JP2003139620A - 光サンプリング波形測定装置及び測定方法 - Google Patents

光サンプリング波形測定装置及び測定方法

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JP2003139620A
JP2003139620A JP2002238598A JP2002238598A JP2003139620A JP 2003139620 A JP2003139620 A JP 2003139620A JP 2002238598 A JP2002238598 A JP 2002238598A JP 2002238598 A JP2002238598 A JP 2002238598A JP 2003139620 A JP2003139620 A JP 2003139620A
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polarization
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Hiroyuki Ota
裕之 太田
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Terra Tec Co Ltd
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光の変動している被測定信号光であっても
正確に測定でき、さらには偏光の情報をも測定する。 【解決手段】 被測定信号光を該被測定信号光よりもパ
ルス幅の狭いサンプリング光でサンプリングして得た光
信号を非線形光学結晶を介して光電変換手段で電気信号
に変換して測定結果を表示する光サンプリング波形測定
装置において、前記被測定信号光及び前記サンプリング
光を、第1の偏光成分光と当該第1の偏光成分光とは偏
光方向が直交する第2の偏光成分光とにそれぞれ分離
し、前記被測定信号光の第1の偏光成分光と前記サンプ
リング光の第2の偏光成分光とを合波すると共に、前記
被測定信号光の第2偏光成分光と前記サンプリング光の
第1の偏光成分光とを合波する手段と、前記手段の出力
を2組の非線形光学結晶及び光電変換手段を介して得た
電気出力に基づいて前記被測定信号光の波形を表示する
表示手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直線偏光に限定
されない超高速光信号を観測する光サンプリング波形測
定装置及び光サンプリング波形測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光サンプリング波形測定装置とし
ては、2次の非線形光学効果を有するSFG和周波光発
生(Sum Frequency Generation:和周波数光発生)
素子、あるいはDFG差周波光発生(Difference Freq
uency Generation:差周波数光発生)素子を利用した
ものがある。
【0003】これは、例えば特公平06−063869
号公報等に示されるもので、非線形光学結晶内に、角周
波数ωの被測定信号光と、これよりパルス幅が狭く角
周波数ωのサンプリングパルス光とを入力し、相互相
関を行うことによってω+ωとなるSF(和周波)
光を取り出すものである。
【0004】従来は、このSF光を受光器によって光電
変換し、電気信号処理によって波形表示を行っていた。
ただしこの場合は、非線形光学結晶に直線偏光の光信号
が入力されることを前提としている。
【0005】しかしながら、非線形光学結晶の特性上、
直線偏光以外の被測定信号光が入力されたり、測定中に
被測定信号光の偏光が変動したりすると、これが測定結
果の強度変動として観測され、正常な測定ができなかっ
た。従って、従来の光サンプリング波形の測定では単一
偏光の被測定信号光のみの測定に限定されていた。
【0006】図5は、従来技術による光サンプリング波
形測定装置の構成例を示すブロック図である。図5に示
す構成では、まず光サンプリングパルス光源101が出
力する光サンプリングパルス光と、これとは偏光方向が
直交する光信号光とを光合波器102によって合成した
後、非線形光学結晶により構成されたSFG103に入
射させる。
【0007】このSFG103から発生する信号光の
内、基本波成分を基本波除去フィルタ104によって除
去し、SF光のみを受光器105によって受光する。こ
