットさ
れ、被測定LSIの動作と結果判定とが行われる。
【0049】このような動作を被測定LSIが必要とす
るサイクル数分を繰り返し行い、毎サイクル実施される
パス/フェイル信号16の出力を判定して、すべての信
号がパスとなった場合にのみ被測定LSIは、良品とし
て処理される。また、フェイル信号が一度でもあった場
合は、被測定LSI5は不良品として処理される。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0051】(1)LSIスキャンテスト装置は、ロジ
ックLSIテスタとともにフルスキャン設計のLSIを
テストするために、信号出力手段からスキャンイン信号
を出力して、期待値比較手段でスキャンアウト信号と当
該スキャンアウト信号の期待値とを比較して、比較結果
に応じた判定信号を出力する。よって、従来のロジック
LSIテスタに加えてLSIスキャン装置を使用するこ
とで、従来よりも大規模な回路構成のLSIをテストで
きる。また、ロジックLSIテスタが持つチャンネル数
よりも多い端子数を持つLSIをテストできる。
【0052】(2)LSIスキャンテストシステムで
は、フルスキャン設計のLSIをLSIスキャンテスト
装置と、入力テスト信号を出力して、LSIから出力さ
れた出力テスト信号と当該出力テスト信号の期待値とを
比較した比較結果と、LSIスキャンテスト装置から出
力された判定信号と、に基づいてLSIの良否判定を行
う。そのため、ロジックLSIテスタがテスト対象のL
SIよりも回路規模が小さなLSIにしか対応していな
い場合でも、LSIスキャンテスト装置とともにLSI
スキャンテストシステムを構成することで、従来のロジ
ックLSIテスタを用いて対応外の大規模な回路構成の
LSIをテストできる。
【0053】(3)テストパターンとして、入力テスト
信号、出力テスト信号、及び前記両テスト信号の出力回
数を、ロジックLSIテスタのテスタ記憶手段は記憶し
ている。つまり、従来よりも少ない量のテストパターン
を記憶すれば良いので、テスタ記憶手段のメモリ使用量
を大幅に削減することが可能となる。
【0054】(4)LSIのスキャンテストを行うため
に、自動テストパターン生成手段により自動生成された
スキャンテストパターンを、第1テストパターン及び第
2テストパターンに分割してロジックLSIテスタ及び
LSIスキャンテスト装置に記憶させる。そして、ロジ
ックLSIテスタからLSIスキャンテスト装置に制御
信号を出力して、LSIスキャンテスト装置から出力さ
れるスキャンイン信号及びロジックLSIテスタから出
力される入力テスト信号を同期させて、前記LSIに入
力させてテストを行う。これにより、既存のロジックL
SIテスタを用いて、大規模な回路構成LSIを低コス
トでテストできる。
【0055】(5)自動テストパターン生成手段により
自動生成されたスキャンテストパターンを、第1テスト
パターン及び第2テストパターンに分割して、さらに、
第2テストパターンを、同じテストパターンの連続回数
と、前記入力テスト信号及び前記出力テスト信号の期待
値であるテストパターンと、に変換するので、自動生成
されたスキャンテストパターンを大幅に削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るLSIスキャンテスト
システムの概略構成を示したブロック図である。
【図2】LSIテストシステムにおけるテストパターン
の作成方法を示した流れ図である。
【図3】スキャン以外のパターンを示した図である。
【図4】スキャン信号のパターンを示した図である。
【図5】スキャン以外のテストパターンを圧縮したパタ
ーンを示す図である。
【図6】ロジックLSIテスタで使用するテストパター
ンを示した図である。
【図7】スキャンイン信号のデータ変換テーブルであ
る。
【図8】スキャンアウト信号のデータ変換テーブルであ
る。
【図9】信号テーブル変換後のデータを表した図であ
る。
【図10】LSIテストシステム1で被測定LSIをテ
ストする手順を説明するためのフローチャートである。
【図11】スキャンメモリボードの具体的な構成図であ
る。
【図12】スキャンメモリボード3における各部の入出
力信号のタイミングチャートである。
【図13】フルスキャン設計を採用したロジックLSI
の概略構成図である。
【図14】自動生成されたテストパターンの一例であ
る。
【符号の説明】
1−LSIスキャンテストシステム 2−ロジックLSIテスタ2 3−スキャンメモリボード 4−メモリデータ書き込み装置 5−被測定LSI 17−スキャンイン信号 18−スキャンアウト信号 19−出力テスト信号 20−入力テスト信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャンイン端子及びスキャンアウト端
    子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なくとも
    備えたフルスキャン設計のLSIを、ロジックLSIテ
    スタとともにテストするためのLSIスキャンテスト装
    置であって、 前記LSIのテスト時に、前記LSIのスキャンイン端
    子から入力させるスキャンイン信号と、前記LSIのス
    キャンアウト端子から出力されるスキャンアウト信号の
    期待値と、のテストパターンを記憶した記憶手段と、 前記スキャンイン信号を出力するスキャンイン信号出力