の受光器105が出力する電気信号を電気信号処理部1
06によって処理した後、表示器107に表示されてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このとき、SF光の位
相整合条件が満たされるように光学結晶の結晶軸および
温度等を設定することによって、SFG103からは円
偏光のSF光が発生する。しかしながら、このような構
成では、特定の偏光方向の被測定信号光に対してしか、
SF光を発生することができない。
【0009】このように従来の構成では、特定の偏光の
被測定信号光のみの測定しかできないため、測定前に被
測定信号光の偏光を最適状態に設定する必要があった。
しかしながら実際の光通信においては、被測定信号光の
偏光は常に変動しており、またパルス状の被測定信号光
のそれぞれのビットにおいて、同じ偏光方向である保証
は全くない。従って、正確な測定が望めず、また被測定
信号光の偏光状態が如何様になっているかを確認する術
もなかった。
【0010】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、偏光の変動している被測定信号光であっても
正確に測定でき、さらに偏光の情報をも測定することが
できる光サンプリング波形測定装置及び光サンプリング
波形測定方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、光サンプリング波形測定装置に係
わる第1の手段として、被測定信号光を該被測定信号光
よりもパルス幅の狭いサンプリング光でサンプリングし
て得た光信号を非線形光学結晶を介して光電変換手段で
電気信号に変換して測定結果を表示する光サンプリング
波形測定装置において、前記被測定信号光及び前記サン
プリング光を、第1の偏光成分光と当該第1の偏光成分
光とは偏光方向が直交する第2の偏光成分光とにそれぞ
れ分離し、前記被測定信号光の第1の偏光成分光と前記
サンプリング光の第2の偏光成分光とを合波すると共
に、前記被測定信号光の第2偏光成分光と前記サンプリ
ング光の第1の偏光成分光とを合波する手段と、前記手
段の出力を2組の非線形光学結晶及び光電変換手段を介
して得た電気出力に基づいて前記被測定信号光の波形を
表示する表示手段とを備えるという構成を採用する。
【0012】また、光サンプリング波形測定装置に係わ
る第2の手段として、被測定信号光を第1の偏光成分光
と当該第1の偏光成分光とは偏光方向が直交する第2の
偏光成分光に分離する第1の偏光分離手段と、前記被測
定信号光よりもパルス幅の狭いサンプリング光を第1の
偏光成分光と当該第1の偏光成分光とは偏光方向が直交
する第2の偏光成分光に分離する第2の偏光分離手段
と、前記第1及び第2の偏光分離手段で分離された偏光
成分光を、合波する第1及び第2の合波手段と、前記第
1及び第2の合波手段の出力光を、それぞれ第1及び第
2の非線形光学結晶を介して電気信号に変換する第1及
び第2の光電変換手段と、を備え、前記第1及び第2の
光電変換手段からの電気出力に基づいて前記被測定信号
光の波形を表示するという構成を採用する。
【0013】また、光産サンプリング波形測定方法に係
わる手段として、被測定信号光を第1の偏光成分光と当
該第1の偏光成分光とは偏光方向が直交する第2の偏光
成分光に分離するステップと、前記被測定信号光よりも
パルス幅の狭いサンプリング光を第1の偏光成分光と当
該第1の偏光成分光とは偏光方向が直交する第2の偏光
成分光に分離するステップと、前記ステップで分離され
た偏光成分光を、それぞれ合波するステップと、前記ス
テップで合波された出力光を、それぞれ非線形光学結晶
を介して電気信号に変換するステップとを含み、前記電
気信号に基づいて前記被測定信号光の波形を表示すると
いう構成を採用する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について説明す
る。図1は、本発明の光サンプリングパルス波形測定装
置における測定原理を説明する説明図である。図1にお
いて、1は偏光分離器である。この偏光分離器1には、
任意の偏光方向を有する光角周波数ωの被測定信号光
が入射される。偏光方向分離器1は、この被測定信号光
を、互いに偏光方向が直交する2つの信号光に分離す
る。
【0015】2aおよび2bは各々光合波器であり、光
合波器2aには偏光分離器1によって分離された信号光
の一方(図1に示す例では縦方向偏光成分)が入射し、