    手段と、 前記スキャンアウト信号と当該スキャンアウト信号の期
    待値とを比較して、比較結果に応じた判定信号を出力す
    る期待値比較手段と、 上記各手段を制御する制御手段と、を備え、 上記各手段は、前記ロジックLSIテスタから出力され
    た制御信号に同期して動作することを特徴とするLSI
    スキャンテスト装置。
  2. 【請求項2】 スキャンイン端子及びスキャンアウト端
    子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なくとも
    備えたフルスキャン設計のLSIをテストするためのL
    SIスキャンテストシステムであって、 請求項1に記載のLSIスキャンテスト装置と、 前記LSIのテスト時に、前記LSIの信号入力端子か
    ら入力させる入力テスト信号と、前記LSIの信号出力
    端子から出力される出力テスト信号の期待値と、のテス
    トパターンを記憶したテスタ記憶手段と、前記入力テス
    ト信号を出力するテスト信号出力手段と、前記出力テス
    ト信号と当該出力テスト信号の期待値とを比較した比較
    結果と、前記LSIスキャンテスト装置から出力された
    判定信号と、に基づいて前記LSIの良否判定を行う良
    否判定手段と、上記各手段を制御するテスタ制御手段
    と、を備えたロジックLSIテスタと、で構成されたこ
    とを特徴とするLSIスキャンテストシステム。
  3. 【請求項3】 前記ロジックLSIテスタのテスタ記憶
    手段は、テストパターンとして、入力テスト信号、出力
    テスト信号、及び前記両テスト信号の出力回数を記憶し
    たことを特徴とする請求項2に記載のLSIテストシス
    テム。
  4. 【請求項4】 スキャンイン端子及びスキャンアウト端
    子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なくとも
    備えたフルスキャン設計のLSIを、請求項2のLSI
    スキャンテストシステムでテストするLSIスキャンテ
    スト方法であって、 自動テストパターン生成手段により自動生成されたスキ
    ャンテストパターンを、前記LSIのスキャンイン端子
    から入力させるスキャンイン信号及び前記LSIのスキ
    ャンアウト端子から出力されるスキャンアウト信号の期
    待値である第1テストパターンと、前記LSIの信号入
    力端子から入力させる入力テスト信号及び前記LSIの
    信号出力端子から出力される出力テスト信号の期待値で
    ある第2テストパターンと、に分割して、 前記第1テストパターンを前記LSIスキャンテスト装
    置の記憶手段に記憶させ、前記第2テストパターンを前
    記ロジックLSIテスタのテスタ記憶手段に記憶させ、 前記ロジックLSIテスタから前記LSIスキャンテス
    ト装置に制御信号を出力して、前記LSIスキャンテス
    ト装置から出力されるスキャンイン信号及び前記ロジッ
    クLSIテスタから出力される入力テスト信号を同期さ
    せて、前記LSIをテストすることを特徴とするLSI
    スキャンテスト方法。
  5. 【請求項5】 スキャンイン端子及びスキャンアウト端
    子、並びに信号入力端子及び信号出力端子を少なくとも
    備えたフルスキャン設計のLSIをテストするためのL
    SIテストパターン作成方法であって、 自動テストパターン生成手段により自動生成されたテス
    トパターンを、前記LSIのスキャンイン端子から入力
    させるスキャンイン信号及び前記LSIのスキャンアウ
    ト端子から出力されるスキャンアウト信号の期待値であ
    る第1テストパターンと、前記LSIの信号入力端子か
    ら入力させる入力テスト信号及び前記LSIの信号出力
    端子から出力される出力テスト信号の期待値である第2
    テストパターンと、に分割して、 前記第2テストパターンを、同じテストパターンの連続
    回数と、前記入力テスト信号及び前記出力テスト信号の
    期待値であるテストパターンと、に変換することを特徴
    とするLSIテストパターン作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005008263A1 (ja) * 2003-07-22 2005-01-27 Advantest Corporation パターン発生器、及び試験装置
JP2016180636A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日本電気株式会社 非同期リセット回路テスト装置、非同期リセット回路テスト方法、及び、プログラム

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JP2016180636A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日本電気株式会社 非同期リセット回路テスト装置、非同期リセット回路テスト方法、及び、プログラム

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