光合波器2bには分離された信号光の他方(同横方向偏
光成分)が光反射器3を介して入射する。
【0016】光合波器2aおよび2bには、この他に、
円偏光を有し光角周波数ωのサンプリングパルス光が
入射される。サンプリングパルス光は光合波器2bに入
射すると、縦方向偏光成分が分離反射され、この結果、
被測定信号光の横方向偏光成分と合成されて出力され
る。
【0017】一方、サンプリングパルス光の横方向偏光
成分は光合波器2bを透過し、光合波器2aによって反
射される。この結果、サンプリングパルス光の横方向偏
光成分と被測定信号光の縦方向偏光成分とが、光合波器
2aによって合成されて出力される。
【0018】これら光合波器2aから出力される信号光
は、集光レンズ4aによって集光されて非結晶光学結晶
5aに入射し、光合波器2bから出力される信号光は、
集光レンズ4bによって集光されて非線形光学結晶5b
に入射する。
【0019】この非線形光学結晶5aは、光軸の進行方
向に対する垂直面内で、縦方向の偏光を持った被測定信
号光と、円偏光のサンプリングパルス光の横方向偏光成
分とに対して位相整合条件を満たすように設定する。
【0020】一方非線形光学結晶5bは、光軸の進行方
向に対する垂直面内で、横方向の偏光を持った被測定信
号光と、円偏光のサンプリングパルス光の縦方向偏光成
分とに対して位相整合条件を満たすように設定する。
【0021】この結果、非線形光学結晶5a内において
SFGが発生し、非線形光学結晶5aからは集光レンズ
6aを介してSF光1が出射される。同様に非線形光学
結晶5b内においてもSFGが発生し、非線形光学結晶
5bからは集光レンズ6bを介してSF光2が出射され
る。
【0022】この時、SF光1およびSF光2は、被測
定信号光の縦方向偏光成分あるいは横方向偏光成分の各
々の光強度に比例した光強度として出射される。このた
め、光サンプリング光の繰り返し周期を、被測定信号光
の繰り返し周期の整数分の1から僅かにずらすことによ
って、サンプリングの原理に従い、被測定信号光の各々
の偏光成分の光強度に応じた光波形を再現することがで
きる。なお、DFGの場合にあっても、上述の原理が適
用できる。
【0023】一般に図1に示すような構成においては、
SF光を発生させる位相整合としてタイプ1およびタイ
プ2の2つの手法がある。本発明では、2つの入射光の
偏光成分がそれぞれの非線形光学結晶内で直交する成分
でSFGが起こり、これによって直線偏光のSF光を発
生させるタイプ2を用いて説明する。
【0024】図2は、本発明の実施の形態にかかる光サ
ンプリング波形測定装置の具体的な構成を示すブロック
図である。なお図2において、図1に示す各部と対応す
る部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0025】図2において10は、円偏光のサンプリン
グパルス光を出力するサンプリングパルス光源である。
また15aおよび15bは、各々入射側集光レンズと非
線形光学結晶、ならびに出射側集光レンズとから構成さ
れる(図1参照)SF光発生部である。
【0026】11aおよび11bは、各々SF光発生部
15aあるいはSF光発生部15bが出射する信号光か
ら基本波成分を除去する基本波除去フィルタである。1
2aおよび12bは、各々基本波除去フィルタ11aが
出射するSF光1あるいは基本波除去フィルタ11bが
出射するSF光2を受光して電気信号を出力する受光器
である。
【0027】13は、受光器12aおよび受光器12b
が出力する電気信号が供給され、この電気信号を増幅、
整形あるいはサンプリングする電気信号処理部である。
14は、電気信号処理部13によって処理された結果に
基づいて、測定波形や各種データを表示する表示器であ
る。
【0028】図2に示す構成によれば、任意偏光を持つ
被測定信号光を偏光分離器1によって縦方向偏光成分と
横方向偏光成分とに分離する。また円偏光を持つサンプ
リングパルス光を、縦方向偏光の光は反射し横方向偏光
の光は通過させる特性を持つ光合波器2bによって、縦
方向偏光成分と横方向偏光成分とに分離する。
【0029】このサンプリングパルス光の横方向偏光成
分と、被測定信号光の縦方向成分とは光合波器2aによ
って合成され、SF光発生部15aに入射する。ここ
で、SF光発生部15aが有する非線形光学結晶内では
SFGが発生し、被測定信号光の縦方向偏光成分の強度
に比例したSF光1が発生する。
【0030】一方、被測定信号光の横方向偏光成分とサ
ンプリングパルス光の縦方向偏光成分とは、光合波器2
bによって合成され、SF光発生部15bに入射する。
ここでSF光発生部15bが有する非線形光学結晶2内
ではSFGが発生し、被測定信号光の横方向偏光成分の
強度に比例したSF光2が発生する。
【0031】この時、サンプリングパルス光のパルス幅
を被測定信号光のパルス幅より十分に狭くする。さらに
サンプリングパルス光の繰り返し周期を被測定信号光の
繰り返し周期の整数分の1から僅かにずらす。これによ
り、サンプリングの原理に従って低速の繰り返し周期に
変換され、また被測定信号光の偏光成分を分離して忠実
に再現することができる。
【0032】従って、出射されたSF光1およびSF光
2を、各々受光器12aあるいは12bによって電気信
号に変換し、これらの電気信号を電気信号処理部13に
よって電気信号処理することで、被測定信号光の偏光成
分を分離して光波形の測定を行うことができる。
【0033】このように本実施の形態によれば、偏光情
報をも測定することができる。また、SF光1とSF光
2の各々の強度を加算することによって、被測定信号光
の偏光成分が変動している場合にあっても被測定信号光
の光波形を測定することができる。
【0034】図3は、本発明の別の実施の形態にかかる
光サンプリング波形測定装置を構成を示すブロック図で
ある。なお図3において、図1あるいは図2に示す各部
と対応する部分には同一の符号を付し、その説明は省略
する。図3において、20は信号光の遅延量を任意に設
定することができる光遅延装置である。
【0035】偏光分離器1によって、被測定信号光の偏
光成分を縦方向偏光と横方向偏光とに分離する際、信号
光成分の透過/反射の違いや分離後の伝播経路の違いに
よって、光合波器2aと光合波器2bとでは、信号光成
分の入射タイミングにずれが生じる。
【0036】そこでこの図3に示す構成によれば、偏光
分離器1によって被測定信号光の偏光成分を2つに分離
した後、光遅延装置20によって片方の偏光成分(図3
では縦方向偏光成分)に遅延を与える。
【0037】これより、被測定信号光の縦方向偏光成分
と横方向偏光成分とがサンプリングパルス光によってサ
ンプリングされるタイミングを一致させることができ
る。従って、より正確な波形情報を得ることができる。
【0038】図4は、本発明のさらに別の実施の形態に
かかる光サンプリング波形測定装置を構成を示すブロッ
ク図である。なお図4において、図1ないし図3に示す
各部と対応する部分には同一の符号を付し、その説明は
省略する。図4において、30は信号光の増幅率αを任
意に設定することができる増幅部である。
【0039】一般的に、光学系を作製する場合には光軸
のずれや結晶軸のずれ等が発生する可能性がある。この
ため、縦方向偏光成分と横方向偏光成分とでSF光発生
効率にずれが生じる可能性がある。また、受光器はその
特性にばらつきを有しており、このばらつきに起因して
光電変換効率にずれが生じる可能性もある。
【0040】そこで図4に示す構成では、被測定信号光
の偏光成分の各々に応じて発生したSF光1ならびにS
F光2を受光器12aあるいは12bによって別々に受
光した後、それぞれの受光パワーの片方あるいは両方
(図4ではSF光1のみ)を、増幅部30によって補正
する。このように、受光パワーの片方あるいは両方を補
正することにより、両者の強度が等しくなる。
【0041】即ち図4に示す構成では、SF光1あるい
はSF光2の強度に対応した電気信号の値を係数×αを
用いて補正することにより、縦方向偏光成分と横方向偏
光成分との比、あるいは両者の絶対値を補正している。
従って、より正確に偏光情報を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、被測定光信号を、偏光分離手段によって第1の偏光
成分光と当該第1の偏光成分光とは偏光方向が直交する
第2の偏光成分光とに分離する。この第1および第2の
偏光成分光の各々について、被測定光信号とは波長の異
なるサンプリング光パルスと合成して非線形光学結晶に
入射させ、被測定光信号の角周波数とサンプリング光パ
ルスの角周波数との和あるいは差の角周波数の光信号を
得る。この光信号を第1および第2の光電変換手段によ
って電気信号に変換し、光サンプリング波形を測定する
ので、偏光の変動している被測定信号光であっても正確
に測定でき、さらに偏光の情報をも測定することができ
る光サンプリング波形測定装置が実現可能であるという
効果が得られる。さらに、偏光分離器の出力光を受光
後、受光タイミングや受光パワーを補正することによっ
て、偏光情報をさらに正確に観測することも可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光サンプリングパルス波形測定装置
における測定原理を説明する説明図である。
【図2】 本発明の実施の形態にかかる光サンプリング
波形測定装置の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の別の実施の形態にかかる光サンプリ
ング波形測定装置を構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明のさらに別の実施の形態にかかる光サ
ンプリング波形測定装置を構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 従来技術による光サンプリング波形測定装置
の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 偏光分離器(偏光分離手段) 2a 光合波器(第1の合波手段) 2b 光合波器(第2の合波手段) 5a 非線形光学結晶(第1の非線形光学結晶) 5b 非線形光学結晶(第2の非線形光学結晶) 10 サンプリングパルス光源 12a 受光器(第1の光電変換手段) 12b 受光器(第2の光電変換手段) 13 電気信号処理部(測定手段) 14 表示器(測定手段) 20 光遅延装置(光遅延手段) 30 増幅部(電気信号強度補正手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定信号光を該被測定信号光よりもパ
    ルス幅の狭いサンプリング光でサンプリングして得た光
    信号を非線形光学結晶を介して光電変換手段で電気信号
    に変換して測定結果を表示する光サンプリング波形測定
    装置において、 前記被測定信号光及び前記サンプリング光を、第1の偏
    光成分光と当該第1の偏光成分光とは偏光方向が直交す
    る第2の偏光成分光とにそれぞれ分離し、前記被測定信
    号光の第1の偏光成分光と前記サンプリング光の第2の
    偏光成分光とを合波すると共に、前記被測定信号光の第
    2偏光成分光と前記サンプリング光の第1の偏光成分光
    とを合波する手段と、 前記手段の出力を2組の非線形光学結晶及び光電変換手
    段を介して得た電気出力に基づいて前記被測定信号光の
    波形を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする光サンプリング波形測定装
    置。
  2. 【請求項2】 被測定信号光を第1の偏光成分光と当該
    第1の偏光成分光とは偏光方向が直交する第2の偏光成
    分光に分離する第1の偏光分離手段と、 前記被測定信号光よりもパルス幅の狭いサンプリング光
    を第1の偏光成分光と当該第1の偏光成分光とは偏光方
    向が直交する第2の偏光成分光に分離する第2の偏光分
    離手段と、 前記第1及び第2の偏光分離手段で分離された偏光成分
    光を、合波する第1及び第2の合波手段と、 前記第1及び第2の合波手段の出力光を、それぞれ第1
    及び第2の非線形光学結晶を介して電気信号に変換する
    第1及び第2の光電変換手段と、 を備え、前記第1及び第2の光電変換手段からの電気出
    力に基づいて前記被測定信号光の波形を表示することを
    特徴とする光サンプリング波形測定装置。
  3. 【請求項3】 被測定信号光を第1の偏光成分光と当該
    第1の偏光成分光とは偏光方向が直交する第2の偏光成
    分光に分離するステップと、 前記被測定信号光よりもパルス幅の狭いサンプリング光
    を第1の偏光成分光と当該第1の偏光成分光とは偏光方
    向が直交する第2の偏光成分光に分離するステップと、 前記ステップで分離された偏光成分光を、それぞれ合波
    するステップと、 前記ステップで合波された出力光を、それぞれ非線形光
    学結晶を介して電気信号に変換するステップと、 を含み、前記電気信号に基づいて前記被測定信号光の波
    形を表示することを特徴とする光サンプリング波形測定
    方法。
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